説明

引張試験機における標線追跡装置

【課題】手動装置の安価であるという長所を有し、熟練者でなくとも正確な測定値を得ることができる新規な引張試験機の標線追跡装置を提供することを目的とする。
【課題手段】ガイドシャフト1に案内されて移動可能とし、先端に試験片4を挟持する挟持部5を有する一方の挟持アーム3と、同じくガイドシャフト1に案内されて移動可能とし、上記一方の挟持アーム3に平行して位置し、先端に試験片4を挟持する挟持部12を有する他方の挟持アーム11とからなり、上記一方の挟持アーム3に、他方の挟持アーム11を貫通して伸びる伸びスケール21を設ける一方、他方の挟持アーム11に指針線34を有する表示枠35を上記伸びスケール21の直前に位置付けて固定し、それぞれの挟持アーム3,11の挟持部5,12に挟持された試験片4の伸びにより試験片4が破断した際の伸び量を伸びスケール21と表示枠35の指針線34により読み取るようにしたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、引張試験機における試験片の伸長度を測定する標線追跡装置
に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の引張試験機における試験片伸び測定のための標線追跡装置の一例としては、スケールを手に持って、試験片の伸びを目視によって追尾し、試験片の破断時の伸び量を瞬時に読み取る方法があった。
この読み取り方法では、スケールを手に持って人の目視により試験片の伸び量を読み取っていたため、電気などの動力源が不要であり、きわめて安価であるという長所があるが、試験片の上下の標線を目視により同時に追尾するので、作業者の熟練を要するし、試験片破断時の伸び量を瞬時に読み取るため、読み取り値の正確さが期待できない上、作業者による読み取り値がバラつくという短所がある。
【0003】
次に、従来の引張試験機の標線追跡装置として、試験片のそれぞれの標線を、それぞれ独立した挟持アームにより挟持して、挟持アームの相対位置をエンコーダの電気信号として検出、測定する装置が知られている(例えば特許文献1)。
この公知の装置では、自動追尾、記録が可能であり、作業者の熟練が不要の上、作業者による差が小さいという長所がある。しかし、上記手動方法に比べてエンコーダ等のセンサーや電気信号を発生、処理する装置が必要となるため、高価になるという短所がある。
【0004】
さらに、従来の引張試験機の標線追跡装置として、光学的処理を利用して、試験片を機械的に挟持することなしに、標線を検出し、追尾するヘッドを備える装置が知られている。
この公知の装置では、自動追尾、記録が可能であり、作業者の熟練が不要の上、作業者による差が小さいという長所がある。さらに、試験片を機械的に挟持する必要がないため、試験片に与える影響がきわめて少ないという長所がある。しかし、この装置は光学的処理をするための装置が必要であり、ヘッドを駆動する機構やそれを制御する装置も必要となり、さらに高価になるという短所がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平9−292323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記公知の標線追跡装置は、それぞれ長所と短所があるが、手動の装置は安価であるが正確性に欠けるという課題があり、自動の装置は正確性はあるが高価であるという課題がある。
本発明は、この課題を解決するために、手動装置の安価であるという長所を有し、熟練者でなくとも正確な測定値を得ることができる新規な引張試験機の標線追跡装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明引張試験機の標線追跡装置は、ガイドシャフトに案内されて移動可能とし、先端に試験片を挟持する挟持部を有する一方の挟持アームと、同じくガイドシャフトに案内されて移動可能とし、上記一方の挟持アームに平行して位置し、先端に試験片を挟持する挟持部を有する他方の挟持アームとからなり、上記一方の挟持アームに、他方の挟持アームを貫通して伸びる伸びスケールを設ける一方、他方の挟持アームに指針線を有する表示枠を上記伸びスケールの直前に位置付けて固定し、それぞれの挟持アームの挟持部に挟持された試験片の伸びにより試験片が破断した際の伸び量を伸びスケールと表示枠の指針線により読み取るようにしたことを特徴とする。
【0008】
また、上記目的を達成するために、本発明引張試験機の標線追跡装置は、上記ガイドシャフトを垂直に位置付け、一方の挟持アームを水平に位置付けて上部挟持アームとし、他方の挟持アームを上記上部挟持アームの下方に水平に位置付けて下部挟持アームとしてあることを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明引張試験機の標線追跡装置は、上記下部挟持アームに上下方向に揺動するスイングアームをヒンジピンにより軸支してあり、このスイングアームの先端に挟持部を有し、該ヒンジピンに対して挟持部の反対側に下向きに突出するリリースロッドを設ける一方、下部挟持アームの下部にスプリングによって上記伸びスケール方向に弾圧力が付与されたストッパーロッドを設け、このストッパーロッドに上記リリースロッドと係合解除するストッパーを設け、試験片の破断時の試験片の反力により、スイングアームをその挟持部が下方向に向くよう揺動し、リリースロッドとストッパーの係合を解除してストッパーロッドを突出作動し、伸びスケールを下部挟持アームの下部に固定したストッパーエッジに挟持固定するようにしたことを特徴とする。
【0010】
上記上部挟持アームに上向きに摺動可能に貫通させてガイドロッドを設け、このガイドロッドを緩衝用バネによって常に上向きに弾圧し、このガイドロッドの下端に上記伸びスケールを設け、伸びスケールを下部挟持アームの下部に固定したストッパーエッジに挟持固定した際、伸びスケールを固定した状態で上部挟持アームが上動可能にしてあることを特徴とする。
また、上記ストッパーロッドにリセットレバーを設けてあるとよい。
さらに、上記伸びスケールの裏面に上記ストッパーエッジとの挟持固定を確実とするギザギザを設けてあるとよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明の引張試験機の標線追跡装置は、ガイドシャフトに案内されて移動可能とし、先端に試験片を挟持する挟持部を有する一方の挟持アームと、同じくガイドシャフトに案内されて移動可能とし、上記一方の挟持アームに平行して位置し、先端に試験片を挟持する挟持部を有する他方の挟持アームとからなり、上記一方の挟持アームに、他方の挟持アームを貫通して伸びる伸びスケールを設ける一方、他方の挟持アームに指針線を有する表示枠を上記伸びスケールの直前に位置付けて固定し、それぞれの挟持アームの挟持部に挟持された試験片の伸びにより試験片が破断した際の伸び量を伸びスケールと表示枠の指針線により読み取るようにしたことを特徴とするから、試験片の破断時における伸びスケールの試験片の伸び量を示す目盛を指針線により瞬時に読み取ることができるから、比較的正確な伸び量を読み取れる標線追跡装置を安価に提供できる効果がある。
【0012】
また、本発明の引張試験機の標線追跡装置は、上記ガイドシャフトを垂直に位置付け、一方の挟持アームを水平に位置付けて上部挟持アームとし、他方の挟持アームを上記上部挟持アームの下方に水平に位置付けて下部挟持アームとしてあることを特徴とするから、一般的な試験片を上下方向に引っ張る引張試験機の標線追跡装置として、比較的正確な伸び量を読み取れて装置を安価に提供できる効果がある。
この請求項2による発明では、試験片を上下方向に引っ張る引張試験機の
標線追跡装置として提供するが、上記請求項1により試験片を水平方向にまたは斜め方向に引っ張る引張試験機の標線追跡装置として提供できる。
【0013】
さらに、本発明の引張試験機の標線追跡装置は、上記下部挟持アームに上下方向に揺動するスイングアームをヒンジピンにより軸支してあり、このスイングアームの先端に挟持部を有し、該ヒンジピンに対して挟持部の反対側に下向きに突出するリリースロッドを設ける一方、下部挟持アームの下部にスプリングによって上記伸びスケール方向に弾圧力が付与されたストッパーロッドを設け、このストッパーロッドに上記リリースロッドと係合解除するストッパーを設け、試験片の破断時の試験片の反力により、スイングアームをその挟持部が下方向に向くよう揺動し、リリースロッドとストッパーの係合を解除してストッパーロッドを突出作動し、伸びスケールを下部挟持アームの下部に固定したストッパーエッジに挟持固定するようにしたことを特徴とするから、試験片の破断時に瞬時にストッパーロッドを突出作動し、伸びスケールを固定挟持アームの下部に固定したストッパーエッジに挟持固定し、伸びスケールをしばらく停止した状態を維持するから、伸びスケールの試験片の伸び量を示す目盛りを指針線により正確、確実に読み取ることができる効果がある。
【0014】
また、本発明の引張試験機の標線追跡装置は、上記上部挟持アームに上向きに摺動可能に貫通させてガイドロッドを設け、このガイドロッドを緩衝用バネによって常に上向きに弾圧し、このガイドロッドの下端に上記伸びスケールを設け、伸びスケールを下部挟持アームの下部に固定したストッパーエッジに挟持固定した際、伸びスケールを固定した状態で上部挟持アームが上動可能にしてあることを特徴とするから、伸びスケールを下部挟持アームの下部に固定したストッパーエッジに挟持固定し、伸びスケールをしばらく停止した状態を維持しても、上部挟持アームを僅かに上方に逃がすことができ、衝撃を和らげることができる効果がある。
さらに、上記ストッパーロッドにリセットレバーを設けてあるから、リセットレバーを操作することにより、ストッパーロッドとストッパーエッジによる伸びスケールの挟持固定を即座に解除できる効果がある。
また、本発明の引張試験機の標線追跡装置は、上記伸びスケールの裏面に上記ストッパーエッジとの挟持固定を確実とするギザギザを設けてあるから、ストッパーロッドとストッパーエッジによる伸びスケールの挟持固定を正確な位置で行うことができ、試験片の正確な伸び量を測定することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の引張試験機の標線追跡装置の側面図で一部を断面で示してある。
【図2】同じく標線追跡装置の正面図である。
【図3】同じく標線追跡装置の平面図である。
【図4】同じく標線追跡装置の試験片破断時の作動状態を示す側面図で一部を断面で示してある。
【図5】一部を断面で示した要部の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面に示した本発明の実施の形態について詳細を説明する。
ガイドシャフト1に上下移動可能に嵌装したスライドベアリング2に水平な上部挟持アーム3を設けてあり、この上部挟持アーム3の先端に試験片4の上方の標線位置を挟持する挟持部5を有する。この挟持部5にはクリップ開閉ハンドル7の開閉操作により開閉し、試験片4を挟持するクリップ6が設けてある。この上部挟持アーム3の後端には回り止めローラー8が設けてあり、ガイドシャフト1に平行して起立した回り止めシャフト9に当ててある。また、この上部挟持アーム3に本発明の特徴である後述の伸びスケールを垂下させて設けてある。
【0017】
上記上部挟持アーム3の下方に、同じくシャフト1に上下移動可能に嵌装したスライドベアリング10に水平な下部挟持アーム11を設けてあり、この下部挟持アーム11の先端に試験片4の下方の標線位置を挟持する挟持部12を有する。この挟持部12にはクリップ開閉ハンドル13の開閉操作により開閉し、試験片4を挟持するクリップ14が設けてある。この下部挟持アーム11の後端には回り止めローラー15が設けてあり、回り止めシャフト9に当ててある。
【0018】
上記下部挟持アーム11は、先方を音叉状部16に形成してあり、この音叉状部16の空所部にスイングアーム17をヒンジピン18により上下方向に揺動可能に軸支してあり、このスイングアーム17の先端に挟持部12を有する。
一方、上記上部挟持アーム3には、上向きに摺動可能に貫通させて一対のガイドロッド19,19を設け、このガイドロッド19,19には緩衝用バネ20,20によって常に上向きに断圧力を付与してある。このガイドロッド19,19の下端に伸びスケール21を設けてあり、この伸びスケール21を上記下部挟持アーム11の音叉状部16によって形成された空所22を貫通させて下方に垂下させてある。この伸びスケール21にはその表面に寸法目盛を表示してある。
【0019】
上記下部挟持アーム11の下部には後述するストッパーロッドを出入可能に摺動支持する支持部23を設けてあり、この支持部23に伸びスケール21方向に弾圧バネ4の弾圧力で突出性向を付与したストッパーロッド25を設けてある。このストッパーロッド25と伸びスケール21を挟んで反対側に下部挟持アーム11の下部に設けてストッパーエッジ26が設けて、ストッパーロッド25の突出で伸びスケール21をストッパーエッジ26に押圧挟持し、伸びスケール21の動きを止めるようにしてある。
【0020】
スイングアーム17にはピン28によって支持されたリリースロッド27を設けてあり、スイングアーム17が水平な状態では、このリリースロッド27がストッパーロッド25に設けたストッパー29と係止してストッパーロッド25を弾圧バネ24の弾圧力に抗して引き込み状態に維持してある。即ち、引張試験機によって試験片4を引っ張り作動し、限界になって試験片が破断した際に、下部挟持アーム11のスイングアーム17が下向きに揺動することにより、リリースロッド27とストッパー29との係合が解除されストッパーロッド5が弾圧バネ24の弾圧力により後方に突出し、伸びスケール21をストッパーエッジに押圧挟持して伸びスケール21の移動を停止する。
また、スイングアーム17の音叉状部16にはブリッジ形状の保持部30を設け、この保持部30にスイングアーム17の傾斜を止めるリミットアジャスタ31を儲け、スイングアーム17の後端にはスイングアーム17を水平に止めるリミットアジャスタ32を設けてある。
また、下部挟持アーム11の下部に設けた支持部23に本発明の特徴となる指針線34を有する表示枠35を固設してある。
さらに、ストッパーロッド25にはその突出状態を元に戻すためのリセットレバー36を設けてあり、伸びスケール21の裏面には伸びスケール21のストッパーエッジ26との挟持固定を確実とするためのギザギザ37を設けてある。
【0021】
上記の通りの構成からなる本発明標線追跡装置は、次のように作動する。先ず、上部挟持アーム3及び下部挟持アーム11は、それぞれその挟持部5及び12に試験片4の上下の標線部分を挟持する。試験片4は引張試験機の引っ張り作用により上下方向に引っ張られて伸びる。この試験片4の伸び作用によって上部挟持アーム3及び下部挟持アーム11がガイドシャフト1に案内されて上下方向に移動する。この挟持アームの移動に伴って伸びスケール21と表示枠35が相対的に変位し、伸びスケール21の目盛と表示枠35の指針線34とを目視により視認できる。
【0022】
そこで、試験片4の伸びの限界になり、試験片4が破断すると、試験片4の破断の反動により下部挟持アーム11のスイングアーム17がヒンジピン18を中心にして下向きに揺動する(図4図示)。この揺動によってリリースロッド27が上動しストッパーロッド25のストッパー29との係合を解除する。その結果ストッパーロッド25が弾圧バネ24の弾圧力により伸びスケール21の方向に突出し、伸びスケール21をストッパーエッジ26の間に挟持固定する。その際の伸びスケール21の目盛が表示枠35の指針線34によって読み取られ、その目盛の数量が試験片4の伸び量となる。
この作用によって試験片4の伸び量を人の目によって目視し、しかも目視量が正確である。
【符号の説明】
【0023】
1 ガイドシャフト
2 スライドベアリング
3 上部挟持アーム
4 試験片
5 挟持部
6 クリップ
7 クリップ開閉ハンドル
8 回り止めローラー
9 回り止めシャフト
10 スライドベアリング
11 下部挟持アーム
12 挟持部
13 クリップ開閉ハンドル
14 クリップ
15 回り止めローラー
16 音叉状部
17 スイングアーム
18 ヒンジピン
19 ガイドロッド
20 緩衝用バネ
21 伸びスケール
22 空所
23 支持部
24 弾圧バネ
25 ストッパーロッド
26 ストッパーエッジ
27 リリースロッド
28 ピン
29 ストッパー
30 保持部
31 リミットアジャスタ
32 リミットアジャスタ
34 指針線
35 表示枠
36 リセットレバー
37 ギザギザ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガイドシャフトに案内されて移動可能とし、先端に試験片を挟持する挟持部を有する一方の挟持アームと、同じくガイドシャフトに案内されて移動可能とし、上記一方の挟持アームに平行して位置し、先端に試験片を挟持する挟持部を有する他方の挟持アームとからなり、上記一方の挟持アームに、他方の挟持アームを貫通して伸びる伸びスケールを設ける一方、他方の挟持アームに指針線を有する表示枠を上記伸びスケールの直前に位置付けて固定し、それぞれの挟持アームの挟持部に挟持された試験片の伸びにより試験片が破断した際の伸び量を伸びスケールと表示枠の指針線により読み取るようにしたことを特徴とする引張試験機の標線追跡装置。
【請求項2】
上記ガイドシャフトを垂直に位置付け、一方の挟持アームを水平に位置付けて上部挟持アームとし、他方の挟持アームを上記上部挟持アームの下方に水平に位置付けて下部挟持アームとしてあることを特徴とする上記請求項1に記載の引張試験機の標線追跡装置。
【請求項3】
上記下部挟持アームに上下方向に揺動するスイングアームをヒンジピンにより軸支してあり、このスイングアームの先端に挟持部を有し、該ヒンジピンに対して挟持部の反対側に下向きに突出するリリースロッドを設ける一方、下部挟持アームの下部にスプリングによって上記伸びスケール方向に弾圧力が付与されたストッパーロッドを設け、このストッパーロッドに上記リリースロッドと係合解除するストッパーを設け、試験片の破断時の試験片の反力により、スイングアームをその挟持部が下方向に向くよう揺動し、リリースロッドとストッパーの係合を解除してストッパーロッドを突出作動し、伸びスケールを下部挟持アームの下部に固定したストッパーエッジに挟持固定するようにしたことを特徴とする上記請求項2に記載の引張試験機の標線追跡装置。
【請求項4】
上記上部挟持アームに上向きに摺動可能に貫通させてガイドロッドを設け、このガイドロッドを緩衝用バネによって常に上向きに弾圧し、このガイドロッドの下端に上記伸びスケールを設け、伸びスケールを下部挟持アームの下部に固定したストッパーエッジに挟持固定した際、伸びスケールを固定した状態で上部挟持アームが上動可能にしてあることを特徴とする上記請求項2又は3に記載の引張試験機の標線追跡装置。
【請求項5】
上記ストッパーロッドにリセットレバーを設けてある上記請求項2に記載の引張試験機の標線追跡装置。
【請求項6】
上記伸びスケールの裏面に上記ストッパーエッジとの挟持固定を確実とするギザギザを設けてある上記請求項2乃至5の何れかに記載の引張試験機の標線追跡装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate