説明

放射源の位置および強度を検出するための放射センサ

放射源の位置および強度を検出するための放射センサ(1)が説明される。放射センサ(1)は、放射感知面を有する少なくとも1つの光検出器(2)を含む。さらに、放射センサ(1)は、反射器(3)を含み、この反射器は、放射源によって特定の方向から発せられた放射を少なくとも部分的に光検出器(2)の放射感知面の方向に反射する。反射器(3)は、放射感知器(1)の放射源からそらされた側に配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
放射源の位置および強度を検出するための放射センサ。
【背景技術】
【0002】
文献EP 0350866 B1には、光センサが開示されており、このセンサに入射する光の拡散伝搬のための散光器は、光検出器と光変調器との間に配置されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明は、放射源の位置に依存するその出力信号が特によく設定され得る放射センサを特定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的は、特許請求項1に従った放射センサによって達成される。従属請求項は、放射センサの有利な構成に関する。
【0005】
放射源の位置および強度を検出するための放射センサが特定される。放射センサは、少なくとも1つの光検出器を含み、光検出器の放射感知面は、放射センサの水平軸に対しておよそ垂直に配置されている。しかしながら、光検出器の設置位置は、垂直から外れている可能性もある。光検出器は、好ましくは、放射源によって特定の方向から発せられた光の少なくとも一部が光検出器の放射感知面に反射器を介して達するように放射センサの水平軸に対して配置されている。
【0006】
放射源の位置は、放散センサの水平軸に対して決定される。水平軸は、放射センサの主平面として定義され、方位角および仰角によって与えられる角度は、放射センサの水平軸を基準にして定義されている。したがって、放射源が水平軸の上に垂直に位置しており、光検出器が垂直に配置されている場合については、放射は、放射センサの光検出器の放射感知面に直接入射しない。
【0007】
放射センサは、反射器を有し、この反射器は、特定の照射角で、放射源によって発せられた放射を少なくとも部分的に光検出器の放射感知面の方向に反射する。反射器の形態は、好ましくは、たらい(Wanne)の形態におよそ対応していてもよい。しかしながら、反射器の形態は、特定の方向からの入射放射を光検出器に反射するのに適した任意の所望の形態である可能性もある。反射器の壁は、曲面か平面かのいずれかであり得る。反射器の形態は、放射源によって発せられた光が反射によって光検出器の放射感知面に達することを確実にするのに適した任意の所望の形態であり得る。光検出器は、少なくとも部分的に、反射器によって決定される内部空間内に配置されている。
【0008】
しかしながら、もう1つの実施例において、光検出器全体を反射器よりも上に配置することもできる。放射センサは、第1の側を有し、この第1の側を通って放射が放射センサに入射する。反射器は、好ましくは放射センサの第2の側に配置されており、この第2の側は放射源からそらされており、この反射器は、放射源によって発せられた放射を光検出器の方向に少なくとも部分的に反射する。反射器は、好ましくは放射センサの光入射側からそらされた側に配置されている。
【0009】
放射源は、好ましくは、太陽であり、方位角と仰角とによって与えられるその位置と、放射センサに対するその強度とを決定することが意図される。放射センサは、特に放射源の赤外線放射を検出するのにも適している。したがって、放射源によって発せられる放射は、赤外線スペクトル領域に波長を有する放射であり得、可視スペクトル領域からの光でもあり得る。
【0010】
さらに、1つの好ましい実施例において、放射センサは、カバーキャップを設けられている。カバーキャップは、好ましくは、放射源によって発せられる放射の特定の波長に対して非透過性である。
【0011】
1つの好ましい実施例において、カバーキャップは、赤外線領域における放射を透過する材料を含むが、好ましくは、可視放射は、カバーキャップにより光検出器に大部分届かない。
【0012】
放射源によって発せられた放射は、少なくとも部分的に、カバーキャップで光反射による影響をカバーキャップの材料により左右される様態で受ける。空気からカバーキャップへの相転移の結果、放射の反射が境界で起こる。
【0013】
1つの好ましい実施例において、反射器は、放射センサの内側部分またはハウジングの内側側面の一部として具現化されている。
【0014】
1つの好ましい実施例において、光検出器のための取付具は、放射センサのハウジングの内側部分の一部として具現化されている。好ましくは、ハウジングの内側部分の少なくとも1つの部分は、反射器と光検出器のための取付具とからなる。
【0015】
好ましくは、反射器の形態および材料ならびに/または表面構成は、放射源の強度および位置を検出するために光検出器によって出力される信号に影響を及ぼす。
【0016】
さらに、放射源の強度および位置を検出するための光検出器の信号は、反射器と光検出器の放射感知面との距離によって同様に影響を受ける。特に、反射器と光検出器の放射感知面との間の垂直距離−放射センサの水平軸に対して−は、ここで無視することのできない重要性を持つ。
【0017】
1つの好ましい実施例において、光検出器は、光検出器の放射感知面に入射する放射の量に遮蔽により影響を及ぼす働きをする1つ以上の機器を有する。
【0018】
1つの好ましい実施例において、放射センサ内の構造部品またはハウジング部品は、光検出器の放射感知面を遮蔽するためまたは光検出器を少なくとも部分的に遮蔽するための働きをする。
【0019】
もう1つの実施例において、光検出器の放射感知面に層が塗布されており、この層は、光検出器に入射する放射を少なくとも部分的に吸収することによって、光検出器の放射感知面に当たる放射の量に影響を及ぼす。
【0020】
1つの好ましい実施例において、吸収性層は、放射感知面に直接塗布されるのではなく、光検出器のハウジングに塗布されている。この実施例において、吸収性層は、光検出器の放射感知面からある距離をおいて配置されている。
【0021】
1つの好ましい実施例において、放射源によって発せられるものを含めて、光検出器の放射感知面に反射器を解して当たる直接的または間接的放射から光検出器を遮蔽するための機器は、光検出器が方位角および仰角によって与えられる少なくとも特定の方向からの入射放射から保護されるように配置されている。
【0022】
上述の主題は、以下の図面および例示的な実施例に基づいてより詳細に説明される。
以下に説明される図面は、縮尺に忠実なものとして解釈されるべきでない。それどころか、より良い例示のために、個々の寸法は、拡大されて、縮小されてまたは歪められてさえいる状態で示されていることがある。互いに同一のまたは同じ機能を果たす要素は、同じ参照記号で示されている。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】放射センサの第1の実施例を示す三次元図である。
【図2】図1に従った放射センサのある実施例の反時計回り方向におよそ45°回転された三次元図である。
【図3】放射センサの上からの図である。
【図4】放射センサのある実施例を示す図であり、放射センサにはカバーキャップが設けられている。
【図5】断面線A−Aに沿った図4の放射センサの断面図である。
【図6】断面線B−Bに沿った図4の放射センサの断面図である。
【図7】2つの光検出器にそれぞれ当たる放射の仰角への光検出器の出力信号の依存を方位角−90°として例示する図である。
【図8】2つの光検出器に当たる放射の仰角への光検出器の加算された出力信号の依存を例示する図である。
【図9】2つの光検出器にそれぞれ当たる放射の仰角への光検出器の出力信号の依存を方位角0°として例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
図1には、放射センサ1の第1の実施例が三次元図で示されている。少なくとも1つの光検出器2のための取付具5は、好ましくは、反射器3の中央領域に位置している。図1において、2つの光検出器2は、取付具5に配置されている。反射器3は、図1において光検出器2のための取付具5の周りの領域で少なくとも部分的に湾曲しているが、反射器は、完全にまっすぐであるよう具現化することもできる。反射器3は、放射源によって発せられた放射を少なくとも部分的に光検出器2の放射感知面に反射するための働きをする。
【0025】
光検出器2の放射感知面は、反射器3の上側端縁に平行に走る水平軸に対して垂直に配置されている。放射センサ1の水平軸に対して入射角90°とすると、これは、放射源によって発せられた放射が好ましくは光検出器2に直接当たるのではなく、反射器3での光反射によって光検出器2まで誘導されることを意味する。放射の入射角が放射センサ1の水平軸に対して直交する入射角から外れているとすると、放射は、少なくとも部分的に2つの光検出器2のうち一方に直接当たる。しかしながら、実施例によっては、放射が少なくとも部分的に光検出器2の両方に直接当たる可能性もある。入射角が浅いほど、より多くの放射が光検出器2に直接当たる。よって、反射器3での反射によって光検出器2の放射感知面に当たる放射は、浅い入射角でよりも急な入射角でより高い割合を占める。しかしながら、放射が放射センサに、光検出器の放射感知面に放射が当たらない角度で当たる可能性もある。
【0026】
光検出器2は、その放射感知面が、好ましくは2つの異なる方向に、放射センサ1の水平軸に対して垂直な状態に配向されている。しかしながら、検出器を互いに0°から360°の間の角度で配置する可能性もある。よって、放射源の、方位角および仰角によって決定される位置ならびに強度の検出が、2つの光検出器2の信号の評価により可能である。
【0027】
図2には、図1に従った放射センサ1の反時計回り方向におよそ45°回転された三次元図が示されている。2つの光検出器2のための取付具5は、好ましくは反射器3の中央に位置しており、そこにこの光検出器は、放射センサ1の水平軸に対して垂直に配置されている。放射センサ1に垂直に入射する放射の場合、放射は、好ましくは反射器3を介してのみ光検出器2まで誘導される。光検出器2への放射の入射角がより浅い場合、放射は、部分的に光検出器2によって直接検出され、部分的に反射器3を介して間接的にも検出される。反射器3の曲率は、好ましくは光検出器2の放射感知領域と対向して位置する領域において均一である。結果として、放射センサ1は、光検出器2が可能な限り高い信号を出力する少なくとも2つの好ましい方向を有する。結果として、放射センサ1は、2つの光検出器2を備えて示される実施例の場合、好ましくは軸方向に対称である。この場合、対称軸は、好ましくは、2つの光検出器2間を放射センサ1を通って中央に走る。光検出器2の光感知面が互いにおよそ45°の角度αで配置されている図2に示されるこの配置により、たとえば、太陽が自動車に左から射し込む場合、運転者側が空調システムによって冷却されることが可能である。太陽が自動車に鏡面対称に右から射し込む場合、たとえば同乗者側が冷却される。
【0028】
図3には、放射センサ1が平面図で示されている。示された実施例において、放射センサ1は、2つの光検出器2を好ましくは断面線A−A′に対して軸方向に対称に有する。光検出器2の放射感知面は、好ましくは互いに角度αで配置されている。角度αの値は、0°から360°の範囲である。1つの好ましい実施例において、図3に例示されるように、2つの光検出器2間の角度αの値は、45°である。2つの光検出器2の相対的なこの配置により、放射センサ1が、たとえば自動車における空調システムの制御のためのようなその後の用途に関して、特定の設置方向を有する可能性がある。
【0029】
図4には、放射センサ1の側面図が示されており、放射センサ1にはカバーキャップ4が設けられている。カバーキャップ4は、放射センサ1の内部に配置されたこの図には示されていない光検出器2を損傷から保護する。さらに、カバーキャップは、内部の機構が見る者から隠されたままであることを確実にする働きもする。これにより、放射センサをたとえば自動車のダッシュボードの中のような、放射センサの環境に適合させやすくなる。さらに、カバーキャップ4は、放射源によって発せられかつ特定の領域内にある特定の波長を有する放射を透過する働きをする。好ましくは、カバーキャップ4は、赤外線領域の放射に対して透過性である。カバーキャップ4は、最大限でも部分的に透過性であるか、または一層好ましくは、異なる波長を有する放射に対しておよそ完全に非透過性である。
【0030】
図5には、断面線A−A′に沿った図3に従った放射センサ1の断面図が示されている。この実施例において、放射センサ1は、図3には示されていないカバーキャップ4を備えて示されている。放射センサ1は、好ましくは湾曲した反射器3を有する。反射器3は、光検出器2に面し、放射を光検出器2の方向に反射させる領域を有する。反射器は、まっすぐな領域と端縁とも有し得る。所望の特性をもたらす任意の反射器形態が可能である。
【0031】
図6には、図3に従った放射センサ1の断面軸B−B′に沿った側面図が示されている。この実施例において、図5におけるように、放射センサ1は、図3に示されていないカバーキャップ4を備えて示されている。放射センサ1は、好ましくは湾曲した反射器3を有する。取付具5は、反射器3の中央に配置されており、少なくとも2つの光反射器2がこの取付具に配置されている。光検出器2に面する反射器3の領域は、図6に示されるように、傾斜した領域を有する。しかしながら、反射器3は、何らかの他の方法で湾曲または屈曲するか、そうでなければ端縁を有し得もする。放射源の、方位角および仰角によって与えられる位置ならびに強度の検出は、反射器3の形態によって影響を受け得る。反射器3は、好ましくは、放射源によって特定の方向から発せられた放射が反射器3で反射され、光検出器2の放射感知面まで通過するように具現化される。放射センサ1に浅い入射角で当たる放射については、光検出器2は、好ましくは、光検出器2の放射感知面の一部が反射器3の端縁を超えて突出するように配置されている。結果として、放射源によって発せられた放射は、浅い入射角の場合、光検出器2の放射感知面に直接当たり得る。示される実施例において、光検出器2の放射感知領域の少なくとも半分は、反射器3の端縁を超えて突出している。しかしながら、反射器3全体を光検出器2よりも下に配置することもできる。
【0032】
図7には、2つの光検出器の測定信号の、光検出器の放射感知面に当たる放射の放射センサの水平軸に対する入射角へのそれぞれの依存が、方位角−90°として示されており、つまり放射源は左手側からセンサを超えて右手側に移動する。図1から図6に説明されるような放射センサを図7、図8および図9中の測定曲線のために用いた。2つの光検出器を含む実施例が用いられ、その放射感知面は、互いに45°の角度で配置されていた。図7には、例として2つの光検出器の標準化された測定信号のプロファイルが示されており、y軸にプロットされている。x軸には、2つの光検出器に当たる放射の放射センサの水平軸に対する仰角が度数で表わされている。この場合、0°および180°は、放射が放射センサにそれぞれ左からおよび右から入射する仰角を指す。角度90°で、放射は放射センサに垂直に当たる。この場合、放射は、好ましくは、反射器での反射に完全によって光検出器に当たる。方位角は、この図の場合において、−90°である。点付きの曲線で表わされた第1の光検出器の曲線プロファイル7は、入射角およそ45°で100%の最大信号強度を有する。仰角0°で、光検出器は、およそ30%の信号強度を有する。仰角0°と45°との間で、曲線7は急上昇する。45°と180°との間で曲線7のプロファイルは、およそ線形である。仰角180°で、信号強度は、およそ10%である。小さな四角で表わされる第2の光検出器の曲線プロファイル8は、仰角90°で鏡面対称なプロファイルを有する。入射角0°で、第2の光検出器の曲線8は、信号強度およそ10%のその絶対最小値を有する。曲線8は、仰角135°まで最大の100%までおよそ線形に上昇する。仰角135°と180°との間で、曲線8は、信号強度およそ30%の値まで急降下する。
【0033】
図8には、例として、2つの光検出器によって出力された信号強度の依存が、光検出器に当たる放射の放射センサの水平軸に対する入射角に関連して示されている。方位角は、この図の場合−90°である。y軸は、標準化された信号強度を表わす。x軸には、2つの光検出器に当たる放射の放射センサの水平軸に対する仰角が度数で表わされている。この場合、0°および180°は、放射が放射センサに放射センサの水平軸に平行に当たる仰角を指す。曲線9は、図7に従った2つの光検出器の信号の和を示す。仰角0°および180°で、曲線9は、各場合において信号強度およそ30%の絶対最小値を有する。曲線9は、2つの極大値を仰角70°および110°に信号強度100%で有する。2つの極大間には、信号強度およそ98%での極小値が仰角90°にある。
【0034】
図9には、例として、2つの光検出器によって出力された信号強度の依存が、光検出器に当たる放射の放射センサの水平軸に対する仰角に関連して示されている。y軸は、標準化信号強度を示す。x軸には、2つの光検出器に当たる放射の放射センサの水平軸に対する仰角が度数で表わされている。この場合、0°および180°は、放射が放射センサに放射センサの水平軸に平行に当たる仰角を指す。この図の場合、方位角は0°である。この方位角0°の場合、曲線7および8の信号プロファイルは、ほとんど同一である。曲線7および8は、その最大値を仰角およそ60°に有する。信号強度は、仰角0°で最大強度のおよそ30%である。60°から110°まで、信号強度は、100%からおよそ80%までゆっくりと低下する。仰角110°から180°の間で、信号強度はより急に低下し、仰角180°でおよそ18%の値になる。
【0035】
図中に示された実施例は、構造高が可能な限り低い放射センサを特定することを可能にする。特に、上述の構造は、特にカバーキャップの構造高が低い放射センサを実現化することを可能にする。
【0036】
例示的な実施例において、この発明の可能な発展例を限られた数しか説明できなかったが、この発明は、それに限定されない。本質的に、1つ以上の光検出器を用いることが可能であり、その結果、放射源のより正確な位置を決定することが可能である。
【0037】
この発明は、例示された要素の数に限定されない。
この明細書に特定された主題の説明は、個々の特定的な実施例に限定されない。それどころか、個々の実施例の特徴を、技術的に実施可能である限り任意の所望の態様で互いに組合せることができる。
【符号の説明】
【0038】
参照記号一覧
1 放射センサ
2 光検出器
3 反射器
4 カバーキャップ
5 取付具
7 第1の光検出器の信号プロファイル
8 第2の光検出器の信号プロファイル
9 2つの光検出器の信号プロファイル
x x軸
y y軸
α 光検出器2間の角度

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放射源の位置および強度を検出するための放射センサ(1)であって、
−放射感知面を有する少なくとも1つの光検出器(2)と、
−反射器(3)とを備え、前記反射器は、放射源によって特定の方向から発せられた放射を少なくとも部分的に前記光検出器(2)の前記放射感知面の方向に反射し、
−前記反射器(3)は、前記放射センサ(1)の光入射側からそらされた側に配置されている、放射センサ。
【請求項2】
カバーキャップ(4)が設けられている、請求項1に記載の放射センサ。
【請求項3】
前記カバーキャップ(4)は、少なくとも部分的に、放射源によって発せられた放射の特定の波長に対して非透過性である、請求項1または2に記載の放射センサ。
【請求項4】
放射源によって発せられた放射は、少なくとも部分的に、前記カバーキャップ(4)で光反射による影響を受ける、請求項1から3のいずれかに記載の放射センサ。
【請求項5】
前記反射器(3)は、前記放射センサ(1)のハウジングまたは内側部分の一部として具現化されている、請求項1から4のいずれかに記載の放射センサ。
【請求項6】
前記光検出器(2)のための取付具(5)が前記放射センサ(1)の前記ハウジングの一部として具現化されている、請求項1から5のいずれかに記載の放射センサ。
【請求項7】
放射源の強度および位置を検出するために前記光検出器(2)によって出力された信号は、前記センサ(3)の形態、材料または表面構成に依存する、請求項1から6のいずれかに記載の放射センサ。
【請求項8】
放射源の強度および位置を検出するために前記光検出器(2)によって出力された信号は、前記センサ(3)の形態、材料および表面構成に依存する、請求項1から6のいずれかに記載の放射センサ。
【請求項9】
放射源の強度および位置を検出するための前記光検出器(2)の前記信号は、前記反射器(3)と前記光検出器(2)の前記放射感知面との間の距離に依存する、請求項1から8のいずれかに記載の放射センサ。
【請求項10】
前記光検出器(2)は、前記光検出器(3)の前記放射感知面に特定の方向から入射する放射の量に影響を及ぼす少なくとも1つの機器を含む、請求項1から9のいずれかに記載の放射センサ。
【請求項11】
前記機器は、前記放射センサ(1)内の追加的な構造部品またはハウジング部品の形態で具現化されている、請求項10に記載の放射センサ。
【請求項12】
前記機器は、前記光検出器(2)の入射放射を吸収するための層の形態で前記放射感知面上に具現化されている、請求項10に記載の放射センサ。
【請求項13】
前記機器は、前記光検出器(2)の前記放射感知面を少なくとも1つの特定の方向からの直接的または間接的放射から保護する、請求項10に記載の放射センサ。
【請求項14】
前記反射器(3)は、前記光検出器(2)の前記光感知面と対向して位置する領域に均一な表面を有する、請求項1から13のいずれかに記載の光センサ。
【請求項15】
2つの前記光検出器(2)の前記放射感知面は、互いに45°の角度(α)で配置されている、請求項1から14のいずれかに記載の光センサ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2011−506981(P2011−506981A)
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−538337(P2010−538337)
【出願日】平成20年12月17日(2008.12.17)
【国際出願番号】PCT/DE2008/002124
【国際公開番号】WO2009/076944
【国際公開日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【出願人】(300002160)エプコス アクチエンゲゼルシャフト (318)
【氏名又は名称原語表記】EPCOS  AG
【住所又は居所原語表記】St.−Martin−Strasse 53, D−81669 Muenchen, Germany
【Fターム(参考)】