説明

樹脂材料の供給装置

【課題】追加する樹脂材料の注入を簡便かつ安価に実現する樹脂材料の供給装置を提供すること。
【解決手段】伸縮可能で内部に樹脂材料の貯留が可能な樹脂補給部を備え、エアー圧によって樹脂補給部が伸縮する加圧装置6が、樹脂補給部を成形金型2および貯留タンク3に連通させて供給経路4の途中に配設され、貯留タンクから成形金型内への樹脂材料の注入後、加圧装置が作動し、エアー圧により樹脂補給部を加圧し、収縮させ、注入時に流入して樹脂補給部内に貯留した樹脂材料を成形金型内に追加して供給する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂材料を成形金型内に注入して供給する樹脂材料の供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、樹脂成形品の注型成形においては、ボイドの混入にともなう外観などの劣化という問題を解消することが検討されている。下記特許文献1には、金型に樹脂材料を供給配管を介して加圧タンクから圧送する加圧成型装置において、上向きに傾斜する連通配管が、一端を供給配管に、他端を加圧タンクに接続して配設され、加圧タンク内とともに連通配管内も真空に排気することが記載されている。特許文献1に記載された加圧成形装置は、上向きに傾斜する上記連通配管の内部を加圧タンク内とともに真空にすることによって、ボイドを含んだ注型樹脂が金型内に圧入されるのを防止している。
【0003】
一方、金型内では樹脂材料がある程度硬化すると収縮することから、成形品を所定の厚みにするために、収縮した分の樹脂材料を追加して金型内に注入している。その際に、樹脂材料の硬化にともなって金型の注入口付近における注入領域が狭くなっていると、樹脂材料の追加に際して注入圧力を上げる必要があるが、最適な注入圧力は、成形品の大きさ、取り数、樹脂材料の特性、成形サイクルなどによって決定されるべきものである。
【0004】
このようにして決定される最適な注入圧力の実現は、樹脂材料のタンクの耐圧構造、製作コストなどに大きく反映する。
【特許文献1】特開平1−267008号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、追加する樹脂材料の注入を簡便かつ安価に実現する樹脂材料の供給装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の特徴を有している。
【0007】
第1の発明は、樹脂材料を貯留タンクから供給経路を通じて成形金型内に注入し、供給する樹脂材料の供給装置において、伸縮可能で内部に樹脂材料の貯留が可能な樹脂補給部を備え、エアー圧によって樹脂補給部が伸縮する加圧装置が、樹脂補給部を成形金型および貯留タンクに連通させて供給経路の途中に配設され、貯留タンクから成形金型内への樹脂材料の注入後、加圧装置が作動し、エアー圧により樹脂補給部を加圧し、収縮させ、注入時に流入して樹脂補給部内に貯留した樹脂材料を成形金型内に追加して供給することを特徴としている。
【0008】
第2の発明は、上記第1の発明の特徴において、加圧装置は、中空な装置本体と、装置本体内部に挿入され、伸縮性を有する材料から形成された筒状の樹脂補給部とを備え、装置本体にはエアー吸気口およびエアー排気口が形成され、エアー吸気口およびエアー排気口にエアー供給手段が接続されていることを特徴としている。
【0009】
第3の発明は、上記第2の発明の特徴において、加圧装置には、装置本体と樹脂補給部との間に通気性を有し、筒状に形成された圧力調整部が挿入され、圧力調整部によって樹脂補給部が均一に加圧されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
上記第1の発明によれば、伸縮可能で内部に樹脂材料の貯留が可能な樹脂補給部を備え、エアー圧によって樹脂補給部が収縮する加圧装置が、樹脂補給部を成形金型および貯留タンクに連通させて供給経路の途中に配設されているので、成形品を所定の厚みにするために成形金型内に追加する樹脂材料の注入を簡便かつ安価に実現することができる。
【0011】
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、加圧装置は、中空な装置本体と、装置本体内部に挿入され、伸縮性を有する材料から形成された筒状の樹脂補給部とを備え、装置本体にはエアー吸気口およびエアー排気口が形成され、エアー吸気口およびエアー排気口にエアー供給手段が接続されているので、加圧装置を簡便な構成および構造により実現することができるとともに、樹脂供給部からの樹脂材料の追加供給をエアー圧によって確実に実行することができる。
【0012】
上記第3の発明によれば、上記第2の発明の効果に加え、加圧装置には、装置本体と樹脂補給部との間に通気性を有し、筒状に形成された圧力調整部が挿入されているので、樹脂補給部がエアー圧によって均一に加圧され、追加する樹脂材料を安定してスムーズに成形金型内に供給することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1は、本発明の樹脂材料の供給装置の一実施形態を示した斜視図である。図2、図3は、それぞれ、図1に示した樹脂材料の供給装置における加圧装置を示した斜視図、断面図である。
【0014】
樹脂材料の供給装置1は、成形金型2へ熱硬化性樹脂などの液状の樹脂材料を貯留し、供給する貯留タンク3と、貯留タンク3から送り出す樹脂材料の供給経路4を形成する供給配管5とを備えている。貯留タンク3側に配管された供給配管5の一端は、貯留タンク3の底部に接続され、供給配管5は、貯留タンク3の内部に連通している。成形金型2は、各種成形品の形状に対応した成形面を有し、分離可能な上型2aと下型2bとを備えている。成形金型2では、閉めたときに上型2aと下型2bとの間に樹脂材料が注入される成形空間が形成され、この成形空間に下型2bを通じて貯留タンク3から送り出される樹脂材料が注入され、供給されるようにしている。このため、成形金型2側に配管された供給配管5の一端は、下型2bの一側端部に接続されている。供給配管5と下型2bとの接続部には注入ノズルなどを介設することができ、成形金型2側に配管された供給配管5は、成形金型2の成形空間に連通可能とされている。したがって、各種成形品の製造に際して成形金型2を閉めたときに、貯留タンク3内に貯留された樹脂材料が供給配管5を通じて成形金型2に送り込まれ、成形金型2の成形空間内に樹脂材料が注入、供給される。成形金型2において加熱、加圧などして樹脂材料を硬化させると、成形品が作製される。
【0015】
なお、貯留タンク3からの樹脂材料の供給は、成形品の成形に見合った一定量とすることができ、樹脂材料の供給装置1には、図示していない定量供給手段を付設することができる。定量供給手段は、エアー圧やピストンなどの機械的手段を利用したものなどとすることができ、動作を自動制御する制御手段を備えることもできる。従来公知のものを含め、定量供給手段には構成および構造には様々なものを採用することができる。
【0016】
また、貯留タンク3では、樹脂材料が自動的に一定量に供給され、成形品の製造を連続的に行うことができるような自動供給手段を付設することもできる。この自動供給手段についても、上記定量供給手段と同様に、従来公知のものを含め、構成および構造には様々なものを採用することができる。
【0017】
成形金型2は、本実施形態では洗面ボウルに対応する成形面を有しているが、成形面は、各種成形品の形状に対応したものが採用される。成形金型2では、上型2aが上下動自在とされ、上型2aが上昇すると、成形金型2が開き、成形した成形品の取り出しやメンテナンスなどが可能となる。成形品の製造に際しては、上型2aが下降して成形金型2が閉じ、閉鎖された成形空間が形成される。
【0018】
また、樹脂材料の供給装置1では、樹脂材料の供給経路4の途中に加圧装置6が配設されている。加圧装置6には、底面部において、貯留タンク3側から延びる供給経路4を形成する供給配管5が接続され、上面部において、成形金型2側から延びる供給経路4を形成する供給配管5が接続されている。
【0019】
加圧装置6は、図2、3に示したように、円筒状の中空な装置本体7を備え、装置本体7の上端面部には円盤状の上蓋8の装着が、また、下端面部には円盤状の下蓋9の装着がそれぞれ可能とされている。上蓋8および下蓋9の装着を安定に可能とするために、装置本体7の上端面部および下端面部にはそれぞれフランジ部10が配設され、両フランジ部10は装置本体7の外側に向かって張り出している。上蓋8には、中心部に円形状の樹脂流出口11が形成され、樹脂流出口11に連通する円管状の供給配管接続部12が接続されている。供給配管接続部12は、上蓋8に上方に延び、図1に示したように、成形金型2側から延びる供給配管5の一端が接続される。同じく、下蓋9には、中心部に円形状の樹脂流入口13が形成され、樹脂流入口13に連通する円管状の供給配管接続部14が接続されている。供給配管接続部14は、下蓋9に下方に延び、図1に示したように、貯留タンク3側から延びる供給配管5の一端が接続される。装置本体7と上蓋8および下蓋9とはボルトおよびナットなどの適宜な固着具によって連結され、上蓋8および下蓋9の装着によって装置本体7の内部を密閉可能としている。
【0020】
また、加圧装置6は、装置本体7の内部に挿入され、伸縮性を有する材料から形成された円筒状の樹脂補給部15を備えてもいる。樹脂補給部15は、具体的にはゴムチューブから形成されている。このように、樹脂補給部15は、ゴムなどの伸縮性を有する材料から筒状に形成される。樹脂補給部15を形成する材料には、供給する樹脂材料の材質に応じ、樹脂材料と反応して溶解や変性などの起こりにくい材質のものから伸縮性を考慮して適宜選択することができる。
【0021】
樹脂補給部15は、図3に示したように、上端部において、装置本体7の上端面部のフランジ部10の上面と上蓋8の外周縁部の下面との間に挟み込まれ、ボルトおよびナットなどの固着具による上蓋8の装置本体7への装着によって加圧装置6に取り付けられている。同様に、樹脂補給部15は、下端部において、装置本体7の下端面部のフランジ部10の下面と下蓋9の外周縁部の上面との間に挟み込まれ、ボルトおよびナットなどの固着具による下蓋9の装置本体7への装着によって加圧装置6に取り付けられている。こうして、樹脂補給部15は、装置本体7の内部に挿入され、成形金型2と貯留タンク3の両方に連通している。貯留タンク3から送り出された樹脂材料は、樹脂流入口13を通じて樹脂補給部15の内部に流入し、樹脂補給部15の内部に流入した樹脂材料は、樹脂流出口11を通じて成形金型2に向けて送り出される。
【0022】
なお、樹脂補給部15は、上記から明らかなように、装置本体7からの取り外しも可能であり、メンテナンスや交換などが簡便に行われるようにもなっている。
【0023】
このような加圧装置6では、装置本体7の下部側面部に内外を貫通するエアー吸気口16が形成され、上部側面部に内外を貫通するエアー排気口17が形成されている。また、装置本体7には、エアー吸気口16に連通して外側方に延びるエアー配管接続部18が接続されている。同様に、エアー排気口17に連通して外側方に延びるエアー配管接続部19が装置本体7に接続されている。エアー配管接続部18、19にはエアー配管20の一端が接続され、エアー配管20の他端に図示していないエアー供給手段が接続される。したがって、装置本体7の内部はエアー配管20を介してエアー供給手段と連通し、エアー供給手段から加圧されたエアーがエアー吸気口16を通じて装置本体7の内部に供給される。供給されたエアーは、エアー排気口17からエアー供給手段に向けて排気され、エアー供給手段からはエアーが循環して装置本体7の内部に供給される。このように装置本体7の内部に供給されるエアーの圧力(エアー圧)によって樹脂補給部15は加圧され、収縮する。
【0024】
なお、エアー供給手段としては、エアーコンプレッサーなどの加圧エアーを供給可能な適宜な手段を採用することができ、また、エアー供給手段は、エアーの供給および停止を制御する適宜な弁手段などを含んだものとすることができる。エアー供給手段についても従来公知のものを含め、構成および構造には様々なものを採用することができる。
【0025】
また、加圧装置6には、装置本体7と樹脂補給部15との間に通気性を有し、円筒状に形成された圧力調整部21が挿入されてもいる。圧力調整部21は、装置本体7と樹脂補給部15との間に通気層を形成し、エアー供給手段からエアー配管20を通じて装置本体7の内部に供給されるエアーによるエアー圧が樹脂補給部15に均一に加わるようにするものである。このような圧力調整部21は、たとえばパンチングメタルのような開口が複数形成されたものから形成し、エアー圧によっても変形しにくいある程度の剛性を有するものとすることができる。パンチングメタルから圧力調整部21を形成する場合、樹脂補給部15がパンチングメタルの開口に入り込み、破れることのないように、通気性を考慮して開口の口径を小さくすることが好ましい。口径の大きさとしてはφ5mm程度が例示される。また、圧力調整部21は、通気性を有する厚みの厚いフェルトなどから形成することもできる。このようなフェルトから圧力調整部21を形成すると、パンチングメタルから形成する場合の樹脂補給部15の破れという問題をほぼ解消することができる。フェルトの厚みとしては5mm程度が例示される。
【0026】
圧力調整部21によって、装置本体7の内部に供給されたエアーによるエアー圧が樹脂補給部15に均一に加わり、樹脂補強部15は均一に加圧される。
【0027】
以上の樹脂材料の供給装置1は、以下のように動作する。
【0028】
貯留タンク3から所定量の樹脂材料を成形金型2内に注入し、供給する際には、図4<a>に示したように、エアー供給手段は作動せず、エアー配管20を通じてエアー吸気口16から加圧装置6の装置本体7の内部にエアーは供給されない。このため、装置本体7の内部に挿入された樹脂補給部15の内部には、樹脂流入口13を通じて樹脂材料22が流入し、樹脂補給部15内に樹脂材料22が充満する。また、樹脂材料22は、樹脂補給部15内を樹脂流出口11に向かって流れ、樹脂流出口11から流出し、供給配管5を経て成形金型2内に注入され、供給される。このような樹脂材料22の注入、供給は、加圧装置6を供給経路4を形成する供給配管5の途中に配設することによっても何ら阻害されず、安定かつスムーズに行われる。
【0029】
所定量の樹脂材料22の供給後、図4<b>に示したように、貯留タンク3からの樹脂材料22の供給が停止される。このとき、加圧装置6の樹脂補給部15内には、充満していた樹脂材料22が貯留する。成形品を所定の厚みにするために成形金型2内に樹脂材料22を追加して注入し、供給する際には、エアー供給手段が作動し、エアーが、加圧装置6の装置本体7の内部にエアー吸気口16およびエアー排気口17を通じて循環して供給される。装置本体7の内部に供給されたエアーのエアー圧は圧力調整部21によって樹脂補給部15を均一に加圧する。樹脂補給部15は伸縮性を有する材料から形成されているため、エアー圧を受けて樹脂補給部15は収縮する。樹脂補給部15の収縮にともない、樹脂補給部15内に貯留した樹脂材料22は、樹脂流出口11を通じて供給配管5に流出する。こうして、樹脂補給部15内に貯留していた分の樹脂材料22が成形金型2内に追加して供給される。
【0030】
このように、樹脂材料の供給装置1では、伸縮可能で内部に樹脂材料22の貯留が可能な樹脂補給部15を備え、エアー圧によって樹脂補給部15が収縮する加圧装置6が、樹脂補給部15を成形金型2および貯留タンク3に連通させて供給経路4の途中に配設されているので、成形品を所定の厚みにするために成形金型2内に追加する樹脂材料22の注入を簡便かつ安価に実現することができる。
【0031】
また、樹脂材料の供給装置1では、加圧装置6は、中空な装置本体7と、装置本体7の内部に挿入され、伸縮性を有する材料から形成された筒状の樹脂補給部15とを備え、装置本体7にはエアー吸気口16およびエアー排気口17が形成され、エアー吸気口16およびエアー排気口17にエアー供給手段が接続されているので、加圧装置6を簡便な構成および構造により実現することができるとともに、樹脂供給部15からの樹脂材料22の追加供給をエアー圧によって確実に実行することができる。
【0032】
さらに、樹脂材料の供給装置1では、加圧装置6には、装置本体7と樹脂補給部15との間に通気性を有し、筒状に形成された圧力調整部21が挿入されているので、樹脂補給部15がエアー圧によって均一に加圧され、追加する樹脂材料22を安定してスムーズに成形金型2内に供給することができる。
【0033】
成形品の作製後、再び成形金型2内に貯留タンク3から樹脂材料22を注入し、供給する際には、エアー供給手段の動作を停止する。供給配管5から樹脂流入口13を通じて流入する樹脂材料22によって樹脂補給部15は、次第に元の大きさに復帰し、内部に再び樹脂材料22が充満する。
【0034】
なお、樹脂材料の供給装置1では、貯留タンク3からの樹脂材料22の供給圧力を0.3MPaとし、樹脂材料22の追加供給のために加圧装置6の装置本体7の内部に供給するエアーのエアー圧を0.5MPaとして成形品の製造を行うことができることを確認している。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の樹脂材料の供給装置の一実施形態を示した斜視図である。
【図2】図1に示した樹脂材料の供給装置における加圧装置を示した斜視図である。
【図3】図1に示した樹脂材料の供給装置における加圧装置を示した断面図である。
【図4】<a><b>は、それぞれ、図1に示した樹脂材料の供給装置の動作状態を示した断面図である。
【符号の説明】
【0036】
1 樹脂材料の供給装置
2 成形金型
3 貯留タンク
4 供給経路
6 加圧装置
7 装置本体
15 樹脂補給部
16 エアー吸気口
17 エアー排気口
21 圧力調整部
22 樹脂材料

【特許請求の範囲】
【請求項1】
樹脂材料を貯留タンクから供給経路を通じて成形金型内に注入し、供給する樹脂材料の供給装置において、伸縮可能で内部に樹脂材料の貯留が可能な樹脂補給部を備え、エアー圧によって樹脂補給部が伸縮する加圧装置が、樹脂補給部を成形金型および貯留タンクに連通させて供給経路の途中に配設され、貯留タンクから成形金型内への樹脂材料の注入後、加圧装置が作動し、エアー圧により樹脂補給部を加圧し、収縮させ、注入時に流入して樹脂補給部内に貯留した樹脂材料を成形金型内に追加して供給することを特徴とする樹脂材料の供給装置。
【請求項2】
加圧装置は、中空な装置本体と、装置本体内部に挿入され、伸縮性を有する材料から形成された筒状の樹脂補給部とを備え、装置本体にはエアー吸気口およびエアー排気口が形成され、エアー吸気口およびエアー排気口にエアー供給手段が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂材料の供給装置。
【請求項3】
加圧装置には、装置本体と樹脂補給部との間に通気性を有し、筒状に形成された圧力調整部が挿入され、圧力調整部によって樹脂補給部が均一に加圧されることを特徴とする請求項2に記載の樹脂材料の供給装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−76241(P2010−76241A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−246760(P2008−246760)
【出願日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】