説明

情報処理装置、画面更新方法、画面更新プログラム、および情報処理システム

【課題】画面の更新における処理量を低減する技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は更新手段と推定手段と決定手段とを有する。更新手段は、移動操作の操作情報に基づいて更新前画面を更新後画面に更新する。推定手段は、操作情報に基づいて、更新によって移動する移動領域の移動方向を決定する。決定手段は、推定手段が決定した移動方向に更新前画面を移動させ、移動後の更新前画像と更新後画面の移動領域における一致の程度に基づいて移動距離を決定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は画面データを転送する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
クライアント側の操作に応じてサーバ側の画面を更新し、その画面データをサーバからクライアントに転送するアプリケーションがある。このアプリケーションにより遠隔地からサーバを利用することが可能になる。例えば、パーソナルコンピュータをサーバとし、タッチパネル式ディスプレイの携帯端末をクライアントとして、携帯端末へのタッチ操作によってパーソナルコンピュータを操作し、その画面を携帯端末に表示するということが考えられる。
【0003】
このように、ネットワークを介して情報処理装置間で画面データを転送する場合、転送すべきデータ量を低減することが要求され、様々な技術が提案されている(特許文献1、2参照)。
【0004】
ウィンドウを移動させたときのように、ある画面領域が移動したのであれば、サーバからクライアントに、その画面領域の更新前と更新後の座標を転送することで、その画面領域内のデータの転送を省くことができる。例えば、まずサーバは更新前画面と更新後画面の差分をとって、変化した領域を検出する。次にサーバは更新前画面を1ピクセルずつずらしながら、そのずらした画面と更新後画面の変化した領域とを比較する。ずらした画面と更新後画面とが一致する領域の面積が最も大きい更新前画面を選択する。そして、一致した領域の更新前の座標と更新後の座標をクライアントに通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−194626号公報
【特許文献2】特開2006−270958号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、移動した画面領域の更新前と更新後の座標を転送することで、転送すべき更新データ量を削減することができる。しかしながら、上述したように移動した画面領域やその更新後の座標を検出するためにサーバには、更新前の画像を1ピクセルずつずらして処理を繰り返すという膨大な処理量が要求される。例えば、解像度が640×480ピクセルの画面であれば、更新前画面を縦あるいは横に1ピクセルずつずらしながら、(2×640)×(2×480)=1228800通りの画面比較を行う必要がある。
【0007】
本発明の目的は画面の更新における処理量を低減する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、
移動操作の操作情報に基づいて更新前画面を更新後画面に更新する更新手段と、
前記操作情報に基づいて、更新によって移動する移動領域の移動方向を決定する推定手段と、
前記推定手段が決定した前記移動方向に前記更新前画面を移動させ、移動後の更新前画像と前記更新後画面の前記移動領域における一致の程度に基づいて移動距離を決定する決定手段と、を有する。
【0009】
本発明の画面更新方法は、
移動操作の操作情報に基づいて更新前画面を更新後画面に更新し、
前記操作情報に基づいて、更新によって移動する移動領域の移動方向を決定し、
決定した前記移動方向に前記更新前画面を移動させ、移動後の更新前画像と前記更新後画面の一致の程度に基づいて移動距離を決定するというものである。
【0010】
本発明の画面更新プログラムは、
移動操作の操作情報に基づいて更新前画面を更新後画面に更新する手順と、
前記操作情報に基づいて、更新によって移動する移動方向を決定する手順と、
決定した前記移動方向に前記更新前画面を移動させ、移動後の更新前画像と前記更新後画面の一致の程度に基づいて移動距離を決定する手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0011】
本発明では、画面の更新における処理量を低減する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態のサーバ11の基本的な構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態のサーバ11の他の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態のサーバ11の移動操作に対する動作を示すフローチャートである。
【図5A】移動操作における画面の遷移の一例を示す図である。
【図5B】移動操作における画面の遷移の一例を示す図である。
【図6】フリック時の移動距離を決定する処理を説明するための図である。
【図7】ドラッグ時の移動距離を決定する処理を説明するための図である。
【図8】ドラッグ時の移動距離を決定する処理を説明するための図である。
【図9】ドラッグ時の移動距離を決定する処理を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、サーバ11とクライアント12がネットワーク13を介して接続されている。
【0015】
クライアント12は、サーバ11を利用して処理を実行する端末装置であり、本実施形態では、無線通信機能を備えたタッチパネル式ディスプレイの通信端末装置であるとする。クライアント12は、ウィンドウやアイコンのドラッグやフリックのような移動操作が行われると、その移動操作の操作情報をサーバ11に送信する。また、クライアント12は、画面の更新内容を示す更新情報をサーバ11から受信し、その更新情報に基づいて画面を更新する。
【0016】
サーバ11は、クライアント12のために処理を実行し、その画面の更新情報をクライアント12に送信するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。サーバ11は、クライアント12においてウィンドウやアイコンの移動操作が行われたとき、更新後画面の全体の情報をクライアント12に送信するのではなく、移動領域については移動方向と移動距離をクライアント12に送信する。これにより、ネットワーク13を介して転送されるデータ量を削減することができる。
【0017】
サーバ11は、クライアント12から受信した操作情報に基づいて更新前画面を更新後画面に更新する。また、サーバ11は、移動領域の移動方向と移動距離を算出するために、まず、その操作情報に基づいて、更新によって移動する移動領域の移動方向を決定する。例えば、移動操作の始点から終点に向かう方向を移動方向と定めればよい。
【0018】
更に、サーバ11は、決定した移動方向に更新前画面を移動させ、移動後の更新前画像と更新後画面の一致の程度に基づいて移動距離を決定する。そして、サーバ11は、決定した移動方向と移動距離とを示す更新情報をクライアント12に送信する。
【0019】
以上、本実施形態では、操作情報に基づいて移動方向が決定されるので、画面比較の処理をその移動方向についてのみ行えばよく、画面の更新における処理量を低減することができる。
【0020】
図2は、本実施形態のサーバ11の基本的な構成を示すブロック図である。図2を参照すると、サーバ11は、更新部21、推定部22、および決定部23を有している。
【0021】
更新部21は、クライアント12における移動操作の操作情報に基づいて更新前画面を更新後画面に更新する。推定部22は、その操作情報に基づいて、更新によって移動する移動領域の移動方向を決定する。決定部23は、推定部22が決定した移動方向に更新前画面を移動させ、移動後の更新前画像と更新後画面の移動領域における一致の程度に基づいて移動距離を決定する。
【0022】
その際、決定部23は、更新前画面と更新後画面とでは移動領域の画像が一致しないことを利用して、初期位置の更新前画面と更新後画面の差分に基づいて移動領域を決定する。そして、決定部23は、その移動領域における更新前画面と更新後画面が一致した面積を一致の程度として算出する。一致した面積が所定の閾値面積以上あるいは閾値割合以上であったら、初期位置からその位置までの距離を移動距離として決定する。
【0023】
また、その際、推定部22は、操作情報において移動操作の終点での静止時間に基づいてフリック操作かドラッグ操作か判定する。移動操作においては、タッチ位置が始点から終点へと時間経過と共に移動する。
【0024】
そのような移動操作の終点における静止時間が所定の閾値時間以上であったらドラッグ操作と判定し、その静止時間が閾値時間未満であったらフリック操作と判断する。また、移動操作において指等がタッチパネル式ディスプレイから離れていない場合はドラッグ操作として扱ってもよい。その場合、指等がタッチパネル式ディスプレイから離れていない間は静止時間をゼロとし、移動操作の終点における静止時間が所定の閾値時間以上であったか、あるいはゼロであったら、ドラッグ操作と判定すればよい。また、静止時間がゼロより長く閾値時間未満であったらフリック操作と判断すればよい。
【0025】
フリック操作では、ウィンドウ等の移動操作のオブジェクトが終点を超えて移動することがあるので、終点の位置から移動距離を推定することができない。そのため、移動操作がフリック操作であれば、決定部23は、更新前画面を初期位置から移動方向に遠ざけるように順次移動させ、移動後の更新前画像と更新後画面の移動領域における一致の程度を判断していく。
【0026】
一方、移動操作がドラッグ操作は、ウィンドウ等の移動操作のオブジェクトが終点まで移動するものなので、終点の位置から移動距離を推定することができる。そのため、推定部22は、移動方向を決定すると共に移動距離を推定する。移動操作の始点から終点までの距離を、移動距離の推定値とすればよい。そして、決定部23は、更新前画面を、移動方向に、推定部22が推定した移動距離だけ移動した位置から初期位置に近づけるように順次移動させ、移動後の更新前画像と更新後画像の移動領域における一致の程度を判断していく。
【0027】
更新前画面を初期位置に近づけるように順次移動させるのは、ドラッグ操作の終点まで一回の画面更新で移動するとは限らず、更新後画面が推定した移動距離だけ移動した位置まで移動していない位置となる場合があるためである。
【0028】
図3は、本実施形態のサーバ11の他の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、サーバ11は、図2に示した基本的な構成のサーバ11が有している更新部21、推定部22、および決定部23の他に、更に受信部24と送信部25を有している。
【0029】
受信部24は、クライアント12から操作情報を受信する。送信部25は、推定部22が決定した移動方向と、決定部23が決定した移動距離とを示す更新情報をクライアント12に送信する。
【0030】
図4は、本実施形態のサーバ11の移動操作に対する動作を示すフローチャートである。図4を参照すると、サーバ11は、クライアント12から移動操作の操作情報を受信すると、その操作情報に基づいてオブジェクトを移動させ、更新前画面を更新後画面に更新する(ステップ101)。次に、サーバ11は、その移動操作がフリック操作かドラッグ操作か判定する(ステップ102)。
【0031】
移動操作がフリック操作であれば、サーバ11は、操作情報に基づいて、更新によって移動するオブジェクトの移動方向を決定する(ステップ103)。更に、サーバ11は、更新前画面を初期位置から移動方向に遠ざけるように順次移動させ、移動後の更新前画像と更新後画面の移動領域における一致の程度を判断していくという処理を繰り返し、移動距離を決定する(ステップ104)。
【0032】
一方、ステップ102において、移動操作がドラッグ操作であれば、サーバ11は、操作情報に基づいて、更新によって移動するオブジェクトの移動方向を決定(ステップ105)、またオブジェクトの移動距離を推定する(ステップ106)。更に、サーバ11は、更新前画面を、移動方向に、推定した移動距離だけ移動した位置から初期位置に近づけるように順次移動させ、移動後の更新前画像と更新後画像の移動領域における一致の程度を判断していくという処理を繰り返し、移動距離を決定する(ステップ107)。
【0033】
以下、本実施形態のサーバ11の具体的な動作例について説明する。
【0034】
図5A〜5Bは、移動操作における画面の遷移の一例を示す図である。図5Aを参照すると、更新前画面31Aの中央付近にオブジェクト32が表示されている。この画面表示はサーバ11とクライアント12に共通である。図5Aの状態から、クライアント12のユーザがタッチパネル式ディスプレイに対して移動操作を行うと、図5Bに示した画面31′のようにオブジェクト32が左上に移動する。その画面更新の処理はサーバ11において行われる。
【0035】
移動操作がフリックであれば、サーバ11は、図6に示すように、更新前画面31Aを左上方向に順次移動させていき、移動させた更新前画面31Aのオブジェクトと更新後画面31Bのオブジェクトが一致する位置を探す。そして、サーバ11は、オブジェクトが一致した更新前画面31Aの移動距離をオブジェクトの移動距離と決定する。
【0036】
一方、移動操作がドラッグであれば、サーバ11は、操作情報から移動距離を推定し、更新前画面31Aを推定した移動距離だけ移動させ、移動させた更新前画面31Aと更新後画面31Bのオブジェクトが一致するかどうか調べる。通常は、図7に示すように、それらが一致するので、その場合、サーバ11は、推定した移動距離をオブジェクトの移動距離として決定する。
【0037】
しかし、図8に示すように、推定した移動距離だけ移動させた更新前画面31Aと更新後画面31Bのオブジェクトが一致しない場合、サーバ11は、移動させた更新前画面31Aを初期位置の方向に移動させながら、更新前画面31Aのオブジェクトと更新後画面31Bのオブジェクトが一致する位置を探す。そして、サーバ11は、オブジェクトが一致した更新前画面31Aの移動距離をオブジェクトの移動距離と決定する。
【0038】
なお、本実施形態では、クライアント12として、タッチパネル式ディスプレイを備えた通信端末装置を例示したが、本発明がこれに限定されるものではない。クライアント12は、操作情報をサーバ11に送り、サーバ11において更新される画面を表示する機能を備えていればよい。クライアント12の具体例として、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット型端末、携帯ゲーム機など様々な態様が考えられる。
【0039】
また、本実施形態では、クライアント12に対する操作をサーバ11で処理し、その結果の画面をクライアント12に表示する構成を例示したが、本発明がこれに限定されるものではない。サーバ11自体が操作に対して処理を行い、画面を更新し、その画面を表示する装置であってもよい。その場合でも、サーバ11の装置内において情報処理部から表示部へのデータの転送量を削減すると共に、情報処理部における処理量を抑制することができる。
【0040】
また、ここでは、サーバ11からクライアント12へオブジェクトの移動方向と移動距離を通知するとして説明を行ったが、オブジェクトの更新前の座標を知っているクライアント12へサーバ11からオブジェクトの更新後の座標を通知することも、それと技術的に同じ意味である。
【0041】
また、上述した各実施形態のサーバ11は、各部の処理手順を規定したソフトウェアプログラムをコンピュータに実行させることにより実現することもできる。
【0042】
また、以上、本発明の実施形態について述べてきたが、本発明は、これらの実施形態だけに限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内において、これらの構成組み合わせて使用したり、一部の構成を変更したりしてもよい。
【符号の説明】
【0043】
11 サーバ
12 クライアント
13 ネットワーク
21 更新部
22 推定部
23 決定部
24 受信部
25 送信部
31 画面
31A 更新後画面
31B 更新前画面
32 オブジェクト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動操作の操作情報に基づいて更新前画面を更新後画面に更新する更新手段と、
前記操作情報に基づいて、更新によって移動する移動領域の移動方向を決定する推定手段と、
前記推定手段が決定した前記移動方向に前記更新前画面を移動させ、移動後の更新前画像と前記更新後画面の前記移動領域における一致の程度に基づいて移動距離を決定する決定手段と、
を有する情報処理装置。
【請求項2】
前記移動操作がフリック操作であれば、
前記決定手段は、前記更新前画面を初期位置から前記移動方向に遠ざけるように順次移動させ、前記移動後の更新前画像と前記更新後画面の前記移動領域における一致の程度を判断する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記移動操作がドラッグ操作であれば、
前記推定手段は、前記移動方向を決定すると共に移動距離を推定し、
前記決定手段は、前記更新前画面を、前記移動方向に、前記推定手段が推定した移動距離だけ移動した位置から初期位置に近づけるように順次移動させ、前記移動後の更新前画像と前記更新後画像の前記移動領域における一致の程度を判断する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記推定手段は、前記操作情報において前記移動操作の終点での静止時間に基づいてフリック操作かドラッグ操作か判定する、請求項2または3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記決定手段は、初期位置の前記更新前画面と前記更新後画面の差分に基づいて前記移動領域を決定し、前記移動領域における前記更新前画面と前記更新後画面が一致した面積を前記一致の程度として算出する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
他装置から前記操作情報を受信する受信手段と、
前記推定手段が決定した前記移動方向と前記決定手段が決定した前記移動距離とを示す更新情報を前記他装置に送信する送信手段と、を更に有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記他装置がタッチパネル式ディスプレイを備えた通信端末装置である、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
移動操作の操作情報に基づいて更新前画面を更新後画面に更新し、
前記操作情報に基づいて、更新によって移動する移動領域の移動方向を決定し、
決定した前記移動方向に前記更新前画面を移動させ、移動後の更新前画像と前記更新後画面の一致の程度に基づいて移動距離を決定する、画面更新方法。
【請求項9】
移動操作の操作情報に基づいて更新前画面を更新後画面に更新する手順と、
前記操作情報に基づいて、更新によって移動する移動方向を決定する手順と、
決定した前記移動方向に前記更新前画面を移動させ、移動後の更新前画像と前記更新後画面の一致の程度に基づいて移動距離を決定する手順と、をコンピュータに実行させるための画面更新プログラム。
【請求項10】
第1の情報処理装置と第2の情報処理装置を有し、
前記第1の情報処理装置が移動操作の操作情報を前記第2の情報処理装置に送信し、
前記第2の情報処理装置が受信した前記操作情報に基づいて更新前画面を更新後画面に更新し、該操作情報に基づいて、更新によって移動する移動領域の移動方向を決定し、決定した前記移動方向に前記更新前画面を移動させ、移動後の更新前画像と前記更新後画面の一致の程度に基づいて移動距離を決定し、決定した前記移動方向と前記移動距離とを示す更新情報を前記第1の情報処理装置に送信し、
前記第1の情報処理装置が受信した前記更新情報に基づいて画面を更新する、情報処理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−208866(P2012−208866A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−75565(P2011−75565)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】