説明

文書管理システム

【課題】定期的に収集した最新のユーザ環境に基づいて、公開先に指定した複数のユーザに、公開しようとしている文書を参照できるアプリケーション、または代替アプリケーションがあるか、文書をイメージに変換すれば参照できるかにより、公開先ユーザに表示するアイコンを選択する。
【解決手段】ユーザ環境情報収集ツールをクライアントにインストールし、最新のユーザ環境情報を取得し、DMSサーバへ格納する。ユーザは公開文書を参照できるユーザをアイコンで判断できるため、判りやすいユーザインタフェースで選択、決定することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
文書管理システムは様々なフォーマットの文書を格納可能である。
しかし、各ユーザ環境は多種多様であり、セキュリティ管理の面でも、最適な文書フォーマットを知ることは困難である。
【0002】
本発明は、複数名のクライアントユーザの環境を認識し、最適な文書フォーマットを選択することによって、文書公開を行う技術に関するものである。
【背景技術】
【0003】
近年のCPU,メモリなどのハードウエアの進歩により、PCで取り扱うことのできるようになった情報のフォーマットは非常に多い。
【0004】
文書、イメージ、画像、音声、動画などの情報を多数の環境、ユーザで共有するためにデータの電子化が進み、そのための規格制定が進んでいる。
【0005】
また、画像編集アプリケーションや、文書作成アプリケーションなど、それを取り扱うアプリケーションも開発も盛んである。同じアプリケーションの環境下では、そのフォーマットを参照、編集することが可能となる。
【0006】
データの共有を目的に制定されているフォーマットであるが、実際には常に改良が加えられているのが実情である。
【0007】
高圧縮化や検索性の向上などを目的にフォーマット、アプリケーションの改良も絶え間なく実施されているため、その結果様々なアプリケーションが氾濫し、多種多様なフォーマット、アプリケーションが存在、普及しているのが実情である。
【0008】
多数の文書を格納し、複数のユーザ、環境で共有する文書管理システムにおいては、使用するフォーマットを統一し、使用するアプリケーションも統一するのが理想である。
【0009】
しかし、上述したように、不特定多数のクライアントが接続する文書管理システムの場合、統一による制限を実施すると、そのフォーマットを開けないユーザが存在する可能性があるため、逆に文書共有ができない場合も発生してしまうという問題がある。
【0010】
そのため、あるユーザが文書を作成し、文書管理システムにおいて文書を公開する場合、クライアントユーザのPC環境を想定し、全ユーザが参照可能なフォーマットを確認することが重要である。
【0011】
問題解決の方法としては、文書の公開者が口頭や電子メールなどで公開先に最適なフォーマットを問い合わせる手法があるが、公開先の人数が多数の場合や、不特定多数の場合、効率的であるとは言えない。
【0012】
そのため、問題解決の方法として、クライアントで扱える形式にサーバで変換し、クライアントから文書を開こうとした際に、クライアントが参照できる形式の文書を参照するようにする技術が一般的である。(例えば、特許文献1参照)
しかし、セキュリティ管理の観点から、公開先の個々のクライアント環境を1ユーザが容易に知ることはできないという問題がある。
【特許文献1】特開2004−021672号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
この発明は文書管理サーバにおいて、各ユーザの環境に適したフォーマットに変換して、参照、編集を可能とするものである。しかしながら、各ユーザの環境が最新情報であるか、どうやって収集するかについて言及していない。
【0014】
前述した様に、文書管理システムに接続するクライアントユーザは不特定多数であるため、複数の環境が想定され、且つ、各クライアント環境の内容は刻々変化する可能性がある。
【0015】
そのため、公開後に或るユーザが参照できなくなってしまう可能性があるという問題がある。
【0016】
また、アプリケーションを使用するためには、ライセンスが必要である。目的のアプリケーションがインストールされた環境のPCにライセンスを入力し、ユーザの使用を許可するものが大半である。
【0017】
しかし、近年ではインフラの普及により、ユーザが文書管理サーバに接続する環境は特定のPCであるとは限らない状況になってきている。どこからでも接続可能な環境が普及している。
【0018】
この場合、自分の業務用PCには該当アプリケーションがインストールされているが、外出先のPCにはそのアプリケーションがインストールされているとは限らない。
【0019】
近年では、この様なユーザの使用形態の場合、アプリケーションのライセンス管理をネットワーク上のライセンス管理サーバLicense Management Server(以降LMS)での管理に移行しつつある。
【0020】
ユーザはまずLMSに認証を申請し、LMSの認証後であれば、どこのPCにおいても使用が可能であるため、ユーザは環境を意識することなく作業ができる。
【0021】
この場合、PC環境には依存しないため、PC環境では公開フォーマットを判定することができないという問題がある。
【0022】
また、文書の公開者は、公開先のユーザの環境情報を知ることができないという問題があり、そのため公開を実施するための手続きが煩雑になるという問題があった。
【0023】
実際に開くことができなかった場合、それではその公開先ユーザはどのような手段でその文書を開いたら良いかを知ることができないという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0024】
上述した課題を解決するために、本発明は最新のユーザのPC環境の収集を行う手段として、ユーザ環境の情報収集ツールをユーザ環境にインストールして情報を収集する。
【0025】
取得したアプリケーション情報を、文書管理サーバに送信し、もし表示できなかった場合は、エラー情報を文書管理サーバに送信するところに特徴がある。
【0026】
また、これらの情報は文書管理サーバで管理され、ユーザ単位で管理している点に特徴があり、その情報の一部にLMSで管理されているライセンス情報を管理する点に特徴がある。
【0027】
まず、ユーザ環境情報収集ツールは、たとえばアプリケーションのインストール時に同時にインストールされ、ユーザ環境にインストールされているアプリケーションなどの情報を収集するアプリケーションツールである。
【0028】
OS、アプリケーションなどの情報を公知の技術を用いて収集し、文書管理サーバへ送信して、文書管理サーバはその情報をユーザ単位で管理する。
【0029】
また、文書管理サーバはLMSサーバへ問い合わせを行い、ユーザ単位のライセンス管理情報を取得し、同様にユーザ単位で管理を行う。
【0030】
ユーザが文書公開を実施する場合、公開文書を選択すると、そのフォーマットを確認し、そのユーザの環境に対応するアプリケーションが存在しない場合に、そのユーザのアイコンを表示、編集できないことを表すアイコンで表示する。
【0031】
これにより、そのユーザに公開可能か否かを容易に判定できるユーザインタフェースを提供する。
【0032】
また、参照、編集可能なアプリケーションがないと判定された場合は、PDFまたはBMP等のイメージに変換する点に特徴がある。
【発明の効果】
【0033】
本発明によって、ユーザ環境の最新情報が定期的に収集されるため、ユーザの最新環境情報に基づいた情報で判定を行い、公開先に指定した複数のユーザに最適なフォーマットを選択することが可能である。
【0034】
環境情報はユーザ単位で収集され、文書管理サーバにおいてユーザ単位で管理するため、ネットワークでライセンス管理を行うアプリケーションの場合でも、ユーザが正規に所有するライセンス情報に基づいて最適なフォーマットを選択することができる。
【0035】
公開する文書を選択し、公開先ユーザを選択するユーザインタフェースにおいて、そのユーザ環境では参照、編集できない場合、ユーザのアイコン表示を変更することで、そのユーザは参照、編集できないことを表す。
【0036】
よって公開者は各ユーザの詳細情報を意識しなくても、公開の可能性の有無を確認できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0037】
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
【実施例1】
【0038】
図1は本発明の一実施形態にかかる文書管理システム(Document Management System: 以下DMSという。) の構成を表す概略構成を示すブロック図である。
【0039】
11はネットワークであり、本実施例の場合DMSサーバ12、DMSクライアント13,14、LMSサーバ16、複合機15はネットワーク11に接続されていることを表している。
【0040】
12はDMSサーバであり、このシステムで取り扱う電子データの形態の成果物を管理するコンピュータである。
【0041】
公知の技術で実現されるネットワーク処理の他に、主に文書データベースの構築、各装置間の文書データの送受信処理、アクセス制御を行うセキュリティの管理、複数ユーザ間の排他制御処理、文書データを蓄積するデータベースの管理などを行う。
【0042】
このDMSサーバ12の詳細は図2を参照して後述する。
【0043】
13、14はDMSクライアントであり、それぞれDMSサーバ12のクライアントとして動作する。
【0044】
DMSクライアント13、14は、ユーザが実際に文書データの入力、参照、出力、などの操作を行うパーソナルコンピュータであり、本実施形態では、1サーバに対して複数台のDMSクライアントが接続されている環境である。
【0045】
各DMSクライアント13、14は公知の技術を用いて複合機15を共有し、それぞれネットワーク11を経由してその動作を制御することができる。
【0046】
本実施形態においては、主にDMSサーバ12に格納する目的で文書を読み込み、読み込んだデータをDMSサーバ12に直接格納する役割、またはDMSサーバ12に格納されている文書を紙に印刷出力する役割を果たす事が可能である。
【0047】
また、本実施例では12、13、14は相互に通信可能であるため、各クライアントが相互に各サーバに接続操作できる環境であってもよい。
【0048】
15は複合機であり、ネットワーク11に接続されており、DMSサーバ12、DMSクライアント13、DMSクライアント14と通信が可能である。
【0049】
16はLMSサーバであり、アプリケーションのライセンスを管理するサーバである。本実施例の場合、DMSクライアント13、DMSクライアント14にインストールされているアプリケーションのライセンス情報を管理する。
【0050】
近年では、数百台規模のPCが運用されている企業では、PC単位のライセンスではなく、社員の個人情報でライセンスを管理する傾向にある。その場合、LMSサーバを導入しライセンスを管理する。
【0051】
本実施例の場合、ユーザがDMSクライアント13やDMSクライアント14にインストールしているアプリケーションをユーザが起動すると、LMSサーバ16でユーザ情報の正当性を判断する。正当なユーザであると判断された場合は、アプリケーションを起動することができる。
【0052】
具体的には、アプリケーション起動時にユーザの認証情報をネットワーク11を介してLMSサーバ16に送信し、LMSサーバ16ではユーザの認証情報の正当性を検証する。
【0053】
正当なユーザであると認証された場合は、認証済み情報をDMSクライアントに送信し、アプリケーションはそれを受信すれば、正常に起動することができる。
【0054】
図2はDMSサーバ12、およびDMSクライアント13、14の構成をさらに詳細に説明したブロック図である。
【0055】
本実施例ではサーバとクライアントが異なるPCである設定であるが、1台のPCでサーバとクライアントを兼ねる構成でも良い。
【0056】
DMSサーバ12、およびDMSクライアント13,14の構成は,文書管理システム200とスキャナ201とプリンタ214、ディスプレイ212から構成される。
【0057】
201はスキャナ、202は画像入力部、203はファイルインポート処理部、204は文書属性情報登録部、205は文書登録部、206は文書管理部、207は文書データベース部、208は文書実体記憶部である。
【0058】
オペレータは登録したい文書を201のスキャナにおき、画像の読み取り処理を行う。202の画像入力部はスキャンされた画像データを入力する。
【0059】
その後、205の文書登録部に送られ、206の文書管理部を通じて、文書の実体は208の文書実体記憶部へ登録し、204で生成した文書属性情報は207の文書データベースに記憶される。
【0060】
209は文書検索処理部、210は文書表示処理部、211は画像出力処理部、212はディスプレイである。
【0061】
オペレータは、DMSサーバ12で運用されている、図2に示す文書管理システム200に登録された文書から任意の文書を参照する場合、DMSクライアントで表示を行なうために、DMSクライアント13で文書検索を実施する。209の文書検索処理部では設定された条件の文書情報を207の文書データベースから検出する処理を行なう。
【0062】
209の文書検索処理部では検索された文書情報から、文書実体記憶部208に格納されている対応する文書の実体を獲得し、復号化する処理を行なう。
【0063】
211の画像出力処理部では表示用メモリに展開処理を行い、212のディスプレイがそのメモリの状態を表示し、オペレータは内容を確認することができる。
【0064】
オペレータが印刷を行なう場合は、同様に210に獲得された文書情報から213の印刷出力処理部が印刷用メモリに展開処理を行い、214のプリンタがその情報を印刷出力する。
【0065】
215はユーザ情報管理部であり、216はユーザ情報記憶部である。文書管理システム200に登録されているユーザ情報が216のユーザ情報記憶部で管理されている。詳細は図3に示すようなデータテーブルで構成されている。
【0066】
215のユーザ情報管理部は、216に記憶されているユーザの属性情報の登録、更新、削除、等の処理、更にはユーザ情報の検索、抽出などを処理する。
【0067】
本実施例の場合、図5に示すユーザ情報収集ツールと通信を行い、取得したユーザ環境において、使用可能なアプリケーションの情報を登録する処理を実施する。詳細は後述する。
【0068】
217は文書公開処理部であり、本発明の特徴を表す部分である。
【0069】
ユーザが後述するユーザインタフェースを用いて文書の公開を行う場合、215のユーザ情報管理部から、ユーザ情報と、ユーザの属性情報を取得し、各ユーザ環境で表示、編集できる文書であるか否かを判定し、公開する処理を行う。
【0070】
より具体的な処理は図8、図9のフローチャートで後述する。
【0071】
218はアプリケーション管理テーブル記憶部である。文書の拡張子とアプリケーションの関係を格納したデータテーブルであり、文書公開処理部が、公開文書を開くアプリケーションが存在するか否かを判定する際に参照するテーブルである。
【0072】
より詳細に説明した図が図11である
図3は図2に示すユーザ情報記憶部216の内容をより詳細に表わした図である。
【0073】
ユーザインタフェース上では、DMSサーバ12などで管理アプリケーションを起動すると図4のようなユーザインタフェースで表示され、ユーザが任意に編集可能である。
【0074】
図3は1名のユーザのテーブル情報を表したものであり、登録されているユーザ分だけこのテーブルが生成される。
【0075】
301はユーザ名であり、DMSサーバ12やDMSクライアントにインストールされているDMSアプリケーションでシステムにログインする際に使用する名称である。本実施例の場合'naga'というユーザ名が格納されている。
【0076】
302は姓であり、ユーザの姓名の姓を登録する領域である。本実施例の場合'Naga'という名称が登録されている。
【0077】
303は名であり、ユーザの姓名の名を登録するする領域である。本実施例の場合、'Tada'という名称が登録されている。
【0078】
304はメールアドレスであり、文書管理システムにおいて、何らかの操作を行った結果をユーザに通知したり、エラー情報を通知する際に使用されるアドレスである。
【0079】
本実施例の場合、'Naga.tada@aaa.co.jp'が登録されている。
【0080】
305はパスワードの格納領域である。文書管理システムにログインする際に使用するパスワードで301のユーザ名とセットで使用される。
【0081】
ユーザがログインを実行した際に、このパスワードとの比較処理を行い、パスワードが一致していれば、ユーザはシステムにログインすることができる。
【0082】
306はアクセス権情報である。文書管理システムではユーザ単位でアクセス権が制御されており、その設定情報が本領域に格納される。
【0083】
307は所有ライセンスである。これはつまり301に示すユーザが使用するローカルPCにインストールされているアプリケーションでライセンスを所有し、使用可能なアプリケーションの一覧を格納する領域である。
【0084】
図5に示すユーザ環境情報収集ツールが図2に示す文書公開処理部217にライセンス一覧を送信し、本領域に格納する。本実施例の場合、Office2000(MICROSOFT OFFICE 2000は登録商標), Project, Visio(登録商標), AcrobatA(Acrobat\アクロバツトは登録商標)などを格納されており、301に示すユーザnagaはこれらのアプリケーションを使用可能であることを表している。
【0085】
308は同じく所有ライセンスを格納する領域であるが、ネットワーク経由でライセンスを取得しているアプリケーションの一覧である。本ライセンスはユーザに与えられるものであるため、PCには依存しない。
【0086】
本実施例の場合、図1に示すLMSサーバ16がライセンスを管理するサーバであり、このサーバで管理されているライセンスが格納される。本実施例の場合、Pb Managerというライセンスが格納されていることを表している。
【0087】
つまり、ユーザnagaはPb ManagerをどのDMSクライアントPCでも使用することができることを表している。図1の例では、DMSクライアント13、14のどちらでも使用することが可能である。
【0088】
図4は図2に示すユーザ情報記憶部216の内容がユーザインタフェース上に表示されている例である。
【0089】
401は301に対応し、ユーザ名である。
【0090】
402は302に対応し、姓である。
【0091】
403は303に対応し、名である。
【0092】
404は304に対応し、メールアドレスである。
【0093】
405は305に対応し、パスワードである。
【0094】
406は307、308に対応し、ライセンスが表示されている。
【0095】
このようにユーザインタフェース上に表示され、ユーザは任意に編集が可能である。
【0096】
図5は本発明の特徴を表すところの、ユーザ環境情報収集ツールを表すブロック図である。これはアプリケーションソフトウエアであり、DMSサーバ12やDMSクライアント13,14にインストールされるDMSアプリケーションとは別のアプリケーションである。
【0097】
これはDMSアプリケーションをインストールする際に、同時にユーザ環境にインストールされるアプリケーションであり、ユーザが使用するPCの使用環境を収集し、DMSサーバ12やDMSクライアント13、14に情報を送信する機能を持つ。
【0098】
DMSソフトウエア内にこの機能を実装する形態でも実現可能であるが、DMS管理アプリケーションはこの機能を必要としないため、本発明では別アプリケーションの形態で実現している。
【0099】
500は情報収集ツールの共通処理部であり、各処理部間の通信処理、情報の取得、検索などの基本的処理を行う。
【0100】
501はユーザ環境情報収集部であり、502はレジストリ情報収集部であり、503はライセンス情報収集部である。
【0101】
502はレジストリ情報収集部であるが、DMSアプリケーションがインストールされているPCのレジストリを検索し、インストールされているアプリケーションのレジストリ情報を収集する。
【0102】
アプリケーションのレジストリ情報は507の変換テーブル記憶部に格納されており、レジストリ情報から、インストールされているアプリケーションの情報を取得する。その結果を501のユーザ環境情報収集部に送り、508の通信処理部がDMSサーバ12に送信し、図3に示す307の所有ライセンスの領域に格納する。
【0103】
503はライセンス情報収集部であるが、ライセンスがネットワークで管理されている場合、各PCにはユーザ認証情報と、アプリケーション情報が格納されている。たとえば公的機関で認証された個人証明書とLMSサーバから供給されたライセンス情報である。
【0104】
508の通信処理部にLMSサーバへ問い合わせを実施し、LMSサーバで管理されているライセンス情報を取得する。
【0105】
これらの処理は公知の電子承認処理で実現できるものあるため、詳細は省略する。
【0106】
504は情報生成部であり、501のユーザ情報収集処理部が取得したデータをデータとして生成する処理を行う。ひとつは505のログ生成出力部であり、公知の技術を用いてテキストデータ等への出力処理を行う。
【0107】
506は画像出力処理部であり、公知の技術を用いて図2に示すディスプレイ212に表示するための処理を行う。
【0108】
507は変換テーブル記憶部であり、502で取得したレジストリ情報とアプリケーション情報の組み合わせを参照するためのデータテーブルである。レジストリ情報からアプリケーションの情報を取得することができる。
【0109】
509はサーバアドレス記憶部であり、図1に示すクライアント13、14、DMSサーバ12、LMSサーバ16などのアドレスが格納されている。
【0110】
510はスケジュール管理部である。本アプリケーションは定期的にユーザ環境の情報を収集する処理を行う。そのスケジュール処理を実施する。設定スケジュール、データ等は511のスケジュール情報記憶部に格納されている。
【0111】
図6は本発明の特徴を表すところの、文書を公開するユーザを選択するユーザインタフェースであり、DMSクライアント13、14でDMSアプリケーションを起動した際に表示されるユーザインタフェースである。
【0112】
ユーザはこのユーザインタフェースを用いて文書を公開するユーザを選択する。
【0113】
600は公開するドキュメントを表すアイコンであり、アプリケーションの種類を表すアイコンが表示されている。
【0114】
601は公開するユーザの一覧を表示するリストボックスであり、本リストに表示されているユーザ、グループには600に表す文書を公開することを表している。
【0115】
602は図2に示す216のユーザ情報記憶部で管理されているユーザが一覧表示される。本ユーザインタフェースを操作するユーザはこのリストから文書を公開するユーザ、グループを選択することができる。
【0116】
603は602で選択したユーザ、グループを601のリストに移動するボタンであり、選択したユーザ、グループはリスト602から削除され、リスト601に追加される。
【0117】
604は逆にリスト601からユーザ、グループを削除するためのボタンである。リスト601で選択したユーザ、グループがリストから消去され、リスト602に追加される。
【0118】
605はアクセス権の設定であり、601に追加したユーザ、グループに対して600であらわす公開文書へのアクセス権を設定するためのドロップダウンボックスである。本実施例では、Bは読み込みまで可能であるように設定されていることを表している。
【0119】
606は本ユーザインタフェースの現在の状態で設定を確定するためのボタンである。
【0120】
607はすべての設定をキャンセルし、本ユーザインタフェースを閉じるためのボタンである。
【0121】
図7は第1の実施例を説明するフローチャートである。
【0122】
図1に示すシステムのうち、DMSクライアント14にインストールされた図5に示すユーザ環境情報収集ツールがユーザ環境を収集し、その結果をDMSサーバ12が管理する図2に示す216のユーザ情報記憶部に格納するまでの手順を説明するフローチャートである。
【0123】
具体的には、DMSクライアント13、14にはそれぞれ、DMSアプリケーションとともに、図5に示すユーザ環境情報収集ツールがインストールされている。
【0124】
本例では、あるユーザがDMSクライアント14を主に使用するユーザ“naga”に文書を公開する場合を想定して説明する。まずはnagaが主に使用するPCであるDMSクライアント14の環境を取得する例を説明するのが、本フローチャートの目的である。
【0125】
ステップ700では初期化処理を行う。図5に示す510のスケジュール管理部が処理するサービス起動、DMSクライアント13の起動、DMSサーバ12の起動、等のパーソナルコンピュータの起動、初期化、複合機15、ネットワークシステム11の起動を行なう。
【0126】
それぞれ起動処理を行なうと共に、ネットワーク11を介してネットワークシステムへの接続処理を行なうが、これらは公知の技術で実施できるものであるため、詳細は省略する。
【0127】
ステップ701では、510のスケジュール管理部がDMSクライアント14の時刻の取得を行う。これは511に設定された時刻に達しているか否かを判断するために現在時刻を取得する処理を行う。
【0128】
ステップ702では、ステップ701で取得した時刻と、511に格納されている時刻の比較処理を実施する。
【0129】
設定時刻と判断された場合は、ステップ703に処理を移行する。設定時刻ではないと判断された場合は、処理をステップ701に戻す。
【0130】
ステップ703では図5の500の情報収集ツール共通処理部を起動し、ユーザ情報の取得処理を開始する。具体的には、501のユーザ環境情報収集処理部を起動する。収集処理にはレジストリ情報からアプリケーションのライセンス情報を取得する処理と、ネットワーク管理されたライセンスの取得処理が存在する。
【0131】
ステップ704ではDMSクライアント14のレジストリ情報から、インストールされているアプリケーションの情報を取得する。アプリケーションのインストールを実行すると、OS(オペレーティングシステム)は登録情報をレジストリに格納する。このレジストリ情報を参照すると、インストールされているアプリケーションを判断することが可能である。
【0132】
ステップ705ではステップ704で取得したレジストリ情報をアプリケーション情報に変換する処理を行う。変換テーブルは図5に示す変換テーブル記憶部507に格納されており、図3に示すユーザ属性情報に格納するための情報を取得する。307に示すように、ユーザが視認できるような情報に変換される。
【0133】
ステップ706はレジストリ情報の取得終了を判断する。終了していないと判断された場合は、ステップ704に処理を戻し、次の情報の取得と変換処理を続ける。終了したと判断した場合は、ステップ707に移行する。
【0134】
ステップ707では、LMSで管理されているライセンスの取得処理を行う。図5の509にはLMSサーバ16のアドレスが格納されており、公知の技術を用いて情報を取得する。LMSサーバにはユーザ情報、アプリケーション情報、ライセンス情報などが格納、管理されている。
【0135】
詳細な処理については、公知の技術である電子証明書処理などで容易に実現できる処理であるため、説明を省略する。
【0136】
ステップ708ではライセンス情報の取得終了を判断する。終了していない場合は、処理をステップ707に戻し、引き続き取得処理を続ける。終了した場合は、ステップ709に移行する。
【0137】
ステップ709では、以上の処理で取得した情報をDMSサーバ12に送信する処理を行う。509のサーバアドレス記憶部にDMSサーバ12のアドレスが格納されており、公知の技術を用いてDMSサーバ12に送信する。
【0138】
ステップ710はDMSサーバ12が情報を受信し、216のユーザ情報記憶部に格納する処理を行う。本実施例の場合、図3に示す307に格納する。Office2000、Project等が登録されたことを表している。
【0139】
ステップ720は終了処理である。メモリの解放処理などを行う。
【0140】
以上の処理で、DMSクライアント14にインストールされているアプリケーション情報を取得し、DMSサーバ12のユーザ属性情報管理部の216に格納されたことになる。
【0141】
本実施例ではスケジューラによる定期的な起動によって行われる情報収集手順を説明したが、ユーザが手動で起動した場合の処理も同じである。
【実施例2】
【0142】
図8は第2の実施例を説明するフローチャートである。
【0143】
具体的には、ユーザが文書を公開するユーザを選択し、各ユーザがその公開文書を表示または編集できるアプリケーションを所有しているか否かを判定する。
【0144】
所有していなければ、代替フォーマットに変換し、無ければOSの汎用アプリケーションで表示することができるbmpなどのフォーマットに変換する手順を説明するフローチャートである。
【0145】
本実施例では、DMSクライアント13を使用するユーザが、DMSクライアント14を使用するユーザであるnagaに文書を公開する手順で説明する。
【0146】
ステップ800では初期化処理を行う。DMSクライアント13の起動、DMSサーバ12の起動、等のパーソナルコンピュータの起動、初期化、複合機15、ネットワークシステム11の起動を行なう。
【0147】
それぞれ起動処理を行なうと共に、ネットワーク11を介してネットワークシステムへの接続処理を行なうが、これらは公知の技術で実施できるものであるため、詳細は省略する。
【0148】
ステップ801では、公開文書を選択し、公開処理を開始する操作を公開者であるユーザがDMSクライアント13上で実施する。
【0149】
この操作は図10に示すユーザインタフェースで説明する。文書100を選択し、メニューから101の「文書を公開する」を選択する。本実施例では、text.docという文書名のファイルを選択し、これを公開しようとしている様子を表している。
【0150】
ステップ802では、ステップ801で選択した文書のフォーマットを判定するための識別子である拡張子を取得する。
【0151】
拡張子はOS(オペレーティングシステム)で管理されているものであり、OSに実装されている公知の技術で実現された手段で拡張子情報を取得する。本実施例の場合、docという拡張子である。
【0152】
ステップ803では、ユーザの環境の情報を取得する処理を行う。DMSクライアント13はDMSサーバ12にネットワークを介してユーザの属性情報取得要求を送信する。
【0153】
本実施例の場合、DMSクライアント13は217の文書公開処理部にDMSサーバ14のユーザ属性情報の取得要求を送信する。
【0154】
217の文書公開処理部は215のユーザ情報管理部にユーザの属性情報取得を要求し、文書管理部206を介して216のユーザ情報属性記憶部から該当するユーザの属性情報を取得する。
【0155】
本実施例の場合、図3に示すユーザ'naga'の情報を取得する。
【0156】
文書公開処理部217はその情報をクライアント13に送信する。
【0157】
以上の処理で、ユーザ属性情報の取得処理が行われる。
【0158】
ステップ804ではDMSクライアント13がステップ802で取得した拡張子情報と、ステップ803で取得したアプリケーション情報の照合を行う。
【0159】
拡張子情報と図11に示す拡張子とアプリケーション情報の関連テーブルを参照し、ライセンスを所有するアプリケーションが公開文書の拡張子を対象としているか否かを判断する。
【0160】
本実施例の場合、図3に示す307の所有ライセンス情報から、Office2000を所有しているため、図11の1102から対応する拡張子情報として1103のdocを表示、編集できることが判る。
【0161】
ステップ804でインストールされているアプリケーションがステップ802で取得した拡張子を開くことができると判定した場合は、ステップ805に処理を移行する。開くことができるアプリケーションが無いと判断された場合は、ステップ806に処理を移行する。
【0162】
以降は図6に示す公開先ユーザを選択するためのユーザインタフェースの表示情報を生成する処理を行う。
【0163】
ステップ805、ステップ806では図6に示すユーザ、グループを表すアイコンの表示情報を生成する処理を行う。608は600で表示されている公開文書を開くことができるユーザ、グループを表しており、609は開くことができないユーザ、グループであることを表している。
【0164】
ステップ805では、開くことができるユーザであると判断されたため、608のようなアイコン情報を取得する。これは汎用のリソースデータであり、図2に格納されているリソースデータからリソースデータを取得し、211の画像情報出力部に格納する。
【0165】
ステップ806では、開くことができないユーザであると判断されため、609のようなアイコン情報をステップ805と同様の手順で211の画像情報出力部に格納する。
【0166】
ステップ807では、図6に示すユーザ、グループ情報のすべてを取得し、画像情報出力部211に格納したかどうかを判定する。
【0167】
終了していない場合は、処理をステップ803に戻し、次のユーザの処理を行う。終了した場合は、ステップ808に処理を移行する。
【0168】
ステップ808では以降の情報を元に、UIを表示する。クライアント13は211の画像情報出力部に格納された情報を212のディスプレイに表示する処理を実施する。図6が表示例である。
【0169】
ステップ809ではユーザが公開先ユーザの選択操作を行う。図6に示す603の「追加」ボタン、604の「削除」ボタンを用いてユーザの追加削除を行う。詳細に関しては、図9のフローチャートにおいて説明する。
【0170】
ステップ810では、図6の606のOKボタンが押下されたかどうかを判定する。押下されていない場合は、処理を809に戻す。押下されたと判断されたばあいは、処理をステップ811に移行する。
【0171】
ステップ811では、以上の処理で公開先ユーザが決定されたので、公開処理を開始する。本発明の目的は公開文書として最適なフォーマットを決定、もしくは変換する処理のみであるが、605のアクセス権設定を行っている場合は、アクセス権の設定処理などを実行する。
【0172】
ステップ812は終了処理である。メモリの解放処理などを行う。
【0173】
以上の処理で、DMSクライアント13を使用する文書の公開者が、図10に示す文書100を公開するユーザを選択し、文書公開を開始したことになる。
【0174】
図9は図8に示すフローチャートで、ステップ809に示すユーザ選択操作を更に詳細に説明するフローチャートであり、本発明の特徴のひとつを表す手順を説明するものである。
【0175】
ステップ900は初期化処理である、メモリの初期化などを行う。
【0176】
ステップ901はユーザを選択する操作を行う。本実施例の場合、図6のリストボックス602から選択する操作を行う。602ではユーザ、グループを表す識別子としてアイコンと、図3の301に格納されているユーザ名を表示している。
【0177】
アイコンは正常なアイコンと、制限がある旨を表現したアイコンの2種類が存在し、608は600に表示されている公開文書を表示、編集できることを表している。609は600に表示されている公開文書を表示、編集できないことを表している。
【0178】
ユーザは、マウス、キーボードなどのデバイスを用いて任意に602のリストボックスから対象を選択する。
【0179】
ステップ902は603の追加ボタンが押下されたか否かを判定する。603が押下されたと判定した場合は、ステップ903に処理を移行し、それ以外の場合はステップ904に処理を移行する。
【0180】
ステップ903はステップ901で選択したアイコンが公開文書を表示、編集できるアイコンを選択したか否かを判定する。表示、編集できるアイコンであると判定された場合は処理を905に移行し、リストボックス601にアイコンと名称を追加し、リストボックス602から削除する。
【0181】
表示、編集できないアイコンを選択し、603の追加ボタンを押下した場合は、ステップ906に処理を移行する。
【0182】
ステップ906では、図11に表すテーブルから1100のアプリケーションリストから、対応する1101の拡張子情報を取得し、拡張子に変換できるか否かを判定する。本実施例の場合、公開する文書はdocであり、1102のWordがインストールされていないユーザの場合、1103のWordPadで開くことができる。よって代替アプリケーションがあると判定し、処理を905に移行する。
【0183】
ステップ906で代替アプリケーションが無いと判定された場合は、処理をステップ908に移行し、イメージ文書への変換を実施する旨の確認メッセージダイアログを表示する。
【0184】
確認後、ステップ909に処理を移行し、殆どのユーザ環境では表示できるBMP等のイメージフォーマットに変換し、登録する。
【0185】
登録後、ステップ905に移行する。
【0186】
ステップ904ではその他の処理を実行する。604の削除ボタン、605のアクセス権設定ボタン、などの操作を実施する。本実施例に関連しないため説明は省略する。
【0187】
処理後、ステップ906に処理を進める。
【0188】
ステップ906は、終了処理である。メモリの解放処理等を行う。
【0189】
以上で、ユーザの選択処理を完了したことになる。
【図面の簡単な説明】
【0190】
【図1】本発明の実施形態における文書管理システムのシステムブロック図。
【図2】本発明の実施形態における文書管理サーバまたはクライアントのシステムブロック図。
【図3】図2のユーザ情報記憶部216に格納されるユーザの属性情報の管理データテーブル。
【図4】図3のユーザ属性情報がユーザインタフェースに表示されている状態を表した図。
【図5】DMSクライアント13、14にインストールするアプリケーションであるユーザ環境情報収集ツールのプログラム構成を説明するシステムブロック図。
【図6】DMSクライアント13、14で文書公開を開始する際に表示されるユーザインタフェース。
【図7】図5のユーザ環境情報収集ツールが情報を収集し、DMSサーバ12に格納するまでの処理を説明するフローチャート図。
【図8】図6を用いた文書を公開するユーザを選択する手順を説明するフローチャート図。
【図9】図8のステップ809を更に詳細に説明するフローチャート図。
【図10】DMSクライアント13,14で文書公開を開始する際のユーザインタフェース上でのユーザの操作を説明する図。
【図11】図2の218アプリケーション管理テーブル記憶部を更に詳細に説明する図。
【符号の説明】
【0191】
11 ネットワーク
12 DMSサーバ
13 DMSクライアント
14 DMSクライアント
15 複合機
16 LMSサーバ
200 文書管理システム
201 スキャナ
202 画像入力部
203 ファイルインポート部
204 文書属性情報登録部
205 文書登録部
206 文書管理部
207 文書データベース
208 文書実体記憶部
209 文書検索処理部
210 文書表示処理部
211 画像出力処理部
212 ディスプレイ
213 印刷出力処理部
214 プリンタ
215 ユーザ情報管理部
216 ユーザ情報記憶部
217 文書公開処理部
218 アプリ管理テーブル記憶部
301 ユーザ名
302 姓
303 名
304 メールアドレス
305 パスワード
306 アクセス権情報
307 所有ライセンス(Local)
308 所有ライセンス(LMS)
401 ユーザ名
402 姓
403 名
404 メールアドレス
405 パスワード
406 所有ライセンス
500 情報収集ツール共通処理部
501 ユーザ環境情報収集処理部
502 レジストリ情報収集部
503 ライセンス情報収集部
504 情報生成部
505 ログ生成出力部
506 画像出力処理部
507 変換テーブル記憶部
508 通信処理部
509 サーバアドレス処理部
510 スケジュール管理部
511 スケジュール情報記憶部
600 公開文書を表すアイコン
601 公開するユーザ/グループ
602 全てのユーザ/グループ
603 追加ボタン
604 削除ボタン
605 アクセス権設定ドロップダウンボックス
606 確定ボタン
607 キャンセルボタン
100 公開文書
101 「文書を公開する」メニュー
1100 アプリケーションデータテーブル
1101 拡張子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
様々な電子データの形態で文書を管理する文書管理システムにおいて、
文書を共有するために、文書管理システムに接続するPC環境が文書を表示、参照できるアプリケーションを所有すると共に、
PC環境の情報を収集するためのアプリケーションをインストールする手段と、
アプリケーションがスケジュール機能で、定期的にレジストリ、ライセンス情報から収集する手段と、
収集した情報を文書管理システムに送信する手段と、
上記情報をユーザ単位で属性情報として格納する手段とを備えることを特徴とする文書管理システム。
【請求項2】
クライアントからユーザの属性管理情報を取得する手段と、
公開する文書の拡張子に対して、表示、編集可能なアプリケーションの有無を判断する手段と、
表示、編集可能なアプリケーションがインストールされていない場合、表示できない旨を表すアイコンをユーザインタフェースに表示する手段と、
表示、編集可能なアプリケーションがインストールされていない場合に、ユーザを公開先に登録しようとすると、イメージに変換する旨のメッセージを表示してユーザに確認させる手段と
以上の情報を元に、ユーザが文書の公開を開始するユーザインタフェースを備える事を特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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