説明

往復動型推進移動体

【課題】移動体が慣性空間での推薬や、地上の摩擦の反力に頼らない遠心力で推進される方法。
【解決手段】相互に逆回転する一対の重錘の位置が後方において略重合か、又は近くにある時、駆動によって相互に遠ざかる回転方向に回転される事によって、一対の重錘が相互に逆回転に構成された移動体も反作用で必然的に後退移動され、推進方向側の前方内に一対の重錘が相互に回転移動すると、一対の重錘が相互に逆回転する事で前向きの遠心力の合成力で、前記移動体の後退移動が停止から前進移動され、そして後方内を一対の重錘が相互に回転移動されると、後向きの遠心力の合成力で、前記移動体の前進移動が減速から停止と同時に、相互に近づく回転方向にある一対の重錘に、制動を与え低速、又は停止させる事で、相互に逆回転する一対の重錘が後方位置において回転を制御する事で、前記移動体が後退移動した距離以上に前に推進移動される事を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は宇宙空間での飛翔体や人工衛星の姿勢制御用や軌道変更に推進薬を使用せず、地上においては水平状態で推進するタイヤの摩擦による反力を使用しない走行を可能にした玩具や展示用の往復動型推進移動体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
過去に公表された遠心力等を利用して宇宙空間や、地上の水平状態で推進する方法が書面上である。宇宙空間での飛翔体航行の軌道変更は、推進薬による反力や星の引力を応用したスイング−バイ航行と人工衛星の姿勢制御、軌道変更には磁気トルカ、推進薬、イオン、マイクロ波が知られている。
地上では、地上とタイヤとの摩擦で駆動され外部の物理的な環境に頼っている。
【0003】
駆動と制動位置で慣性モーメントによる反作用を打ち消して推進する方法もある(例えば、特許文献1を参照。)。
遠心力による後方移動を無くするため停止されない回転速度を制御する事で推進する方法もある(例えば、特許文献2を参照。)。
【0004】
【特許文献1】特開平20004−270672
【特許文献2】特開昭62−103486
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上に述べた従来の慣性力や遠心力による推進装置の問題点の解決方法はニュウトン運動の第3法則の作用.反作用や慣性の法則が重要になるが、軸を中心に半径を有する重錘の位置が後方の位置から前方の位置に回転移動されると、反作用で重錘を回転させるために構成された車両も重錘を含めた回転される質量と車両の質量も関係するが、車両は後退移動すると考えられる。
【0006】
地上では地上とタイヤの接地抵抗やタイヤの車軸に使用されている複数の軸受の回転抵抗で、重錘が止まらない程度の回転で発生する遠心力による後方移動は見かけ上停止され、しかも慣性空間の宇宙空間では質量が有る重錘と近接にある同質量の物体から静かに押しても第3法則の作用.反作用により、お互いに離れると考えられ、地上の水平状態で主に考えられる摩擦は地上とタイヤの接地抵抗、タイヤの車軸を軸支する軸受の回転抵抗、各重錘が相互に逆回転に一回転する事で前後に重心移動による接地抵抗と回転抵抗の増大を考慮に入れ、そして宇宙空間で推進薬による反力で飛翔体や人工衛星の姿勢制御用や軌道変更されており、地上ではタイヤとの摩擦で走行されており、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そして、本発明は上記目的を達成するため、駆動手段で駆動される相互に逆回転する一対の軸と、その一対の各軸の上端部にその各軸の軸線方向に対して直角方向に指向する支持材の一方を固着され、且つ上下に配置された一対の各支持材の他方に重錘を固着された相互に逆回転する一対の重錘が構成された推進装置と、その推進装置を設けた移動体において、
前記相互に逆回転する一対の重錘の位置が後方にある時、回転を制御する事により、前記推進装置を設けた移動体が後退され、且つ後退移動距離以上に前に推進する移動体を特徴とする往復動型推進移動体
【0008】
また第2の課題解決手段は、前記推進装置を設けた往復直線運動機構と、その往復直線運動機構を設けた移動体を第2の特徴としている
【0009】
また第3の課題解決手段は、前記相互に逆回転する一対の重錘の位置が後方にあって、相互に近づく回転方向にある一対の重錘が、駆動手段と回生機構との協動で相互に遠ざかる回転方向に与えられる事を第3の特徴とする。
【0010】
また第4の課題解決手段は、前記重錘の代替に蓄電器にされた相互に逆回転する一対の蓄電器を第4の特徴としている
【発明の効果】
【0011】
駆動手段の電動機に装着された減速機の駆動軸で、駆動される相互に逆回転する一対の軸と、その一対の軸は軸と、その軸に軸支された中空軸の各軸の上端部に、その各軸の軸線方向に対して直角方向に指向する支持材の一方を固着され、且つ上下に配置された各支持材の他方に重錘を固着された相互に逆回転する一対の重錘が構成された推進装置と、その推進装置を設けた移動体において、
最初起動するに、相互に逆回転する一対の重錘の位置が後方にある時、略重合か、又は近くにある時、駆動によって相互に遠ざかる回転方向に回転される事によって、推進装置を設けた水平な地上を移動する車両も出発位置から反作用で必然的に後退移動され、推進方向側の前方に相互に逆回転する一対の重錘が回転移動すると、一対の重錘が相互に逆回転されている事で発生する前向きの遠心力の合成力で、推進装置を設けた車両の後退移動が停止され、今度は推進移動され且つ運動量も増し、この時点で推進装置を設けた車両の位置が出発位置に戻り、そして推進方向側とは反対の後方を一対の重錘が相互に回転移動されると、後向きの遠心力の合成力で、推進装置を設けた車両の後退移動が減速から停止と同時に、相互に近づく回転方向にある一対の重錘に、制動を与え略重合か、又は近くに停止、又は低速にする事で、車両が後退移動した距離以上に前に推進移動され、このように一対の重錘の位置が後方で回転を制御する事で電気エネルギーだけで車両が後退移動した距離以上に前に推進移動され、水平状態でタイヤの摩擦による反力を使用しない走行の効果が生ずる。慣性空間の宇宙空間で前記推進装置を直接設けた移動体には実験用に適している。
【0012】
そして、請求項2において前記推進装置を設けた車両が、一対の重錘の位置が後方において、略重合か、又は近くにある時、駆動によって一対の重錘が相互に遠ざかる回転方向に回転されると、反作用で推進装置を設けた車両が後退移動され、これを改善するため推進装置を往復直線運動機構の稼動部に設置、そしてその往復直線運動機構のベースを慣性空間や地上を移動する移動体に設置された事で改善され、最初起動するに相互に逆回転する一対の重錘の位置が後方において略重合か、又は近くにある時、駆動されると一対の重錘が相互に遠ざかる回転方向に回転され、反作用で前記推進装置を設けた往復直線運動機構の稼動部だけがベースをスライドしながら後退移動され、一対の重錘が前方を相互に逆回転されると、前向きの遠心力の合成力で、前記推進装置を設けた往復直線運動機構の稼動部が後退移動から停止、そして停止から加速されながらベースをスライドしながら前進移動され、且つ前記推進装置を設けた往復直線運動機構の稼動部の運動量も増えて、駆動時の出発位置に戻るに弾性体で停止され、且つ前記推進装置を設けた往復直線運動機構の稼動部の運動量が、停止状態にある移動体に移り、且つ合成された運動量となり、移動体だけが前に推進移動となり、推進方向側とは反対の後方を一対の重錘が相互に回転移動されると、後向きの遠心力の合成力で、前記推進装置を設けた移動体の前進移動が減速から停止と同時に、相互に近づく回転方向にある一対の重錘に、制動を与え略重合か、又は近くの位置に停止、又は低速に後方で回転を制御する事で前記推進装置を設けた往復直線運動機構を慣性空間の宇宙空間でこの前記推進装置と直線運動機構を組み合わした飛翔体や、人工衛星の姿勢制御用や軌道変更にこの推進方法を利用すると推進薬はいらず、地上を移動する移動体に直線運動機構を設置した事で移動体は後退移動がなく前だけに推進移動に改善される。
【0013】
そして請求項3において、同軸反転機構の相互に逆回転する一対の重錘に駆動による回転速度を与える時と、その回転速度で制動を与える時に、相互に逆回転する一対の重錘の慣性モーメントが大きく、又電動機に大電流が流れ、負荷による駆動系統や支持する金属を軽減するため、回生機構のバネ−リンク機構を支持材の間に関節を設け、軸側の支持材と重錘側の支持材との間に形成され、最初駆動されるに相互に逆回転する一対の重錘の位置が後方において、略重合されるか、又は近くにある時、相互に遠ざかる回転方向に回転にされ、そして一対の各重錘が相互に一回転される近くの相互に近づく回転方向時、駆動手段で相互に逆回転する一対の軸側支持材を制動され停止されると、回生機構のバネ−リンク機構で重錘側支持材の慣性モーメントのエネルギーを吸収させ、今度は反対の回転方向に一対の各重錘が相互に遠ざかる回転方向に、と同時に重錘側支持材の慣性モーメントのエネルギーを駆動手段と協動で放出され、同じ後方で回転を制御する事で駆動手段の電動機の効率も改善され、上記で説明されたように回生機構を設けた相互に逆回転する一対の重錘が構成された慣性空間や地上を移動する移動体も後退移動距離以上に前に推進移動される効果があり、
【0014】
そして請求項4において、上下の各支持材の他方に設けられている一対の重錘の代替に、移動体に設置されてある蓄電器を設置される形状に代替された事で、人工衛星と飛翔体や車両の移動体に設けた事で質量が軽減され前に推進移動距離も伸び、スペースが空きスペースを有効に活用する事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例】
【図1】
【0015】
以下、本発明の実施するための最良の形態を説明する。図1は推進装置2を設けた車両1の側面図で、相互に逆回転する一対の軸は同軸反転機構と双軸並列機構があるが、図を省くが双軸並列機構の一対の軸に取り付けられた各支持材の回転半径が大きくなるため、同軸反転機構で説明する。
【図2】
【0016】
図2は推進装置2を設けた車両1の上面図で、図1と図2を使って簡単な構造を説明するに、安定性向上と接地抵抗を減らすため硬質のタイヤ38を4個設けた移動体の車両1と、その車両1に推進装置2を構成する蓄電器5と電動機3に装着された減速機4で駆動される同軸反転機構7と、その同軸反転機構7の相互に逆回転する一対の軸8a.9に一方を固着された各支持材12.13と、その各支持材12.13の他方に重錘14.15を固着され、それらの機器で構成する推進装置(以後推進装置と略して記述する)2に設けたフランジ8bの軸受で軸支された回転軸の主軸9と、その主軸9に固着された下部の従動傘歯車11と、上部の従動傘歯車10が対向にあり、電動機3に装着された減速機4の駆動軸に固着された駆動傘歯車5は、対向にある同歯数の上下従動傘歯車10.11に噛合されて、その上部の従動傘歯車10は軸受を設け中空軸を兼ねたフランジ8aに固着されて、そのフランジ8aは主軸9に軸支され、そのフランジ8aの上端部に中空軸を兼ねたフランジ8aの軸線方向に対して直角方向に指向する下部支持材13の一方を固着、そして主軸9の上端部に固着された主軸9の軸線方向に対して直角方向に指向する上部支持材12の一方を固着され、上部支持材12の他方に重錘14が固着され、もう一つ重錘15も下部支持材13の他方に固着されて、上部支持材12の重錘14と対称にある下部支持材13の重錘15は接触されないよう形成され、有線による手動で、又は無線による遠隔操作装置の受信機17を設け、無線の受信機17の信号を制御機器(PWM制御等)16を介して電動機3の駆動や制動を制御される。慣性空間用の推進装置2を直接設けた移動体は実験用で図と説明を省く。
【図3】
【0017】
図3は相互に逆回転する一対の重錘14.15と移動体の車両1の動きを示した相関図で、上部の重錘14は白円で、下部の重錘15は円内を斜線で表した黒円で示してあり、点線は停止状態にある車両1の基準の位置(1)を示し、回転軸の主軸9を中心に点線の円を半分に分けた推進側を斜線で表した半円の前方39と反対の半円の後方40を示し、一対の重錘14.15が後方40において略重合(1)されるか、又は近くにある位置から回転されると、車両1が(2)から(6)までの動きを示した略図で、
【0018】
一対の重錘14.15が後方40において略重合(1)されるか、又は近くにある位置の意味は、最初に一対の重錘14.15が駆動される時は略重合(1)されるが連続に1回転事に後方40で回転と停止、又は低速される位置を位置検出装置で機械的、又は電気的制動装置が無い場合は、目視で手動による電動機の回転を制御する事によって大きくずれ、ずれた位置から回転を与える事になり、
【0019】
図1から図3を使って説明するに、水平な地上での制御される移動体の展示用や玩具の車両1を有線による手動で、又は無線の受信機17の信号を制御機器(PWM制御等)16を介して電動機3が回転されると、上記で説明された構造により、図3に示した後方40の位置において略重合(1)されるか、又は近くにある白円の上部の重錘14と黒円の下部の重錘15が相互に遠ざかるよう相互に逆回転されると、(2)に示した車両1が反作用で必然的に後退移動され、さらに回転され(3)の前方39の略角度の位置に回転移動されて来ると、一対の重錘14.15が相互に逆回転されている事で発生する前向きの遠心力の合成力で車両1の後退移動が停止され、今度は車両1が前に推進移動され、前向きの遠心力の合成力で車両1の運動量が増して、一対の重錘14.15が(4)の示した前方39の略角度の位置に回転移動されて来ると、車両1が出発位置に戻り、後方40の(5)の略角度の位置に回転移動されて来ると後向きの遠心力の合成力で車両1の前に推進移動が停止され、と同時に後方40位置にある一対の重錘14.15の各回転を電動機3による制動を与え、一対の重錘14.15が相互に近づくに減速されて、一対の重錘14.15が後方40の(6)の略重合されるか、又は近くの位置で停止、又は低速と後方40で回転を制御する事で車両1が後退移動した距離以上に前に推進移動される。
【図4】
【0020】
図4は移動体の車両1に往復直線運動機構を設けた図を示しているが、往復直線運動機構は電気駆動のリニアモーター19や機械式のリニアガイド20が有り、使用環境や経済的によって設けられ、往復直線運動機構の摩擦係数の小さなリニアガイド20の場合は、地上での使用が最適でそれについて説明する。相互に逆回転する一対の重錘14.15が構成された推進装置2をリニアガイド21の稼動部22に固着され、リニアガイド21のベース23を車両1に設置され、車両側1に又は稼動部22側に稼動部22の衝突を防ぐため、減速から停止させる緩衝体25を設置、緩衝体25は変形しにくい低反発係数の小さい物を使用、車両側1に稼動部22の往復動や緩衝体25に伴う減速から停止の反動を止める停止保持装置(電磁石等)24を設置、以上のような構造で構成された推進装置2をリニアガイド21の稼動部22に設置、そしてそのリニアガイド21のベース23を車両1に固着された事で、
【図5】
【0021】
図5は相互に逆回転する一対の重錘14.15と移動体の車両1の動きを示した相関図で、上部の重錘14は白円で、下部の重錘15は黒円で示してあり、点線は停止状態にある車両1の基準の位置(1)を示し、回転軸の主軸9を中心に点線の円を半分に分けた推進側を斜線で表した半円の前方39と反対の半円の後方40を示し、一対の重錘14.15が後方40において略重合(1)されか、又は近くにある位置から回転されると、車両1が(2)から(6)までの動きを示した略図で、
【0022】
本発明は以上のような構造でこれを使用する時は、水平な地上で最適な車両1の玩具か、又は展示用の車両1に、リニアガイド21が設置された車両1が、停止状態の位置を保持しながら互いに逆回転される一対の重錘14.15の位置が後方40において略重合(1)されるか、又は近くにある時、電動機3で駆動を与えると一対の重錘14.15が相互に遠ざかるよう相互に逆回転されると、推進装置2の稼動部22だけが反作用で必然的に推進装置2の稼動部22だけが起点(1)を後退移動にベース23をスライドされ、相互に逆回転される一対の重錘14.15が前方の39に回転移動すると、一対の重錘14.15が互いに逆回転される事で発生する前向きの遠心力の合成力で、推進装置2の稼動部22が後退移動のスライドを停止(3)され、そして今度は停止から前に推進移動され、且つ推進装置2が設置されたリニアガイド24の稼動部22の運動量も増えて、駆動時の起点(4)に戻るに緩性体(変形しにくい低反発係数)25で停止され、且つ停止保持装置(電磁石等)24でリニアガイド21の稼動部22の動きを固定、そして相互に逆回転する一対の重錘14.15が構成された推進装置2の運動量が車両1に移り、且つ合成された運動量となり、車両1だけが前に推進移動となり一対の重錘14.15が後方40の(5)の略角度の位置に回転移動されて来ると、後向きの遠心力の合成力で車両1が前に推進移動が停止され、と同時に後方40の位置にある一対の重錘14.15の各回転を電動機3による制動を与え、一対の重錘14.15が相互に近づくに減速されて、後方40の(6)の略重合されるか、又は近くの位置で停止、又は低速となり、停止保持装置(電磁石等)24を解除された事により、後方40で回転を制御する事で車両1が前だけに推進移動される。
【図6】
【0023】
図6は地球31を周回する人工衛星26にリニアモーター18を設けた斜視図で、飛翔体は基本的に構造が同じで図を省く、人工衛星26に常時修正が必要な姿勢制御、軌道変更の推進軸方向に最適なリニアモーター18を設け、化学燃料のロケットエンジンと併用に補助的に使用され、リニアモーターの稼動部19に上記で説明した推進装置2を設け、リニアモーター18のベース20には人工衛星26や飛翔体の重心から両方向に延びた支持部材27の両端に、2次元方向に変えられる台座に設け、その2つの台座にリニアモーター18のベース20を固着され、2台の推進装置2を2次元方向軸に変えられる各軸の電動機29.30を設けた台座に、人工衛星26や飛翔体の両端に設けられた推進装置2の相互に逆回転する一対の重錘14.15の推進軸方向が、人工衛星26や飛翔体の重心に向かうよう形成されて、太陽電池28は一対の重錘14.15の回転に影響が無い場所に設けられた略図である。リニアエンコンダー等の位置検出装置は図による表示は省く。
【0024】
本発明は以上のような構造でこれを使用する時は、動力源は蓄電器6や太陽電池28で供給され、制御機16で2台の台座にある電動機29.30やリニアモーター18と2台の相互に逆回転する一対の重錘14.15を駆動する2個の電動機3に供給され、人工衛星26や飛翔体の2台の相互に逆回転する一対の重錘14.15の駆動や回転位置の同期や、リニアモーター18の駆動と同期と、電動機3で推進装置2を2次元方向に変えられる台座の位置検出の信号をコンピュウターで制御する事で、軌道変更の場合は2つの相互に逆回転する一対の重錘14.15の推進軸方向を同一方向にする事で、人工衛星26や飛翔体の重心が軌道変更され、姿勢制御の場合は対向にある1組の相互に逆回転する一対の重錘14.15の推進軸方向を相互いに反対方向にされると、人工衛星26や飛翔体の重心を中心に回転され、電気エネルギーだけで宇宙空間の人工衛星26や飛翔体の姿勢制御や軌道変更を可能で、
【0025】
基本的に車両1に設けたリニアガイドの推進方法と同じで図5の相互に逆回転する一対の重錘14.15と車両1の相関図を使って説明するに、人工衛星26の両端にある同じ推進軸方向にある軌道変更の方法は、最初起動するに相互に逆回転する一対の重錘14.15の位置が後方の図5の40において略重合(1)されるか、又は近くにある時、電動機3で駆動されると一対の重錘14.15が相互に遠ざかる回転方向に回転され、反作用で推進装置2を設けたリニアモーター18の稼動部19だけがベース20をリニアエンコンダー等の位置検出装置を介して推進装置2の稼動部19が後退速度と同期とりながら起点からスライド移動(2)され、相互に逆回転する一対の重錘14.15が前方39に回転移動されると、前向きの遠心力の合成力で推進装置2を設けたリニアモーター18の稼動部19が後退移動から停止(3)、そしてその停止位置(3)から加速されながら推進移動速度と同期とりながらにスライド移動され、且つ推進装置2を設けたリニアモーター18の稼動部19の運動量も増えて、駆動時の起点位置(4)に戻るにリニアモーター18による制動を与えて電気的に停止状態を保持され、且つ推進装置2を設けたリニアモーター18の稼動部19の運動量が、一定方向状態にある人工衛星26や飛翔体に移り、且つ合成された運動量となって人工衛星26だけが軌道変更となり、推進方向側とは反対の後方40内を一対の重錘14.15が相互に回転移動されると、後向きの遠心力の合成力で、推進装置2を設けた人工衛星28や飛翔体の軌道変更が減速から停止と同時に、相互に近づく回転方向(5)にある一対の重錘14.15に、制動を与え略重合(6)されるか、又は近くの位置で停止、又は低速と、後方で回転を制御する事で人工衛星26や飛翔体の軌道変更が可能になり、人工衛星26の両端の推進装置2を1つ停止する事で姿勢制御が可能で、又どちらかの推進軸方向を反対方向にする事でも可能。
【図7】
【0026】
図7は後方40において矢印で示した相互に近づく回転方向にある一対の重錘14.15が、駆動手段と回生機構との協動で、反対に相互に遠ざかる回転方向に与えられる略図で、
【図8】
【0027】
図8は回生機構のバネ−リンク機構を設けた支持材12の上面図で、バネ−リンク機構の関節軸34を支点に軸側支持材で重錘側支持材41が回動される重錘14の慣性モーメントのエネルギーをバネ32で吸収と放出される略図を示す。
【図9】
【0028】
図9は回生機構のバネ−リンク機構を設けた上下の支持材12.13の側面図で、支持材の間に関節軸34を設け、バネ32の一方を軸側支持材に固着され、バネ32の他方を重錘側支持材41に固着され、上下の各重錘14.15が関節軸34を中心に回動されるよう形成された回生機構のバネ−リンク機構の略図を示しており、
【0029】
これを使用する時は、相互に逆回転する一対の重錘14.15の位置が、後方39の略重合されるか、又は近くにある状態の一対の重錘14.15が相互に遠ざかる回転方向にあって、停止状態からの駆動時は駆動手段の電動機3と協働で、一旦回生機構のバネ−リンク機構で駆動エネルギーを吸収させ、放出されて回転速度で相互に一回転される近くの一対の重錘14.15が相互に近づくに電動機3で相互に逆回転する一対の軸側支持材を制動され停止されると回生機構のバネーリンク機構で、重錘側支持材41の慣性モーメントのエネルギーを吸収させ、今度は反対の回転方向に一対の重錘14.15の回転方向が相互に遠ざかる回転方向にされる、と同時に重錘側支持材41の慣性モーメントのエネルギーが電動機3と協動で放出され、同じ後方40で回転を制御する事で、上記で説明されたように回生機構を設けた相互に逆回転する一対の重錘14.15が構成された移動体も後退移動距離以上に前に推進移動する。
【図10】
【0030】
図10は支持材12の一方を主軸9に中空を設けた中空軸33に固着され、他方に設けられている一対の重錘14.15の代替に、移動体に設置されてある蓄電器6を設置された上面図で、蓄電器6の各端子から少なくとも2本の導線35を中空軸33に導いた略図で、
【図11】
【0031】
図11は支持材12.13の蓄電器6の側面図で、重錘14.15の代替に移動体に設置されてある蓄電器6を設置される形状に代替され、上部と下部の支持材12.13に重錘14、15の替わりに設置したそれぞれの蓄電池6からの集電方法は上部の支持材12に設置された蓄電池6の場合、導線35を回転軸の主軸9に中空を形成された中空軸33の中空を通り、推進装置2の下部の中空軸33にスリップリング36を設けて、導線35をスリップリング36に接着されてブラシ37で集電され、ブラシ37からの導線35を制御機17に送られる。下部の支持材13に固着された蓄電池6からの集電方法は、導線35を上部傘歯車10に固着されたフランジ8aにスリップリング36を設け、導線35をスリップリング36に固着されて、ブラシ37で集電され導線35を制御機17に送られる。
【0032】
本発明は以上のような構造でこれを使用する時は、図を省くが相互に逆回転する一対の重錘14.15の代替を蓄電器6にされた推進装置2を往復直線運動機構のリニアモーター18やリニアガイド21に設け、慣性空間や地上の移動体で使用され、そして回生機構のバネ−リンク機構と組み合わせも可能。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明の往復動型推進装置は、従来の技術で製作可能にあり、慣性空間の宇宙飛翔体や人工衛星らの移動体に推進装置と往復直線運動機構を設置する事で利用出来ると考えられる。重力下の水平な地上の車両は玩具等や展示用に科学の発展や教育に効果があると考えられる。
【図面の簡単な説明】

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動手段で駆動される相互に逆回転する一対の軸と、その一対の各軸の上端部にその各軸の軸線方向に対して直角方向に指向する支持材の一方を固着され、且つ上下に配置された各支持材の他方に重錘を固着された相互に逆回転する一対の重錘が構成された推進装置と、その推進装置を設けた移動体において
前記相互に逆回転する一対の重錘の位置が後方にある時、回転を制御する事により、前記推進装置を設けた移動体が後退され、且つ後退距離以上に前に推進する移動体を特徴とする往復動型推進移動本体。
【請求項2】
前記推進装置を設けた往復直線運動機構と、その往復直線運動機構を設けた移動体を特徴とする特許請求項1記載の往復動型推進移動本体。
【請求項3】
前記相互に逆回転する一対の重錘の位置が後方にあって、相互に近づく回転方向にある時、駆動手段と回生機構との協動で、相互に遠ざかる回転方向に与えられる一対の重錘を特徴とする特許請求項1記載の往復動型推進移動本体。
【請求項4】
前記重錘の代替に蓄電器にされた相互に逆回転する一対の蓄電器を特徴とする特許請求項1記載の往復動型推進移動本体。

【図1】同軸反転機構を構成した往復動型推進機の車両の側面図
【図2】同軸反転機構を構成した往復動型推進機の車両の上面図
【図3】相互に逆回転する一対の重錘と移動体の車両の動きを(1)から(6)まで示した相関図
【図4】往復直線運動機構のリニアガイドを構成した車両の側面図
【図5】相互に逆回転する一対の重錘14.15とリニアガイドを設けた車両1の動きを示した相関図
【図6】往復直線運動機構のリニアモーターを構成した人工衛星の斜視図
【図7】一対の各重錘が回転方向を逆回転にされる図
【図8】回生機構のバネ−リンク機構の上面図
【図9】回生機構のバネ−リンク機構の側面図
【図10】支持材に重錘の代替に蓄電器を設けた上面図
【図11】推進装置の支持材に一対の重錘の代替に蓄電器を設けた側面図
【符号の説明】
1 車両
2 推進装置
3 電動機
4 減速機
5 駆動傘歯車
6 蓄電器
7 同軸反転機構
8a 上部フランジ
8b 下部フランジ
9 主軸
10 上部傘歯車
11 下部傘歯車
12 上部支持材
13 下部支持材
14 上部重錘
15 下部重錘
16 制御機
17 受信機
18 リニアモーター
19 リニアモーターの稼動部
20 リニアモーターのベース
21 リニアガイド
22 リニアガイドの稼動部
23 リニアガイドのベース
24 停止保持装置
25 緩衝体
26 人工衛星や飛翔体
27 支持部材
28 太陽電池
29 電動機
30 電動機
31 地球
32 バネ
33 中空軸
34 関節軸
35 導線
36 スリップリング
37 ブラシ
38 硬質のタイヤ
39 前方
40 後方
【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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