説明

指圧棒

【課題】利用者が先端サイズを簡単に調節ができ、握る手のひらに痛みや違和感が残らない指圧棒を提供する。
【解決手段】市販のゴルフのティーに加工をほどこした完成品、又は、完成、或いは、未完成指圧棒の材料としてシャープナーやサンドペーパーとセットとして組み合わせを提供することで、使用者が好みに合った指圧棒1に完成させることができる。また、指圧棒の上部2は大きくて広いので、手のひらに違和感を感じることはほとんどない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、身体を指圧マッサージする器具の形状に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の指圧棒の形状は、図3で示すように、太くて、手で握りやすく、先に行くほど細くなり、先端は丸みをおびているがそれ程細くはない。
従来の指圧棒の形状は、図3−1で示すように、細いまっすぐした棒状で、両端が丸みをおびている。指圧するときは、親指と人差し指でつまみ、押していたので、この二本の指に負担がかかっていた。又、最上部の手に当たる部分が細く、先端をツボに当てて押す時に、もし、上部を手のひらに当てて押すとなれば、手のひらに強いプレッシャーがかかり、痛みを感じると想像できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
インターネットの画像で検索「指圧棒」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、以上の技術によれば、かなり太く図3、携帯用指圧棒として、ズボンのポケットに入れ、或いは、シャツの胸ポケットに入れて持ち歩くのには人目につき、駅や電車の中などで、手を指圧棒で押圧するなど、人目に付き、気が引けた。
しかしながら、以上の技術によれば、短い丸い鉛筆の形状に似た指圧棒図3−1では、小型携帯指圧棒としては、まだ大きかった。又、親指と人差し指でつまみ、押圧すると、二本の指に負担がかかる、又、手のひらに当たる最上部も丸みをおびているが、細いので押す時に痛みを感じると、想像する。
そこで、この発明は、女性用靴のハイヒールの踵に踏まれると、像の足に踏まれるのと同じくらいの重さを感じると言われる形状を応用し、大きくした上部2,3,4,5の下方は鉛筆よりは細くし、親指と人差し指の間に収まる図1−2サイズでも、手のひらに当たる最上部2は大きいので、痛みは最小限におさえることができ、小型サイズは人目に付きにくく、どこにいても使いやすい。本体のサイズに比較して、押圧の効力はハイヒールの踵同様の効力があり、この発明の主材料のゴルフのティーは安価で入荷しやすく、利用者により安く提供できる小型携帯指圧マッサージ器具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、第一発明は、手のひらに当たる上部2から4を下の方に比べて大きくし、最上部にくぼみ2を設けた事を特徴とする小型携帯指圧マッサージ器具。
また、第二発明は、上部を大きくした部分に、指圧のツボを押したり、回転させながらでもマッサージができる部分4を設けたことを特徴とする小型携帯指圧マッサージ器具。
また、第三発明は、上部の部分4から細くなっていく下部6,7にかけて、丸みをおびた部分5を設けた事を特徴とする小型携帯指圧マッサージ器具。
また、第四発明は、下部の先端部分7を細く丸みをおびた先端7a、太く丸みをおびた先端7b、とがった先端7c、又は、平らな先端7dなど、形の違った先端部分を設けた事を特徴とする小型携帯指圧マッサージ器具。
また、第五発明は、指圧棒1を作る主材料である既存商品のゴルフのティー、並びに、指圧棒やゴルフのティーが作れる先端が平らな図2−2の7d未完成のゴルフのティーと竹製、木製やプラスチック製などを安全に削り、使用者の好みに合わせられる指圧棒やゴルフのティーとして形成させていけるシャープナー、ヤスリやサンドペーパーなどをセットとして組み合わせ、提供することを特徴とする使用者が自分の好みに合わせられる小型指圧マッサージ器具、並びに、ゴルフのティー。
【発明の効果】
【0006】
第一発明によれば、指圧棒図1−1の本体1を軽くするために細く削った中央部分6に比べ、数倍の大きさにした上部2,3,4の最上部に設けたくぼみ2を手のひら、特にの手のひら側にある丸みをおびた部分11、指の関節と関節の間にある丸みをおびた部分12にかぶせるように当てると、密着しやすく滑りにくい。例えば、くぼみ2を人差し指下の中手指節間関節の丸みをおびた部分図1−2の11にかぶせ、先端7近くを人差し指と親指で軽くつまみ、指圧ツボに当てると、ほとんど手の重さだけで押圧ができ、小さくて、短くて、軽くて、簡単で使いやすく、ズボンのポケット、シャツの胸ポケットや財布に入れても目立たず、携帯しやすい。
第二発明は、指圧棒図1の上部、くぼみ2の下の方に薄い円形のツボを押したり、回転させながらマッサージができる部分4を設けた事で、顔、耳や手、そして、空間がほとんどない足指の横側、手足の甲の骨と骨の間などには、当てて横に押しり、回転させながら押圧やマッサージができる。特に足指の裏側を甲側から押圧やマッサージができる特徴を有する。指圧棒の持ち方は、指圧棒の4,5、6辺りを人差し指と親指でつまみながら押圧や左右に回転移動させながら効力を発揮させる。小さくて、細くて、軽くて、握りやすく、狭い場所でも使いやすい。
第三発明は、指圧棒図1の大きい部分4から細くなった中央部6との中間に設けた、丸みをおびた部分5は、丸い指や丸まった指間をさすり、又は、回転させながらマッサージするとき、一度に指や指間に触れる面積が広く、効率よくマッサージがしやすい。
第四発明は、指圧棒の先端7を使用者の好みに合わせ、細く丸みをおびた先端7a、太く丸みをおびた先端7b、とがった先端7c、又は、平らな先端7dなどを設けた事で、先端7が多種の形をした指圧棒を組み合わせても提供できる、又、指圧棒が長いもの、短いものも組み合わせとして提供できることで、使用者が自分の手のサイズに合わせ、身体の色々なツボに合わせ、使用しやすくなった。
第五発明は、指圧棒1を作る主材料である既存商品の完成されたゴルフのティー、並びに、指圧棒やゴルフのティーが作れる、先端が平らなどの未完成のゴルフのティーと竹製、木製やプラスチック製などを安全に削り、使用者の好みに合わせられるシャープナー、ヤスリやサンドペーパーなどをセットとして組み合わせ、指圧棒の使用者が手元に用意された指圧棒の材料とサンドペーパーなどを使用して、0.1ミリの単位で削り、先端部分7だと、細く丸みをおびた、太く丸みをおびた、とがらせた、或いは、平らにした使用者の好みに沿った指圧棒先端7に形成していけることを特徴とすることで、人々が自分の好み合った、或いは、独創的な先端7や身体に触れる部分を工作できるので、指圧棒を使用してくれる人たちが増え、その国の国民が健康になってくる。又、孫達が祖父母のために工作し、プレゼントするとき、その孫たちの手先が器用になり、物作りに興味を抱き始め、指圧、マッサージや東洋医学を理解してくれるようになる。又、先端が平らな図2−1の7d未完成のゴルフのティーをセットに加えた時、子供たちは、平らな先端をシャープナーやサンドペーパーでとがらせて、ハンドメイドのゴルフのティーを完成させ、両親や祖父母に安価で心のこもったプレゼントができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】この発明の一実施形態を示す斜視面である。[図1−1]この発明の一実施形態を示す断面図である。[図1−2]この発明品の使用方法を示す斜視面である。
【図2】この発明の主材料、ゴルフのティー、の形態を示す斜視面である。[図2−1]この発明の主材料、未完成ゴルフのティー、の形状を示す断面図である [図2−2]この発明の手が当たる部分を覆った柔らかい物の断面図である。
【図3】従来技術を示す斜視面である。[図3−1]従来技術を示す斜視面である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
この発明の一実施形態を図1−1、に示す。
第一発明は、上部2,3,4を中央部6に比べて大きくし、手のひらに当たる面積を広くしたことで、敏感な手でも、痛みを感じにくくした。本体1の最上部にくぼみ2を設け、手のひら、特に中手指節間関節、手のひら側にある丸みをおびた部分11、指の関節と関節の間にある丸みをおびた部分12や指の関節にかぶせるように当てると、密着しやすいし滑りにくい。先端7近くを親指9と人差し指10で軽くつまみ図1−2、先端7を指圧のツボに当てると、ほとんど手の重さだけで押圧ができ、小さくて、軽くて、簡単で使いやすく、ズボンのポケット、シャツの胸ポケットや財布に入れても目立たない、邪魔とも思わない形態である。第二発明の、くぼみ2のすぐ下の大きい部分に、円形の指圧のツボを押したり、回転させながらでもマッサージができる部分4を設け、繊細な顔、耳や手、空間がほとんどない足指の横側、手足の骨と骨の間、或いは、指と指の間などには、当てて横に押したり、回転させながら指圧やマッサージができる。第三発明の、上部の大きい部分2,3,4から細くなっていく下の部分6,7との中間に、丸みをおびた部分5を設け、繊細な顔の骨のまわりの押圧マッサージ、丸い指や指間の丸い部分をさすり、又、回転させながらマッサージをする時、一度に指や指間に触れる面積が広く、効率よくマッサージがしやすい。第四発明は、指圧棒の先端7を使用者の好みに合わせ、細く丸みをおびた先端7a、太く丸みをおびた先端7b、とがった先端7c、又は、平らな先端7dなどを設けた事で、先端7が多種の形をした指圧棒を組み合わせ、また、指圧棒が長いもの、短いものを組み合わせても提供できることで、指圧棒1の使用者が自分の手のサイズに合わせ、身体の色々なツボに合わせ、使用できる。又、第五発明は、指圧棒を作る主材料である既存商品のゴルフのティー、並びに、指圧棒やゴルフのティーなどが作れる先端が平らな図2−1の7d未完成のゴルフのティーと竹製、木製やプラスチック製などを安全に削り、使用者の好みに合わせられるシャープナー、ヤスリやサンドペーパーなどをセットとして組み合わせ、指圧棒の使用者が手元に用意された指圧棒の材料とサンドペーパーなどを使用して、手軽に0.1ミリの単位で削れ、先端部分7だと、平らにした、とがらせた、細く丸みをおびた、或いは、太く丸みをおびた、使用者の好みに沿った指圧棒先端7に形成していけることを特徴とすることで、人々が自分の好み合った、或いは、独創的な先端7や身体に触れる部分を工作できる。先端部分7が平らな図2−1未完成のゴルフのティーをセットに加えた場合、幼い子供たちでも大人の監督の元で、シャープナーやサンドペーパーを使用してとがらせ、ハンドメイドのゴルフのティーを完成させ、両親にプレゼントすることができる。
【実施形態の効果】
【0009】
この実施形態によれば、最上部に設けられたくぼみ2の働きで、手のひら、特に中手指節間関節、指の手のひら側にある丸い部分11、指の関節と関節の間の丸みをおびた部分12や指の関節にかぶせるように当てると、密着しやすく滑りにくく、後は、先端7に近い部分を親指9と人差し指10でつまむように持ち、指圧ツボに当てると、ほとんど手の重さだけで押圧ができるので使いやすい。手に触れる部分2,3,4,5,6が柔らかいのを好まれる場合は、手が触れる部分にゴム8やスポンジ8などをかぶせることもできる。
円形のでっぱった部分4の働きで、繊細な顔や耳の押圧やマッサージ、空間が狭い足指の横側、手足の甲の骨と骨の間や指と指の間の丸みをおびた箇所を楽に押圧やマッサージがしやすくなる。部分4を足指の間に入れ、横に押したり、回転させながら指圧やマッサージができるので便利である。
上部の大きい部分2,3,4から下にかけて細くなっていく、その中間の丸みをおびた部分5の働きで、一度に指や指間に触れる面積が広くなるので効率よくマッサージがしやすい。丸みをおびた部分5を複数設ければ、指や指間をマッサージするとき、一度に指や指間に触れる面積がより広くなり、もっと効率よくマッサージができる。
細く丸みをおびた先端7a、太く丸みをおびた先端b、とがった先端7c、或いは、平らな先端7dなどの指圧棒の先端7の働きで、使用者が身体の色々なツボに合わせ、或いは、好みに合わせて、指圧棒の先端を選べ、効率良く押圧をしていける。
指圧棒を作る主材料である既存商品のゴルフのティー、並びに、指圧棒やゴルフのティーなどを作れる、先端が平らな図2−1の7d未完成のゴルフのティーと竹製、木製やプラスチック製などを安全に削り、使用者の好みに合わせられるシャープナー、ヤスリやサンドペーパーなどをセットとして組み合わせ、人々に提供できることで、指圧棒の使用者が手元に用意された指圧棒の材料とサンドペーパーなどを使用して、手軽に0.1ミリの単位で削りながら、自分好みの細く丸みをおびた先端7a、太く丸みをおびた先端7b、とがった先端7c、平らな先端7d、或いは、独創的な先端に形成することができる。例えば、独創的な指圧棒、爪楊枝、ナイフみたいな爪楊枝、耳かき、ゴルフ用のティー等々。材料を安価で提供できることで、企業が商品に広告をプリントし、無償で顧客に提供することになれば、沢山の高齢者が自分や友人のために工作する、子供や孫が親や祖父母のために工作する。工作する人達は手先が器用になり、指圧棒が数多く町に出回ると、使用する人達が増え、その国の沢山の人たちが健康になる。又、孫達が祖父母のために工作し、プレゼントするとき、その孫たちの手先が器用になり、物作りに興味を抱き始め、又、指圧、マッサージや東洋医学を理解してくれるようになる。
【他の実施形態】
図2の実施形態では、指圧棒の最上部の手のひらに当たる部分はくぼみであったが、他の実施形態では、最上部の手のひらに当たる部分は平らでも、盛り上がっていても良い、又、円形でなくても、二股でも、三股でも、凸凹でも良い、又、中央部6が凸凹でも、太くても、部分的に太くても良い。
【符号の説明】
【0010】
1 指圧棒本体 2 最上部のくぼみ 2a 平らな最上部 3 最上部の淵 4 上部のツボ押し部分 5 丸みをおびたマッサージをする部分 6 細い中心部 7 先端部 7a 細い丸みをおびた先端 7b 太い丸みをおびた先端 7c とがった先端 7d 平らな先端 8 指圧棒と手や指との間に置くクッション 9 親指 10 人差し指 11 手のひらの中手指節間関節の丸みをおびた部分 12 手のひらの指の関節間にある丸みをおびた部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
手のひらに当たる上部2から4を下の方に比べて大きくし、最上部にくぼみ2を設けた事を特徴とする小型携帯指圧マッサージ器具。
【請求項2】
上部を大きくした部分に、指圧のツボを押したり、回転させながらでもマッサージができる部分4を設けたことを特徴とする小型携帯指圧マッサージ器具。
【請求項3】
上部の部分4から細くなっていく下部6,7にかけて、丸みをおびた部分5を設けた事を特徴とする小型携帯指圧マッサージ器具。
【請求項4】
下部の先端部分7を細く丸みをおびた先端7a、太く丸みをおびた先端7b、とがった先端7c、又は、平らな先端7dなど、形の違った先端部分を設けた事を特徴とする小型携帯指圧マッサージ器具。
【請求項5】
また、第五発明は、指圧棒を作る主材料である既存商品のゴルフのティー、並びに、指圧棒やゴルフのティーが作れる先端が平らな未完成のゴルフのティーと竹製、木製やプラスチック製などを安全に削り、使用者の好みに合わせられる指圧棒やゴルフのティーとして形成させていけるシャープナー、ヤスリやサンドペーパーなどをセットとして組み合わせ、提供することを特徴とする使用者が自分の好みに合わせられる小型指圧マッサージ器具、並びに、ゴルフのティー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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