説明

成形カーペット、車両用成形カーペットモジュール体、車両用成形カーペットモジュール体の製造方法

【課題】比較的径が太い長尺体であっても成形カーペットの裏面側に配設することができ、しかも、長尺体を成形カーペットの裏面側に配索する際に位置決めが容易にできる成形カーペット、車両用成形カーペットモジュール体及び、車両用成形カーペットモジュール体の製造方法を提供する。
【解決手段】成形カーペット4には、車体のフロアパネル1上に配索される長尺体3を配索するための配索溝4cがフロアパネル1に対向する裏面側に一体成形されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、裏面側にワイヤーハーネス等の長尺体を一体結合した車両用成形カーペットモジュール体に用いられる成形カーペットに関する。
【背景技術】
【0002】
車体のフロアパネルには、ワイヤーハーネスやオープナーケーブル、ウオッシャーチューブ等の長尺体が配索されている。
【0003】
従来から車両の製造工程において、車体のフロアパネルの所定位置にワイヤーハーネスやオープナーケーブル、ウオッシャーチューブ等の長尺体を配置して、リテーナーやハーネスプロテクター等の固定部材を用いて、これらの長尺体を車体に固定し、フェルト材等のスペーサー部材の敷設やフロアダクト、フロアカーペットの敷設等が行われている。
【0004】
また、フロアマットやカーペットの下面に、フラットタイプのワイヤーハーネスを接着して、このワイヤーハーネスが接着されたフロアマットやカーペットを車両のフロアパネルに敷設することによって、車体のフロアパネル上にワイヤーハーネスを配索するワイヤーハーネスの配索構造が開示されている(特許文献1等参照)。
【特許文献1】特開平9−132090号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のワイヤーハーネスの配索構造では、フラットタイプのワイヤーハーネスを用いることを前提としているので、例えば、電流容量が比較的大きい太いワイヤーハーネスや、ウオッシャー液をリヤウインドウに送り出すウオッシャーチューブ等を配設することができないという問題があった。
【0006】
ところで、フラットタイプのワイヤーハーネスは、通常のワイヤーハーネスやオープナーケーブル、ウオッシャーチューブ等の長尺体に比べて曲げられる方向の自由度が制限される。このため、フロアパネルの上面形状に倣って複雑な形状を呈している成形カーペットに、フラットタイプのワイヤーハーネスを配索するのは困難であった。
【0007】
また、複雑な形状を呈している成形カーペットの裏面側にフラットタイプのワイヤーハーネスを正確に位置決めして貼設するのは困難であった。
【0008】
そこで、比較的径が太い長尺体であっても成形カーペットの裏面側に配設することができ、しかも、長尺体を成形カーペットの裏面側に配索する際に位置決めが容易にできる成形カーペット、車両用成形カーペットモジュール体及び、車両用成形カーペットモジュール体の製造方法を提供することを目的にしている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、車体のフロアパネル上に配索される長尺体を配索するための配索溝が前記フロアパネルに対向する裏面側に一体成形されている成形カーペットを特徴としている。
【0010】
そして、請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の成形カーペットに一体成形された請求項1に記載の配索溝に請求項1に記載の長尺体が配索されて一体結合されてなる車両用成形カーペットモジュール体を特徴としている。
【0011】
また、請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された車両用成形カーペットモジュール体において、
前記成形カーペットには裏面側に熱溶融性の樹脂層が設けられて、前記配索溝に沿って前記長尺体が配索され、該長尺体が配索された前記配索溝の両側にフェルト材が被せられて、前記樹脂層を溶融することによって前記長尺体を跨って前記フェルト材が前記成形カーペットの裏面側に融着されて、前記成形カーペットに前記長尺体が一体結合されてなる車両用成形カーペットモジュール体を特徴としている。
【0012】
更に、請求項4に記載された発明は、請求項2の車両用成形カーペットモジュール体を製造する製造方法であって、
請求項2の長尺体を請求項2の成形カーペットの裏面側から請求項2の配索溝に沿わせ、前記長尺体を前記成形カーペットの裏面側に一体結合する車両用成形カーペットモジュール体の製造方法を特徴としている。
【0013】
そして、請求項5に記載された発明は、請求項3の車両用成形カーペットモジュール体を製造する製造方法であって、
請求項3の長尺体を請求項3の成形カーペットの裏面側から請求項3の配索溝に沿わせ、前記長尺体に前記成形カーペットの裏面側から請求項3のフェルト材を被せ、請求項3の樹脂層を溶融させることによって、前記長尺体を跨った状態で前記フェルト材を融着させて前記成形カーペットに固着することにより、前記長尺体を前記配索溝に固定する車両用成形カーペットモジュール体の製造方法を特徴としている。
【発明の効果】
【0014】
このように構成された本発明の請求項1記載のものは、車両用成形カーペットモジュール体を車体のフロアパネル上に敷設した際に、比較的径が太い長尺体であっても、長尺体が溝の中に収まり、配索経路の両側でカーペット表面にダブつきが生じにくく、車両用成形カーペットモジュール体を車室側から見た際に外観品質がよい。
【0015】
そして、本発明の請求項2記載のものは、成形カーペットの裏面側に長尺体が一体結合されており、車両用成形カーペットモジュール体をフロアパネルに敷設するだけで長尺体を同時に配設できるので、車体の製造工程を簡略化することができる。
【0016】
しかも、長尺体を車体に固定するリテーナーやハーネスプロテクター等の固定部材を別途設ける必要がないので、製造工程の簡略化や部材量の少量化による製造コストの低減が図れる。
【0017】
また、本発明の請求項3記載のものは、配索溝とフェルト材とによって構成される配索経路内に長尺体が収まるので、長尺体がズレてしまうのを防止することができる。
【0018】
しかも、車両の解体等に伴って、車両用成形カーペットモジュール体を解体するときには、フェルト材を成形カーペットの裏面から引き剥がしたり、引きちぎったり、或いは、長尺体自体を引っ張り出すだけで、容易に成形カーペットとワイヤーハーネス等の長尺体とを分離することができて、解体作業の作業効率がよい。
【0019】
更に、本発明の請求項4記載のものは、成形カーペットの裏面に予め配索溝が設けられているので、長尺体を成形カーペットの裏面側に配索する際に配索経路が明確になり、長尺体の位置決めが容易になる。このため、長尺体の配索作業をスムーズに行うことができ、配索の作業効率が向上する。
【0020】
そして、本発明の請求項5記載のものは、成形カーペットの裏面側に設けられた熱溶融性の樹脂層をフェルト材を融着するのに用いるので、別途、接着剤などを用意する必要がなく、部材量の少量化による製造コストの低減が図れる。
【0021】
また、超音波溶着等によって成形カーペットの樹脂層を溶融して接着することができるので、製造工程の簡略化による製造コストの低減が図れる。
【0022】
更に、成形カーペットと車体のフロアパネルとの間に緩衝用として通常使用されているフェルト材を、成形カーペットの裏面側に長尺体を保持するために用いるので、別途、長尺体の保持用部材を用意する必要がなく、部材量の少量化による製造コストの低減が図れる。
【0023】
しかも、成形カーペットの裏面側に長尺体を配索してフェルト材によって固定する際に、長尺体が配索溝上に安定して配索されているので、フェルト材の固定作業をスムーズに行うことができ、配索の作業効率が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明に係る実施の形態の実施例を図面に基づいて説明する。
【実施例】
【0025】
図1乃至図3に基づいて本実施例の成形カーペット、車両用成形カーペットモジュール体及び、車両用成形カーペットモジュール体の製造方法を説明する。
〈構成〉
図1は、車両用成形カーペットモジュール体を説明する図であり、車両用成形カーペットモジュール体が敷設された車両のフロアパネルの斜視図である。
【0026】
図1において、1は車体のフロアパネル、2は車両用成形カーペットモジュール体である。
【0027】
フロアパネル1は、平坦部1a,1aと、フロアトンネル1bと、サイドシル1c,1cとを有している。
【0028】
平坦部1a,1aは、それぞれ略水平に広がっており、フロアトンネル1bは車体左右方向中央位置から上方に膨出し、車両前後方向に伸びている。
【0029】
フロアトンネル1bは側部にトンネルサイド1d,1dを有しており、サイドシル1c,1cは平坦部1a,1aの車幅方向両端に略立直して設けられている。
〈車両用成形カーペットモジュール体の構成〉
車両用成形カーペットモジュール体2は、フロアパネル1上に敷設されており、長尺体3と、成形カーペット4と、フェルト材5,6と,フロアダクト7,7等とによって構成されている。
【0030】
図2は、車両用成形カーペットモジュール体を説明する図であり、図1のA−A断面の断面図である。図2に示すように、本実施例の長尺体3は、3本のワイヤーハーネス3a,3b,3cがビニルテープ3dによって束ねられている。
【0031】
成形カーペット4には、カーペット4aと、カーペット4aの裏面側に熱溶融性の樹脂層4bとが設けられている。
【0032】
本実施例では、加熱・加圧成型によって成形されるカーペット素材(カーペット原反)を成形カーペット素材と呼び、成形カーペット素材が加熱・加圧成型によって成形されて、所望の形状を呈したものを、単に、成形カーペットと呼ぶことにする。
【0033】
成形カーペット素材を加熱炉等を用いて加熱すると、成形カーペット素材の樹脂層4bが軟化した状態になる。
【0034】
この状態で、プレス機によってフロアパネル1の上面形状に倣う形状に形成された金型を用いて成形カーペット素材を加圧し、樹脂層4bが硬化するまで冷却して、成形カーペット素材をフロアパネル1の上面形状に倣う形状に成形する。
【0035】
本実施例では、加熱・加圧成型によって成形カーペット素材をフロアパネル1の上面形状に倣う形状に成形すると同時に、長尺体3を配索する配索溝4cを予め成形しておく。
【0036】
なお、樹脂層4bを加熱したり、超音波等を当てたりすることによって、樹脂層4bを溶融した状態にすると、この溶融した樹脂層4bにフェルト材等を融着することができる。 本実施例では、このように超音波を当てて融着することを超音波融着と呼ぶことにする。
【0037】
フェルト材5は、長尺体3を成形カーペット4の裏面側に保持するために使用されており、フェルト材5は、配索溝4cの両側で成形カーペット4の裏面側の樹脂層4bに融着固定されている。
【0038】
フェルト材6は、フロアパネル1と成形カーペット4との間に緩衝用として設けられている。このフェルト材6も成形カーペット4の裏面側の樹脂層4bに融着固定されている。
〈車両用成形カーペットモジュール体の製造方法〉
図3は、車両用成形カーペットモジュール体の製造工程の一部を説明する図であり、図1のB部分を裏面側から見た際の図であって、フェルト材を融着する前の斜視図である。
【0039】
まず、予めプレス機によって、成形カーペット素材を成形して、成形カーペット4の裏面側に長尺体3用の配索溝4cを形成しておく。
【0040】
次に、図3に示すように、成形カーペット4の裏面側が上になるように成形カーペット4を広げ、成形カーペット4の裏面側に形成された配索溝4cに長尺体3を沿わせて配置する。(矢印A1)
そして、長尺体3にフェルト材5を被せて(矢印A2)、フェルト材5が長尺体3を跨った状態にしてから、フェルト材5の端部5a,5aを超音波融着等によって成形カーペット4の裏面側に融着する。
【0041】
車両用成形カーペットモジュール体の製造では、この他にも、いくつかの工程が行われる。
〈車両用成形カーペットモジュール体の解体方法〉
車両用成形カーペットモジュール体2を解体する際には、成形カーペット4の裏面側に融着されているフェルト材5を手で掴んで、成形カーペット4の裏面から引き剥がしたり、引きちぎったり、或いは、長尺体3自体を引っ張り出すことによって、長尺体3を成形カーペット4の裏面から取りはずすことができる。
〈作用効果〉
車両用成形カーペットモジュール体2を車体のフロアパネル1上に敷設した際に、比較的径が太い長尺体3であっても、長尺体3が溝の中に収まり、配索経路の両側でカーペット4a表面にダブつきが生じにくく、車両用成形カーペットモジュール体2を車室側から見た際に外観品質がよい。
【0042】
そして、成形カーペット4の裏面側に長尺体3が一体結合されており、車両用成形カーペットモジュール体2をフロアパネル1に敷設するだけで長尺体3を同時に配設できるので、車体の製造工程を簡略化することができる。
【0043】
しかも、長尺体3を車体に固定するリテーナーやハーネスプロテクター等の固定部材を別途設ける必要がないので、製造工程の簡略化や部材量の少量化による製造コストの低減が図れる。
【0044】
また、配索溝4cとフェルト材5とによって構成される配索経路内に長尺体3が収まるので、長尺体3がズレてしまうのを防止することができる。
【0045】
しかも、車両の解体等に伴って、車両用成形カーペットモジュール体2を解体するときには、フェルト材5を成形カーペット4の裏面から引き剥がしたり、引きちぎったり、或いは、長尺体3自体を引っ張り出すだけで、容易に成形カーペット4とワイヤーハーネス等の長尺体3とを分離することができて、解体作業の作業効率がよい。
【0046】
更に、成形カーペット4の裏面に予め配索溝4cが設けられているので、長尺体3を成形カーペット4の裏面側に配索する際に配索経路が明確になり、長尺体3の位置決めが容易になる。このため、長尺体3の配索作業をスムーズに行うことができ、配索の作業効率が向上する。
【0047】
そして、成形カーペット4の裏面側に設けられた熱溶融性の樹脂層4bをフェルト材5を融着するのに用いるので、別途、接着剤などを用意する必要がなく、部材量の少量化による製造コストの低減が図れる。
【0048】
また、超音波溶着等によって成形カーペット4の樹脂層4bを溶融して接着することができるので、製造工程の簡略化による製造コストの低減が図れる。
【0049】
更に、成形カーペット4と車体のフロアパネル1との間に緩衝用として一般的に使用されているフェルト材を、成形カーペット4の裏面側に長尺体3を保持するために用いるので、別途、長尺体3の保持用部材を用意する必要がなく、部材量の少量化による製造コストの低減が図れる。
【0050】
しかも、成形カーペット4の裏面側に長尺体3を配索してフェルト材5によって固定する際に、長尺体3が配索溝4c上に安定して配索されているので、フェルト材5の固定作業をスムーズに行うことができ、配索の作業効率が向上する。
【0051】
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
【0052】
なお、本実施例では、長尺体3の配索経路が、フロアパネル1を横切って配設されている部分(図1のB部分)について説明したが、長尺体3の配索経路はフロアパネル1の他の位置にあってもよい。
【0053】
例えば、図1において、長尺体3がトンネルサイド1dの角部1eに沿って配設されている部分であってもよいし、サイドシル1cの角部1fに沿って配設されている部分であってもよい。
【0054】
また、本実施例では、フェルト材5を成形カーペット4の裏面に超音波融着によって接着したが、接着方法は超音波融着に限るものではない。
【0055】
例えば、熱融着による接着でもよいし、接着剤等を用いて接着してもよい。
【0056】
そして、本実施例では、長尺体3がワイヤーハーネス3a,3b,3cによって構成されている場合を説明したが、必ずしも長尺体はワイヤーハーネスによって構成されるものに限らない。
【0057】
例えば、オープナーケーブルやウオッシャーチューブであっても、ハーネス状になっていない電線であってもよいし、車体のフロアパネル1に配索される長尺体であれば何であってもよい。
【0058】
更に、本実施例では、長尺体3の配索経路を部分的にフェルト材5によって覆って接着することによって、長尺体3を保持しているが、長尺体3の配索経路全体をフェルト材によって覆って接着することによって、車両用成形カーペットモジュール体2の裏面側に長尺体3の配索経路を形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】実施例に係る車両用成形カーペットモジュール体を説明する図であり、車両用成形カーペットモジュール体が敷設された車体のフロアパネルの斜視図である。
【図2】実施例に係る車両用成形カーペットモジュール体を説明する図であり、図1のA−A断面の断面図である。
【図3】実施例に係る車両用成形カーペットモジュール体の製造工程の一部を説明する図であり、図1のB部分を裏面側から見た際の図であって、フェルト材を融着する前の斜視図である。
【符号の説明】
【0060】
1 フロアパネル
2 車両用成形カーペットモジュール体
3 長尺体
4 成形カーペット
4b 樹脂層
4c 配索溝
5 フェルト材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体のフロアパネル上に配索される長尺体を配索するための配索溝が前記フロアパネルに対向する裏面側に一体成形されていることを特徴とする成形カーペット。
【請求項2】
請求項1に記載の成形カーペットに一体成形された請求項1に記載の配索溝に請求項1に記載の長尺体が配索されて一体結合されてなることを特徴とする車両用成形カーペットモジュール体。
【請求項3】
請求項2に記載された車両用成形カーペットモジュール体において、
前記成形カーペットには裏面側に熱溶融性の樹脂層が設けられて、前記配索溝に沿って前記長尺体が配索され、該長尺体が配索された前記配索溝の両側にフェルト材が被せられて、前記樹脂層を溶融することによって前記長尺体を跨って前記フェルト材が前記成形カーペットの裏面側に融着されて、前記成形カーペットに前記長尺体が一体結合されてなることを特徴とする車両用成形カーペットモジュール体。
【請求項4】
請求項2の車両用成形カーペットモジュール体を製造する製造方法であって、
請求項2の長尺体を請求項2の成形カーペットの裏面側から請求項2の配索溝に沿わせ、前記長尺体を前記成形カーペットの裏面側に一体結合することを特徴とする車両用成形カーペットモジュール体の製造方法。
【請求項5】
請求項3の車両用成形カーペットモジュール体を製造する製造方法であって、
請求項3の長尺体を請求項3の成形カーペットの裏面側から請求項3の配索溝に沿わせ、前記長尺体に前記成形カーペットの裏面側から請求項3のフェルト材を被せ、請求項3の樹脂層を溶融させることによって、前記長尺体を跨った状態で前記フェルト材を融着させて前記成形カーペットに固着することにより、前記長尺体を前記配索溝に固定することを特徴とする車両用成形カーペットモジュール体の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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