房状果実の出荷袋
【課題】出荷時や店頭における展示、販売の際に商標や商品の説明などの各種情報を見易く表示することが出来るものを、経済的に得ようとする。
【解決手段】紙その他の材料で形成した袋体1の1辺部に開口部10を設ける。この開口部10から袋体1内にぶどう等の房状果実を収納するが、この開口部10は収納後の房状果実が外部から見えるように露出できるような開口状態に保持することができる。この袋体1の上記開口部10の1辺部に交差する他辺部側には、連結部7を残し切線6によって適宜の幅を有する表示片8を形成している。この表示片8には、袋体内に収納される房状果実に関連して商標、品種、説明その他の表示17を設けている。この表示片8は房状果実を収納した出荷袋21の開口部側に引き出しておくことによって、これに表されている各種情報を明確に表示することができる。
【解決手段】紙その他の材料で形成した袋体1の1辺部に開口部10を設ける。この開口部10から袋体1内にぶどう等の房状果実を収納するが、この開口部10は収納後の房状果実が外部から見えるように露出できるような開口状態に保持することができる。この袋体1の上記開口部10の1辺部に交差する他辺部側には、連結部7を残し切線6によって適宜の幅を有する表示片8を形成している。この表示片8には、袋体内に収納される房状果実に関連して商標、品種、説明その他の表示17を設けている。この表示片8は房状果実を収納した出荷袋21の開口部側に引き出しておくことによって、これに表されている各種情報を明確に表示することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ぶどう等の房状果実を出荷する際に使用する出荷袋に関する。
【背景技術】
【0002】
ぶどう等の房状果実は、そのままダンボール箱に詰めて出荷すると、輸送中に揺られ、互いにぶっつかり合ったりして、果実の粒が柄から落ちることが多く、また、販売時に商品価値を低下してしまう。
こうしたことから、ぶどうを栽培時に使用した果実袋に入れた状態で収穫し、その果実袋に入れたままの状態でダンボール箱に詰めて出荷することが考えられたが、この果実袋には栽培中に使用した農薬などが付着している虞があり、そのまま出荷袋として使用し、消費者に渡ることは好ましくないと考えられている。
【0003】
そこで、ぶどうを出荷専用の包装袋に入れ、この袋の開口を開いたままにして、外から収納されているぶどうを見ることができるようにしたぶどう房包装袋が提供されている。(特許文献1)
このぶどう房包装袋には、袋の表面に商品の名称などが表示されているが、ぶどうを入れた場合にこれらの表示は側面に位置することとなるために、箱に詰めたり、小売店などで店頭に商品を並べて販売する場合にはこの表示が見えなかったり、見難いという問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】意匠登録第1190309号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、出荷時や店頭における展示、販売の際において、商標や商品の説明などの各種情報を見易く表示することが出来るようなものを、経済的に得ようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明においては、紙その他の材料で形成した袋体の1辺部に開口部を設ける。この開口部から袋体内にぶどう等の房状果実を収納するが、この開口部は収納後の房状果実が外部から見えるように、露出できるような開口状態に保持することができる。この袋体の上記開口部の1辺部に交差する他辺部側には、連結部を残し切線によって適宜の幅を有する表示片を形成している。この表示片には、袋体内に収納される房状果実に関連して商標、品種、説明その他の情報を表示している。この表示片は、房状果実を収納した袋体の開口部側に引き出しておくことによって、これに表されている各種情報を明確に表示することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、商標、品種、説明その他の情報を表示片に表示することができ、この表示片によって的確に情報を呈示することができ、この表示片の大きさを変えることによって表示する情報を増やすこともできる。また、この表示片は、袋体を形成するものの一部を使用することによって形成することができるので、製作が簡単であり、経済的に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施例を示すもので、(A)が正面図、(B)が背面図である。
【図2】図1(A)の横断面図である。
【図3】図1の袋体の状態を示す説明図である。
【図4】図1の出荷袋にぶどうを収納して状態を示す説明図である。
【図5】図4の包装したものを箱に詰めた状態を示す説明図である。
【図6】本発明の変形例を示す正面図である。
【図7】本発明の他の変形例を示す一部省略正面図である。
【図8】本発明の更に他の変形例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
紙、プラスチックラミネート紙、不織布、プラスチックシート、孔明きプラスチックシートその他の適宜材料で袋体1を形成する。この袋体1は適宜の方法で作ることができるが、図示のものは、左側を左辺折返し部2とし、右側を右辺折返し部3として、右辺折返し部3から少し左側に寄った位置を突合せ部4としており、この突合せ部4が後記するように袋体1の開口部10となる。
この開口部10に交差する他辺部側の上辺部5には、左辺折返し部2から突合せ部4に向かって延びる切線6によって切られ、連結部7によって繋がっている表示片8が設けられている。上記切線6によって切断されたことにより、上記開口部10に連続する隣接開口部15が形成されている。この袋体1の下辺部11は、ヒートシール12や糊付けなどによって閉じられている。
【0010】
図示の表示片8は、袋体の裏面14側の連結部7で繋がっているだけであり、袋体の表面13、裏面14による長い表示片となっているのでそのまま使用してもよいが、表示片における表面13と裏面14をヒートシールや糊付けなどによって接着し(図示略)、2枚重ねの1枚のシート状にして使用することができる。
この表示片8の連結部7の下方には表裏の袋材料が突合せ部4に沿って切込部16があり、この切込部16は更に上記切線6を超えてやや下方に延びている。
【0011】
上記表示片8には、その片面又は両面に、この袋内に収納するぶどうなどの房状果実に関する商標、品種、食べ方その他の各種情報の表示17を設ける。
上記表示片8側の右辺折返し部3近傍には、隣接開口部15を閉じる為の結束具19を設けており、この結束具19は右辺部の袋体表裏面13、14の間に挟み込むようにし、表裏を適宜接着などして固定するとよい。
上記結束具19は、針金などを使用して設けることができるが、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ乳酸樹脂その他の針金と同様に変形状態を保つことができ、かつ強い力を加えると元に戻すことができるようなものを使用すると、針金に比べて一層安全に使用することができる。
【0012】
こうした出荷袋21を使用する場合、ぶどうなどの房状果実22の果柄23側を袋体1の上辺部5側に向けて、開口部10から袋体1内に入れ、袋体1の表示片8の隣接開口部15の周りの隣接部18を果柄23に巻き付け、開口部10を開いた状態にすると、外側から出荷袋21内に入っている房状果実22を見ることができるようになる。こうした状態で、果柄22に巻き付けた上記隣接部18を結束具19で巻いて固定し、解けることを防止している。
上記した表示片8の連結部7の下方に設けられている切込部16は、袋体1の隣接部18を果柄23に巻き付け、更にその上から結束具19を巻き付ける場合の作業を行い易くしている。
【0013】
上記の如く、結束具19を使用して房状果実22を出荷袋21内に収納したとき、表示片8は房状果実22を収納した袋体1と連結部7で繋がっているだけなので、この表示片8を収納した房状果実22の上に位置させるなどして、表示片8に表わしてある表示17を明瞭に表示することができ、販売時にも有用である(図4)。
また、出荷箱24に詰めたときにも、同様に表示片8が表面に表われるので、出荷時、流通時は勿論、この出荷箱に詰めた状態で販売する場合にも同様に表示を明示することができる(図5)。
【0014】
図6に示すものは、図1に示すものとほぼ同様に構成されているものであるが、突合せ部4に位置する左側の表面13を左側に折返して折返部25を形成しているものである。このものは、開口部10に折返部25が位置していることから、開口部10が丈夫で変形し難いので、袋内に房状果実22を入れるときに開口部10が折れ曲がることもなく、袋体内に収納し易い。
【0015】
図7のものは、図6に示すものとほぼ同様に構成されているものであるが、連結部7を左辺折返し部2側に形成し、右辺折返し部3側の切込部16を切線6と交差して上辺部5まで連続して設けている。表示片8は左辺折返し部2側で連結されているので、表示片8が、連結部から表面13と裏面14の2枚になっており、この2枚のままで使用することもできるが、表面13と裏面14を適宜に貼り合わせて1枚の状態にして使用することができる。
【0016】
図8に示すものは、左辺側に左辺折返し部2を設け、右辺側を開口部10としたものであり、下辺部11をヒートシール12などによって閉じ、上辺部5も適宜の間隔を置いてヒートシール27などによって閉じて袋体1を形成している。上記したヒートシール27の上方には、右側に連結部7を残して切線6を設け、これによって表示片8を形成しているものである。
このものは、下辺部11及び上辺部5が閉じられているので、右側の開口部10から房状の果実を袋内に収納することができ、その収納状態を保持することができるから、袋体を閉じるための結束具19は特に必要とされない。
【0017】
また、この出荷袋21では、上記ヒートシール27の上方に、左側に連結部7を残すようにして切線8を設け、これによって表示片8を形成することもでき、他の形式の出荷袋でも同様に連結部7の位置を変えることができる。
なお、本発明において、上下左右、表裏などの表現を用いたが、これは説明の便宜の為であり、絶対的な位置関係などを表しているものではない。
【産業上の利用可能性】
【0018】
本発明によれば、出荷袋21を形成するときに同時的に表示片8を作ることができ、この表示片8によって出荷袋21内に収納されている房状果実22に関する商標その他の情報を見易く明確に表示することができる。
【符号の説明】
【0019】
1 袋体
2 左辺折返し部
3 右辺折返し部
4 突合せ部
6 切線
7 連結部
8 表示片
10 開口部
12、27 ヒートシール
13 袋体の表面
14 袋体の裏面
16 切込部
17 表示
18 隣接部
19 結束具
21 出荷袋
22 房状果実
23 果柄
24 出荷箱
【技術分野】
【0001】
本発明は、ぶどう等の房状果実を出荷する際に使用する出荷袋に関する。
【背景技術】
【0002】
ぶどう等の房状果実は、そのままダンボール箱に詰めて出荷すると、輸送中に揺られ、互いにぶっつかり合ったりして、果実の粒が柄から落ちることが多く、また、販売時に商品価値を低下してしまう。
こうしたことから、ぶどうを栽培時に使用した果実袋に入れた状態で収穫し、その果実袋に入れたままの状態でダンボール箱に詰めて出荷することが考えられたが、この果実袋には栽培中に使用した農薬などが付着している虞があり、そのまま出荷袋として使用し、消費者に渡ることは好ましくないと考えられている。
【0003】
そこで、ぶどうを出荷専用の包装袋に入れ、この袋の開口を開いたままにして、外から収納されているぶどうを見ることができるようにしたぶどう房包装袋が提供されている。(特許文献1)
このぶどう房包装袋には、袋の表面に商品の名称などが表示されているが、ぶどうを入れた場合にこれらの表示は側面に位置することとなるために、箱に詰めたり、小売店などで店頭に商品を並べて販売する場合にはこの表示が見えなかったり、見難いという問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】意匠登録第1190309号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、出荷時や店頭における展示、販売の際において、商標や商品の説明などの各種情報を見易く表示することが出来るようなものを、経済的に得ようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明においては、紙その他の材料で形成した袋体の1辺部に開口部を設ける。この開口部から袋体内にぶどう等の房状果実を収納するが、この開口部は収納後の房状果実が外部から見えるように、露出できるような開口状態に保持することができる。この袋体の上記開口部の1辺部に交差する他辺部側には、連結部を残し切線によって適宜の幅を有する表示片を形成している。この表示片には、袋体内に収納される房状果実に関連して商標、品種、説明その他の情報を表示している。この表示片は、房状果実を収納した袋体の開口部側に引き出しておくことによって、これに表されている各種情報を明確に表示することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、商標、品種、説明その他の情報を表示片に表示することができ、この表示片によって的確に情報を呈示することができ、この表示片の大きさを変えることによって表示する情報を増やすこともできる。また、この表示片は、袋体を形成するものの一部を使用することによって形成することができるので、製作が簡単であり、経済的に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施例を示すもので、(A)が正面図、(B)が背面図である。
【図2】図1(A)の横断面図である。
【図3】図1の袋体の状態を示す説明図である。
【図4】図1の出荷袋にぶどうを収納して状態を示す説明図である。
【図5】図4の包装したものを箱に詰めた状態を示す説明図である。
【図6】本発明の変形例を示す正面図である。
【図7】本発明の他の変形例を示す一部省略正面図である。
【図8】本発明の更に他の変形例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
紙、プラスチックラミネート紙、不織布、プラスチックシート、孔明きプラスチックシートその他の適宜材料で袋体1を形成する。この袋体1は適宜の方法で作ることができるが、図示のものは、左側を左辺折返し部2とし、右側を右辺折返し部3として、右辺折返し部3から少し左側に寄った位置を突合せ部4としており、この突合せ部4が後記するように袋体1の開口部10となる。
この開口部10に交差する他辺部側の上辺部5には、左辺折返し部2から突合せ部4に向かって延びる切線6によって切られ、連結部7によって繋がっている表示片8が設けられている。上記切線6によって切断されたことにより、上記開口部10に連続する隣接開口部15が形成されている。この袋体1の下辺部11は、ヒートシール12や糊付けなどによって閉じられている。
【0010】
図示の表示片8は、袋体の裏面14側の連結部7で繋がっているだけであり、袋体の表面13、裏面14による長い表示片となっているのでそのまま使用してもよいが、表示片における表面13と裏面14をヒートシールや糊付けなどによって接着し(図示略)、2枚重ねの1枚のシート状にして使用することができる。
この表示片8の連結部7の下方には表裏の袋材料が突合せ部4に沿って切込部16があり、この切込部16は更に上記切線6を超えてやや下方に延びている。
【0011】
上記表示片8には、その片面又は両面に、この袋内に収納するぶどうなどの房状果実に関する商標、品種、食べ方その他の各種情報の表示17を設ける。
上記表示片8側の右辺折返し部3近傍には、隣接開口部15を閉じる為の結束具19を設けており、この結束具19は右辺部の袋体表裏面13、14の間に挟み込むようにし、表裏を適宜接着などして固定するとよい。
上記結束具19は、針金などを使用して設けることができるが、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ乳酸樹脂その他の針金と同様に変形状態を保つことができ、かつ強い力を加えると元に戻すことができるようなものを使用すると、針金に比べて一層安全に使用することができる。
【0012】
こうした出荷袋21を使用する場合、ぶどうなどの房状果実22の果柄23側を袋体1の上辺部5側に向けて、開口部10から袋体1内に入れ、袋体1の表示片8の隣接開口部15の周りの隣接部18を果柄23に巻き付け、開口部10を開いた状態にすると、外側から出荷袋21内に入っている房状果実22を見ることができるようになる。こうした状態で、果柄22に巻き付けた上記隣接部18を結束具19で巻いて固定し、解けることを防止している。
上記した表示片8の連結部7の下方に設けられている切込部16は、袋体1の隣接部18を果柄23に巻き付け、更にその上から結束具19を巻き付ける場合の作業を行い易くしている。
【0013】
上記の如く、結束具19を使用して房状果実22を出荷袋21内に収納したとき、表示片8は房状果実22を収納した袋体1と連結部7で繋がっているだけなので、この表示片8を収納した房状果実22の上に位置させるなどして、表示片8に表わしてある表示17を明瞭に表示することができ、販売時にも有用である(図4)。
また、出荷箱24に詰めたときにも、同様に表示片8が表面に表われるので、出荷時、流通時は勿論、この出荷箱に詰めた状態で販売する場合にも同様に表示を明示することができる(図5)。
【0014】
図6に示すものは、図1に示すものとほぼ同様に構成されているものであるが、突合せ部4に位置する左側の表面13を左側に折返して折返部25を形成しているものである。このものは、開口部10に折返部25が位置していることから、開口部10が丈夫で変形し難いので、袋内に房状果実22を入れるときに開口部10が折れ曲がることもなく、袋体内に収納し易い。
【0015】
図7のものは、図6に示すものとほぼ同様に構成されているものであるが、連結部7を左辺折返し部2側に形成し、右辺折返し部3側の切込部16を切線6と交差して上辺部5まで連続して設けている。表示片8は左辺折返し部2側で連結されているので、表示片8が、連結部から表面13と裏面14の2枚になっており、この2枚のままで使用することもできるが、表面13と裏面14を適宜に貼り合わせて1枚の状態にして使用することができる。
【0016】
図8に示すものは、左辺側に左辺折返し部2を設け、右辺側を開口部10としたものであり、下辺部11をヒートシール12などによって閉じ、上辺部5も適宜の間隔を置いてヒートシール27などによって閉じて袋体1を形成している。上記したヒートシール27の上方には、右側に連結部7を残して切線6を設け、これによって表示片8を形成しているものである。
このものは、下辺部11及び上辺部5が閉じられているので、右側の開口部10から房状の果実を袋内に収納することができ、その収納状態を保持することができるから、袋体を閉じるための結束具19は特に必要とされない。
【0017】
また、この出荷袋21では、上記ヒートシール27の上方に、左側に連結部7を残すようにして切線8を設け、これによって表示片8を形成することもでき、他の形式の出荷袋でも同様に連結部7の位置を変えることができる。
なお、本発明において、上下左右、表裏などの表現を用いたが、これは説明の便宜の為であり、絶対的な位置関係などを表しているものではない。
【産業上の利用可能性】
【0018】
本発明によれば、出荷袋21を形成するときに同時的に表示片8を作ることができ、この表示片8によって出荷袋21内に収納されている房状果実22に関する商標その他の情報を見易く明確に表示することができる。
【符号の説明】
【0019】
1 袋体
2 左辺折返し部
3 右辺折返し部
4 突合せ部
6 切線
7 連結部
8 表示片
10 開口部
12、27 ヒートシール
13 袋体の表面
14 袋体の裏面
16 切込部
17 表示
18 隣接部
19 結束具
21 出荷袋
22 房状果実
23 果柄
24 出荷箱
【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙その他の材料で形成した袋体を備え、この袋体の1辺部に房状果実を収納し収納後の房状果実が外部から見えるように露出されている開口状態に保持することができる開口部を設け、この袋体の上記開口部の1辺部に交差する他辺部側に連結部を残し切線によって適宜の幅の表示片を形成し、該表示片に袋体内に収納された房状果実に関連して商標、品種その他の情報を表示した房状果実の出荷袋。
【請求項2】
上記袋体の他辺部側に連結部を残して表示片を形成する切線が、上記開口部と繋がる隣接開口部を形成している請求項1に記載の房状果実の出荷袋。
【請求項3】
上記袋体には、上記房状果実を収納後に上記開口部の開口状態を保ったままで上記隣接開口部を閉じることができる結束具を備える請求項2に記載の房状果実の出荷袋。
【請求項4】
上記袋体の他辺部側は閉じられ、その閉じられた外側に連結部を残し切線によって表示片を形成している請求項1に記載の房状果実の出荷袋。
【請求項5】
上記表示片を形成する連結部が上記開口部側に形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の房状果実の出荷袋。
【請求項1】
紙その他の材料で形成した袋体を備え、この袋体の1辺部に房状果実を収納し収納後の房状果実が外部から見えるように露出されている開口状態に保持することができる開口部を設け、この袋体の上記開口部の1辺部に交差する他辺部側に連結部を残し切線によって適宜の幅の表示片を形成し、該表示片に袋体内に収納された房状果実に関連して商標、品種その他の情報を表示した房状果実の出荷袋。
【請求項2】
上記袋体の他辺部側に連結部を残して表示片を形成する切線が、上記開口部と繋がる隣接開口部を形成している請求項1に記載の房状果実の出荷袋。
【請求項3】
上記袋体には、上記房状果実を収納後に上記開口部の開口状態を保ったままで上記隣接開口部を閉じることができる結束具を備える請求項2に記載の房状果実の出荷袋。
【請求項4】
上記袋体の他辺部側は閉じられ、その閉じられた外側に連結部を残し切線によって表示片を形成している請求項1に記載の房状果実の出荷袋。
【請求項5】
上記表示片を形成する連結部が上記開口部側に形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の房状果実の出荷袋。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【公開番号】特開2010−215285(P2010−215285A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−67241(P2009−67241)
【出願日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【出願人】(390026491)小林製袋産業株式会社 (6)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【出願人】(390026491)小林製袋産業株式会社 (6)
【Fターム(参考)】
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