説明

情報端末装置

【課題】互いに可動自在に連結された2つの筐体を電気接続するケーブルの断線を防止し、かつ、部品点数の削減により低コスト化を実現すること。
【解決手段】携帯電話機を構成する固定側筐体は、可動側筐体の可動に伴って遷移する固定側筐体に対する可動側筐体の相対位置を検出する検出センサ114、116と、可動側筐体の内部基板に一端を接続するケーブルの他端側を載置し、当該ケーブルの他端側を当該固定側筐体の内部基板104へ案内するケーブル案内部材118と、前記ケーブル案内部材118と協働してケーブルの他端側の周囲を包囲するケーブル包囲部410と、検出センサ114、116を保持するセンサ保持部420とを一体的に備え、ケーブル案内部材118に係止されるケーブルカバー部材400とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報端末装置に関し、例えば、互いに可動自在に連結された2つの筐体間を電気接続するケーブルの断線を防止し、かつ、部品点数の削減を実現し得る情報端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機などの情報端末装置として、キーなどの操作部を有する固定側筐体と、ディスプレイなどの表示部を有する可動側筐体とを、所定の連結機構を介して連結し、回転やスライド等の可動を可能にしたものが広く知られている。
【0003】
かかる情報端末装置では、2つの筐体間を跨るようにして電気接続が行われている。すなわち、固定側筐体内の基板と可動側筐体内の基板とを、細線同軸ケーブルなどのケーブルで電気的に接続している。ここで、このようなケーブルは、装置の組立ての際に、筐体の接合部分に挟み込まれたり、筐体内の他の部品などと干渉したりすることによって断線する恐れがある。
【0004】
このため、かかるケーブルの断線を回避するための従来のケーブル保護構造として、例えば、可動側基板内の基板に一端を接続するケーブルの他端側の側面を挟持した状態で位置決めを行う挟持部を備えたケーブルの収容構造が提案されている。
【0005】
一方、上述したように固定側筐体と可動側筐体とが可動自在に連結した情報端末装置では、可動側筐体の可動に伴って、固定側筐体に対する可動側筐体の相対位置が遷移する。そこで、固定側筐体に対する可動側筐体の相対位置を検出するために、一般に、固定側筐体側に、相対位置検出用の検出センサが設けられる。
【0006】
このため、従来の情報端末装置では、検出センサを保持する保持部材を、ケーブル保護構造とは別部品として固定側筐体側に組み付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2008−103989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところが、上述した従来の情報端末装置では、ケーブルの組み付け作業が極めて困難であるという問題がある。具体的には、固定側筐体にケーブルを組み付ける場合に、依然として、ケーブルの実装位置がずれるため、筐体の接合部分へのケーブルの挟まれや、ケーブルと他の部品との干渉が発生し、その結果、ケーブルが断線する恐れがある。
【0009】
また、従来の情報端末装置では、ケーブルの保護構造と、検出センサを保持する保持部材とが別個の部品であるため、部品点数の増加や、保持部材の取り付け工程等の煩雑な処理工程の増加が生じ、装置コストが増加してしまうという問題がある。
【0010】
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、互いに可動自在に連結された2つの筐体を電気接続するケーブルの断線を防止し、かつ、部品点数の削減により低コスト化を実現することができる情報端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、第1の基板を内蔵する第1の筐体と、第2の基板を内蔵する第2の筐体とが、ケーブルを介して電気的に接続されると共に、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが可動自在に連結された情報端末装置であって、前記第1の筐体は、前記可動に伴って遷移する前記第1の筐体に対する前記第2の筐体の相対位置を検出する検出センサと、前記第2の基板に一端を接続する前記ケーブルの他端側を載置し、当該ケーブルの他端側を前記第1の基板へ案内するケーブル案内部材と、前記ケーブル案内部材と協働して前記ケーブルの他端側の周囲を包囲するケーブル包囲部と、前記検出センサを保持するセンサ保持部とを一体的に備え、前記ケーブル案内部材に係止されるケーブルカバー部材とを有する。
【発明の効果】
【0012】
本願の開示する情報端末装置の一つの態様によれば、互いに可動自在に連結された2つの筐体を電気接続するケーブルの断線を防止し、かつ、部品点数の削減により低コスト化を実現することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本実施例に係る携帯電話機の構成を示す平面図である。
【図2】図2は、本実施例に係る携帯電話機の構成を示す平面図である。
【図3】図3は、本実施例に係る携帯電話機の構成を示す平面図である。
【図4】図4は、本実施例に係る携帯電話機を構成する固定側筐体と可動側筐体とを分離した状態を示す分解斜視図である。
【図5】図5は、固定側筐体のケーブル周辺の内部構成を示す斜視図である。
【図6−1】図6−1は、ケーブルカバー部材の全体構成を示す上面斜視図である。
【図6−2】図6−2は、ケーブルカバー部材の全体構成を示す下面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、本願の開示する情報端末装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例では、本願の開示する情報端末装置を回転型の携帯電話機に適用する例について説明するが、その他スライド型の携帯電話機など、複数の通話可能形状を有する情報端末装置に広く適用することができる。
【実施例】
【0015】
まず、本実施例に係る携帯電話機10の構成を説明する。図1〜図3は、本実施例に係る携帯電話機10の構成を示す平面図である。図4は、本実施例に係る携帯電話機10を構成する固定側筐体100と可動側筐体200とを分離した状態を示す分解斜視図である。
【0016】
図1〜図3に示すように、携帯電話機10は、第1の筐体としての固定側筐体100と、第2の筐体としての可動側筐体200とを有し、図示しない連結機構を介して、固定側筐体100に対して可動側筐体200を可動自在に連結している。また、携帯電話機10は、図4に示すように、固定側筐体100と可動側筐体200との間に跨って配置されるケーブル300を有している。
【0017】
固定側筐体100には、符号キーやカーソルキー等の複数のキーを備える操作部としての操作ボタン102が設置されている。一方、可動側筐体200には、例えばLCD(Liquid Crystal Display)素子等で構成される表示部としての表示パネル202が設置されている。なお、連結機構は、固定側筐体100と可動側筐体200との間に介設され、固定側筐体100と可動側筐体200とをスライド自在に連結するスライド機構や、回転自在に連結する回転機構等の可動機構を有している。
【0018】
ケーブル300は、複数の細線同軸ケーブルを束ねて一本のケーブルとした信号線である。ケーブル300の両端部には、コネクタ302、304が接続されている。
【0019】
また、固定側筐体100には、内部基板104(図5参照)が搭載され、この内部基板104には、電気信号や電力を送受するためのコネクタ接続部106が形成されている。一方、可動側筐体200にも、内部基板(図示せず)が搭載され、この内部基板には、コネクタ接続部206が形成されている。
【0020】
そして、ケーブル300の一端側のコネクタ302は、可動側筐体200側のコネクタ接続部206と接続される一方、他端側のコネクタ304は、固定側筐体100側のコネクタ接続部106と接続されている。
【0021】
このようにして、本実施例に係る携帯電話機10では、ケーブル300を介して、固定側筐体100の内部基板104と可動側筐体200の内部基板とが電気的に接続され、それぞれの基板に実装された電子部品間での電気信号のやり取りや、電力の供給が行われる。
【0022】
そして、本実施例に係る携帯電話機10は、連結機構の可動によって、固定側筐体100に対して可動側筐体200をスライド及び回転させることで、図1に示す閉状態と、図2に示す開状態と、図3に示す回転状態との間で状態変更可能としている。
【0023】
図1に示す閉状態は、固定側筐体100と可動側筐体200とが最大の重なり範囲で重なった状態である。この閉状態では、携帯電話機10の長手方向に関する全長が最も短くなる。したがって、主として、携帯電話機10の持ち運びの際や、簡易な情報、例えば、通話履歴やインターネット上の情報等の閲覧の際などにおいて、この閉状態に設定される。
【0024】
また、図2に示す開状態は、固定側筐体100と可動側筐体200とが最小の重なり範囲で重なった状態である。この開状態では、固定側筐体100の長手方向に関する全長が最も長くなる。また、この開状態では、固定側筐体100の操作ボタン102が露出した状態となる。したがって、主として、通話や操作ボタン102を用いた送信メールの作成などの操作を行う場合に、この開状態に設定される。
【0025】
また、図3に示す回転状態は、図2に示す開状態から可動側筐体200を固定側筐体100に対して90°回転した状態である。この場合、表示パネル202が横長の状態となるため、主として、テレビ(ワンセグ放送)の視聴、インターネット上の情報や受信メールの閲覧、ゲームなどを行うときに、この回転状態に設定される。
【0026】
次に、固定側筐体100のケーブル300周辺の内部構成について、図5を参照して説明する。図5は、固定側筐体100のケーブル300周辺の内部構成を示す斜視図である。
【0027】
図5に示すように、固定側筐体100は、固定フロントケース108(図5では不図示、図4参照)と、内部基板104と、基板ベース部材110と、固定リアケース112(図5では不図示、図4参照)とを有する。さらに、固定フロントケース108と固定リアケース112との間には、検出センサ114、116と、ケーブルカバー部材400とが配置されている。
【0028】
固定フロントケース108及び固定リアケース112は、取り付けネジによるネジ止め固定により組み付けられており、内部基板104、基板ベース部材110、検出センサ114、116、ケーブルカバー部材400等を収納するための収容空間を内部に形成している。内部基板104は、基板ベース部材110に固設されており、種々の電子部品を実装している。
【0029】
基板ベース部材110は、主として内部基板104を固定する固定部を形成しており、この固定部周囲には、ケーブル案内部材118が一体形成されている。このケーブル案内部材118は、ケーブル300のコネクタ304側(すなわち、ケーブル300の他端側)を載置し、当該ケーブル300の他端側を内部基板104へ案内する。ケーブル案内部材118は、ケーブル300の底部及び側部をそれぞれ覆う底面部118a及び側面部118bを有する上方開口の断面略コ字状に形成され、底面部118aにケーブル300を載置し、そのケーブル300を側面部118bにより規制して内部基板104へ案内する。
【0030】
検出センサ114、116は、フレキシブルケーブル等の接続部材(不図示)を介して内部基板104と電気接続されている。検出センサ114、116は、可動側筐体200の可動に伴って遷移する固定側筐体100に対する可動側筐体200の相対位置を検出する。具体的には、検出センサ114、116は、MR(Magnetism Resistance)センサ等の磁気センサにより構成され、可動側筐体200の所定箇所に内蔵される磁石の接近を検知することによって、可動側筐体200の相対位置を検出する。
【0031】
なお、固定側筐体100及び可動側筐体200には、携帯電話機10を図1に示す閉状態、図2に示す開状態及び図3に示す回転状態としたときに、常に重なり合う領域(以下、「重畳領域」と呼ぶ)が存在する。検出センサ114、116は、重畳領域を含む固定側筐体100の厚み方向の空間内に配置されている。本実施例では、検出センサ114、116をかかる空間内に配置することで、検出センサ114が、開状態における可動側筐体200の相対位置を、検出センサ116が、回転状態における可動側筐体200の相対位置をそれぞれ検出する。
【0032】
ケーブルカバー部材400は、基板ベース部材110に形成されたケーブル案内部材118と協働してケーブル300の他端側を上下に挟んだ状態で、ケーブル案内部材118に係止されている。
【0033】
ここで、特に、本実施例に係る携帯電話機10では、ケーブル300が、ケーブルカバー部材400のケーブル包囲部410内部に収納された状態でケーブル案内部材118に配設される。また、検出センサ114,116が、ケーブルカバー部材400のセンサ保持部420に保持される。
【0034】
かかる構成により、ケーブル300の実装時の位置ずれを防止してケーブル300の断線を防止すると共に、ケーブル300を保護する機能と検出センサ114、116を保持して位置決めする機能とを1つのケーブルカバー部材400で兼用させることができる。
【0035】
次に、ケーブルカバー部材400の構成の詳細について、図6−1及び図6−2を参照して説明する。図6−1は、ケーブルカバー部材400の全体構成を示す上面斜視図であり、図6−2は、ケーブルカバー部材400の全体構成を示す下面斜視図である。
【0036】
図6−1及び図6−2に示すように、ケーブルカバー部材400は、全体視で略L字状に成形されており、ケーブル案内部材118と協働してケーブル300の他端側の周囲を包囲するケーブル包囲部410と、検出センサ114、116を保持するセンサ保持部420とを一体的に備えている。
【0037】
ケーブル包囲部410は、断面視で略コ字状に形成されており、平面板部412と、この平面板部412の両側に位置する一対の側面部414とを備えている。平面板部412は、ケーブル案内部材118の底面部118aと対向するように配置されており、当該底面部118aに載置されるケーブル300の他端側上部を覆い、ケーブル案内部材118からのケーブル300の離脱を防止している。
【0038】
平面板部412の一部には、開口部413が形成されている。この開口部413は、ケーブル案内部材118の底面部118aに載置されるケーブル300の他端側を外部に対して視認可能に露出させている。これにより、開口部413からケーブル300の保護状態や引き回し状態を目視により確認することができるため、ケーブル300のケーブルルートを安定させ、かつ、ケーブル300の実装時の位置ずれを防止することができる。
【0039】
側面部414は、ケーブル案内部材118の側面部118bと当接されており、ケーブル案内部材118に対するケーブルカバー部材400の側方への位置ずれを回避している。
【0040】
側面部414の一部には、フック部416が形成され、このフック部416が、ケーブル案内部材118の底面部118aの裏面側に掛合する。これにより、ケーブルカバー部材400がケーブル案内部材118に掛止される。このように、フック部416によりケーブルカバー部材400をケーブル案内部材118に掛止することで、ネジや接着テープのような固定用の別部品を必要とせずに、ケーブルカバー部材400をケーブル案内部材118に確実かつ簡単に位置決め固定させることができる。
【0041】
また、センサ保持部420は、断面視で略L字状に形成されており、平面板部422と、この平面板部422の片側に位置する側面部424とを備えている。側面部424は、ケーブル案内部材118の側面部118bと当接されており、ケーブル案内部材118に対するケーブルカバー部材400を構成するセンサ保持部420の側方への位置ずれを回避している。
【0042】
平面板部422には、保持孔426、428が穿設されており、この保持孔426、428が、検出センサ114、116をそれぞれ保持している。
【0043】
平面板部422の上面部には、検出センサ114、116と固定側筐体100の内部基板104とを電気接続する接続部材を貼付するための貼付け固定面422aが形成されており、検出センサ114、116を保持孔426、428内に確実に位置決めできるようにしている。
【0044】
以上説明したように、本実施例によれば、固定側筐体100が、可動側筐体200の内部基板に一端を接続するケーブル300の他端側を載置し、当該ケーブル300の他端側を固定側筐体100の内部基板104へ案内するケーブル案内部材118と、ケーブル案内部材118に係止され、当該ケーブル案内部材118と協働してケーブル300の他端側の周囲を包囲するケーブル包囲部410と検出センサ114、116を保持するセンサ保持部420とを一体的に備えるケーブルカバー部材400とを有する。
【0045】
このため、ケーブル300の実装時の位置ずれを防止し、固定側筐体100の接合部分へのケーブル300の挟み込みや、固定側筐体100内の他の部品とケーブル300との干渉を回避することができ、その結果、ケーブル300の断線を防止することができる。
【0046】
また、ケーブル300を保護する機能と検出センサ114、116を保持して位置決めする機能とを1つのケーブルカバー部材400で兼用することができるため、部品点数の削減が可能で、低コスト化を図ることができる。
【0047】
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
【0048】
例えば、上記実施例では、固定側筐体100に、検出センサ114,116、ケーブル案内部材118及びケーブルカバー部材400を設ける例を示したが、これに限らず、検出センサ114,116、ケーブル案内部材118及びケーブルカバー部材400の各々を、固定側筐体100及び可動側筐体200のいずれか一方に分散して設けてもよい。
【0049】
また、上記実施例では、情報端末装置として、携帯電話機への適用例を説明したが、これに限定されない。例えば、本実施例の情報端末装置を、PDA(Personal Digital Assistants)のような小型情報処理端末、小型音楽再生装置、携帯テレビ、携帯型ゲーム機等の他の各種情報端末装置の場合に適用することができる。
【符号の説明】
【0050】
10 携帯電話機(情報端末装置)
100 固定側筐体
102 操作ボタン(操作部)
104 内部基板(基板)
114 検出センサ
116 検出センサ
118 ケーブル案内部材
118a 底面部
118b 側面部
200 可動側筐体
202 表示パネル(表示部)
300 ケーブル
400 ケーブルカバー部材
410 ケーブル包囲部
416 フック部
420 センサ保持部
422 平面板部
422a 貼付け固定面
424 側面部
426 保持孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の基板を内蔵する第1の筐体と、第2の基板を内蔵する第2の筐体とが、ケーブルを介して電気的に接続されると共に、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが可動自在に連結された情報端末装置であって、
前記第1の筐体は、
前記可動に伴って遷移する前記第1の筐体に対する前記第2の筐体の相対位置を検出する検出センサと、
前記第2の基板に一端を接続する前記ケーブルの他端側を載置し、当該ケーブルの他端側を前記第1の基板へ案内するケーブル案内部材と、
前記ケーブル案内部材と協働して前記ケーブルの他端側の周囲を包囲するケーブル包囲部と、前記検出センサを保持するセンサ保持部とを一体的に備え、前記ケーブル案内部材に係止されるケーブルカバー部材と
を有することを特徴とする情報端末装置。
【請求項2】
前記ケーブル包囲部には、前記ケーブルカバー部材を前記ケーブル案内部材に掛止するためのフック部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
【請求項3】
前記ケーブル包囲部には、前記ケーブル案内部材に載置される前記ケーブルの他端側を外部に対して視認可能に露出させる開口部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報端末装置。
【請求項4】
前記センサ保持部には、前記検出センサと前記第1の筐体内の基板とを電気的に接続する接続部材を貼付するための貼付け固定面が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6−1】
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【図6−2】
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【公開番号】特開2010−239601(P2010−239601A)
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−88394(P2009−88394)
【出願日】平成21年3月31日(2009.3.31)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】