説明

曲尺用測定補助具

【課題】フランジFをパイプPに対し直角に取り付けるための治具として、広く市販されている曲尺を適用することを可能とでき、しかもフランジやパイプのサイズに柔軟に対応することができる曲尺用測定補助具を提供する。
【解決手段】曲尺用測定補助具1を曲尺Kの長手Nに取付けておく。フランジFをパイプPの端部に当て、そして曲尺Kに取り付けた曲尺用測定補助具1の各当接部5をパイプPの外周部分に当接させ、妻手TをフランジFの合せ面Faに当接させる。当接部5とパイプPの外周部分との間に隙間が開かないように注意しながら、妻手TとフランジFとの間に隙間が開かない状態にフランジFの姿勢を調節する。この当接部5とパイプPの外周部分との間に隙間が開かない状態で、且つ妻手TとフランジFとの間に隙間が開かない状態では、フランジFとパイプPの軸線Jとが為す角度θが直角になる。この状態を保ったままフランジFをパイプPに対し溶接する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は曲尺に取付けて用いる曲尺用測定補助具に係り、特にパイプにフランジを直角に取付ける際などにおいて用いる曲尺用測定補助具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えばプラント配管や工場等における設備配管などを構成するための配管を行う場合には、パイプどうしを連結する必要がある。パイプどうしを連結するためには、まず図11に示すように複数の穴が形成されたフランジFを溶接によってパイプPの端部に取り付ける。そして、連結するパイプPのフランジFを、その穴どうしが対向するように重ね合わせて、フランジFの穴にボルトを挿通し、ボルトに取り付けたナットを締め付けてパイプPどうしを連結する。
フランジFがパイプPに対し傾いた姿勢で取り付けられていると、すなわちフランジFとパイプPの軸線Jとが為す角度θが直角でないと、図12(a)に示すように重ね合わせようとするフランジFの間に隙間が生じてしまう。また、パイプPに対し傾いて取り付けられたフランジFを重ね合わせると、図12(b)に示すようにパイプPが傾いてしまうことになる。
【0003】
そこで、フランジFをパイプPに対し直角に取り付けるための治具として、特許文献1に記載された直角定規がある。しかし、この直角定規は他に用途がないばかりか、フランジやパイプのサイズに対応した複数のものを用意しなくてはならないという問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平6−17886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、フランジFをパイプPに対し直角に取り付けるための治具として、広く市販されている曲尺を用いることを可能とでき、しかもフランジやパイプのサイズに柔軟に対応することができる曲尺用測定補助具を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、本体部と、前記本体部に設けられた当接部と、前記本体部を曲尺に取付ける固定手段とから成り、前記固定手段によって本体部を曲尺の長手に固定すると、前記当接部は曲尺の長手と平行になることを特徴とする曲尺用測定補助具である。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載した曲尺用測定補助具において、固定手段は、本体部に形成され曲尺の長手が入る溝と、本体部に設けられ前記溝に嵌った曲尺の長手の側面を押圧する固定ネジとによって構成されていることを特徴とする曲尺用測定補助具である。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した曲尺用測定補助具において、本体部には、固定手段によって本体部を曲尺の長手に固定すると、曲尺の妻手と平行になる側部が設けられていることを特徴とする曲尺用測定補助具である。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載した曲尺用測定補助具において、固定手段によって本体部を2本の曲尺に固定すると、2本の曲尺は互いに直行し、一方の曲尺の側面を当接部として用いることを特徴とする曲尺用測定補助具である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の曲尺用測定補助具によれば、フランジFをパイプPに対し直角に取り付けるための治具として、広く市販されている曲尺を用いることを可能とでき、しかもフランジやパイプのサイズに柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施の形態1に係る曲尺用測定補助具の斜視図である。
【図2】図1の曲尺用測定補助具を取り付けた曲尺を用いてフランジをパイプの端部に直角に取り付ける作業を説明するための図である。
【図3】図1の曲尺用測定補助具を取り付けた曲尺を用いて2つのパイプを、エルボを介して直角に連結する作業を説明するための図である。
【図4】図1の曲尺用測定補助具を取り付けた曲尺を用いてパイプの外形を計測する作業を説明するための斜視図である。
【図5】図1の曲尺用測定補助具を取り付けた曲尺を用いて平板に罫書きを行う作業について説明するための斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る曲尺用測定補助具の斜視図である。
【図7】図6の曲尺用測定補助具を取り付けた曲尺を用いてフランジをパイプの端部に直角に取り付ける作業を説明するための図である。
【図8】図6の曲尺用測定補助具を取り付けた曲尺を用いて2つのパイプを、エルボを介して直角に連結する作業を説明するための図である。
【図9】図6の曲尺用測定補助具を取り付けた曲尺を用いて大口径のパイプPの端部の直角度測定について説明するための図である。
【図10】図6の曲尺用測定補助具を取り付けた曲尺を用いてパイプPにエルボLを取付ける作業について説明するための図である。
【図11】プラント配管や工場等における設備配管などを構成するための配管用パイプと、このパイプの端部に溶接するフランジの斜視図である。
【図12】フランジがパイプに対し傾いた姿勢で取り付けられた場合の問題点を説明するための図で、(a)が重ね合わせようとするフランジの間に隙間が生じてしまう状態を示し、(b)がフランジFを重ね合わせるとパイプが傾いてしまう状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の実施の形態1に係る曲尺用測定補助具1を、図1から図5にしたがって説明する。
符号3は本体部を示し、この本体部3は上下方向に延びる略長方形の平板状であり、その下面が後述する当接部5となっており、また左右の面がそれぞれ左側部7、右側部9となっている。
本体部3の上端部には左右方向へ延びる溝11が形成されており、この溝11は左側部7から右側部9まで連通している。溝11は底面13と上下の内側面15、17とによって囲まれており、この溝11の縦断面はコ字形を為している。溝11の幅寸法は曲尺Kの長手Nがぴったり嵌る大きさに設定され、深さ寸法は曲尺Kの長手Nの厚さ寸法と略同じに設定されている。
【0013】
溝11を挟んで上側には内側面15を含む幅狭の上側壁部19が設けられ、下側には内側面17を含む幅広の下側壁部20が設けられている。
上側壁部19の中央には雌ネジ穴21が形成され、この雌ネジ穴21は上側壁部19を貫通している。雌ネジ穴21には固定ネジ23が螺合されており、固定ネジ23の先端部は内側面15から突出するようになっている。
固定手段は溝11と固定ネジ23とによって構成されている。
本体部3の溝11の下側には長方形の穴25が形成されている。
【0014】
次に、曲尺用測定補助具1の取付け方について説明する。
本体部3の下側壁部20が曲尺Kの妻手Tに対向するように、長手Nを溝11に嵌めて、その状態で固定ネジ23を締める。これにより固定ネジ23が長手Nの側面を押圧して、曲尺用測定補助具1が長手Nに固定される。曲尺用測定補助具1が長手Nに固定された状態では、当接部5が曲尺Kの長手Nの側面と平行になり、また左側部7、右側部9が曲尺Kの妻手Tの側面と平行になる。
図2に示すように2つの曲尺用測定補助具1を曲尺Kに取付ける場合には、2つの曲尺用測定補助具1を互いに間隔をあけて配置する。
【0015】
次いで、曲尺用測定補助具1の使用方法について説明する。
フランジFをパイプPの端部に直角に取り付ける作業について説明する(図2参照)。
同図に示すように2つの曲尺用測定補助具1を曲尺Kの長手Nに取付けておく。
フランジFをパイプPの端部に当て、そして曲尺Kに取り付けた曲尺用測定補助具1の各当接部5をパイプPの外周部分に当接させ、妻手TをフランジFの合せ面Faに当接させる。当接部5とパイプPの外周部分との間に隙間が開かないように注意しながら、妻手TとフランジFとの間に隙間が開かない状態にフランジFの姿勢を調節する。この当接部5とパイプPの外周部分との間に隙間が開かない状態で、且つ妻手TとフランジFとの間に隙間が開かない状態では、フランジFとパイプPの軸線Jとが為す角度θが直角になる。この状態を保ったままフランジFをパイプPに対し溶接する。このように簡単な作業でフランジFをパイプPに対し直角に取り付けることができる。
【0016】
2つのパイプP1、P2を、エルボLを介して直角に連結する作業について説明する(図3参照)。
同図に示すように2つの曲尺用測定補助具1を、下側壁部20が曲尺Kの妻手Tと反対側にくるように長手Nに取付けておく。
2本のパイプP1、P2を横と縦の関係になるように配置し、またエルボLの端部を前記したように配置した2本のパイプP1、P2の端部にそれぞれ当接するように備える。そして曲尺Kに取り付けた曲尺用測定補助具1の各当接部5をパイプP1の外周部分に当接させ、妻手TをパイプP2の外周部分に当接させる。当接部5とパイプP1の外周部分との間に隙間が開かないように注意しながら、妻手TとパイプP2の外周部分との間に隙間が開かない状態にパイプP2の姿勢を調節する。この当接部5とパイプP1の外周部分との間に隙間が開かない状態で、且つ妻手TとパイプP2の外周部分との間に隙間が開かない状態では、パイプP1の軸線J1とパイプP2の軸線J2とが為す角度θが直角になる。この状態を保ったままエルボLを2つのパイプP1、P2に対し溶接する。このように簡単な作業で2つのパイプP1、P2を、エルボLを介して直角に連結することができる。
【0017】
パイプPの外形を計測する作業について説明する(図4参照)。
同図に示すように曲尺用測定補助具1を、下側壁部20が曲尺Kの妻手Tと対向するように長手Nに取付けておく。
曲尺KをパイプPに掛けるように、妻手TをパイプPの外周部分に当接させる。固定ネジ23を緩め、曲尺用測定補助具1を長手Nに沿ってスライドさせて、右側部9をパイプPの外周部分に当接させる。この妻手TをパイプPの外周部分に当接させ、且つ右側部9をパイプPの外周部分に当接させた状態で、右側部9の位置する部位の長手Nの目盛りを読む。このように簡単な作業でパイプPの外形を計測することができる。
【0018】
平板Hに罫書きを行う作業について説明する(図5参照)。
同図に示すように曲尺用測定補助具1を、下側壁部20が曲尺Kの妻手Tと対向するように長手Nに取付けておく。
曲尺Kを平板Hに載せ、右側部9を平板Hの側面に当接させる。この右側部9を平板Hの側面に当接させた状態で曲尺Kを押え、長手Nまたは妻手Tの側面に沿って鉛筆等で線を引く。このように簡単な作業で平板Hから矩形の平板を切り出すための罫書きを正確に行うことができる。
【0019】
本発明の実施の形態2に係る曲尺用測定補助具51を、図6から図10にしたがって説明する。
符号53は本体部を示し、この本体部53は正面から見て十字形をした平板状であり、上部55、中央部57、下部59、左部61及び右部63を有している。
本体部53には上下方向へ延びる溝71が形成されており、この溝71は上部55から中央部57を通り下部59まで連通している。溝71は底面73と左右の内側面75、77とによって囲まれており、この溝71の横断面はコ字形を為している。溝71の幅寸法は曲尺Kの長手Nがぴったり嵌る大きさに設定され、深さ寸法は曲尺Kの長手Nの厚さ寸法の略2倍に設定されている。
【0020】
溝71を挟んで左側には内側面75を含む幅狭の左側壁部79が設けられ、右側には内側面77を含む幅狭の右側壁部81が設けられている。
右側壁部81には2つの雌ネジ穴83が形成されており、2つの雌ネジ穴83は上部55の中央と下部59の中央とに配置されている。2つの雌ネジ穴83はそれぞれ右側壁部81を貫通している。各雌ネジ穴83には固定ネジ85がそれぞれ螺合されており、各固定ネジ85の先端部は内側面77からそれぞれ突出するようになっている。
【0021】
また、本体部53には左右方向へ延びる溝91が形成されており、この溝91は左部61から中央部57を通り右部63まで連通している。溝91と溝71は直交して配置されている。
溝91は底面93と上下の内側面95、97とによって囲まれており、この溝91の縦断面はコ字形を為している。溝91の幅寸法は曲尺Kの長手Nがぴったり嵌る大きさに設定され、深さ寸法は曲尺Kの長手Nの厚さ寸法と略同じに設定されている。
【0022】
溝91を挟んで上側には内側面95を含む幅狭の上側壁部99が設けられ、下側には内側面97を含む幅狭の下側壁部101が設けられている。
下側壁部101には2つの雌ネジ穴103が形成されており、2つの雌ネジ穴103は左部61の中央と右部63の中央とに配置されている。2つの雌ネジ穴103はそれぞれ下側壁部101を貫通している。各雌ネジ穴103には固定ネジ105がそれぞれ螺合されており、各固定ネジ105の先端部は内側面97からそれぞれ突出するようになっている。
固定手段は溝71、固定ネジ85、溝91及び固定ネジ105によって構成されている。
【0023】
次に、曲尺用測定補助具51の取付け方について説明する。
曲尺K1の妻手T1を溝71に嵌めて、その状態で固定ネジ85を締める。これにより固定ネジ85が妻手T1の側面を押圧して、曲尺用測定補助具51が妻手T1に固定される。そして、曲尺K2の長手N2を溝91に嵌めて、その状態で固定ネジ105を締める。これにより固定ネジ105が長手N2の側面を押圧して、曲尺用測定補助具51が長手N2に固定される。曲尺用測定補助具51が妻手T1と長手N2とに固定された状態では、妻手T1と長手N2とが互いに直交し、また長手N1と長手N2とが平行になる。
【0024】
次いで、曲尺用測定補助具51の使用方法について説明する。
フランジFをパイプPの端部に直角に取り付ける作業について説明する(図7参照)。
同図に示すように曲尺用測定補助具51を、曲尺K1の妻手T1と曲尺K2の長手N2とに取付けておく。これにより曲尺K1と曲尺K2とが、曲尺用測定補助具51を介して連結される。
曲尺K1の長手N1の側面を当接部として、上述した曲尺用測定補助具1を用いた場合と同様に作業を行う。このように長手N1を当接部とすることで、より正確にフランジFをパイプPに対し直角に取り付けることができる。また、妻手T1に対し、または長手N2に対し曲尺用測定補助具51を固定する位置を変更することで、フランジFやパイプPのサイズに柔軟に対応することができる。
【0025】
2つのパイプP1、P2を、エルボLを介して直角に連結する作業について説明する(図8参照)。
同図に示すように曲尺用測定補助具51を、曲尺K1の妻手T1と曲尺K2の妻手T2とに取付けておく。
曲尺K1の長手N1の側面を当接部として、上述した曲尺用測定補助具1を用いた場合と同様に作業を行う。このように長手N1を当接部とすることで、より正確に2つのパイプP1、P2を、エルボLを介して直角に連結することができる。また、妻手T1に対し、または妻手T2に対し曲尺用測定補助具51を固定する位置を変更することで、エルボLやパイプPのサイズに柔軟に対応することができる。
【0026】
大口径のパイプPの端部の直角度測定について説明する(図9参照)。
同図に示すように曲尺用測定補助具51を、曲尺K1の長手N1と曲尺K2の長手N2に取り付け、曲尺用測定補助具51を介して長手N1と長手N2とを連結する。
大口径のパイプPの端部に長手N1と長手N2を当てる。このとき曲尺用測定補助具51の下端部はパイプP内に入り込む。そして妻手T2をパイプPの外周部分に当接させる。このように大口径のパイプPの端部の直角度測定を行うことができる。
【0027】
パイプPにエルボLを取付ける作業について説明する(図10参照)。
同図に示すように曲尺用測定補助具51を、曲尺K1の妻手T1と曲尺K2の長手N2とに取付けておく。
パイプPの端部にエルボL当接し、そして長手N1をパイプPの外周部分に当接させ、長手N2をエルボLの端部に当接させる。長手N1とパイプPの外周部分との間に隙間が開かないように注意しながら、長手N2とエルボLの端部との間に隙間が開かない状態にエルボLの姿勢を調節する。この長手N1とパイプPの外周部分との間に隙間が開かない状態で、且つ長手N2とエルボLの端部との間に隙間が開かない状態では、パイプPの軸線JとエルボLの端部とが平行になる。この状態を保ったままエルボLをパイプPに対し溶接する。このように簡単な作業でパイプPにエルボLを精度よく取付けることができる。
【0028】
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、プラント配管や工場等における設備配管などに使用する配管を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば建材等の円柱状の材料に長方形の平板を取り付ける等に適用できる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明は工具類の製造業に利用可能である。
【符号の説明】
【0030】
1…曲尺用測定補助具 3…本体部
5…当接部 7…左側部
9…右側部 11…溝
13…底面 15、17…内側面
19…上側壁部 20…下側壁部
21…雌ネジ穴 23…固定ネジ
25…穴
51…曲尺用測定補助具 53…本体部
55…上部 57…中央部
59…下部 61…左部
63…右部
71…溝 73…底面
75、77…内側面 79…左側壁部
81…右側壁部 83…雌ネジ穴
85…固定ネジ
91…溝 93…底面
95、97…内側面 99…上側壁部
101…下側壁部 103…雌ネジ穴
105…固定ネジ
F…フランジ Fa…合せ面
P、P1、P2…パイプ J、J1、J2…軸線
K、K1、K2…曲尺 N、N1、N2…長手
T、T1、T2…妻手
L…エルボ H…平板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体部と、前記本体部に設けられた当接部と、前記本体部を曲尺に取付ける固定手段とから成り、前記固定手段によって本体部を曲尺の長手に固定すると、前記当接部は曲尺の長手と平行になることを特徴とする曲尺用測定補助具。
【請求項2】
請求項1に記載した曲尺用測定補助具において、固定手段は、本体部に形成され曲尺の長手が入る溝と、本体部に設けられ前記溝に嵌った曲尺の長手の側面を押圧する固定ネジとによって構成されていることを特徴とする曲尺用測定補助具。
【請求項3】
請求項1または2に記載した曲尺用測定補助具において、本体部には、固定手段によって本体部を曲尺の長手に固定すると、曲尺の妻手と平行になる側部が設けられていることを特徴とする曲尺用測定補助具。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載した曲尺用測定補助具において、固定手段によって本体部を2本の曲尺に固定すると、2本の曲尺は互いに直行し、一方の曲尺の側面を当接部として用いることを特徴とする曲尺用測定補助具。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate