折畳み式の足温器
【課題】従来の足温器は、足収納部と、足収納部に設けられる相似形の遠赤外線放射粒子を添着した発熱体でなる足温器であって、遠赤外線放射粒子を、黄土、又はセラミックとし、また足温器の丈を、膝下まで収納可能にした構成である。従って、折畳み構造でない。また発熱体の効果が充分とは考えられない、例えば、骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療が図れるとは考えられない欠点がある。
【構成】本発明は、折畳み可能な足収容部の内部に、銀繊維で織った発熱布地でなる発熱部を設けた折畳み式の足温器であって、足収容部の上部左右側に設けたチャックと、チャックで開放又は緊締されるまち用の布地とを介して、上部左右側及び／又は足挿入口を拡縮可能とし、また足収容部の側面に、板材及び／又は銀繊維で織った発熱布地でなる側板を設け、この足収容部の形状を確保する構成とし、携帯、収容に有益な足温器である。
【構成】本発明は、折畳み可能な足収容部の内部に、銀繊維で織った発熱布地でなる発熱部を設けた折畳み式の足温器であって、足収容部の上部左右側に設けたチャックと、チャックで開放又は緊締されるまち用の布地とを介して、上部左右側及び／又は足挿入口を拡縮可能とし、また足収容部の側面に、板材及び／又は銀繊維で織った発熱布地でなる側板を設け、この足収容部の形状を確保する構成とし、携帯、収容に有益な足温器である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、銀繊維で織った発熱布地は、熱が加わると遠赤外線効果の浸透性が強い銀素粒子が発生し、骨に熱伝達し、骨伝熱効果によって、全神経と繋がる仙骨迄に熱が伝わり、仙骨温熱治療に役立つ折畳み式の足温器に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、足温器としては、次に挙げる文献があり、その一例を説明する。
【０００３】
文献（１）は、実用新案登録第３１２８８８０号の「足温器」である。その要旨は、足収納部と、この足収納部に設けられる相似形の発熱体でなる足温器であって、この底部の発熱体の上面に遠赤外線放射粒子を充填する構成とし、この遠赤外線放射粒子を、黄土、又はセラミックとすること、またこの足収納部の丈を（高さを）、膝下まで収納可能に深く構成することで、膝下まで発熱体が作用する構造とし、遠赤外線による効率的な足の暖めのほかに、足の移動との併用で足裏マッサージ効果を、またマイナスイオンの放出効果とを介し、健康維持及びリラックス特性を図ることを意図する。
【０００４】
また文献（２）は、特開２００１−３１７７５７の「足温器」である。その要旨は、足収納部の底部に、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部を内蔵した格納部を設け、この触媒燃焼加熱部を介して足収納部を加熱する足温器であり、この足温器を通常の靴と同様に使用（歩行可能な足温器）するために、触媒燃焼加熱部と、燃料タンクとを可撓性を有する供給管で接続する構造である。これにより、格納部が歩行により屈曲変形した場合でも、燃料タンクから触媒燃焼加熱部への燃料ガスの供給を確実にし、安定した触媒発熱が得られるようにすることを意図する。
【０００５】
【特許文献１】実用新案登録第３１２８８８０号
【特許文献１】特開２００１−３１７７５７
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
以上の文献（１）、（２）は、その構造からして、折畳みを意図しない。従って、収容及び／又は搬送等の際に、問題を残している。そして、またこの文献（１）は、遠赤外線及び／又はマイナスイオンによる効率的な足の暖めによるリラックス効果を図る構造であり、また文献（２）は、触媒燃焼加熱部を介して足収納部を加熱する構造である。従って、この文献（１）、（２）は、本発明が意図する銀繊維で織った発熱布地で（銀ナノ素粒子を介し）、骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療に役立つ折畳み式の足温器としての特徴は発揮できない構造である。
【０００７】
上記に鑑み、本発明は、銀エネルギーによる身体への温熱効果の拡充を図り、最も熱が蓄積する骨部を介し、骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療を図ること、又は全神経が集中している仙骨の温熱によって、正常化すること、また銀エネルギーによる骨伝熱効果を利用し（骨盤（腰骨）を介し）、腸の温度を高めて、腸の整腸及び／又は活性化を図ること等を意図する。
【０００８】
尚、足裏に、全神経、全内蔵のツボがあり、このツボを、銀素粒子の温熱で刺激することで、心身の活性化及び／又は治癒力の向上を図ることは、前述の文献（１）、（２）との類似性は考えられるが、前述の如く、銀繊維で織った発熱布地（銀ナノ素粒子）による骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療を図ること等の特徴は、全く相違する。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
請求項１の発明は、下記のことを意図する。
［１］ 折畳み可能な構造とし、略立方体としての収容を図ること、小型に折畳める足温器を提供し、コンパクトな収容及び／又は最適な持運び等の搬送が図れる構造とする。
［２］ 銀エネルギー（銀ナノ素粒子の力）による身体への温熱効果の拡充を図り、最も熱が蓄積する骨部を介し、骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療を図ること、又は全神経を正常化すること、また銀エネルギーによる骨伝熱効果を利用し（骨盤（腰骨）を介し）、腸の温度を高めて、腸の整腸及び／又は活性化を図ること等を意図する。
［３］ 銀繊維で織った発熱布地（銀ナノ素粒子）による骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療が図れる足温器を提供する。
［４］ 側板を、別体構造とすることで、前述の［１］の目的を達成する。
［５］ 銀繊維を発熱部及び／又は側板の布地に編成（織り込む）ことで、前述の［２］、［３］の目的を達成する。
【００１０】
請求項１は、折畳み可能な足収容部と、この足収容部の内部に設けた銀繊維で織った発熱布地（銀繊維で編成した布地）でなる発熱部とで構成した折畳み式の足温器であって、
この足収容部の上部左右側に設けたチャックと、このチャックで開放又は緊締されるまち用の布地とを介して、この上部左右側及び／又は足挿入口を拡縮可能とし、またこの足収容部の側面に、板材及び／又は銀繊維で織った発熱布地でなる側板を設け、この足収容部の形状を確保する構成とした折畳み式の足温器である。
【００１１】
請求項２の発明は、下記のことを意図する。
［１］ 請求項１の目的を達成することにある。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部及び発熱部の構造を提供する。
［３］ 発熱部の布地及び／又は断熱材を利用し、確実な銀繊維で織った発熱布地（銀ナノ素粒子）の効果と、足収容部に足を確実に収容し、かつ加温効果・熱効率が図れる足温器を提供する。
【００１２】
請求項２は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この折畳み可能な足収容部と、この発熱部とを別体に構成し、
この足収容部は、双方の足を挿入できる略足型を呈し、かつこの足の膝下までの高さを有するとともに、外側の表地と、内側の裏地を縫合した折畳み可能な構成とし、
またこの足収容部に収容される発熱部は、当該足収容部の底側と、その前後側と相似形とし、銀繊維で織った発熱布地を縫合して構成するとともに、この発熱部の後側に形状保持用の硬性の板材を設け、
前記足収容部の足挿入口に、前記発熱部の上端部を取付ける構成とした折畳み式の足温器である。
【００１３】
請求項３の発明は、下記のことを意図する。
［１］ 請求項１の目的を達成することにある。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部の構造を提供する。
［３］ 足収容部に設けた発熱部によって、確実かつ安全に、足に熱を伝達できる足温器を提供する。
【００１４】
請求項３は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この折畳み可能な足収容部の後側の表地に、発熱部の後側の延設部を至らしめ、この延設部にコンセントを配備し、このコンセントと銀繊維で織った発熱布地とを接続するとともに、このコンセントにセットできる第一のプラグと、この第一のプラグに接続したコードに、タイマ及び／又は温度調節摘みを設けるとともに、このコードの他端に第二のプラグを設ける構成とした折畳み式の足温器である。
【００１５】
請求項４の発明は、下記のことを意図する。
［１］ 請求項１の目的を達成することにある。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部の構造を提供する。
［３］ 足収容部と発熱部とを簡易、かつ確実に着脱できる足温器の構造を提供する。
【００１６】
請求項４は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この足収容部の足挿入口に、前記発熱部の上端部を取付けるに際し、この足挿入口と、上端部にそれぞれ設けた面ファスナーを介して、取付ける構成とした折畳み式の足温器である。
【発明の効果】
【００１７】
請求項１の発明は、折畳み可能な足収容部と、足収容部の内部に設けた銀繊維で織った発熱布地でなる発熱部とで構成した折畳み式の足温器であって、
足収容部の上部左右側に設けたチャックと、チャックで開放又は緊締されるまち用の布地とを介して、上部左右側及び／又は足挿入口を拡縮可能とし、また足収容部の側面に、板材及び／又は銀繊維で織った発熱布地でなる側板を設け、足収容部の形状を確保する構成とした折畳み式の足温器である。
【００１８】
従って、請求項１は、下記の効果を有する。
［１］ 折畳み可能な構造とし、略立方体としての収容を図ること、小型に折畳める足温器を提供し、コンパクトな収容及び／又は最適な持運び等の搬送が図れる構造である。
［２］ 銀エネルギー（銀ナノ素粒子の力）による身体への温熱効果の拡充を図り、最も熱が蓄積する骨部を介し、骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療を図ること、又は全神経を正常化すること、また銀エネルギーによる骨伝熱効果を利用し（骨盤（腰骨）を介し）、腸の温度を高めて、腸の整腸及び／又は活性化が図れる。
［３］ 銀繊維で織った発熱布地（銀ナノ素粒子）による骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療が図れる足温器を提供できる。
［４］ 側板を、別体構造とすることで、前述の［１］の目的を達成できる。
［５］ 銀繊維を発熱部及び／又は側板の布地に編成（織り込む）ことで、前述の［２］、［３］の目的を達成できる。
【００１９】
請求項２の発明は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
折畳み可能な足収容部と、発熱部とを別体に構成し、
足収容部は、双方の足を挿入できる略足型を呈し、かつ足の膝下までの高さを有するとともに、外側の表地と、内側の裏地を縫合した折畳み可能な構成とし、
また足収容部に収容される発熱部は、足収容部の底側と、前後側と相似形とし、銀繊維で織った発熱布地を縫合して構成するとともに、発熱部の後側に形状保持用の硬性の板材を設け、
足収容部の足挿入口に、発熱部の上端部を取付ける構成とした折畳み式の足温器である。
【００２０】
従って、請求項２は、下記の効果を有する。
［１］ 請求項１の目的を達成できる。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部及び発熱部の構造を提供できる。
［３］ 発熱部の布地及び／又は断熱材を利用し、確実な銀繊維で織った発熱布地（銀ナノ素粒子）の効果と、足収容部に足を確実に収容し、かつ加温効果・熱効率が図れる足温器を提供できる。
【００２１】
請求項３の発明は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
折畳み可能な足収容部の後側の表地に、発熱部の後側の延設部を至らしめ、延設部にコンセントを配備し、コンセントと銀繊維で織った発熱布地とを接続するとともに、コンセントにセットできる第一のプラグと、第一のプラグに接続したコードに、タイマ及び／又は温度調節摘みを設けるとともに、コードの他端に第二のプラグを設ける構成とした折畳み式の足温器である。
【００２２】
従って、請求項３は、下記の効果を有する。
［１］ 請求項１の目的を達成できる。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部の構造を提供できる。
［３］ 足収容部に設けた発熱部によって、確実かつ安全に、足に熱を伝達できる足温器を提供できる。
【００２３】
請求項４の発明は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
足収容部の足挿入口に、発熱部の上端部を取付けるに際し、足挿入口と、上端部にそれぞれ設けた面ファスナーを介して、取付ける構成とした折畳み式の足温器である。
【００２４】
従って、請求項４は、下記の効果を有する。
［１］ 請求項１の目的を達成できる。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部の構造を提供できる。
［３］ 足収容部と発熱部とを簡易、かつ確実に着脱できる足温器の構造を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２５】
以下、本発明の実施の態様（形態）を説明する。
【００２６】
図面の説明をすると、図１は足温器の全体を示した一部欠截の俯瞰斜視図、図２は足温器の平面図、図３−１は足温器の断面図、図３−２は足温器の要部の拡大断面図、図４は足温器の分解、かつ俯瞰して示した一部欠截の斜視図、図５は足温器に設けたチャックを開放した状態を示した一部欠截の俯瞰斜視図、図６は足温器の使用状態を示した斜視図、図７は収容時の足温器の折畳みの一例を示した俯瞰斜視図である。
【００２７】
本発明は、折畳み可能な足収容部Ａと、発熱部Ｂとを別体に構成したものであり、この足収容部Ａと、発熱部Ｂとを個別に説明する。
【００２８】
最初に、足収容部Ａを説明すると、この足収容部Ａは、双方の足を挿入できる略足型Ａ１を呈し、かつこの足の膝下までの高さＡ２を有する構成であって、この足収容部Ａは、外側の表地１と、内側の裏地２を縫合して外郭部を構成するとともに、この足収容部Ａを、折畳みを可能とした構成である。この折畳みは、この足収容部Ａの前側Ａ４と、底側Ａ５、並びに左右側Ａ７、Ａ６を、前記表地１と裏地２を縫合して構成することで可能とする。そして、この折畳みは、図７の如く、後側Ａ３と底側Ａ５の境界を基点とし、前側Ａ４を重ねるように折畳む構成である。
【００２９】
そして、この足収容部Ａは、上部左右側Ａ７、Ａ６に設けたチャック５と、このチャック５で開放又は緊締されるまち用の布地７とを設けることで、この足収容部Ａの上部左右側Ａ７、Ａ６及び／又は足挿入口Ａ８を拡縮可能とする（図５参照）。これにより、足の出し入れ、及び発熱部Ｂの着脱を容易に行うことができる。
【００３０】
尚、発熱部Ｂは、この足収容部Ａに収容されるものであり、足収容部Ａの底側Ａ５と、その前後側Ａ４、Ａ３と相似形とした構成とするとともに、この発熱部Ｂは、内側に設けた二重構造（一例）の銀繊維で織った発熱布地８及び／又は外側に設けた表地１０とを縫合した構成である。またこの発熱部Ｂの形状を確保するために、後側Ｂ３には、この発熱部Ｂの骨格を形成する（形状保持用の）硬性の板材３（芯材）を設ける。従って、この板材３を基にして、この発熱部Ｂと、足収容部Ａを折畳む構造であり、後述する図７に示してある。そして、前記足収容部Ａには、原則として、硬性の芯材（板材）を入れない構造とし、発熱部Ｂを折畳む際に、この状況に追従できる構成とする。尚、図示しないが、足収容部Ａの後側Ａ３に、硬性の芯材を入れ、発熱部Ｂの硬性の芯材をなくす構造も可能である。即ち、図示の逆の例である。
【００３１】
そして、Ｃは側板であって、この側板Ｃは、対の構造とし、足収容部Ａの左右側Ａ７、Ａ６に添接されるように収容されるものであり、その形状を、足収容部Ａの略左右側Ａ７、Ａ６と相似形することで、この足収容部Ａの形状を確保し、使用時において、足に負担をかけない構造となっている。尚、この側板Ｃは、板材１２と、この板材１２を被覆する裏地１３及び／又は銀繊維で織った発熱布地１５とで構成し、この銀繊維で織った発熱布地１５は、前記発熱部Ｂの銀繊維で織った発熱布地８の熱を有効に利用し、保温効果を高めるのに有効である。またこの側板Ｃは、足収容部Ａの折畳み時に、後側Ａ３に重畳して収容されるので、その際に、何ら問題はない。
【００３２】
さらに発熱部Ｂには、コンセント１６が設けられるが、この例では、足収容部Ａの後側Ａ３の表地１に、発熱部Ｂの後側の延設部（銀繊維で織った発熱布地８及び／又は表地１０）を至らしめ、この延設部にコンセント１６を配備し、このコンセント１６と銀繊維で織った発熱布地８とを接続するとともに、このコンセント１６にセットできる第一のプラグ１７と、この第一のプラグ１７に接続したコード１８に、図示しないタイマ及び／又は温度調節摘みを設けるとともに、このコード１８の他端に第二のプラグ２０を設ける構成である。
【００３３】
また足収容部Ａの足挿入口Ａ８の前側Ａ４には面ファスナー２２が設けられており、この面ファスナー２２に、発熱部Ｂの上端部Ｂ１に設けた面ファスナー２３を取付けることで、この両者が一体となり、形状が確保されるとともに、この足収容部Ａの略左右側Ａ７、Ａ６に、それぞれ側板Ｃを添接することで、足温器が形成される。そこで、この足収容部Ａの足挿入口Ａ８を介して、発熱部Ｂに足を挿入した時点で、タイマ及び／又は温度調節摘みを調節し、銀繊維で織った発熱布地８及び／又は銀繊維で織った発熱布地１５に通電し、足温して使用する。そして、この足温器は、断熱性を備えていることから、足温の効率化と、熱効率の向上等に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【００３４】
【図１】図１は足温器の全体を示した一部欠截の俯瞰斜視図
【図２】図２は足温器の平面図
【図３−１】図３−１は足温器の断面図
【図３−２】図３−２は足温器の要部の拡大断面図
【図４】図４は足温器の分解、かつ俯瞰して示した一部欠截の斜視図
【図５】図５は足温器に設けたチャックを開放した状態を示した一部欠截の俯瞰斜視図
【図６】図６は足温器の使用状態を示した斜視図
【図７】図７は収容時の足温器の折畳みの一例を示した俯瞰斜視図
【符号の説明】
【００３５】
Ａ 足収容部
Ａ１ 略足型
Ａ２ 高さ
Ａ３ 後側
Ａ４ 前側
Ａ５ 底側
Ａ６ 右側
Ａ７ 左側
Ａ８ 足挿入口
１ 表地
２ 裏地
３ 板材
５ チャック
７ まち用の布地
Ｂ 発熱部
Ｂ１ 上端部
Ｂ３ 後側
８ 銀繊維で織った発熱布地
１０ 表地
Ｃ 側板
１２ 板材
１３ 裏地
１５ 銀繊維で織った発熱布地
１６ コンセント
１７ 第一のプラグ
１８ コード
２０ 第二のプラグ
２２ 面ファスナー
２３ 面ファスナー
【技術分野】
【０００１】
本発明は、銀繊維で織った発熱布地は、熱が加わると遠赤外線効果の浸透性が強い銀素粒子が発生し、骨に熱伝達し、骨伝熱効果によって、全神経と繋がる仙骨迄に熱が伝わり、仙骨温熱治療に役立つ折畳み式の足温器に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、足温器としては、次に挙げる文献があり、その一例を説明する。
【０００３】
文献（１）は、実用新案登録第３１２８８８０号の「足温器」である。その要旨は、足収納部と、この足収納部に設けられる相似形の発熱体でなる足温器であって、この底部の発熱体の上面に遠赤外線放射粒子を充填する構成とし、この遠赤外線放射粒子を、黄土、又はセラミックとすること、またこの足収納部の丈を（高さを）、膝下まで収納可能に深く構成することで、膝下まで発熱体が作用する構造とし、遠赤外線による効率的な足の暖めのほかに、足の移動との併用で足裏マッサージ効果を、またマイナスイオンの放出効果とを介し、健康維持及びリラックス特性を図ることを意図する。
【０００４】
また文献（２）は、特開２００１−３１７７５７の「足温器」である。その要旨は、足収納部の底部に、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部を内蔵した格納部を設け、この触媒燃焼加熱部を介して足収納部を加熱する足温器であり、この足温器を通常の靴と同様に使用（歩行可能な足温器）するために、触媒燃焼加熱部と、燃料タンクとを可撓性を有する供給管で接続する構造である。これにより、格納部が歩行により屈曲変形した場合でも、燃料タンクから触媒燃焼加熱部への燃料ガスの供給を確実にし、安定した触媒発熱が得られるようにすることを意図する。
【０００５】
【特許文献１】実用新案登録第３１２８８８０号
【特許文献１】特開２００１−３１７７５７
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
以上の文献（１）、（２）は、その構造からして、折畳みを意図しない。従って、収容及び／又は搬送等の際に、問題を残している。そして、またこの文献（１）は、遠赤外線及び／又はマイナスイオンによる効率的な足の暖めによるリラックス効果を図る構造であり、また文献（２）は、触媒燃焼加熱部を介して足収納部を加熱する構造である。従って、この文献（１）、（２）は、本発明が意図する銀繊維で織った発熱布地で（銀ナノ素粒子を介し）、骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療に役立つ折畳み式の足温器としての特徴は発揮できない構造である。
【０００７】
上記に鑑み、本発明は、銀エネルギーによる身体への温熱効果の拡充を図り、最も熱が蓄積する骨部を介し、骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療を図ること、又は全神経が集中している仙骨の温熱によって、正常化すること、また銀エネルギーによる骨伝熱効果を利用し（骨盤（腰骨）を介し）、腸の温度を高めて、腸の整腸及び／又は活性化を図ること等を意図する。
【０００８】
尚、足裏に、全神経、全内蔵のツボがあり、このツボを、銀素粒子の温熱で刺激することで、心身の活性化及び／又は治癒力の向上を図ることは、前述の文献（１）、（２）との類似性は考えられるが、前述の如く、銀繊維で織った発熱布地（銀ナノ素粒子）による骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療を図ること等の特徴は、全く相違する。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
請求項１の発明は、下記のことを意図する。
［１］ 折畳み可能な構造とし、略立方体としての収容を図ること、小型に折畳める足温器を提供し、コンパクトな収容及び／又は最適な持運び等の搬送が図れる構造とする。
［２］ 銀エネルギー（銀ナノ素粒子の力）による身体への温熱効果の拡充を図り、最も熱が蓄積する骨部を介し、骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療を図ること、又は全神経を正常化すること、また銀エネルギーによる骨伝熱効果を利用し（骨盤（腰骨）を介し）、腸の温度を高めて、腸の整腸及び／又は活性化を図ること等を意図する。
［３］ 銀繊維で織った発熱布地（銀ナノ素粒子）による骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療が図れる足温器を提供する。
［４］ 側板を、別体構造とすることで、前述の［１］の目的を達成する。
［５］ 銀繊維を発熱部及び／又は側板の布地に編成（織り込む）ことで、前述の［２］、［３］の目的を達成する。
【００１０】
請求項１は、折畳み可能な足収容部と、この足収容部の内部に設けた銀繊維で織った発熱布地（銀繊維で編成した布地）でなる発熱部とで構成した折畳み式の足温器であって、
この足収容部の上部左右側に設けたチャックと、このチャックで開放又は緊締されるまち用の布地とを介して、この上部左右側及び／又は足挿入口を拡縮可能とし、またこの足収容部の側面に、板材及び／又は銀繊維で織った発熱布地でなる側板を設け、この足収容部の形状を確保する構成とした折畳み式の足温器である。
【００１１】
請求項２の発明は、下記のことを意図する。
［１］ 請求項１の目的を達成することにある。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部及び発熱部の構造を提供する。
［３］ 発熱部の布地及び／又は断熱材を利用し、確実な銀繊維で織った発熱布地（銀ナノ素粒子）の効果と、足収容部に足を確実に収容し、かつ加温効果・熱効率が図れる足温器を提供する。
【００１２】
請求項２は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この折畳み可能な足収容部と、この発熱部とを別体に構成し、
この足収容部は、双方の足を挿入できる略足型を呈し、かつこの足の膝下までの高さを有するとともに、外側の表地と、内側の裏地を縫合した折畳み可能な構成とし、
またこの足収容部に収容される発熱部は、当該足収容部の底側と、その前後側と相似形とし、銀繊維で織った発熱布地を縫合して構成するとともに、この発熱部の後側に形状保持用の硬性の板材を設け、
前記足収容部の足挿入口に、前記発熱部の上端部を取付ける構成とした折畳み式の足温器である。
【００１３】
請求項３の発明は、下記のことを意図する。
［１］ 請求項１の目的を達成することにある。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部の構造を提供する。
［３］ 足収容部に設けた発熱部によって、確実かつ安全に、足に熱を伝達できる足温器を提供する。
【００１４】
請求項３は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この折畳み可能な足収容部の後側の表地に、発熱部の後側の延設部を至らしめ、この延設部にコンセントを配備し、このコンセントと銀繊維で織った発熱布地とを接続するとともに、このコンセントにセットできる第一のプラグと、この第一のプラグに接続したコードに、タイマ及び／又は温度調節摘みを設けるとともに、このコードの他端に第二のプラグを設ける構成とした折畳み式の足温器である。
【００１５】
請求項４の発明は、下記のことを意図する。
［１］ 請求項１の目的を達成することにある。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部の構造を提供する。
［３］ 足収容部と発熱部とを簡易、かつ確実に着脱できる足温器の構造を提供する。
【００１６】
請求項４は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この足収容部の足挿入口に、前記発熱部の上端部を取付けるに際し、この足挿入口と、上端部にそれぞれ設けた面ファスナーを介して、取付ける構成とした折畳み式の足温器である。
【発明の効果】
【００１７】
請求項１の発明は、折畳み可能な足収容部と、足収容部の内部に設けた銀繊維で織った発熱布地でなる発熱部とで構成した折畳み式の足温器であって、
足収容部の上部左右側に設けたチャックと、チャックで開放又は緊締されるまち用の布地とを介して、上部左右側及び／又は足挿入口を拡縮可能とし、また足収容部の側面に、板材及び／又は銀繊維で織った発熱布地でなる側板を設け、足収容部の形状を確保する構成とした折畳み式の足温器である。
【００１８】
従って、請求項１は、下記の効果を有する。
［１］ 折畳み可能な構造とし、略立方体としての収容を図ること、小型に折畳める足温器を提供し、コンパクトな収容及び／又は最適な持運び等の搬送が図れる構造である。
［２］ 銀エネルギー（銀ナノ素粒子の力）による身体への温熱効果の拡充を図り、最も熱が蓄積する骨部を介し、骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療を図ること、又は全神経を正常化すること、また銀エネルギーによる骨伝熱効果を利用し（骨盤（腰骨）を介し）、腸の温度を高めて、腸の整腸及び／又は活性化が図れる。
［３］ 銀繊維で織った発熱布地（銀ナノ素粒子）による骨伝熱効果を利用した仙骨温熱治療が図れる足温器を提供できる。
［４］ 側板を、別体構造とすることで、前述の［１］の目的を達成できる。
［５］ 銀繊維を発熱部及び／又は側板の布地に編成（織り込む）ことで、前述の［２］、［３］の目的を達成できる。
【００１９】
請求項２の発明は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
折畳み可能な足収容部と、発熱部とを別体に構成し、
足収容部は、双方の足を挿入できる略足型を呈し、かつ足の膝下までの高さを有するとともに、外側の表地と、内側の裏地を縫合した折畳み可能な構成とし、
また足収容部に収容される発熱部は、足収容部の底側と、前後側と相似形とし、銀繊維で織った発熱布地を縫合して構成するとともに、発熱部の後側に形状保持用の硬性の板材を設け、
足収容部の足挿入口に、発熱部の上端部を取付ける構成とした折畳み式の足温器である。
【００２０】
従って、請求項２は、下記の効果を有する。
［１］ 請求項１の目的を達成できる。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部及び発熱部の構造を提供できる。
［３］ 発熱部の布地及び／又は断熱材を利用し、確実な銀繊維で織った発熱布地（銀ナノ素粒子）の効果と、足収容部に足を確実に収容し、かつ加温効果・熱効率が図れる足温器を提供できる。
【００２１】
請求項３の発明は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
折畳み可能な足収容部の後側の表地に、発熱部の後側の延設部を至らしめ、延設部にコンセントを配備し、コンセントと銀繊維で織った発熱布地とを接続するとともに、コンセントにセットできる第一のプラグと、第一のプラグに接続したコードに、タイマ及び／又は温度調節摘みを設けるとともに、コードの他端に第二のプラグを設ける構成とした折畳み式の足温器である。
【００２２】
従って、請求項３は、下記の効果を有する。
［１］ 請求項１の目的を達成できる。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部の構造を提供できる。
［３］ 足収容部に設けた発熱部によって、確実かつ安全に、足に熱を伝達できる足温器を提供できる。
【００２３】
請求項４の発明は、請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
足収容部の足挿入口に、発熱部の上端部を取付けるに際し、足挿入口と、上端部にそれぞれ設けた面ファスナーを介して、取付ける構成とした折畳み式の足温器である。
【００２４】
従って、請求項４は、下記の効果を有する。
［１］ 請求項１の目的を達成できる。
［２］ 請求項１の目的を達成するに最適な足収容部の構造を提供できる。
［３］ 足収容部と発熱部とを簡易、かつ確実に着脱できる足温器の構造を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２５】
以下、本発明の実施の態様（形態）を説明する。
【００２６】
図面の説明をすると、図１は足温器の全体を示した一部欠截の俯瞰斜視図、図２は足温器の平面図、図３−１は足温器の断面図、図３−２は足温器の要部の拡大断面図、図４は足温器の分解、かつ俯瞰して示した一部欠截の斜視図、図５は足温器に設けたチャックを開放した状態を示した一部欠截の俯瞰斜視図、図６は足温器の使用状態を示した斜視図、図７は収容時の足温器の折畳みの一例を示した俯瞰斜視図である。
【００２７】
本発明は、折畳み可能な足収容部Ａと、発熱部Ｂとを別体に構成したものであり、この足収容部Ａと、発熱部Ｂとを個別に説明する。
【００２８】
最初に、足収容部Ａを説明すると、この足収容部Ａは、双方の足を挿入できる略足型Ａ１を呈し、かつこの足の膝下までの高さＡ２を有する構成であって、この足収容部Ａは、外側の表地１と、内側の裏地２を縫合して外郭部を構成するとともに、この足収容部Ａを、折畳みを可能とした構成である。この折畳みは、この足収容部Ａの前側Ａ４と、底側Ａ５、並びに左右側Ａ７、Ａ６を、前記表地１と裏地２を縫合して構成することで可能とする。そして、この折畳みは、図７の如く、後側Ａ３と底側Ａ５の境界を基点とし、前側Ａ４を重ねるように折畳む構成である。
【００２９】
そして、この足収容部Ａは、上部左右側Ａ７、Ａ６に設けたチャック５と、このチャック５で開放又は緊締されるまち用の布地７とを設けることで、この足収容部Ａの上部左右側Ａ７、Ａ６及び／又は足挿入口Ａ８を拡縮可能とする（図５参照）。これにより、足の出し入れ、及び発熱部Ｂの着脱を容易に行うことができる。
【００３０】
尚、発熱部Ｂは、この足収容部Ａに収容されるものであり、足収容部Ａの底側Ａ５と、その前後側Ａ４、Ａ３と相似形とした構成とするとともに、この発熱部Ｂは、内側に設けた二重構造（一例）の銀繊維で織った発熱布地８及び／又は外側に設けた表地１０とを縫合した構成である。またこの発熱部Ｂの形状を確保するために、後側Ｂ３には、この発熱部Ｂの骨格を形成する（形状保持用の）硬性の板材３（芯材）を設ける。従って、この板材３を基にして、この発熱部Ｂと、足収容部Ａを折畳む構造であり、後述する図７に示してある。そして、前記足収容部Ａには、原則として、硬性の芯材（板材）を入れない構造とし、発熱部Ｂを折畳む際に、この状況に追従できる構成とする。尚、図示しないが、足収容部Ａの後側Ａ３に、硬性の芯材を入れ、発熱部Ｂの硬性の芯材をなくす構造も可能である。即ち、図示の逆の例である。
【００３１】
そして、Ｃは側板であって、この側板Ｃは、対の構造とし、足収容部Ａの左右側Ａ７、Ａ６に添接されるように収容されるものであり、その形状を、足収容部Ａの略左右側Ａ７、Ａ６と相似形することで、この足収容部Ａの形状を確保し、使用時において、足に負担をかけない構造となっている。尚、この側板Ｃは、板材１２と、この板材１２を被覆する裏地１３及び／又は銀繊維で織った発熱布地１５とで構成し、この銀繊維で織った発熱布地１５は、前記発熱部Ｂの銀繊維で織った発熱布地８の熱を有効に利用し、保温効果を高めるのに有効である。またこの側板Ｃは、足収容部Ａの折畳み時に、後側Ａ３に重畳して収容されるので、その際に、何ら問題はない。
【００３２】
さらに発熱部Ｂには、コンセント１６が設けられるが、この例では、足収容部Ａの後側Ａ３の表地１に、発熱部Ｂの後側の延設部（銀繊維で織った発熱布地８及び／又は表地１０）を至らしめ、この延設部にコンセント１６を配備し、このコンセント１６と銀繊維で織った発熱布地８とを接続するとともに、このコンセント１６にセットできる第一のプラグ１７と、この第一のプラグ１７に接続したコード１８に、図示しないタイマ及び／又は温度調節摘みを設けるとともに、このコード１８の他端に第二のプラグ２０を設ける構成である。
【００３３】
また足収容部Ａの足挿入口Ａ８の前側Ａ４には面ファスナー２２が設けられており、この面ファスナー２２に、発熱部Ｂの上端部Ｂ１に設けた面ファスナー２３を取付けることで、この両者が一体となり、形状が確保されるとともに、この足収容部Ａの略左右側Ａ７、Ａ６に、それぞれ側板Ｃを添接することで、足温器が形成される。そこで、この足収容部Ａの足挿入口Ａ８を介して、発熱部Ｂに足を挿入した時点で、タイマ及び／又は温度調節摘みを調節し、銀繊維で織った発熱布地８及び／又は銀繊維で織った発熱布地１５に通電し、足温して使用する。そして、この足温器は、断熱性を備えていることから、足温の効率化と、熱効率の向上等に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【００３４】
【図１】図１は足温器の全体を示した一部欠截の俯瞰斜視図
【図２】図２は足温器の平面図
【図３−１】図３−１は足温器の断面図
【図３−２】図３−２は足温器の要部の拡大断面図
【図４】図４は足温器の分解、かつ俯瞰して示した一部欠截の斜視図
【図５】図５は足温器に設けたチャックを開放した状態を示した一部欠截の俯瞰斜視図
【図６】図６は足温器の使用状態を示した斜視図
【図７】図７は収容時の足温器の折畳みの一例を示した俯瞰斜視図
【符号の説明】
【００３５】
Ａ 足収容部
Ａ１ 略足型
Ａ２ 高さ
Ａ３ 後側
Ａ４ 前側
Ａ５ 底側
Ａ６ 右側
Ａ７ 左側
Ａ８ 足挿入口
１ 表地
２ 裏地
３ 板材
５ チャック
７ まち用の布地
Ｂ 発熱部
Ｂ１ 上端部
Ｂ３ 後側
８ 銀繊維で織った発熱布地
１０ 表地
Ｃ 側板
１２ 板材
１３ 裏地
１５ 銀繊維で織った発熱布地
１６ コンセント
１７ 第一のプラグ
１８ コード
２０ 第二のプラグ
２２ 面ファスナー
２３ 面ファスナー
【特許請求の範囲】
【請求項１】
折畳み可能な足収容部と、この足収容部の内部に設けた銀繊維で織った発熱布地でなる発熱部とで構成した折畳み式の足温器であって、
この足収容部の上部左右側に設けたチャックと、このチャックで開放又は緊締されるまち用の布地とを介して、この上部左右側及び／又は足挿入口を拡縮可能とし、またこの足収容部の側面に、板材及び／又は銀繊維で織った発熱布地でなる側板を設け、この足収容部の形状を確保する構成とした折畳み式の足温器。
【請求項２】
請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この折畳み可能な足収容部と、この発熱部とを別体に構成し、
この足収容部は、双方の足を挿入できる略足型を呈し、かつこの足の膝下までの高さを有するとともに、外側の表地と、内側の裏地を縫合した折畳み可能な構成とし、
またこの足収容部に収容される発熱部は、当該足収容部の底側と、その前後側と相似形とし、銀繊維で織った発熱布地を縫合して構成するとともに、この発熱部の後側に形状保持用の硬性の板材を設け、
前記足収容部の足挿入口に、前記発熱部の上端部を取付ける構成とした折畳み式の足温器。
【請求項３】
請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この折畳み可能な足収容部の後側の表地に、発熱部の後側の延設部を至らしめ、この延設部にコンセントを配備し、このコンセントと銀繊維で織った発熱布地とを接続するとともに、このコンセントにセットできる第一のプラグと、この第一のプラグに接続したコードに、タイマ及び／又は温度調節摘みを設けるとともに、このコードの他端に第二のプラグを設ける構成とした折畳み式の足温器。
【請求項４】
請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この足収容部の足挿入口に、前記発熱部の上端部を取付けるに際し、この足挿入口と、上端部にそれぞれ設けた面ファスナーを介して、取付ける構成とした折畳み式の足温器。
【請求項１】
折畳み可能な足収容部と、この足収容部の内部に設けた銀繊維で織った発熱布地でなる発熱部とで構成した折畳み式の足温器であって、
この足収容部の上部左右側に設けたチャックと、このチャックで開放又は緊締されるまち用の布地とを介して、この上部左右側及び／又は足挿入口を拡縮可能とし、またこの足収容部の側面に、板材及び／又は銀繊維で織った発熱布地でなる側板を設け、この足収容部の形状を確保する構成とした折畳み式の足温器。
【請求項２】
請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この折畳み可能な足収容部と、この発熱部とを別体に構成し、
この足収容部は、双方の足を挿入できる略足型を呈し、かつこの足の膝下までの高さを有するとともに、外側の表地と、内側の裏地を縫合した折畳み可能な構成とし、
またこの足収容部に収容される発熱部は、当該足収容部の底側と、その前後側と相似形とし、銀繊維で織った発熱布地を縫合して構成するとともに、この発熱部の後側に形状保持用の硬性の板材を設け、
前記足収容部の足挿入口に、前記発熱部の上端部を取付ける構成とした折畳み式の足温器。
【請求項３】
請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この折畳み可能な足収容部の後側の表地に、発熱部の後側の延設部を至らしめ、この延設部にコンセントを配備し、このコンセントと銀繊維で織った発熱布地とを接続するとともに、このコンセントにセットできる第一のプラグと、この第一のプラグに接続したコードに、タイマ及び／又は温度調節摘みを設けるとともに、このコードの他端に第二のプラグを設ける構成とした折畳み式の足温器。
【請求項４】
請求項１に記載の折畳み式の足温器であって、
この足収容部の足挿入口に、前記発熱部の上端部を取付けるに際し、この足挿入口と、上端部にそれぞれ設けた面ファスナーを介して、取付ける構成とした折畳み式の足温器。
【図１】
【図２】
【図３−１】
【図３−２】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図２】
【図３−１】
【図３−２】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【公開番号】特開２００８−２３７３５６（Ｐ２００８−２３７３５６Ａ）
【公開日】平成２０年１０月９日（２００８．１０．９）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−７９５２１（Ｐ２００７−７９５２１）
【出願日】平成１９年３月２６日（２００７．３．２６）
【出願人】（５０３４４６４３１）株式会社 エピア (23)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２０年１０月９日（２００８．１０．９）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年３月２６日（２００７．３．２６）
【出願人】（５０３４４６４３１）株式会社 エピア (23)
【Ｆターム（参考）】
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