説明

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

【課題】操作者により作成されるラベルに、動作指示を意味するラベルを含めることで、データの効率的な抽出効果を、動作をともなう情報に広げる情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、任意のデータに対する動作を指示する動作指示手段と、指示された動作を実行する動作実行手段とを備える情報処理装置であって、前記動作指示手段は、動作指示の内容を動作指示ラベルとしてデータに付与する動作指示ラベル付与手段であることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作者が指定した任意のデータに、分類やカテゴリ、ラベル等と呼ばれる付与可能な任意の属性を付与し、検索時の絞込条件として利用可能な情報処理装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、操作者が指定した任意のデータに、分類やカテゴリ、ラベル等と呼ばれる付与可能な任意の属性を付与し、検索時の絞込条件として利用することができる技術が知られている。これにより、大量データの中から、求めるデータを効率よく抽出することが可能である。
【0003】
図1は、従来技術におけるデータ表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図1において、ステップs101の指定分類取得処理により、図3に示すような画面操作によって指定された検索対象の分類36を取得する。続くステップs102のデータ検索処理では、前記指定分類に適合するデータだけが取得される。次のステップs103の検索結果表示処理により、図3に示すようにデータ31〜35が一覧表示され、処理を終了する。
【0004】
図2は、前述の従来技術における、データ表示処理で参照されるデータベースの一例を示す図である。図2において、該データベースに記憶される各エントリには、データの種類を表すタイプ情報、操作者が付与可能な分類情報、更にデータの実体が格納されているパス情報が格納されている。
【0005】
図3は、前述の従来技術における、データ表示処理で表示及び操作される画面の一例を示す図である。図3において、「分類指定」ボタンをタップすることで表示された分類指定表示36を用いて、操作者が検索対象の分類を指定可能である。図3では、分類指定表示36の中で、「仕事」だけが指定された状態を示している。また、前記データ表示処理により表示された検索結果が、データ31〜35で表されている。
【0006】
このように、従来技術によれば、大量データの中から、操作者が指定した分類情報に適合するデータを効率的に抽出することが可能であるが、任意のデータを用いた動作を実行させる場合、次のようないずれかの操作が必要となる。
1、操作者の操作によって動作に対応したアプリケーションを起動し、該アプリケーションの機能を用いて、動作対象データを前記データ表示処理により抽出し、動作を実行させる。
2、前記データ表示処理により任意のデータを指定した状態で、動作を選択し、実行させる。また、動作を指示した後で取消す場合には、操作者の操作によって動作に対応したアプリケーションを起動し、該アプリケーションの機能を用いて、取消す必要がある。
【0007】
例えば、特許文献1に開示された技術は、上述した従来技術と同様のものであり、手書きメモに属性を付与管理可能にする技術である。
また、特許文献2に開示された技術は、ワークフロー情報を属性として自動付与する技術である。
さらに、特許文献3に開示された技術は、処理単位をラベルとして作成及び管理し、任意のデータを関連付けることができる。
【0008】
【特許文献1】特開平10−134003号公報
【特許文献2】特開平10−187842号公報
【特許文献3】特開2001−209658号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
このように、上述した従来技術によれば、分類情報を用いたデータの効率的な抽出効果は、あくまでも動作をともなわない情報に限定されている。そのため、動作指示操作との相乗効果を期待することはできなかった。すなわち、動作指示のためには、分類情報を用いた操作とは異なる操作を行う必要があり、分類情報による前記効果も享受することはできなかった。更に、指示された動作の取消にあたっては、前述の通り、更に複雑な操作を必要としている為、最悪の場合、操作に手間取り、取消指示が間に合わない場合も発生した。
【0010】
本発明は上記課題を解決するためのものである。すなわち、従来技術における分類情報をラベルとして捉え直し、操作者により作成されるラベルに、動作指示を意味するラベルを含めることで、従来技術で実現されていたデータの効率的な抽出効果を、動作をともなう情報に広げることを目的としている。
【0011】
具体的には、動作指示操作をラベル付与操作と共通の操作で可能とすることで操作性の向上を図り、動作取消操作をラベル除去操作と共通の操作で可能とすることで操作性の向上を図る。また、動作指示もラベルの一種として扱うことでラベル操作によるデータの効率的な抽出効果を、動作指示及び動作結果管理においても享受させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の情報処理装置は、任意のデータに対する動作を指示する動作指示手段と、指示された動作を実行する動作実行手段とを備える情報処理装置であって、前記動作指示手段は、動作指示の内容を動作指示ラベルとしてデータに付与する動作指示ラベル付与手段であることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の情報処理方法は、任意のデータに対する動作を指示する動作指示ステップと、指示された動作を実行する動作実行ステップとを備える情報処理装置における情報処理方法であって、前記動作指示ステップでは、動作指示の内容を動作指示ラベルとしてデータに付与することを特徴とする。
【0014】
また、本発明のプログラムは、任意のデータに対する動作を指示する動作指示ステップと、指示された動作を実行する動作実行ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記動作指示ステップでは、動作指示の内容を動作指示ラベルとしてデータに付与することを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、操作者により作成されるラベルに、動作指示を意味するラベルを含めることで、データの効率的な抽出効果を、動作をともなう情報に広げることができる。
【0016】
つまり、動作指示操作をラベル付与操作と共通の操作で可能としたことで操作性の向上を図ることができる。また、動作取消操作をラベル除去操作と共通の操作で可能としたことで操作性の向上を図ることができる。また、動作指示もラベルの一種として扱うことでラベル操作によるデータの効率的な抽出効果を、動作指示及び動作結果管理においても享受させることができる。
【0017】
また、印刷操作において、印刷指示及び取消操作を上記仕組みの中で実現することで、操作性の向上を図ることができる。また、例えば、各データに付与されたラベル情報を、視覚的に把握できるような効果がある。
【0018】
また、アラーム操作において、アラーム指示及び取消操作を上記仕組みの中で実現することで、操作性の向上を図ることができる。また、同期操作において、同期指示及び取消操作を上記仕組みの中で実現することで、操作性の向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
図4において、1は情報(データ)を入力するための入力部である。2はCPUであり、各種処理のための演算、論理判断等を行ない、バス6に接続された各構成要素を制御する。3は情報(データ)を出力する出力部である。出力部3としては、LCDやCRT等のディスプレイや、プリンタ等の出力装置がある。4はプログラムメモリであり、後述するフローチャートの処理手順を含むCPU2による制御のためのプログラムを格納するメモリである。プログラムメモリ4は、ROMであってもよいし、外部記憶装置等からプログラムがロードされるRAMであってもよい。5はデータメモリであり、各種処理で生じたデータを格納する。データメモリ5は、例えば、RAMとするが、不揮発な外部記憶媒体から、処理に先立ってロードしておく、あるいは必要があるごとに参照するものとする。6はCPU2の制御の対象とする各構成要素を指示するアドレス信号、各構成要素を制御するためのコントロール信号、各構成要素間で相互にやりとりされるデータの転送を行うためのバスである。
【0020】
(第1の実施形態)
図5は、第1の実施形態において、全体処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図5において、ステップs501のイベント入力処理で、ユーザーによる操作、発生したイベントが入力検知される。
その結果、続くステップs502で終了が指示されたと判断された場合、処理を終了する。
ステップs502でデータ表示が指示されたと判断された場合、ステップs503のデータ表示処理で各種データが表示された後、ステップs501に戻り、処理を繰り返す。
ステップs502でラベル付与又は除去が指示されたと判断された場合、ステップs504のラベル付与除去処理で、指定されたデータに指定されたラベルを付与又は除去した後、ステップs501に戻り、処理を繰り返す。
ステップs502で動作実行が指示されたと判断された場合、ステップs505の動作実行処理で、対象データに対する対応動作を実行(動作実行手段)後、ステップs501に戻り、処理を繰り返す。なお、動作実行が指示されたと判断される場合には、操作者によって直接実行が指示された場合だけではなく、外部機器の接続やタイマーによるイベント等も含まれる(動作指示手段)。
ステップs502で上記以外のその他の処理が指示されたと判断された場合、ステップs506の個別処理で対応する処理が実行された後、ステップs501に戻り、処理を繰り返す。
【0021】
図6は、第1の実施形態において、ラベル付与除去処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6において、ステップs601のラベル指定状態取得処理で、図7で後述するラベル指定表示76等により指定されたラベル指定状態を取得する。
次にステップs602の選択データ取得処理により、図7で後述する選択されたデータ72、73、75を取得する。その後、続くステップs603で処理の対象データを前記選択されたデータの先頭に初期化した後、全対象データに対する以下の処理を繰り返す。
ステップs604で終了かどうか判断し、終了と判断された場合、処理を終了する。
ステップs604で終了と判断されなかった場合、続くステップs605に進み、処理の対象ラベルを前記指定されたラベルの先頭に初期化した後、全対象ラベルに対する以下の処理を繰り返す。
【0022】
ステップs606で終了かどうか判断し、終了と判断された場合、ステップs611に進み、対象データを次に進め、再びステップs604に戻り、処理を繰り返す。
ステップs606で終了と判断されなかった場合、続くステップs607で対象ラベルの指定が何かを判断し、付与の場合、ステップs608の選択データラベル付与処理に進む。
ステップs608で対象データに対象ラベルを付与し(動作指示ラベル付与手段)、ステップs610に進み、対象ラベルを次に進め、再びステップs606に戻り、処理を繰り返す。
ステップs607で対象ラベルの指定が除去と判断された場合、ステップs609の選択データラベル除去処理に進み、対象データの対象ラベルを除去する(動作指示ラベル除去手段)。次に、ステップs610に進み、対象ラベルを次に進め、再びステップs606に戻り、処理を繰り返す。
ステップs607で対象ラベルの指定が上記以外の場合、ステップs610に進み、対象ラベルを次に進め、再びステップs606に戻り、処理を繰り返す。
【0023】
図7は、第1の実施形態における、前記ラベル付与除去処理の操作対象となった画面の一例である。図7において、データ71〜75が表示された状態で、データ72、73、75が選択された状態で表現されている。更に、選択されたデータに対する操作を指示するための表示画面が表示され、更にラベル指定用表示画面76が表示されている。
【0024】
ラベル指定用表示画面76では、通常のラベル「個人」「仕事」「趣味」の他に、本発明のポイントである動作指示ラベル「アラーム」「印刷」「同期」が一覧表示されている。また、「仕事」「印刷」が選択状態にあり、「趣味」「アラーム」「同期」が非選択状態にあり、「個人」がその他の状態にある。それぞれ、選択状態はラベル付与を指示し、非選択状態はラベル除去を指示し、その他の状態は変更なしを指示している。更に、指示内容を確定、あるいは、取消すためのボタンが別に表示されている。確定のボタンが押されると、選択されたデータ72、73、75にラベル「仕事」と、動作指示ラベル「印刷」が付与される。
【0025】
図8は、第1の実施形態において、前記ラベル付与除去処理の操作対象となったデータが格納されているデータベースの一例を示す図である。該データベースに記憶される各エントリには、データの種類を表すタイプ情報、本発明が着目している動作指示を意味するラベルを含む操作者が付与可能なラベル情報、更にデータの実体が格納されているパス情報が格納されている。
【0026】
図9は、第1の実施形態において、データ表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9において、ステップs901の指定ラベル取得処理で、図10で後述するラベル指定表示104等により指定されたラベル指定状態を取得する。
次にステップs902のデータ検索処理で、前記取得されたラベル指定に適合する全データを検索する(ラベル付与データ検索手段)。
次にステップs903の検索結果表示処理により、図10で後述するように、抽出されたデータ101〜103を表示して、処理を終了する。
【0027】
図10は、第1の実施形態における、前記データ表示処理の操作対象となった画面の一例を示す図である。図10において、表示対象のデータを絞り込むためのラベル指定用表示画面104が表示され、指定された条件に適合するデータ101〜103が表示されている。
ラベル指定用表示画面104では、通常のラベル「個人」「仕事」「趣味」の他に、本発明のポイントである動作指示ラベル「アラーム」「印刷」「同期」が一覧表示されており、「印刷」が選択状態にある。
図10の表示状態は、前述の図7及び図8で説明したデータに対して実行した例を表しており、図8で示したデータベースの中から、動作指示ラベル「印刷」を持つ全データが抽出され、一覧表示されている。
【0028】
図11は、第1の実施形態において、動作指示の一例である印刷指示を受けて動作する、印刷実行処理の流れの一例を示すフローチャートである。図11において、ステップs1101の印刷指示ラベル付与データ検索処理で、前述の図9から図10を用いたデータ表示処理と同等の流れにより、印刷指示ラベルが付与されている全データを検索し、抽出する。
続いて、ステップs1102で処理の対象データを、前記検索されたデータの先頭で初期化後、全対象データに対する以下の処理を繰り返す。
ステップs1103で終了かどうか判断し、終了と判断された場合、処理を終了する。
ステップs1103で終了と判断されなかった場合、続くステップs1104の印刷処理により、対象データを印刷し、次のステップs1105で成功かどうか判断される。
【0029】
ステップs1105で印刷成功と判断されなかった場合、すなわち、印刷失敗(動作失敗)の場合、ステップs1106の印刷失敗ラベル付与処理により、印刷失敗ラベル(動作失敗ラベル)を対象データに付与する(動作失敗ラベル付与手段)。次に、ステップs1109に進み、対象データを次に進め、再びステップs1103に戻り、処理を繰り返す。その際、印刷指示ラベルは付与されているままの為、次の印刷実行機会に再試行されることになる。
ステップs1105で印刷成功と判断された場合、ステップs1107の印刷指示ラベル除去処理により、印刷指示ラベルが対象データから除去される(動作指示ラベル除去手段)。
続くステップs1108の印刷完了ラベル付与処理により、印刷完了ラベル(動作完了ラベル)を対象データに付与し(動作完了ラベル付与手段)、ステップs1109に進み、対象データを次に進める。
再びステップs1103に戻り、処理を繰り返す。この時点で、印刷指示ラベルが除去されている為、以降の印刷実行機会に再試行されることが避けられる。
【0030】
図12は、第1の実施形態において、印刷実行処理が実行されるきっかけとなった、本発明が実装されている機器と印刷機器とが接続された状態を示す図である。ここで、印刷機器との接続の検知をトリガーとして、前述の印刷実行処理が実行され(印刷実行手段)、印刷指示ラベルが付与された全データ121〜123が印刷される。なお、操作者による印刷指示操作による実行や、定期的に試行されるようにしてもよい。
【0031】
図13は、第1の実施形態において、これまで説明してきたラベルが持つ情報を更新するためのラベル編集処理の一例を示すフローチャートである。図13において、ステップs1301のラベル編集画面表示処理により、後述する図14に示すようなラベル編集画面を表示し、続くステップs1302で変更内容が確定されたかどうか判断する。
ステップs1302で変更が確定されたと判断されなかった場合、変更せずに処理を終了する。
ステップs1302で変更が確定されたと判断された場合、ステップs1303のラベル更新処理により、変更内容をラベルに反映し、処理を終了する。
【0032】
図14は、第1の実施形態において、前述のラベル編集処理で表示されるラベル編集画面の一例を示す図であり、印刷指示ラベル編集ダイアログを示している。図14では、インデックス印刷又は通常印刷の印刷方法の設定及び印刷枚数等の印刷詳細情報の設定が、ラベル情報として指定可能としている(印刷詳細情報指示手段)。
【0033】
このように、第1の実施形態では、従来技術における分類情報をラベルとして捉え直し、操作者により作成されるラベルに動作指示を意味する動作指示ラベルを含めることで、データの効率的な抽出効果を、動作をともなう情報に広げることができる。
【0034】
つまり、動作指示操作をラベル付与操作と共通の操作で可能とし、動作取消操作をラベル除去操作と共通の操作で可能としたことで操作性の向上を図ることができる。また、動作指示もラベルの一種として扱うことでラベル操作によるデータの効率的な抽出効果を、動作指示及び動作結果管理においても享受させることができる。特に、印刷操作において、印刷指示及び取消操作を上記仕組みの中で実現することで、操作性を向上させることができる。
【0035】
(第2の実施形態)
図15は、第1の実施形態のデータ表示処理において、第2の実施形態における検索結果表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。図15において、ステップs1501で処理の対象データを、前記検索されたデータの先頭で初期化後、全対象データに対する以下の処理を繰り返す。
ステップs1502で終了かどうか判断し、終了と判断された場合、処理を終了する。
ステップs1502で終了と判断されなかった場合、続くステップs1503の対象データ表示処理で対象データを表示する。続くステップs1504のラベル表示情報取得処理により、対象データが持つラベルに対応するラベル表示情報を後述する図17のラベル表示情報から取得する。
【0036】
その結果、次のステップs1505で対応する前記ラベル表示情報が有ると判断されなかった場合、ステップs1507に進み、対象を次に進めた上で、ステップs1502に戻り、処理を繰り返す。
ステップs1505で前記ラベル表示情報が有ると判断された場合、ステップs1506のラベル表示情報上書き表示処理により、前記対象データ表示処理により表示された表示の上に、後述する図17の情報を上書き表示する(ラベル付与データ表示手段)。
ステップs1507に進み、対象を次に進めた上で、ステップs1502に戻り、処理を繰り返す。
【0037】
図16は、第2の実施形態における検索結果表示処理で表示された画面の一例を示す図である。図16において、印刷指示ラベルが付与されたデータ162、163、165のみ、通常のデータ自体が表示された上に、付与された印刷指示ラベルに対応した情報が上書き表示されている。
【0038】
図17は、第2の実施形態における検索結果表示処理で参照されるラベル表示情報の付与状況の一例を示す図である。図17において、各ラベルに対応した画像表示情報が対応付けられて管理されており、対応する画像情報が存在しない場合には空白で表現されている。より具体的には、「アラーム指示ラベル」、「印刷指示ラベル」、「同期指示ラベル」には表示情報が対応付けられているが、それ以外の「個人ラベル」「仕事ラベル」「趣味ラベル」には表示情報が対応付けられていない。このように、第2の実施形態では、各データに付与されたラベル情報を、いわゆるアイコン等の形態に変更して表示することで、ラベル情報を視覚的に容易に把握できる。
【0039】
(第3の実施形態)
図18は、第1の実施形態のラベル付与除去処理において、第3の実施形態における選択データラベル付与処理の流れの一例を示すフローチャートである。図18において、ステップs1801の印刷指示ラベル付与処理により、選択されたデータに印刷指示ラベルを付与する。続くステップs1802の印刷処理により、実際に選択データを印刷実行する。
その結果、ステップs1803で成功と判断されなかった場合、ステップs1804の印刷失敗ラベル付与処理により、選択データに印刷失敗ラベルを付与し、処理を終了する。
ステップs1803で印刷成功と判断された場合、ステップs1805の印刷指示ラベル除去処理により、選択データから印刷指示ラベルを除去する。続くステップs1806の印刷完了ラベル付与処理により、選択データに印刷完了ラベルを付与し、処理を終了する。
【0040】
図19は、第1の実施形態のラベル付与除去処理において、第3の実施形態における選択データラベル除去処理の一形態であり、選択データ印刷指示ラベル除去処理の流れの一例を示すフローチャートである。図19において、ステップs1901の印刷指示ラベル除去処理により、選択されたデータから印刷指示ラベルを除去する。続くステップs1902の印刷取消処理により、実際に選択データの印刷取消を実行する。
【0041】
その結果、ステップs1903で成功と判断されなかった場合、ステップs1904の印刷取消失敗ラベル付与処理により、選択データに印刷取消失敗ラベルを付与し、処理を終了する。
ステップs1903で印刷取消成功と判断された場合、ステップs1905の印刷取消完了ラベル付与処理により、選択データに印刷取消完了ラベルを付与し、処理を終了する。このように、第3の実施形態では、第1の実施形態の同様の効果を、異なる実施手段により実現することができる。
【0042】
(第4の実施形態)
図20は、第1の実施形態のラベル付与除去処理の操作対象となった画面において、第4の実施形態におけるアラーム指示ラベルを選択した場合の操作対象となった画面の一例を示す図である。図20は、データ201〜207が表示された状態で、データ205、207が選択された状態が表現されている。また、選択されたデータに対する操作を指示するための表示画面が表示され、更にラベル指定用表示画面208が表示されている。
【0043】
ラベル指定用表示画面208では、通常のラベル「個人」「仕事」「趣味」の他に、本発明のポイントである動作指示ラベル「アラーム」「印刷」「同期」が一覧表示されている。また、「アラーム」が選択状態にあり、「印刷」「同期」「趣味」が非選択状態にあり、「個人」「仕事」がその他の状態にある。それぞれ、選択状態はラベル付与を指示し、非選択状態はラベル除去を指示し、その他の状態は変更なしを指示している。更に、指示内容を確定、あるいは、取消すためのボタンが別に表示されている。
【0044】
図21は、第4の実施形態において、前記ラベル付与除去処理の操作対象となったデータが格納されているデータベースの一例を示す図である。該データベースに記憶される各エントリには、データの種類を表すタイプ情報、本発明が着目している動作指示を意味するラベルを含む操作者が付与可能なラベル情報、更にデータの実体が格納されているパス情報が格納されている。前述の図20で行われた操作の結果、2つのデータにアラーム指示ラベルが付与されている状態が表現されている。確定のボタンが押されると、選択されたデータ205、207に動作指示ラベル「アラーム」が付与される。
【0045】
図22は、第4の実施形態において、動作指示の一例であるアラーム指示を受けて動作する、アラーム予約処理の流れの一例を示すフローチャートである。第4の実施形態では、アラーム指示に対応する動作を、図22を用いて説明する対応時刻にアラーム実行させる為のアラーム予約処理と、実際に対応時刻に起動されるアラーム実行処理の2構成要素で説明する。図22において、ステップs2201のアラーム予約全クリア処理により、これまで予約されたアラーム予約を解除し、以下の処理により、新たに前記アラーム指示ラベルを元にして予約し直すための処理を実行する。続くステップs2202のアラーム指示ラベル付与データ検索処理により、アラーム指示ラベルが付与されている全データを検索・抽出する。
ステップs2203で処理の対象データを、前記検索されたデータの先頭で初期化後、全対象データに対する以下の処理を繰り返す。
【0046】
ステップs2204で終了かどうか判断し、終了と判断された場合、処理を終了する。
ステップs2204で終了と判断されなかった場合、続くステップs2205の対象データアラーム予約処理で対象データのアラーム実行を予約し、続くステップs2206で対象を次に進めた上で、ステップs2204に戻り、処理を繰り返す。なお、前記対象データアラーム予約処理では、後述する図24に示すような操作画面により指示された時刻に、指示されたアラーム方法でアラーム実行されるように、後述するアラーム実行に対応するプロセスをタイマーに登録する等の方法により、予約される。
【0047】
図23は、第4の実施形態における、前述のアラーム予約処理により予約された時刻に起動されるアラーム実行処理の流れの一例を示すフローチャートである。図23において、ステップs2301のアラーム処理により、後述する図24に示すような操作画面により指示されたアラーム方法でアラームを実行する。
その結果、ステップs2302で成功と判断されなかった場合、ステップs2303のアラーム失敗ラベル付与処理により、対象データにアラーム失敗ラベルを付与する。
続くステップs2304の対象データアラーム予約処理により、規定時間後、あるいは、あらためて操作者により指定された時間後に、再アラーム実行するように予約され、処理を終了する。
ステップs2302で成功と判断された場合、ステップs2305のアラーム指示ラベル除去処理により、対象データに付与されているアラーム指示ラベルを除去する。
続くステップs2306のアラーム完了ラベル付与処理により、対象データにアラーム完了ラベルを付与し、処理を終了する。
【0048】
図24は、第4の実施形態において、前述のラベル編集処理で表示されるラベル編集画面の一例を示す図であり、アラーム指示ラベル編集ダイアログを示している。図24では、所定のアラーム時刻(アラームのタイミング)及びアラーム方法等のアラーム詳細情報を、ラベル情報として指定可能としている(アラーム詳細情報指示手段)。このように、第4の実施形態で示すように、アラーム操作において、アラーム指示及び取消操作を上記仕組みの中で実現することで、操作性の向上を図ることができる。
【0049】
(第5の実施形態)
図25は、第1の実施形態において、前記ラベル付与除去処理の操作対象となった画面の第5の実施形態における同期指示ラベルを選択した場合の操作対象となった画面の一例を示す図である。図25において、データ251〜257が表示された状態で、データ254、255、257が選択された状態が表現されている。また、選択されたデータに対する操作を指示するための表示画面が表示され、更にラベル指定用表示画面258が表示されている。
【0050】
ラベル指定用表示画面258では、通常のラベル「個人」「仕事」「趣味」の他に、本発明のポイントである動作指示ラベル「アラーム」「印刷」「同期」が一覧表示されている。また、「同期」が選択状態にあり、「アラーム」「印刷」「趣味」が非選択状態にあり、「個人」「仕事」がその他の状態にある。それぞれ、選択状態はラベル付与を指示し、非選択状態はラベル除去を指示し、その他の状態は変更なしを指示している。更に、指示内容を確定、あるいは、取消すためのボタンが別に表示されている。確定のボタンが押されると、選択されたデータ254、255、257に動作指示ラベル「同期」が付与される。
【0051】
図26は、第5の実施形態において、前記ラベル付与除去処理の操作対象となったデータが格納されているデータベースの一例を示す図である。該データベースに記憶される各エントリには、データの種類を表すタイプ情報、本発明が着目している動作指示を意味するラベルを含む操作者が付与可能なラベル情報、更にデータの実体が格納されているパス情報が格納されている。図26は、前述の図25で行われた操作の結果、3つのデータに同期指示ラベルが付与されている状態が表現されている。
【0052】
図27は、第5の実施形態において、動作指示としての同期指示を受けて動作する、同期実行処理の流れの一例を示す図である。図27において、ステップs2701の同期指示ラベル付与データ検索処理により、同期指示ラベルが付与されている全データを検索し、抽出する。
ステップs2702で処理の対象データを、前記検索されたデータの先頭で初期化後、全対象データに対する以下の処理を繰り返す。
ステップs2703で終了かどうか判断し、終了と判断された場合、処理を終了する。
ステップs2703で終了と判断されなかった場合、続くステップs2704の対象データ同期処理で、後述する図29に示すような操作画面により指示された同期方法で同期を実行する。
【0053】
その結果、ステップs2705で成功と判断されなかった場合、ステップs2706の同期失敗ラベル付与処理により、対象データに同期失敗ラベルを付与し、ステップs2709で対象データを次に進め、再びステップs2703に戻り、処理を繰り返す。
ステップs2705で成功と判断された場合、ステップs2707の同期指示ラベル除去処理により、対象データに付与されている同期指示ラベルを除去する。続くステップs2708の同期完了ラベル付与処理により、対象データに同期完了ラベルを付与し、ステップs2709で対象データを次に進め、再びステップs2703に戻り、処理を繰り返す。
【0054】
図28は、第5の実施形態において、同期実行処理が実行されるきっかけとなった、本発明が実装されている機器と同期対象機器が接続された状態を示す図である。ここで、同期対象機器との接続の検知をトリガーとして、前述の同期実行処理が実行され、同期指示ラベルが付与された全データ281〜283が同期される例を示している。なお、操作者による同期指示操作による実行や、定期的に試行されるようにしてもよい。
【0055】
図29は、第5の実施形態において、前述のラベル編集処理で表示されるラベル編集画面の一例を示す図であり、同期指示ラベル編集ダイアログを示している。図29では、同期相手、競合時優先(競合したときの優先指定)、完了時処理(同期後の元データの扱い)等の同期詳細情報を、ラベル情報として指定可能としている(同期詳細情報指示手段)。このように、第5の実施形態では、同期操作において、同期指示及び取消操作を上記仕組みの中で実現することで、操作性の向上を図ることができる。
【0056】
上述した本発明の実施形態における情報処理装置を構成する各手段、並びに情報処理方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
【0057】
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器からなるシステムに適用してもよい。
【0058】
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
【0059】
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
【0060】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0061】
さらに、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】従来技術のデータ表示処理を示すフローチャートである。
【図2】従来技術のデータベースを示す図である。
【図3】従来技術の分類による検索結果表示画面を示す図である。
【図4】本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
【図5】第1の実施形態に係る全体処理を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態に係るラベル付与除去処理を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施形態に係るラベル付与除去操作画面を示す図である。
【図8】第1の実施形態に係るデータベースを示す図である。
【図9】第1の実施形態に係るデータ表示処理を示すフローチャートである。
【図10】第1の実施形態に係る分類による検索結果表示画面を示す図である。
【図11】第1の実施形態に係る印刷実行処理を示すフローチャートである。
【図12】第1の実施形態に係る本発明が実装されている機器と、印刷機器とが接続された状態を示す図である。
【図13】第1の実施形態に係るラベル編集処理を示すフローチャートである。
【図14】第1の実施形態に係るラベル編集画面を示す図である。
【図15】第2の実施形態に係る検索結果表示処理を示すフローチャートである。
【図16】第2の実施形態に係る印刷指示を明示した検索結果表示画面を示す図である。
【図17】第2の実施形態に係るラベル表示情報を示す図である。
【図18】第3の実施形態に係る選択データ印刷指示ラベル付与処理を示すフローチャートである。
【図19】第3の実施形態に係る選択データ印刷指示ラベル除去処理を示すフローチャートである。
【図20】第4の実施形態に係るラベル付与除去操作画面を示す図である。
【図21】第4の実施形態に係るデータベースを示す図である。
【図22】第4の実施形態に係るアラーム予約処理を示すフローチャートである。
【図23】第4の実施形態に係るアラーム実行処理を示すフローチャートである。
【図24】第4の実施形態に係るラベル編集画面を示す図である。
【図25】第5の実施形態に係るラベル付与除去操作画面を示す図である。
【図26】第5の実施形態に係るデータベースを示す図である。
【図27】第5の実施形態に係る同期実行処理を示すフローチャートである。
【図28】第5の実施形態に係る本発明が実装されている機器と、同期対象機器が接続された状態を示す図である。
【図29】第5の実施形態に係るラベル編集画面を示す図である。
【符号の説明】
【0063】
1 入力部
2 CPU
3 出力部
4 プログラムメモリ
5 データメモリ
6 バス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
任意のデータに対する動作を指示する動作指示手段と、
指示された動作を実行する動作実行手段とを備える情報処理装置であって、
前記動作指示手段は、動作指示の内容を動作指示ラベルとしてデータに付与する動作指示ラベル付与手段であることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記動作指示を取消す場合に、前記動作指示ラベル付与手段により付与された動作指示ラベルをデータから取り除く動作指示ラベル除去手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記動作実行手段による動作が完了した場合に、前記動作指示ラベル除去手段は、前記完了した動作に対応する動作指示ラベルをデータから取り除くことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記動作実行手段による動作が完了した場合に、動作完了ラベルをデータに付与する動作完了ラベル付与手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記付与された動作指示ラベルを指定してデータを検索するラベル付与データ検索手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記動作実行手段は、対応する動作指示ラベルを指定して前記ラベル付与データ検索手段により検索されたデータを対象として、動作を実行することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記付与された動作指示ラベルの付与状況に応じて動作指示ラベルの形態を変更して表示するラベル付与データ表示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記動作実行手段による動作が失敗した場合に、動作失敗を表す動作失敗ラベルをデータに付与する動作失敗ラベル付与手段を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記動作実行手段は、前記動作指示ラベル付与手段によって付与された動作指示ラベルに対応する動作を実行し、
前記動作指示ラベル除去手段は、前記動作実行手段に対して取り除かれた動作指示ラベルに対応した動作取消を指示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記動作指示ラベル付与手段は、動作指示ラベルとして所定の時刻にアラームさせるアラーム指示ラベルをデータに付与するアラーム指示ラベル付与手段であり、
前記動作実行手段は、前記アラーム指示ラベル付与手段によって付与されたアラーム指示ラベルにしたがって所定の時刻にアラームするアラーム実行手段であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項11】
アラームのタイミング及びアラーム方法の少なくともいずれか一つのアラーム詳細情報を指示するアラーム詳細情報指示手段を備えることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記動作指示ラベル付与手段は、動作指示ラベルとして印刷指示ラベルをデータに付与する印刷指示ラベル付与手段であり、
前記動作実行手段は、前記印刷指示ラベル付与手段によって付与された印刷指示ラベルにしたがって印刷指示ラベルが付与されたデータを印刷する印刷実行手段であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項13】
通常印刷、インデックス印刷及び印刷枚数の少なくともいずれか一つの印刷詳細情報を指示する印刷詳細情報指示手段を備えることを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記動作指示ラベル付与手段は、動作指示ラベルとして対応するデータを同期させる同期指示ラベルをデータに付与する同期指示ラベル付与手段であり、
前記動作実行手段は、前記同期指示ラベル付与手段によって付与された同期指示ラベルにしたがって同期指示ラベルが付与されたデータを同期させる同期実行手段であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項15】
同期相手、競合した場合の優先指定及び同期後の元データの扱いの少なくともいずれか一つの同期詳細情報を指示する同期詳細情報指示手段を備えることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
【請求項16】
任意のデータに対する動作を指示する動作指示ステップと、
指示された動作を実行する動作実行ステップとを備える情報処理装置における情報処理方法であって、
前記動作指示ステップでは、動作指示の内容を動作指示ラベルとしてデータに付与することを特徴とする情報処理装置における情報処理方法。
【請求項17】
任意のデータに対する動作を指示する動作指示ステップと、
指示された動作を実行する動作実行ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記動作指示ステップでは、動作指示の内容を動作指示ラベルとしてデータに付与することを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【公開番号】特開2008−257464(P2008−257464A)
【公開日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−98635(P2007−98635)
【出願日】平成19年4月4日(2007.4.4)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】