説明

情報処理装置、その制御方法及びプログラム

【課題】1台の情報処理装置を用いて説明者と閲覧者が対面してプレゼンテーションを行う際に、閲覧者にとってプレゼン資料が見やすく、説明者にとってプレゼン資料の操作が容易な情報処理装置、その制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】ポインティングデバイス105とディスプレイ101を有するノートパソコン100は、ユーザによるプレゼンテーションを支援するプレゼン支援モードへ移行するか否かを判断するプレゼン支援モード判断部111と、装置がプレゼン支援モードにあるときに、ポインティングデバイス105への入力に基づくカーソルの移動情報の向きを反転させる上下左右反転制御部113と、カーソルを除いたGUI表示とカーソル表示とを組み合わせて画面表示を生成する画面オーバーレイ制御部117と、生成された画面表示を180°回転させる画面回転制御部118と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関し、特に、ユーザによるプレゼンテーションを支援するプレゼン支援モードを備える情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明に関連する技術としては、特許文献1に記載されているものがある。特許文献1は、商品販売のために提供するプレゼンテーション(以下、「プレゼン」という)において、説明者(販売員)と閲覧者(顧客)が連動する個々の端末を扱い、プレゼン対象となる資料やコンテンツを閲覧・操作することで、プレゼン操作の改善を行う技術について開示する。また、利用シーンについて、説明者と閲覧者が対面着座している旨の記載がある。
【特許文献1】特開平06−110423号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記技術は、人数に応じて連動する別個の端末を用意しなければならないという問題点があった。また、1台の端末を使用して説明と閲覧を行う場合、操作時と閲覧時にはそれぞれ別の方向へ端末を向けなければならない。
【0004】
そこで本発明は、上記実情に鑑みて、1台の情報処理装置を用いて説明者と閲覧者が対面してプレゼンテーションを行う際に、閲覧者にとってプレゼン資料が見やすく、説明者にとってプレゼン資料の操作が容易な情報処理装置、その制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、以下の構成を特徴とする発明を提供する。
【0006】
本発明に係る情報処理装置は、ユーザによるポインティングデバイスの操作に対応して移動するポインタと、前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースとを合わせて表示可能な表示デバイスを有し、前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが一致している第1の表示モードと、前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが反転している第2の表示モードと、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明に係る情報処理装置の制御方法は、ユーザによるポインティングデバイスの操作に対応して移動するポインタと、前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースとを合わせて表示可能な表示デバイスを有する情報処理装置の制御方法であって、前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが一致している第1の表示モードと、前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが反転している第2の表示モードと、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明に係るプログラムは、ユーザによるポインティングデバイスの操作に対応して移動するポインタと、前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースとを合わせて表示可能な表示デバイスを有する情報処理装置に、前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが一致している第1の表示モードと、前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが反転している第2の表示モードと、を備えさせることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、1台の情報処理装置を用いて説明者と閲覧者が対面してプレゼンテーションを行う際に、閲覧者にとってプレゼン資料が見やすく、説明者にとってプレゼン資料の操作が容易な情報処理装置、その制御方法及びプログラムを提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下では、本発明をノートパソコンに適用した実施形態について記載するが、本発明がこれに限定されるものではないことはいうまでもない。他の適用例としては、MID(モバイルインターネット端末)、UMPC(ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ)、PDA(Personal Data Assistance)、PND(Personal Navigation Device)等が挙げられる。
【0011】
図1は、本実施形態に係るノートパソコン100の外観斜視図である。
図示のように、ノートパソコン100は、ディスプレイ101とカメラ107を備える第1の筐体102と、ポインティングデバイス105やキーボード106等の操作入力手段を備える第2の筐体103とが、ヒンジ部104を介して連結されている構成である。また、ノートパソコン100は、第1の筐体102とヒンジ部104と第2の筐体103のなす角が略180°になるまで第1の筐体102を倒すことができる機構を有する。
【0012】
上記機構は、ぴったり180°になるまで第1の筐体102を倒せる構成である必要はなく、以下で説明するように、ノートパソコン100のユーザに説明を受ける人物がユーザに対面着座して第1の筐体102の内側表面に実装されているディスプレイ101をのぞき込むことができる角度であれば足りる。ただし、ユーザにも視認性がよい角度であるほうがよいため、180°が好適である。
【0013】
ノートパソコン100は、上記機構を利用して、ビジネス・プレゼンテーション(以下、「プレゼン」という)の際に用いると便利な機能であるプレゼン支援機能を提供する。プレゼン支援機能は、プレゼンをするユーザが操作入力手段のある第2の筐体103側に座り、プレゼンを受ける人物が対面して(すなわち第1の筐体側)座ってディスプレイ101をのぞき込むような利用シーンを想定して、プレゼンをするユーザによるポインティングデバイス105への入力の反転と、ディスプレイ101の表示画面内容の180°回転を組み合わせたグラフィカルユーザインタフェース(以下、「GUI」という)を提供する機能である。プレゼン支援モードは、この機能を有効にした状態をいう。
【0014】
図2は、本実施形態に係るノートパソコン100の機能構成を示す機能ブロック図である。
【0015】
図示のように、ノートパソコン100は、図1に示したハードウェアの他、人物感知センサ108と制御部110を有する。制御部110は、プレゼン支援モード判断部111、ポインティングデバイス移動情報取得部112、上下左右反転制御部113、カーソル位置計算部114、カーソル表示制御部115、GUI表示制御部116、画面オーバーレイ制御部117、画面回転制御部118を備える。
【0016】
ノートパソコン100は、図示しないCPU(Central Processing Unit)や、メモリ等の1次記憶装置や、ハードディスク等の2次記憶装置を備え、制御部110の各部は、これらハードウェアと、当該ハードウェアを利用するソフトウェアプログラムとの協働によって実現される。
【0017】
図2に示した各部の働きについて、図3,図4のフローチャート図を参照して説明する。図3は、本実施形態に係るノートパソコン100の動作を示すフローチャート図であり、図4は、本実施形態におけるプレゼン支援モードへの自動移行の手順を示すフローチャート図である。
【0018】
図3において、プレゼン支援モード判断部111は、プレゼン支援モードへの移行を行うか否かの判断を行う(ステップS101)。プレゼン支援モード判断部111が移行しないと判断した場合(ステップS101、No)、制御部110は、ディスプレイ101に通常の表示画面を表示させる(ステップS108)。
【0019】
本実施形態における、プレゼン支援モードへの自動移行の判断(ステップS101)について、図4を参照して説明する。
【0020】
図4において、プレゼン支援モード判断部111は、まず、第1の筐体102と第2の筐体103を開いた開閉角度が180°の場合に、プレゼン支援モードへ自動で移行する判断をする(ステップS201)。開閉角度が180°の場合とは、換言すれば、ヒンジ部104におけるディスプレイ101の設置面とポインティングデバイス105の設置面とのなす角が約180°になった場合である。
【0021】
本実施形態においては、プレゼンをするユーザが操作入力手段のある第2の筐体103側に座り、プレゼンを受ける人物が対面して(すなわち第1の筐体側)座ってディスプレイ101をのぞき込むような利用シーンを想定している。したがって、開閉角度が180°になれば自動的にプレゼン支援モードへ移行するよう構成すれば、より利便性が高まる。
【0022】
図4において、開閉角度が180°の場合(ステップS201、Yes)、さらに、対向位置、すなわち、ポインティングデバイス105に対してディスプレイ101を挟んで反対側に、人物がいることを検出し(ステップS202)、その検出結果によって通常表示をするか(ステップS203)、それとも、プレゼン支援モードへ自動で移行するかを決定する。
【0023】
人物の検出方法については、図2に示した人物感知センサ108による検出を用いてもよいし、第1の筐体上部に設置するカメラ107を作動させてカメラ107が得た画像情報から人物を検出する方法を用いてもよい。カメラを用いて人物を検出する方法は、新たなハードウェアを設ける必要がなく、低コストで人物検出を実現するため、有利である。
【0024】
図4において、対向位置に人を検出した場合(ステップS202、Yes)、さらに、ポインティングデバイス105に入力があるか否かを調べる(ステップS204)。入力がある場合、プレゼン支援モード判断部111は、プレゼン支援モードへ自動で移行することを判断する(ステップS205)。
【0025】
一方で、入力がない場合、プレゼン支援モード判断部111は、画面表示を単に180°回転させる処理を行うよう判断する(ステップS206)。このとき、ポインティングデバイス105の入力方向の反転処理は行わない。ユーザがキーボード106だけでプレゼンを進める場合や、外付けのマウスを利用するような場合、反転処理が必要ないため、当該処理を省くことによって処理を高速化する。
【0026】
図3に戻る。プレゼン支援モード判断部111が移行すると判断した場合(ステップS101、Yes)、ポインティングデバイス移動情報取得部112は、ポインティングデバイス105の移動情報を取得する(ステップS102)。
【0027】
ここで、移動情報とは、図5に示すように、ポインティングデバイス105を用いてユーザが入力したカーソルをどれくらい移動させるかという情報である。本実施形態においては、本発明を限定するものではないが、ポインティングデバイス105をタッチパッドとしている。したがって、図5の例では、ユーザがポインティングデバイス105を指等で矢印の方向になぞり、ポインティングデバイス移動情報取得部112は、移動情報(Δx,Δy)を得る。
【0028】
図3に戻る。次に、取得した移動情報に対して、上下左右反転制御部113がその上下左右の移動方向を反転させる(ステップS103)。図5の例においては、Δx,Δyそれぞれの正負を逆転させる処理を行う。
【0029】
なお、その後のカーソル表示に関しては、カーソル位置計算部114が、移動方向が反転した移動情報に基づいて、カーソルがディスプレイ101上を移動する距離及び方向を計算する。次に、カーソル表示制御部115が、移動前にカーソルが位置するディスプレイ101上の絶対座標と、計算によって求められた移動距離及び方向(相対情報)と、に基づいて、カーソル表示を生成する。
【0030】
図3に戻る。次に、GUI表示制御部116が、ディスプレイ101に表示するGUI表示画面を構成する要素のうちカーソル表示を除く部分のGUI表示を生成する(ステップS104)。なお、ステップS104は、ステップS102、103と平行して同時に行ってもよい。
【0031】
次に、カーソル表示制御部115が生成したカーソル表示と、GUI表示制御部116が生成したGUI表示を、画面オーバーレイ制御部117がオーバーレイによって組み合わせて画面表示を生成する制御を行う(ステップS105)。
【0032】
次に、画面回転制御部118が、生成された画面表示を180°回転させて(ステップS106)、ディスプレイ101へ出力する(ステップS107)。図6に、ディスプレイ101の画面表示が180°回転する態様を例示する。
【0033】
以上に説明した構成及び動作によれば、ユーザによるプレゼンテーションを支援するプレゼン支援モードを備え、装置が前記プレゼン支援モードにあるときに、グラフィカルユーザインタフェースのポインタの移動方向をユーザによる操作の方向と逆転させた上で、前記グラフィカルユーザインタフェースの表示出力を180°回転させる制御を行うため、プレゼンを受ける者にとっては見やすく、プレゼンをするユーザにとってはポインティングデバイスの入力とディスプレイ101上のカーソルの動きが一致し操作しやすくなる。
【0034】
プレゼンのために単に画面表示を180°回転させるだけの場合、図7(a)に示すように、ポインティングデバイス105への入力とカーソルの動きが一致しない。ところが、本実施形態によれば、図7(b)に示すように、ポインティングデバイス105への入力とカーソルの動きが一致するため、プレゼン時の操作性が著しく改善される。
【0035】
すなわち、本実施形態によれば、1台の情報処理装置を用いて説明者と閲覧者が対面してプレゼンテーションを行う際に、閲覧者にとってプレゼン資料が見やすく、説明者にとってプレゼン資料の操作が容易になる。また、本実施形態によれば、特別なハードウェアを特に必要としないため、コストアップせずに操作性の向上が実現する。また、本実施形態の各機能は、実装が容易である。
【0036】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明による実施形態に係るノートパソコンの外観斜視図である。
【図2】本発明による実施形態に係るノートパソコンの機能構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による実施形態の動作を示すフローチャート図である。
【図4】本発明による実施形態におけるプレゼン支援モードへの自動移行の手順を示すフローチャート図である。
【図5】本発明による実施形態におけるポインティングデバイスを用いたカーソルの移動情報について説明するための図である。
【図6】本発明による実施形態における画面表示の回転について説明するための図である。
【図7】本発明による実施形態におけるポインティングデバイスの入力と、回転した画面表示上のカーソルの動きとを説明するための図である。
【符号の説明】
【0038】
100 ノートパソコン
101 ディスプレイ
102 第1の筐体
103 第2の筐体
104 ヒンジ部
105 ポインティングデバイス
106 キーボード
107 カメラ
108 人物感知センサ
110 制御部
111 プレゼン支援モード判断部
112 ポインティングデバイス移動情報取得部
113 上下左右反転制御部
114 カーソル位置計算部
115 カーソル表示制御部
116 GUI表示制御部
117 画面オーバーレイ制御部
118 画面回転制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザによるポインティングデバイスの操作に対応して移動するポインタと、前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースとを合わせて表示可能な表示デバイスを有し、
前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが一致している第1の表示モードと、
前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが反転している第2の表示モードと、
を備えることを特徴とする、情報処理装置。
【請求項2】
前記第2の表示モードへ移行するか否かを判断するプレゼン支援モード判断手段を有し、
装置が前記第1の表示モードにあるときに、前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースと前記ポインタとを組み合わせて画面表示を生成し、
前記プレゼン支援モード判断手段により前記第2の表示モードへ移行する判断がされた場合に、前記ポインティングデバイスへの入力に基づくカーソルの移動情報の向きを反転させ、前記カーソルを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示と前記カーソルとを組み合わせて画面表示を生成し、生成された画面表示を180°回転させて、
前記表示デバイスへ画面表示を出力する制御部を備えることを特徴とする、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示デバイスが設置された第1の筐体と、
前記ポインティングデバイスが設置された第2の筐体と、
前記第1の筐体及び前記第2の筐体を連結するヒンジ部と、を有し、
前記ヒンジ部は、前記表示デバイスの設置面と前記ポインティングデバイスの設置面とのなす角が約180°になる機構を備えることを特徴とする、請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プレゼン支援モード判断手段は、前記ヒンジ部における前記表示デバイスの設置面と前記ポインティングデバイスの設置面とのなす角が約180°になった場合に、第2の表示モードへ自動で移行する判断をすることを特徴とする、請求項3記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記ヒンジ部における前記表示デバイスの設置面と前記ポインティングデバイスの設置面とのなす角が約180°になっているとき、前記ポインティングデバイスに対して前記表示デバイスを挟んで反対側に人物がいることを検出する人物感知手段を有し、
前記プレゼン支援モード判断手段は、前記人物感知手段による人物の検出がある場合に、第2の表示モードへ自動で移行する判断をすることを特徴とする、請求項3又は4記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記人物感知手段は、カメラを用いて人物を検出することを特徴とする、請求項5記載の情報処理装置。
【請求項7】
ユーザによるポインティングデバイスの操作に対応して移動するポインタと、前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースとを合わせて表示可能な表示デバイスを有する情報処理装置の制御方法であって、
前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが一致している第1の表示モードと、
前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが反転している第2の表示モードと、
を備えることを特徴とする、情報処理装置の制御方法。
【請求項8】
ユーザによるポインティングデバイスの操作に対応して移動するポインタと、前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースとを合わせて表示可能な表示デバイスを有する情報処理装置に、
前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが一致している第1の表示モードと、
前記ポインタの表示方向と前記ポインタを除いたグラフィカルユーザインタフェースの表示方向とが反転している第2の表示モードと、
を備えさせることを特徴とする、プログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2010−86079(P2010−86079A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−251803(P2008−251803)
【出願日】平成20年9月29日(2008.9.29)
【出願人】(302069930)NECパーソナルプロダクツ株式会社 (738)
【Fターム(参考)】