説明

携帯端末

【課題】 横長で携帯端末を使用する際においても簡単に機能を呼び出し、使用することができる携帯端末を提供する。
【解決手段】 第1のキーと第2のキーとを含む複数のキーと、表示部とを備えた携帯端末において、待受画面が前記表示部に表示されているときに、前記第1のキーが押下されると、第1の機能メニューの一覧を縦向きに表示し、待受画面が前記表示部に表示されているときに、前記第2のキーが押下されると、横向きに起動可能な第2の機能メニューの一覧を横向きに表示する表示制御手段とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯端末に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯端末の進歩および普及にはめざましいものがある。特に、携帯電話機においては、さまざまな機能を備えたものが出回り始めており、携帯電話に備えるディスプレイに関しても従来はQVGAサイズのディスプレイが一般的であったが、高機能、高画質のものを搭載されるものも出回り始めている(例えば特許文献1[0018]段落参照)。
【特許文献1】特開2006−第186508号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の携帯端末において、機能が増え、ディスプレイが大きくなると、ユーザはその機能に応じて、ディスプレイを縦長に用いることもあれば、横長に用いることもある。しかしながら、従来の端末は待受画面及び機能のメニューなどは全て縦長に作られており、一度縦長でディスプレイを見て所望の機能を起動し、その後横長で使用する際には機能を起動したあとに横向きにディスプレイを再度持ち替える必要があった。
【0004】
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、横長で携帯端末を使用する際においても簡単に機能を呼び出し、使用することができる携帯端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明の携帯端末は、第1のキーと第2のキーとを含む複数のキーと、表示部とを備えた携帯端末において、待受画面が前記表示部に表示されているときに、前記第1のキーが押下されると、第1の機能メニューの一覧を縦向きに表示し、待受画面が前記表示部に表示されているときに、前記第2のキーが押下されると、横向きに起動可能な第2の機能メニューの一覧を横向きに表示する表示制御手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、横長で携帯端末を使用する際においても簡単に機能を呼び出し、使用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
【0008】
以下に、本発明を携帯電話機に適用した場合における一つの実施の形態を、図面を用いて説明する。図1又は図2は携帯電話機1の外観を示した図であり、また図4は携帯電話機1のブロック図を示したものである。
まず、携帯電話機1の構造を図1と図2を用いて説明する。図1は、携帯電話機1を約180度開いた時の外観図である。図1(A)は正面から見た図、図1(B)は側面から見た図である。
【0009】
次に、図2は携帯電話機1を閉じた時の図である。図2(A)は正面から見た図、図2(B)は側面から見た図である。
【0010】
携帯電話機1は第1の筐体部2と第2の筐体部4とが長手方向にスライド可能に接続されており、第1の筐体部2にはLCDなどのディスプレイ5、マルチファンクションキーやソフトキーなどからなる第1キー部6a、受信した音声を発声するレシーバ9、携帯電話機1の状態を検知するための磁気センサ11a、カメラ12を有している。そして、ディスプレイ5、第1キー部6a、及びカメラ12は第1の筐体部2の同一の面上に備えられている。また、第2の筐体部4には、数字、文字、携帯電話機1の操作等を入力するための第2キー部6b、更には携帯電話機1の操作を行うサイドキー7a乃至7c、集音するためのマイク(送話口)8、及び携帯電話機1の状態を検知するための磁気センサ11bを有している。なお、サイドキー7a乃至7cの1つ又は複数は第1の筐体部2に有していてもよい。また、図1に示したように第1の筐体部2と第2の筐体部4とがスライドされて第2キー部6bが操作可能である場合を携帯電話機1が開いた状態として以後扱い、図2に示したように第1の筐体部2と第2の筐体部4とがほぼ重なり、第2キー部6bが操作不可能である場合を携帯電話機1が閉じた状態として扱う。
【0011】
本実施例では、図1に示したスライド式の携帯電話機1を例にして説明するが、この筐体の形に限定されず、2つ折り型携帯電話機であってもよいし、その他の型の携帯電話機であっても適用されることは自明である。例えば、本実施例の開いた状態を2つ折り型携帯電話機の開いた状態、本実施例の閉じた状態を2つ折り型携帯電話機の閉じた状態にそれぞれ適用できる。
【0012】
なお、携帯電話機1の磁気センサ11aと11bとが接近していると判断すると、携帯電話機1は開いている状態であると検出し、逆に接近していないと判断すると、携帯電話機は閉じている状態であると検出する。
【0013】
図3及び図4は、携帯電話機1のディスプレイ5の表示例、キーの配置の一例を示した図であり、図3はディスプレイ5の表示例及び上筐体部2の第1キー部6aの配置例、図4は第2の筐体部4の第2キー部6bの配置の一例である。
【0014】
図3に示されるように、携帯電話機1のディスプレイ5には、一番上の行(以下上ピクト行とする)には、現在のアンテナ117の感度のレベルを示したアンテナピクト51と、携帯電話機1の現在の電池残量を示した電池ピクト52と、現在の時刻を表示する時刻表示53とが表示されている。
【0015】
また、図3に示されるように、第1の筐体部2には、第1キー部6aとして、ソフトキー左64、確定キー65、ソフトキー右66、十字キー67a乃至67d、メールキー68、ショートカットキー69、通話キー70、電源キー71、及びクリアキー72を有する。十字キー67aは、通常上方向へ操作する際に使用し、十字キー67bは通常左方向へ操作する際に使用し、十字キー67cは通常下方向へ操作する際に使用し、十字キー67dは通常右方向へ操作する際に使用する。また、確定キー65を押下すると、さまざまな機能を確定することができる。また、メールキー68はメールの送受信機能を呼び出すことができる。また、ショートカットキー69は、携帯電話機1のディスプレイ5がどのような表示であっても、予め登録された機能を呼び出したり、予め登録された画面等に遷移したりする際に用いる。
【0016】
通話キー70は、主に電話を受ける際や、通常の発信をする際に用いるためのキーであり、電源キー71は、主に電源のON・OFF、終話の際、及び機能、編集を終了する際に用いる。更に、クリアキー72は、主に機能・編集をクリアする際、及び文字入力の際に文字を消去する際に用いる。また、クリアキー72は待受画面において押下すると、簡易留守録の録音データを呼び出すことができる。
【0017】
図3において、携帯電話機1のディスプレイ5の一番下の行(以下下ピクト行とする)には、現在表示されている機能において、ソフトキー左64・確定キー65・ソフトキー右66を押下すると実行される機能の簡単な説明がなされており、それぞれソフトキー左64については左下ピクト56、確定キー65については中下ピクト57、ソフトキー右66については右下ピクト58に説明が表示されている(中下ピクト57については、確定できる場合は二重丸で表現される場合もある)。例えば、図3のような表示がなされている場合、ソフトキー左64を押下すると、「戻る」という機能が実行され、確定キー65を押下すると、図示していないが、現在フォーカスが当たっている機能を選択することができる。また、ソフトキー右66を押下すると、「サブメニュー」が表示される。
【0018】
また、図4に示されるように第2の筐体部4には、第2キー部6bとして、少なくとも数字キー61、「*」キー62、「#」キー63を有し、数字キー61は、数字のほかに、かな文字、記号文字、アルファベット等が割り当てられており、例えば、「1」のキーには、数字「1」、「あ」「い」「う」「え」「お」のかな文字、及び「.」「@」の記号が割り当てられており、「2」のキーには、数字「2」、「か」「き」「く」「け」「こ」のかな文字、及び「A」「B」「C」「a」「b」「c」などのアルファベットが割り当てられている。また、「*」キー62には、「*」が割り当てられており、更に文字入力状態において記号一覧、絵文字一覧を呼び出すことができる。また、「#」キー63には、「#」が割り当てられており、更に文字入力状態において、数字キー61による文字入力のトグルを逆にすることができる。
【0019】
図5は、携帯電話機1を充電するときに、携帯電話機1と充電台20とを接続した際の外観図を示したものである。図5(A)は正面から見た図であり、図5(B)は側面図である。携帯電話機1のユーザは、携帯電話機1を充電するときに、充電台20に携帯電話機を横向きに充電台20に置くことができ、充電台20は、携帯電話機1に接続されたことを検知すると電源コード21より電流を受けて、携帯電話機1を充電する。例えば、携帯電話機1に接続されたリチウムイオン電池(図示しない)がある電圧まで充電されるまで一定の電流を送り、その後、一定の電圧で充電を行う。
【0020】
図6は、携帯電話機1の構成を簡潔に示したブロック図である。携帯電話機1の内部には、携帯電話機1全体の制御を行う制御部101と、マイク制御部108と、スピーカ109と、カメラ12を制御するカメラ制御部112と、ROM又はNANDメモリなどで構成される不揮発性の記憶部115と、一時的に記憶する揮発性のRAM111と、ディスプレイ5を表示制御する表示制御部113と、第1キー部6a、第2キー部6b、及びサイドキー7a乃至7cにおける押下を認識して、押下された情報を制御部へ伝える操作制御部106と、アンテナ117を用いて無線通信制御を行う通信部116とを備えており、制御部101によって全体が制御されている。
【0021】
記憶部115は、制御部101が実行するプログラム、各種の情報データなどが保存されている。
【0022】
表示制御部113は、ディスプレイ5を表示制御するものであり、制御部101から出力命令される表示データを表示制御する。
【0023】
通信部116は、制御部101によって命令された情報を、無線通信によって送信したり、サーバより無線通信によって送られた情報を受信したりする機能を有する。また、例えば、音楽再生機能に用いる楽曲等をサーバからダウンロードする際も通信部116及びアンテナ117を介して行われる。
【0024】
カメラ制御部112は、制御部101によって起動され、カメラ12から入力された画像は、表示制御部113を通じてディスプレイ5などに表示される。
【0025】
操作制御部106は、第1キー部6a、第2キー部6b及びサイドキー7a乃至7cの押下を認識する。キー入力部106aは、数字キーや文字キー、メール編集の決定・中止
などのファンクションキーを含む複数のキーの押下をそれぞれ認識することができ、利用者が入力操作した第1キー部6a、第2キー部6b及びサイドキー7a乃至7cの入力に応じて、キーを識別する識別信号を制御部101へ通知し、制御部101がその動作を開始する。
【0026】
[各機能の起動]
次に、本発明の実施例における携帯電話機1の待ち受け状態から各機能を起動させる際のフローについて、図7及び図8を参照して説明する。なお、本実施例において、「横向きに表示する」とは例えば図8(C)、(D)等に示されるようにディスプレイ5の長手方向を水平方向にして文字又は図を表示することを指し、「縦向きに表示する」とは例えば図(A)、(B)、(E)に示すようにディスプレイ5の長手方向を垂直方向にして文字又は図を表示することを指す。
【0027】
まず、図7は、待ち受け状態から各機能を起動させる際のフローチャートである。なお、図7のフローチャートと共に、図8の画面遷移図を随時使用して説明する。
【0028】
まず、図8(A)に示すような待受画面が表示されている状態で(ステップS1)、制御部101は、確定キー65が押下されたか否かを判断する(ステップS2)。そして、制御部101は、確定キー65が押下されたと判断されると(ステップS2のYes)、第1の機能一覧画面を表示する(ステップS3)。例えば、第1の機能一覧画面は、図8(B)に示すような画面であり、初期状態は、所定の機能が選択されている状態である(例えば9つの機能が表示されれば、その中心に位置する機能であるカメラ機能を仮選択状態としている)。そして、十字キー67a乃至67dによって所望の機能を仮選択した上で、確定キー65が押下されると、縦向きで仮選択されている機能を実行する(ステップS4)。例えば、縦向きで機能を実行するとは、図8(E)に示されるような状態を指す。
【0029】
一方、ステップS2において、制御部101が確定キー65の押下を検出しなかった場合(ステップS2のNo)、サイドキー7cが押下されたか否かを検出する(ステップS5)。そして、サイドキー7cの押下が検出されなかった場合(ステップS5のNo)は、再度ステップS2を実行する。また、制御部101はサイドキー7cの押下を検出した場合、第2の機能一覧画面を表示する(ステップS6)。例えば、第2の機能一覧画面は、横向きにて起動可能な機能の一覧が表示され、例えば、図8(C)に示すような画面である。
【0030】
ここで、第1の機能一覧画面は、縦向きでも横向きでも起動可能な機能の一覧が表示され、第2の機能一覧画面は、横向きで起動可能な機能の一覧が表示される。なお、縦向きでのみしか起動できない機能は表示されないが、これに限定せず、縦向きでのみしか起動できない機能も表示されるが選択できないように制御してもよいし、縦向きでのみしか起動できない機能と横向きでも起動できる機能との表示形態を変えてもよい。また、第2の機能一覧画面は、第1の機能一覧画面によって表示される一覧(例えば図8(B)の例では9つ)のうち、横向きでも表示可能な機能の一覧を表示してもよい。
【0031】
また、第2の機能一覧画面を表示する際には、図8(C)に示すように、表示された機能の一覧のうち、所望の1つの機能に対して仮選択状態とする(例えば6つの機能が表示されれば、その左上に位置する機能である音楽プレーヤ機能を仮選択状態としている)。
【0032】
また、図8(C)以降、図8(C)のように横向きにて表示された場合は、キーの割り当てが異なる。横向きにて表示された場合、横向き表示基準での上方向の移動は十字キー67dを、横向き表示基準での下方向の移動は十字キー67bを、横向き表示基準での左方向の移動は十字キー67aを、横向き表示基準での右方向の移動は十字キー67cをそれぞれ割り当てられる。
【0033】
次に、ステップS6において、制御部101は、第2の機能一覧画面を表示させた後、ソフトキー右66が押下されたか否かを判断する(ステップS7)。そして、ソフトキー右66が押下された場合は、第2の機能一覧画面から第1の機能一覧画面へ切り替える(ステップS7Yes、ステップS3へ移行)。
【0034】
また、ソフトキー右66が押下されていないと判断した場合、次に表示された機能一覧のうち、十字キー67又は確定キー65によって機能が選択されたか否かを判断する(ステップS8)。そして、機能が選択されていないと判断した場合は、再度ステップS7から実行する(ステップS8のNo)。また、機能選択があったと判断した場合には(ステップS8のYes)、制御部101は、図8(D)に示すように選択された機能(図8の例では音楽プレーヤ機能)を横向きで起動して実行する(ステップS9)。
【0035】
次に、図8(D)に示すように横向きで機能を実行開始後、制御部101は、終了操作がなされたか否かを判断し(ステップS10)、終了操作がなされると処理を終了する(END)。終了操作がなされていないと判断した場合にはステップS11へ移行する。
【0036】
次に、制御部101は、ステップS11において、ソフトキー右66が押下されたか否かを判断する(ステップS11)。そして、制御部101はソフトキー右66が押下されていないと判断された場合には再度ステップS10を実行する。また、ソフトキー右66が押下されたと判断された場合には、例えば図8(E)に示すように、実行されている機能の表示を縦向きから横向きに切り替えて、同様の機能の実行を継続する(ステップS12)。
【0037】
次に、図8(E)に示すように縦向きで機能を実行中に、制御部101は、終了操作がなされたか否かを判断し(ステップS13)、終了操作がなされると処理を終了する(END)。終了操作がなされていないと判断した場合にはステップS14へ移行する。
【0038】
次に、制御部101は、ステップS14において、ソフトキー右66が押下されたか否かを判断する(ステップS14)。そして、制御部101はソフトキー右66が押下されていないと判断された場合には再度ステップS13を実行する。また、ソフトキー右66が押下されたと判断された場合には、例えば図8(D)に示すように、実行されている機能の表示を横向きから縦向きに切り替えて、現在実行中の機能と同様の機能の実行を継続する(ステップS15)。その後、ステップS10へ戻る。
【0039】
以上のように各機能の切り替えが、押下されるキーに応じて縦向きや、横向きに起動できるため、ユーザが表示の向きに応じて持ちかえる必要が少なくなり、使いやすくなる。
【0040】
[筐体の状態と機能の連動]
次に、本発明の実施例における携帯電話機1の所定機能の実行中に例えばメール受信や着信などの割り込みが発生したときの動作のフローについて、図9及び図10を参照して説明する。
【0041】
まず、図9は、横向きに何らかの機能を起動して音楽プレーヤ画面を表示している状態において、メール受信したときの動作を示すフローチャートである。なお、図9のフローチャートと共に、図10の画面遷移図を随時使用して説明する。
【0042】
まず、携帯電話機1が音楽機能(これに限定されない)を起動させており、図10(A)に示すような音楽プレーヤ画面を表示させているとき(ステップS21、図8(D)画面と同じ)、制御部101は、通信部116によってメールを受信したか否かを判断する(ステップS22)。そして、メールを受信していない場合は、再度ステップS22を実行する。そして、制御部101が、メール受信したと判断した場合(ステップS22Yes)、制御部101は、受信したメールをRAM111又は記憶部115に記憶し、更に表示制御部113に対してディスプレイ5にメール受信画面を横向きに表示させるように制御する(ステップS23)。なお、ステップS23においてディスプレイ5に表示させる一例としては、図10(B)に示すような画面である。以降、仮に図10(B)の画面が表示されたとして説明する。
【0043】
次に、図10(B)に表示された画面において、受信したメールを「今すぐ読む」か、「あとで読む」か、「今すぐ消す」かの3種類の選択肢が例えば表示される。その表示された状態で、制御部101は、十字キー67や確定キー65によって「今すぐ読む」が選択されたか(ステップS24)、「あとで読む」が選択されたか(ステップS25)、「今すぐ消す」が選択されたか(ステップS27)を判断する。いずれも選択されていない場合は、ステップS24、S25、S27を繰り返す。
【0044】
制御部101は、ステップS25で、「あとで読む」が選択されたと判断した場合、メール受信画面を消去させ、図10(A)に示すような機能実行の画面に戻る(ステップS26)。
【0045】
また、制御部101は、ステップS27で、「今すぐ消す」が選択されたと判断した場合、当該受信したメールをRAM111又は記憶部115から消去する(ステップS28)。なお、受信したメールに関連する情報が図示しないサーバに記憶されている場合には、通信部116を通じてサーバに対してアクセスして、サーバに記憶されている当該メールに関連する情報を消去する旨の情報を送信してもよい。
【0046】
次に、制御部101は、ステップS24において、「今すぐ読む」が選択されたと判断した場合(ステップS24Yes)、表示制御部113に対してディスプレイ5に受信したメールの内容を横向きに表示するように制御する(ステップS29)。例えばステップS29において表示する画面は図10(C)に示すとおりであって、送信元(TOSHIBA)と、タイトルと、本文とが表示される。なお、ステップS29においてメール本文を表示する場合は、図10(C)に示すようにメールの内容を表示する際、直前に表示されていた音楽プレーヤ画面と同時に表示してもよい。
【0047】
次に、制御部101は、ステップS29におけるメールの内容を表示した後に携帯電話機1の筐体の状態が閉じた状態から開いた状態に変化したか否かを判断する(ステップS30)。この判断は、例えば、磁気センサ11aと11bとの関係にも基づいて判断される。なお、既にメールを表示したときに開いた状態であった場合はこのステップS30の判断はNoとする。そして、携帯電話機1の状態が閉じた状態から開いた状態に変化したと判断されるまで、ステップS30を繰り返す(ステップS30No)。
【0048】
そして、携帯電話機1の状態が、閉じた状態から開いた状態に変化したと判断した場合(ステップS30Yes)、制御部101は、表示していたメールの送信先を宛先とする返信メールの作成画面を縦向きで表示させる(ステップS31)。なお、返信メールの作成画面は例えば図10(D)に示すとおりであり、自動的に宛先とタイトルとが設定され、カーソルがメール本文の初めの位置に表示されるようにすることが望ましいが、これに限定はしない。
【0049】
次に、ステップS31において、縦向きでメール作成画面を表示された後、返信メールを第1キー部6aや第2キー部6bで入力された情報に基づいて作成する(ステップS32)。その後、制御部101は、メールを送信するための操作がなされたかを判断し(ステップS33)、メールを送信するための操作がなされると、当該メールを通信部116によって送信させる。
【0050】
メール送信後、携帯電話機1の筐体が閉じられたか否かを判断し(ステップS34)、携帯電話機1の筐体が閉じられたと判断した場合は、メール受信前に実行していた機能(ここでは音楽機能)の音楽プレーヤ画面を横向きに表示する(ステップS35)。
【0051】
なお、図9に示したフローチャートにおいて、上記の一例では、音楽機能を実行しているときの例を示したが、例えばステップS22においてメールを受信した場合においても音楽機能における音の出力はステップS22以降継続させていることが望ましいがこれに限定しない。
【0052】
なお、図9では、何らかの機能を実行している際にメールを受信した場合のフローチャートを示したが、以下に説明するように、何らかの機能を実行している時に着信があった場合においても応用可能である。図11は、何らかの機能を実行している時に着信があった場合の例を示した図である。図11(A)において、図10(A)と同様に例えば音楽機能が実行されており、音楽プレーヤ画面が横向きで表示されている状態で、着信を検出すると、図11(B)に示すように着信画面を横向きに表示してもよいし、図10(C)に示すように縦向きに着信画面を表示してもよい。また、図11(D)に示すように、音楽プレーヤ画面と着信画面との2画面を表示してもよい。なお図11(D)に示した2画面の表示の場合、ソフトキー右66を押下した場合に着信に応答することができる。
【0053】
以上のように、筐体の状態に応じて、表示を変化させたり、機能を実行させたりするため、メールの閲読、返信、着信を受けた時の応答などに対してユーザがすばやく対処できることから、使いやすくなる。
【0054】
[付属画面表示]
次に、本発明の実施例における携帯電話機1の付属画面表示について図12乃至図15を参照して説明する。付属画面とは、図12に示されるように、現在起動中のメインの1つの機能の表示92に加えて、サブの機能の画面91a及び91bを表示させる場合のサブの機能画面のことを指す。そして、メインの機能の画面をメイン機能表示領域92に表示し、サブの機能の画面をサブ機能表示領域93に表示する。なお、原則として第1キー部6a及び第2キー部6bの押下があると、メインの1つの機能(及びその表示)に対してそのキーの押下に対する操作がなされる。例外として(着信があった場合、又はメールがあった場合)、一部のキーに対してサブの機能(及びその表示)に対する操作を受付可能な場合もある(例えば、後述の図11(D)ソフトキー右66など)。
【0055】
図13は、携帯電話機1のディスプレイ5の付属画面の設定を説明するための図である。まず、待受画面から確定キー65を押下すると、図13(A)に示すように第1の機能一覧画面が表示される(詳細は図8等で説明のため省略する)。その後、第1の機能一覧画面から「機能設定」「ウィンドウ設定」などの所定の操作を行うと、サブ機能表示領域93に付属画面を表示させる個数を入力する画面が表示される(図13(B))。この入力された個数に応じてサブ機能表示領域93を分割して表示する。
【0056】
次に、個数が入力されると、図13(C)、(D)、(E)に表示されるように付属画面として表示される機能の選択を十字キー67又は確定キー65によって行うことができる。なお、図13(D)において選択すべき機能の選択を行うことができるが、図13(B)において入力された個数以上の機能を選択することができない。
【0057】
そして、図13(D)に表示されるように設定した個数の機能(アプリケーション)が選択されると図13(E)に示すように確認画面が表示され、「OK」が選択されると、図13(F)に示すように、待受画面がメイン機能表示領域92に表示され、選択された機能(ここでは、カレンダー機能とスケジュール機能を例とする)の表示が、サブ機能表示領域93に並べて表示される。
【0058】
なお、1つの機能を1つの個数と扱ってサブ機能表示領域93に並べて表示する旨を記載したが、これに限定されず、カレンダー機能とスケジュール機能とが含まれたコンテンツを表示させる場合、1つの機能、1つの個数として取り扱っても良い。また、付属画面の表示について、携帯電話機1のディスプレイ5に表示されるあらゆる表示に対して付属画面の表示をさせる設定をしても良いし、一部の機能、所定の機能のうちの一つの画面を表示する際に付属画面を有効とする設定を設けても良い。
【0059】
また、付属画面の表示設定を行った後、すぐに付属画面を表示させる必要はなく、予め定められたキーを押下した場合に付属画面を表示させるように制御してもよい。
【0060】
次に、メインの機能の画面の表示と、サブの機能の画面の表示中に、サブの機能の画面をメインの機能として起動する動作について、図14及び図15を参照して説明する。
【0061】
まず、図14は、メインの機能の画面の表示と、サブの機能の画面の表示中に、サブの機能の画面をメインの機能として起動する動作を示すフローチャートである。なお、図14のフローチャートと共に、図15の画面遷移図を随時使用して説明する。
【0062】
まず、図13において説明したとおり、付属画面を表示する設定を行う(ステップS41)。そして、付属画面を表示する設定完了した場合(ステップS42のYes)、付属画面として表示設定された機能をRAM111または記憶部115に記憶する。そして、ショートカットとして呼び出し可能にするために、ショートカットに対して付属画面として表示設定された機能を登録する(ステップS43)。
【0063】
次に、設定が完了した後、待受画面に戻った際には、前述のとおり、図13(F)に示すとおり、待受画面をメイン機能表示領域92に表示し、設定された付属画面をサブ機能表示領域93に表示する(ステップS44)。なお、このステップS44の表示の後、各機能を起動すると、メイン機能表示領域92に表示される機能が逐次変わる。例えば、図13(F)に示した図より、メール機能を起動させると、図15(A)に示すように、メイン機能表示領域92にメールの画面が表示され、サブ機能表示領域93には、図13(F)と同様、カレンダー機能の表示とスケジュール機能の表示とが表示される。
【0064】
そして、例えば図15(A)に示されるような、任意の画面が表示されている状態で、制御部101は、ショートカットキー69が押下されたか否かを判断する(ステップS45)。そして、ショートカットキー69が押下されていないと判断した場合には、ステップS45を継続する。また、ショートカットキー69が押下されたと判断した場合には、制御部101は、例えば図15(B)に示されるように、ショートカット画面94を呼び出して表示させる(ステップS46)。そしてショートカット画面94では、ステップS43付属情報に登録された機能の付属画面アイコン95a、95b及びショートカット95cが表示される。なお、図15(B)の例では、付属画面アイコン95aはカレンダー機能を呼び出すアイコンを示しており、付属画面アイコン95bは、スケジュール機能を呼び出すアイコンを示している。また、ショートカット95cはユーザが予め定めた機能の1つである。
【0065】
また、ショートカット画面94を呼び出した初期画面としては付属画面アイコン95aにフォーカスが当てられており、十字キー67dが押下されると、図15(C)に示すように付属画面アイコン95bにフォーカスが当てられる。
【0066】
次に、ステップS47において、制御部101は付属画面アイコンが選択されたか否かを判断する。そして、付属画面アイコンが選択されていない場合はステップS47を再度実行する。また、付属画面アイコンが選択された場合には、選択された付属画面に対応する機能を実行し、該機能を表示する(ステップS48)。なお、このステップS48における機能の表示は例えば図15(D)に示すような表示であり、例えば、スケジュール呼び出しの機能を選択した場合には、メイン機能表示領域92とサブ機能表示領域93の双方を合わせた領域に該スケジュールの機能の表示を行う。この図15(D)の表示においては、付属表示の際の表示を拡大したものであってもよいし、付属表示の際の表示に加えて詳細情報を同時に表示してもよい(図15(D)の例では、付属表示の際の表示に加えて詳細情報を同時に表示している)。
【0067】
そして、図15(D)の画面が表示された状態で、ソフトキー右66が押下されると、図15(A)に示すようなメインの機能とサブの機能との両方を表示させる画面に戻るように制御部101によって制御される。
【0068】
以上のように、メインの機能とサブの機能との両方が表示できるため、無駄な表示領域を作ることもない上、ユーザにとっても便利となる。
【0069】
[音楽機能実行時の付属画面表示]
次に、本発明の実施例における携帯電話機1の音楽機能実行時の付属画面表示について図16及び図17を参照して説明する。
【0070】
まず、図16は、音楽機能の実行時の付属画面表示を説明するためのフローチャートである。なお、図16のフローチャートと共に、図17の画面遷移図を随時使用して説明する。
【0071】
まず、待受画面が表示されている状態において(ステップS61)、制御部101は、音楽機能が起動されたか否かを判断する(ステップS62)。そして、音楽機能が起動されると、所望の音楽を再生させ、音楽プレーヤの表示を行う(ステップS63)。なおこのステップS63までの説明の詳細は図7及び図8にて説明したので詳細は省略する。
【0072】
次に、音楽機能が実行されており、音楽プレーヤ表示がなされている状態(例えば図17(A)の表示)において、ショートカットキー69が押下されたか否かを判断する(ステップS64)。そして、ショートカットキー69が押下されていない場合にはステップS64を再度実行する。また、制御部101がショートカットキー69が押下されたと判断した場合、図17(B)に示すように、ショートカット画面94を表示する(ステップS65)。なお、図17(B)において、前述の図15の場合と異なり、仮に付属画面の設定を行っていないとすると付属画面アイコン95a等は何も登録されていないため表示されない(付属画面が登録されていた場合には付属画面アイコンが表示される)。
【0073】
次に、制御部101は、ショートカット95c(例えばメール機能とするが他の機能でもよい)が選択されたか否かを判断し(ステップS66)、メール機能が選択されていない場合は、他の動作を実行する(ステップS67)。また、制御部101はメール機能が選択されたと判断した場合には、音楽機能をショートカットとして記憶部115又はRAM111に登録する(ステップS68)。そして、選択されたメール機能の表示をメイン機能表示領域92に表示し、ショートカットが起動される前に実行していた音楽機能の表示をサブ機能表示領域93に表示する(ステップS69)。ステップS69における画面の例として、図17(C)に示す。
【0074】
次に、図17(C)に示したように、メール機能の表示と音楽機能の表示とがなされた後、ステップS70において、ショートカットキー69が押下されたか否かを判断する(ステップS70)。そして、制御部101は、ショートカットキー69が押下されたと判断されると、図17(D)に示したように、ショートカット画面94をディスプレイ5に表示させる(ステップS71)。なお、ショートカット画面94において初期画面として、サブ機能表示領域92に表示されていた音楽プレーヤ機能の付属画面アイコン95dが表示され、その付属画面アイコン95dにフォーカスが当てられる。
【0075】
次に、ステップS72において、ショートカット画面94に表示された付属画面アイコン95d及びショートカットアイコンのうち、音楽機能の付属画面アイコン95dが選択されたか否かを判断する(ステップS72)。そして、制御部101は、音楽機能の付属画面アイコン95dが選択されていないと判断した場合には他の動作を実行する(ステップS73)。また、制御部101は、音楽機能の付属画面アイコン95dが選択されたと判断した場合には、それまで表示されていたメール機能において、作成中のメールがあったか否かを判断する(ステップS74)。そして、作成中のメールがあれば当該メール情報をRAM111又は記憶部115に保存し(ステップS75)、ステップS76に遷移する。また、作成中のメールがなければ、そのままステップS76へ遷移する。
【0076】
そして、ステップS76において、制御部101は音楽機能の実行に伴う音楽プレーヤ画面を再度表示させる(ステップS76、例えば図17(A)の画面表示)。なお、ステップS63以降、音楽機能はそのまま実行し、表示は上記説明したとおりに遷移するものの、スピーカ109による音楽の音の出力は継続される。
【0077】
[フォトスタンド機能]
次に、図18乃至図20を用いて本発明における携帯電話機1のフォトスタンド機能について説明する。図18は、フォトスタンド機能における設定方法を説明をするための図である。フォトスタンド機能とは、図5において携帯電話機1に対して充電台20又は充電コード21を接続し、それらより電流を得たことを契機として、ディスプレイ5に様々な表示を行う機能である。
【0078】
まず、待受画面から確定キー65を押下すると、図18(A)に示すように第1の機能一覧画面が表示される(詳細は図8等で説明のため省略する)。その後、第1の機能一覧画面から「機能設定」「フォトスタンド設定」などの所定の操作を行うと、図18(B)に示されるように、フォトスタンド機能を有効にするか無効にするかの選択する画面が表示される。そして、図18(B)において、「有効」を確定キー65によって選択すると、図18(C)、(D)、(E)、(F)に示すように、フォトスタンドの際に表示するデータを選択する画面が表示される。
【0079】
その後、図18(D)に示すように、表示すべきデータを選択する一覧が表示され、例えば、カレンダー、スケジュール、写真、ニュースなどの選択肢が表示され、表示すべきデータを選択することができる。なお、上記選択肢の中で複数のデータを選択することができる。
【0080】
そして、図18(G)に示すように、表示すべきデータを決定すると、フォトスタンド機能に表示すべきデータを確認することができる。その後、待受画面を表示するように制御される。
【0081】
図19は、携帯電話機1のフォトスタンド機能を説明するためのフローチャートである。なお、図19のフローチャートと共に、図20の画面遷移図を随時使用して説明する。
【0082】
まず、図19において、上述のとおり図18に示したとおり、フォトスタンド機能で表示するデータの登録を行う(ステップS81)。そして、制御部101はフォトスタンド機能の登録が終了すると、登録されたデータを記憶部115又はRAM111に記憶する(ステップS82)。
【0083】
次に、制御部101は、充電器20又は充電コード21によって接続され、電流を得たか否かを判断する(ステップS83)。そして、充電によって電流を得ていないと判断した場合には、再度ステップS83を実行する。また、制御部101は、充電によって電流を得ていると判断した場合、ステップS82において記憶したデータを横向きで表示する。(ステップS84)。ステップS84における表示は例えば、図20(B)に示すように、カレンダーと写真1、写真3(複数の写真)が設定された場合には、「カレンダー」と「写真1」が表示される。
【0084】
次に、制御部101は、ステップ64における表示を開始してから所定の時間が経過したか否かを判断する(ステップS85)。そして、所定時間を経過していない場合には、再度ステップS85を実行する。また、ステップS85において、制御部101は所定時間を経過したと判断した場合には、ステップS86において、次に表示すべきデータが存在するか否かを判断する(ステップS86)。このステップS86において次に表示すべきデータが存在するか否かの判断は、例えば、写真が3枚登録されており、かつカレンダーが登録されている場合で、一度にカレンダーと写真1枚を表示する設定にした場合、残りの2枚の写真はまだ表示されていないため、次に表示すべきデータが存在すると判断する。例えば、写真が3枚登録されており、かつカレンダーが登録されている場合であっても、一度にカレンダーと写真3枚を表示する設定にした場合においては、全て表示が終了しているため、次に表示すべきデータが存在しないと判断する。
【0085】
そして、ステップS86において、次に表示すべきデータが存在しないと判断した場合には、ステップS84より再度実行する。また、制御部101は、ステップS86において、次に表示すべきデータが存在すると判断した場合には、残りのデータを表示する(ステップS87)。例えば、ステップ67における表示は図20(C)に示すとおりであり、「カレンダー」はそのまま表示を継続し、図20(B)で表示されなかった「写真3」が「カレンダー」と同時に表示される。ステップS87の表示を開始した後、ステップS85に遷移する。
【0086】
なお、制御部101はステップS84乃至ステップS87において、図示しないが電流を得ていないか否かをステップS84乃至ステップS87と同時に判断し、電流を得ていないと判断された場合にはステップS84乃至ステップS87の処理を終了させ、待受画面に遷移させる。
【図面の簡単な説明】
【0087】
【図1】携帯電話機1の外観図。
【図2】携帯電話機1の外観図。
【図3】携帯電話機1のディスプレイ5の表示例及び第1の筐体部2の第1キー部6aの配置例を示した図。
【図4】携帯電話機1の第2の筐体部4の第2キー部6bの配置の一例を示した図。
【図5】携帯電話機1を充電するときに、携帯電話機1と充電台20とを接続した際の外観図を示した図。
【図6】携帯電話機1の構成を簡潔に示したブロック図。
【図7】携帯電話機1の待受状態から各機能を起動させる際のフローチャート
【図8】携帯電話機1の待受状態から各機能を起動させる際の画面遷移図。
【図9】携帯電話機1において、何らかの機能を実行している際にメールを受信した場合のフローチャート。
【図10】携帯電話機1において、何らかの機能を実行している際にメールを受信した場合の画面遷移図。
【図11】携帯電話機1において、何らかの機能を実行している際に着信が割り込んだ場合の画面遷移図。
【図12】携帯電話機1において、メインの機能の画面とサブの機能の画面とをディスプレイ5に同時に表示した際の一例を示した図。
【図13】携帯電話機1において、ディスプレイ5の付属画面の設定を説明するための図。
【図14】携帯電話機1において、メインの機能の画面の表示と、サブの機能の画面の表示中に、サブの機能の画面をメインの機能として起動する動作を示すフローチャート。
【図15】携帯電話機1において、メインの機能の画面の表示と、サブの機能の画面の表示中に、サブの機能の画面をメインの機能として起動する動作を示す画面遷移図。
【図16】携帯電話機1において、音楽機能の実行時の付属画面表示を説明するためのフローチャート。
【図17】携帯電話機1において、音楽機能の実行時の付属画面表示を説明するための画面遷移図。
【図18】携帯電話機1において、フォトスタンド機能における設定方法を説明をするための図。
【図19】携帯電話機1のフォトスタンド機能を説明するためのフローチャート。
【図20】携帯電話機1のフォトスタンド機能を説明するための画面遷移図。
【符号の説明】
【0088】
1 携帯電話機
2 第1の筐体部
4 第2の筐体部
5 ディスプレイ
6a 第1のキー部
6b 第2のキー部
7 サイドキー
8 マイク
9 レシーバ
11a、11b センサ
12 カメラ
51 アンテナピクト
52 電池ピクト
53 時刻表示
56 左下ピクト
57 中下ピクト
58 右下ピクト
61 数字キー
62 「*」キー
63 「#」キー
64 ソフトキー左
65 確定キー
66 ソフトキー右
67 十字キー
68 メールキー
69 ショートカットキー
70 通話キー
71 電源キー
72 クリアキー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のキーと第2のキーとを含む複数のキーと、表示部とを備えた携帯端末において、 待受画面が前記表示部に表示されているときに、前記第1のキーが押下されると、第1の機能メニューの一覧を縦向きに表示し、
待受画面が前記表示部に表示されているときに、前記第2のキーが押下されると、横向きに起動可能な第2の機能メニューの一覧を横向きに表示する表示制御手段と
を有することを特徴とする携帯端末。
【請求項2】
第1のキーと第2のキーとを含む複数のキーと、表示部とを備えた携帯端末において、 待受画面が前記表示部に表示されているときに、前記第1のキーが押下されると、第1の機能メニューの一覧を縦向きに表示し、
待受画面が前記表示部に表示されているときに、前記第2のキーが押下されると、横向きに起動可能な第2の機能メニューの一覧を横向きに表示する表示制御手段とを有し、
前記表示制御手段は、
前記第1の機能メニューが表示された後、1つの第1の機能メニューが選択されると、当該メニューに対応する機能を実行して縦向きに表示し、
前記第2の機能メニューが表示された後、1つの第2の機能メニューが選択されると、当該メニューに対応する機能を実行して横向きに表示する
ことを特徴とする携帯端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2008−42418(P2008−42418A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−212570(P2006−212570)
【出願日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】