説明

材木を改質する材木含浸処理用組成物、改質材木、及び改質材木の製造方法

【課題】寸法安定性、防腐性、紫外線劣化防止性、及びホルマリンの発生を抑制した改質材木に使用する材木含浸処理用組成物を提供すること。
【解決手段】プレポリマー状の水溶性飽和共重合ポリエステル樹脂に、架橋剤としてのカルボジイミド基を持つ架橋剤と、防腐成分としてのテブコナゾールと、非イオン性界面活性剤としてのヒマシ硬化油のポリオキシエチレン付加物と、アニオン性界面活性剤としてのラウリル酸硫酸塩と、紫外線吸収剤としてのヒドロメトキシベンゾフェノンスルホン酸(3水塩)と、寸法安定剤としてのジエチレングリコールブチルエーテルをそれぞれ混和、乳化させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、改質材木に使用する材木含浸処理用組成物、改質材木、及び改質材木の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
市場に広く流通する針葉樹材木等を広葉樹なみの硬度や防腐性に改質するための方法としては、材木を減圧下または加圧下において熱硬化性樹脂を硬化させる処理(ウッドプラスチックコンビネーション(以下WPCと呼ぶ。))としては、例えば特許文献1に記載されるように、材木にアクリルオリゴマーを注入し、メタクリロイル基及びアクリロイル基などの官能性基を無溶剤で複数持たせて紫外線、熱等で硬化させる方法がある。
この処理方法は、無溶剤であり、樹脂が固形化される際に効率よく材木の導管に処理剤が充填されるが、平滑面を形成するためにはコストと時間がかかるという問題がある。
【0003】
すなわち、上記処理方法の問題は、架橋させる際に紫外線を照射する必要上、製品段階での耐紫外線を高めるための紫外線吸収剤の配合を配合できず、太陽光により樹脂が分解されてカビなど発生を招く点である。
【0004】
また、特許文献2にみられるように樹脂を材木の表面近傍にのみ注入することも提案されている。
【0005】
しかし、処理領域が表面近傍だけであるため、樹脂の重合時に材木がヒビ割れした場合には、材木のヒビや割れまで樹脂が到達していない恐れがあり、耐候性を確保するため別工程で埋め修理をしなければならず、手間やコストが係るという問題がある。
【0006】
特許文献3に見られるように、メラミン樹脂を架橋剤とし、飽和共重合ポリエステル樹脂をスギ材に注入して硬化させる方法も存在する。しかし処理工程において重合温度が120度以上となるため材木が色焼けしたり、ホルムアルデヒトが発生するという問題がある。
【0007】
特許文献4に見られるように、ポリエチレングリコール類を使用した樹脂含浸の処理も提案されているが、樹脂が水溶性を有するため、雨水などにより溶脱するという問題もある。
【0008】
特許文献5にみられるようにホルマリンとメラミンユリア樹脂をリン酸化合物と縮合させて寸法安定性および難燃性を得る方法が提案されているが、湿気が多い場所では、リン酸の白華現象が生じ、美観を損ねたり、寸法安定性を付与させる工程でホールマール処理を行うため、ホルムアルデヒトの拡散を避けることができないという問題がある。
【特許文献1】特開平10−166317号公報
【特許文献2】特開平6−270108号公報
【特許文献3】特許第3568420号公報
【特許文献4】特開平5−220712号公報
【特許文献5】特開平5−77207号公報
【0009】
そればかりでなくこれらの処理においては、減圧加圧注入機の樹脂がなんらかの原因で重合を起こすと、設備自身に大きなダメージが出て設備に大きな損害が生じるため、これを防止するためには設備全体の温度を低温に維持する必要がありコストがかかるという問題もある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであってその目的とするところは、樹脂含浸による材木の欠点である耐候性の向上を骨子とし、作業が簡単で、寸法安定性が向上し、また耐水性、防腐性、対紫外線性に優れしかもホルマリンの発生を抑制し、さらに塗装性、印刷性に優れた改質材木を製造するための材木含浸処理用組成物を提供することである。
本発明の他の目的は、上記材木含浸処理用組成物を使用した改質材木、及びその製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために請求項1の発明は、プレポリマー状の水溶性飽和共重合ポリエステル樹脂に、架橋剤としてのカルボジイミド基を持つ架橋剤と、防腐成分としてのテブコナゾールと、非イオン性界面活性剤としてのヒマシ硬化油のポリオキシエチレン付加物と、アニオン性界面活性剤としてのラウリル酸硫酸塩と、紫外線吸収剤としてのヒドロメトキシベンゾフェノンスルホン酸(3水塩)と、寸法安定剤としてのジエチレングリコールブチルエーテルをそれぞれ混和、乳化させて調製されている。
【0012】
請求項3の発明は、プレポリマー状の水溶性飽和共重合ポリエステル樹脂に、架橋剤としてのカルボジイミド基を持つ架橋剤と、防腐成分としてのテブコナゾールと、非イオン性界面活性剤としてのヒマシ硬化油のポリオキシエチレン付加物と、アニオン性界面活性剤としてのラウリル酸硫酸塩と、紫外線吸収剤としてのヒドロメトキシベンゾフェノンスルホン酸(3水塩)と、寸法安定剤としてのジエチレングリコールブチルエーテルをそれぞれ混和、乳化させてなる改質剤に被処理材木を浸漬して減圧、また減圧後に加圧して被処理材木に前記改質剤を含浸させる工程と、改質剤が含浸された被処理材木を液切り後に90乃至100℃に加熱して改質剤を熱重合させる工程とを備える。
【0013】
請求項4の発明は、水溶性飽和共重合ポリエステル樹脂と、カルボジイミド基を持つ架橋剤と、防腐成分としてのテブコナゾールと、非イオン性界面活性剤としてのヒマシ硬化油のポリオキシエチレン付加物と、アニオン性界面活性剤としてのラウリル酸硫酸塩と、紫外線吸収剤としてのヒドロメトキシベンゾフェノンスルホン酸(3水塩)と、寸法安定剤としてのジエチレングリコールブチルエーテルを重合状態で含浸している。
【発明の効果】
【0014】
請求項1の発明によれば、常温での長期保存が可能であるため、加圧減圧処理装置内で重合するのを可及的に抑制して設備のコスト低減や故障を防止できる。
また、ホルマリンを生じる樹脂としては安定化剤としてのブチルセロソルブ(正式名エチレングリコールモノ-ノルマル-ブチルエーテル)であるが、添加量が2%以下に抑制されているので実用上問題が生じない程度に抑制できる。
【0015】
請求項3の発明によれば、材木内部で水溶性飽和共重合ポリエステル樹脂を重合化させ、防腐性のある耐水性ポリマーを形成させ、さらに防腐成分および材木の紫外線劣化防止をさせた材木を提供できる。材木は寸法安定性が向上し、防腐性が向上する。さらに防腐成分および材木の紫外線劣化防止を持つため屋外での材木の使用には好適である。
【0016】
請求項4の発明によれば、材木を改質する当該樹脂はイオン性向がアニオン性であるため、様々な顔料や塗料により印刷や塗装ができる。また、改質に使用されている樹脂はアニオン性のため水性ウレタンを塗装することができる。このため、本発明の改質材木にウレタンを塗装して染料や顔料の受理層を形成すると、インクジェット方式や昇華転写方式などの軽便な印刷方法でも発色性の高い印刷が可能となり、間伐材などの節目の多い材木を有効に活用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に本発明の実施の形態について詳細に説明する。
耐水性の向上のために、プレポリマー状の水溶性飽和共重合ポリエステル樹脂に、架橋剤としてカルボジイミド基を持つ架橋剤を配合し、さらに防腐成分としてα−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−(1)−エタノール(一般名:テブコナゾール)、非イオン性界面活性剤としてヒマシ硬化油のポリオキシエチレン付加物、アニオン性界面活性剤としてラウリル酸硫酸塩、紫外線吸収剤としてヒドロメトキシベンゾフェノンスルホン酸(3水塩)、寸法安定剤としてジエチレングリコールブチルエーテル(正式名エチレングリコールモノ-ノルマル-ブチルエーテル)をそれぞれ混和、乳化させて組成物を調製した。
この組成物は、減圧法または減圧加圧法により材木に容易に含浸させることができ、剤が注入された材木を90乃至100℃に加熱することにより組成物を熱重合させるこができる。このようにして改質された材木は、防腐性、寸法安定性に優れ、さらに防腐成分と材木とがともに紫外線に対する耐久性を備えることになる。
なお、ブチルセロソルブは、本質的にはホルマリンを生じる樹脂ではあるが、添加量を2%以下に抑制すれば、実用上発生を防止できる。
【0018】
ラウリル酸硫酸塩は一般にアニオン性界面活性剤と知られているが、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、オキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムが本発明の材木含浸処理用組成物として好適であることが確認できた。
【0019】
非イオン性界面活性剤としては、ヒマシ硬化油のポリオキシエチレン付加物のうち、ヒマシ硬化油エチレンオキシド40モル付加物は、本発明の材木含浸処理用組成物として好適であることが確認できた。
【0020】
材木に寸法安定性をもたらせるための溶剤としてはジエチレングリコールブチルエーテルは、本発明の材木含浸処理用組成物として好適であることが確認できた。
【0021】
紫外線吸収剤としては水溶性を有するヒドロメトキシベンゾフェノンスルホン酸(3水塩)は、本発明の材木含浸処理用組成物として好適であることが確認できた。
【0022】
また、本発明の材木含浸処理用組成物は、水分が揮散せず、かつ遮光された状態(密封状態)では、40℃の環境下でも4ヶ月以上重合が発生しなかった。
このように本発明の材木含浸処理用組成物は、実用上、最も問題となる長期保存性に優れているから、減圧加圧注入機を特別の冷暗所に設置する必要がなく設備のコストを引き下げることが可能となる。
(実施例1)
【0023】
先ず、カルボキシル基を有する低分子量反応型飽和共重合ポリエステル樹脂(互応化学工業社製 プラスコートZ730(登録商標))を用意する。この樹脂は、水分散化させた25%濃度のカルボキシル基を有する分子量が3000程度のプレポリマー状態の透明液状の反応型水溶性ポリエステル樹脂で、軟化点100度、pH6.8であった。
【0024】
カルボジイミド基架橋剤(日清紡社製 カルボジライト(登録商標))を上記飽和共重合ポリエステル樹脂93重量に対し5重量だけ混和撹拌して主剤98重量とする。
【0025】
主成分と架橋剤との配合割合は99.5対0.5から85対15の範囲で任意に配合できるが、最も適した配合は95対5から92対8である。つまり、架橋剤が10%超えるとコストが高くなり、少なすぎると硬化阻害の原因になる。
【0026】
さらに安定剤として汎用のブチルセロソルブ2重量を加えて100重量とする。その後ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸(三水塩)水溶性紫外線吸収剤(シプロ化成社製 シーソーブ101S(登録商標))を固形粉末1重量を添加し、撹拌させて溶解させる。これにより、材木含浸処理用組成物の調製が完了する。
ところで、安定剤として汎用のブチルセロソルブ(正式名エチレングリコールモノ-ノルマル-ブチルエーテル)は、本質的にはホルマリンを生じる樹脂ではあるが、添加量を2%以下に抑制しているため、実用上問題が生じない程度にホルマリンの発生を防止できる。
【0027】
次にジエチレングリコールブチルエーテルを溶剤として40重量、テブコナゾールを固体として20重量、硬化ヒマシ油(SURFRIC HCO−40(登録商標))を固体として10重量、汎用ヒマシ油溶剤20重量、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン(アルスコープLEー40(登録商標))を溶剤として10重量を加え撹拌して濃縮防腐薬剤100重量を製作した。
【0028】
含浸液原液101重量に対し上記濃縮防腐薬剤を5重量加えて計106重量の含浸液とした。この作業により材木の防腐に適したテブコナゾールが添加される。
【0029】
なお、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸(三水塩)水溶性紫外線吸収剤の固形粉末1重量は、上記の作業後に添加しても好適に溶解する。
【0030】
(実施例2)
上記実施例1の材木含浸処理用組成物300kgを減圧加圧機(深さ60cm、幅120cm、長さ480cmの水槽)入れ、サンプルとしてヒノキ材板(一辺100cm、厚さ3cm)を浮き上がらないように2枚を漬けて、減圧(0.08mpa)して1時間維持し、その後に加圧(0.30mpa)状態で4時間放置した。
常圧に戻してから減圧加圧機よりサンプルを取り出し液切りを行い、乾燥機内で100℃に加熱して重合を2時間を行った。このような手法でサンプルを33枚作成した。
防腐成分としてのテブコナゾール単独の使用はJIS1570K基準で立米当たり2.6キロ必要である。(CuBAZの防腐成分として、ただし銅、ホウ酸、アゾールの合計として立米当たり2.6kg必要である。 参照文献 材木保存学入門 社団法人 日本材木保存協会 表1(図1の表を参照))の結果、吸収量は平均8キロ以上に達しテブコナゾール成分が合計で立米2.64kgに達した。
【0031】
(実施例3)
改質剤の長期保存性を検証するため、本発明の材木含浸処理用組成物を容器に収容して5ヶ月間(2007年6月1日から2007年11月1日まで)にわたり日光が照射する屋外に放置したが、改質剤に重合化は見られなかった。
【0032】
(実施例4)
本発明の材木含浸処理用組成物の金属塩に対する影響を見るために、材木含浸処理用組成物を鉄製容器に収容して開放状態で放置したところ、水分が揮散して表面がガラス状のフィルムになるまで20日程度かかり、重合が進んで硬化物が沈殿物を形成したり、表面に浮くようなことはなかった。
【0033】
(実施例5)
本発明の材木含浸処理用組成物の紫外線吸収剤の作用をみるため、樹脂を紫外線吸収剤有りとないものと分け、5ヶ月(2007年6月1日から2007年11月1日まで)にわたり、ウレタン塗装をせずに含浸ー重合化させたヒノキ15×10cmのサンプル5枚を屋外で暴露させた結果、紫外線吸収剤を含まないサンプルは全て灰色に退色したが、紫外線吸収剤を含有するものはやや黄色になったが脱色することはなかった(表2 図2の表を参照)。
【0034】
また、樹脂重合化においては、硬化時に発泡物が少なく、平滑な面を構成するため、研磨や噴出物の除去などに手間がかからず、改質処理後すぐに塗装工程に進むことができ作業の効率が上がり、またコストを削減することができる。
(産業上の有益性)
【0035】
以上、説明したように本発明の材木含浸処理用組成物によれば、作業環境も水溶性改質剤を用いることで安全であり、材木を寸法安定性を向上させ、防腐成分の紫外線による劣化も抑制することができる。
【0036】
また本発明の改質材木は、その表面にウレタン受理層を形成することができるため、染料系の印刷を施しても鮮やかな発色性と安定性を持から、間伐材の節などを容易に隠蔽できる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】表1
【図2】表2

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プレポリマー状の水溶性飽和共重合ポリエステル樹脂に、架橋剤としてのカルボジイミド基を持つ架橋剤と、防腐成分としてのテブコナゾールと、非イオン性界面活性剤としてのヒマシ硬化油のポリオキシエチレン付加物と、アニオン性界面活性剤としてのラウリル酸硫酸塩と、紫外線吸収剤としてのヒドロメトキシベンゾフェノンスルホン酸(3水塩)と、寸法安定剤としてのジエチレングリコールブチルエーテルをそれぞれ混和、乳化させてなる材木含浸処理用組成物。
【請求項2】
前記ラウリル酸硫酸塩が、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、オキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムの少なくとも1種である請求項1に記載の材木含浸処理用組成物。
【請求項3】
プレポリマー状の水溶性飽和共重合ポリエステル樹脂に、架橋剤としてのカルボジイミド基を持つ架橋剤と、防腐成分としてのテブコナゾールと、非イオン性界面活性剤としてのヒマシ硬化油のポリオキシエチレン付加物と、アニオン性界面活性剤としてのラウリル酸硫酸塩と、紫外線吸収剤としてのヒドロメトキシベンゾフェノンスルホン酸(3水塩)と、寸法安定剤としてのジエチレングリコールブチルエーテルをそれぞれ混和、乳化させてなる組成物に被処理材木を浸漬して減圧、また減圧後に加圧して被処理材木に前記改質剤を含浸させる工程と、改質剤が含浸された被処理材木を液切り後に90乃至100℃に加熱して組成物を熱重合させる工程とからなる改質材木の製造法。
【請求項4】
水溶性飽和共重合ポリエステル樹脂と、カルボジイミド基を持つ架橋剤と、防腐成分としてのテブコナゾールと、非イオン性界面活性剤としてのヒマシ硬化油のポリオキシエチレン付加物と、アニオン性界面活性剤としてのラウリル酸硫酸塩と、紫外線吸収剤としてのヒドロメトキシベンゾフェノンスルホン酸(3水塩)と、寸法安定剤としてのジエチレングリコールブチルエーテルを重合状態で含浸した改質材木。

【図1】
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【図2】
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