説明

撮像装置

【課題】 鏡筒収納の小型化を図りつつ、撮像素子への有害光の入射を防止すること。
【解決手段】 収納状態では、撮影光束の遮光するシャッタ手段(1)を閉じるとともに、撮影光束の減光する減光手段(12)を退避させて当該退避により空いた空間にレンズ(35)又はレンズ保持手段(15)を移動させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフィルムカメラやデジタルカメラ等に備えられたシャッタや絞りに対する技術思想に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から銀塩フィルムを用いるフィルムカメラは広く普及している。さらに近年、フィルムを使用せずに画像をメモリに取り込むことができるデジタルカメラが急速に普及している。いずれにしてもフィルムカメラやデジタルカメラでは、撮影時の光量調節に必要なシャッタや絞りを具備するものが一般的である。通常ではシャッタや絞りの羽根の周囲には他の部材が接触できないように一定のクリアランスを持って配置することが望ましい。近年、カメラの携帯性を向上させるために小型化、薄型化が望まれている。そこで、シャッタや絞りの近傍にも他部材が侵入せざるをえない状況になってきている。
【0003】
また、特許文献1は、非撮影時にはシャッタや絞りを撮影光軸から退避させ、レンズ及びその周辺のレンズホルダーの一部を、シャッタや絞りが退避した開口に挿入させている。撮影レンズ鏡筒を薄型化するためである。
【特許文献1】特開2004−347615号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記特許文献1においては、レンズ及びその周辺のレンズホルダーの一部を、シャッタや絞りが退避した開口に挿入させているので、撮像素子に有害光が照射される可能性がある。特に、カメラは撮影状態にある場合よりも、非撮影状態にある場合の方が圧倒的に長いことが多い。そうした長時間の非撮影状態においては、有害光の撮像素子への照射が長時間続く可能性が高く、撮像素子の破壊、若しくは性能劣化を招く恐れがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために本願の技術思想は、レンズを保持するレンズ保持手段と、撮影光束の減光機能を有する減光手段と、開閉可能であって撮影光束の遮光機能を有するシャッタ手段とを具備し、非撮影状態においては、前記シャッタ手段を閉じるとともに、前記減光手段を退避させて当該退避により空いた空間に前記レンズ又はレンズ保持手段を移動させる制御手段を更に有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、上記技術思想によれば、撮像素子を有害光線から守りつつ、収納状態の撮像装置を従来に比べてコンパクトにできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0008】
図6から図10には、本実施形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラが示されている。本実施例で示すデジタルカメラ16は撮影倍率を変更できるズーム機構を有するカメラである。
【0009】
図6は当該デジタルカメラ16の電源をOFFにした状態を示した外観斜視図である。図7は当該デジタルカメラ16の電源をONにした状態を示した外観斜視図である。
【0010】
図8は上面図を示しており、図9は背面図を示しており、図10は底面図を示している。
【0011】
図11には当該デジタルカメラ16の要部構成を示している。
【0012】
本形態のデジタルカメラの正面には被写体の構図を決めるファインダ21、測光測距を行う場合の光源の補助を行う補助光20、ストロボ22、撮影レンズ鏡筒手段23が構成されている。
【0013】
上面にはレリーズボタン17、電源切換えボタン19、ズーム切換えスイッチ18が配置されている。底面には三脚取付部32、メモリーカードドライブ43及びバッテリー挿入部(不図示)が内部に具備されているカードバッテリーカバー33が配置されている。
【0014】
背面には操作ボタン26,27,28,29,30,31が配置され様々な機能切換えを行うことができる。LCDより成るディスプレイ25、ファインダ接眼部24が配置されている。
【0015】
操作ボタン26,27,28,29,30,31によりデジタルカメラの動作モード、例えば撮影モード、再生モード、動画撮影モード等の選択を行う。
【0016】
ディスプレイ25は、画像表示手段であり、メモリ41に保存された画像データやメモリーカードから読み込んだ画像データを画面上に表示する。また、モードを選択すると複数の撮影データを縮小して画面表示したりすることもできる。
【0017】
制御部はCPU47、ROM46、RAM48で構成され、バス45を介してレリーズボタン17、操作ボタン26〜31、ディスプレイ25、メモリ41、メモリーカードドライブ43等の各種構成要素が接続されている。
【0018】
バス45を介して制御系と接続する駆動回路44には、ズームモーター駆動手段34、フォーカスモーター駆動手段36、シャッタ駆動手段2が接像されている。また、絞り駆動手段1、CCDやCMOS等の撮像素子37、ストロボ22が接続されている。これらの接続により、制御系からの信号により各々の駆動を制御することになる。
【0019】
ROM46には上述の各機能構成要素を制御するプログラムが記憶されている。RAM48には各制御プログラムに必要なデータが記憶されている。
【0020】
以上のように本発明の第一の実施例は構成されているが、使用者が電源切り替えボタン19を操作することで電源をOFFからONにすると、CPU47はROM46から必要な制御プログラムを読み出して初期動作を開始する。つまり撮影レンズ鏡筒を所定の撮影可能領域に移動させ、撮影機能を立ち上げて、撮影スタンバイ状態になる。
【0021】
撮影を行うためにレリーズボタン17を押すと、撮像素子37により被写体の明るさを検知し、その測光値に基づき絞り値やシャッタスピード、またストロボ22を発光するかどうかを判断する。また、あらかじめ操作ボタン27によって使用者がストロボ22を強制的に発光させるか、発光させないかを選択することもできる。次に測距を行い、被写体との距離を測定してフォーカスモーター駆動手段36を駆動することにより所定のフォーカス位置へフォーカス手段としてのフォーカスレンズ35を移動させる。次にシャッタ手段10,14の開閉を行い、所望の画像を撮像素子37に取り込む。
【0022】
撮像素子37には、露光制御値に基づいて入射した光の光量に応じた電荷が蓄積され、その電荷が画像信号となり、アナログ信号処理手段38へと出力される。
【0023】
アナログ信号処理手段38では、取り込まれた画像データにアナログ処理を施し、A/D変換部39に出力する。A/D変換部39では取り込まれたアナログデータをデジタルデータに変換する。このデジタルデータをデジタル信号処理手段40に出力し、ここでデジタルデータの処理を行う。最終的にデジタルデータはメモリ41に記憶されることになる。
【0024】
メモリ41に記憶されたデータは操作ボタン38の操作によって圧縮伸張手段42によりJPEGやTIFF等の圧縮加工等を施しメモリーカードに出力され記憶される。
【0025】
またメモリ41を持たないデジタルカメラの場合デジタル信号処理手段40で処理されたデジタルデータを圧縮伸張手段42に出力し、メモリーカードドライブ43へ記憶させることになる。
【0026】
メモリ41に記憶された画像データやメモリーカードドライブ43に記憶されている画像データを圧縮伸張手段42によって伸張処理を行い、その画像データをバス45を介してディスプレイ25に表示させることができる。このディスプレイ25上のデータを使用者が見ることで、その画像が不必要であると判断すると使用者は操作ボタン29の操作によって消去することができる。
【0027】
上面にはズームスイッチ18が配置されており、ズームスイッチ18を操作することにより駆動回路44を介してズームモーター駆動手段34を制御することにより撮影レンズ鏡筒23をレンズの光軸方向に移動させる。また、ディスプレイ25上に表示されている記憶画像をズームスイッチ18の操作で拡大及び縮小、いわゆるデジタルズームを行うことができる。
【0028】
次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ16に備えられた撮影レンズ鏡筒23に具備されている絞りシャッタ周辺の構成について説明する。図1が断面図であり、図2が光軸前方、すなわち被写体側から見た斜視図である。また、図3は光軸後方、つまり撮像素子37側から見た斜視図である。図14は図2と同じ部材を別の角度から見た斜視図である。
【0029】
12は撮影光束を減光することができる減光機能を有した減光手段としてのNDフィルターである。被写体が非常に高輝度な場合には、NDフィルター12を光線を塞ぐ位置に入射し、撮像素子37への入射光量を抑制する。
【0030】
10、14は撮影光束を遮光することができる遮光機能を有したシャッタ手段としてのシャッタである。シャッタ手段10、14は、開閉可能であって、CCDやCMOSなどの撮像素子37への入射光量を制御し、適正な測光値になるように調整を行う。またシャッタ手段10,14が作動する絞りシャッタ地板3にはシャッタヨーク7及びシャッタコイル8が取り付けられている。これにより、シャッタヨーク7の開口した位置にシャッタ駆動手段2を組み込む。同様に絞りシャッタ地板3に対して絞りヨーク5及び絞りコイル6が取り付けられており、絞りヨーク5の開口した位置に絞り駆動手段1を組み込む。これらの部材を保持するように絞りシャッタ保持部材4で蓋をしビス4で固定する。これらの部品の対向する側(光軸上撮像素子側)に対して羽根類を組み込んでいく。シャッタ駆動手段2に具備されるシャッタレバー2aは絞りシャッタ地板3に設けられた溝を貫通して背面に突き出しており、このシャッタレバー2aにシャッタ手段羽10,14を組み込む。シャッタ手段10,14の背面に撮影光学系の基準口径を決める穴が形成されている口径板11を設置し、その背面に絞り駆動手段1に設けられた絞りレバー1aにNDフィルター12を組み込む。それらの背面から絞りシャッタ手段保持手段13を組み込む。
【0031】
シャッタ駆動手段2及び絞り駆動手段1にはマグネットが一体で形成されている。シャッタコイル8または絞りコイル6に電流を通電することにより、シャッタ駆動手段2又は絞り駆動手段1を駆動させる。そして、シャッタ駆動手段2又は絞り駆動手段1のレバーの先にあるシャッタ手段10,14を開閉させる。またはNDフィルター12を光束へ挿入、回避させる。
【0032】
図4は上述の絞りシャッタユニットを撮像素子側から見た斜視図である。また、図15は、撮影状態でのフォーカスレンズ35、NDフィルター12、及びシャッタ手段14の関係を示す。一方、図16は、収納状態でのフォーカスレンズ35、NDフィルター12、及びシャッタ手段14の関係を示す。図15、及び図16では、シャッタ手段10はシャッタ手段14と同じ動作なので不図示としている。
【0033】
シャッタレバー2a及び絞りレバー1aの駆動する軌跡に沿って絞りシャッタ手段保持手段13には切り欠きが設けられている。絞りシャッタユニットの光軸背面には、絞りシャッタユニットの光軸上の移動とは関係なく動作するフォーカスレンズ35を保持するレンズ保持手段15が配置されている。撮影レンズ鏡筒23の撮影可能状態にあるときは図5や図15に示すように絞りシャッタユニットとはある程度はなれた位置にレンズ保持手段15が位置している。この点、撮影レンズ鏡筒23が収納状態にあるとき、つまりデジタルカメラ16の電源OFF状態では図1や図16に示すように絞りシャッタユニットとレンズ保持手段15を接近させて保持する。
【0034】
このとき、撮影レンズ鏡筒23の動作としては、まずシャッタ手段10,14は閉状態にする。NDフィルター12は開状態にした後で、図1や図16の鏡筒収納状態にする。NDフィルター12が回避することで、そこに空間ができる。そうすることで、レンズ保持手段15の一部がNDフィルター12の退避した部分まで接近できるようになる。なお、レンズ保持手段15でなく、NDフィルター12の退避した部分まで接近するのはフォーカスレンズ35でもよい。このようにシャッター手段10,14を閉じるとともに、NDフィルター12の退避により空いた空間にフォーカスレンズが位置するように移動させて動作終了となる。非撮影状態である鏡筒の収納状態の小型化を図るためにNDフィルターを回避したとしてもシャッタ手段10、14が閉じている。したがって、撮像素子への有害光の入射を抑えることができる。
【0035】
ここで、シャッタレバー1aと絞りレバー2aがレンズ保持手段15に具備されている穴形状のシャッタ規制手段15b(不図示)と絞り規制手段15aに図1のように入り込み係合する。これにより、シャッタレバー1aと絞りレバー2aは作動が規制される。
【0036】
上記にくわえ、他部材から出ている突起が絞り羽根を強制的に退避位置へ移動させ、この退避状態において動かないように保持している。この場合、絞り羽根に対して直接突起部材が突き当てられることがないため、薄くて壊れやすい絞り羽根が変形したりするおそれを回避することができる。
【0037】
上述のように本実施例においては、簡便で、非撮影時には鏡筒が収納状態となり、NDフィルターや絞りが退避状態を維持し移動できないようにする規制機構を備える。
【0038】
図12に本発明の鏡筒機構を具備する撮影装置であるデジタルカメラの電源ONから撮影終了までのフローチャートを示す。使用者が撮影装置の電源をONすると、CPU47よりズームモーター駆動手段34に指令を送り、鏡筒駆動モーターを回転させる。その後所定の動作を行い、撮影レンズ鏡筒手段23が撮影可能状態である撮影位置に移動したことが確認できたら停止させる。このとき図6の状態から図7の状態へレンズ鏡筒の状態は変化する。これにより上述した図16の状態となる。
【0039】
次に使用者がレリーズボタン17をONすると、測光を行い、被写体の輝度情報を得る。得られた輝度情報が既定の輝度より高輝度の場合、NDフィルター12を光軸内に侵入させ、入射光量を変化させる。得られた輝度情報が既定の輝度より低輝度の場合、NDフィルター12の動作は行わず光軸より退避した状態にしておく。
【0040】
その後フォーカスレンズ35を作動させて、被写体のピントが合う位置へ移動させ、そこで画像の取り込みを開始する。次にシャッタ手段10,14を開状態から閉状態へ移動させ、入射光を遮り、画像取り込みは終了となる。その後、シャッタ手段10、14を閉状態から開状態へ移動させる。
【0041】
図13は使用者が撮影装置の電源をOFFにして非撮影状態にする際のフローチャートを示している。使用者が撮影装置の電源をOFFすると、まずシャッタ手段10,14を閉位置に移動させる。また、NDフィルターを12を退避位置に移動させ空間を作る。できた空間に、レンズ保持手段15またはフォーカスレンズ35を位置させるよう鏡筒駆動モーターを回転させる。鏡筒全体として撮影レンズ鏡筒を所定の位置に収納させて終了となる。これにより上述した図16のようになる。
【0042】
上記の構成にすると簡便な方法で、不必要にシャッタ羽根、絞り羽根が動作できないようにすることができる。そして、撮像素子を有害光線から守りつつ、収納状態の撮像装置を従来に比べてコンパクトにできる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の一実施例における撮像装置の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例における撮像装置の構成を示す前方斜視図である。
【図3】本発明の一実施例における撮像装置の構成を示す後方斜視図である。
【図4】本発明の一実施例における撮像装置の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例における撮像装置の構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例における撮像装置を有する撮影装置の電源OFF状態の斜視図である。
【図7】本発明の一実施例における撮像装置を有する撮影装置の電源ON状態の斜視図である。
【図8】本発明の一実施例における撮像装置を有する撮影装置の上面図である。
【図9】本発明の一実施例における撮像装置を有する撮影装置の背面図である。
【図10】本発明の一実施例における撮像装置を有する撮影装置の底面図である。
【図11】本発明の一実施例における撮像装置を有する撮影装置であるデジタルカメラの構成の要部を示すブロック図である。
【図12】本発明の一実施例における撮像装置を有する撮影装置であるデジタルカメラの電源ONから撮影時のシーケンスを示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施例における撮像装置を有する撮影装置であるデジタルカメラの電源ONから電源OFF時のシーケンスを示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施例における撮像装置の構成を示す前方斜視図である。
【図15】本発明の一実施例における撮影状態を示す。
【図16】本発明の一実施例における収納状態を示す。
【符号の説明】
【0044】
1 光量制御手段、絞り駆動手段
1a 絞りレバー
2 シャッタ駆動手段
2a シャッタレバー
3 絞りシャッタ地板
4 絞りシャッタ保持手段
5 絞りヨーク
6 絞りコイル
7 シャッタヨーク
8 シャッタコイル
9 ビス
10 シャッタ手段
11 口径板
12 絞り手段
13 絞りシャッタ羽根保持手段
14 シャッタ手段
15 レンズ保持手段
15a 光量制御駆動規制手段、絞り規制手段
15b シャッタ規制手段
16 撮影装置(デジタルカメラ)
17 レリーズボタン
18 ズームスイッチ
19 電源切変えボタン
20 補助光
21 ファインダ
22 ストロボ
23 撮影レンズ鏡筒
24 ファインダー接眼部
25 ディスプレイ
26〜31 操作ボタン
32 三脚取付部
33 カードバッテリーカバー
34 ズームモーター駆動手段
35 フォーカスレンズ
36 フォーカスモーター駆動手段
37 撮像素子
38 アナログ信号手段
39 A/D変換部
40 デジタル信号処理手段
41 メモリ
42 圧縮伸張手段
43 メモリーカードドライブ
44 駆動回路
45 バス
46 ROM
47 CPU
48 RAM

【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズを保持するレンズ保持手段と、撮影光束の減光機能を有する減光手段と、開閉可能であって撮影光束の遮光機能を有するシャッタ手段とを具備し、非撮影状態においては、前記シャッタ手段を閉じるとともに、前記減光手段を退避させて当該退避により空いた空間に前記レンズ又はレンズ保持手段を移動させる制御手段を更に有することを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
前記減光手段が退避状態にあるときは、減光手段が当該退避状態に維持されるよう規制する規制手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2008−203630(P2008−203630A)
【公開日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−40907(P2007−40907)
【出願日】平成19年2月21日(2007.2.21)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】