説明

格納庫へのガイダンス

航空機パイロットのための格納ガイダンスは、格納庫から離れて、パイロットの目の高さから少し上に取り付けられた、見ることができる水平バー(4)及び垂直バー(5)を含む。黄色レーザを具備する上記バー(4,5)は、背面(7)の黄色レーザのアレイに対して視認される。航空機タイプによって選択された一つの行(9)は、上記格納庫上に航空機を移動するときに、上記水平バー(4)が向かうように接近して視認される水平基準バー(10)を形成するようにONにされる。二つの緑色LEDの列(8)は、上記アレイに含まれて、上記アレイの上記基準バー(10)より下のこれらは、垂直バー(18)を形成するようにONにする。航空機は、上記緑色バー(11)間に上記垂直バー(5)を維持するように方位角方向に操作される。一つの変形によれば、航空機が適切に位置決めされるときは、バッフルスクリーン(15)により赤色LEDの列(14)のバー(18)は、パイロットから覆い隠されていて、整合位置から偏位すると見えるようになり、また、偏位の程度によっては、上記スクリーン(15)はまた、視界から最も近い緑色バー(17)を覆い隠させるように作用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、航空機とその他の乗り物のための格納庫へのガイダンスを提供する方法と装置に関する。
【発明の開示】
【0002】
本発明の一つの態様によれば、格納庫の中の規定された位置に航空機または他の乗り物を移動する際のガイダンスを提供する方法において、
上記格納庫に対して固定されている水平表示が、該水平表示の後ろに所定距離の間隔を空けた水平基準を含む背景に対して、上記乗り物から傾斜した視線に沿って視認され、
上記乗り物が上記格納庫の中で上記規定された場所に位置づけられるときに上記水平表示と上記水平基準とが互いに視覚的に一致するまで上記水平表示と上記水平基準間の垂直間隔を視覚的に減少するように、上記格納庫に向かって上記乗り物が操作されることを含む方法が提供される。
【0003】
本発明の他の一つの態様によれば、格納庫の中の規定された位置に航空機または他の乗り物を移動する際のガイダンスを提供する装置において、
上記格納庫に対して固定された水平表示と、
水平表示の後ろに所定距離の間隔を空けた上記水平基準と、を具備していて、
上記水平表示が、水平基準を含む背景に対して、上記乗り物から傾斜した視線に沿って視認される場合において、上記乗り物が上記格納庫の中で上記規定された場所に位置づけられるときに上記水平表示と上記水平基準とが互いに視覚的に一致するまで上記水平表示と上記水平基準間の垂直間隔を視覚的に減少するように、上記格納庫に向かって上記乗り物を操作するようにする装置が提供される。
【0004】
本発明の方法と装置は、空港ターミナルの航空機スタンド内に格納する航空機の正確な位置決めを達成する際の上記航空機パイロットへのガイダンスを提供するために使用され得る。この点において上記方法と装置は、例えば、格納庫の乗客ブリッジに対して正確な位置に上記航空機を停車することに適用され得る。特に上記航空機に含まれる水平表示は、視線が上記水平表示へ向かって上方へ傾いているように、通常は、目の高さの上に位置づけられる。
【0005】
更に、航空機をその格納庫に適切に停車するガイダンスに提供するのと同様に、本発明の方法と装置は、上記格納庫内の上記航空機の整合位置(alignment)へのガイダンスを提供でき、例えば、航空機スタンドの中央線に位置合わせするように上記航空機を操作するためのガイダンスを提供し得る。特により一般的には、上記方法と装置は上記水平表示と共に位置づけられた垂直表示を含むことができ、上記背景は、上記水平および上記垂直表示の後ろに相当距離離れて間隔が空けられた上記垂直基準を含むことができ、垂直および上記水平表示が、垂直および上記水平基準を含む背景に対しての傾斜した視線上に沿って視認される場合において、上記のような上記水平表示と上記水平基準間の垂直間隔と、上記垂直表示と上記垂直基準間の水平間隔との両方を視覚的に減少するように、上記格納庫へ向かって且つ上記格納庫と位置合わせするように上記乗り物を操作するようにする。
【0006】
空港ターミナルの航空機スタンド内に格納する航空機の正確な位置決めを達成する際に、航空機のパイロットへのガイダンスを提供するための本発明による方法と表示装置は、以下で添付の図面を参照して例として説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1を参照して、表示装置1は、例えば航空機ターミナルビルまたは支柱の上に取り付けられた気象耐性のフレーム(図示せず)の中に収容され、センターライン上の格納庫から航空機スタンドへ向かって相当距離離れている。装置1の水平基面3の直立した前面の縁2は、2つの間隔が開いているが水平に位置づけられた表示バー4と垂直表示バー5を支えている。バー5は、バー4の間の隙間の真ん中を通って上に伸びてバー4から上に突出している。
【0008】
二つの上記表示バー4及び上記表示バー5は、それぞれ、電子コントロールボックス6から通電される(energised)黄色発光するダイオード(LED)の二つの行および一つの列によって形成されている。上記コントロールボックス6は、また、上記基面3の直立した背後プレーン7上の行および列に取り付けられたLEDの正方形アレイに、通電する。(上記ボックス6からLEDへのケーブル接続は図示されていない)上記アレイは、上記アレイの残りを形成する黄色LEDの水平方向行9の多くに交差する、上記背面パネル7上に上下に取り付けられた、二つの垂直に密集した緑色LEDの列8を含んでいる。単独の水平基準バー10を提供するために、黄色LEDの上記行9の一つだけが、常にONになるように上記ボックス6から通電される。更に、上記黄色の基準バー10まで伸びた緑色表示バー11を設置するために、上記通電された行9より下に位置する緑色LEDの列8各々の一部分だけがONになるように、上記ボックス6から通電される。(図解のために、図面の中では黄色LEDは、LEDがOFFのときは円の中が空白だが、ONのときは中が塗りつぶされる円によって示され、一方、緑色LEDは、OFFのときは淡い斜線ハッチング、ONのときはより濃い斜線ハッチングの円により示される。)
【0009】
パイロットの目の高さの少し上に取り付けられた表示装置1によって、彼/彼女は、航空機から傾斜した視線上に沿って、黄色のバー4および5を見る。上記バー4及び5は、上記背面7の上記背景に対して視認され、航空機は図2で図解された視覚的状況をもたらす目的で操作される。更に特にその目的は、パイロットの視界から、上記垂直バー5が上記緑色バー11間の中央に位置づけけるように航空機を調整すること、そしてパイロットの視界から、上記水平バー4が上方に動いて上記水平バー10に一直線になるまで、航空機を前進させることである。この目的が達成されると、航空機は正確な位置合わせを有し、格納する航空機スタンド上の正確な停止位置の中にある。上記装置1は、パイロットに図2で示される視覚的状況をもたらし、その結果、航空機の格納庫への操作の正確性を獲得するガイダンスを提供する。
【0010】
航空機が格納庫に向かって操作されると、パイロットは、その視点(view point)に応じて、それぞれ上記バー10及び11と相対的な上記バー4及び5の明白な動きを見る。方位角方向への航空機の移動は、航空機が格納庫へセンターラインに沿って軌道上にあるときだけ、上記バー5が図3で図解されるように上記バー11間の隙間に位置するように視認されるように、上記バー11から上記垂直バー5の水平間隔を視覚的に変化させる。図3で図解されている状況においては、航空機は軌道上にあるが、上記バー10から上記バー4の垂直間隔によって示されるように格納庫の適切な停止位置からは、まだ少し距離(例えば20m)がある。
【0011】
センターライン軌道を、維持しながらの格納庫への航空機の移動は、停止位置(例えば10m)への距離の減少の結果、視差により上記バー4が上記バー10へ向かって上昇するように見える原因になり、パイロットの視界は図4で図解されたようになる。仮に同じ状況で、航空機がセンターラインの左側(例えば0.5m)にあるとすれば、パイロットの視界は図5で図解されたようになり、一方、もし、半分の距離だけ右(例えば0.25m)にあれば、その視界は図6で図解されたようになる。
【0012】
航空機が格納庫に向かって進むにつれて、上記バー4は、その結果、上記バー10に向かって徐々に上昇して見え、パイロットは上記バー11間の中央位置からの上記バー5のいかなる視覚的な水平距離間隔をも減少するように航空機を操縦する。センターラインからの左方または右方の偏位を正して、航空機は、図2で図解されているように上記バー10上の上に上記バー4を上方向に運ぶように前進して、航空機は停止する。航空機が停止位置に接近するにつれて、上記水平パネル3は徐々に緑色バー11を覆い隠させることにより、パイロットは近接率についてのアナログ的な表示が与えられる。
【0013】
より大きな航空機の操作は、通常航空機の前-後部軸の左にオフセットして着席している機長によって実行されるので、そのような航空機の上記表示装置1は、格納庫へ向かうセンターラインの左方へ上記に相当するオフセットを有し、上記バー5及び11の間に調整して取り付けられる。上記前-後部軸の右にオフセットして着席しているセカンドパイロットがいる場合には、第二パイロットが航空機の操作をしたり、あるいは、両パイロットは操作の間中、逐次情報を得られるようにしなければならないが、これは、センターラインの右方に適切にオフセットして、取り付けられる第二の表示装置の付加により、簡単にそして経済的に実現される。第二の表示装置1は、第1の表示装置1と同じコントロールボックス6から通電され、コントロールされることが可能である。
【0014】
上記コントロールボックス6は、格納に従事する航空機のタイプによって、常に通電される黄色LEDの上記行9を変える設備を内蔵している。上記基準バー10を提供するように、どの行9に通電されるかの選択は、航空機認識装置または空港の地上管制センターからのデータによって自動に、または格納庫の地上クルーによって、単純に手動で実行される。航空機のタイプと格納庫内の適切な停止位置を関連づけて航空機のタイプによるパイロットの目の高さを考慮したテーブルは、パイロットが目の高さによって理解する、個々の行9と停止位置間の関係とともに、上記ボックス6の中にプログラムされる。上記テーブルとこれらの関係から、上記ボックス6は、どの上記行9とその結果、どの上記行8の緑色LEDが、航空機に関係して適切な上記水平基準バー10および、それに対する上記垂直バー11を提供するために通電されるべきかを決定する。上記バー10が提供される通電されたLEDおよび、また他の上記バー4、5そして11を提供するLEDの輝度は、天候そして日光の状態によって上記ボックス6からコントロールされる。
【0015】
本発明の装置は、複雑な光学システム及び電子装置の使用を避け、格納ガイダンスの従来の提案では享受されない信頼性および経済的利益を有している。更に、ガイダンスは、航空機の前方に直接明瞭な具象的な手段で、確実に提供され、パイロットまたは複数のパイロットに格納庫への前方の視界から横を向かせる必要性がない。
【0016】
上記表示装置は、更なる航空機を格納するための調整を支援するように、変形され得る。この点においての変形は、上記装置の上記LEDアレイに限定されて、図7から9を参照にしてこれから説明される。
【0017】
図7及び8を参照して、上で説明された上記装置1のような上記変形されたLEDアレイは、黄色LEDの水平方向行13を通って垂直に延びているが、上記列12の間の間隔は変形前より広い、緑色LEDの二個の間隔の開いた列12を含んでいる。更に特に、上記列12は、各々の行13において、一個の黄色LEDによって、それぞれ間隔が空けられているというよりもむしろ、上記行の4個の黄色LEDによって、それぞれ間隔が空けられている。また、それぞれの緑色LEDの列12は、上記二つの列12が二つのスクリーン15のすぐ内側に接して位置していて、二つの列14がそれらのすぐ外側に接して位置しているような、垂直な前方に突出したバッフルスクリーン15によって分けられる、隣接した赤色LEDの垂直方向列14を有している。
【0018】
上記修正されたアレイは、一つの黄色LEDの行13が水平基準バー16を提供するように通電され、上記バー16より下の上記列12の上記緑色LEDが垂直調整バー17を提供するように通電される点において、表示装置1のアレイと同じ方法で利用される。しかしながら、このケースにおいて、上記バー16より下の上記列14の上記赤色LEDはまた通電され、格納庫への中央線の左方または右方に航空機が偏位した場合のみ、どれか一つがパイロットに見える、垂直警告バー18が提供される。
【0019】
一方、航空機が格納庫に軌道に乗って近づいてきたときは、上記二つの緑色バー17は、見えるようになるが、上記バッフルスクリーン15のために、センターラインから偏位しなければ、上記赤色警告バー18は視界から覆い隠されている。この点において、航空機がセンターラインから左または右に偏位した場合には、パイロットの視線は、例えば、図8の矢印Aによって左方への偏位が誇張された形式で描かれているように、まっすぐから斜めの方向に変わる。センターラインから10度またはそれ以上の左方への角度変位に関する変化の結果、上記左側の列14の上記赤色バー18は、上記右側の列12の上記緑色バー17とともに見ることができ、一方、上記左側の列12の上記緑色バー17は、上記左側のスクリーン15によって覆い隠される。A方向から左側の列12を覆い隠させる、左側のスクリーン15動作は、図9で図解されている。
【0020】
上記左側の列14の上記赤色バー18は、センターラインの左方へ6度またはそれ以上の偏位において最初に見るようになり、一方、偏位が10度に達するまでは、左側の列12の上記緑色バー17は、上記左側のスクリーン15により完全に覆い隠されていない。従って、左方への6度から10度の間の偏位においては、上記左側の緑色および赤色バー17および18は、右側の緑色バー17に沿ってお互い並んで目で見える。
【0021】
上記右側赤色バー18が、センターライン右方への6度またはそれ以上の偏位において目で見えるようになり、上記右側の緑色バー17は、10度またはそれ以上の偏位において、上記右側のスクリーン15により、覆い隠される点において、センターラインの右方の偏位についても類似した状況が当てはまる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】図1は、本発明による表示装置の斜視図である。
【図2】図2は、航空機を格納する一つの段階において、航空機のパイロットへガイダンスを提供する際に図1の表示装置によって提供される表示例である。
【図3】図3は、航空機を格納する別の段階において、航空機のパイロットへガイダンスを提供する際に図1の表示装置によって提供される表示例である。
【図4】図4は、航空機を格納する別の段階において、航空機のパイロットへガイダンスを提供する際に図1の表示装置によって提供される表示例である。
【図5】図5は、航空機を格納する別の段階において、航空機のパイロットへガイダンスを提供する際に図1の表示装置によって提供される表示例である。
【図6】図6は、航空機を格納する別の段階において、航空機のパイロットへガイダンスを提供する際に図1の表示装置によって提供される表示例である。
【図7】図7は、図1の表示装置の変形形態のアレイを図解している正面図である。
【図8】図8は、図1の表示装置の変形形態のアレイを図解している平面図である。
【図9】図9は、図7及び図8のアレイの部分図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
格納庫の中の規定された位置に航空機または他の乗り物を移動する際のガイダンスを提供する方法であって、
前記格納庫に対して固定されている水平表示が、該水平表示の後ろに所定距離の間隔を空けた光源から成る複数の水平方向行の垂直方向アレイから成る背景に対して、前記乗り物から傾斜した視線に沿って視認され、
前記アレイにおいて水平基準を規定する光を発するように前記光源に行単位で選択的に通電され、
前記乗り物が前記格納庫の中で前記規定された場所に位置づけられるときに前記水平表示と前記水平基準とが互いに視覚的に一致するまで前記水平表示と前記水平基準間の垂直間隔を視覚的に減少するように前記格納庫に向かって前記乗り物が操作されることを含む方法。
【請求項2】
前記アレイは光源の垂直方向列及び水平方向行を含み、前記アレイの水平方向行の光源は前記水平基準を規定するように通電される、請求項1に記載された方法。
【請求項3】
前記水平表示が通電された光源により規定される、請求項1または2に記載された方法。
【請求項4】
前記光源は発光ダイオードである、請求項2または3に記載された方法。
【請求項5】
前記水平表示と共に位置づけられる垂直表示と共に、前記背景が垂直基準を含んでいて、前記背景の前記垂直及び水平基準に対して、傾斜した視線に沿って前記垂直及び水平表示を視認し、
上記のような前記水平表示と前記水平基準間の垂直間隔と、前記垂直表示と前記垂直基準間の水平間隔との両方を視覚的に減少するように、前記格納庫へ向かって且つ前記格納庫と位置合わせするように前記乗り物を操作することを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載された方法。
【請求項6】
前記垂直表示が通電された光源により規定される、請求項5に記載された方法。
【請求項7】
前記垂直表示の前記光源は発光ダイオードである、請求項6に記載された方法。
【請求項8】
前記アレイは光源の垂直方向列および水平方向行のアレイを含み、前記アレイの二つの間隔の開いた列の光源の少なくとも一部は前記垂直基準を規定するように通電される、請求項5から7のいずれか一項に記載された方法。
【請求項9】
前記乗り物の前記格納庫に対する整合位置からの一方の側もしくは他方の側への偏位に応じて、前記二つの列の一方もしくは他方がバッフルスクリーンによって視線沿った視野から覆い隠されるように、前記二つの列が一対のバッフルスクリーンの中に位置している、請求項8に記載された方法。
【請求項10】
前記一対のバッフルスクリーンの外側に位置する前記アレイの二つの更なる列が、前記乗り物が前記格納庫に対する前記整合位置にある間は視線に沿った視野から前記バッフルスクリーンによって覆い隠されていて、前記二つの更なる列の一方または他方が、前記乗り物の前記整合位置からの左方または右方それぞれへの偏位の程度に基づいて視線に沿った視野に入る、請求項9に記載された方法。
【請求項11】
格納庫の中の規定された位置に航空機または他の乗り物を移動する際のガイダンスを提供する装置であって、
前記格納庫に対して固定された水平表示と、
該水平表示の後ろに所定距離の間隔を空けた光源から成る複数の水平方向行の垂直方向アレイと、
前記アレイにおいて水平基準を規定する光を発するように前記光源に行単位で選択的に通電するための手段と、を具備していて、
前記水平表示が前記乗り物から傾斜した視線に沿って視認される場合において、前記乗り物が前記格納庫の中で前記規定された場所に位置づけられるときに前記水平表示と水平基準とが互いに視覚的に一致するまで前記水平表示と前記水平基準間の垂直間隔を視覚的に減少するように前記格納庫に向かって前記乗り物を操作するようにする装置。
【請求項12】
前記アレイは、光源の垂直方向列及び水平方向行のアレイを含み、前記アレイの行を選択するための手段と、前記水平基準を規定するように前記選択された行の光源に通電する手段とを含む装置を具備する、請求項11に記載された装置。
【請求項13】
前記水平表示が光源により規定される、請求項11または12に記載された装置。
【請求項14】
前記光源は発光ダイオードである、請求項12または13に記載された装置。
【請求項15】
垂直表示が前記水平表示と共に位置づけられると共に、前記アレイは、前記水平及び垂直表示の後ろに、前記所定距離の間隔を空けている垂直基準を含み、前記垂直及び水平表示が、垂直及び水平基準に対して傾斜した視線に沿って視認される場合において、上記のような前記水平表示と前記水平基準間の垂直間隔と、前記垂直表示と前記垂直基準間の水平間隔との両方を視覚的に減少するように、前記格納庫へ向かって且つ前記格納庫と位置合わせするように前記乗り物を操作するようにする、請求項11から14のいずれか一項に記載の装置。
【請求項16】
前記垂直表示は光源により規定される、請求項15に記載された装置。
【請求項17】
前記垂直表示の前記光源は発光ダイオードである、請求項16に記載された装置。
【請求項18】
前記アレイは光源の垂直方向列および水平方向行のアレイを含み、前記アレイの二つの間隔の開いた列の光源の少なくとも一部は前記垂直基準を規定するように通電される、請求項15から17のいずれか一項に記載された装置。
【請求項19】
前記乗り物の前記格納庫に対する整合位置からの一方の側もしくは他方の側への偏位に応じて、前記二つの列の一方もしくは他方がバッフルスクリーンによって視線沿った視野から覆い隠されるように、前記二つの列が一対のバッフルスクリーンの中に位置している、請求項18に記載された装置。
【請求項20】
前記一対のバッフルスクリーンの外側に位置する前記アレイの二つの更なる列が、前記乗り物が前記格納庫に対する前記整合位置にある間は視線に沿った視野から前記バッフルスクリーンによって覆い隠されていて、前記二つの更なる列の一方または他方が、前記乗り物の前記整合位置からの左方または右方それぞれへの偏位の程度に基づいて視線に沿った視野に入る、請求項19に記載された装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2006−526816(P2006−526816A)
【公表日】平成18年11月24日(2006.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−506099(P2006−506099)
【出願日】平成16年4月8日(2004.4.8)
【国際出願番号】PCT/GB2004/001524
【国際公開番号】WO2004/089749
【国際公開日】平成16年10月21日(2004.10.21)
【出願人】(505377865)エアフィールド サインズ アンド マーキングス リミティド (1)
【Fターム(参考)】