説明

搬送装置

【課題】 ケース開口部を十分に塞ぐことができる搬送装置のシール構造を提供する。
【解決手段】 ワークを搬送するテーブル12を、上部を開口したケース4内に設けられたスライダ11に取り付け、このスライダの往復運動によって上記テーブルを操作する搬送装置において、上記ケース開口部20を覆うカバー23を設けるとともに、該カバー23の両側と上記ケース開口部20の両側に、互いに密着して該カバー23とケース4間をシールするシール材24を装着し、かつ上記スライダ11に取り付けたテーブルの両側部を、上記シール材24相互間を押し開いて上記カバー23の外側に延出し、該両側部に上記ワークを搬送するテーブル面12cを設けたことにある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークを搬送するテーブルを有する搬送装置に係り、テーブルを操作するスライダを収納したケースと、ケース開口部から外側に配置されたテーブルとのシールを施した搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ワークを載せるテーブルを、ケース内に収納したアクチュエータによって往復動操作する搬送装置において、ケース内への液体、粉塵の浸入からアクチュエータを保護するため、アクチュエータの周囲にカバーを設置するなどしていた。
【特許文献1】特開平4−294997号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来のアクチュエータの周囲にカバーを設置する方法では、テーブルを有するためにケース開口部から液体、粉塵が侵入し、十分な密閉構造を得ることはできなかった。
本発明は、上記課題を解決し、ケース開口部を十分に塞ぐことができる搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記課題を解決するため、ワークを搬送するテーブルを、上部を開口したケース内に設けられたスライダに取り付け、このスライダの往復運動によって上記テーブルを操作する搬送装置であって、水などの浸入を防ぐために、上記ケース開口部を覆うカバーを設ける。そして、該カバーの両側と上記ケース開口部の両側に、互いに密着して該カバーとケース間をシールするシール材を装着する。この際、上記スライダに取り付けたテーブルの両側部を、上記シール材相互間を押し開いて上記カバーの外側に延出し、該両側部に上記ワークを搬送するテーブル面を設けたことにある。また、上記ケース開口部の両側を斜め下方に傾斜する斜面に形成し、この斜面に沿った斜面を上記開口部より突出した上記テーブルの両側部およびカバーの両側部に形成して、上記ケース開口部までの距離を確保する。さらに、上記テーブルの両側部の先端部を上方に立ち上げて上記テーブル面を形成するとともに、上記カバーを、これら左右のテーブル面の間を通して、上記ケース開口部に近い位置を通過させる。
また本発明は、ワークを搬送するテーブルを、上部を開口したケース内に設けられたスライダに取り付け、このスライダの往復運動によって上記テーブルを操作する搬送装置であって、水などの浸入を防ぐために、上記ケース開口部を覆うシートを設ける。シートにはゴム等の弾性体あるいは金属製の素材を用いることもできる。そして、上記テーブルの両側に上方に向けて延出するアーム部を設け、これらアーム部にテーブルを覆うテーブルカバーを取り付けて、テーブル上面を覆うことができる。上記ケース開口部を覆うシートをテーブルカバーの下部側を通して上記ケースに設け、上記シートを案内するローラを上記テーブルカバーの内側面に軸支して、シートがテーブル等に摺接するのを防ぐことができる。そして、上記シートを案内するローラとして、上記テーブルカバーの前後に上記ケース開口部の両側部上面を転動して、上記シートを上記ケース開口部の両側部に密着させる主ローラと、これら主ローラ相互間に設けられ、上記シートの上下面をテーブルカバーとテーブルの間に案内する複数の補助ローラとを設けたことにある。上記ケース開口部の両側部を斜め下方に傾斜する斜面に形成し、上記主ローラの両端部に、上記ケース開口部の両側部の斜面に沿った傾斜部を設けてシートを上記ケース開口部の両側部に密着させている。
【発明の効果】
【0005】
本発明の効果としては、可動テーブルを持つスライダでありながら、ケース開口部を十分にシールすることにより、液体、粉塵の侵入を防いで防水、防塵機能を有することができるとともに、装置の大型化を防ぎ、メンテナンスコストの低下を図ることができる。また、水などの侵入を防ぐことができることから、直線軸受部の腐食劣化を防ぎ、長寿命化に貢献することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、図示の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、リップシール方式の搬送装置の側面図、図2は、図1の断面図、図3は、図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図である。
【0007】
図1ないし図4において、1はモータ、2はモータ1とボールねじ3を連結するブラケットである。ボールねじ3はケース4内に収納されており、ケース4の軸方向開口端をそれぞれブラケット2とフランジ5で閉塞されている。モータ1はねじ6を介してブラケット2に連結され、ブラケット2はねじ7を介してケース4に連結されている。また、フランジ5は、ねじ8を介してケース4に連結されている。ブラケット2には軸方向に中空部2aが設けられ、この中空部2aにはカップリングなどの連結部9が設けられており、この連結部9を介してモータシャフト1aがボールねじ3のねじ軸10に連結されている。
【0008】
上記ケース4は軸方向にボールねじ3によって往復動操作されるスライダ11を収納した中空部4aを有し、このスライダ11によって往復動操作されるテーブル12がケース4上面に設けられている。
【0009】
上記スライダ11は、ケース4の下面の軸方向に沿って配設固定されたガイドレール13に沿って、摺動操作されるもので、このスライダ11は、ガイドレール13に摺動可能に組み付けられたスライドブロック14と、このスライドブロック14にねじ15を介して固定されたテーブル台16とで構成されている。このテーブル台16は、アーチ型に形成されており、このアーチ型の内側に上記ボールねじ3のナット18が配置されて、図示しない締結手段によってテーブル台16に取付けられている。
このテーブル台16の上面に上記テーブル12がねじ17によって固定されている。テーブル台16は、ボールねじ3のボールねじナット18とともに往復動操作されるものである。19はガイドレール13をケース4の下面に固定したねじである。
【0010】
上記ケース4の上面には、スライダ11の操作方向、すなわち軸方向に沿ってケース開口部20が形成されており、このケース開口部20を通して上記テーブル12を往復動操作するものである。
上記ケース4のケース開口部20が設けられた上面4bは、ケース開口部20の両側を外方に向けて僅かに斜め下方に傾斜する斜面21に形成されている。
【0011】
一方、上記テーブル12の両側部12aは、上記ケース4の斜面に沿った僅かに斜め下方に傾斜する斜面22に形成されており、テーブル12の両側部12aの先端12bを上方に立ち上げて略水平のテーブル面12cを形成している。
【0012】
上記ケース4の上面4bには、ケース開口部20を塞ぐように帯状のカバー23が配設されており、このカバー23は、上記テーブル12の上面から両側部12aにかけて覆うように上方を通過して設けられている。このカバー23は両側部に内側に折り返された折り返し部23aが形成されており、この折り返し部23aと、ケース開口部20の先端フランジ部との間に、互いに密着して略W字状をなすリップシール材24(以下、シール材24と呼ぶ)が支持されている。25はシール材24とともに折り返し部23aを固定するねじである。シール材24は、一方が折り返し部23aに挟持され、ケース開口部20のフランジ部4cに他方が装着されている。このシール材24は、上記テーブル12の移動範囲内では、U字状の上部側シール材24aと下部側シール材24bの二つに分離されており、上部側シール材24aと下部側シール材24b相互間を押し開くように上記テーブル12の両側部12aがケース開口部20の外側に延出されている。このテーブル12の両側部12aの先端部12bを上方に立ち上げて略水平のテーブル面12cを形成している。
リップシール材24としては、弾性力を有し、かつ摩擦抵抗の少ないエラストマーが好ましい。上記テーブル12の両側部12aの移動方向端部には、先端が薄くなった突案内部12dが設けられており、上部側シール材24aと下部側シール材24b相互間を押し広げて移動するように構成されている。リップシール材24としては、図5に示すように、一定の厚みのU字状のものから、図6に示すように先端部に中空部24cを形成したものでも良い。
【0013】
次に、上記搬送装置の作用を説明する。
モータ1の作動によりボールねじ3のねじ軸10を作動すると、ねじ軸10の回転に伴ってボールねじナット18がねじ軸10に沿って軸方向に移動する。これに伴って、スライダ11、すなわち、テーブル台16と一体のスライドブロック14がガイドレール13に沿って摺動し、テーブル12を軸方向に移動させる。テーブル12の両側部12aは、上部側シール材24aと下部側シール材24b相互間を押し開きながら軸方向に移動する。こうして、テーブル12のテーブル面12cは、ケース4の内部とは完全に密閉された状態で、往復動作され、テーブル面12cに載置、あるいは取付けられたワークを搬送することができる。したがって、ケース4内部には、ケース開口部20から浸入する水の流入、あるいはごみの侵入を防ぐことができるので、完全な防水、防滴あるいは防塵構造を得ることができる。上記テーブル12の移動方向端部には、先端が薄くなった突案内部12dが設けられているので、突案内部12dにより上部側シール材24aと下部側シール材24b相互間を押し開きながら移動することができることから、摺動抵抗の低減効果を奏することができる。
【0014】
次に、図7ないし図10は、シートシール方式の搬送装置を示す本発明の他の実施の形態であり、図1および図4と同一部分は同符号を付して同一部分の説明は省略して説明する。
ケース4の上面4bには、ケース開口部20を塞ぐように帯状のシート30が配設されている。シート30の長手方向の端部は、ブラケット2およびフランジ5に取付けられたシート押さえ金具30aによって固定されている。
このシート30は、例えばゴムなどの弾性のある材料で成形されており、ケース4の断面形状に合わせて幅方向の両端面に斜度を付けた成形ゴムが望ましい。なお、シート30には、両端面の斜度に合わせて適度な湾曲をとるとステンレスシートの使用も可能となり、シートの耐久性が向上する。また、ケース4の断面形状に合わせて幅方向の両端面に斜度を付けた弾性材料に、上部および両端面部の3枚のステンレスシートをインサートしたものでも良い。
【0015】
一方、スライダ11によって移動するテーブル31は、平板状のプレート32の上面の両側前後の四隅に上方に向けて柱上のアーム部33を延出したもので、アーム部33の上面をテーブル面34に形成している。この実施の形態では、テーブル31は、スライダ11のテーブル台部分31aと一体に成形されている。
【0016】
上記アーム部33には、テーブル面34を除くテーブル31部分を覆うテーブルカバー35が取り付けられており、このテーブルカバー35は、ケース4の幅よりも僅かに大きい幅を有する四角形の上面プレート35aと、この上面プレート35aの両側部に下方に向けて垂下して設けられた側面プレート35bと、上面プレート35aの前後に下方に向けて垂下して設けられた前後面プレート35cとで構成されている。前後面プレート35cの下端部はケース4の上面4bの斜面21に沿って形成されている。側面プレート35bおよび前後面プレート35cは、ケース4との間隙が極力小さくなるように構成されている。
【0017】
上記テーブルカバー35の両側側面プレート35bの内側には、シート30を案内する案内ローラを支持するローラーホルダ36が設けられている。これらローラーホルダ36相互間には、前後に主ローラとなる大径ローラ37が設けられ、この大径ローラ37相互間に、補助ローラとなる複数の小径ローラ38が設けられている。これら案内ローラとしての大径ローラ37および複数の小径ローラ38は、ローラーホルダ36にそれぞれローラ軸37a,38aの両端部が支持されている。大径ローラ37の両端部37bはケース4の上面4bの斜面21に沿うように、円錐形状に形成されている。
【0018】
大径ローラ37は、帯状のシート30の上面に載せられてケース4の上面4bに沿ってシート30を抑えるようにして回転し、複数の小径ローラ38は、シート30の片面に配置されるか、または上下面に交互に配置されてシート30に張力を与えながら回転するものである。
シート30は複数の小径ローラ38によりテーブル31の上を通過して配設されている。
【0019】
なお、テーブル31のテーブル面34は、通常、搬送物が取り付くので、異物が侵入することはない。しかしながら、確実にシール性を向上させる場合は、図11(a)(b)に示すようにテーブル面34の周囲に搬送物取り付け部シール39を装着することで、テーブル面34とテーブルカバー35の隙間を塞ぐことができる。
【0020】
この実施の形態では、モータ1の作動によりボールねじ3のねじ軸10を作動すると、ねじ軸10の回転に伴ってボールねじナット18がねじ軸10に沿って軸方向に移動する。これに伴って、スライダ11が軸方向に沿って移動する。スライダ11の移動によってテーブルカバー35は、シート30上を移動する。テーブル31は、大径ローラ37によってシート30を抑えられながら移動する。テーブル31は、複数の小径ローラ38の間でシート30を保持しながら移動する。こうして、搬送装置は、テーブル面34に載せられた搬送物を搬送することができる。ケース4の上面4bには、ケース開口部20を塞ぐように帯状のシート30が設けられているので、ケース開口部20から水あるいは埃などが侵入する不具合を防止することができる。テーブル31の移動に際しても大径ローラ37でシート30を抑えながら移動するので、テーブル31の隙間から水などが浸入する不具合を防ぐことができる。
【0021】
図12は、本発明の他の実施の形態で、ファスナーシール方式の搬送装置を示している。この図は、図8のシール部をシートからファスナーに置き換えた場合の断面図である。
この方式は、図8に示すシートシール方式の搬送装置のシール部以外は基本的に同じなので、全体の機構および同一構成部品の符号説明は省略して説明する。
ケース開口部20の先端フランジ部には根元がくびれた突起部を配置し、シートカバー40の両端に設けた凹溝とあり継ぎ手状に嵌合する。このシートカバー40もリップシール材24同様に弾性力を有し、かつ摩擦抵抗の少ない材質が適している。
シートカバー40はケース開口部20の先端フランジ部とあり継ぎ手状に嵌合しているので、ケース4の内部に異物が侵入することはない。また、テーブル31が近づくと大径ローラ(主ローラ)37部において嵌合が外れ、シートカバー40は小径ローラ(補助ローラ)38により持ち上げられ、テーブル31の上部を通り抜け、反対側の大径ローラ37にてケース開口部20の先端フランジ部に押さえつけられることで、再び嵌合される。
この嵌合により、シートカバー40は、シートカバー40が弾性体かつ搬送措置の全長(ストローク)が長い場合でも、弾むことなく確実なシールが期待できる。
【0022】
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、スライダ11の駆動にモータ1およびボールねじ3を使用したが、アクチュエータとしては、ラックとピニオンあるいは、シリンダなど、他の駆動機構を用いることもできる。また、駆動源としては、モータ以外に油圧、空気圧駆動にも対応することができる。など、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で、適宜、変更して実施し得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】リップシール方式の搬送装置を示す側面図である。
【図2】リップシール方式の搬送装置を示す縦断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図3のリップシール材を示す概念図である。
【図6】図3のリップシール材の変形例を示す概念図である。
【図7】シートシール方式の搬送装置を、一部を断面にして示す平面図である。
【図8】シートシール方式の搬送装置を、一部を断面にして示す側面図である。
【図9】図8のC−C線断面図である。
【図10】図2のD−D線断面図である。
【図11】(a)は搬送物取り付け部シールを示す平面図、(b)は(a)のE−E線断面図である。
【図12】ファスナーシール方式の搬送装置を示す図8のF−F線断面図である。
【符号の説明】
【0024】
1 モータ
2 ブラケット
3 ボールねじ
4 ケース
5 フランジ
6,7,8 ねじ
9 連結部
10 ねじ軸
11 スライダ
12 テーブル
13 ガイドレール
14 スライドブロック
16 テーブル台
18 ボールねじナット
20 ケース開口部
21,22 斜面
23 カバー
24 リップシール材(シール材)
24a 上部側シール材
24b 下部側シール材
30 シート
31 テーブル
32 プレート
33 アーム部
34 テーブル面
35 テーブルカバー
36 ローラーホルダ
37 大径ローラ(主ローラ)
38 小径ローラ(補助ローラ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワークを搬送するテーブルを、上部を開口したケース内に設けられたスライダに取り付け、このスライダの往復運動によって上記テーブルを操作する搬送装置において、上記ケース開口部を覆うカバーを設けるとともに、該カバーの両側と上記ケース開口部の両側に、互いに密着して該カバーとケース間をシールするシール材を装着し、かつ上記スライダに取り付けたテーブルの両側部を、上記シール材相互間を押し開いて上記カバーの外側に延出し、該両側部に上記ワークを搬送するテーブル面を設けたことを特徴とする搬送装置。
【請求項2】
上記ケース開口部の両側を斜め下方に傾斜する斜面に形成し、この斜面に沿った斜面を上記開口部より突出した上記テーブルの両側部およびカバーの両側部に形成したことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
上記テーブルの両側部の先端部を上方に立ち上げて上記テーブル面を形成するとともに、上記カバーを、これら左右のテーブル面の間を通したことを特徴とする請求項1または2に記載の搬送装置。
【請求項4】
ワークを搬送するテーブルを、上部を開口したケース内に設けられたスライダに取り付け、このスライダの往復運動によって上記テーブルを操作する搬送装置において、上記ケース開口部を覆うシートを設けるとともに、上記テーブルの両側に上方に向けて延出するアーム部を設け、これらアーム部にテーブルを覆うテーブルカバーを取り付け、上記ケース開口部を覆うシートをテーブルカバーの下部側を通して上記ケースに設け、上記シートを案内するローラを上記テーブルカバーの内側面に軸支したことを特徴とする搬送装置。
【請求項5】
上記シートを案内するローラとして、上記テーブルカバーの前後に上記ケース開口部の両側部上面を転動して、上記シートを上記ケース開口部の両側部に密着させる主ローラと、これら主ローラ相互間に設けられ、上記シートの上下面をテーブルカバーとテーブルの間に案内する複数の補助ローラとを設けたことを特徴とする請求項4に記載の搬送装置。
【請求項6】
上記ケース開口部の両側部を斜め下方に傾斜する斜面に形成し、上記主ローラの両端部に、上記ケース開口部の両側部の斜面に沿った傾斜部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2006−43856(P2006−43856A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−231992(P2004−231992)
【出願日】平成16年8月9日(2004.8.9)
【出願人】(000103792)オリエンタルモーター株式会社 (150)
【Fターム(参考)】