説明

情報処理装置および情報処理装置の制御方法およびプログラムおよび記録媒体

【課題】ユーザが目的のアプリケーションやファイルのアイコン等を見つけ易くすること。
【解決手段】アイコンがマウスにより指示されたことに応じて、該指示されたアイコンに対応するアプリケーションに紐付けられた画面イメージを該アイコンからポップアップ表示するとともに、前記指示されたアイコンに対応するアプリケーションに関連のあるアプリケーションに紐付けられた画面イメージも、該関連のあるアプリケーションに対応するアイコンからポップアップ表示させる構成を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示手段に表示される被指示項目を指示手段により指示して操作可能な情報処理装置の制御に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、マウスカーソルによりアイコンが指されたことに応じて、そのアイコンに対応するアプリケーションやファイルの情報を文字情報として表示する技術があった。
【0003】
特許文献1では、オペレーションの履歴として文字情報及び画面イメージを記録しておき、見出し項目(履歴項目)の1つを選択されたことに応じて、該見出し項目に対応して保存されている文字情報及び画面イメージを表示し、ユーザが探している項目(履歴項目)を間違いなく選択させるための技術が提案されている。
【特許文献1】特開平6−139117号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術では、見出し項目を選択した際に表示される画面イメージは、該選択した項目に対応する画面イメージのみである。そのため、1つの項目を選択した際に、選択した項目と何らかの関係がある他の項目については何ら情報を得ることができない。
【0005】
このため、ユーザは項目を1つ1つ選択し、その都度表示されるその項目の画面イメージを確認しながら、目的の項目を探さなければならないという煩雑な操作を、目的の項目が見つかるまで繰り返し行う必要があった。
【0006】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、選択したアイコンやメニューに対応するアプリケーションやファイルの情報のみならず、該アプリケーションやファイルと関係があるアプリケーションの画面イメージ(複数)もポップアップ表示して、ユーザが目的のアプリケーションやファイルのアイコンやメニューを見つけることを容易にする仕組を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、アプリケーションの情報をアプリケーションに紐付けて記憶する記憶手段と、表示手段に表示されるアプリケーションに対応する被指示項目が、指示手段により指示されたことに応じて、該指示された被指示項目に対応するアプリケーションに紐付けられて前記記憶手段に記憶されている情報を前記表示手段に表示するとともに、前記指示された被指示項目に対応するアプリケーションに関連のあるアプリケーションに紐付けられて前記記憶手段に記憶されている情報も前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、選択したアイコンやメニューに対応するアプリケーションやファイルの情報のみならず、該アプリケーションやファイルと関係があるアプリケーションの画面イメージ(複数)もポップアップ表示して、ユーザが目的のアプリケーションやファイルのアイコンやメニューを見つけることを容易にすることができる等の効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
〔第1実施形態〕
まず、図1〜図8の表示画面を参照して、本発明のポップアップ表示の概要を説明する。
【0010】
図1〜図8は、本発明の情報処理装置を適用可能なパーソナルコンピュータにおける表示画面の一例を示す模式図であり、図1はデスクトップ画面の初期状態(即ち、後述するアイコンに関するポップアップ表示を行う前の状態)を示す。
【0011】
本発明では、マウスポインタによりアプリケーションのアイコンが指示された(マウスポインタがアイコンに重ねられた)場合、図2に示すように、マウスポインタ1900により指示されたアイコン1901から、そのアイコンに対応するアプリケーション画面1901aがポップアップ表示される。
【0012】
また、本発明では、図2に示した状態に加え、図3に示すように、マウスポインタ1900が指示されているアイコン1901に対応するアプリケーションに関連する他のアプリケーション(複数)の各アプリケーション画面2001a,2002aもポップアップ表示される。なお、関連するアプリーションとは、例えば、文書編集機能,画像編集機能等の機能でアプリケーションを分類した際に、同一の分類となるアプリケーションを示す。
【0013】
図3に示した例では、文書編集機能を有するアプリケーションのアイコン1901がマウスポインタ1900により指示されたため、同様に文書編集機能を有するアプリケーションのアプリケーション画面2001a,2002aが表示されている。
【0014】
なお、アプリケーション画面2001aは、対応するアイコン2001がデスクトップ上に存在するため、該アイコン2001から表示される。しかし、アプリケーション画面2002aは、対応するアイコンがデスクトップ上に存在せず、スタートメニュー2002内に存在するため(不図示)、スタートメニュー2002から表示される。
【0015】
なお、デスクトップ,スタートメニューのいずれにも登録されていないアプリケーションについては、該アプリケーションのパスをアプリケーション画面とともに表示するようにしてもよい。
【0016】
また、本発明では、上記関連する他のアプリケーションのアプリケーション画面2001a,2002aの表示順序及び表示サイズを、上記他のアプリケーションの使用頻度の多い順又は少ない順としている。
【0017】
さらに、本発明では、図3に示した状態に加え、上記関連する他のアプリケーションの数が所定の表示数(ここでは「3」)を超えた場合、図4の2101に示すように、上記関連する他のアプリケーションのアイコンがまとめて表示される。
【0018】
また、本発明では、図5に示すように、アイコン2202のポップアップが表示された場合、関連するアイコン2201を隠してしまうように、関連するアイコン同士が並んだデスクトップ画面(ポップアップがアイコンを隠す前の初期状態)において、マウスポインタによりアイコン2202が指示された場合、図6に示すように、アイコン2202のポップアップ2202a及び、関連するアイコン2201のポップアップ2202等が表示される。
【0019】
この状態は、ポップアップ2202により、アイコン2201が隠れてしまう。そのため、本発明では、隠れてしまったアイコン2201に対応するアイコン2301をポップアップ2201aに組み込んで表示する。
【0020】
また、本発明では、マウスポインタによりファイルのアイコンが指示された場合、図7に示すように、マウスポインタ2400により指示された"ファイルA"のアイコン2401から、"ファイルA"の画面イメージ2401aがポップアップ表示される。なお、表示された画面イメージ2401aは、前回、"ファイルA"が表示された際の画面イメージが保存されており、その画面イメージに対応する。なお、ファイルは、例えば文書ファイル、画像ファイル、音声ファイル、動画ファイル等である。
【0021】
なお、指示されたファイルアイコンに対応するファイルの画面イメージが保存されていない場合(他の装置等からファイルが移動されてきた場合等)、本発明では、そのファイルのアイコンに対応するアプリケーションのアイコンから、アプリケーション画面を表示する。
【0022】
例えば、図8に示すように、マウスポインタ2500により"ファイルZ"のアイコン2501が指示され、且つ、"ファイルZ"の画面イメージが保存されていない場合、"ファイルZ"に対応するアプリケーションのアイコン2502から、該アプリケーション画面2502a(即ち、他のファイルを編集している画像等)がポップアップ表示される。
【0023】
以上のように、本発明では、マウスカーソルを重ねたアイコンやメニューの内容を示す画像と、それらに関連するアプリケーションのアイコンやメニューの内容を示す画像を複数ポップアップ表示することにより、ユーザにより指示されたアイコンやメニューに対応するアプリケーションやファイルの内容、及び、関連するアプリケーションの内容がわかりやすくポップアップ表示されるので、ユーザは、目的のアイコンやメニューを容易に発見することができるようになる。
【0024】
以下、本発明の一実施形態を示す情報処理装置の構成について詳細に説明する。
【0025】
図9は、本発明の一実施形態を示す情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0026】
図9において、100は本発明の情報処理装置としてのコンピュータである。
【0027】
コンピュータ100において、101はCPUであり、ROM103又は外部メモリ104からRAM102に読み出したプログラムを実行してコンピュータ100を統括制御する。なお、外部メモリ104には、後述する図19〜図25に示すフローチャートに対応するプログラムが格納されている。
【0028】
107は表示装置であり、CPU101の制御により、図1〜図8に示したような各種表示を行う。106は入力装置で、キーボードやポインティングデバイス(本実施形態では、マウス)等の各種入力装置に対応する。
【0029】
105は、外部メモリ104内に構築されるデータベース(DB)であり、図11に示すように各種情報を記憶管理する。108は通信インタフェースであり、通信ネットワーク200への接続を制御する。
【0030】
図10は、本発明の一実施形態を示す情報処理装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0031】
図10において、関連更新処理部201は、関連するアプリケーションを更新する処理部であり、後述する関連アプリケーションDB1001に対して処理を行う。
【0032】
ポップアップ表示処理部202は、ポップアップ表示するための処理部であり、後述する関連アプリケーションDB1001、アプリケーション画面DB1002、ファイル画面DB1003、使用頻度DB1004、使用履歴DB1005を参照し、ポップアップ表示をする。
【0033】
カスタマイズ処理部203は、ユーザ自身で設定をカスタマイズする処理部であり、後述する関連アプリケーションDB1001、画面保存タイミング(ユーザ)DB1007に対して処理をする。
【0034】
即ち、カスタマイズ処理部203は、ユーザからの設定操作に基づいて後述する関連アプリケーションDB1001にアプリケーションの機能とアプリケーション名を登録する。また、カスタマイズ処理部203は、ユーザからの設定操作に基づいて後述する画面保存タイミング(ユーザ)DB1007にアプリケーション毎の保存のタイミングを登録する。
【0035】
画面イメージ保存処理部204は、画面イメージを保存するためのであり、後述するアプリケーション画面DB1002、ファイル画面DB1003、画面保存タイミングDB1006(1007)に対して処理をする。
【0036】
使用頻度更新処理部205は、アプリケーションの使用頻度を更新する処理部であり、アプリケーションが使用されたことに応じて、アプリケーションの使用回数を後述する使用履歴DB1005に対して登録処理する。
【0037】
使用履歴更新処理部206は、アプリケーションの使用履歴を更新する処理部であり、ファイルがアプリケーションによりオープンされたことに応じて、ファイル名と使用したアプリケーション名を使用履歴DB1005に対して登録処理する。
【0038】
なお、関連更新処理部201,ポップアップ表示処理部202,カスタマイズ処理部203,画面イメージ保存処理部204,使用頻度更新処理部205,使用履歴更新処理部206は、図9に示したCPU101が外部メモリ104に格納されたプログラムをRAM102上にロードして実行することにより実現される。
【0039】
また、関連アプリケーションDB1001,アプリケーション画面DB1002,ファイル画面DB1003,使用頻度DB1004,使用履歴DB1005,画像保存タイミング(自動保存)DB1006,画像保存タイミング(ユーザ)DB1007は、図9に示したDB105内に実現される。
【0040】
図11は、図9に示したDB105の構成を示す模式図である。
【0041】
図11に示すように、DB105は、関連アプリケーションDB1001,アプリケーション画面DB1002,ファイル画面DB1003,使用頻度DB1004,使用履歴DB1005,画像保存タイミング(自動保存)DB1006,画像保存タイミング(ユーザ)DB1007から構成される。
【0042】
関連アプリケーションDB1001は、アプリケーションの機能と、その機能に関連するアプリケーションを記憶管理するものであり、詳細は図12に示す。アプリケーション画面DB1002は、各アプリケーションに対応した画面イメージを記憶管理するものであり、詳細は図13に示す。
【0043】
ファイル画面DB1003は、各データファイルに対応した画面イメージを記憶管理するものであり、詳細は図14に示す。使用頻度DB1004は、アプリケーションとその使用頻度を記憶管理するものであり、詳細は図15に示す。
【0044】
使用履歴DB1005は、アプリケーションとその使用履歴を記憶管理するものであり、詳細は図16に示す。
【0045】
保存タイミング(自動保存)DB1006は、アプリケーションとその画面イメージを自動保存するタイミングを記憶管理するものであり、詳細は図17に示す。保存タイミング(ユーザ)DB1007は、アプリケーションとユーザが設定した画面イメージを保存するタイミングを記憶管理するものであり、詳細は図18に示す。
【0046】
図12は、図11に示した関連アプリケーションDB1001の一例を示す模式図である。
【0047】
図12に示すように、関連アプリケーションDB1001は、機能1103,アプリケーション1104の項目から構成されている。そして、1101,1102に示すように、機能1103に関連するアプリケーション名がアプリケーション1104に保存されている。なお、1つのアプリケーションを複数の機能に登録する(関連付ける)ことも可能である。
【0048】
この関連アプリケーションDB1001へのアプリケーションの機能の登録は、上述したカスタマイズ処理部203を用いてユーザが手動操作でおこなってもよいし、インストール時にインストーラの機能により、自動で行うようにしてもよい。
【0049】
図13は、図11に示したアプリケーション画面DB1002の一例を示す模式図である。
【0050】
図13に示したように、アプリケーション画面DB1002は、アプリケーション1201,イメージファイル名1202の項目から構成されている。そして、1203〜1210に示すように、アプリケーション1201に対応する画面イメージ名がイメージファイル名1202に保存されている。
【0051】
図14は、図11に示したファイル画面DB1003の一例を示す模式図である。
【0052】
図14に示すように、ファイル画面DB1003は、データファイル名1301,イメージファイル名1302の項目から構成されている。そして、1303〜1310に示すように、データファイル名1301に対応する画面イメージのイメージファイル名がイメージファイル名1302に保存される。
【0053】
図15は、図11に示した使用頻度DB1004の一例を示す模式図である。
【0054】
図15に示すように、使用頻度DB1004は、アプリケーション1401,回数1402の項目から構成されている。そして、1403〜1410に示すように、アプリケーション1401が使用された回数が回数1402に保存される。
【0055】
図16は、図11に示した使用履歴DB1005の一例を示す模式図である。
【0056】
図16に示すように、使用履歴DB1005は、ファイル1501,アプリケーション1502の項目から構成されている。そして、1503〜1510に示すように、ファイル1501のデータファイルに関連するアプリケーション名がアプリケーション1502に保存されている。
【0057】
図17は、図11に示した画面保存タイミング(自動保存)DB1006の一例を示す模式図である。
【0058】
図17に示すように、画面保存タイミング(自動保存)DB1006は、アプリケーション1601,保存のタイミング1602の項目から構成されている。そして、1603〜1614に示すように、予め、アプリケーション1601を保存するタイミングが保存のタイミング1602に予め保存されている。
【0059】
図18は、図11に示した画面保存タイミング(ユーザ)DB1007の一例を示す模式図である。
【0060】
図18に示すように、画面保存タイミング(ユーザ)DB1007は、アプリケーション1701,保存のタイミング1702の項目から構成されている。そして、1703〜1714に示すように、ユーザからの設定されたアプリケーション1701を保存するタイミングが保存のタイミング1702に保存されている。
【0061】
以下、図19〜図23のフローチャートを参照して、本発明において、表示装置107上に表示されているアイコンやメニュー(これらは被指示項目という。)にマウスカーソルが重ね合わされた際のポップアップ表示処理について説明する。
【0062】
図19は、本発明における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、ポップアップ表示処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図10に示したポップアップ表示処理部202により実行される。即ち、図9に示したCPU101が外部メモリ104に格納されたプログラムをRAM102上にロードして実行することにより実現される。なお、図中、S301〜S306は各ステップを示す。
【0063】
まず、ステップS301において、ポップアップ表示処理部202が、表示装置107上に表示されているアイコンやメニューがマウスカーソルにより指示された(アイコンやメニューにマウスカーソルが重ね合わされた)ことを検知すると、ステップS302に処理を進める。
【0064】
ステップS302では、ポップアップ表示処理部202は、指示されたアイコンに対応するファイルの拡張子を確認する。例えば、OSの登録ファイル(レジストリ)を参照することにより確認する。
【0065】
次に、ステップS303において、ポップアップ表示処理部202は、S302で確認された拡張子を用いて、マウスカーソルが指示したアイコンやメニューの内容がアプリケーションまたはアプリケーションを指すショートカットであるか否かを判定する。
【0066】
ステップS303で、マウスカーソルが指示したアイコンやメニューの内容がアプリケーションまたはアプリケーションを指すショートカットであると判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップS305に処理を進める。
【0067】
ステップS305では、ポップアップ表示処理部202は、マウスカーソルが指示したアイコンやメニューの内容に対応するアプリケーションを処理対象として、後述する図20に示すアプリケーション用表示処理を実行し、本フローチャートの処理を終了させる。
【0068】
一方、ステップS303で、マウスカーソルが指示したアイコンやメニューの内容がアプリケーションまたはアプリケーションを指すショートカットでないと判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップS304に処理を進める。
【0069】
次に、ステップS304において、ポップアップ表示処理部202は、S302で確認された拡張子を用いて、マウスカーソルが指示したアイコンやメニューの内容がデータまたはデータを指すショートカットであるか否かを判定する。
【0070】
ステップS304で、マウスカーソルが指示したアイコンやメニューの内容がデータまたはデータを指すショートカットであると判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップS306に処理を進める。
【0071】
ステップS306では、ポップアップ表示処理部202は、マウスカーソルが指示したアイコンやメニューの内容に対応するデータを処理対象として、後述する図21に示すデータ用表示処理を実行し、本フローチャートの処理を終了させる。
【0072】
一方、ステップS304で、マウスカーソルが指示したアイコンやメニューの内容がデータ又はデータを指すショートカットでないと判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、そのまま本フローチャートの処理を終了させる。
【0073】
次に、図20を参照して、図19のS305に示したアプリケーション用表示処理について説明する。
【0074】
図20は、本発明における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図19のS305に示したアプリケーション用表示処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図10に示したポップアップ表示処理部202により実行される。即ち、図9に示したCPU101が外部メモリ104に格納されたプログラムをRAM102上にロードして実行することにより実現される。なお、図中、S401〜S404は各ステップを示す。
【0075】
まず、ステップS401において、ポップアップ表示処理部202は、アプリケーション画面DB1002(図13)を参照し、ステップS402において、処理対象のアプリケーションに対応するイメージがアプリケーション画面DB1002に存在するか否かを判定する。
【0076】
ステップS402で、処理対象のアプリケーションに対応するイメージがアプリケーション画面DB1002に存在すると判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップS403に処理を進める。
【0077】
ステップS403では、ポップアップ表示処理部202は、処理対象のアプリケーションに対応するイメージをアプリケーション画面DB1002から読み出して、該イメージをマウスカーソルにより指示されたアイコンからポップアップ表示するように表示させ(図2〜図4の1901a,図6の2202a)、ステップS404に処理を進める。
【0078】
一方、ステップS402で、処理対象のアプリケーションに対応するイメージがアプリケーション画面DB1002に存在しないと判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、そのままステップS404に処理を進める。
【0079】
次に、ステップS404では、ポップアップ表示処理部202は、処理対象のアプリケーションに対して、後述する図22に示す関連アプリケーションの画面イメージをポップアップ表示する処理を実行し(図3,図4の2001a,2002a図6の2201a)、本フローチャートの処理を終了する。
【0080】
次に、図21を参照して、図19のS306に示したデータ用表示処理について説明する。
【0081】
図21は、本発明における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図19のS306に示したデータ用表示処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図10に示したポップアップ表示処理部202により実行される。即ち、図9に示したCPU101が外部メモリ104に格納されたプログラムをRAM102上にロードして実行することにより実現される。なお、図中、S501〜S513は各ステップを示す。
【0082】
まず、ステップS501において、ポップアップ表示処理部202は、ファイル画面DB1003(図14)を参照し、ステップS502において、処理対象のデータに対応するイメージがファイル画面DB1003に存在するか否かを判定する。
【0083】
ステップS502で、処理対象のデータに対応するイメージがファイル画面DB1003に存在すると判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップS503に処理を進める。
【0084】
ステップS503では、ポップアップ表示処理部202は、処理対象のデータに対応するイメージをファイル画面DB1003から読み出して、該イメージをマウスカーソルにより指示されたアイコンからポップアップ表示するように表示させ(図7の2401a)、ステップS504に処理を進める。
【0085】
次に、ステップS504において、ポップアップ表示処理部202は、使用履歴DB1005(図16)を参照し、ステップS505において、処理対象のデータに対応するアプリケーションが使用履歴DB1005に存在するか否かを判定する。
【0086】
そして、ステップS505で、処理対象のデータに対応するアプリケーションが使用履歴DB1005に存在すると判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、該処理対象のデータに対応するアプリケーションを使用履歴DB1005から読み出して、ステップS506において、該読み出したアプリケーションを処理対象として、後述する図22に示す関連アプリケーションの画面イメージをポップアップ表示する処理を実行し、本フローチャートの処理を終了する。
【0087】
一方、ステップS505で、処理対象のデータに対応するアプリケーションが使用履歴DB1005に存在しないと判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
【0088】
また、ステップS502で、処理対象のデータに対応するイメージがファイル画面DB1003に存在しないと判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップS507に処理を進める。
【0089】
ステップS507では、ポップアップ表示処理部202は、OSの登録ファイル(レジストリ情報等)を確認して、ステップS508において、処理対象のデータファイルに対応付けられたアプリケーションが存在するか否かを判定する。
【0090】
ステップS508で、処理対象のデータファイルに対応付けられたアプリケーションが存在しないと判定した場合には、ポップアップ表示処理部202は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
【0091】
一方、ステップS508で、処理対象のデータファイルに対応付けられたアプリケーションが存在すると判定した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップS509に処理を進める。
【0092】
ステップS509では、ポップアップ表示処理部202は、アプリケーション画面DB1002(図13)を参照し、ステップS510において、処理対象のデータファイルに対応付けられたアプリケーションに対応するイメージがアプリケーション画面DB1002に存在するか否かを判定する。
【0093】
ステップS510で、処理対象のデータファイルに対応付けられたアプリケーションに対応するイメージがアプリケーション画面DB1002に存在しないと判定した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップ506に処理を進める。
【0094】
一方、ステップS510で、処理対象のデータファイルに対応付けられたアプリケーションに対応するイメージがアプリケーション画面DB1002に存在すると判定した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップS511に処理を進める。
【0095】
ステップS511では、ポップアップ表示処理部202は、処理対象のデータファイルに対応付けられたアプリケーションのアイコン又はメニュー位置を取得する。詳細には、上記アプリケーションのアイコン又はメニューのファイルを、外部メモリ104内の全ファイルの検索によって見つけ、OS(ウィンドウマネージャ)等に問い合わせてアイコンまたはメニューの位置を取得する。
【0096】
次に、ステップS512において、ポップアップ表示処理部202は、ポップアップする画像イメージのサイズを決定する。このサイズには、予め設定された、もしくはユーザが設定した最大サイズ(外部メモリ104に格納される)を限界とし、表示可能な範囲での最大サイズを割り当てるものとする。
【0097】
次に、ステップS513において、ポップアップ表示処理部202は、処理対象のデータファイルに対応付けられたアプリケーションに対応するイメージをアプリケーション画面DB1002から読み出して、該イメージを、S511で取得したアイコン又はメニューの位置から、S512で決定したサイズでポップアップ表示するように表示させる(図8の2502a)。そして、ポップアップ表示処理部202は、ステップS506に処理を進め、上記処理対象のデータファイルに対応付けられたアプリケーションを処理対象として後述する図22に示す関連アプリケーションの画面イメージをポップアップ表示する処理を実行し、本フローチャートの処理を終了する。
【0098】
次に、図22を参照して、図20のS404,図21のS506に示した関連アプリケーションの画面イメージをポップアップ表示する処理について説明する。
【0099】
図22は、本発明における第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図20のS404,図21のS506に示した関連アプリケーションの画面イメージをポップアップ表示する処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図10に示したポップアップ表示処理部202により実行される。即ち、図9に示したCPU101が外部メモリ104に格納されたプログラムをRAM102上にロードして実行することにより実現される。なお、図中、S601〜S613は各ステップを示す。
【0100】
まず、ステップS601において、ポップアップ表示処理部202は、関連アプリケーションDB1001(図12)を参照し、ステップS602において、使用頻度DB1004(図15)を参照して、処理対象のアプリケーションと関連するアプリケーション名を使用頻度の高い順に1つ取得しメモリ中に保持する。なお、使用頻度の低い順に取得するように構成してもよい。
【0101】
次に、ステップS603において、ポップアップ表示処理部202は、メモリ中に、保持されたアプリケーション名が存在するか否かにより、未表示のアプリケーションが存在するか否かを判定する。
【0102】
ステップS603で、未表示のアプリケーションが存在する(メモリ中に、保持されたアプリケーション名が存在する)と判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップS605に処理を進める。
【0103】
ステップS605では、ポップアップ表示処理部202は、既に表示されたポップアップの数が、外部メモリ104に記憶される本プログラム用のコンフィグファイルに設定されている表示ポップアップの最大数を超えているか否かを判定し、まだ超えていないと判定した場合には、ステップS606に処理を進める。
【0104】
ステップS606では、ポップアップ表示処理部202は、S602で取得したアプリケーションのアイコン又はメニュー位置を確認する(図21のS511と同様)。
【0105】
次に、ステップS607で、ポップアップ表示処理部202は、S602で取得したアプリケーションに対応するポップアップの表示位置を決定し、ステップS608において、該ポップアップの表示サイズを決定)する(図21のS512と同様)。ただし、表示サイズは先に表示されているポップアップよりも小さいものとする。
【0106】
次に、ステップS609において、ポップアップ表示処理部202は、上記ポップアップを表示する表示スペースが存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合には、ステップS610に処理を進める。
【0107】
ステップS610では、ポップアップ表示処理部202は、アプリケーション画面DB1002(図13)を参照し、ステップS611において、S602で取得したアプリケーションに対応するイメージがアプリケーション画面DB1002に存在するか否かを判定する。
【0108】
ステップS611で、S602で取得したアプリケーションに対応するイメージがアプリケーション画面DB1002に存在すると判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、該イメージを取得し、ステップS612において、後述する図23に示す表示イメージ作成処理を実行する。
【0109】
次に、ステップS613において、ポップアップ表示処理部202は、S612で作成した表示イメージを、S607で決定した位置から、S608で決定したサイズでポップアップ表示するように表示させ(図3,図4の2001a,2002a,図6の2201a等)、ステップS601に処理を戻し、次の関連アプリケーションに処理を移行させる。
【0110】
一方、ステップS611で、S602で取得したアプリケーションに対応するイメージがアプリケーション画面DB1002に存在しないと判断した場合には、そのままステップS601に処理を戻し、次の関連アプリケーションに処理を移行させる。
【0111】
また、ステップS609で、上記ポップアップを表示する表示スペースが存在しないと判定した場合、ポップアップ表示処理部202は、ステップS604に処理を進める。なお、表示スペースが無い場合、再度、S607に処理を戻し、表示位置と表示サイズを決定しなおすように構成してもよい。
【0112】
また、ステップS605で、既に表示されたポップアップの数が外部メモリ104に記憶される本プログラム用のコンフィグファイルに設定されている表示ポップアップの最大数を超えていると判断した場合にも、ポップアップ表示処理部202は、ステップS604に処理を進める。
【0113】
ステップS604では、ポップアップ表示処理部202は、図4の2101に示すように、未表示のアプリケーションのアイコン画像だけをまとめたイメージを作成して表示して、本フローチャートの処理を終了する。
【0114】
そして、ステップS603で、未表示のアプリケーションが存在しない(メモリ中に、保持されたアプリケーション名が存在しない)と判断した場合には、ポップアップ表示処理部202は、本フローチャートの処理を終了させる。
【0115】
以上示したように、使用頻度が高い順にアプリケーション名を取り出し、大きい順にポップアップ表示させることで、ユーザはポップアップの表示順からアプリケーションの使用頻度が多い順番を理解することができる。
【0116】
また、使用頻度が高い順にポップアップする画面イメージを大きくすることで、使用頻度が高いアプリケーションほどユーザに目立つように示すことができる。
【0117】
なお、使用頻度が低い順にアプリケーション名を取り出してポップアップ表示させることで、頻繁に使用されないアプリケーションを優先的に表示するように構成してもよい。
【0118】
さらに、使用頻度の高い順に取り出すか、又は、低い順に取り出すかを、ユーザが設定可能に構成してもよい。
【0119】
同様に、使用頻度が低いアプリケーションの画面イメージを大きく表示して優先的に目立たせるように構成してもよい。
【0120】
次に、図23を参照して、図22のS612に示した表示イメージ作成処理(ポップアップイメージにアイコンを合成する処理)について説明する。
【0121】
図23は、本発明における第5の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図22のS612に示した表示イメージ作成処理(ポップアップイメージにアイコンを合成する処理)に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図10に示したポップアップ表示処理部202により実行される。即ち、図9に示したCPU101が外部メモリ104に格納されたプログラムをRAM102上にロードして実行することにより実現される。なお、図中、S701〜S703は各ステップを示す。
【0122】
まず、ステップS701において、ポップアップ表示処理部202は、既に表示されているポップアップの表示範囲情報をOS(ウィンドウマネージャ)等から取得する。
【0123】
次に、ステップS702において、ポップアップ表示処理部202は、図22のS606で確認されたアイコンの位置座標が、S701で取得した表示されているポップアップの表示範囲内に存在するか否かを判定し、存在しないと判定した場合には、そのまま本フローチャートを終了する。
【0124】
一方、ステップS702で、図22のS606で確認されたアイコンの位置座標が、S701で取得した表示されているポップアップの表示範囲内に存在すると判定した場合には、ポップアップ表示処理部202は、ステップS703に処理を進める。
【0125】
ステップS703では、ポップアップ表示処理部202は、アプリケーション画面DB1002から取得したポップアップするイメージに、S602で取得したアプリケーションに対応するアイコン画像(即ち、S702で他のポップアップで隠れていると判断されたアイコン画像)を合成し(図6の2301)、本フローチャートの処理を終了する。
【0126】
以上、図23に示したように、上記表示イメージ作成処理を行うことにより、先に表示されたポップアップが、これから表示するポップアップの基点となるアイコンを隠してしまった場合においても、ユーザはどのアイコンと関係のあるポップアップ表示であるのか、容易に理解することができる。
【0127】
以上、図19〜図23に示したように、ユーザがマウス等で指示したアイコンやメニューに対応するアプリケーションやファイルの内容をわかりやすく表示する(画面イメージを表示する)ことで、目的のアイコンやメニューを発見しやすくすることができる。
【0128】
また、ユーザが指示したアイコンやメニューが指すアプリケーションやファイルの画面イメージのみでなく、該アプリケーションやファイルと関係があるアプリケーションの画面イメージをもポップアップ表示するため、ユーザは複数のポップアップ情報を見ることができ、また複数のポップアップの比較情報を知ることができる。従って、ユーザが目的のアプリケーションのアイコンやメニューを発見する際の指標を増やし、発見しやすくすることが可能となる。
【0129】
以下、図24,図25のフローチャートを参照して、本発明におけるアプリケーション画面保存処理について説明する。
【0130】
なお、本発明では、ユーザにより自動保存モードが設定されていた場合(外部メモリ104に格納されていた場合)には、図10に示した画面イメージ保存処理部204により、図17の画面保存タイミング(自動保存)DB1006を用いて、図24に示すアプリケーション画面保存処理(自動保存)が実行される。
【0131】
一方、ユーザによりユーザカスタマイズモードが設定されていた場合(外部メモリ104に格納されていた場合)には、図10に示した画面イメージ保存処理部204により、図18の画面保存タイミング(ユーザ)DB1007を用いて、図25に示すプリケーション画面保存処理(ユーザカスタマイズ)が実行される。
【0132】
まず、自動保存モードから説明する。
【0133】
図24は、本発明における第6の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、アプリケーション画面保存処理(自動保存の場合)に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図10に示した画面イメージ保存処理部204により実行される。即ち、図9に示したCPU101が外部メモリ104に格納されたプログラムをRAM102上にロードして実行することにより実現される。なお、図中、S801〜S826は各ステップを示す。
【0134】
まず、ステップS801において、画面イメージ保存処理部204がアプリケーションの起動を検知すると、ステップS802に処理を進める。
【0135】
ステップS802では、図17に示した画面保存タイミング(自動保存)DB1006を参照し、どのタイミングでアプリケーションの画面を保存するかを取得する。
【0136】
次に、ステップS803において、画面イメージ保存処理部204は、S802の参照結果から画像保存タイミングを判別する。
【0137】
ステップS803で、アプリケーション起動時が画像保存タイミングであると判別された場合には、画面イメージ保存処理部204は、ステップS819に処理を進める。
【0138】
ステップS819では、画面イメージ保存処理部204は、アプリケーションが起動した時点で当該アプリケーションの表示画面のスクリーンショットを外部メモリ104内に保存し、ステップS820において、S819で保存したスクリーンショットを当該アプリケーションのイメージファイルとしてアプリケーション画面DB1002を更新する。
【0139】
その後、ステップS821において、画面イメージ保存処理部204は、アプリケーションが終了されたか否かを判定し、アプリケーションが終了されていないと判定した場合には、ステップS822に処理を進める。
【0140】
ステップS822では、画面イメージ保存処理部204は、ユーザがファイルを開いたか否かを判定し、開いていないと判定した場合には、ステップS821に処理を戻す。
【0141】
一方、ステップS822で、ユーザがファイルを開いたと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、当該アプリケーションがファイルを開くことが可能なアプリケーションであると判断して、ステップS823において、画面保存タイミング(自動保存)DB1006の保存のタイミングを「ファイル開いた時」に更新する。
【0142】
次に、ステップS824において、画面イメージ保存処理部204は、この時点で当該アプリケーションの表示画面のスクリーンショットを外部メモリ104内に保存し、ステップS825において、S824で保存したスクリーンショットを当該アプリケーションのイメージファイルとしてアプリケーション画面DB1002を更新する。
【0143】
さらに、ステップS826において、画面イメージ保存処理部204は、S824で保存したスクリーンショットをS822で開いたデータファイルのイメージファイルとしてファイル画面DB1003を更新し、ステップS802に処理を戻す。
【0144】
そして、ステップS821で、アプリケーションが終了されたと判定した場合には、画面イメージ保存処理部204は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
【0145】
また、ステップS803で、ファイルを開いた時が画像保存タイミングであると判別された場合には、画面イメージ保存処理部204は、ステップS809に処理を進める。
【0146】
ステップS809では、画面イメージ保存処理部204は、アプリケーションが終了されたか否かを判定し、アプリケーションが終了されていないと判定した場合には、ステップS810に処理を進める。
【0147】
ステップS810では、画面イメージ保存処理部204は、ユーザがファイルを開いたか否かを判定し、ユーザがファイルを開いたと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、ステップS811において、この時点で当該アプリケーションの表示画面のスクリーンショットを外部メモリ104内に保存し、ステップS812において、S811で保存したスクリーンショットを当該アプリケーションのイメージファイルとしてアプリケーション画面DB1002を更新する。
【0148】
さらに、ステップS813において、画面イメージ保存処理部204は、S811で保存したスクリーンショットをS810で開いたデータファイルのイメージファイルとしてファイル画面DB1003を更新し、ステップS814に処理を進める。
【0149】
一方、ステップS810で、ユーザがファイルを開いていないと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、そのままステップS814に処理を進める。
【0150】
ステップS814では、画面イメージ保存処理部204は、ユーザがファイルを保存したか否かを判定し、保存していないと判定した場合には、ステップS809に処理を戻す。
【0151】
一方、ステップS814で、ユーザがファイルを保存したと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、当該アプリケーションがファイルを保存することが可能なアプリケーションであると判断して、ステップS815において、画面保存タイミング(自動保存)DB1006の保存のタイミングを「ファイル保存時」に更新する。
【0152】
次に、ステップS816において、画面イメージ保存処理部204は、この時点で当該アプリケーションの表示画面のスクリーンショットを外部メモリ104内に保存し、ステップS817において、S816で保存したスクリーンショットを当該アプリケーションのイメージファイルとしてアプリケーション画面DB1002を更新する。
【0153】
さらに、ステップS818において、画面イメージ保存処理部204は、S816で保存したスクリーンショットをS814で保存したデータファイルのイメージファイルとしてファイル画面DB1003を更新し、ステップS802に処理を戻す。
【0154】
また、ステップS809で、アプリケーションが終了されたと判定した場合には、画面イメージ保存処理部204は、本フローチャートの処理を終了する。
【0155】
また、ステップS803で、ファイル保存時が画像保存タイミングであると判別された場合には、画面イメージ保存処理部204は、ステップS804に処理を進める。
【0156】
ステップS804では、画面イメージ保存処理部204は、アプリケーションが終了されたか否かを判定し、アプリケーションが終了されていないと判定した場合には、ステップS805に処理を進める。
【0157】
ステップS805では、画面イメージ保存処理部204は、ユーザがファイルを保存したか否かを判定し、ユーザがファイルを保存したと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、ステップS806において、この時点で当該アプリケーションの表示画面のスクリーンショットを外部メモリ104内に保存し、ステップS807において、S806で保存したスクリーンショットを当該アプリケーションのイメージファイルとしてアプリケーション画面DB1002を更新する。
【0158】
さらに、ステップS808において、画面イメージ保存処理部204は、S806で保存したスクリーンショットをS805で保存したデータファイルのイメージファイルとしてファイル画面DB1003を更新し、ステップS804に処理を戻す。
【0159】
また、ステップS804で、アプリケーションが終了されたと判定した場合には、画面イメージ保存処理部204は、本フローチャートの処理を終了する。
【0160】
以上に示したように、プログラムがアプリケーションの種類を3つに分類し、それぞれの場合で最適と考えられるタイミング(アプリケーション起動時,ファイル開いた時,ファイル保存時)で画面イメージを作成し、保存することができる。
【0161】
次に、ユーザカスタマイズモード(ユーザが設定したタイミングでアプリケーションの画面を保存するモード)について説明する。
【0162】
図25は、本発明における第7の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、アプリケーション画面保存処理(ユーザカスタマイズ)に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図10に示した画面イメージ保存処理部204により実行される。即ち、図9に示したCPU101が外部メモリ104に格納されたプログラムをRAM102上にロードして実行することにより実現される。なお、図中、S901〜S920は各ステップを示す。
【0163】
まず、ステップS901において、画面イメージ保存処理部204がアプリケーションの起動を検知すると、ステップS902に処理を進める。
【0164】
ステップS902では、画面イメージ保存処理部204は、図18に示した画面保存タイミング(ユーザ)DB1007を参照し、アプリケーション起動時が画像保存タイミングに設定されているか否か判定する。
【0165】
ステップS902で、アプリケーション起動時が画像保存タイミングに設定されていると判断した場合には、ステップS903に処理を進める。
【0166】
ステップS903において、画面イメージ保存処理部204は、この時点で当該アプリケーションの表示画面のスクリーンショットを外部メモリ104内に保存し、ステップS904において、S903で保存したスクリーンショットを当該アプリケーションのイメージファイルとしてアプリケーション画面DB1002を更新する。そして、ステップS905に処理を進める。
【0167】
一方、ステップS902で、アプリケーション起動時が画像保存タイミングに設定されていないと判定した場合には、画面イメージ保存処理部204は、そのままステップS905に処理を進める。
【0168】
ステップS905では、画面イメージ保存処理部204は、アプリケーションが終了されたか否かを判定し、アプリケーションが終了されていないと判定した場合には、ステップS909に処理を進める。
【0169】
ステップS909では、画面イメージ保存処理部204は、図18に示した画面保存タイミング(ユーザ)DB1007を参照し、ファイル開いた時が画像保存タイミングに設定されており、且つ、ユーザがファイルを開いたか否かを判定する。
【0170】
そして、ステップS909で、ファイル開いた時が画像保存タイミングに設定されており、且つ、ユーザがファイルを開いたと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、ステップS910に処理を進める。
【0171】
ステップS910では、画面イメージ保存処理部204は、この時点で当該アプリケーションの表示画面のスクリーンショットを外部メモリ104内に保存し、ステップS911において、S910で保存したスクリーンショットを当該アプリケーションのイメージファイルとしてアプリケーション画面DB1002を更新する。
【0172】
さらに、ステップS912において、画面イメージ保存処理部204は、S910で保存したスクリーンショットをS909で開いたデータファイルのイメージファイルとしてファイル画面DB1003を更新し、ステップS913に処理を進める。
【0173】
一方、ステップS909で、ファイル開いた時が画像保存タイミングに設定されていない、又は、ユーザがファイルを開いていないと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、そのままステップS913に処理を進める。
【0174】
ステップS913では、画面イメージ保存処理部204は、図18に示した画面保存タイミング(ユーザ)DB1007を参照し、ファイル閉じた時が画像保存タイミングに設定されており、且つ、ユーザがファイルを閉じたか否かを判定する。
【0175】
そして、ステップS913で、ファイル閉じた時が画像保存タイミングに設定されており、且つ、ユーザがファイルを閉じたと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、ステップS914に処理を進める。
【0176】
ステップS914では、画面イメージ保存処理部204は、この時点で当該アプリケーションの表示画面のスクリーンショットを外部メモリ104内に保存し、ステップS915において、S914で保存したスクリーンショットを当該アプリケーションのイメージファイルとしてアプリケーション画面DB1002を更新する。
【0177】
さらに、ステップS916において、画面イメージ保存処理部204は、S914で保存したスクリーンショットをS913で閉じたデータファイルのイメージファイルとしてファイル画面DB1003を更新し、ステップS917に処理を進める。
【0178】
一方、ステップS913で、ファイル閉じた時が画像保存タイミングに設定されていない、又は、ユーザがファイルを閉じていないと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、そのままステップS917に処理を進める。
【0179】
次に、ステップS917では、画面イメージ保存処理部204は、図18に示した画面保存タイミング(ユーザ)DB1007を参照し、ファイル保存時が画像保存タイミングに設定されており、且つ、ユーザがファイルを保存したか否かを判定する。
【0180】
そして、ステップS917で、ファイル保存時が画像保存タイミングに設定されており、且つ、ユーザがファイルを保存したと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、ステップS918に処理を進める。
【0181】
ステップS918では、画面イメージ保存処理部204は、この時点で当該アプリケーションの表示画面のスクリーンショットを外部メモリ104内に保存し、ステップS919において、S918で保存したスクリーンショットを当該アプリケーションのイメージファイルとしてアプリケーション画面DB1002を更新する。
【0182】
さらに、ステップS920において、画面イメージ保存処理部204は、S918で保存したスクリーンショットをS917で保存したデータファイルのイメージファイルとしてファイル画面DB1003を更新し、ステップS905に処理を戻す。
【0183】
一方、ステップS917で、ファイル保存時が画像保存タイミングに設定されていない、又は、ユーザがファイルを保存していないと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、そのままステップS905に処理を戻す。
【0184】
そして、ステップS905で、アプリケーションが終了されたと判定した場合には、画面イメージ保存処理部204は、ステップS906に処理を進める。
【0185】
ステップS906では、画面イメージ保存処理部204は、図18に示した画面保存タイミング(ユーザ)DB1007を参照し、アプリケーション終了時が画像保存タイミングに設定されているか否かを判定する。
【0186】
そして、ステップS906で、アプリケーション終了時が画像保存タイミングに設定されていると判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、ステップS907に処理を進める。
【0187】
ステップS907では、画面イメージ保存処理部204は、アプリケーション終了時の当該アプリケーションの表示画面のスクリーンショットを外部メモリ104内に保存し、ステップS908において、S907で保存したスクリーンショットを当該アプリケーションのイメージファイルとしてアプリケーション画面DB1002を更新し、本フローチャートの処理を終了する。
【0188】
一方、ステップS906で、アプリケーション終了時が画像保存タイミングに設定されていないと判断した場合には、画面イメージ保存処理部204は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
【0189】
以上、図25に示したように、ユーザがアプリケーションの画面イメージを保存するタイミングを指定できる機能を設けたことにより、図24に示した自動保存モードの場合のように、画面イメージの保存タイミングを自動判別するだけでは、個々のアプリケーションについて真に最適なタイミングで画面イメージを保存できないといった問題を解決できる。
【0190】
〔他の実施形態〕
以下、上記実施形態に加え、他に考えられる本発明の実施形態の一例について説明する。
【0191】
ポップアップ表示する画面イメージに、他の情報も付加して表示するように構成してもよい。例えば、従来と同様の文字情報を付加して表示することにより、ユーザに示す情報を増やすことができる。
【0192】
同様に、ポップアップした画面イメージが示すアプリケーションが使用したファイルの履歴の一覧を、ポップアップ表示する画面イメージに付加して表示するように構成してもよい。そして、この履歴の一覧のいずれかが選択されると、同様に選択されたファイルに関する情報をポップアップ表示するように構成する。このような構成により、ユーザはそのアプリケーションが使用したファイルやファイルの種類を容易に知ることができる。
【0193】
また同様に、図12に示した関連アプリケーションDB1001の機能1103が示すアプリケーションの機能名を、ポップアップ表示する画面イメージに付加して表示するように構成してもよい。これにより、画面イメージを見ただけではアプリケーションの使用目的がわからないユーザに対し、機能を示すことができる。
【0194】
また、アイコンやメニューとポップアップとの対応をユーザに分かりやすく示すために、アイコンやメニューを色付けし、該アイコンやメニューの色と同一の色のウィンドウでポップアップを表示するように構成してもよい。即ち、アイコンと該アイコンに対応するポップアップを同一の視覚的特徴で表示するように構成する。これにより、表示スペースの関係等で、関係のある全てのアイコンやメニューからポップアップ表示できなかった場合にも、各アイコンやメニューとポップアップとの関係の有無をユーザに示すことができる。
【0195】
また同様に、マウスポインタ等で指示したアイコンやメニューと関係のないアイコンやメニューを、一時的に非表示にするように構成してもよい。これにより、ユーザは関係のあるアイコンやメニューだけを見て目的のアイコンやメニューを探すことができる。
【0196】
また、上記実施形態では、マウスポインタ等で指示したアイコンやメニューの内容と関係のあるアプリケーションのポップアップ表示(複数のポップアップ表示)も行う構成についてしめした。しかし、異なる複数のポップアップ表示は、関係のあるアプリケーションのアイコンやメニュー以外であってもよい。
【0197】
例えば、マウスポインタ等で指示したアイコンやメニューと隣接したアイコンやメニューの内容をポップアップ表示するように構成してもよい。これにより、マウス等で指示したアイコンの近くに存在する項目の内容を一度に知ることができる。
【0198】
また同様に、データファイルのアイコンやメニューをマウス等で指示した場合、同じ種類のデータファイルを検索し、その画面イメージをポップアップ表示させるように構成してもよい。これにより、ユーザは目的のデータファイルを探しやすくなる。
【0199】
また、ポップアップした画面イメージを選択すると、そのイメージが示すアプリケーションを起動するように構成してもよい。これにより、ユーザは画面イメージから目的のアプリケーションを発見した際に、そのアプリケーションを直ちに起動することができ、操作性を向上させることができる。
【0200】
さらに、上記実施形態では、使用頻度に応じた優先度順に、優先度に応じたサイズで、関連するアプリケーションのポップアップを表示する構成について説明した。しかし、関連するアプリケーションのポップアップを表示,サイズを決定する優先度は、使用頻度に限られるものではなく、アプリケーションのインストール順であってもよいし、最終使用日時等であってもよい。
【0201】
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
【0202】
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0203】
以下、図26に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0204】
図26は、本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
【0205】
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0206】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0207】
本実施形態における図19,図20,図21,図22,図23,図24,図25に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0208】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0209】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0210】
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0211】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0212】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0213】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0214】
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0215】
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【0216】
【図1】本発明の情報処理装置を適用可能なパーソナルコンピュータにおける表示画面の一例を示す模式図である。
【図2】本発明の情報処理装置を適用可能なパーソナルコンピュータにおける表示画面の一例を示す模式図である。
【図3】本発明の情報処理装置を適用可能なパーソナルコンピュータにおける表示画面の一例を示す模式図である。
【図4】本発明の情報処理装置を適用可能なパーソナルコンピュータにおける表示画面の一例を示す模式図である。
【図5】本発明の情報処理装置を適用可能なパーソナルコンピュータにおける表示画面の一例を示す模式図である。
【図6】本発明の情報処理装置を適用可能なパーソナルコンピュータにおける表示画面の一例を示す模式図である。
【図7】本発明の情報処理装置を適用可能なパーソナルコンピュータにおける表示画面の一例を示す模式図である。
【図8】本発明の情報処理装置を適用可能なパーソナルコンピュータにおける表示画面の一例を示す模式図である。
【図9】本発明の一実施形態を示す情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図10】本発明の一実施形態を示す情報処理装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図11】図9に示したDB105の構成を示す模式図である。
【図12】図11に示した関連アプリケーションDB1001の一例を示す模式図である。
【図13】図11に示したアプリケーション画面DB1002の一例を示す模式図である。
【図14】図11に示したファイル画面DB1003の一例を示す模式図である。
【図15】図11に示した使用頻度DB1004の一例を示す模式図である。
【図16】図11に示した使用履歴DB1005の一例を示す模式図である。
【図17】図11に示した画面保存タイミング(自動保存)DB1006の一例を示す模式図である。
【図18】図11に示した画面保存タイミング(ユーザ)DB1007の一例を示す模式図である。
【図19】本発明における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図20】本発明における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図21】本発明における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図22】本発明における第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図23】本発明における第5の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図24】本発明における第6の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図25】本発明における第7の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図26】本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
【0217】
100 コンピュータ
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 外部メモリ
105 DB
106 入力装置
107 表示装置
201 関連更新処理部
202 ポップアップ表示処理部
203 カスタマイズ処理部
204 画面イメージ保存処理部
205 使用頻度更新処理部
206 使用履歴更新処理部
1001 関連アプリケーションDB
1002 アプリケーション画面DB
1003 ファイル画面DB
1004 使用頻度DB
1005 使用履歴DB
1006 画面保存タイミング(自動保存)DB
1007 画面保存タイミング(ユーザ)DB

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションの情報をアプリケーションに紐付けて記憶する記憶手段と、
表示手段に表示されるアプリケーションに対応する被指示項目が、指示手段により指示されたことに応じて、該指示された被指示項目に対応するアプリケーションに紐付けられて前記記憶手段に記憶されている情報を前記表示手段に表示するとともに、前記指示された被指示項目に対応するアプリケーションに関連のあるアプリケーションに紐付けられて前記記憶手段に記憶されている情報も前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記アプリケーションの情報は、アプリケーションが使用された際の画面イメージを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記記憶手段は、ファイルが使用された際の画面イメージをもファイルに紐付けて記憶するものであり、
前記表示制御手段は、前記表示手段に表示されるファイルに対応する被指示項目が、前記指示手段により指示されたことに応じて、該指示された被指示項目に対応するファイルに紐付けられて前記記憶手段に記憶されている画面イメージを前記表示手段に表示するとともに、前記指示された被指示項目に対応するファイルを開く際に使用したアプリケーションに関連のあるアプリケーションに紐付けられて前記記憶手段に記憶されている画面イメージも前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記表示制御手段は、アプリケーションの情報を表示する際、該アプリケーションに対応する被指示項目に対応付けて表示するように制御する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、アプリケーションの情報を表示する際、該アプリケーションに対応する被指示項目と同一色の枠で表示するように制御する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記関連のあるアプリケーションとは、同一機能に分類されるアプリケーションを示す、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項7】
アプリケーションの機能を登録する登録手段を設けた、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記表示制御手段は、前記関連のあるアプリケーションが複数存在する場合、該関連のあるアプリケーションの優先度に応じた形態で、前記関連のある各アプリケーションにそれぞれ紐付けられた情報を表示制御する、ことを特徴とする請求項1乃至7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示制御手段は、前記優先度に応じた順序,サイズで、前記関連のある各アプリケーションにそれぞれ紐付けられた情報を表示制御する、ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記アプリケーションの優先度は、前記アプリケーションの使用頻度に応じた優先度である、ことを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置。
【請求項11】
アプリケーションの種別に応じたタイミングで、アプリケーションが使用された際の画面イメージを前記記憶手段に記憶させる画面イメージ保存手段を設けた、
ことを特徴とする請求項2乃至10のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記被指示項目は、メニューを含む、ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項13】
表示手段に表示されるアプリケーションに対応する被指示項目が、指示手段により指示されたことに応じて、該指示された被指示項目に対応するアプリケーションに紐付けられて記憶手段に記憶されている情報を前記表示手段に表示する第1の表示ステップと、
前記指示された被指示項目に対応するアプリケーションに関連のあるアプリケーションに紐付けられて前記記憶手段に記憶されている情報を前記表示手段に表示させる第2の表示ステップと、
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項14】
前記アプリケーションの情報は、アプリケーションが使用された際の画面イメージを含む、ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項15】
請求項1乃至12のいずれかに記載された情報処理装置としてコンピュータを機能させるための、又は、請求項13又は14に記載された情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項16】
請求項1乃至12のいずれかに記載された情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、又は、請求項13又は14に記載された情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【公開番号】特開2008−158883(P2008−158883A)
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−348255(P2006−348255)
【出願日】平成18年12月25日(2006.12.25)
【出願人】(301015956)キヤノンソフトウェア株式会社 (364)
【Fターム(参考)】