構成主義型知識活性化ネットワークシステム
【課題】 ナレッジ自動・任意リンクシステム、グループウェア、情報リンク構造の視覚化機能、ブログ、ソーシャル・ネットワーク、TV会議、音声情報のテキストデータ化、映像配信及びその他の機能を持つWEBシステムを提供する。
【解決手段】 講義の映像及び音声を記録するとともに、その講義の音声をデータ記録保存システムにより講義形式知DB化する。その講義形式知DBを講義配信システムを用いて配信するとともに、コンテンツ管理課金システムで課金を行い、アルケアルコシステムでその講義形式知DBを活性化する。
【解決手段】 講義の映像及び音声を記録するとともに、その講義の音声をデータ記録保存システムにより講義形式知DB化する。その講義形式知DBを講義配信システムを用いて配信するとともに、コンテンツ管理課金システムで課金を行い、アルケアルコシステムでその講義形式知DBを活性化する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、大学の教育等に利用することのできるネットワークシステム、及び、該ネットワークシステムで用いられる知識データベースに関する。
【背景技術】
【0002】
(1) 問題の所在
伝統的な授業方法は、教師から学習者に知識を注ぎ込む劇場型言説モデルが多く、ITを活用した教育システムの場合も例外ではなかった。学習者が自分の考えや意見をクラスメイトに伝える/聞く(ネット型対話モデル)ということについて重要性を認識しながらも時間的空間的制限から実施することが困難であった。
また知識情報を獲得する前段階において、「興味」を持っている場合と持っていない場合の学習効果の差が顕著であり、かつその興味の対象が個々人により千差万別なものであるにも関わらず、画一的で直線的な学習方法を取らざるを得ない状況にあった。
さらに授業後、新たに獲得した知識と既に持っている知識の関連付けと構造化について内的な構造化が明確でなく、また社会のさまざまな事象との関連など外的な構造化も不明確なため長期記憶、応用ができないなどの問題があった。
【非特許文献1】ヴィレム・フルッサー著, 村上淳一訳「テクノコードの誕生―コミュニケーション学序説」, 東京大学出版会(原著:Vil'em Flusser, Kommunikologie Bollman Verlag, 1996)
【非特許文献2】佐藤隆博著「授業設計と評価のデータ処理技法」, 明治図書出版, 1980
【非特許文献3】エレンD.ガニエ著, 赤堀侃司, 岸学訳「学習指導と認知心理学」パーソナルメディア (原著:Gagne, E.D.,"Cognitive Psychology of School Learning", 1985)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記課題を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(2) 改善の内容と方法
我々は「アルケアルコ」という知の循環システムを開発している。これはナレッジ自動・任意リンクシステム/グループウェア/情報リンク構造の視覚化機能/ブログ/ソーシャル・ネットワーク/TV会議/音声情報のテキストデータ化/映像配信他の機能を持つWEBシステムであり、そのβヴァージョンの機能の一部を大学の講義「総合演習」において試用して効果検証をおこなった。
なお本検証では、情報を辞書や単語帳のようにキーワード化(タイトル+説明文+写真)する機能とともに、以下の関連付け機能と「ユーリカ・ウィジェット」という関連構造の可視化機能を使用している。
[1] キーワード同士をメタデータ付でリンクする機能
[2] DB化されている単語を自動的にリンクする機能
[3] トラックバック
「総合演習」は2〜4年次対象の一般教養科目の演習(情報建築)であり様々な専門分野や興味を持つ受講生により構成される。講義には以下の授業形態を取り入れ、授業を進めた。
1. 事前学習段階(個別学習):劇場型言説/ネット型対話複合モデル 講義期間開始直後に教員・学生・TAの個々の興味や専門など各自のプロフィール入力によるキーワードDB化と個々の興味同士の関連付けを行った。また期間中は次回講義資料・講義シナリオの事前公開、講義シナリオと個々の興味の関連付けを行った。
2. 講義タイプ1:教員による劇場型言説モデル、知識/技術伝達型講義 講義時間帯前半に伝統的な授業方法による講義を行った。
3. 講義タイプ2:ピラミッド型言説モデル、中継者(TA)介在型グループ協同作業 講義時間帯後半に前半授業に関連する課題をTAとともにグループ作業で行った。また学生自宅他からアプリケーション共有可能なTV会議も利用した。
4. 講義タイプ3:ネット型対話モデル 講義時間終了後、課題を大学内および自宅のPCで回答し、回答のキーワードDB化を各自行った。教員はそれぞれの回答にコメントや参考文献を提示(関連付け)した。教員・学生はブログで感想等を記した。
5. 講義タイプ4:(学生による)劇場型言説/ネット型対話複合モデル 学生グループによる課題のプレゼンテーション 調査・企画時にはBBSおよびキーワードDB化機能を利用しブレーンストーミングを行った。
6. 事後学習段階:学生の新規獲得知識(講義ノート等)の共有、関連付けから各自の知識の分類を行った。その後知識の関連を構造化し、ゼミ生全体の知識の構造化を視覚化ツールにより行った。
【発明の効果】
【0005】
(3) 実践による改善効果
・1の段階においては、講義資料および講義台本にあるキーワードが学習者個々の興味や既有知識と自動的に関連付けされるために、興味の繋がりが生まれ学習者は難易度を気にすることが少なかった。学習者個々の興味の構造がある程度把握できるので比較型の「アドヴァンス・オーガナイザー」の役割を果たしたともいえるだろう。また学習者間では各々興味が明示されているため、それを触媒とし会話がスムースに進み、早い段階で親密度が高まった。
・2の段階においては、事前資料の提示により「プライミング効果」を狙ったが、この点についてはっきりとした効果は見出せなかった。
・3および5の段階においては、TV会議およびブレーンストーミング時に対面型のディスカッションの場合、発言を躊躇する学生の積極性を促す効果が見られた。ブレーンストーミングにおいては通常時の1.6倍のアイディアが生まれ、記録・分類についても効率化が図られた。また対面時の圧迫感が少ないためか、ノートの記述の正確性が高まるケースが多く見られた。但、TV会議については、発言が同時に行われた場合、対面時には発声の方向により判別可能と考えられるケースでも議論が停まった。
・4の段階においては、他者からの指摘を受けることや表現者の考え・関心の把握が容易になり、また関連した知識は視覚的に構造化され、特定領域に属する知識だけを集めて整理することや、逆に領域横断的に全体的な連想経路を把握する意味ネットワークとして、また概念地図的に活用することが可能となった。学習者個々人の多様な興味からつながる能動的学習が発生した。また授業者としては、個々人の興味と理解の工程が保存されるため、個々人の理解度や資質に合ったワン・トゥー・ワンの指導ができた。また学習者は常に自分の知識を意識・無意識に関わらず構造化することとなるが、特に領域を横断する知識の関連付け(連想)が促され、学習者自身による全体的な俯瞰など知識の再構築が学習効果としてあらわれた。
・事後学習においては、学習した知識を自己の内的要素や社会に存在する外的要素と関連付け構造化することで長期記憶化、学習の転移と一般化応用を促進した。
・「失敗の博物館」の啓発/見直しの効用
全体を通じ、学習の過程のほとんどが記録されている。そのため通常表面化しない「間違い」「失敗」がどのように次の「成功」に結びつくか、失敗の見直しは失敗した本人だけでなく周囲の学習を啓発し、見通し学習を促し、各々のメタ認知を育てた可能性がある。また全学的に実施されている授業評価において、「教員は重要事項やポイント、研究上のアドバイスをはっきりと伝えましたか?」の問いに100%、「あなたはこの授業から、社会や世界とのつながりを考えさせられる機会(内容)がありましたか?」の問いに97.5%の満足度など、全項目でも94.86%の高い満足度を得た。副次的な効果としてまたゼミ期間終了後もネットワークが維持されているため、人間関係が保ち続けられている。
(4) 共通性(拡大性・汎用性)
興味のつながりによる能動的な学習は概念地図法と同様にほぼすべての教科から生活指導、道徳教育、野外実習や社会見学に至るまでさまざまな教育分野で適用が可能と考えられる。また「複雑系」研究など全体的な俯瞰や構造化が必要な分野においては、より大きな効果が期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明に係るシステム構成を図6〜図8に示す。図6において左側が講義データ記録保存システム(又は、講義形式知DB化システム)を、右側が講義配信システム、コンテンツ管理課金システム及びアルケアルコシステムを示す。図7は講義収録システムの概要を、図8は各サブシステムの概要を示す。
また、システム構成の全体図を図9に、各システムにおける具体的な機能の概要を図10〜図17に示す。
そして、アルケアルコのオンデマンド配信システムに関する画面及びその説明を図18〜図32に示す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】言説構造モデル/対話構造モデルの概念図(非特許文献1)。
【図2】P2P型アプリケーション共有TV会議システムによるディスカッションの様子を示す画面図。
【図3】ISM教材構造分析法の方法を示す概念図(出典:佐藤隆博著「教育工学事典」,1980)。
【図4】個々の外部表現の関連づけの様子を示す概念図。
【図5】ユーリカ・ウィジェットによる知の関連/構造化の可視化を示す概念図。
【図6】本発明に係るシステムの全体構成を示す説明図。
【図7】講義収録システム(講義形式知DB化システム)の概要説明図。
【図8】各サブシステムの概要説明図。
【図9】講義収録システム(講義形式知DB化システム)の概要説明図。
【図10】音声認識からコトノハデータベースへの登録までの各機能の説明図。
【図11】つながり機能の説明図(その1)。
【図12】つながり機能の説明図(その2)。
【図13】つながり可視化機能の説明図。
【図14】ネットワークコミュニティの概念図。
【図15】ネットワークコミュニティの概要説明図。
【図16】グループウェアとグループモジュールの説明図。
【図17】マーケティングツールとしての応用の説明図。
【図18】アルケアルコのオンデマンド配信システムのプレーヤーに関する画面・説明図。
【図19】アルケアルコのオンデマンド配信システムのプレーヤーの各機能の概要を示す画面・説明図。
【図20】アルケアルコのオンデマンド配信システムの動画部分に関する画面・説明図。
【図21】アルケアルコのオンデマンド配信システムの情報表示に関する画面・説明図。
【図22】アルケアルコのオンデマンド配信システムの関連コトノハ/関連スレッドに関する画面・説明図。
【図23】アルケアルコのオンデマンド配信システムのテロップ機能に関する画面・説明図。
【図24】アルケアルコのオンデマンド配信システムのメモ書き・付箋機能に関する画面・説明図(その1)。
【図25】アルケアルコのオンデマンド配信システムのメモ書き・付箋機能に関する画面・説明図(その2)。
【図26】アルケアルコのオンデマンド配信システムのメモ書き・付箋機能に関する画面・説明図(その3)。
【図27】アルケアルコのオンデマンド配信システムのメモ書き・付箋機能に関する画面・説明図(その4)。
【図28】アルケアルコのオンデマンド配信システムのメモ書き・付箋機能に関する画面・説明図(その5)。
【図29】アルケアルコのオンデマンド配信システムのノート機能の概念を示す画面・説明図。
【図30】アルケアルコのオンデマンド配信システムの操作ボタンに関する画面・説明図。
【図31】アルケアルコのオンデマンド配信システムの再生バーに関する画面・説明図。
【図32】アルケアルコのオンデマンド配信システムの変更版の画面・説明図。
【技術分野】
【0001】
本発明は、大学の教育等に利用することのできるネットワークシステム、及び、該ネットワークシステムで用いられる知識データベースに関する。
【背景技術】
【0002】
(1) 問題の所在
伝統的な授業方法は、教師から学習者に知識を注ぎ込む劇場型言説モデルが多く、ITを活用した教育システムの場合も例外ではなかった。学習者が自分の考えや意見をクラスメイトに伝える/聞く(ネット型対話モデル)ということについて重要性を認識しながらも時間的空間的制限から実施することが困難であった。
また知識情報を獲得する前段階において、「興味」を持っている場合と持っていない場合の学習効果の差が顕著であり、かつその興味の対象が個々人により千差万別なものであるにも関わらず、画一的で直線的な学習方法を取らざるを得ない状況にあった。
さらに授業後、新たに獲得した知識と既に持っている知識の関連付けと構造化について内的な構造化が明確でなく、また社会のさまざまな事象との関連など外的な構造化も不明確なため長期記憶、応用ができないなどの問題があった。
【非特許文献1】ヴィレム・フルッサー著, 村上淳一訳「テクノコードの誕生―コミュニケーション学序説」, 東京大学出版会(原著:Vil'em Flusser, Kommunikologie Bollman Verlag, 1996)
【非特許文献2】佐藤隆博著「授業設計と評価のデータ処理技法」, 明治図書出版, 1980
【非特許文献3】エレンD.ガニエ著, 赤堀侃司, 岸学訳「学習指導と認知心理学」パーソナルメディア (原著:Gagne, E.D.,"Cognitive Psychology of School Learning", 1985)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記課題を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(2) 改善の内容と方法
我々は「アルケアルコ」という知の循環システムを開発している。これはナレッジ自動・任意リンクシステム/グループウェア/情報リンク構造の視覚化機能/ブログ/ソーシャル・ネットワーク/TV会議/音声情報のテキストデータ化/映像配信他の機能を持つWEBシステムであり、そのβヴァージョンの機能の一部を大学の講義「総合演習」において試用して効果検証をおこなった。
なお本検証では、情報を辞書や単語帳のようにキーワード化(タイトル+説明文+写真)する機能とともに、以下の関連付け機能と「ユーリカ・ウィジェット」という関連構造の可視化機能を使用している。
[1] キーワード同士をメタデータ付でリンクする機能
[2] DB化されている単語を自動的にリンクする機能
[3] トラックバック
「総合演習」は2〜4年次対象の一般教養科目の演習(情報建築)であり様々な専門分野や興味を持つ受講生により構成される。講義には以下の授業形態を取り入れ、授業を進めた。
1. 事前学習段階(個別学習):劇場型言説/ネット型対話複合モデル 講義期間開始直後に教員・学生・TAの個々の興味や専門など各自のプロフィール入力によるキーワードDB化と個々の興味同士の関連付けを行った。また期間中は次回講義資料・講義シナリオの事前公開、講義シナリオと個々の興味の関連付けを行った。
2. 講義タイプ1:教員による劇場型言説モデル、知識/技術伝達型講義 講義時間帯前半に伝統的な授業方法による講義を行った。
3. 講義タイプ2:ピラミッド型言説モデル、中継者(TA)介在型グループ協同作業 講義時間帯後半に前半授業に関連する課題をTAとともにグループ作業で行った。また学生自宅他からアプリケーション共有可能なTV会議も利用した。
4. 講義タイプ3:ネット型対話モデル 講義時間終了後、課題を大学内および自宅のPCで回答し、回答のキーワードDB化を各自行った。教員はそれぞれの回答にコメントや参考文献を提示(関連付け)した。教員・学生はブログで感想等を記した。
5. 講義タイプ4:(学生による)劇場型言説/ネット型対話複合モデル 学生グループによる課題のプレゼンテーション 調査・企画時にはBBSおよびキーワードDB化機能を利用しブレーンストーミングを行った。
6. 事後学習段階:学生の新規獲得知識(講義ノート等)の共有、関連付けから各自の知識の分類を行った。その後知識の関連を構造化し、ゼミ生全体の知識の構造化を視覚化ツールにより行った。
【発明の効果】
【0005】
(3) 実践による改善効果
・1の段階においては、講義資料および講義台本にあるキーワードが学習者個々の興味や既有知識と自動的に関連付けされるために、興味の繋がりが生まれ学習者は難易度を気にすることが少なかった。学習者個々の興味の構造がある程度把握できるので比較型の「アドヴァンス・オーガナイザー」の役割を果たしたともいえるだろう。また学習者間では各々興味が明示されているため、それを触媒とし会話がスムースに進み、早い段階で親密度が高まった。
・2の段階においては、事前資料の提示により「プライミング効果」を狙ったが、この点についてはっきりとした効果は見出せなかった。
・3および5の段階においては、TV会議およびブレーンストーミング時に対面型のディスカッションの場合、発言を躊躇する学生の積極性を促す効果が見られた。ブレーンストーミングにおいては通常時の1.6倍のアイディアが生まれ、記録・分類についても効率化が図られた。また対面時の圧迫感が少ないためか、ノートの記述の正確性が高まるケースが多く見られた。但、TV会議については、発言が同時に行われた場合、対面時には発声の方向により判別可能と考えられるケースでも議論が停まった。
・4の段階においては、他者からの指摘を受けることや表現者の考え・関心の把握が容易になり、また関連した知識は視覚的に構造化され、特定領域に属する知識だけを集めて整理することや、逆に領域横断的に全体的な連想経路を把握する意味ネットワークとして、また概念地図的に活用することが可能となった。学習者個々人の多様な興味からつながる能動的学習が発生した。また授業者としては、個々人の興味と理解の工程が保存されるため、個々人の理解度や資質に合ったワン・トゥー・ワンの指導ができた。また学習者は常に自分の知識を意識・無意識に関わらず構造化することとなるが、特に領域を横断する知識の関連付け(連想)が促され、学習者自身による全体的な俯瞰など知識の再構築が学習効果としてあらわれた。
・事後学習においては、学習した知識を自己の内的要素や社会に存在する外的要素と関連付け構造化することで長期記憶化、学習の転移と一般化応用を促進した。
・「失敗の博物館」の啓発/見直しの効用
全体を通じ、学習の過程のほとんどが記録されている。そのため通常表面化しない「間違い」「失敗」がどのように次の「成功」に結びつくか、失敗の見直しは失敗した本人だけでなく周囲の学習を啓発し、見通し学習を促し、各々のメタ認知を育てた可能性がある。また全学的に実施されている授業評価において、「教員は重要事項やポイント、研究上のアドバイスをはっきりと伝えましたか?」の問いに100%、「あなたはこの授業から、社会や世界とのつながりを考えさせられる機会(内容)がありましたか?」の問いに97.5%の満足度など、全項目でも94.86%の高い満足度を得た。副次的な効果としてまたゼミ期間終了後もネットワークが維持されているため、人間関係が保ち続けられている。
(4) 共通性(拡大性・汎用性)
興味のつながりによる能動的な学習は概念地図法と同様にほぼすべての教科から生活指導、道徳教育、野外実習や社会見学に至るまでさまざまな教育分野で適用が可能と考えられる。また「複雑系」研究など全体的な俯瞰や構造化が必要な分野においては、より大きな効果が期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明に係るシステム構成を図6〜図8に示す。図6において左側が講義データ記録保存システム(又は、講義形式知DB化システム)を、右側が講義配信システム、コンテンツ管理課金システム及びアルケアルコシステムを示す。図7は講義収録システムの概要を、図8は各サブシステムの概要を示す。
また、システム構成の全体図を図9に、各システムにおける具体的な機能の概要を図10〜図17に示す。
そして、アルケアルコのオンデマンド配信システムに関する画面及びその説明を図18〜図32に示す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】言説構造モデル/対話構造モデルの概念図(非特許文献1)。
【図2】P2P型アプリケーション共有TV会議システムによるディスカッションの様子を示す画面図。
【図3】ISM教材構造分析法の方法を示す概念図(出典:佐藤隆博著「教育工学事典」,1980)。
【図4】個々の外部表現の関連づけの様子を示す概念図。
【図5】ユーリカ・ウィジェットによる知の関連/構造化の可視化を示す概念図。
【図6】本発明に係るシステムの全体構成を示す説明図。
【図7】講義収録システム(講義形式知DB化システム)の概要説明図。
【図8】各サブシステムの概要説明図。
【図9】講義収録システム(講義形式知DB化システム)の概要説明図。
【図10】音声認識からコトノハデータベースへの登録までの各機能の説明図。
【図11】つながり機能の説明図(その1)。
【図12】つながり機能の説明図(その2)。
【図13】つながり可視化機能の説明図。
【図14】ネットワークコミュニティの概念図。
【図15】ネットワークコミュニティの概要説明図。
【図16】グループウェアとグループモジュールの説明図。
【図17】マーケティングツールとしての応用の説明図。
【図18】アルケアルコのオンデマンド配信システムのプレーヤーに関する画面・説明図。
【図19】アルケアルコのオンデマンド配信システムのプレーヤーの各機能の概要を示す画面・説明図。
【図20】アルケアルコのオンデマンド配信システムの動画部分に関する画面・説明図。
【図21】アルケアルコのオンデマンド配信システムの情報表示に関する画面・説明図。
【図22】アルケアルコのオンデマンド配信システムの関連コトノハ/関連スレッドに関する画面・説明図。
【図23】アルケアルコのオンデマンド配信システムのテロップ機能に関する画面・説明図。
【図24】アルケアルコのオンデマンド配信システムのメモ書き・付箋機能に関する画面・説明図(その1)。
【図25】アルケアルコのオンデマンド配信システムのメモ書き・付箋機能に関する画面・説明図(その2)。
【図26】アルケアルコのオンデマンド配信システムのメモ書き・付箋機能に関する画面・説明図(その3)。
【図27】アルケアルコのオンデマンド配信システムのメモ書き・付箋機能に関する画面・説明図(その4)。
【図28】アルケアルコのオンデマンド配信システムのメモ書き・付箋機能に関する画面・説明図(その5)。
【図29】アルケアルコのオンデマンド配信システムのノート機能の概念を示す画面・説明図。
【図30】アルケアルコのオンデマンド配信システムの操作ボタンに関する画面・説明図。
【図31】アルケアルコのオンデマンド配信システムの再生バーに関する画面・説明図。
【図32】アルケアルコのオンデマンド配信システムの変更版の画面・説明図。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ナレッジ自動・任意リンクシステム、グループウェア、情報リンク構造の視覚化機能、ブログ、ソーシャル・ネットワーク、TV会議、音声情報のテキストデータ化、映像配信他の機能を持つWEBシステム。
【請求項1】
ナレッジ自動・任意リンクシステム、グループウェア、情報リンク構造の視覚化機能、ブログ、ソーシャル・ネットワーク、TV会議、音声情報のテキストデータ化、映像配信他の機能を持つWEBシステム。
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公開番号】特開2007−11631(P2007−11631A)
【公開日】平成19年1月18日(2007.1.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−190753(P2005−190753)
【出願日】平成17年6月29日(2005.6.29)
【出願人】(502175608)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年1月18日(2007.1.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年6月29日(2005.6.29)
【出願人】(502175608)
【Fターム(参考)】
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