投与効率を向上させるデバイス及び製薬組成
本発明は、肺吸入によって投与される製薬乾燥粉末薬剤の投与効率の改善に関する。 具体的には本発明は、現在達成されているより製薬活性剤のはるかに高い送達投与量を再現的に達成する粉末吸入器及び乾燥粉末組成を提供することに関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
製薬活性剤を備える乾燥粉末薬剤を備える乾燥粉末吸入器デバイスであって、デバイスの作動時に、少なくとも70%の5μmの投与効率が達成される、デバイス。
【請求項2】
少なくとも60%の3μmの投与効率が達成される、請求項1に記載のデバイス
【請求項3】
好ましくは少なくとも40%の2μmの投与効率が達成される、請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
乾燥粉末組成が、力制御剤と共に前記製薬活性剤を共噴霧乾燥すること備える方法を使用して準備された、前記請求項のいずれかに記載のデバイス。
【請求項5】
前記力制御剤が、アミノ酸、リン脂質、またはステアリン酸金属であり、好ましくはロイシンである、請求項4に記載のデバイス。
【請求項6】
前記活性剤が、制御された速度において移動し、且つ、所定のサイズの液滴を生成する手段を備える噴霧乾燥器を使用して噴霧乾燥される、請求項4または5のいずれかに記載のデバイス。
【請求項7】
前記噴霧乾燥器が、超音波ネブライザを備える、請求項6に記載のデバイス。
【請求項8】
前記噴霧乾燥粒子の水分含有量を調節することを備える、請求項4から7のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項9】
製薬組成において使用される複合活性粒子が、付加材料の粒子が存在する状態で、活性粒子をジェットミリングすることを備える方法を使用して準備される、請求項1から3のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項10】
前記付加材料が、アミノ酸、ステアリン酸金属、またはリン脂質を備える、請求項9に記載のデバイス。
【請求項11】
前記付加材料が、ロイシン、イソロイシン、リシン、バリン、メチオニン、フェニルアラニンの1つまたは複数、及び好ましくはロイシンを備える、請求項10に記載のデバイス。
【請求項12】
能動デバイスである、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項13】
受動能動デバイスである、請求項1から11のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項14】
前記乾燥粉末薬剤が、1つまたは複数のフォイルブリスタに貯蔵されている事前計量投与量である、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項15】
前記乾燥粉末薬剤が、少なくとも70%の放出投与量の微細粒子投与量を有する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項16】
前記微細粒子投与量が、少なくとも80%である、請求項15に記載のデバイス。
【請求項17】
前記乾燥粉末薬剤が、少なくとも65%の計量投与量の微細粒子投与量を有する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項18】
前記微細粒子投与量が、少なくとも75%である、請求項16に記載のデバイス。
【請求項19】
作動時にディスペンスされる前記乾燥粉末薬剤が、肺吸入の1から20分以内にピーク血液プラズマレベルを生成する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項20】
肺吸入の1から10分以内の前記ピーク血液プラズマレベルである、請求項19に記載のデバイス。
【請求項21】
作動時にディスペンスされる前記乾燥粉末薬剤が、肺吸入の15分以内に薬力学的効果を生成する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項22】
前記効果が、肺吸入の10分以内に生成される、請求項21に記載のデバイス。
【請求項23】
前記効果が、肺吸入の5分以内に生成される、請求項21に記載のデバイス。
【請求項24】
肺吸入に続く前記製薬活性剤の前記効果の発現が、前記剤が経口経路を介して投与されるときより2倍迅速な効果の発現である、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項25】
前記効果の前記発現が、経口経路を介した投与によって達成されるより3倍迅速である、請求項24に記載のデバイス。
【請求項26】
前記効果の前記発現が、経口経路を介した投与によって達成されるより5倍迅速である、請求項24に記載のデバイス。
【請求項27】
前記効果の前記発現が、経口経路を介した投与によって達成されるより8倍迅速である、請求項24に記載のデバイス。
【請求項28】
肺吸入に続く前記乾燥粉末薬剤の前記効果が、前記経口経路を介して投与されるときと同じ効果を有するために必要な投与量と比較して、前記製薬活性剤の前記投与量が、少なくとも50%だけ低減されるようなものである、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項29】
前記投与量が、少なくとも70%だけ低減される、請求項28に記載のデバイス。
【請求項30】
前記投与量が、少なくとも80%だけ低減される、請求項28に記載のデバイス。
【請求項31】
前記投与量が、少なくとも90%だけ低減される、請求項28に記載のデバイス。
【請求項32】
肺吸入による前記乾燥粉末薬剤の前記投与が、他の経路を介した前記製薬活性剤の投与に通常関連付けられる有害な副作用を生じない、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項33】
前記乾燥粉末薬剤が、微粉化プロセスによって生成される、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項34】
前記乾燥粉末薬剤が、0.1g/ccを超える上限密度を有する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項35】
前記薬剤が、0.2g/ccを超える上限密度を有する、請求項34に記載のデバイス。
【請求項36】
前記薬剤が、0.5g/ccを超える上限密度を有する、請求項34に記載のデバイス。
【請求項37】
前記製薬活性剤が、肺吸入による投与に続いて、体系的な効果を有する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項38】
前記製薬活性剤が、小さい分子または炭水化物である、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項39】
前記乾燥粉末薬剤が、有機溶媒を使用せずに処理される、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項40】
前記乾燥粉末薬剤が、あらゆる溶媒がない状態で乾燥処理される、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項1】
製薬活性剤を備える乾燥粉末薬剤を備える乾燥粉末吸入器デバイスであって、デバイスの作動時に、少なくとも70%の5μmの投与効率が達成される、デバイス。
【請求項2】
少なくとも60%の3μmの投与効率が達成される、請求項1に記載のデバイス
【請求項3】
好ましくは少なくとも40%の2μmの投与効率が達成される、請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
乾燥粉末組成が、力制御剤と共に前記製薬活性剤を共噴霧乾燥すること備える方法を使用して準備された、前記請求項のいずれかに記載のデバイス。
【請求項5】
前記力制御剤が、アミノ酸、リン脂質、またはステアリン酸金属であり、好ましくはロイシンである、請求項4に記載のデバイス。
【請求項6】
前記活性剤が、制御された速度において移動し、且つ、所定のサイズの液滴を生成する手段を備える噴霧乾燥器を使用して噴霧乾燥される、請求項4または5のいずれかに記載のデバイス。
【請求項7】
前記噴霧乾燥器が、超音波ネブライザを備える、請求項6に記載のデバイス。
【請求項8】
前記噴霧乾燥粒子の水分含有量を調節することを備える、請求項4から7のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項9】
製薬組成において使用される複合活性粒子が、付加材料の粒子が存在する状態で、活性粒子をジェットミリングすることを備える方法を使用して準備される、請求項1から3のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項10】
前記付加材料が、アミノ酸、ステアリン酸金属、またはリン脂質を備える、請求項9に記載のデバイス。
【請求項11】
前記付加材料が、ロイシン、イソロイシン、リシン、バリン、メチオニン、フェニルアラニンの1つまたは複数、及び好ましくはロイシンを備える、請求項10に記載のデバイス。
【請求項12】
能動デバイスである、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項13】
受動能動デバイスである、請求項1から11のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項14】
前記乾燥粉末薬剤が、1つまたは複数のフォイルブリスタに貯蔵されている事前計量投与量である、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項15】
前記乾燥粉末薬剤が、少なくとも70%の放出投与量の微細粒子投与量を有する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項16】
前記微細粒子投与量が、少なくとも80%である、請求項15に記載のデバイス。
【請求項17】
前記乾燥粉末薬剤が、少なくとも65%の計量投与量の微細粒子投与量を有する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項18】
前記微細粒子投与量が、少なくとも75%である、請求項16に記載のデバイス。
【請求項19】
作動時にディスペンスされる前記乾燥粉末薬剤が、肺吸入の1から20分以内にピーク血液プラズマレベルを生成する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項20】
肺吸入の1から10分以内の前記ピーク血液プラズマレベルである、請求項19に記載のデバイス。
【請求項21】
作動時にディスペンスされる前記乾燥粉末薬剤が、肺吸入の15分以内に薬力学的効果を生成する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項22】
前記効果が、肺吸入の10分以内に生成される、請求項21に記載のデバイス。
【請求項23】
前記効果が、肺吸入の5分以内に生成される、請求項21に記載のデバイス。
【請求項24】
肺吸入に続く前記製薬活性剤の前記効果の発現が、前記剤が経口経路を介して投与されるときより2倍迅速な効果の発現である、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項25】
前記効果の前記発現が、経口経路を介した投与によって達成されるより3倍迅速である、請求項24に記載のデバイス。
【請求項26】
前記効果の前記発現が、経口経路を介した投与によって達成されるより5倍迅速である、請求項24に記載のデバイス。
【請求項27】
前記効果の前記発現が、経口経路を介した投与によって達成されるより8倍迅速である、請求項24に記載のデバイス。
【請求項28】
肺吸入に続く前記乾燥粉末薬剤の前記効果が、前記経口経路を介して投与されるときと同じ効果を有するために必要な投与量と比較して、前記製薬活性剤の前記投与量が、少なくとも50%だけ低減されるようなものである、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項29】
前記投与量が、少なくとも70%だけ低減される、請求項28に記載のデバイス。
【請求項30】
前記投与量が、少なくとも80%だけ低減される、請求項28に記載のデバイス。
【請求項31】
前記投与量が、少なくとも90%だけ低減される、請求項28に記載のデバイス。
【請求項32】
肺吸入による前記乾燥粉末薬剤の前記投与が、他の経路を介した前記製薬活性剤の投与に通常関連付けられる有害な副作用を生じない、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項33】
前記乾燥粉末薬剤が、微粉化プロセスによって生成される、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項34】
前記乾燥粉末薬剤が、0.1g/ccを超える上限密度を有する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項35】
前記薬剤が、0.2g/ccを超える上限密度を有する、請求項34に記載のデバイス。
【請求項36】
前記薬剤が、0.5g/ccを超える上限密度を有する、請求項34に記載のデバイス。
【請求項37】
前記製薬活性剤が、肺吸入による投与に続いて、体系的な効果を有する、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項38】
前記製薬活性剤が、小さい分子または炭水化物である、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項39】
前記乾燥粉末薬剤が、有機溶媒を使用せずに処理される、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項40】
前記乾燥粉末薬剤が、あらゆる溶媒がない状態で乾燥処理される、前記請求項のいずれか一項に記載のデバイス。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図41】
【図42】
【図44】
【図45A】
【図45B】
【図45C】
【図46】
【図47A】
【図47B】
【図48A】
【図48B】
【図49A】
【図49B】
【図50A】
【図50B】
【図51A】
【図51B】
【図52A】
【図52B】
【図53A】
【図53B】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64A】
【図64B】
【図65】
【図66】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図41】
【図42】
【図44】
【図45A】
【図45B】
【図45C】
【図46】
【図47A】
【図47B】
【図48A】
【図48B】
【図49A】
【図49B】
【図50A】
【図50B】
【図51A】
【図51B】
【図52A】
【図52B】
【図53A】
【図53B】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64A】
【図64B】
【図65】
【図66】
【公表番号】特表2006−522634(P2006−522634A)
【公表日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−506130(P2006−506130)
【出願日】平成16年4月14日(2004.4.14)
【国際出願番号】PCT/GB2004/001628
【国際公開番号】WO2004/093848
【国際公開日】平成16年11月4日(2004.11.4)
【出願人】(504085521)ベクトゥラ・リミテッド (15)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年4月14日(2004.4.14)
【国際出願番号】PCT/GB2004/001628
【国際公開番号】WO2004/093848
【国際公開日】平成16年11月4日(2004.11.4)
【出願人】(504085521)ベクトゥラ・リミテッド (15)
【Fターム(参考)】
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