説明

掘削装置

【課題】掘削装置において、拡大翼の縮閉時に拡大翼が半閉じの状態にならないようにする。
【解決手段】掘削装置は、駆動軸12の下端部にその一端部が駆動軸12に取り付けたブラケット20に枢着された拡大翼30及び拡大翼30を拡縮駆動する駆動機構Mを備える。拡大翼30の内側にその一端部が前記ブラケット20に揺動自在に枢着された補助翼50を設ける。これにより、前記拡大翼30が縮閉するとき、補助翼50は前記拡大翼30と前記駆動軸12間で邪魔板として働き、所定寸法以上の礫又は土塊の挟み込みを妨害する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、掘削装置に関し、既製杭工法において掘削孔の底部に根固め部を形成するための拡大翼を備えた掘削装置において、拡大翼を縮閉するときに拡大翼と掘削軸との間に大きな礫や土塊等が挟まって拡大翼が半閉じの状態になるのを防止する掘削装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば既製杭工法において掘削孔の底部根固め部を形成するために拡縮駆動手段により拡縮可能な拡大翼を用いて拡大孔を掘削することが行われている(特許文献1参照)。
このような拡縮駆動手段を用いて拡大翼を縮閉する場合に、拡大翼を拡縮自在に枢着した本体(掘削ロッド)と拡大翼との間に礫や土塊が挟まると、拡大翼は半閉じの状態で縮閉が停止することがある。
【0003】
例えば、上記特許文献1に記載された掘削装置(中空杭中掘り埋め込み装置)において、掘削孔を掘削した後、拡大翼を下端部に装着したロッド(掘削軸)を引き上げる場合、拡大翼が半閉じの状態では中空杭内に挿通することができない。
そこで、特許文献1に記載された発明では、拡大翼と本体(掘削ロッド)との間に土塊を挟み込んで拡大翼が縮閉不能になったときには、図5に示すように、拡大翼が連結されたスクリューロッド2を引き上げ、半閉じの拡大翼7を鋼管杭1の下端に当て、さらにその状態でスクリューロッド2を引き上げて、拡大翼7を強制的に下方へ押圧し、それにより剪断可能ピン20を剪断して拡大翼7と作動リンク18とのジョイントを断つようにしている。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された発明は、拡大翼の半閉状態を解消するために、鋼管杭内に強制的に引き込んでその強制力により拡大翼と作動リンクとの接続を断つ構造であるため、拡大翼を鋼管杭内に引き込む構造が前提であり、そのような構造を持たない掘削装置には適用し難いものである。
また、上記発明は、拡大翼が半閉じになったときには、拡大翼と作動リンクとを連結するピンを破断する構造であるから、破断したピンの取り換えが必要であることに加え、その間の作業の停滞などの問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−315052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、拡大翼を備えた掘削装置における上記従来の問題を解決するために成されたものであって、その目的は、拡大翼を縮閉するときに大きな礫や土塊などを挟み難くした掘削装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明は、掘削軸の下端部にその一端部が枢着された拡大翼及び前記拡大翼を拡縮駆動する駆動機構を備えた掘削装置であって、前記拡大翼が縮閉するとき、前記拡大翼と前記掘削軸間に所定寸法以上の礫又は土塊の挟み込みを妨害する部材を備えたことを特徴とする掘削装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載された掘削装置において、前記礫又は土塊の挟み込みを妨害する部材は、前記拡大翼の内側でその一端部が前記掘削軸に揺動自在に枢着された補助翼であることを特徴とする掘削装置である。
請求項3の発明は、請求項1に記載された掘削装置において、前記礫又は土塊の挟み込みを妨害する部材は、前記拡大翼の枢着部を含むその近傍を、所定の大きさ未満の礫又は土塊の通過のみを許容する邪魔板部材であることを特徴とする掘削装置である。
請求項4の発明は、請求項3に記載された掘削装置において、前記邪魔板部材は、通過する礫又は土塊の大きさを規制する間隔で平行に配置した複数の棒又はワイヤーを有することを特徴とする掘削装置である。
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載された掘削装置において、前記邪魔板部材は、掘削軸に取り外し及び交換可能に取り付けられていることを特徴とする掘削装置である。
請求項6の発明は、請求項3ないし5のいずれかに記載された掘削装置において、前記邪魔板部材は、前記拡大翼を挟んで前記掘削軸に取り付けられていることを特徴とする掘削装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、拡大翼と掘削ロッド(回転軸)の間に大きな礫や土塊などが侵入するのを防止するので、拡大翼が縮閉するときにそれが半閉じの状態で停止することはない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る掘削部の正面図である。
【図2】拡大翼による掘削を終了した状態の縦断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る掘削部の正面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る掘削部の正面図である。
【図5】従来の掘削装置の掘削部の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
第1の実施形態
本発明をその実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の掘削装置の拡大ヘッドを示す正面図であり、図1Aは拡大翼が縮閉した状態を、また図1Bは拡開した状態を示す正面図である。
本実施形態の掘削装置は、掘削軸11の下端部に取り付けた螺旋状の掘削刃14と、螺旋状の掘削刃14の上部に取り付けた拡大翼30を備えた掘削部10とからなっている。
掘削軸11の上端部は、それよりも大径の駆動軸12内に嵌合されており、上記駆動軸12の内周面に形成された図示しないカム片と掘削軸11の外周面に形成された上記カム片が係合する螺旋状のカム溝により、駆動軸12を一方側に回転すると掘削軸11が駆動軸12に対して相対的に上下動するように構成されている。
【0011】
掘削部10は、駆動軸12を両側から挟むようにして取り付けた一対のブラケット20と、ブラケット20の駆動軸12から側方に突出した部分にピン部材22で枢着され、駆動軸12を含む平面内において上下方向に揺動自在に取り付けた一対の拡大翼30、その駆動機構Mとから成っている。
【0012】
拡大翼30は、例えば、その先端側上面に複数の掘削刃が設けられており、掘削刃と上記ピン部材22間の適宜の位置(中間位置という)に、駆動機構Mの支持杆40の他端がピン44によって枢着されている。
支持杆40は、その一端は、掘削軸11と共に駆動軸12に対して上下動する可動側であるブラケット13に枢着されている。
【0013】
以上の構造において、図1Aの状態から駆動軸12を一方側に回転させることにより、上記掘削軸11を駆動軸12に対して相対的に上昇させ、それに伴って、上記ブラケット13にピン部材42で枢着された支持杆40の一端部が上昇する。支持杆40が上昇すると、一対の支持杆40はピン部材42の回りで所定角度回転し、かつその先端で拡大翼30の中間位置を押し上げ、拡大翼30は、ブラケット20のピン部材22の回りで上方に回転して図1Bに示すように拡開する。
【0014】
掘削は、拡大翼30を拡大しつつ行い、拡大翼30が完全に拡開したときは、その状態で拡大翼30を回転しつつ徐々に引き上げながら行う。これによって掘削孔hの周りに拡大孔H(図2参照)を掘削して根固め部が形成される。以上は、従来のプレボーリング工法における根固め部掘削方法と同じである。
【0015】
ここで、拡大孔Hが形成された後、上記駆動軸12を逆方向に回転させると、掘削軸11は駆動軸12に対して相対的に回転し、上記カム片及びカム溝との係合によりブラケット13が下降し、したがってピン部材42が下降すると、支持杆40の他端に枢着された拡大翼30を引き下げる。したがって、拡大翼30はピン部材22の回りで縮閉する方向に旋回する。
【0016】
この縮閉過程で、拡大翼30、駆動軸12と拡大翼30の内側とに間に大きな礫や土塊が挟まると、拡大翼30の縮閉が停止し、拡大翼30は半閉じの状態でそれ以上縮閉できない。
拡大翼30が半閉じの状態で停止すると、掘削部10を地上に引き出すため、駆動軸12を上昇させると、図2に模式的に示すように、反閉じした拡大翼30はプレボーリングされた掘削孔hの下端に当接して上方に引き上げることが出来ない。
【0017】
そこで、本実施形態では、駆動軸12と拡大翼30との間に、一端を上記ブラケット20のその内側に(外側でもよい、つまり、駆動軸12と拡大翼30の取り合いにより、抱き合わせる場合は内側で、単一の場合は外側になる)ピン部材52により旋回自在に枢着された補助翼50を設け、これを邪魔板として機能させ、大きな礫などが駆動軸12と拡大翼30との間に挟まることを未然に防止している。
【0018】
即ち、補助翼50は、拡大翼30よりも短く、拡大翼30を縮閉したときにその枢着部近傍の区域において邪魔板部材としての機能が発揮するよう、図1に示すように、ブラケット20に一端をピン部材52により揺動自在に取り付けられている。その形状は棒状或いは板状など自由であるが、駆動軸12の回転に伴い拡大翼30とともに掘削した土砂の中で回転することになるため、鉄等の材料でかつ回転時に礫や土砂等で壊されない強度を備えていることが必要である。
【0019】
本実施形態の掘削装置は、拡大翼30の取り付け部分に補助翼50を設けたことにより、駆動軸12を回転しつつ上述のように拡大翼30を縮閉する場合、駆動軸12と拡大翼30との間には、大きな礫などはこれに阻まれて駆動軸12と拡大翼30間に侵入することができず、したがって、拡大翼30と駆動軸12間に大きな礫などが挟まることがない。また、補助翼50は、ピン部材52の回りで自由に旋回可能であるため、駆動軸12と補助翼50間、及び補助翼50と拡大翼30間に多少大きな礫などが侵入しても、補助翼50が回転時の振動により揺動するため挟まることなく落下する。
【0020】
本実施形態によれば、駆動軸12に取り付けたブラケット20に対して、単に補助翼50を揺動自在に取り付けるだけで、拡大翼30が縮閉の最後の段階で拡大翼30の内側と駆動軸12との間の、とくに、拡大翼30のブラケット20の枢着部近傍の隙間を塞ぐことができる。そのため、ブラケット20の枢着部近傍の隙間に大きな礫などが挟まって、拡大翼30が半閉じの状態になることが防止できる。
【0021】
第2の実施形態
第1の実施形態では、拡大翼30のブラケット20の枢着部近傍と駆動軸12周面との間の領域に補助翼50を配置して、縮閉工程の段階で上記領域に礫や土塊が流れ込まないようにして拡大翼30の半閉じ状態を防止したが、これは、拡大翼30の縮閉がある程度の段階にならないと邪魔板としての機能は出し難い。そのため、希であるとしても、拡大翼30の縮閉工程の比較的初期の段階で補助翼50と拡大翼30との間に極めて大きな礫や大塊となった土砂を挟み込むとやはり拡大翼30が半閉じとなることも考えられる。
【0022】
そこで、第2の実施形態では、縮閉する拡大翼30の位置に関係なく、拡大翼30のブラケット20の枢着部近傍と駆動軸12周面との間の領域に、大きな礫や土塊が流れ込まないように、いわば「ふるい」の原理で、仮に挟んでも、拡大翼30が半閉じ状態にならない程度の礫や土塊のみを通し、それよりも大きな礫などは通さないようにした邪魔板部材(又はスクリーニング部材)を作成して、これを駆動軸12と一体に取り付けるようにしている。
【0023】
即ち、第2の実施形態では、図3に示すように、拡大翼30のブラケット20の枢着部と駆動軸12周面との間の領域を含む、その上下の領域に欄干状の邪魔板部材60が配置されるように、邪魔板部材60を駆動軸12に取り付けることで、大きな礫や土塊などの挟み込み防止機能を一層向上させたものである。
【0024】
即ち、第2の実施形態は、図3に示すように、拡大翼30やその駆動機構M等は第1の実施形態と同様であり、ブラケット20にピン部材22で枢着されている位置を中心に、邪魔板部材60を例えばボルト(図示せず)などによりブラケット20に取り付けた構造になっている。
【0025】
邪魔板部材60は、図3に示すように、例えば鋼鉄でできた上下枠61,62に綱製のワイヤー或いは丸棒や角棒64などを溶接その他周知の取り付け手段により欄干状に取り付けた構造になっており、その邪魔板部材60の横幅は、予め形成された掘削孔内に納まる寸法に構成されている。
この邪魔板部材60をブラケット20に取り付けるに際しては、例えばその上下の中心と拡大翼30のピン部材22の位置を合わせて、上記ブラケット20に一体に取り付けるのが好ましいが、邪魔板部材60は、縮閉する拡大翼30が駆動軸12との間に大きな礫や土塊を挟み込んで、半閉じの状態にならない位置であればどのような位置に取り付けてもよい。
【0026】
ここで、邪魔板部材60を構成する上記ワイヤー或いは丸棒又は角棒64の間隔は任意であり、その間隔を調整することにより邪魔板部材60を通過できる礫などの大きさを規制することができる。また、邪魔板部材60の形状は、拡大翼30が縮閉するとき拡大翼30の内側と駆動軸12との間に大きな礫や土塊などが挟まって、拡大翼30が半閉じの状態になることを防止できれば任意であり、ワイヤ或いは上記棒の取り付け方向も縦とは限らず横でも或いは斜めでもよい。また、縦横或いは斜めに格子状に配置してもよい。ただ、上記間隔を狭くすると、駆動軸12の回転時の抵抗がそれだけ大きくなるから、拡大翼30が半閉じとならない範囲で、間隔を適宜調節する。
【0027】
本実施形態では、上記邪魔板部材60をブラケット20に一体に取り付け、これを駆動軸12、拡大翼30と共に回転させることにより、拡大翼30で掘削した土塊を攪拌し、かつ掘削土砂を崩しながら掘削を行うことができるという利点がある。
【0028】
上記邪魔板部材60は、例えば図示しない取り付けボルトを外すことにより容易に交換可能である。
したがって、掘削する地盤により格子間隔を変えたり、或いは上下方向の寸法を変更した邪魔板部材60を選択して取り付けることができる。
本実施形態の邪魔板部材60を用いることにより、拡大翼30の縮閉位置に関係なく、拡大翼30のブラケット20との枢着部近傍には、一定寸法よりも大きな礫や土塊は侵入しないから、拡大翼30が半閉じ状態で動かなくなることはない。
邪魔板部材60は、拡大翼30の一方の面にのみ設けても駆動軸12の回転方向を、邪魔板部材60が常に上流側になるようにすればよいが、拡大翼30の両面にそれぞれ設けることが望ましい。
【0029】
第3の実施形態
次に、邪魔板部材60の他の適用例について説明する。
図4は、他の実施形態に係る、右半分を内部が見えるようにして示した掘削軸11aの下部に設けた掘削部10aの正面図であり、上記邪魔板部材60を別の掘削装置の掘削軸11aの下端近傍に設けた例を示す。
この掘削装置の拡大翼30aは、ピン部材22aの周りに旋回自在に設けられており、そのピン部材22aの反対側は係合突部30bに形成されている。
【0030】
係合突部30bは、掘削軸11aの内部に設けた油圧シリンダ16の凹部16aに係合しており、上記シリンダ16の上下動に伴って拡大翼30aが上下に旋回するようになっている。
この拡大翼30aの先端には掘削刃32aが拡開時に下向きなるように設けられている。
したがって、拡大孔Hを掘削する場合は、拡大翼30aを開きながら下降させて回転させる。邪魔板部材60の機能は同じである。また、邪魔板部材60は、この場合も、拡大翼30aを両側から挟むように配置することが望ましいが、拡大翼30aの一方側に取り付けるものであってもよい。邪魔板部材60の取付位置は第2の実施形態と同様であり、地盤に合わせて例えばボルトナットなどの固着手段で着脱することにより交換可能である。
【0031】
邪魔板部材60のその他の構成は全て第2の実施形態のものと同じである。
以上、説明したように、邪魔板部材60は掘削軸の下部に拡大翼を備えた掘削装置には全て適用可能である。
【0032】
なお、第3の実施形態において、邪魔板部材60を設ける代わりに第1の実施形態に示したと同様の補助翼50を、掘削軸11aと拡大翼30aとの間に、一端を上記掘削軸11aに直接又はブラケット介して枢着して旋回自在に設け、これを邪魔板として機能させ、大きな礫などが駆動軸12と拡大翼30との間に挟まることを防止するよう構成することもできる。
その場合の作用効果は第1の実施形態におけると同様である。
【符号の説明】
【0033】
10,10a・・・掘削部、11,11a・・・掘削軸、12・・・駆動軸、13,20・・・ブラケット、14・・・掘削刃、22,22a,42,52・・・ピン部材、30,30a・・・拡大翼、32,32a・・・掘削刃、40・・・支持杆、50・・・補助翼、60・・・邪魔板部材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
掘削軸の下端部にその一端部が枢着された拡大翼及び前記拡大翼を拡縮駆動する駆動機構を備えた掘削装置であって、
前記拡大翼が縮閉するとき、前記拡大翼と前記掘削軸間に所定寸法以上の礫又は土塊の挟み込みを妨害する部材を備えたことを特徴とする掘削装置。
【請求項2】
請求項1に記載された掘削装置において、
前記礫又は土塊の挟み込みを妨害する部材は、前記拡大翼の内側でその一端部が前記掘削軸に揺動自在に枢着された補助翼であることを特徴とする掘削装置。
【請求項3】
請求項1に記載された掘削装置において、
前記礫又は土塊の挟み込みを妨害する部材は、前記拡大翼の枢着部を含むその近傍を、所定の大きさ未満の礫又は土塊の通過のみを許容する邪魔板部材であることを特徴とする掘削装置。
【請求項4】
請求項3に記載された掘削装置において、
前記邪魔板部材は、通過する礫又は土塊の大きさを規制する間隔で平行に配置した複数の棒又はワイヤーを有することを特徴とする掘削装置。
【請求項5】
請求項3又は4に記載された掘削装置において、
前記邪魔板部材は、掘削軸に取り外し及び交換可能に取り付けられていることを特徴とする掘削装置。
【請求項6】
請求項3ないし5のいずれかに記載された掘削装置において、
前記邪魔板部材は、前記拡大翼を挟んで前記掘削軸に取り付けられていることを特徴とする掘削装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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