説明

映像編集装置,映像編集方法,映像編集プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体

【課題】映像からクリップを抽出するときの操作性を向上させ,映像を連続して再生しながら効率よく編集作業を行うことができるようにする。
【解決手段】映像内容を提示する画面に,映像再生制御エリアとクリップ指定エリアとを設け,映像再生制御部16は,映像再生制御エリア内でポインティングされた位置に基づいて映像の再生方法を決定し,クリップ選定部17は,クリップ指定エリア内外のポインティング位置の判定によってクリップの開始点または終了点を設定する。これにより,利用者要求受付部15で受け付けた利用者からの1回の指示に基づいて,映像再生方法の決定およびクリップの開始点または終了点の設定を実現する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,素材となる映像から編集映像に取り込むクリップをマニュアル操作で指定し,指定したクリップを連結することで映像を編集する映像編集技術に関する。
【背景技術】
【0002】
映像編集は,素材映像から編集映像に取り込む特定の時間区間であるクリップを選定する処理と,選定したクリップの再生順序の決定やテロップ・音声・音楽の付与などを行う処理の大きく2つの工程からなる。前半のクリップを選定する処理の一般的な操作手順は,以下のとおりである。
・手順1:素材映像のファイルを開く。
・手順2:素材映像を再生し,内容を確認しながら編集映像に採用したい区間であるクリップの開始点をサーチして映像再生を一時停止する。
・手順3:クリップの開始点を設定する。
・手順4:素材映像を再生し,内容を確認しながらクリップの終了点をサーチして,映像再生を一時停止する。
・手順5:クリップの終了点を設定する。
・手順6:上記の手順1から手順5の操作を繰り返し,必要な数だけクリップを作成する。
【0003】
従来の映像編集装置においてクリップを選定するときには,実際に映像を再生して内容を確認する作業が必須となる。この作業を効率よく行うには,高速再生やスロー再生を行う映像再生制御が重要である。非特許文献1では,4つの映像編集ソフトウエアが紹介されているが,それらのすべてのソフトウエアにおいて,選択された素材映像の早送り,巻き戻し,スロー再生などのボタンのクリックやスライダーバーでプレビューして,映像の内容を確認しながらクリップの開始点や終了点を登録するユーザインタフェースが提供されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】ビデオサロン,玄光社,vol.56,7月号,pp.32-39,2008
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の映像編集装置では,映像の再生制御と,クリップの指定を別々の操作で行う必要があるので,操作の回数が多くなる。また,映像再生からクリップ指定の操作に移行するときに映像再生を一時停止させる必要があり,映像を連続して再生しながら効率よく編集作業を行うことができない。
【0006】
特に映像編集方法として,編集映像の構成を事前に決めてから必要な素材映像を収集するのではなく,素材となる映像を入手してから,その入手した映像の内容を確認しながらどのような編集映像を作成するかを検討するような場合には,映像再生制御を行いながら映像の内容を把握することとクリップの指定とを試行錯誤で行うことになる。このような場合,従来技術は操作の回数が多くなるという問題,また,映像を連続して再生しながら効率よく編集作業を行うことができないという問題があった。
【0007】
本発明は,上記課題の解決を図り,映像からクリップを抽出するときの操作性を向上させ,映像を連続して再生しながら効率よく編集作業を行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は,上記の課題を解決するために,従来技術の操作手順において,
(1)手順2と手順3とを同一の操作で行える,
(2)手順4と手順5とを同一の操作で行える,
(3)手順2から手順6までの操作を映像の一時停止なしで行える,
ことを実現する手段を設ける。
【0009】
すなわち,映像からクリップを抽出するときに,一般には,映像を再生(早送りや巻き戻しなども含めて)しながら再生位置を確認し,クリップの開始点と終了点を決める。本発明は,この操作性の向上を図ったもので,画面上でのポインティング位置に応じて,再生のスピードの変更,停止,巻き戻しなどの再生方法が決まるようにするとともに,そのポインティング位置が予め設定された特定のエリア内である場合に,クリップの開始点と終了点が決まるようにしたことを特徴とする。
【0010】
詳しくは,本発明の映像編集装置は,映像の再生方法を制御する映像再生制御手段と,映像の特定の時間区間であるクリップを選定するクリップ選定手段と,映像の再生方法とクリップの設定に関する利用者からの指示を受け付ける利用者要求受付手段とを設け,利用者要求受付手段で受け付けた利用者からの1回の指示に基づいて,映像再生制御手段は映像再生方法を決定し,クリップ選定手段はクリップの開始点または終了点の設定を行う構成とした。
【0011】
本発明は,映像内容を提示する画面において,映像の再生制御方法を指定するためのポインティングを行う映像再生制御エリアと,映像再生制御エリア内にクリップ選定のためのポインティングを行うクリップ指定エリアとを予め設定しておき,前記映像再生制御手段は,映像再生制御エリア内でポインティングされた位置に基づいて映像の再生方法を決定し,前記クリップ選定手段は,クリップ指定エリア外の位置をポインティングした直後にクリップ指定エリア内の位置をポインティングしたときに再生されている映像時刻をクリップの開始点とし,クリップ指定エリア内の位置をポインティングした直後にクリップ指定エリア外の位置をポインティングしたときに再生されている映像時刻をクリップの終了点とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば,映像の再生方法の指定と,クリップの開始点または終了点の設定に関する利用者からの指示を1回の操作で行えるので,映像編集における操作回数を減らすことができるという効果があり,特に,映像再生を停止することなく連続して作業を行うことができるようになるので,映像編集を効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施形態に係る映像編集装置の構成例を示す図である。
【図2】映像編集操作を行う画面の例を示す図である。
【図3】映像再生方法の設定例を示す図である。
【図4】映像編集処理のフローチャートである。
【図5】全体の動作例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下,図面を用いながら,本発明の実施の形態を説明する。図1は,本発明の一実施形態に係る映像編集装置の構成例を示す図である。映像編集装置10は,CPUやメモリ等のハードウェアとソフトウェアプログラムとによって構成され,映像受付部11,データ蓄積管理部12,データ記憶装置120,利用者提示情報作成部13,表示制御部14,利用者要求受付部15,映像再生制御部16,クリップ選定部17を備える。映像編集装置10には,表示装置20とマウスやタッチパネルその他のポインティングデバイス30が接続される。
【0015】
映像受付部11は,編集の対象となる映像を利用者から受け付け,受け付けた映像をデータ蓄積管理部12に出力する。
【0016】
データ蓄積管理部12は,映像受付部11から受け取る映像データ,およびクリップ選定部17から受け取るクリップデータを,データ記憶装置120に記憶しておき,利用者提示情報作成部13からの要求に応じて映像データやクリップデータを利用者提示情報作成部13に出力する。
【0017】
利用者提示情報作成部13は,利用者に提示する映像データやクリップデータをデータ蓄積管理部12に要求してデータ記憶装置120から読み出し,利用者に提示する情報を作成する。このとき,映像再生制御部16から映像再生方法を受け付けた場合には,必要な映像再生を実行するように利用者への提示情報を作成する。作成した情報を表示制御部14に出力する。表示制御部14は,利用者提示情報作成部13から受け取った情報を表示装置20に表示し,利用者に提示する。
【0018】
利用者要求受付部15は,映像編集に関する利用者からの要求をポインティングデバイス30から受け取り,受け取った要求を映像再生制御部16とクリップ選定部17にそれぞれ出力する。
【0019】
映像再生制御部16は,利用者要求受付部15から利用者の要求を受け取ると,受け取った利用者の要求に応じた映像再生方法を決定し,決定した映像再生方法を利用者提示情報作成部13に出力する。
【0020】
クリップ選定部17は,利用者要求受付部15から利用者の要求を受け取ると,受け取った利用者の要求に応じたクリップ選定を行い,選定したクリップデータをデータ蓄積管理部12に出力する。データ蓄積管理部12は,受け取ったクリップデータをデータ記憶装置120に格納し,管理する。
【0021】
次に,利用者からの要求に応じて映像編集に必要なクリップ選定を行う処理手順を説明する。本実施形態では,表示装置20の画面に対して,利用者がポインティングデバイス30によりポインティングした位置データを利用者からの要求とする場合について説明する。
【0022】
本実施形態において,映像再生制御部16における,利用者がポインティングした位置データから映像再生制御の方法を決定する方法を,図2と図3に従って説明する。
【0023】
図2は,映像再生画面を基準に設定した映像再生制御エリアとクリップ指定エリアの例を示している。図2において,40は映像編集操作を行う全体の画面,41は編集対象となる映像を再生する映像再生画面,42は映像再生制御エリア,43はクリップ指定エリアを表している。
【0024】
映像再生画面41は映像再生を行うエリアで,ここに映像内容が再生表示される。映像再生画面41を含む上下に拡大したエリアが映像再生制御エリア42で,利用者はマウスによるクリックまたはタッチパネルへのタッチなどにより,ここをポインティングすることによって映像の再生方法を変更できる。
【0025】
映像再生制御部16が,ポインティングされる位置により再生速度を決定する例を図3に示す。この例では,映像再生制御エリア42を左右に2等分し,右側にポインティングされたときには順次方向に再生し,左側にポインティングされたときには逆方向に再生する。さらに,映像再生制御エリア42の左右両端に近づくほど再生速度を大きくする。また,映像再生制御エリア42を上下に2等分し,上部にポインティングされたときには,図3(B)に示すように停止から高速再生,下部にポインティングされたときには,図3(C)に示すようにスロー再生の範囲で再生速度を変える。
【0026】
映像の再生方法が変更できるエリア以外にポインティングされたときには映像再生を停止する。
【0027】
次に,クリップ選定部17における,利用者がポインティングした位置データからクリップを選定する方法を以下に示す。この例では,図2において,映像再生制御エリア42の中にある映像再生画面41をクリップ指定エリア43としている。クリップ選定部17は,クリップ指定エリア43外の位置がポインティングされた直後にクリップ指定エリア43内がポインティングされたときに,その再生時刻をクリップの開始点とする。また,クリップ指定エリア43内がポインティングされた直後に,クリップ指定エリア43外がポインティングされたときに,その再生時刻をクリップの終了点とする。クリップ設定において,クリップの終了点が開始点よりも前の時刻に設定された場合には,このクリップ設定を無効とする。
【0028】
画面上にポインティングされた位置から上記の方法で映像再生制御,およびクリップ設定を行う場合の,全体の処理手順を図4に示す。
【0029】
まず,ステップS101では,編集の対象となる映像を映像受付部11により読み取る。読み取った映像は,データ蓄積管理部12がデータ記憶装置120に蓄積する。
【0030】
ステップS102では,利用者提示情報作成部13がデータ蓄積管理部12を介してデータ記憶装置120に記憶された映像を読み取り,利用者に提示する情報を作成し,表示制御部14を介して表示装置20に映像を提示する。
【0031】
ステップS103では,利用者要求受付部15により利用者からのポインティングデバイス30によるポインティングの受付を行う。
【0032】
ステップS104では,映像再生制御部16により映像再生制御を行うかどうかを,ポインティングの位置データによって判定する。映像再生制御を行う場合にはステップS105へ進み,行わない場合にはステップS106へ進む。
【0033】
ステップS105では,映像再生制御部16により映像再生方法を決定し,利用者提示情報作成部13に再生方法を指示する。利用者提示情報作成部13は,指示された再生方法に応じて映像の再生データを作成し,表示制御部14へ出力する。
【0034】
ステップS106では,クリップ選定部17によりクリップ設定を行うかどうかを,ポインティングの位置データによって判定する。クリップ設定を行う場合にはステップS107へ進み,行わない場合にはステップS108へ進む。
【0035】
ステップS107では,クリップ選定部17によりクリップの開始点または終了点の設定を実行し,開始点および終了点を示すクリップデータをデータ蓄積管理部12に通知し,データ記憶装置120に格納する。利用者提示情報作成部13は,必要なクリップを提示した画面を作成し,表示制御部14を介して表示装置20に提示する。
【0036】
ステップS108では,処理を終了する要求が入力されたかどうかを判定し,処理を終了する要求が入力されていないときには,ステップS103へ戻って同様に処理を繰り返す。処理を終了する要求が入力されたときには処理を終了する。
【0037】
次に,図5に従って,全体の動作例について説明する。図4のステップS102で図5に示すように映像が提示され,ステップS103での利用者のポインティングが図5に示すP1からP7の位置に順番にポインティングされたときに,表示装置20の画面に反映される動作は,以下のとおりとなる。
・P1:背景に相当するエリアのP1がタッチされたので映像再生停止。
・P2:クリップ指定エリア43A外で,映像再生制御エリア42A内の下部・右側のP2がタッチされると,映像Aのみ再生する。スロー再生で時間方向に再生される。
・P3:クリップ指定エリア43A外で,映像再生制御エリア42A内の上部・右側のP3がタッチされると,映像Aのみ高速再生に変更する。
・P4:クリップ指定エリア43A内の上部・右側のP4がタッチされると,その時刻を映像Aのクリップの開始時刻として管理する。
・P5:クリップ指定エリア43A内の上部・左側のP5がタッチされると,巻き戻し再生を行う。
・P6:クリップ指定エリア43A内の下部・右側のP6がタッチされると,スロー再生に変更する。
・P7:背景に相当するエリアのP7がタッチされると,その時刻を映像Aのクリップの終了時刻として管理し,映像再生を停止する。なお,映像再生を停止させないで,クリップの終了点を設定する場合には,映像再生制御エリア42A内で,クリップ指定エリア43A外の位置(例えばP2の位置)をタッチすればよい。
【0038】
以上の説明とおり,画面上で1回のタッチを行うだけで映像再生制御とクリップ選定を行うことができるので,効率的な映像編集が行える。
【0039】
データ蓄積管理部12が管理するデータ記憶装置120に記憶されたクリップデータを読み込むことで,クリップが設定されたときに,既に選定されたクリップとともに利用者に提示することも有効である。画面40の下部の,選定されたクリップ45は,選定したクリップを選定した時間順にリスト化して利用者に提示した例を示している。
【0040】
なお,図5に示す画面40の上部にあるメニューバーにおいて,「映像ファイル選択」は,編集対象の映像が格納されたファイルを選択するメニューである。「映像編集結果ロード」は,映像編集結果のクリップデータを読み出すことを指定するメニューである。「編集映像作成」は,映像を再生しながらクリップを選定して編集映像を作成することを指定するメニューである。「映像選択結果記録モード」は,選定したクリップデータを映像編集の途中で記録しておくことを指定するメニューである。「同期・非同期再生」は,複数の映像を同期させて再生するか同期させないで再生するかを指定するメニューである。「編集結果保存」は,それまでの映像の編集結果をデータ蓄積管理部12が管理するデータ記憶装置120に保存することを指定するメニューである。
【0041】
以上の映像編集の処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによっても実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
【符号の説明】
【0042】
10 映像編集装置
11 映像受付部
12 データ蓄積管理部
120 データ記憶装置
13 利用者提示情報作成部
14 表示制御部
15 利用者要求受付部
16 映像再生制御部
17 クリップ選定部
20 表示装置
30 ポインティングデバイス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
編集対象の映像内容を再生により提示し,提示した映像における特定の時間区間であるクリップを選定して映像を編集する映像編集装置において,
映像編集用の画面においてポインティングされた位置によって,映像の再生方法とクリップの設定とに関する利用者からの指示を受け付ける利用者要求受付手段と,
前記ポインティングされた位置によって映像の再生方法を制御する映像再生制御手段と,
前記ポインティングされた位置と再生中の映像の時刻によって映像の特定の時間区間であるクリップを選定するクリップ選定手段とを備え,
前記利用者要求受付手段で受け付けた利用者からの1回の指示に対して,前記映像再生制御手段による映像再生方法の決定と,前記クリップ選定手段によるクリップの開始点または終了点の設定とが共に行われるポインティング対象のエリアが,前記映像編集用の画面内に設けられている
ことを特徴とする映像編集装置。
【請求項2】
請求項1記載の映像編集装置において,
前記映像編集用の画面において,映像の再生方法を指定するためのポインティングが行われる映像再生制御エリアと,前記映像再生制御エリア内にクリップ選定のためのポインティングが行われるクリップ指定エリアとが予め設定され,
前記映像再生制御手段は,前記映像再生制御エリア内でポインティングされた位置に基づいて映像の再生方法を決定し,
前記クリップ選定手段は,前記クリップ指定エリア外の位置がポインティングされた直後に前記クリップ指定エリア内の位置がポインティングされたときに,再生されている映像時刻をクリップの開始点とし,前記クリップ指定エリア内の位置がポインティングされた直後に前記クリップ指定エリア外の位置がポインティングされたときに再生されている映像時刻をクリップの終了点として設定する
ことを特徴とする映像編集装置。
【請求項3】
利用者からの指示を受け付ける利用者要求受付手段と,映像の再生方法を制御する映像再生制御手段と,映像の特定の時間区間であるクリップを選定するクリップ選定手段とを備える映像編集装置が実行する映像編集方法であって,
前記利用者要求受付手段が,映像編集用の画面においてポインティングされた位置によって,映像の再生方法とクリップの設定とに関する利用者からの指示を受け付ける過程と,
前記映像再生制御手段が,前記ポインティングされた位置によって映像の再生方法を制御する過程と,
前記クリップ選定手段が,前記ポインティングされた位置と再生中の映像の時刻によって映像の特定の時間区間であるクリップを選定する過程とを有し,
かつ,前記ポインティングされた位置が,前記映像編集用の画面内に予め設定された特定のエリア内である場合に,前記利用者要求受付手段が受け付けた利用者からの1回の指示に対して,前記映像再生制御手段が映像再生方法を決定するとともに,前記クリップ選定手段がクリップの開始点または終了点の設定を行う
ことを特徴とする映像編集方法。
【請求項4】
コンピュータを,請求項1または請求項2記載の映像編集装置が備える手段として機能させるための映像編集プログラム。
【請求項5】
コンピュータを,請求項1または請求項2記載の映像編集装置が備える手段として機能させるための映像編集プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−49840(P2012−49840A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−190286(P2010−190286)
【出願日】平成22年8月27日(2010.8.27)
【出願人】(000004226)日本電信電話株式会社 (13,992)
【Fターム(参考)】