撮像装置及び画像データ管理方法
【課題】 着脱可能な記録媒体に記録された画像データを誤って消去したときでも、画像データの復旧が可能となるようにする。
【解決手段】 コントローラ105が消去キーの押し下げを検出すると、その消去される画像データが何処に有るどういうものかの判断を行い、メモリカード109に有る画像データである場合は、バックアップ動作としてメモリカード109から固有のIDを読み出し、そのIDと、画像データのファイル名、更に画像データ自体をひとまとめにし内蔵記録媒体107に記録した後、メモリカード109内の当該画像データを消去する。
【解決手段】 コントローラ105が消去キーの押し下げを検出すると、その消去される画像データが何処に有るどういうものかの判断を行い、メモリカード109に有る画像データである場合は、バックアップ動作としてメモリカード109から固有のIDを読み出し、そのIDと、画像データのファイル名、更に画像データ自体をひとまとめにし内蔵記録媒体107に記録した後、メモリカード109内の当該画像データを消去する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置、撮像装置による画像データ管理方法、及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の画像データを着脱可能な記録媒体(例えばメモリカード等)に記録する撮像装置が多く使用されている。
【0003】
また、最近ではメモリカード等が未装着の状態でも画像データの一時的な保存等が可能なように、本体内に着脱不能な内蔵記録媒体を用意しておき、そこに撮影記録が可能な撮像装置も多くなってきている(例えば、特許文献1参照)。この場合、本体内の記録媒体とメモリカードとの間で、相互に記録してある画像データ移動等が可能であり、また夫々の画像の表示/削除等のファイル操作も可能となる。
【0004】
また、多くの撮像装置では、着脱可能な記録媒体、着脱不能な内蔵記録媒体のどちらにおいても、画像データの消去時には誤消去防止の為の警告等がなされる(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2001−352512号公報
【特許文献2】特開平10−79914号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の画像データの表示/移動/消去等の管理方法では、例えば撮像装置の盗難や紛失等により所有者以外が撮像装置を操作した場合に、着脱可能な記録媒体を所有者自身が保持していたとしても、本体内の記録媒体に記録された画像が自由に閲覧されたり、複写されて使用されたり、消去されたりするというおそれがあった。
【0007】
また、セキュリティを考慮してメモリカード内に個別のIDを記録し、データの安全性を高めた着脱可能な記録媒体としてSDメモリカード等が提案されているものの、これも内蔵記録媒体の画像データの表示/移動/消去までは保護するものではなかった。
【0008】
また、従来の撮像装置では、前述のように着脱可能な記録媒体、着脱不能な内蔵記録媒体のどちらにおいても、画像データの消去時には誤消去防止の為の警告等がなされるものの、消去後の回復は不可能なものとなっている。
【0009】
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、着脱可能な記録媒体に記録された画像データを誤って消去したときでも、画像データの復旧が可能となるようにすることを目的とする。さらには、撮像装置本体内の内蔵記録媒体に記録された画像データの安全性を保つことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の撮像装置は、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置であって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する手段を有する点に特徴を有する。
本発明の他の撮像装置は、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置であって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する手段を有する点に特徴を有する。
本発明の画像データ管理方法は、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置による画像データ管理方法であって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する手順を有する点に特徴を有する。
本発明の他の画像データ管理方法は、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置による画像データ管理方法であって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する手順を有する点に特徴を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する処理を実行させる点に特徴を有する。
本発明の他のコンピュータプログラムは、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する処理を実行させる点に特徴を有する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、着脱可能な記録媒体に記録された画像データを誤って消去したときでも、消去指示があったときに内蔵記録媒体に自動的に記録されているので画像データの復旧が可能になる。
【0012】
さらに、内蔵記録媒体に画像データとともに着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報が記録されている場合に、その画像データの消去/表示/転送の指示があった場合、ID情報の合致する着脱可能な記録媒体が装着されているときのみ当該指示に従うようにすれば、着脱可能な記録媒体を本体から外して管理することで、撮像装置本体内に記録された画像データの安全性が保たれ、画像データの不用意な視聴や流出を防ぐことができのみならず、盗難時に撮像装置の持ち主の確認のための機能をも持たせられるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1に第1の実施形態の撮像装置の構成を示す。同図において、101は撮像するための光学レンズ、102は光学像を電気画像信号に変換する撮像素子、103は撮像素子102からの画像信号を処理し記録可能な画像データに変換する信号処理回路である。
【0014】
104は撮像するための画像や記録された画像を表示するための表示装置、105は本撮像装置を制御し、画像データを記録媒体に記録する等の制御を行うCPU等からなるコントローラ、106はコントローラ105に対する指示を行う操作キー群である。
【0015】
107は撮像装置に内蔵された着脱不能な内蔵記録媒体、108は着脱可能な記録媒体との接続を行うコネクタ、109は着脱可能な記録媒体であるメモリカードである。メモリカード109には、読み出し可能で書き換え不能な固有のID(一枚一枚で異なるID)が製造時に書き込まれている。
【0016】
撮像装置における一般的な撮影動作を説明すると、被写体が撮影されると光学レンズ101を通って光学像が撮像素子102に結像し、電気画像信号に変換される。画像信号は信号処理回路103において処理されて画像データとなり、コントローラ105にて記録媒体に記録するための圧縮処理やファイル化処理等が行われた後、メモリカード109に記録される。このときに、記録する画像の確認等は表示装置104にて行われ、記録の指示は操作キー群106にある記録キーのタイミングにてなされる。
【0017】
この場合のコントローラ105周辺での処理動作を示したフローチャートが図3である。また、コントローラ105周辺の処理動作を模式的に示したのが図2A及び図2Bである。撮影待機状態においてコントローラ105はトリガーキーの押し下げを待っている(ステップS301)。トリガーキーの押し下げを検出すると、次にメモリカード109の有無を検査する(ステップS302)。
【0018】
そして、メモリカード109が有る場合、コントローラ105はレンズ101、撮像素子102、信号処理回路103を介して処理された画像データをメモリカード109に書き込む(ステップS303)。このときの処理動作の模式図が図2Aである。
【0019】
一方、メモリカード109が無い場合、コントローラ105は画像データを内蔵記録媒体107に書き込む(ステップS304)。このときの処理動作の模式図が図2Bである。
【0020】
次に、撮影された画像データを消去する処理動作を説明する。この場合のコントローラ105周辺での処理動作を示したフローチャートが図4である。撮影動作と同様に待機状態においてコントローラ105が消去キーの押し下げを検出すると(ステップS401)、次にその消去される画像データが何処に有るどういうものかの判断を行う(ステップS402)。
【0021】
ステップS402における消去画像データがメモリカード109に有る画像データである場合は、バックアップ動作としてメモリカード109から固有のIDを読み出し、そのIDと、画像データのファイル名、更に画像データ自体をひとまとめにし内蔵記録媒体107に記録し(ステップS403)、その後メモリカード109内の当該画像データを消去する(ステップS404)。このときの処理動作の模式図が図2Cである。
【0022】
また、ステップS402における消去画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図3のステップS304のように内蔵記録媒体107に直接記録された撮影画像データである場合は、そのままその内蔵記録媒体107内の当該画像データを消去する(ステップS405)。
【0023】
また、ステップS402における消去画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図2Cのようなバックアップ動作によって記録されたものである場合は、続けてメモリカード109の有無を検査し(ステップS406)、メモリカード109が有る場合はそのメモリカード109の固有のIDを読み出し、消去されようとしている当該画像データと同時に記録されたIDとの照合を行い(ステップS407)、それらが合致した場合には内蔵記録媒体107内の当該画像データを消去する(ステップS405)。このときの処理動作の模式図が図2Eである。一方、メモリカード109が無い、或いは、メモリカード109の固有のIDが合致しない場合は、消去動作を行わずに処理を終了する。このときの処理動作の模式図が図2Dである。
【0024】
次に、撮影された画像データを表示する処理動作を説明する。この場合のコントローラ105周辺の処理動作を示したのが図5である。前述の各動作と同様に待機状態においてコントローラ105が画像選択キーの押し下げを検出すると(ステップS501)、次にその選択される画像データが何処に有るどういうものかの判断を行う(ステップS502)。
【0025】
ステップS502における選択画像データがメモリカード109に有る画像データである場合は、そのまま表示装置104に表示する(ステップS503)。
【0026】
また、ステップS502における選択画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図3のステップS304のように内蔵記録媒体107に直接記録された撮影画像データである場合は、そのまま表示装置104に表示する(ステップS504)。
【0027】
また、ステップS502における選択画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図2Cのようなバックアップ動作によって記録されたものである場合は、続けてメモリカード109の有無を検査し(ステップS505)、メモリカード109が有る場合はそのメモリカード109の固有のIDを読み出し、選択され表示しようとしている当該画像データと同時に記録されたIDの照合を行い(ステップS506)、それらが合致した場合には内蔵記録媒体107内の当該画像データを表示装置104に表示する(ステップS507)。一方、メモリカード109が無い、或いは、メモリカード109の固有のIDが合致しない場合は、表示動作を行わずに処理を終了する。このときの処理動作の模式図が図2Dである。
【0028】
次に、撮影された画像データをユーザの意志で明示的に転送する処理動作を説明する。この場合のコントローラ105周辺の処理動作を示したのが図6ある。前述の各動作と同様に待機状態においてコントローラ105が画像転送キーの押し下げを検出すると(ステップS601)、次にメモリカード109の有無を検査する(ステップS602)。メモリカード109が無い場合は転送することができないので、転送処理を終了する。メモリカード109が有る場合は、次にその転送する画像データが何処に有るどういうものかの判断を行う(ステップS603)。
【0029】
ステップS603における転送画像データがメモリカード109に有る画像データの場合は、バックアップ動作としてメモリカード109から固有のIDを読み出し、そのIDと、画像データのファイル名、更に画像データ自体をひとまとめにし内蔵記録媒体107に記録し(ステップS604)、その後メモリカード109内の当該画像データを消去する(ステップS605)。このときの処理動作の模式図は図2Cである。
【0030】
また、ステップS603における転送画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図3のステップS304のように内蔵記録媒体107に直接記録された撮影画像データである場合は、そのまま当該画像データを内部記録媒体107からメモリカード109に転送し(ステップS606)、内部記録媒体107の当該画像データを消去する(ステップS607)。
【0031】
また、ステップS603における転送画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図2Cのようなバックアップ動作によって記録されたものである場合は、メモリカード109の固有のIDを読み出し、転送しようとしている当該画像データと同時に記録されたIDの照合を行い(ステップS608)、それらが合致した場合には内蔵記録媒体107内の当該画像データとそのファイル名をメモリカード109に転送し(ステップS609)、内部記録媒体107の当該画像データを消去する(ステップS610)。このときの処理動作の模式図は図2Fである。
【0032】
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0033】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0034】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0035】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0036】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】実施形態の撮像装置の構成を示す図である。
【図2A】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図2B】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図2C】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図2D】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図2E】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図2F】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図3】撮像装置での処理動作を示したフローチャートである。
【図4】撮像装置での処理動作を示したフローチャートである。
【図5】撮像装置での処理動作を示したフローチャートである。
【図6】撮像装置での処理動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
101 光学レンズ
102 撮像素子
103 信号処理回路
104 表示装置
105 コントローラ
106 操作キー群
107 内蔵記録媒体
108 コネクタ
109 着脱可能な記録媒体であるメモリカード
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置、撮像装置による画像データ管理方法、及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の画像データを着脱可能な記録媒体(例えばメモリカード等)に記録する撮像装置が多く使用されている。
【0003】
また、最近ではメモリカード等が未装着の状態でも画像データの一時的な保存等が可能なように、本体内に着脱不能な内蔵記録媒体を用意しておき、そこに撮影記録が可能な撮像装置も多くなってきている(例えば、特許文献1参照)。この場合、本体内の記録媒体とメモリカードとの間で、相互に記録してある画像データ移動等が可能であり、また夫々の画像の表示/削除等のファイル操作も可能となる。
【0004】
また、多くの撮像装置では、着脱可能な記録媒体、着脱不能な内蔵記録媒体のどちらにおいても、画像データの消去時には誤消去防止の為の警告等がなされる(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2001−352512号公報
【特許文献2】特開平10−79914号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の画像データの表示/移動/消去等の管理方法では、例えば撮像装置の盗難や紛失等により所有者以外が撮像装置を操作した場合に、着脱可能な記録媒体を所有者自身が保持していたとしても、本体内の記録媒体に記録された画像が自由に閲覧されたり、複写されて使用されたり、消去されたりするというおそれがあった。
【0007】
また、セキュリティを考慮してメモリカード内に個別のIDを記録し、データの安全性を高めた着脱可能な記録媒体としてSDメモリカード等が提案されているものの、これも内蔵記録媒体の画像データの表示/移動/消去までは保護するものではなかった。
【0008】
また、従来の撮像装置では、前述のように着脱可能な記録媒体、着脱不能な内蔵記録媒体のどちらにおいても、画像データの消去時には誤消去防止の為の警告等がなされるものの、消去後の回復は不可能なものとなっている。
【0009】
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、着脱可能な記録媒体に記録された画像データを誤って消去したときでも、画像データの復旧が可能となるようにすることを目的とする。さらには、撮像装置本体内の内蔵記録媒体に記録された画像データの安全性を保つことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の撮像装置は、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置であって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する手段を有する点に特徴を有する。
本発明の他の撮像装置は、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置であって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する手段を有する点に特徴を有する。
本発明の画像データ管理方法は、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置による画像データ管理方法であって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する手順を有する点に特徴を有する。
本発明の他の画像データ管理方法は、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置による画像データ管理方法であって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する手順を有する点に特徴を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する処理を実行させる点に特徴を有する。
本発明の他のコンピュータプログラムは、撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する処理を実行させる点に特徴を有する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、着脱可能な記録媒体に記録された画像データを誤って消去したときでも、消去指示があったときに内蔵記録媒体に自動的に記録されているので画像データの復旧が可能になる。
【0012】
さらに、内蔵記録媒体に画像データとともに着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報が記録されている場合に、その画像データの消去/表示/転送の指示があった場合、ID情報の合致する着脱可能な記録媒体が装着されているときのみ当該指示に従うようにすれば、着脱可能な記録媒体を本体から外して管理することで、撮像装置本体内に記録された画像データの安全性が保たれ、画像データの不用意な視聴や流出を防ぐことができのみならず、盗難時に撮像装置の持ち主の確認のための機能をも持たせられるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1に第1の実施形態の撮像装置の構成を示す。同図において、101は撮像するための光学レンズ、102は光学像を電気画像信号に変換する撮像素子、103は撮像素子102からの画像信号を処理し記録可能な画像データに変換する信号処理回路である。
【0014】
104は撮像するための画像や記録された画像を表示するための表示装置、105は本撮像装置を制御し、画像データを記録媒体に記録する等の制御を行うCPU等からなるコントローラ、106はコントローラ105に対する指示を行う操作キー群である。
【0015】
107は撮像装置に内蔵された着脱不能な内蔵記録媒体、108は着脱可能な記録媒体との接続を行うコネクタ、109は着脱可能な記録媒体であるメモリカードである。メモリカード109には、読み出し可能で書き換え不能な固有のID(一枚一枚で異なるID)が製造時に書き込まれている。
【0016】
撮像装置における一般的な撮影動作を説明すると、被写体が撮影されると光学レンズ101を通って光学像が撮像素子102に結像し、電気画像信号に変換される。画像信号は信号処理回路103において処理されて画像データとなり、コントローラ105にて記録媒体に記録するための圧縮処理やファイル化処理等が行われた後、メモリカード109に記録される。このときに、記録する画像の確認等は表示装置104にて行われ、記録の指示は操作キー群106にある記録キーのタイミングにてなされる。
【0017】
この場合のコントローラ105周辺での処理動作を示したフローチャートが図3である。また、コントローラ105周辺の処理動作を模式的に示したのが図2A及び図2Bである。撮影待機状態においてコントローラ105はトリガーキーの押し下げを待っている(ステップS301)。トリガーキーの押し下げを検出すると、次にメモリカード109の有無を検査する(ステップS302)。
【0018】
そして、メモリカード109が有る場合、コントローラ105はレンズ101、撮像素子102、信号処理回路103を介して処理された画像データをメモリカード109に書き込む(ステップS303)。このときの処理動作の模式図が図2Aである。
【0019】
一方、メモリカード109が無い場合、コントローラ105は画像データを内蔵記録媒体107に書き込む(ステップS304)。このときの処理動作の模式図が図2Bである。
【0020】
次に、撮影された画像データを消去する処理動作を説明する。この場合のコントローラ105周辺での処理動作を示したフローチャートが図4である。撮影動作と同様に待機状態においてコントローラ105が消去キーの押し下げを検出すると(ステップS401)、次にその消去される画像データが何処に有るどういうものかの判断を行う(ステップS402)。
【0021】
ステップS402における消去画像データがメモリカード109に有る画像データである場合は、バックアップ動作としてメモリカード109から固有のIDを読み出し、そのIDと、画像データのファイル名、更に画像データ自体をひとまとめにし内蔵記録媒体107に記録し(ステップS403)、その後メモリカード109内の当該画像データを消去する(ステップS404)。このときの処理動作の模式図が図2Cである。
【0022】
また、ステップS402における消去画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図3のステップS304のように内蔵記録媒体107に直接記録された撮影画像データである場合は、そのままその内蔵記録媒体107内の当該画像データを消去する(ステップS405)。
【0023】
また、ステップS402における消去画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図2Cのようなバックアップ動作によって記録されたものである場合は、続けてメモリカード109の有無を検査し(ステップS406)、メモリカード109が有る場合はそのメモリカード109の固有のIDを読み出し、消去されようとしている当該画像データと同時に記録されたIDとの照合を行い(ステップS407)、それらが合致した場合には内蔵記録媒体107内の当該画像データを消去する(ステップS405)。このときの処理動作の模式図が図2Eである。一方、メモリカード109が無い、或いは、メモリカード109の固有のIDが合致しない場合は、消去動作を行わずに処理を終了する。このときの処理動作の模式図が図2Dである。
【0024】
次に、撮影された画像データを表示する処理動作を説明する。この場合のコントローラ105周辺の処理動作を示したのが図5である。前述の各動作と同様に待機状態においてコントローラ105が画像選択キーの押し下げを検出すると(ステップS501)、次にその選択される画像データが何処に有るどういうものかの判断を行う(ステップS502)。
【0025】
ステップS502における選択画像データがメモリカード109に有る画像データである場合は、そのまま表示装置104に表示する(ステップS503)。
【0026】
また、ステップS502における選択画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図3のステップS304のように内蔵記録媒体107に直接記録された撮影画像データである場合は、そのまま表示装置104に表示する(ステップS504)。
【0027】
また、ステップS502における選択画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図2Cのようなバックアップ動作によって記録されたものである場合は、続けてメモリカード109の有無を検査し(ステップS505)、メモリカード109が有る場合はそのメモリカード109の固有のIDを読み出し、選択され表示しようとしている当該画像データと同時に記録されたIDの照合を行い(ステップS506)、それらが合致した場合には内蔵記録媒体107内の当該画像データを表示装置104に表示する(ステップS507)。一方、メモリカード109が無い、或いは、メモリカード109の固有のIDが合致しない場合は、表示動作を行わずに処理を終了する。このときの処理動作の模式図が図2Dである。
【0028】
次に、撮影された画像データをユーザの意志で明示的に転送する処理動作を説明する。この場合のコントローラ105周辺の処理動作を示したのが図6ある。前述の各動作と同様に待機状態においてコントローラ105が画像転送キーの押し下げを検出すると(ステップS601)、次にメモリカード109の有無を検査する(ステップS602)。メモリカード109が無い場合は転送することができないので、転送処理を終了する。メモリカード109が有る場合は、次にその転送する画像データが何処に有るどういうものかの判断を行う(ステップS603)。
【0029】
ステップS603における転送画像データがメモリカード109に有る画像データの場合は、バックアップ動作としてメモリカード109から固有のIDを読み出し、そのIDと、画像データのファイル名、更に画像データ自体をひとまとめにし内蔵記録媒体107に記録し(ステップS604)、その後メモリカード109内の当該画像データを消去する(ステップS605)。このときの処理動作の模式図は図2Cである。
【0030】
また、ステップS603における転送画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図3のステップS304のように内蔵記録媒体107に直接記録された撮影画像データである場合は、そのまま当該画像データを内部記録媒体107からメモリカード109に転送し(ステップS606)、内部記録媒体107の当該画像データを消去する(ステップS607)。
【0031】
また、ステップS603における転送画像データが内蔵記録媒体107に有り、それが先の図2Cのようなバックアップ動作によって記録されたものである場合は、メモリカード109の固有のIDを読み出し、転送しようとしている当該画像データと同時に記録されたIDの照合を行い(ステップS608)、それらが合致した場合には内蔵記録媒体107内の当該画像データとそのファイル名をメモリカード109に転送し(ステップS609)、内部記録媒体107の当該画像データを消去する(ステップS610)。このときの処理動作の模式図は図2Fである。
【0032】
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0033】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0034】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0035】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0036】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】実施形態の撮像装置の構成を示す図である。
【図2A】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図2B】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図2C】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図2D】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図2E】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図2F】撮像装置での処理動作を示した模式図である。
【図3】撮像装置での処理動作を示したフローチャートである。
【図4】撮像装置での処理動作を示したフローチャートである。
【図5】撮像装置での処理動作を示したフローチャートである。
【図6】撮像装置での処理動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
101 光学レンズ
102 撮像素子
103 信号処理回路
104 表示装置
105 コントローラ
106 操作キー群
107 内蔵記録媒体
108 コネクタ
109 着脱可能な記録媒体であるメモリカード
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置であって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する手段を有することを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
前記着脱可能な記録媒体は固有のID情報を有し、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データとともに前記ID情報も前記内蔵記録媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置であって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する手段を有することを特徴とする撮像装置。
【請求項4】
前記内蔵記録媒体に、画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報が記録されている場合に、その画像データの消去指示或いは表示指示或いは転送指示があった場合、ID情報の合致する着脱可能な記録媒体が装着されているときのみ当該指示に従うことを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
【請求項5】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置による画像データ管理方法であって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する手順を有することを特徴とする画像データ管理方法。
【請求項6】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置による画像データ管理方法であって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する手順を有することを特徴とする画像データ管理方法。
【請求項7】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項8】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項1】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置であって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する手段を有することを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
前記着脱可能な記録媒体は固有のID情報を有し、前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データとともに前記ID情報も前記内蔵記録媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置であって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する手段を有することを特徴とする撮像装置。
【請求項4】
前記内蔵記録媒体に、画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報が記録されている場合に、その画像データの消去指示或いは表示指示或いは転送指示があった場合、ID情報の合致する着脱可能な記録媒体が装着されているときのみ当該指示に従うことを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
【請求項5】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置による画像データ管理方法であって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する手順を有することを特徴とする画像データ管理方法。
【請求項6】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置による画像データ管理方法であって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する手順を有することを特徴とする画像データ管理方法。
【請求項7】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの消去指示があるときに、当該画像データを前記内蔵記録媒体に記録した後に、前記着脱可能な記録媒体からの消去を実行する処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項8】
撮影された画像データを着脱可能な記録媒体に記録するとともに、内蔵記録媒体を備えた撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
前記着脱可能な記録媒体に記録された画像データの前記内蔵記録媒体への転送指示があるときに、当該画像データとともに前記着脱可能な記録媒体が有する固有のID情報も前記内蔵記録媒体に記録する処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図2E】
【図2F】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図2E】
【図2F】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【公開番号】特開2006−14184(P2006−14184A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−191544(P2004−191544)
【出願日】平成16年6月29日(2004.6.29)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年6月29日(2004.6.29)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】
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