説明

携帯端末装置

【課題】サブパネルの細幅化を実現しつつ、サブパネル部分の防水性能を確保でき、かつ、コストを抑えること。
【解決手段】携帯端末装置100の筐体110は、キャビネット120と、キャビネット120に装着される筐体ケース130と、から構成される。筐体110は、時刻等の各種情報を表示するサブ表示部150と、サブ表示部150全面を覆い、筐体ケース130の開口部132を裏面側から覆うインナーパネル160と、筐体ケース130の開口部132を表面側から覆う矩形板状の化粧パネル170と、筐体ケース130にインナーパネル160を取り付ける防水両面テープ180と、インナーパネル160に化粧パネル170を取り付ける両面テープ190と、を備える。貼り付け面積が大きい防水両面テープ180で筐体ケース130とインナーパネル160との隙間を密閉し、開口部132からの浸水を防ぐ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サブパネルを有する携帯電話機などの携帯端末装置に関し、特に、サブパネルの防水構造の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機等の携帯端末装置では、薄型化の要求が高まっている。また、携帯端末装置には、折り畳み可能なものが多数存在し、特に携帯電話機は折り畳み型が主流である。
【0003】
折り畳み携帯電話機は、2つの筐体をヒンジ構造の連結部を介して連結する。折り畳み携帯電話機には、一方の筐体に、大型のLCD表示部を設けるとともに、閉じた状態で時刻などを表示するサブ表示部を設けるものがある。
【0004】
特許文献1には、固定側筐体と可動側筐体とをヒンジ構造の連結部を介して連結し、可動側筐体にサブ表示部を設けた携帯端末装置が開示されている。特許文献1記載の携帯端末装置は、筐体に防水機能をもった両面テープ付きのフレーム板を配置し、このフレーム板に金属パネルと表示部用透明パネルを貼り付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−130581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載された従来の装置では、サブパネルに、防水性能を確保するために十分なWF(両面テープ)の貼り代を設けなければならない。装置は、両面テープの貼り代を考慮してデザインする必要があるため、上記従来技術では、防水携帯サブパネルのデザインの自由度が制約される。特に、上記従来技術では、サブパネルを細幅化しにくいという課題を有している。
【0007】
また、半透明の筐体ケースを用いて表示部を覆うこともできるが、この場合、表示部以外の部分に光が透過しないように筐体塗装の重ね塗り回数を増やす必要があり、コストアップにつながるという課題がある。
【0008】
本発明の目的は、サブパネルの細幅化を実現しつつ、サブパネル部分の防水性能を確保でき、かつ、コストを抑える携帯端末装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の携帯端末装置は、筐体本体と、前記筐体本体に収容され、表示画面に情報を表示するサブ表示部と、前記筐体本体に嵌合して取り付けられ、前記表示画面の位置に開口部が形成される筐体ケースと、前記筐体ケースの裏面と前記サブ表示部との間に設置され、前記表示画面を覆うインナーパネルと、一方の面が前記インナーパネルに貼り付けられ、他方の面が前記筐体ケースの裏面の前記開口部の周囲に貼り付けられ、前記インナーパネルと前記筐体ケースとの隙間を密閉する防水両面テープと、前記筐体ケースの表面に取り付けられ、前記開口部を覆うサブパネルと、を備える構成を採る。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、サブパネルの細幅化を実現しつつサブパネル部分の防水性能を確保し、かつ、コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施の形態に係る携帯端末装置の筐体の分解斜視図
【図2】上記実施の形態に係る携帯端末装置の筐体の平面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】図2のB−B断面図
【図5】図4のC部拡大断面図
【図6】上記実施の形態に係る携帯端末装置の筐体ケースの構成図
【図7】上記実施の形態に係る携帯端末装置のインナーパネルの構成図
【図8】上記実施の形態に係る携帯端末装置の筐体ケースにインナーパネル及び化粧パネルを取り付けた状態を示す図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、携帯端末装置の例として、折り畳み携帯電話機を用いる。
【0013】
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯端末装置の筐体の分解斜視図である。図2は、上記携帯端末装置の筐体の平面図である。図3は、図2のA−A断面図、図4は、図2のB−B断面図である。図5は、図4のC部拡大断面図である。
【0014】
図6は、筐体ケース130の構成を示す図であり、図6(a)は、その平面図、図6(b)は、その左側面図、図6(c)は、その右側面図、図6(d)は、その背面図である。
【0015】
図7は、インナーパネル160の構成を示す図であり、図7(a)は、その平面図、図7(b)は、その左側面図、図7(c)は、その右側面図、図7(d)は、その背面図である。
【0016】
携帯端末装置100は、表示部側筐体110(以下、筐体という)と図示しない本体側筐体とがヒンジ部101によって回動自在に連結される。なお、図示しない本体側筐体は、キーボタンを有する操作部、マイク等を外部に備え、無線回路、制御回路及び情報処理回路等を内部に備えている。
【0017】
筐体110は、キャビネット(筐体本体)120と、キャビネット120に装着される筐体ケース130と、から構成される。
【0018】
キャビネット120の内部には、ホルダ140、サブ表示部150が収容される。筐体ケース130には、インナーパネル160及び化粧パネル(サブパネル)170が取り付けられる。インナーパネル160には、防塵クッション155が取り付けられる。インナーパネル160と筐体ケース130との間には、防水両面テープ180が取り付けられる。筐体ケース130及びインナーパネル160と化粧パネル170との間には両面テープ190が取り付けられる。
【0019】
キャビネット120は、ディスプレイ用基板121と、液晶ディスプレイ部(メイン表示部)122と、表側パネル123と、を有する。ディスプレイ用基板121と液晶ディスプレイ部122は、図示しないフレキシブル基板により接続されている。また、図1に示すように、ディスプレイ用基板121は、フレキシブル基板125によりサブ表示部150に接続されている。さらに、ディスプレイ用基板121には、発光して着信を知らせるLED126が設置されている。また、キャビネット120の側面には、筐体ケース130を、キャビネット120に係止する複数の係止爪127が形成されている。
【0020】
筐体ケース130は、筐体110の外装ケースであり、携帯端末装置100の表側カバーである。筐体ケース130には、厚さ方向において化粧パネル170の全面を隙間なく嵌め込むための凹部131が形成されている。筐体ケース130の凹部131部分には、ユーザがサブ表示部150を視認するための窓部となる矩形状の開口部132が形成されている。開口部132から筐体ケース130の裏面134に至る部分には、後述するインナーパネル160のテーパ部162に対向するテーパ部133が形成されている。筐体ケース130には、ユーザが着信LED部165を視認するための窓部となる開口部135が形成されている。筐体ケース130には、サブ表示部150と化粧パネル170とのズレを抑制するために、ホルダ140に対する位置決めピン137が設けられている。筐体ケース130には、インナーパネル160に対する位置決めピン136が設けられている。また、筐体ケース130の側面には、キャビネット120に係止させるための複数の係止爪138が形成されている。
【0021】
ホルダ140は、サブ表示部150の周囲を取り囲むと共に、サブ表示部150を爪141,142で把持してキャビネット120内に保持する。ホルダ140には、位置決めピン137が挿入される取り付け穴143が形成されている。
【0022】
サブ表示部150は、キャビネット120に配置され、表示画面に時刻等の各種情報を表示する。
【0023】
防塵クッション155は、四角枠形状であって、所定の厚みを有する軟質材であり、インナーパネル160に接着される。防塵クッション155は、携帯端末装置100の組み立て完了時には、ホルダ140の端部上及びサブ表示部150の外周端部上に配置される。これにより、サブ表示部150の表面への塵埃の侵入が防止される。
【0024】
インナーパネル160は、透明又は半透明の部材からなり、筐体ケース130の裏面134に、開口部132を覆うように取り付けられる。インナーパネル160は、携帯端末装置100の組み立て完了時には、サブ表示部150の表示画面を覆う。インナーパネル160は、サブ表示部150及び化粧パネル170とは別体で、サブ表示部150及びLED126の防水・防塵用として専用に設けられる。
【0025】
インナーパネル160は、サブ表示部150に対向し、筐体ケース130の開口部132に一部が突出する矩形形状の平面部161と、平面部161を取り囲んでキャビネット120側に傾斜するテーパ部162と、テーパ部162端から外周方向に延びるフランジ部163と、を有する。また、フランジ部163には、位置決めピン136が挿入され、インナーパネル160を筐体ケース130に取り付けるための取り付け穴164が形成されている。
【0026】
さらに、インナーパネル160には、LED126の発光を集光して筐体ケース130表面に表示する着信LED部165が形成されている。着信LED部165は、インナーパネル160の各部と一体成型により形成される。着信LED部165は、筐体ケース130の開口部135に嵌合するように配置される。これにより、LEDの防水性能を確保することができる。
【0027】
化粧パネル170は、透明な樹脂パネル又は強化ガラス部材である。また、化粧パネル170は、着色された光透過性を有する部材であってもよい。化粧パネル170は、筐体ケース130の凹部131に隙間なく嵌まり込んで、筐体ケース130の開口部132を覆う。化粧パネル170は、筐体ケース130の凹部131への取り付け後には筐体ケース130の表面と面一となり、筐体ケース130の表面と一体的になる。
【0028】
防水両面テープ180は、平面形状がフランジ部163と略同一で、所定の厚みを有する軟質材であり、両面に接着剤が塗られている。防水両面テープ180の一方の面は、インナーパネル160の外周部分であるフランジ部163に貼り付けられる。そして、インナーパネル160が筐体ケース130に取り付けられると、防水両面テープ180の他方の面が筐体ケース130の裏面134に貼り付けられる。これにより、筐体ケース130とインナーパネル160との間が密閉される。防水両面テープ180の貼り付け面積は、十分大きいものであるから、防水性能を確保することができる。
【0029】
両面テープ190は、非常に薄いテープであり、両面に接着剤が塗られている。両面テープ190の、一方の面は、化粧パネル170の裏面に貼り付けられ、他方の面は、筐体ケース130表面の凹部131の底面に貼り付けられる。そして、両面テープ190の他方の面は、インナーパネル160の平面部161にも貼り付けられる。なお、防水性能は、防水両面テープ180に依って既に確保されているので、両面テープ190は、簡易なものでよい。また、化粧パネル170が、凹部131との嵌合により、筐体ケース130に十分に固定される場合には、両面テープ190を用いなくても良い。
【0030】
次に、上述のように構成された携帯端末装置100の筐体110の組立てについて説明する。なお、予め、防水両面テープ180はインナーパネル160に貼り付けられ、両面テープ190は化粧パネル170に貼り付けられているものとする。
【0031】
まず、キャビネット120のホルダ140の中にサブ表示部150を設置し、サブ表示部150を爪141,142で把持させることにより、キャビネット120にサブ表示部150を取り付ける。
【0032】
次に、筐体ケース130の位置決めピン136をインナーパネル160の取り付け穴164に嵌め込み、防水両面テープ180を筐体ケース130に貼り付けることにより、筐体ケース130にインナーパネル160を取り付ける。これにより、筐体ケース130とインナーパネル160との間が密閉され、開口部132からの浸水が防がれる。
【0033】
また、インナーパネル160の着信LED部165が筐体ケース130の開口部135に嵌合する。これにより、開口部135からの浸水が防がれる。なお、このとき、インナーパネル160のテーパ部162は、筐体ケース130のテーパ部133に対向して配置される。テーパ部162とテーパ部133とは当接しない。
【0034】
次に、インナーパネル160のサブ表示部150と対向する面に防塵クッション155を貼り付ける。
【0035】
次に、両面テープ190が貼り付けられた化粧パネル170を筐体ケース130の凹部131へ取り付ける。このとき、インナーパネル160の平面部161に両面テープ190が貼り付く。これにより、化粧パネル170が筐体ケース130に固定される。
【0036】
最後に、筐体ケース130の位置決めピン137をホルダ140の取り付け穴143に嵌め込み、筐体ケース130をキャビネット120の側面の係止爪127で把持させることにより、筐体ケース130をキャビネット120に組み付ける。
【0037】
以上により、筐体110の組み立てが終了する。なお、組み立て手順として、先に、化粧パネル170を筐体ケース130の凹部131へ取り付け、その後に、筐体ケース130にインナーパネル160を取り付けても良い。
【0038】
図8は、筐体ケース130に、インナーパネル160及び化粧パネル170を取り付けた状態を示す図である。図8(a)は、その平面図、図8(b)は、その側面図、図8(c)は、その背面図である。
【0039】
図8(a)に示すように、インナーパネル160の筐体ケース130の裏面134への取り付けにより、着信LED部165は、筐体ケース130の開口部135に露出される。また、図8(b)に示すように、組み立て後は、化粧パネル170は、筐体ケース130の表面と面一となる。
【0040】
以上詳細に説明したように、本実施の形態の携帯端末装置100は、サブ表示部150と、サブ表示部150全面を覆うインナーパネル160と、筐体ケース130の凹部131に嵌合する矩形板状の化粧パネル170と、インナーパネル160のフランジ部163と筐体ケース130の開口部132の周囲裏面とを貼付ける防水両面テープ180と、インナーパネル160の表面と化粧パネル170の周囲裏面とを貼付ける両面テープ190と、を備える。
【0041】
この構成により、貼付面積の大きい防水両面テープ180で筐体ケース130とインナーパネル160との隙間を密閉するので、防水性能を確保することができる。また、携帯端末装置100は、化粧パネル170の見かけの幅(表面に出ている幅)を細くでき、化粧パネル170の細幅化を図ることができる。また、化粧パネル170において自由度のあるデザインを実現することができる。
【0042】
また、インナーパネル160は、透明又は半透明の部品で構成され、着信LED部165も兼ねているので、部品点数、組立工数を削減することができる。インナーパネル160は、LED126の防水も兼ねているので、防水が必要な箇所をまとめて防水することで防水管理ポイントを削減することができる。
【0043】
さらに、本実施の形態の携帯端末装置100では、携帯端末装置100全体を薄型化し、かつ、インナーパネル160が必要な強度を確保するための工夫が為されている。以下、この点について詳細に説明する。
【0044】
携帯端末装置100において、インナーパネル160の、サブ表示部150と平面視で重なる範囲の裏面(平面部161に対向する面)は、サブ表示部150に対して所定の間隔を確保する必要がある。インナーパネル160を単純な平板とすると、携帯端末装置100全体を薄型にした場合、インナーパネル160の厚みを十分採れず、インナーパネル160の強度が不足してしまう。
【0045】
そこで、本実施の形態では、インナーパネル160の平面部161部分を、筐体ケース130の開口部132に突出させる。これにより、平面部161に十分な厚み持たせることができるので、携帯端末装置100全体を薄型にしても、インナーパネル160の強度を確保することができる。
【0046】
また、インナーパネル160のフランジ部163及び防水両面テープ180は、筐体ケース130とホルダ140との隙間に入ることになる。したがって、筐体ケース130に単に開口部132を形成しただけでは、フランジ部163に連通する部分の肉厚が非常に薄くなってしまう。このような急激な肉厚の差は、形成不良を招来する。
【0047】
そこで、本実施の形態では、筐体ケース130にテーパ部133を形成し、インナーパネル160にテーパ部162を形成する。これにより、インナーパネル160において急激な肉厚差を無くすことができるので、インナーパネル160の剛性を高めることができる。また、筐体ケース130にテーパ部133を形成することにより、筐体ケース130の成形工程において、成形不良を防止することができる。
【0048】
また、本実施の形態では、インナーパネル160のフランジ部163の裏面とホルダ140との間において、インナーパネル160をホルダ140の厚み方向で重ねる。これにより、液晶ディスプレイ部122からの押圧に対し、フランジ部163が突っ張りとなり、筐体110の強度向上を図ることができる。
【0049】
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
【0050】
上記実施の形態では、携帯端末装置として折り畳み携帯電話機を例に説明したが、本発明は、携帯電話機に限らずPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末、パーソナルコンピュータ又はその融合された装置、さらにはMP3プレーヤー、HDDプレーヤーなどの携帯機器にも適用可能である。
【0051】
また、上記実施の形態では携帯端末装置、携帯電話機という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、携帯端末、電子機器、サブパネル部防水構造等であってもよい。
【0052】
さらに、本発明では、携帯端末装置を構成する各部、例えば筐体、インナーパネル、筐体ケースの種類・材質、その形状等に限定はない。また、筐体ケースは爪止めが一般的であるが、本発明では筐体ケースの取り付け方法に限定はない。
【産業上の利用可能性】
【0053】
本発明に係る携帯端末装置は、サブパネルとは別のインナーパネルを、筐体の裏から貼ることで、サブパネル部分の防水性能を確保することができる。したがって、防水機能を必要とする携帯電話機等の各種携帯端末装置、電子機器に適用するに好適である。
【符号の説明】
【0054】
100 携帯端末装置
110 筐体
120 キャビネット
130 筐体ケース
132、135 開口部
133、162 テーパ部
140 ホルダ
150 サブ表示部
155 防塵クッション
160 インナーパネル
163 フランジ部
165 着信LED部
170 化粧パネル(サブパネル)
180 防水両面テープ
190 両面テープ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体本体と、
前記筐体本体に収容され、表示画面に情報を表示するサブ表示部と、
前記筐体本体に嵌合して取り付けられ、前記表示画面の位置に開口部が形成される筐体ケースと、
前記筐体ケースの裏面と前記サブ表示部との間に設置され、前記表示画面を覆うインナーパネルと、
一方の面が前記インナーパネルに貼り付けられ、他方の面が前記筐体ケースの裏面の前記開口部の周囲に貼り付けられ、前記インナーパネルと前記筐体ケースとの隙間を密閉する防水両面テープと、
前記筐体ケースの表面に取り付けられ、前記開口部を覆うサブパネルと、
を備える携帯端末装置。
【請求項2】
一方の面が前記サブパネルに貼り付けられ、他方の面が前記筐体の表面及び前記インナーパネルに貼り付けられる両面テープを、さらに備える、請求項1記載の携帯端末装置。
【請求項3】
前記筐体本体に収容され、光を発行するLEDを備え、
前記筐体ケースには、前記LEDの位置に第2開口部が形成され、
前記インナーパネルには、前記LEDを覆い、前記LEDから発光された光を集光し、前記第2開口部に嵌合するLED集光部が形成される、請求項1記載の携帯端末装置。
【請求項4】
前記インナーパネルは、透明又は半透明部品である、請求項1記載の携帯端末装置。
【請求項5】
前記サブパネルは、透明又は着色された光透過性を有する部品である、請求項1記載の携帯端末装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−209837(P2012−209837A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−75099(P2011−75099)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】