説明

手摺

【課題】電気配線どうし、あるいは、電気配線と中継コネクタとの配線接続作業を容易に行える手摺を提供する。
【解決手段】笠木5の長手方向に直交する幅方向の一側縁が、支持枠2の一側縁の下部に笠木5の長手方向にスライド可能に係止されるとともに、その係止箇所を中心としてスライド方向の軸心周りで回転可能に設けられている。これにより、中継コネクタ3および電気配線4を覆う使用状態と、笠木5を、支持枠2への係止箇所を中心としてスライド方向の軸心周りで回転させ、支持枠2の上方を開放するとともに笠木5の内面を外方に向けて中継コネクタ3や電気配線4や被覆テープや工具などを受け止め可能な作業状態とに変位できるようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、集合住宅の渡り廊下とかベランダや踊り場などのバルコニーに設けられるバルコニー用手摺とか、屋上、通路、歩道橋、ペデストリアンデッキなどに設けられる手摺に関し、詳しくは、太陽電池が封入されたソーラーパネルを用いた手摺に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の手摺としては、バルコニー用手摺りで例示すれば、次のようなものが知られている。
すなわち、隣り合うバルコニー用手摺り支柱間に上下一対の横材が取り付けられ、中央箇所では、横材とバルコニー用手摺り支柱で囲まれた部分に、アルミ製のガラス枠により網入りガラスが取り付けられて構成されている(特許文献1参照)。
【0003】
近年では、上述のような網入りガラスに代えて、ソーラーセル(太陽電池)を封入した複合安全ガラスとしてのソーラーモジュール(ソーラーパネル)を使用することが提案されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−90041号公報(図1など)
【特許文献2】特開2006−13505号公報(請求項10など)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ソーラーパネルを手摺に使用する場合、通常、所定の大きさのソーラーパネルの複数個を並べて用い、それらのソーラーパネルの上部側でソーラーパネルどうしを電気配線、あるいは、電気配線と中継コネクタを介するなどによって電気的に接続している。
更に、それらの電気配線や中継コネクタなどを覆うために、ソーラーパネルを、その全周にわたって周囲から支持する支持枠の上方に笠木が取り付けられる。
【0006】
上述のような電気配線どうし、あるいは、電気配線と中継コネクタとの配線接続作業を行う場合、笠木を取り外した状態で行うことになる。
しかしながら、ソーラーパネルの上部枠の上面は比較的幅が狭い上に平坦であり、そこに中継コネクタや電気配線や被覆テープ、更には工具などを載置したときに、それらが不測に落下する虞があり、配線接続作業がしづらい不都合があった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、請求項1に係る発明は、電気配線どうし、あるいは、電気配線と中継コネクタとの配線接続作業を容易に行える手摺を提供することを目的とし、請求項2に係る発明は、笠木の内面を広く利用できるようにして配線接続作業を一層容易に行えるようにすることを目的とし、請求項3に係る発明は、笠木を容易に交換できるようにすることを目的とし、請求項4に係る発明は、発電量を増加できながらソーラーパネルに対する支持強度を向上できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係る発明は、上述のような目的を達成するために、
太陽電池が封入されたソーラーパネルを支持枠によって支持し、前記支持枠の上面に、前記ソーラーパネルに電気接続する中継コネクタを設け、前記支持枠の上部に、前記中継コネクタおよびそれに接続分離可能に接続される電気配線を覆う状態で笠木を設け、かつ、前記笠木を、前記中継コネクタおよび電気配線を覆う使用状態と、前記支持枠の上方を開放するとともに前記笠木の内面を外方に向けて前記電気配線を受け止め可能な作業状態とに変位可能に設けて構成する。
【0009】
(作用・効果)
請求項1に係る発明の手摺の構成によれば、手摺を現場に搬入して支柱をバルコニーのパラペットなどの固定部に立設固定した後、笠木を作業状態に変位させておき、その笠木の内面に、中継コネクタや電気配線や被覆テープ、更には工具などを載置しながら、ソーラーパネルで発生した電力を受けるための配設接続作業を行うことができる。
したがって、笠木を利用して、中継コネクタや電気配線や被覆テープや工具などを不測に落下させること無く、電気配線どうし、あるいは、電気配線と中継コネクタとの接続などを行うことができ、配線接続作業を容易に行える手摺を提供できる。
【0010】
また、請求項2に係る発明は、前述のような目的を達成するために、
請求項1に記載の手摺において、
笠木の長手方向に直交する幅方向の一側縁を、支持枠の一側縁の下部に前記笠木の長手方向にスライド可能に係止するとともに、その係止箇所を中心としてスライド方向の軸心周りで回転させることにより作業状態に変位可能に設けて構成する。
【0011】
(作用・効果)
請求項2に係る発明の手摺の構成によれば、笠木の長手方向に直交する幅方向の一側縁を軸心として回転させることにより笠木を作業状態に変位することができる。
したがって、作業状態において、笠木の内面全面を外方に向けた状態にでき、笠木の内面を広く利用でき、中継コネクタや電気配線や被覆テープや工具などを不測に落下させること無く載置しやすく、配線接続作業を一層容易に行える。
【0012】
また、請求項3に係る発明は、前述のような目的を達成するために、
請求項1に記載の手摺において、
笠木を前記支持枠から上方に取り外し可能に設け、取り外した前記笠木の長手方向に直交する幅方向の一側縁を係脱可能に係止する係止部を前記支持枠の一側縁の下部に設け、前記笠木を前記係止部に係止させた状態で前記笠木の長手方向に沿う軸心周りで回転させることにより作業状態に変位可能に設けて構成する。
【0013】
(作用・効果)
手摺を設置した後の使用時に、他物との衝突などによって笠木が損傷したような場合にあって、笠木の内側に雨水が浸入して、電気配線どうし、あるいは、電気配線と中継コネクタとの接続箇所などから不具合が発生する虞がある。このような事態が生じた場合に、笠木を交換する必要がある。ところが、笠木の長手方向に直交する幅方向の一側縁を、支持枠の一側縁の下部に前記笠木の長手方向にスライド可能に設けたものの場合、一旦設置した後では、笠木をスライドさせるスペースが無くて、支柱との連結を解除して手摺全体を移動させなければならなくなるなど、笠木の交換に多大な手間を要する不都合がある。請求項3に係る発明の手摺の構成によれば、使用状態と作業状態とが得られるものでありながら、笠木だけをその上方に取り外して交換することができる。
したがって、笠木を容易に交換することができるから、配線接続作業を容易に行える上に、メンテナンスコストを低減できて経済的である。
【0014】
また、請求項4に係る発明は、前述のような目的を達成するために、
請求項1、2、3のいずれかに記載の手摺において、
互いに近接した一対の支柱の上端を連結部材で一体連結して支柱を構成し、かつ、ソーラーパネルの下方側ほど外方に張り出す傾斜姿勢になるように、前記連結部材に支持枠の上方側部分を取り付けるとともに前記一対の支柱の下方側に前記支持枠の下方側部分を連結支持部材を介して外方に突出した位置で取り付けて構成する。
【0015】
(作用・効果)
請求項4に係る発明の手摺の構成によれば、ソーラーパネルを、その下方側ほど外方に張り出す傾斜姿勢になるようにすることで、太陽光を受けやすくして受光光量を増加し、発電量を増加できる。
更に、一対の支柱の上端を連結部材で一体連結して支柱を構成することにより支柱自体の強度を高くし、ソーラーパネルを支持する支持枠の上方側部分を連結部材に、そして、下方側部分を連結支持部材にそれぞれ取り付け、通常のガラスパネルや格子などで構成される手摺に比べて重量が大きく、しかも傾斜姿勢のソーラーパネルを高強度の支柱に支持することができる。
したがって、発電量を増加できながらソーラーパネルに対する支持強度を向上でき、手摺の耐久性を向上できるから、ソーラーパネルならびに笠木の損傷を抑制でき、メンテナンスコストを一層低減できて経済的である。
【発明の効果】
【0016】
請求項1に係る発明の手摺の構成によれば、手摺を現場に搬入して支柱をバルコニーのパラペットなどの固定部に立設固定した後、笠木を作業状態に変位させておき、その笠木の内面に、中継コネクタや電気配線や被覆テープ、更には工具などを載置しながら、ソーラーパネルで発生した電力を受けるための配設接続作業を行うことができる。
したがって、笠木を利用して、中継コネクタや電気配線や被覆テープや工具などを不測に落下させること無く、電気配線どうし、あるいは、電気配線と中継コネクタとの接続などを行うことができ、配線接続作業を容易に行える手摺を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る手摺の実施例1を示す全体正面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】笠木を作業状態にした要部の拡大断面図である。
【図4】本発明に係る手摺の実施例2の要部の拡大断面図であり、(a)は使用状態を、そして、(b)は突縁部を隙間の下方に位置させた状態をそれぞれ示している。
【図5】本発明に係る手摺の実施例2の要部の拡大断面図であり、(a)は突縁部を隙間に挿入した状態を、そして、(b)は突縁部を係止部に係止させた状態をそれぞれ示している。
【図6】本発明に係る手摺の実施例3を示す全体斜視図である。
【図7】実施例3の全体側面図である。
【図8】実施例3の要部の一部省略拡大背面図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
次に、この発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例1】
【0019】
図1は、本発明に係る手摺の実施例1を示す全体正面図であり、太陽電池が封入されたソーラーパネル1が、その全周にわたって周囲から支持枠2によって支持され、支持枠2の上面に、ソーラーパネル1に電気接続する中継コネクタ3が設けられ、支持枠2の上部に、中継コネクタ3およびそれに接続分離可能に接続される電気配線4を覆う状態で笠木5が設けられ、手摺が構成されている。ソーラーパネル1を支持枠2に支持させる構成としては、上述のように全周にわたって周囲から支持させる構成に限らず、例えば、ソーラーパネル1の2辺を支持させるとか、あるいは、ソーラーパネル1の1辺だけを支持させるとか、更には、ソーラーパネル1の1辺とそれに対向する辺の両角部分を支持させるなど、各種の支持構成が適用できる。
【0020】
支持枠2の上方側部分と下方側部分それぞれの長手方向に所定間隔を隔てた箇所に支柱6が連結支持され、支柱6それぞれが、固定部としてのバルコニーのパラペット7の立ち上げ部8に立設されている。
【0021】
図2の要部の拡大断面図(図1のA−A線拡大断面図)に示すように、支持枠2の上面部分が一方に延出されて延出部分2aが形成されるとともに延出部分2aの先端が下方に曲げられて下向き部分2bが形成され、支柱6の上端に設けられた支持ブラケット6aに延出部分2aがネジ止めされている。
【0022】
笠木5の内面に、アングル形状の取付片5aと当接片5bとが一体的に設けられ、取付片5aを支持枠2の延出部分2aにネジ止めすることにより笠木5を支持枠2に取り付けるとともに、その取り付け状態で当接片5bを延出部分2aに当接するようになっている。
【0023】
笠木5の長手方向に直交する幅方向の一側縁が、支持枠2の一側縁の下部に笠木5の長手方向にスライド可能に係止されるとともに、その係止箇所を中心としてスライド方向の軸心周りで回転可能に設けられている。また、笠木5を支持枠2に取り付けた状態で、笠木5の長手方向に直交する幅方向の他側縁の端面が支持枠2の下向き部分2bに面接触状態で当接され、笠木5の内面側に外部から雨水が浸入することを防止できるよう構成されている。
【0024】
上記構成により、中継コネクタ3および電気配線4を覆う使用状態(図2参照)と、図3の要部の拡大断面図に示す作業状態とに変位できるようになっている。すなわち、作業状態では、笠木5を、支持枠2への係止箇所を中心としてスライド方向の軸心周りで回転させ、支持枠2の上方を開放するとともに笠木5の内面を外方に向け、その笠木5の内面内に電気配線4などを受け止めることができるようになっている。
【0025】
実施例1によれば、手摺を設置するに際し、支柱6を立設固定した後、笠木5を作業状態に変位させておき、その笠木5の内面に、中継コネクタ3や電気配線4や被覆テープ、更には工具などを載置しながら、中継コネクタ3や電気配線4や被覆テープや工具などを不測に落下させること無く、電気配線4どうし、あるいは、電気配線4と中継コネクタ3との接続などといった配線接続作業を容易に行える。
【実施例2】
【0026】
図4の(a)は、本発明に係る手摺の実施例2の使用状態を示す要部の拡大断面図であり、実施例1と異なるところは次の通りである。
すなわち、支持枠2に取り付けた使用状態において、笠木5の長手方向に直交する幅方向の一側縁が、支持枠2の一側縁の下部に形成された膨出部11に上部外方から当接され、笠木5の内面への雨水の浸入を防止できるよう構成されている。
【0027】
膨出部11の内面側に上向き開口の係止部12が形成されている。一方、笠木5の長手方向に直交する幅方向の一側縁に、係止部12に係脱可能に嵌入係止する突縁部13が設けられている。
また、係止部12と支持枠2の縦向き面との間に、突縁部13を挿脱可能な隙間14が形成されている。他の構成は実施例1と同じであり、同一図番を付すことにより、その説明は省略する。
【0028】
上記構成により、支持枠2から上方に笠木5を取り外し、その取り外した笠木5の突縁部13を隙間14の下方に位置させ〔図4の(b)の突縁部を隙間の下方に位置させた状態の要部の拡大断面図参照〕、その状態で笠木5を上昇させることにより、突縁部13を隙間14内に挿入することができる〔図5の(a)の突縁部を隙間に挿入した状態の要部の拡大断面図参照〕。
しかる後、笠木5を外方に移動させるとともにやや下方に移動させることにより、突縁部13を係止部12に係止させ、その係止状態で笠木5の長手方向に沿う軸心周りで笠木5を回転させることにより、笠木5の内面を外方に向けた作業状態に変位させることができる〔図5の(b)の突縁部を係止部に係止させた状態の要部の拡大断面図参照〕。
【0029】
この実施例2によれば、作業状態において、笠木5の内面に、中継コネクタ3や電気配線4や被覆テープ、更には工具などを載置しながら、中継コネクタ3や電気配線4や被覆テープや工具などを不測に落下させること無く、電気配線4どうし、あるいは、電気配線4と中継コネクタ3との接続などといった配線接続作業を容易に行える。
そのうえ、他物との衝突などによって笠木5が損傷したような場合でも、笠木5だけをその上方に取り外して容易に交換することができ、笠木5の内側に雨水が浸入して、電気配線4どうし、あるいは、電気配線4と中継コネクタ3との接続箇所から不具合が発生するといったことを早期に解消でき、メンテナンスコストを低減できて経済的である。
【実施例3】
【0030】
図6は、本発明に係る手摺の実施例3の全体斜視図、図7は、実施例3の全体側面図、図8は、実施例3の要部の一部切欠拡大背面図、図9は、図8のB−B線断面図であり、実施例1と異なるところは次の通りである。
【0031】
すなわち、互いに近接した一対の支柱21a,21aの上端が連結部材22で一体連結されて支柱21が構成されている。
連結部材22に支持枠2の上方側部分が取り付けられるとともに、一対の支柱21a,21aの下方側に支持枠2の下端部が、外方に突出した連結支持部材23を介して取り付けられ、ソーラーパネル1が、その下方側ほど外方に張り出す傾斜姿勢になるように支柱21に取り付けられている。
【0032】
連結支持部材23には凹部24が形成され、その凹部24にネジ25を入り込ませた状態で支柱21aに取り付けられ、ネジ25の頭を覆うように凹部24に化粧キャップ26が設けられている。他の構成は実施例1と同じであり、同一図番を付すことにより、その説明は省略する。
【0033】
実施例3によれば、ソーラーパネル1を、その下方側ほど外方に張り出す傾斜姿勢になるようにすることで、太陽光を受けやすくして受光光量を増加し、発電量を増加できる。更に、支柱21自体の強度を高くし、重量が大きいソーラーパネル1を高強度の支柱21に支持させて、ソーラーパネル1に対する支持強度を向上でき、手摺の耐久性を向上できて、ソーラーパネル1ならびに笠木5の損傷を抑制できる。
【0034】
本発明の手摺は、開放廊下に沿って設けられる手摺とか、屋上の周囲に設けられる手摺とか、通路、歩道橋、ペデストリアンデッキなどに設けられる手摺などにも適用できる。
【符号の説明】
【0035】
1…ソーラーパネル
2…支持枠
2a…支持枠の延出部分
2b…支持枠の下向き部分
3…中継コネクタ
4…電気配線
5…笠木
12…係止部
21…支柱
21a…支柱
22…連結部材
23…連結支持部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
太陽電池が封入されたソーラーパネルを支持枠によって支持し、前記支持枠の上面に、前記ソーラーパネルに電気接続する中継コネクタを設け、前記支持枠の上部に、前記中継コネクタおよびそれに接続分離可能に接続される電気配線を覆う状態で笠木を設け、かつ、前記笠木を、前記中継コネクタおよび電気配線を覆う使用状態と、前記支持枠の上方を開放するとともに前記笠木の内面を外方に向けて前記電気配線を受け止め可能な作業状態とに変位可能に設けてあることを特徴とする手摺。
【請求項2】
請求項1に記載の手摺において、
笠木の長手方向に直交する幅方向の一側縁を、支持枠の一側縁の下部に前記笠木の長手方向にスライド可能に係止するとともに、その係止箇所を中心としてスライド方向の軸心周りで回転させることにより作業状態に変位可能に設けてある手摺。
【請求項3】
請求項1に記載の手摺において、
笠木を前記支持枠から上方に取り外し可能に設け、取り外した前記笠木の長手方向に直交する幅方向の一側縁を係脱可能に係止する係止部を前記支持枠の一側縁の下部に設け、前記笠木を前記係止部に係止させた状態で前記笠木の長手方向に沿う軸心周りで回転させることにより作業状態に変位可能に設けてある手摺。
【請求項4】
請求項1、2、3のいずれかに記載の手摺において、
互いに近接した一対の支柱の上端を連結部材で一体連結して支柱を構成し、かつ、ソーラーパネルの下方側ほど外方に張り出す傾斜姿勢になるように、前記連結部材に支持枠の上方側部分を取り付けるとともに前記一対の支柱の下方側に前記支持枠の下方側部分を連結支持部材を介して外方に突出した位置で取り付けてある手摺。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−26143(P2012−26143A)
【公開日】平成24年2月9日(2012.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−164992(P2010−164992)
【出願日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【出願人】(000204192)太陽工業株式会社 (174)
【出願人】(592250458)株式会社オーバル (1)
【Fターム(参考)】