最適化された抗CD30抗体
CD30を標的する抗体であって、この抗体は、親抗体に対して少なくとも1つの修飾を含み、この抗体は、親抗体と比較して異なる親和性でFcγRに結合するか、エフェクター機能を変化させる。また、抗CD30抗体の使用方法も開示されている。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
癌と、自己免疫疾患と、感染症と、炎症性疾患とからなる群から選択される兆候を処置する方法であって、親のFc領域に対して221、222、224、227、228、230、231、223、233、234、235、236、237、238、239、240、241、243、244、245、246、247、249、250、258、262、263、264、265、266、267、268、269、270、271、272、273、274、275、276、278、280、281、283、285、286、288、290、291、293、294、295、296、297、298、299、300、302、313、317、318、320、322、323、324、325、326、327、328、329、330、331、332、333、334、335、336および428からなる群から選択される位置でFc領域に少なくとも1つのアミノ酸置換を有し、かつ、親抗体とは異なる親和性でFcγRと結合する抗CD30抗体を投与することを含み、番号付けがKabatの分類によるEU指標に基づくものである、方法。
【請求項2】
前記アミノ酸置換が、230、240、244、245、247、262、263、266、273、275、299、302、313、323、325、328、332からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記置換が、H268E、A330Y、A330L、G236Aからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記抗体がヒト化抗体である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記抗体が、配列番号2、4、7〜9および11からなる群から選択される可変重鎖配列および/または配列番号1、3、5、6および10からなる群から選択される可変軽鎖配列を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記抗体が、配列番号2、4、7〜9および11からなる群から選択される可変重鎖配列と、配列番号1、3、5、6および10からなる群から選択される可変軽鎖配列とを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記抗体が、配列番号13〜19からなる群から選択される重鎖定常領域および/または配列番号12の軽鎖定常領域を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記抗体が、配列番号13〜19からなる群から選択される重鎖定常領域と、軽鎖定常領域配列番号12とを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記抗体が、配列番号19の重鎖配列および/または配列番号20の軽鎖配列を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記抗体が、配列番号19の重鎖配列および配列番号20の軽鎖配列を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記修飾が改変糖型(engineered glycoform)である、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記抗CD30抗体が、親抗体に比してフコシル化率の低いものである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記FcγRが、ヒトFcγRI、FcγRIIa、FcγRIIb、FcγRIIc、FcγRIIIaからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記抗体が、親抗体よりも高い親和性で前記FcγRに結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記抗体が、親のFc領域と比較してエフェクター機能の変化したものである、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記エフェクター機能がADCCである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記ADCCが親抗体よりも亢進されている、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記兆候が、ホジキンスリンパ腫または小細胞性肺癌である、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
請求項1の抗体と、塩化ナトリウムと、界面活性剤とを含む、組成物。
【請求項20】
界面活性剤がソルビトールである、請求項19に記載の組成物。
【請求項21】
前記界面活性剤がポリソルベート20またはポリソルベート80である、請求項20に記載の組成物。
【請求項22】
前記組成物のpHがpH6.0〜7.0の間である、請求項21に記載の組成物。
【請求項1】
癌と、自己免疫疾患と、感染症と、炎症性疾患とからなる群から選択される兆候を処置する方法であって、親のFc領域に対して221、222、224、227、228、230、231、223、233、234、235、236、237、238、239、240、241、243、244、245、246、247、249、250、258、262、263、264、265、266、267、268、269、270、271、272、273、274、275、276、278、280、281、283、285、286、288、290、291、293、294、295、296、297、298、299、300、302、313、317、318、320、322、323、324、325、326、327、328、329、330、331、332、333、334、335、336および428からなる群から選択される位置でFc領域に少なくとも1つのアミノ酸置換を有し、かつ、親抗体とは異なる親和性でFcγRと結合する抗CD30抗体を投与することを含み、番号付けがKabatの分類によるEU指標に基づくものである、方法。
【請求項2】
前記アミノ酸置換が、230、240、244、245、247、262、263、266、273、275、299、302、313、323、325、328、332からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記置換が、H268E、A330Y、A330L、G236Aからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記抗体がヒト化抗体である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記抗体が、配列番号2、4、7〜9および11からなる群から選択される可変重鎖配列および/または配列番号1、3、5、6および10からなる群から選択される可変軽鎖配列を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記抗体が、配列番号2、4、7〜9および11からなる群から選択される可変重鎖配列と、配列番号1、3、5、6および10からなる群から選択される可変軽鎖配列とを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記抗体が、配列番号13〜19からなる群から選択される重鎖定常領域および/または配列番号12の軽鎖定常領域を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記抗体が、配列番号13〜19からなる群から選択される重鎖定常領域と、軽鎖定常領域配列番号12とを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記抗体が、配列番号19の重鎖配列および/または配列番号20の軽鎖配列を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記抗体が、配列番号19の重鎖配列および配列番号20の軽鎖配列を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記修飾が改変糖型(engineered glycoform)である、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記抗CD30抗体が、親抗体に比してフコシル化率の低いものである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記FcγRが、ヒトFcγRI、FcγRIIa、FcγRIIb、FcγRIIc、FcγRIIIaからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記抗体が、親抗体よりも高い親和性で前記FcγRに結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記抗体が、親のFc領域と比較してエフェクター機能の変化したものである、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記エフェクター機能がADCCである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記ADCCが親抗体よりも亢進されている、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記兆候が、ホジキンスリンパ腫または小細胞性肺癌である、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
請求項1の抗体と、塩化ナトリウムと、界面活性剤とを含む、組成物。
【請求項20】
界面活性剤がソルビトールである、請求項19に記載の組成物。
【請求項21】
前記界面活性剤がポリソルベート20またはポリソルベート80である、請求項20に記載の組成物。
【請求項22】
前記組成物のpHがpH6.0〜7.0の間である、請求項21に記載の組成物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6a】
【図6b】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6a】
【図6b】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【公表番号】特表2009−511495(P2009−511495A)
【公表日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−534748(P2008−534748)
【出願日】平成18年10月6日(2006.10.6)
【国際出願番号】PCT/US2006/039306
【国際公開番号】WO2007/044616
【国際公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【出願人】(501154035)ゼンコー・インコーポレイテッド (18)
【氏名又は名称原語表記】XENCOR、 INC.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年10月6日(2006.10.6)
【国際出願番号】PCT/US2006/039306
【国際公開番号】WO2007/044616
【国際公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【出願人】(501154035)ゼンコー・インコーポレイテッド (18)
【氏名又は名称原語表記】XENCOR、 INC.
【Fターム(参考)】
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