説明

撮像装置

【課題】室内のダストの状況を有効に検出する。
【解決手段】可視光カットフィルタ20は、近赤外線成分および近紫外線成分を透過し、可視光成分を遮光する。撮像素子30は、可視光カットフィルタ20を透過した近赤外線成分および近紫外線成分を時間差をつけて受光する。制御部40は、撮像素子30により撮像された画像をもとに、特定のダストを検出する。たとえば、制御部40は、撮像素子30により順に受光され、それぞれ光電変換された近赤外線画像と近紫外線画像との差分画像を生成し、その差分画像内から特定のダストを検出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空間に浮遊する特定のダストを検出するための撮像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、花粉症を患っている人の数は多い。あるアンケート調整では、日本の首都圏に住む人口の約40%が花粉症患者であるというデータもある。特に、日本ではスギ花粉症が多い。それに伴い、空気清浄機や空気清浄機能付きの空調機器の販売も伸びている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−184395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
省エネルギー化がますます要求されるなか、空気清浄機の省エネルギー化、高効率運転が求められている。それらの要求を満たすには、室内に除去すべきダストが存在するか否か、存在する場合、どの種類のダストが存在するか、およびどこに存在するかを検出することが有効である。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、室内のダストの状況を有効に検出する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様の撮像装置は、近赤外線成分および近紫外線成分を透過し、可視光成分を遮光する可視光カットフィルタと、可視光カットフィルタを透過した近赤外線成分および近紫外線成分を時間差をつけて受光する撮像素子と、撮像素子により撮像された画像をもとに、特定のダストを検出する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、室内のダストの状況を有効に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施の形態に係る撮像装置、近赤外発光素子および近紫外発光素子を示す図である。
【図2】可視光カットフィルタの特性を示す図である。
【図3】各種物質の反射特性を図である。
【図4】図3に示したスギ花粉とベビーパウダーの反射特性に注目した図である。
【図5】図5(a)〜(d)は、ベビーパウダーおよびスギ花粉を撮像した画像を示す図である。
【図6】実施の形態に係る制御部の構成を示す図である。
【図7】動作例2を説明するための図である。
【図8】動作例3を説明するための図である。
【図9】変形例1に係る制御部の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置100、近赤外発光素子200および近紫外発光素子300を示す図である。以下、本明細書では、近赤外発光素子200として近赤外線(950nm)を照射する近赤外線LED200a、近紫外発光素子300として近紫外線(395nm)を照射する近紫外線LED300aを使用する例を説明する。
【0010】
近赤外線LED200aおよび近紫外線LED300aには、指向性の高いものを使用し、それらの照射範囲に含まれる所定のエリアをダスト認識エリアに設定する。撮像装置100は、近赤外線LED200aおよび近紫外線LED300aの照射軸と、撮像装置100の光軸との間に一定の角度(たとえば、45度)を持つ位置に設置する。これにより、近赤外線LED200aおよび近紫外線LED300aからの照射光がダストの背景(たとえば壁)に当たり、背景の模様などとダストとが識別しにくくなることを防ぐことができる。
【0011】
撮像装置100は、レンズ10、可視光カットフィルタ20、撮像素子30および制御部40を備える。上記ダスト認識エリア方向からの光は、レンズ10を介して可視光カットフィルタ20に入射される。可視光カットフィルタ20は、近赤外線成分および近紫外線成分を透過し、可視光成分を遮光する。なお、可視光カットフィルタ20は、図1に示すようにレンズ10の後段ではなく前段に設置されてもよい。
【0012】
図2は、可視光カットフィルタ20の特性を示す図である。図2では、可視光カットフィルタ20の一例として、SCHOTT社のBG3の特性を示している。可視光成分および赤外線成分をカットし、近赤外線成分および近紫外線成分を透過ししていることが分かる。
【0013】
図3は、各種物質の反射特性を図である。ここでは、背景(黒色)、鹿沼土、スギ花粉、ベビーパウダー、黒色土および人口太陽光源の反射特性を示している。
【0014】
図4は、図3に示したスギ花粉とベビーパウダーの反射特性に注目した図である。図4に示すように近赤外線領域では、花粉とベビーパウダーの反射特性の差が小さいことが分かる。これに対し近紫外線領域では、花粉の光吸収率が高いため、花粉の反射率はベビーパウダーと比較して大きく低下し、両者の反射特性の差が大きくなる。花粉と、ベビーパウダー以外の土埃等の関係も基本的に同様である。この特性を利用して、近赤外線画像と近紫外線画像を順次撮像し、両画像間の差分を演算することにより、花粉を識別することができる。
【0015】
図5(a)〜(d)は、ベビーパウダーおよびスギ花粉を撮像した画像を示す。図5(a)はベビーパウダーおよびスギ花粉の近赤外線画像を示し、図5(b)はベビーパウダーおよびスギ花粉の近紫外線画像を示し、図5(c)は当該近赤外線画像と当該近紫外線画像の差分画像を示し、および図5(d)はベビーパウダーおよびスギ花粉の可視光画像を示す。
【0016】
スギ花粉は近紫外線領域の反射率が低いため、スギ花粉を撮像するとその輝度が低くなる。したがって、スギ花粉の画像は相殺されずに、近赤外線画像と近紫外線画像の差分画像に残ることになる。一方、ベビーパウダーは近赤外線領域と近紫外線領域の反射率がほとんど同じであるため、ベビーパウダーの画像は相殺され、近赤外線画像と近紫外線画像の差分画像にほとんど残らなくなる。
【0017】
図1に戻り、撮像素子30は、可視光カットフィルタ20を透過した近赤外線成分および近紫外線成分を順番で受光する。なお、受光する順番はこの順番に限るものではなく、近紫外線成分および近赤外線成分の順番で受光してもよい。
【0018】
撮像素子30には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ、CCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサなどを採用することができる。撮像素子30の後段には図示しない信号処理回路が設けられ、当該信号処理回路は、撮像素子30から出力される信号に対して、A/D変換や、RGBフォーマットからYUVフォーマットへの変換などの各種信号処理を施し、制御部40に出力する。
【0019】
制御部40は、撮像素子30により撮像された画像をもとに、特定のダスト(本実施の形態では、花粉)を検出する。
【0020】
図6は、実施の形態に係る制御部40の構成を示す図である。当該制御部40は、主制御部41、フレームバッファ42、画像処理部43、検出部44、フレームレート制御部45および発光制御部46を備える。制御部40の構成は、ハードウェア的には、任意のプロセッサ、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
【0021】
以下、制御部40による特定のダストを検出するための動作例を三つ挙げる。まず、動作例1について説明する。動作例1では、制御部40は、撮像素子30により順番に受光され、それぞれ光電変換された近赤外線画像と、近紫外線画像との差分画像を生成し、その差分画像内から特定のダストを検出する。以下、より具体的に説明する。
【0022】
主制御部41は、撮像装置100、近赤外発光素子200および近紫外発光素子300を統括的に制御する。発光制御部46は、主制御部41からの指示にしたがい近赤外発光素子200および近紫外発光素子300に、両者の発光順番、それぞれの発光開始タイミングおよび発光終了タイミングを設定する。以下の説明では、近赤外発光素子200を先に発光させ、その後に近紫外発光素子300を発光させることとする。フレームレート制御部45は、主制御部41からの指示にしたがい撮像素子30にフレームレートを設定する。
【0023】
なお、主制御部41および発光制御部46は、撮像装置100内に設けられる構成に限定されることなく、図示しない空気清浄機内の制御部内に設けられてもよいし、撮像装置100、近赤外発光素子200、近紫外発光素子300および空気清浄機から独立した別の筐体内に設けられてもよい。
【0024】
フレームバッファ42は、撮像素子30により撮像されたフレーム画像を一時的に保持する。ここでは、近赤外線画像が先に撮像されるため、フレームバッファ42は近赤外線画像を一時的に保持する。
【0025】
動作例1では、画像処理部43は、フレームバッファ42に保持された近赤外線画像と、そのつぎのフレーム期間で撮像された近紫外線画像との差分画像を生成する。検出部44は、その差分画像内において、所定の明るさ(輝度)レベルを超えた対象を、特定のダストとして検出する。この所定の明るさレベルは、特定のダストの反射特性をもとに設定される。
【0026】
つぎに動作例2について説明する。ダストが空気中を浮遊している場合、ダストが同じ位置にとどまらないことがある。その場合、時間差を持つ二つのフレーム画像を単に減算するだけでは、特定のダストの識別が難しい場合がある。
【0027】
そこで動作例2では、制御部40は撮像素子30により順番に受光され、それぞれ光電変換された近赤外線画像と近紫外線画像との合成画像を生成し、その合成画像内のダストの軌跡を検出し、その軌跡の明るさレベルに応じて、特定のダストであるか否かを判定する。以下、より具体的に説明する。
【0028】
図7は、動作例2を説明するための図である。フレームレート制御部45は、一フレームの撮像時間を長くし(たとえば、10[fps])、意図的にブレを発生させる。これにより、ダストが動いている場合、輝点ではなく軌跡として撮像されるようになる。画像処理部43は、近赤外線画像と近紫外線画像との合成画像を生成する。図7では、フレーム1画像が近赤外線画像を示し、フレーム2画像が近紫外線画像を示し、「照明Aでの反射」が近赤外線LED200aによる反射を示し、および「照明Bでの反射」が近紫外線LED300aによる反射を示している。
【0029】
フレーム1画像とフレーム2画像とを合成することにより、近赤外線画像内のダストの軌跡と、近紫外線画像内のダストの軌跡が合成されることになる。同じダストであれば、フレーム1画像とフレーム2画像を通して連続性が得られる。同じダストでない場合、フレーム1画像とフレーム2画像間で、軌跡の終点と開始点が合わなくなる。
【0030】
画像処理部43は、フレーム1画像とフレーム2画像とで連続性があるダストの軌跡の、フレーム切り替わり前後の明るさレベルの差を算出する。検出部44は、その差が所定の基準値を超えたとき、特定のダストとして検出する。この基準値も、特定のダストの反射率をもとに設定される。図7ではダストAを特定のダスト(スギ花粉)として検出する。なお、連続性があるダストの軌跡のベクトルまたは長さを特定することにより、そのダストの速度を認識することも可能である。
【0031】
なお、ダストが低速で浮遊していたり、撮像装置100の光軸に対向して移動している場合、撮像されたフレーム画像内に軌跡は発生せず、輝点となる。フレーム画像中に軌跡が認識されず、輝点が認識された場合、主制御部41は以下のように処理してもよい。すなわち、フレームレート制御部45にフレームレートをさらに低くするよう指示するか、画像処理部43にその時点で、動作例1に係るフレーム画像間の差分演算に切り替えるよう指示する。
【0032】
つぎに動作例3について説明する。動作例3では、撮像素子30は一フレーム期間内に、可視光カットフィルタ20を透過した近赤外線成分および近紫外線成分を順番に受光する。その際、近赤外線成分および近紫外線成分を、所定の時間間隔を空けて、順番に受光してもよい。制御部40は、当該フレーム期間内に、撮像素子30により撮像されたフレーム画像内のダストの軌跡を検出し、その軌跡の明るさレベルに応じて、特定のダストであるか否かを判定する。以下、より具体的に説明する。
【0033】
図8は、動作例3を説明するための図である。フレームレート制御部45は、一フレームの撮像時間をさらに長くする(たとえば、5[fps])。発光制御部46は、一フレーム期間内に、近赤外線LED200aによる発光と近紫外線LED300aによる発光とを切り替えるよう制御する。これにより、二つのフレーム画像を合成しなくても、同じダストの軌跡の連続性を確保することができる。ただし、撮像素子30に、CCDかグローバルシャッタ方式のCMOSイメージセンサを使用する必要がある。
【0034】
図8のタイミングAのように、近赤外線LED200aの点灯と近紫外線LED300aとの間にブランクを設けずに切り替えるより、タイミングBに示すようにそれらの切替の間に一定のブランク期間を設けて間欠点灯することが好ましい。この場合、軌跡像における発光波長の切り替え位置を明確にすることができる。
【0035】
以上説明したように本実施の形態によれば、室内のダスト認識エリアを撮影することにより、室内のダストの状況を有効に検出することができる。また、近紫外線領域の反射率の違いを利用して、花粉を検出することができる。なお、花粉だけでなくブタクサなども同様の原理により、検出することができる。
【0036】
花粉などの特定のダストを有効に検出することができれば、空気清浄機やその機能を備えた空調機器のパワーセーブ機能などに活用することができる。たとえば、花粉が検出されないとき(たとえば、深夜帯)はそれらの機器をパワーセーブすることにより、消費電力を低減することができる。また、撮像装置100の向きおよび/または近赤外発光素子200および近紫外発光素子300の向きを変えることができる構成では、花粉などの特定のダストが多く存在する位置を特定することができる。これにより、空気清浄機やその機能を備えた空調機器の吸引方向や吐き出し方向を最適な位置に変えることができる。
【0037】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0038】
図9は、変形例1に係る制御部40の構成を示す図である。変形例1に係る制御部40は、図6に示した制御部40に背景画像保持部47が追加された構成である。背景画像保持部47は、近赤外発光素子200および近紫外発光素子300が消灯された状態で撮像された上記ダスト認識エリアの画像を保持する。
【0039】
上述した実施の形態では、近紫外線LED300aを使用するため、その照射部を幼児などが直視してしまうと、人体に悪影響を及ぼす可能性がある。そこで、近赤外線LED200aおよび近紫外線LED300aの最初の一点灯周期を人体等の認識のために使用する。その際、先に安全な近赤外線LED200aを点灯させるとよい。
【0040】
画像処理部43は、撮像されたフレーム画像と、背景画像保持部47にあらかじめ保持されている背景画像とを比較し、検出部44はダスト像より面積の大きい高輝度物体が存在するか否かを判定する。ダスト像よりも面積の大きい高輝度物体が認識された場合、主制御部41は、人体などが照射範囲に存在すると判断し、発光制御部46に近紫外線LED300aが照射する光量を安全なレベルに低下させるよう指示する。
【0041】
つぎに、変形例2について説明する。撮像装置100でダストを撮像する際、同時に背景(たとえば、室内の照明器具、窓)などの高輝度像が写る場合がある。その場合、その像とダスト像との分離精度が低下するおそれがある。そこで、発光制御部46は周期的(たとえば、5秒間隔)に近赤外線LED200aおよび近紫外線LED300aを消灯するよう制御する。フレームバッファ42は、そのタイミングで撮像された画像をオフセット画像として保持する。画像処理部43は、近赤外線LED200aおよび近紫外線LED300aが点灯された状態で撮像された画像から、当該オフセット画像を減算処理する。または、当該オフセット画像の高輝度エリアを無効エリアに設定する。
【0042】
これにより、ダスト像以外の高輝度像の影響を抑制することができ、ダストの検出精度を高めることができる。なお、オフセット画像のデータ量削減のため、オフセット画像を所定の閾値を超える高輝度エリアの位置情報として保持してもよい。その場合、画像処理部43は、その位置情報に応じたエリアを上記無効エリアに設定する。
【符号の説明】
【0043】
10 レンズ、 20 可視光カットフィルタ、 30 撮像素子、 40 制御部、 41 主制御部、 42 フレームバッファ、 43 画像処理部、 44 検出部、 45 フレームレート制御部、 46 発光制御部、 47 背景画像保持部、 100 撮像装置、 200 近赤外発光素子、 300 近紫外発光素子。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
近赤外線成分および近紫外線成分を透過し、可視光成分を遮光する可視光カットフィルタと、
前記可視光カットフィルタを透過した近赤外線成分および近紫外線成分を時間差をつけて受光する撮像素子と、
前記撮像素子により撮像された画像をもとに、特定のダストを検出する制御部と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記撮像素子により時間差をつけて受光され、それぞれ光電変換された近赤外線画像と近紫外線画像との差分画像を生成し、その差分画像内から特定のダストを検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記撮像素子により時間差をつけて受光され、それぞれ光電変換された近赤外線画像と近紫外線画像との合成画像を生成し、その合成画像内のダストの軌跡を検出し、その軌跡の明るさレベルに応じて、特定のダストであるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記撮像素子は、一フレーム期間内に、前記可視光カットフィルタを透過した近赤外線成分および近紫外線成分を時間差をつけて受光し、
前記制御部は、前記フレーム期間内に、前記撮像素子により撮像された画像内のダストの軌跡を検出し、その軌跡の明るさレベルに応じて、特定のダストであるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮像素子は、前記近赤外線成分および前記近紫外線成分を、所定の時間間隔を空けて、受光することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記特定のダストは、花粉であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の撮像装置。

【図6】
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【図9】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−13539(P2012−13539A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−150295(P2010−150295)
【出願日】平成22年6月30日(2010.6.30)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】