説明

改良カテーテル

本発明は、改良カテーテルを供する。カテーテルは、カテーテルの遠位末端に位置する偏向可能部材を有することができる。偏向可能部材は、超音波トランスデューサーアレイを有することができる。偏向可能部材が超音波トランスデューサーアレイを有する実施形態において、カテーテルと並設される場合及びカテーテルに対して旋回される場合双方において、超音波トランスデューサーアレイはイメージ化のために操作することができる。カテーテルに対して旋回される場合、超音波トランスデューサーアレイは、カテーテルの遠位末端から遠位に視野を有することができる。超音波アレイは、超音波トランスデューサーアレイの旋回往復動作を達成するためのモーターに相互接続することができ、これによりカテーテルはリアルタイム又は準リアルタイムの三次元画像を生じるために操作することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
近位末端及び遠位末端を有するカテーテル本体、及び
カテーテル本体の遠位末端にヒンジ接続され、且つカテーテル本体に対する所定範囲の角度に亘る位置合わせのために操作可能である偏向可能部材、
を備えるとともに、
偏向可能部材が、部品及び部品の動作を達成するためのモーターを有する、カテーテル。
【請求項2】
部品が超音波トランスデューサーアレイである、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項3】
超音波トランスデューサーアレイが、二次元イメージング、三次元イメージング又はリアルタイム三次元イメージングの少なくとも1つのために構成される、請求項2に記載のカテーテル。
【請求項4】
カテーテルの最小提示幅が、約3 cm未満である、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項5】
偏向可能部材がカテーテル本体に対して90°偏向される場合に、偏向が生じる領域の長さは、カテーテル本体の最大断面幅未満である、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項6】
カテーテル本体が、少なくとも1つの可動部分を有する、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項7】
1つの可動部分が、カテーテル本体の遠位末端に位置する、請求項6に記載のカテーテル。
【請求項8】
偏向可能部材が、カテーテル本体の縦軸に対する所定範囲の角度に亘る偏向のために操作可能であり、斯かる範囲が約-90°〜約+180°である、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項9】
偏向可能部材が、カテーテル本体の縦軸に対する少なくとも約 270°の弧に亘る偏向のために操作可能である、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項10】
カテーテル本体が、カテーテル本体の遠位末端からカテーテル本体の近位点まで伸展する管腔を有する、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項11】
管腔が、装置及び物質の少なくとも1つの輸送用である、請求項10に記載のカテーテル。
【請求項12】
偏向可能部材の積極的な偏向のために操作可能な作動デバイスをさらに有する、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項13】
装置及び物質の少なくとも1つの輸送用の、カテーテル本体に相互接続された膨張性チャネルをさらに有する、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項14】
カテーテル本体が、装置及び物質の少なくとも1つの輸送用の陥入部分を有する、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項15】
偏向可能部材とカテーテル本体とを相互接続しているヒンジをさらに有する、請求項6に記載のカテーテル。
【請求項16】
ヒンジが、リビングヒンジ、真のヒンジ(true hinge)及びこれらの組み合わせから成る群から選択されるとともに、ヒンジの偏向において移動弧が規定され、移動弧半径に対するカテーテル本体の遠位末端の最大断面幅の比が少なくとも約 1である、請求項15に記載のカテーテル。
【請求項17】
ヒンジがリビングヒンジである、請求項15に記載のカテーテル。
【請求項18】
ヒンジが理想ヒンジである、請求項15に記載のカテーテル。
【請求項19】
ヒンジが共通の中心軸について配置された第一の円柱状表面及び第二の円柱状表面を有するとともに、偏向可能部材の偏向において、第一の表面が第二の表面に対して移動する、請求項15に記載のカテーテル。
【請求項20】
ヒンジが非管状の可屈曲部分を有する、請求項15に記載のカテーテル。
【請求項21】
ヒンジの偏向において移動弧が規定され、移動弧半径に対するカテーテル本体の遠位末端の最大断面幅の比が少なくとも約 1である、請求項15に記載のカテーテル。
【請求項22】
超音波トランスデューサーアレイとカテーテル本体の遠位末端とを相互接続している電気相互接続をさらに有する、請求項15に記載のカテーテル。
【請求項23】
偏向可能部材が閉鎖ボリュームを備える部分を有するとともに、高粘性の非水溶性カップラントが、超音波トランスデューサーアレイに固定された構造と閉鎖ボリュームの内壁との間隙に配置される、請求項2に記載のカテーテル。
【請求項24】
近位末端及び遠位末端を備えるカテーテル本体、及び
カテーテル本体の遠位末端に接続され、且つ遠位末端でのカテーテル本体の縦軸に対する所定範囲の角度に亘る位置合わせのために操作可能である偏向可能部材を有するとともに、
偏向可能部材が、偏向可能部材内の部品の動作を達成するためのモーターを有する、カテーテル。
【請求項25】
外側の管状本体、
モーターを備える偏向可能部材、及び
偏向可能部材と外側の管状本体とを相互接続しているヒンジ、
を有する、カテーテル。
【請求項26】
偏向可能部材が、超音波トランスデューサーアレイをさらに有する、請求項25に記載のカテーテル。
【請求項27】
外側の管状本体が、少なくとも1つの可動部分を有する、請求項25に記載のカテーテル。
【請求項28】
偏向可能部材の積極的な偏向のために操作可能な作動デバイスをさらに有する、請求項27に記載のカテーテル。
【請求項29】
作動デバイスが、電熱的に活性化された形状記憶材料のヒンジ、ワイヤー、チューブ、電気活性のある材料、流体、スタイレット、永久磁石、及び電磁石から成る群から選択される装置である、請求項28に記載のカテーテル。
【請求項30】
作動デバイスが近位末端から遠位末端へ伸展するとともに、作動デバイス及び外側の管状本体が相対動作のために配置され、偏向可能部材が、作動デバイスと外側の管状本体との間に適用された相対動作においてヒンジに適用された偏向力に応じて前向き位置から後向き位置までの範囲の視角に偏向可能である、請求項28に記載のカテーテル。
【請求項31】
作動デバイスが、外側の管状本体内に配置された内側の管状本体である、請求項30に記載のカテーテル。
【請求項32】
作動デバイスが、外側の管状本体に沿って配置されたプルワイヤーである、請求項28に記載のカテーテル。
【請求項33】
近位末端に配置されたハンドルをさらに備えるとともに、
ハンドルが、ハンドル本体、及び斯かる本体に対して可動の移動部材を有し、
作動デバイスが、移動部材に相互接続され、ハンドル本体に対する移動部材の選択された動作が偏向可能部材の偏向に影響する、請求項30に記載のカテーテル。
【請求項34】
ハンドルが、少なくとも1つの可動部分を制御するための操作制御をさらに備えるとともに、操作制御が作動デバイスから独立して操作可能である、請求項33に記載のカテーテル。
【請求項35】
少なくとも1つの可動部分及び近位末端及び遠位末端を有するカテーテル本体、及び
偏向可能部材、
を有するカテーテルであって、偏向可能部材が部品を有し、且つ偏向可能部材が斯かる部品の動作を達成するためにモーターを有する、カテーテル。
【請求項36】
偏向可能部材とカテーテル本体とを相互接続しているヒンジ、及び
偏向可能部材を選択的に位置合わせするための作動デバイス、
をさらに備えるとともに、前記部品が超音波トランスデューサーアレイであり、超音波トランスデューサーアレイが、二次元イメージング、三次元イメージング、又はリアルタイム三次元イメージングの少なくとも1つにおける使用のために構成される、請求項35に記載のカテーテル。
【請求項37】
カテーテル本体が、カテーテル本体の遠位末端からカテーテル本体の近位点へ伸展する、装置及び物質の少なくとも1つの輸送用管腔を有する、請求項35に記載のカテーテル。
【請求項38】
偏向可能部材が、カテーテル本体の縦軸に対して約200°以上の範囲の角度を通した位置合わせのために操作可能である、請求項35に記載のカテーテル。
【請求項39】
近位末端、遠位末端、及び少なくとも1つの可動部分を有するカテーテル本体、
カテーテル本体の遠位末端において支持されて配置され、且つ遠位末端においてカテーテル本体の縦軸に対して所定範囲の角度に亘る選択的な偏向可能な位置合わせのために操作可能である偏向可能部材、
偏向可能部材上に支持されて配置された部品、及び
偏向可能部材上に支持されて配置され且つ部品の選択的動作に操作可能であるモーター、
を有する、カテーテル。
【請求項40】
部品が超音波トランスデューサーアレイである、請求項39に記載のカテーテル。
【請求項41】
可動部分が、偏向可能部材の選択的偏向可能な位置合わせから独立して、且つ部品の選択的動作から独立して可動する、請求項39に記載のカテーテル。
【請求項42】
偏向可能部材が、可動部分の操作から独立して且つ部品の選択的動作から独立して選択的偏向可能位置合わせのために操作可能である、請求項41に記載のカテーテル。
【請求項43】
モーターが、偏向可能部材の偏向可能位置合わせから独立して且つ可動部分の操作から独立して、部品の選択的動作のために操作可能である、請求項41に記載のカテーテル。
【請求項44】
カテーテル本体の遠位末端と偏向可能部材とを相互接続しているヒンジをさらに備える、請求項40に記載のカテーテル。
【請求項45】
偏向可能部材とカテーテル本体との電気的接続をさらに備える、請求項44に記載のカテーテル。
【請求項46】
偏向可能部材の縦軸に垂直である面が、部品及びモーター双方を交差する、請求項39に記載のカテーテル。
【請求項47】
少なくとも偏向可能部材内でコイル状であり且つ部品に電気的に相互接続された第一の部分を有する第一の電気相互接続部材をさらに有する、請求項46に記載のカテーテル。
【請求項48】
第一の電気相互接続部材の第一の部分がクロックスプリング配置で配置される、請求項47に記載のカテーテル。
【請求項49】
第一の電気相互接続部材の第一の部分が、モーターについて伸展する、請求項48に記載のカテーテル。
【請求項50】
カテーテル本体が、少なくともカテーテル本体の一部を通って伸展する、装置及び物質の少なくとも1つの輸送用の管腔を有する、請求項39に記載のカテーテル。
【請求項51】
近位末端及び遠位末端を備えるカテーテル本体、
カテーテル本体の遠位末端に支持されて配置され、且つカテーテル本体の縦軸に対する所定範囲の角度に亘る選択的偏向可能位置合わせのために操作可能である偏向可能部材、及び
偏向可能部材に配置された部品、
を有するカテーテルであって、
部品が偏向可能部材から独立して移動するように機能し、偏向可能部材がカテーテル本体から独立して移動するように機能する、カテーテル。
【請求項52】
近位末端及び遠位末端を有するカテーテル本体、
少なくともカテーテル本体の一部を通って、近位末端から遠位に位置するポートまで伸展する、装置及び物質の少なくとも1つの輸送用管腔、
モーター及び部品を有する、遠位末端に位置する偏向可能部材、及び
部品からカテーテル本体まで伸展する配置に複数の導電体を備える導電体部材であって、斯かる配置が偏向可能部材の偏向に応じて屈曲可能である導電体部材、
を有する、カテーテル。
【請求項53】
配置が屈曲ボードによる配置である、請求項52に記載のカテーテル。
【請求項54】
部品が超音波トランスデューサーアレイであるとともに、超音波トランスデューサーアレイが、二次元イメージング、三次元イメージング、又はリアルタイム三次元イメージングの少なくとも1つの使用のために構成され、モーターが超音波トランスデューサーアレイの振動性動作を達成するよう機能する、請求項52に記載のカテーテル。
【請求項55】
屈曲ボードによる配置が、超音波トランスデューサーアレイの振動性動作に応じて屈曲可能である、請求項53に記載のカテーテル。
【請求項56】
近位末端及び遠位末端を備えるカテーテル本体、
少なくともカテーテル本体の一部を通って近位末端から遠位に位置するポートまで伸展する、装置及び物質の少なくとも1つの輸送用管腔、及び
偏向可能部材の部品の動作を達成するよう機能するモーターを有する、遠位末端に位置する偏向可能部材、
を有する、カテーテル。
【請求項57】
複数の伝導体であってそれらの間の電気的に非伝導性の材料と共に配置された伝導体を備えるとともに、近位末端から遠位末端へ伸展する第一の導電体部分、及び
遠位末端で第一の導電体部分に電気的に相互接続された、複数の導電体を備える第二の導電体部分、
をさらに備えるとともに、部品が超音波トランスデューサーアレイであり、第二の導電体部分が超音波トランスデューサーアレイに電気的に相互接続され、且つ偏向可能部材の偏向に応じて屈曲可能であり、超音波トランスデューサーアレイが、二次元イメージング、三次元イメージング、又はリアルタイム三次元イメージングの少なくとも1つにおける使用のために構成される、請求項56に記載のカテーテル。
【請求項58】
第二の導電体部分が、超音波トランスデューサーアレイの振動性動作に応じて屈曲可能である、請求項56に記載のカテーテル。
【請求項59】
カテーテル本体が、少なくとも1つの可動部分を有する、請求項58に記載のカテーテル。
【請求項60】
第一の導電体部分の第二の導電体部分への接合部をさらに備える、請求項59に記載のカテーテル。
【請求項61】
第二の導電体部分が、柔軟性のある基板上に配置された導電性トレースを有する、請求項59に記載のカテーテル。
【請求項62】
第二の導電体部分が、偏向可能イメージング装置とカテーテル本体との間で柔軟性のある繋留として作動することによって、偏向可能イメージング装置の偏向に役立つ、請求項61に記載のカテーテル。
【請求項63】
カテーテルのほぼ近位末端から遠位末端へ伸展する外側の管状本体、
外側の管状本体内で近位末端から遠位末端へ伸展する内側の管状本体であって、装置及び物質の少なくとも1つの輸送のためのその中を通る管腔を規定し、近位末端から遠位末端に近接して位置するポートへ伸展し、外側の管状本体と内側の管状本体とがその間の選択的な相対動作のために配置される、内側の管状本体、及び
少なくとも一部が遠位末端で外側の管状本体の外側に常時位置し、内側の管状本体及び外側の管状本体の1つに相互接続された支持性を有する偏向可能部材であって、選択的な相対動作において偏向可能部材が予め決まった態様で選択的に偏向可能である偏向可能部材、
を有するカテーテルであって、偏向可能部材が部品及び部品の動作のために操作可能であるモーターを有する、カテーテル。
【請求項64】
部品が超音波トランスデューサーアレイである、請求項63に記載のカテーテル。
【請求項65】
内側の管状本体の表面と外側の管状本体の表面との間のかみ合いが、内側の管状本体と外側の管状本体との間の選択された相対位置と、偏向可能部材の対応の偏向された位置を維持するために十分なインターフェースを供する、請求項63に記載のカテーテル。
【請求項66】
偏向可能部材が支持されて相互接続された、遠位末端に位置するヒンジをさらに備える、請求項63に記載のカテーテル。
【請求項67】
ヒンジが、内側の管状本体に支持されて相互接続され、且つ外側の管状本体に制限可能に相互接続される、請求項66に記載のカテーテル。
【請求項68】
偏向可能部材及び外側の管状本体に相互接続された制限部材をさらに備えるとともに、外側の管状本体に対する内側の管状本体の前進において、偏向力が制限部材によって偏向可能部材に伝達される、請求項66に記載のカテーテル。
【請求項69】
外側の管状本体に対する内側の管状本体の動作が、偏向可能部材の対応の偏向を生じる、請求項63に記載のカテーテル。
【請求項70】
制限部材がまた、柔軟性のある電気相互接続部材である、請求項68に記載のカテーテル。
【請求項71】
外側の管状本体と内側の管状本体の少なくとも1つが可動性を有する、請求項66に記載のカテーテル。
【請求項72】
近位末端、遠位末端、及び少なくとも1つ可動部分を有するカテーテル本体、及び
第一の位置から第二の位置へ選択的に偏向可能である、遠位末端に位置する偏向可能部材であって、カテーテル本体に相互接続され且つモーターを備える偏向可能部材、
を有する、カテーテル。
【請求項73】
偏向可能部材が、超音波トランスデューサーアレイをさらに有する、請求項72に記載のカテーテル。
【請求項74】
偏向可能部材が、カテーテル本体の中心軸からオフセットされた偏向軸について偏向可能である、請求項72に記載のカテーテル。
【請求項75】
偏向軸が、中心軸を横断する面に位置する、請求項74に記載のカテーテル。
【請求項76】
偏向軸が、中心軸に直角な面に位置する、請求項75に記載のカテーテル。
【請求項77】
偏向軸が、中心軸に平行な面に位置する、請求項74に記載のカテーテル。
【請求項78】
偏向可能部材が、繋留によってカテーテル本体に相互接続されるとともに、繋留が偏向可能部材をカテーテル本体に制限可能に相互接続する、請求項72に記載のカテーテル。
【請求項79】
偏向可能部材とカテーテル本体との間に部分的に配置された柔軟性のある電気相互接続部材をさらに備えるとともに、偏向可能部材とカテーテル本体との間に部分的に配置される柔軟性のある電気相互接続部材の斯かる部分が、繋留として作動する、請求項78に記載のカテーテル。
【請求項80】
偏向可能部材とカテーテル本体との間に配置される繋留をさらに備えるとともに、斯かる繋留が柔軟性のある電気相互接続部材を有する、請求項78に記載のカテーテル。
【請求項81】
偏向可能部材が先端を有するとともに、先端が少なくとも部分的に超音波トランスデューサーアレイを包む、請求項72に記載のカテーテル。
【請求項82】
装置及び物質の少なくとも1つの輸送のための、少なくともカテーテル本体の一部を通って近位末端から、近位末端の遠位に位置するポートへ伸展する管腔をさらに有する、請求項71に記載のカテーテル。
【請求項83】
カテーテル本体、
偏向可能部材、
旋回軸についての旋回動作のために配置された超音波トランスデューサーアレイ、
コイル状の且つ電気的に超音波トランスデューサーアレイに相互接続された第一の部分を有する少なくとも第一の電気相互接続部材、
旋回動作を生じるように機能するモーター、及び
カテーテル本体と偏向可能部材との間に配置されたヒンジ、
を有する、カテーテル。
【請求項84】
偏向可能部材が閉鎖ボリュームを有する部分を備え、超音波トランスデューサーアレイが閉鎖ボリューム内の旋回軸についての旋回動作のために配置され、第一の部分が閉鎖ボリューム内でコイル状である、請求項83に記載のカテーテル。
【請求項85】
第一の電気相互接続部材の第一の部分が、らせん軸について閉鎖ボリューム内にらせん状に配置される、請求項84に記載のカテーテル。
【請求項86】
旋回動作において、第一の電気相互接続部材のらせん状に巻かれた第一の部分が、らせん軸について緊張し且つ弛緩する、請求項85に記載のカテーテル。
【請求項87】
旋回軸がらせん軸と一致する、請求項86に記載のカテーテル。
【請求項88】
第一の電気相互接続部材がリボン状であり、且つ複数の伝導体であってそれらの間の電気的に非伝導性の材料と隣接して配置される伝導体を有する、請求項84に記載のカテーテル。
【請求項89】
第一の電気相互接続部材の第一の部分が、閉鎖ボリューム内でらせん軸についてらせん状に配置される、請求項88に記載のカテーテル。
【請求項90】
旋回動作において、第一の電気相互接続部材のらせん状に巻かれた第一の部分が、らせん軸について緊張し且つ弛緩する、請求項89に記載のカテーテル。
【請求項91】
第一の電気相互接続部材の第一の部分が、閉鎖ボリューム内で複数回コイル状に巻かれている、請求項84に記載のカテーテル。
【請求項92】
第一の電気相互接続部材の第一の部分が、旋回軸についてらせん状に配置される、請求項83に記載のカテーテル。
【請求項93】
偏向可能部材が、カテーテル本体の遠位末端において配置される、請求項83に記載のカテーテル。
【請求項94】
少なくとも偏向可能部材の一部が、実質的に円形の断面形状を有する、請求項83に記載のカテーテル。
【請求項95】
封着可能なポートをさらに備える、請求項83に記載のカテーテル。
【請求項96】
モーターが閉鎖ボリューム内に配置され、且つ超音波トランスデューサーアレイに操作可能に相互接続される、請求項84に記載のカテーテル。
【請求項97】
超音波トランスデューサーアレイに操作可能に相互接続されたドライブシャフトをさらに備えるとともに、ドライブシャフトが旋回動作のためのアレイを駆動する、請求項83に記載のカテーテル。
【請求項98】
偏向可能部材が、遠位末端及び近位末端を有するとともに、第一の部分が超音波トランスデューサーアレイより遠位末端近くに配置され、閉鎖ボリューム内でらせん軸について第一の部分がらせん状に配置される、請求項84に記載のカテーテル。
【請求項99】
第一の電気相互接続部材の第一の部分が、クロックスプリングによる配置で配置される、請求項83に記載のカテーテル。
【請求項100】
第一の電気相互接続部材の第一の部分の中心線が、旋回軸に垂直に配置された単一面内に配置される、請求項99に記載のカテーテル。
【請求項101】
偏向可能部材が遠位末端及び近位末端を有するとともに、第一の電気相互接続部材の第一の部分が、超音波トランスデューサーアレイより遠位末端近くに配置される、請求項100に記載のカテーテル。
【請求項102】
偏向可能部材が遠位末端及び近位末端を有するとともに、超音波トランスデューサーアレイが第一の電気相互接続部材の第一の部分より遠位末端近くに配置される、請求項100に記載のカテーテル。
【請求項103】
モーターが、超音波トランスデューサーアレイを少なくとも約 360°旋回するよう機能する、請求項102に記載のカテーテル。
【請求項104】
第一の電気相互接続部材の第一の部分が屈曲ボードを有する、請求項101に記載のカテーテル。
【請求項105】
管腔をさらに備えるとともに、管腔の一部が第一の電気相互接続部材の第一の部分の一巻きの中に配置される、請求項83に記載のカテーテル。
【請求項106】
閉鎖ボリューム内に配置された流体をさらに備える、請求項84に記載のカテーテル。
【請求項107】
近位末端及び遠位末端を有するカテーテル本体、
カテーテル本体の遠位末端上に支持されて配置され、第一のボリュームを有する部分を備える偏向可能部材であって、遠位末端においてカテーテル本体の縦軸に対して偏向可能である、偏向可能部材、
第一のボリューム内で旋回軸についての旋回動作のために配置された超音波トランスデューサーアレイ、及び
第一のボリューム内でコイル状であり且つ電気的に超音波トランスデューサーアレイに相互接続された第一の部分を有する少なくとも第一の電気相互接続部材、
を有する、カテーテル。
【請求項108】
第一のボリュームが、偏向可能部材の少なくとも一部を取り囲む環境へ開口する、請求項107に記載のカテーテル。
【請求項109】
第一の電気相互接続部材の第一の部分が、第一のボリューム内でらせん軸についてらせん状に配置される、請求項107に記載のカテーテル。
【請求項110】
第一の電気相互接続部材が、第一の部分に隣接している第二の部分をさらに有するとともに、第二の部分が第一のボリュームを部分的に取り囲むケースに対して固定して配置され、旋回動作において、第一の電気相互接続部材のコイル状の第一の部分が緊張し且つ弛緩する、請求項109に記載のカテーテル。
【請求項111】
第一の電気相互接続部材がリボン状であり、且つ複数の伝導体であってそれらの間の電気的に非伝導性の材料と共に配置される伝導体を有する、請求項110に記載のカテーテル。
【請求項112】
超音波トランスデューサーアレイに固定され、且つ少なくとも部分的にそれを取り囲む構造をさらに備える、請求項107に記載のカテーテル。
【請求項113】
構造が通常円形の断面形状を有する、請求項112に記載のカテーテル。
【請求項114】
構造が、組織及び細胞損傷を最小化するために構成される、請求項112に記載のカテーテル。
【請求項115】
第一の電気相互接続部材の第一の部分が、クロックスプリングによる配置で配置される、請求項107に記載のカテーテル。
【請求項116】
閉鎖ボリュームを有する部分を備える偏向可能部材、
閉鎖ボリューム内に配置された流体、
閉鎖ボリューム内で往復旋回動作のために配置された超音波トランスデューサーアレイ、
少なくとも閉鎖ボリューム内でらせん状に配置され且つ超音波トランスデューサーアレイに固定して相互接続された部分を備える少なくとも第一の電気相互接続部材であって、往復動作において、らせん状に配置された部分がその長さに沿って緊張し且つ弛緩する第一の電気相互接続部材、及び
偏向可能部材とカテーテル本体との間に配置されたヒンジ、
を有する、カテーテル。
【請求項117】
らせん状に配置された部分が、超音波トランスデューサーアレイの旋回軸について配置される、請求項116に記載のカテーテル。
【請求項118】
らせん状に配置された部分全体が、旋回軸からオフセットされる、請求項116に記載のカテーテル。
【請求項119】
らせん状に配置された部分がリボン状であり、複数の伝導体であってそれらの間の電気的に非伝導性の材料と共に配置される伝導体を有する、請求項118に記載のカテーテル。
【請求項120】
閉鎖ボリュームを有する部分を有する偏向可能部材、
閉鎖ボリューム内に配置された流体、
カテーテル本体、
偏向可能部材とカテーテル本体との間に配置されたヒンジ、及び
閉鎖ボリューム内に固定して配置され、遠心方向を向いた陥凹面を有するバブルトラップ部材、
を有するとともに、閉鎖ボリュームの遠位部分がバブルトラップ部材から遠位に規定され、閉鎖ボリュームの近位部分がバブルトラップ部材に近位に規定され、閉鎖ボリュームの遠位部分から閉鎖ボリュームの近位部分まで流動的に相互接続するための開口部がバブルトラップ部材を介して供される、カテーテル。
【請求項121】
バブルトラップ部材が、偏向可能部材の近位末端に近接して配置される、請求項120に記載のカテーテル。
【請求項122】
開口部に渡って配置されたフィルターをさらに備える、請求項120に記載のカテーテル。
【請求項123】
空気が開口部を通過できるようにフィルターが構成されるとともに、流体が開口部を通過できないようにフィルターが構成される、請求項122に記載のカテーテル。
【請求項124】
閉鎖ボリューム内の動作のために配置された超音波トランスデューサーアレイをさらに備えるとともに、超音波トランスデューサーアレイに固定された構造と閉鎖ボリュームの内壁との間に間隙が形成され、これにより流体が毛細管力を介して間隙に取り込まれる、請求項120に記載のカテーテル。
【請求項125】
一部に閉鎖ボリュームを備える偏向可能部材、
閉鎖ボリューム内に配置された流体、
閉鎖ボリューム内の動作のために配置された超音波トランスデューサーアレイ、
ヒンジ、及び
閉鎖ボリューム内に配置された流体中にある柔軟性のあるクローズドエンド部分、及び流体から分離されたオープンエンドを有するベローズ部材であって、流体における容積変化に応じて折り畳み可能且つ延伸可能なベローズ部材、
を有する、カテーテル。
【請求項126】
カテーテルを操作するための方法であって、
近位末端、遠位末端、及び少なくとも1つの可動部分を備えるカテーテル本体、カテーテル本体の遠位末端にヒンジで接続された偏向可能部材、並びに偏向可能部材の選択的偏向に操作可能である作動デバイスを供する工程であって、偏向可能部材が超音波トランスデューサーアレイ及び超音波トランスデューサーアレイの動作を達成するためのモーターを有する工程、
患者体内の自然の又は他の形成された通路を通してカテーテル本体を前進させる工程、
カテーテル本体の遠位末端を所望の位置まで導く工程、
所望の位置に維持されたカテーテル本体の遠位末端を有するカテーテル本体に対して、偏向可能部材を1又は2以上の角度に選択的に偏向する工程、並びに
少なくとも2つの特有の2D画像を得るための超音波トランスデューサーアレイの動作を達成するためにモーターを操作する工程、
を含む、方法。
【請求項127】
選択的偏向工程が、約3 cm以下の断面幅を有するボリューム内で完了される、請求項126に記載の方法。
【請求項128】
少なくとも1つの独立して操作可能な部分を備えるカテーテル本体、及びカテーテル本体の遠位末端に支持されて配置された偏向可能部材を有するカテーテルを操作するための方法であって、
患者体内の通路を通してカテーテルを所望の位置まで前進させる工程であって、カテーテル本体の遠位末端が第一の位置である工程、
第一の位置に維持された遠位末端を有するカテーテル本体の遠位末端に対して、所定範囲の視角内の所望の角度位置へ偏向可能部材を偏向させる工程、及び
偏向可能部材に支持されて配置された超音波トランスデューサーアレイの動作の駆動のために、所望の角度位置の偏向可能部材で、偏向可能部材上に支持されて配置されたモーターを操作する工程、
を含む、方法。
【請求項129】
前進させる工程が、カテーテル本体をその長さに沿った屈折によって操作する工程を含む、請求項128に記載のカテーテルを操作するための方法。
【請求項130】
前進させる工程が、操作工程の後に、カテーテル本体の遠位末端の縦方向部位を第一の位置でロックする工程を含む、請求項129に記載のカテーテルを操作するための方法。
【請求項131】
偏向可能部材を回転するためにカテーテル本体を回転する工程をさらに含む、請求項130に記載のカテーテルを操作するための方法。
【請求項132】
回転工程が、前進工程の後に少なくとも一部が完了する、請求項131に記載のカテーテルを操作するための方法。
【請求項133】
視角の範囲が、少なくとも約200°の弧であり、偏向工程が約3 cm以下の断面幅を有するボリューム内で完了する、請求項128に記載のカテーテルを操作するための方法。
【請求項134】
偏向工程が、カテーテル本体の遠位末端と偏向可能部材とを相互接続しているヒンジを、第一の配置から第二の配置に変形する工程を有する、請求項128に記載のカテーテルを操作するための方法。
【請求項135】
超音波トランスデューサーアレイが、前進工程中に横向きであり、操作工程中に前向きである、請求項128に記載のカテーテルを操作するための方法。
【請求項136】
操作工程中に、カテーテル本体の遠位末端のポートを介し、超音波トランスデューサーアレイのイメージングボリューム中に、装置又は材料を前進させる、或いは装置又は材料を回収する工程をさらに含む、請求項128に記載のカテーテルを操作するための方法。
【請求項137】
操作する工程が、
第一の方向で旋回軸について、超音波トランスデューサーアレイを旋回する第一の旋回工程、
第一の旋回工程中に、超音波トランスデューサーアレイに接続された電気相互接続部材の複数の巻きを、旋回軸について締める工程、
第一の方向と反対である第二の方向で、トランスデューサーアレイを旋回する第二の旋回工程、及び
第二の旋回工程中に、旋回軸についての複数の巻きを弛緩する工程、
を含む、請求項128に記載のカテーテルを操作するための方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図4】
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【図4A】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図5D】
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【図5E】
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【図5F】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図6D】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8A】
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【図8B】
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【図8C】
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【図8D】
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【図9】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12】
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【図13】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図14D】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18A】
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【図18B】
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【図19A】
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【図19B】
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【図19C】
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【図20A】
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【図20B】
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【図21】
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【図22A】
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【図22B】
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【図23A】
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【図23B】
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【図24A】
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【図24B】
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【図24C】
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【図25A】
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【図25B】
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【図25C】
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【図26A】
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【図26B】
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【図27A】
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【図27B】
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【図27C】
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【図28A】
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【図28B】
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【図29A】
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【図29B】
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【図30A】
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【図30B】
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【図31A】
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【図31B】
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【図32A】
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【図32B】
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【図33A】
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【図33B】
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【図34A】
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【図34B】
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【図35A】
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【図35B】
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【図36A】
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【図36B】
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【図36C】
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【図37A】
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【図37B】
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【図38A】
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【図38B】
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【図39A】
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【図39B】
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【図40A】
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【図40B】
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【図41A】
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【図41B】
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【図41C】
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【図42A】
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【図42B】
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【図42C】
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【図43A】
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【図43B】
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【図43C】
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【図44A】
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【図44B】
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【図45A】
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【図45B】
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【図46A】
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【図46B】
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【図47A】
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【図47B】
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【図48A】
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【図48B】
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【図48C】
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【図48D】
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【図49A】
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【図49B】
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【図50】
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【図51A】
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【図51B】
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【図52A】
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【図52B】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56A】
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【図56B】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63A】
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【図63B】
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【図63C】
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【図63D】
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【図64A】
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【図64B】
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【図64C】
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【図64D】
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【図65A】
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【図65B】
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【図65C】
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【図65D】
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【図65E】
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【図65F】
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【図66A】
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【図66B】
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【図66C】
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【図66D】
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【図66E】
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【図67】
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【図68】
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【図69A】
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【図69B】
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【図69C】
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【図70A】
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【図70B】
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【図71A】
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【図71B】
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【図72】
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【図73A】
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【図73B】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【公表番号】特表2013−516291(P2013−516291A)
【公表日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−548145(P2012−548145)
【出願日】平成23年1月7日(2011.1.7)
【国際出願番号】PCT/US2011/020492
【国際公開番号】WO2011/085180
【国際公開日】平成23年7月14日(2011.7.14)
【出願人】(598123677)ゴア エンタープライズ ホールディングス,インコーポレイティド (279)
【Fターム(参考)】