説明

採血装置

【課題】使い捨て可能な程度にまでコストを低減すると共に、小型化が図られた採血装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る採血装置100は、血液を収容可能であり、大気圧以下の内圧とされた容器20と、血液を受け入れ可能な内部空間14を有するハウジング17と、ハウジング17の一方の面から外部に突出し、内部空間14と連通する複数の第1中空針12と、ハウジング17の他方の面から外部に突出し、内部空間14と連通し各々の第1中空針13の流路断面積より大きい流路断面積を有し、容器20を挿通することで内部空間14と容器20内の空間とを連通可能な第2中空針13とを含む多針ユニットとを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人間、動物等から血液を採血する際に用いる採血装置に関する。
【背景技術】
【0002】
血液内物質の検査技術の発展に伴い、検査時に要する採血量は微小量で達成できるようになっている。そして、近年では、採血するためのマイクロピペットを複数備え、いずれかのマイクロピペットが毛細血管にあたり、採血することができる採血装置が知られている(下記特許文献1、2参照)。
【0003】
このマイクロピペットを複数備えた採血装置は、空洞部を有するメンブレンと、空洞部と連通するマイクロピペットと、メンブレンを加熱して変形させることにより、空洞部内の圧力を変動させるヒータとを備えている。
【0004】
そして、ヒータがメンブレンを加熱して空洞部の体積が大きくなるように変形させることで、空洞部内の圧力を低下させて、毛細血管中の血液を吸引することにより採血される。
【特許文献1】特開2004−136106号公報
【特許文献2】特開平7−132119号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来の採血装置においては、メンブレンを変形させるためにヒータが必須の構成となっており、採血装置自体のコストが高くなり、使い捨てに向かないものとなっている。さらに、空洞部内の圧力を変動させるためのヒータ等の装置を備えているため、採血装置自体の大きさが大きくなる。
【0006】
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、使い捨て可能な程度にまでコストを低減すると共に、小型化が図られた採血装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る採血装置は、血液を収容可能であり、大気圧以下の内圧とされた容器と、血液を受け入れ可能な内部空間を有するハウジングと、ハウジングの一方の面から外部に突出し、内部空間と連通する複数の第1中空針と、ハウジングの他方の面から外部に突出し、内部空間と連通し各々の第1中空針の流路断面積より大きい流路断面積を有し、容器を挿通することで内部空間と容器内の空間とを連通可能な第2中空針とを含む多針ユニットとを備える。好ましくは、上記第1中空針の流路断面積の合計面積を第2中空針の流路断面積より大きくする。好ましくは、上記ハウジングは、容器を第2中空針に対して進退可能となるように案内するガイド部を有する。好ましくは、上記内部空間に達するようにハウジングに設けられたセンサをさらに備える。好ましくは、上記容器は、ガイド部から着脱可能に設けられる。好ましくは、第2中空針が挿通された容器を保持可能な保持機構をさらに備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る採血装置によれば、予め大気圧以下に内圧が設定された容器に第2中空針を挿入することで容器内の圧力と血圧との圧力差により血液を吸引することとしており、血液を吸引するためのアクチュエータ等を要さず、装置自体をコンパクトに構成できると共に、使い捨て可能な程度にコストを低減することができる。さらに、マイクロニードルを採用することで、無痛の微量採血をすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1から図10を用いて、本実施の形態に係る採血装置100について説明する。図1は、本実施の形態に係る採血装置100の断面図である。
【0010】
この図1に示されるように、採血装置100は、血液収容容器20と、多針ユニット10とを備えている。
【0011】
血液収容容器20内の圧力は、大気圧以下とされており、血液収容容器20は、開口部20aが形成された容器本体21と、開口部20aを閉塞する閉塞部材22とを備えている。
【0012】
容器本体21は、砲弾状に形成されており、上端部が半球状とされている。このため、容器本体21の上端部を押圧しても、容器本体21に集中応力が生じることを抑制することができ、容器本体21に欠陥などが生じることを抑制することができる。また、容器本体21は、PET(polyethylene terephthalate)から構成されており、閉塞部材22は、ブチルゴムなどの弾性部材から構成されている。PETおよびブチルゴムは、いずれもガスの非透過性において優れた性質を有しており、それぞれ、例えば、2.2×10−12、3.3×10−11(cmcm/cms cmHg)程度となっている。
【0013】
多針ユニット10は、血液を受け入れ可能な内部空間14を有するハウジング17と、ハウジング17の下面(一方の面)から外方に突出し、内部空間14と連通する複数の中空のマイクロニードル(第1中空針)12を有する多針構造体12Bとを備えている。
【0014】
マイクロニードル12は、アレイ状に配置されており、いずれかのマイクロニードル12が毛細血管に挿入されることにより、血液を採取することができる。このため、皮膚表面の毛細血管を観察する観察装置を要さず、簡易な構成とすることができ、装置のコストの低廉化を図ることができる。
【0015】
図2は、マイクロニードル12が設けられた多針構造体12Bの詳細を示す斜視図である。この図2に示されるように、多針構造体12Bは、平板状に形成された基板12Aと、この基板12Aの主表面(第1主表面)上に形成された複数のマイクロニードル12とを備えている。各マイクロニードル12は、略円錐形状とされており、上端部から基板12Aの背面(第2主表面)に達する貫通孔12Cを有している。
【0016】
マイクロニードル12の形状を鋭利な円錐形状とすることにより、マイクロニードル12を皮膚内にスムーズに挿入することができる。また、マイクロニードルは、ポリ乳酸(polylactic acid, PLA)や、L 型ポリ乳酸(PLLA)等の分解性高分子材料の中では比較的強度・剛性が高いものから構成されている。
【0017】
マイクロニードル12の高さは、約250μm程度とされている。皮膚の最も外側に位置する表皮の厚さは、約100μmから150μm程度とされており、マイクロニードル12の高さは、表皮の厚さより高く、マイクロニードル12は、表皮の下に位置する真皮内にある毛細血管にまで達することができる。毛細血管は、表皮から離れるに従って、その数が増大する。そこで、マイクロニードル12の高さを、表皮の厚さより約100μmから150μm程度高くすることにより、いずれかのマイクロニードル12が毛細血管に達する確率を高めている。また、表皮の厚さは、体のすべての部分において略同一の厚さとなっているため、いずれの部分からでも、採血することができる。
【0018】
マイクロニードル12の底面の直径は、200μm程度とされている。このような小径でかつ、高さがたった数百μm程度とされているので、マイクロニードル12を皮膚内に挿入しても、マイクロニードル12が痛点をつく確率が低く、無痛で採血を行うことができる。
【0019】
図1において、多針ユニット10は、ハウジング17の上面(他方の面)から外部に突出し、内部空間14と連通する中空の穿孔針(第2中空針)13を備えている。穿孔針13は、ステンレス等から構成されている。そして、穿孔針13の底面は、例えば、5.0×5.0(mm)程度とされており、高さは、たとえば、7.0mm程度とされている。このように、穿孔針13は、マイクロニードル12より高く、さらに底面積も広く、剛性の高いものとなっている。これは、閉塞部材22に挿入され、貫通可能な程度の剛性を要する必要があるためである。なお、本実施の形態においては、穿孔針13は1つとされているが、複数設けてもよい。
【0020】
図3は、血液収容容器20を穿孔針13に向けて押し込み、穿孔針13が血液収容容器20の閉塞部材22を挿通したときの断面図である。
【0021】
この図3に示されるように、中空の穿孔針13が閉塞部材22に挿入され、血液収容容器20内に達することにより、血液収容容器20内と内部空間14とが連通する。ここで、血液収容容器20内の内圧が、大気圧以下とされているため、毛細血管内の血液が、内部空間14内に引き込まれ、穿孔針13を介して血液収容容器20内に吸引される。なお、この採血装置100においては、たとえば、273μlの血液を採取することができる。
【0022】
このように、血液収容容器20内の圧力を大気圧より低く設定することにより、吸引機構を備える必要がなく、装置自体を簡易な構成とすることができると共に、装置の小型化を図ることができる。このように、この採血装置100は、低廉なコストで製造することができるので、使い捨て可能なものとなっている。
【0023】
閉塞部材22は、ブチルゴムなどの復元性を有する弾性部材により構成されているため、穿孔針13を抜き取った後において、穿孔針13によって形成された穴が閉塞され、採取された血液が外部に漏れ出すことを抑制することができる。
【0024】
閉塞部材22は、穿孔針13が挿入される部分に薄肉部23が形成されており、容易に穿孔針13を血液収容容器20内に挿入することができ、過大な力で容器本体21を押圧する必要がないものとなっている。このため、容器本体21に過大な押圧力が加えられることを抑制することができ、容器本体21に欠損等が生じることを抑制することができる。
【0025】
なお、穿孔針13は、上端部から下端部に亘って延在し、内部空間14に達する貫通孔13aが形成されており、穿孔針13の流通断面積は、図2に示す1つのマイクロニードル12の流通断面積より大きいものとなっている。
【0026】
そして、全マイクロニードル12の流通断面積の合計面積は、穿孔針13の流通断面積より大きくなっており、いずれかのマイクロニードル12に目詰まり等が生じたとしても、他のマイクロニードル12により血液を良好に採取することができる。
【0027】
さらに、全てのマイクロニードル12は、内部空間14と連通しているため、いずれのマイクロニードル12からでも、採血された血液を穿孔針13を介して血液収容容器20内に収納することができる。すなわち、一旦、マイクロニードル12によって採取された血液を内部空間14内に収容し、その後、穿孔針13を介して血液収容容器20内に収容するようにしたため、各マイクロニードル12と穿孔針13とを連結する必要もなく、簡易な構成で、血液を採取することができる。多針ユニット10は、内部空間14に達するようにハウジング17に設けられたセンサ30を備えている。
【0028】
このように、血液収容容器20とは別にセンサ30を設けることにより、所定の項目については、採血と略同時に結果を知ることができる。
【0029】
このセンサ30が分析することができる項目としては、たとえば、グルコース濃度、pH、イオン濃度、尿量などが挙げられる。
【0030】
そして、このセンサ30では測定しきれない項目や、より正確な分析については、血液収容容器20内に採取された血液を用いて検査することができる。
【0031】
多針ユニット10は、血液収容容器20を穿孔針13に対して進退可能となるように案内するガイド部11を備えており、血液収容容器20を押圧するという簡易な作業で、血液を採取することができる。
【0032】
血液収容容器20は、ガイド部11から着脱可能とされており、一度、マイクロニードル12を皮膚に挿入して採血した後、新たにマイクロニードル12を皮膚に刺すことなく、新たな血液収容容器20を装着することにより、再度採血することができる。これにより、皮膚を新たに傷つけることなく、再度採血を行うことができる。
【0033】
多針ユニット10は、血液収容容器20の内表面に形成された保持機構をさらに備え、本実施の形態においては、図1に示すように、ガイド部11の内周面に形成され、内方に向けて突出する突出部16とされている。図3において、血液収容容器20が穿孔針13に向けて押圧され、穿孔針13が閉塞部材22を貫通し、血液収容容器20内に達した際に、突出部16が血液収容容器20の側面を押圧して、血液収容容器20の位置を維持することができる。このため、閉塞部材22からの弾性力によって、血液収容容器20が上方に変位することを抑制することができ、穿孔針13が血液収容容器20の内部にまで挿入された状態を維持することができる。
【0034】
なお、上記のように突出部16によって血液収容容器20を支持する場合に限られず、血液収容容器20を穿孔針13に向けて付勢する弾性部材としてもよい。
【0035】
ここで、マイクロニードル12の製造方法について説明する。マイクロニードル12は、PCT(Plane-pattern to Cross-section Transfer:断面転写法)法を用いたX線リソグラフィにより製造されており、図4から図10を用いて詳細に説明する。
【0036】
図4は、マイクロニードル12の製造工程の第1工程を示す斜視図である。この図4に示されるように、レジストステージ上に配置された金属基板50の主表面上に、厚さ数百μmのPMMA層51を形成する。そして、SR光X線をマスク52に向けて照射すると共に、X線露光中に、チャンバ内において、基板50およびPMMA層51をたとえば、2mm/secの速さで、1軸方向に往復運動させる。
【0037】
マスク52は、たとえば、厚さ50μmのポリイミドと、たとえば、AuなどからなるX線の吸収体53と、Alなどからなるフレームとを備えている。吸収体53は、マスク52の表面上に形成されており、複数の三角形が一方向に配列するように形成されている。なお、X線露光中においては、三角形状とされた吸収体53は、頂点部と底辺部とが、PMMA層51の移動方向に配列するように配置される。
【0038】
X線の発生装置としては、立命館大学SRセンタにある超伝導小型シンクロトロン放射装置「AURORA」を用い、放射光波長は0.15nmから0.73nmの幅があり、ピーク波長は0.4nmとされている。
【0039】
図5は、上記第1工程後におけるPMMA層51の斜視図である。上記のように、PMMA層51に露光処理を行うと、露光部分の高分子の連鎖が切れて分子量が減少して現像液に溶解可能な部分51Bと、未露光部分51Aが形成される。
【0040】
この図5に示すように、未露光部分51Aは、底面が四角形状とされ、両側面が三角形状とされ、一方向に向けて配列する。
【0041】
図6は、マイクロニードル12の製造工程の第2工程を示す斜視図である。この図6に示されるように、三角形状に形成された吸収体53の底辺部から頂点部に向かう方向と、三角柱形状とされたPMMA層51が延在する方向とが交差するようにマスク52およびPMMA層51を配置する。具体的には、図4および図5に示す状態から、マスク52の位置を固定した状態でPMMA層51を略90度回転させる。
【0042】
そして、X線により露光処理を行う際に、PMMA層51を、吸収体53の底辺部から頂点部に向かう方向に往復運動させる。その後、現像液により露光部分を除去すると共に、未露光部分を基板50上に残留させる。
【0043】
図7は、上記第2工程後において、基板50の表面上に残留したPMMA層51を示す斜視図である。この図7に示されるように、基板50の表面上には、四角錐形状とされたPMMA層51が複数形成される。
【0044】
図8は、マイクロニードル12の製造工程の第3工程を示す斜視図である。この図8に示されるように、円環状に形成されたX線の吸収体55が形成されたマスク54をPMMA層51の上方に配置する。吸収体55の外径は、たとえば、100μmとされ、中空部分の直径は、たとえば30μmとされている。そして、露光処理を行い、その後、現像処理を行う。
【0045】
図9は、上記第3工程によって、基板50の表面上に残留したPMMA層51を示す斜視図である。この図9に示されるように、基板50の主表面上には、上端部から基板50の表面にまで達する貫通孔51aが形成され、円錐形状とされたPMMA層51が形成される。この円錐形状とされたPMMA層51は、図2に示すマイクロニードル12と同様の形状となっている。
【0046】
図10は、マイクロニードル12の製造工程の第4工程を示す斜視図である。この図10に示されるように、形成されたPMMA層51のパターン上に、Ni等のメッキによって、金属を堆積させて金属構造体60を形成する(電鋳工程)。
【0047】
その後、未反応のPMMA層51を除去して、マイクロニードル12のパターンが模られた金属構造体60を得ることができる。そして、この金属構造体60を金型として、図2に示すマイクロニードル12が複数形成された多針構造体12Bを製造することができる。
【0048】
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明は、微量採血を行い、使い捨て可能な採血装置に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本実施の形態に係る採血装置の断面図である。
【図2】マイクロニードルが設けられた多針構造体の詳細を示す斜視図である。
【図3】血液収容容器を穿孔針に向けて押し込み、穿孔針が血液収容容器の閉塞部材を挿通したときの断面図である。
【図4】マイクロニードルの製造工程の第1工程を示す斜視図である。
【図5】第1工程後に現像液によって露光部分を溶解させた後、基板上に残留したPMMA層の未露光部分を示す斜視図である。
【図6】マイクロニードルの製造工程の第2工程を示す斜視図である。
【図7】第2工程後において、基板の表面上に残留したPMMA層を示す斜視図である。
【図8】マイクロニードルの製造工程の第3工程を示す斜視図である。
【図9】第3工程によって、基板の表面上に残留したPMMA層を示す斜視図である。
【図10】マイクロニードルの製造工程の第4工程を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0051】
10 多針ユニット、11 ガイド部、12 マイクロニードル、12A 基板、12B 多針構造体、12C 貫通孔、13 穿孔針、13a 貫通孔、14 内部空間、16 突出部、17 ハウジング、20 血液収容容器、20a 開口部、21 容器本体、22 閉塞部材、23 薄肉部、30 センサ、51a 貫通孔、60 金属構造体、100 採血装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
血液を収容可能であり、大気圧以下の内圧とされた容器と、
前記血液を受け入れ可能な内部空間を有するハウジングと、前記ハウジングの一方の面から外部に突出し、前記内部空間と連通する複数の第1中空針と、前記ハウジングの他方の面から外部に突出し、前記内部空間と連通し各々の前記第1中空針の流路断面積より大きい流路断面積を有し、前記容器を挿通することで前記内部空間と前記容器内の空間とを連通可能な第2中空針とを含む多針ユニットと、
を備えた採血装置。
【請求項2】
前記第1中空針の流路断面積の合計面積は、前記第2中空針の流路断面積より大きい、請求項1に記載の採血装置。
【請求項3】
前記ハウジングは、前記容器を前記第2中空針に対して進退可能となるように案内するガイド部を有する、請求項1または請求項2に記載の採血装置。
【請求項4】
前記内部空間に達するように前記ハウジングに設けられたセンサをさらに備える、請求項1から請求項3のいずれかに記載の採血装置。
【請求項5】
前記容器は、前記ガイド部から着脱可能に設けられた、請求項3に記載の採血装置。
【請求項6】
前記第2中空針が挿通された前記容器を保持可能な保持機構をさらに備えた、請求項1から請求項5のいずれかに記載の採血装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−22988(P2008−22988A)
【公開日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−197228(P2006−197228)
【出願日】平成18年7月19日(2006.7.19)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り 刊行物による発表:SPIE−The International Society for Optical Engineering発行、“Proceedings of SPIE Volume:6036 BioMEMS and Nanotechnology II”、2006年1月19日発行 電気通信回線を通じた発表:2006年1月19日掲載、http://www.spiedl.org/
【出願人】(593006630)学校法人立命館 (359)
【出願人】(000135036)ニプロ株式会社 (583)
【Fターム(参考)】