説明

機器又は装置の一部についてのウェブ−ベースのトレーニングのための方法、システム、及び、コンピューターで読取り可能な記憶メディア

機器又は装置の一部の前記オペレーション、メンテナンス、キャリブレーション、制御試験及び/又はトラブルシューティングについての種々の取扱必要能力を指導する、e−トレーニング・プランを作成し、そして、e−トレーニング・コースを提供するためのシングル−ソースのe−トレーニングプラットフォームを提供するように構成される方法及びシステムが開示される。前記システムは、e−トレーニング・コースのコンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュールを有するe−トレーニング・モジュール、研修生用・プランナー、及び実技部分の終了を認証するように構成される認証サブ−モジュールを含む。管理者モジュールは研修生に要請を発生し、そして、研修生のためにe−ラーニング・プランを作成するように構成される。他の形態として、前記方法の実行可能なバージョンを含むコンピューターで読取り可能な記憶メディアが提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2009年8月6日に出願され、「PERSONALIZED EDUCATION PLANNER」(代理人整理番号第2009P14193US (SBHD−023−L01)号)と題される米国特許仮出願第61/231,832号に基づく優先権を主張し、そして、2010年7月25日に出願され、「METHODS, SYSTEMS, AND COMPUTER-READABLE MEDIA FOR WEB-BASED, TRAINING ON AN INSTRUMENT OR PIECE OF EQUIPMENT」(代理人整理番号第2009P14193US (SBHD−023−L02)号)と題される米国特許仮出願第61/367,448号に基づく優先権を主張し、両出願は、全ての目的において、参考として、その全てが本明細書に組み込まれる。
【0002】
技術分野
本発明は、機器及び技術的装置のオペレーション、キャリブレーション及び/又はトラブルシューティングについて、要員をトレーニングするための、一般的な方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
医学的な検査及び処理においては、自動化された臨床機器及び装置は、生物学的液体サンプル(そうでなければ「臨床試料」とよばれる)が曝されること又は接触することを最小化するため及び/又は検査プロセス及び/又は実際の検査に先立って行われる処理の能率を向上させるために用いることができる。たとえば臨床化学分析機、遠心分離機などのような、そのような自動化された検査機器及び処理装置は、完全に又は部分的に自動化されてはいるものの、依然として、機器又は装置の一部のオペレーション(たとえば基本オペレーション、セットアップ、キャリブレーション、メンテナンス、制御試験など)及びメンテナンス及びトラブルシューティングの種々の面でトレーニングをつんだ要員(たとえば高度にトレーニングされた技術者)を必要とする。
【0004】
そのような要員をトレーニングするには、一般的に、機器のオペレーション、キャリブレーション、メンテナンス及びトラブルシューティングについて、取扱必要能力のあるトレーナーによる日単位、週単位又は月単位までの期間にわたるトレーニングを必要とする。しかしながら、臨床機器又は装置の一部についての取扱必要能力のある操作員、ユーザー、トレーナーとしてトレーニングするためには、そのようなトレーニングは非常に時間及び内容集約的であり、そして、取扱必要能力のあるトレーナー(又は、研修生)をその場所まで世界中に出張させる必要があることを認識しておく必要がある。このトレーニング方法は非常に高価で、そして、多大な時間を必要とする。さらには、このトレーニングについては、あるトレーナーは確実に他のトレーナーに比べてトレーニングにより熟練しており、そして、そのトレーニングの管理が成功したかどうかを判定することが困難な可能性があるために、一貫性のある管理ができない可能性がある。従って、要員(研修生)を高度に技術的な機器(たとえば臨床機器)又は装置の一部のオペレーション、キャリブレーション、メンテナンス及び/又はトラブルシューティングについてトレーニングする改善された方法及びシステムが必要となる。
【発明の概要】
【0005】
第1態様により、機器又は装置の一部についてのウェブ−ベースのトレーニング方法が提供される。
その方法は、
サーバー・システム上で動作可能で、そして、1人以上の研修生がアクセス可能なウェブ−ベースのポータルサイトを提供すること、
ウェブ−ベースのポータルサイト経由で1人以上の研修生がアクセス可能なe−トレーニング・モジュールを提供し、そのe−トレーニング・モジュールが、機器又は装置の一部についての取扱必要能力を取得できるように指導する1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むこと、
e−ラーニングのプランを作成するために、1つ以上のe−トレーニング・コースの集合から1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させること、
1つ以上の選択されたe−トレーニング・コースの少なくとも1つでラーニングに取り組み、そのラーニングが、知識部分の終了及び実技部分の終了の認証を含むこと、
及び、
e−ラーニング・プランの現状報告書、e−ラーニング・プランからの少なくとも1つのe−トレーニング・コースの終了証明書及びe−ラーニング・プランからの少なくともいくつかのe−トレーニング・コースの成績証明書、の群の中から選択された少なくとも1つを作成すること、
を含む。
【0006】
他の態様により、機器又は装置の一部についてのウェブ−ベースのトレーニング方法が提供される。
その方法は、
作業グループ管理者がアクセス可能なサーバー・システム上で動作可能な、ウェブ−ベースのポータルサイトを提供すること、
サーバー・システム上にあり、そして、ウェブ−ベースのポータルサイト経由で1人以上の研修生がアクセス可能なe−トレーニング・モジュールを提供し、機器又は装置の一部についての一定レベルの取扱必要能力を取得できるように指導する、1つ以上の利用可能なe−トレーニング・コースをとるために、e−トレーニング・モジュールに1人以上の研修生がアクセス可能であること、
作業グループに加入させるためにシステムが発生する要請を1人以上の研修生に提供すること、及び、
1人以上の研修生にe−ラーニング・プランをアサインするために、1つ以上の利用可能なe−トレーニング・コースから1つ以上のe−トレーニング・コースを作業グループ管理者が選択させること
を含む。
【0007】
他の態様により、機器又は装置の一部についてのトレーニングを提供するように構成されるウェブ−ベースのトレーニング・システムが提供される。
そのシステムは、
1人以上の研修生がアクセス可能なウェブ−ベースのポータルサイトを提供するように動作可能なサーバー・システム、及び、
1人以上の研修生が、ウェブ−ベースのポータルサイト経由でアクセス可能な、サーバー・システム上で動作可能なe−トレーニング・モジュールであって、
そのe−トレーニング・モジュールが、
機器又は装置の一部についての指導をする1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むコンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール、
研修生に1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させ、そして、e−ラーニング・プランを作成するように構成される、研修生用・プランナー・サブ−モジュール、
知識部分の終了を認証し、そして、実技部分の終了を認証するように構成される、認証サブ−モジュール
を含むもの及び
e−ラーニング・プランの選択された各e−トレーニング・コースの現状を示したe−ラーニング・プランの現状報告書、
e−ラーニング・プランからの全ての終了したe−トレーニング・コースの成績証明書、及び、
e−ラーニング・プランからの少なくとも1つのe−トレーニング・コースの終了証明書、
の群から選択される、少なくとも1つの出力を作成するように構成される、出力作成部、
を含む。
【0008】
他の態様により、機器又は装置の一部についてのトレーニングを提供するように構成されるウェブ−ベースのトレーニング・システムが提供される。
そのシステムは、
1人以上の作業グループ管理者がアクセス可能なウェブ−ベースのポータルサイトを提供するように動作可能なサーバー・システム、及び、
サーバー・システム上で動作可能で、そして、1人以上の管理者がアクセス可能な管理者モジュールであって、
その管理者モジュールが、
作業グループに加入させるためにシステムが発生する要請を1人以上の研修生に提供するように構成される要請サブ−モジュール、
1人以上の研修生にe−ラーニング・プランをアサインするために、作業グループ管理者に1つ以上の利用可能なe−トレーニング・コースから1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させる、ように構成される、プランニング・サブ−モジュール、
を含むもの、
を含む。
【0009】
さらに他の態様により、機器又は装置の一部についてのトレーニングを提供するように構成されるウェブ−ベースのトレーニング・システムが提供される。
そのシステムは、
1人以上の研修生及び1人以上の作業グループ管理者がアクセス可能なウェブ−ベースのポータルサイトを提供するように動作可能なサーバー・システム、及び、
サーバー・システム上で動作可能で、そして、1人以上の研修生がアクセス可能なe−トレーニング・モジュールであって、
そのe−トレーニング・モジュールが、
機器又は装置の一部についての指導をする1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むコンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール、
研修生に1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させ、そして、e−ラーニング・プランを作成するように構成される、研修生用・プランナー・サブ−モジュール、
知識部分の終了を認証し、そして、実技部分の終了を認証するように構成される、認証サブ−モジュール、及び、
e−ラーニング・プランの選択された各e−トレーニング・コースの現状を示したe−ラーニング・プランの現状報告書、
e−ラーニング・プランからの全ての終了したe−トレーニング・コースの成績証明書、及び、
e−ラーニング・プランに基づいて終了した少なくとも1つのe−トレーニング・コースの終了証明書
の群から選択される、少なくとも1つの出力を作成するように構成される、出力作成部サブ−モジュール、
を含むもの、及び、
サーバー・システム上で動作可能で、そして、1人以上の作業グループ管理者がアクセス可能な管理者モジュールであって、
前記管理者モジュールが、
1人以上の研修生を作業グループに要請するように構成される要請サブ−モジュール、及び、
1人以上の作業グループ管理者に、1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させ、作業グループへの要請を承諾した1人以上の研修生にアサインさせるように構成されるチーム管理用サブ−モジュール
を含むもの、
を含む。
【0010】
さらに他の態様により、1つ以上のコンピューター上で動作するように構成されるコンピューターで読取り可能な不揮発性記憶メディアが提供される。
そのコンピューターで読取り可能な記憶メディアは、
1人以上の研修生がアクセス可能なように構成されるe−トレーニング・モジュールを含むストレージ記憶メディアを含み、
そのe−トレーニング・モジュールが、
機器又は装置の一部のオペレーション、キャリブレーション、メンテナンス、制御試験又はトラブルシューティングを指導する1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むコンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール、
研修生に1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させ、そして、e−ラーニング・プランを作成するように構成される、研修生用・プランナー・サブ−モジュール、
知識部分の終了を認証し、そして、実技部分の終了を認証するように構成される、認証サブ−モジュール、及び、
e−ラーニング・プランの選択された各e−トレーニング・コースの現状を示したe−ラーニング・プランの現状報告書、
e−ラーニング・プランからの終了した全てのe−トレーニング・コースの成績証明書、及び、
e−ラーニング・プランからの1つ以上のe−トレーニング・コースの終了証明書
の群から選択される少なくとも1つの出力を作成するように構成される、出力作成部サブ−モジュール
を含むもの、
を含む不揮発性記憶メディア。
【0011】
他の態様では、1つ以上のコンピューター上で動作するように構成されるコンピューターで読取り可能な不揮発性記憶メディアが提供される。
そのコンピューターで読取り可能な記憶メディアは、
1人以上の管理者がアクセス可能なように構成される管理者モジュールを含むストレージ記憶メディアを含み、
その管理者モジュールが、
1人以上の研修生に作業グループに加入するように要請を発生するように構成される要請サブ−モジュール、
1人以上の研修生にe−ラーニング・プランをアサインするために、作業グループ管理者に、機器又は装置の一部のオペレーション、キャリブレーション、メンテナンス、制御試験又はトラブルシューティングを指導する1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むコンテンツ・ライブラリからの1つ以上の利用可能なe−トレーニング・コースから1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させるように構成される、プランニング・サブ−モジュール
を含むもの、
を含むストレージ記憶メディアを含む。
【0012】
他の態様により、1つ以上のコンピューター上で動作するように構成されるコンピューターで読取り可能な不揮発性記憶メディアが提供される。
そのコンピューターで読取り可能な記憶メディアは、
1人以上の研修生がアクセス可能なe−トレーニング・モジュールであって、
そのe−トレーニング・モジュールが、
機器又は装置の一部についての取扱必要能力を取得できるように指導するe−トレーニング・コースの集合を含むコンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール、
研修生に1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させ、そして、e−ラーニング・プランを作成するように構成される、研修生用・プランナー・サブ−モジュール、
知識部分の終了を認証し、そして、実技部分の終了を認証するように構成される、認証サブ−モジュール、及び、
e−ラーニング・プランの選択された各e−トレーニング・コースの現状を示したe−ラーニング・プランの現状報告書、e−ラーニング・プランからの終了した全てのe−トレーニング・コースの成績証明書、及びe−ラーニング・プランからの終了した少なくとも1つのe−トレーニング・コースの終了証明書の群から選択される少なくとも1つの出力を作成するように構成される、出力作成部サブ−モジュール、
を含むもの、
及び、
1人以上の作業グループ管理者がアクセス可能な管理者モジュールであって、
管理者モジュールが、
1人以上の研修生を作業グループに要請するように構成される要請サブ−モジュール、及び、
1人以上の作業グループ管理者に1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させ、そして、作業グループへの要請を承諾した1人以上の研修生にアサインさせるように構成されるチーム管理用サブ−モジュール
を含むもの、
を含むストレージ記憶メディアを含む。
【0013】
さらに他の態様により、コンピューターで実行されるトレーニング方法が提供される。 そのコンピューターで実行されるトレーニング方法は、
1人以上の研修生がアクセス可能なポータルサイトを提供すること、
1人以上の研修生がポータルサイト経由でアクセス可能なe−トレーニング・モジュールを提供し、そのe−トレーニング・モジュールが、1つ以上の取扱必要能力を取得できるように指導する1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むこと、
e−ラーニング・プランを作成するために、1つ以上のe−トレーニング・コースの集合から1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させること、及び、
1つ以上の選択されたe−トレーニング・コースの少なくとも1つでラーニングに取り組みすることであって、
そのラーニングが、
e−トレーニング・モジュールによる知識部分の終了及び実技部分の終了の認証を含み、それによって取扱必要能力の実際の取得が認証される、
を含む。
【0014】
本発明のさらに他の態様、特徴及び長所が、本発明を実行するために最善と考えられる方法を含むいくつかの例示的実施態様を示すことによる、下記の詳細な説明によって容易に明白となる。本発明が他の及び異なる実施態様をとることは同様に可能で、そして、そのいくつかの詳細を全て本発明の精神及び範囲から逸脱することなく種々の点で変更することができる。従って、本明細書の図及び説明はその性質上説明的であって制限的ではないとみなされるべきである。本明細書の図は必ずしも原寸に比例して示されていない。本発明は本発明の精神及び範囲の中にある全ての変更、同等物及び代替手段をカバーする。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1A】先行技術に係るトレーニング手法の図である。
【図1B】先行技術に係るトレーニング手法の図である。
【図2】本発明の実施形態に係るトレーニング方法を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るトレーニング・システムを示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムのe−トレーニング・モジュールを示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態に係るe−トレーニング方法を示すフローチャートである。
【図5A】そこから研修生が本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムにアクセスできる例示的な初期画面の画面コピーである。
【図5B】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムにアクセスするために登録を行うための例示的な登記録面の画面コピーである。
【図5C】システム要件が本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムに適合していることを認証するテストを可能にするための例示的なテスト画面の画面コピーである。
【図5D】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムのチュートリアルを可能にするための例示的なチュートリアル画面の画面コピーである。
【図5E】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムのコンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュールの例示的なコンテンツ・ライブラリ画面の画面コピーである。
【図5F】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムのコンテンツ・ライブラリからの、機器又は装置の一部に限定されたe−トレーニング・コースのリストの画面コピーである。
【図5G】研修生が本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムの利用可能なトレーニング分野及び取扱必要能力を閲覧させること及び選択させることができる、プランナー・サブ−モジュールの例示的なプランナー画面の画面コピーである。
【図5H】研修生が本発明のその研修生の実施形態に係るe−トレーニングについての統計資料を閲覧させることができる例示的なガイドブック画面の画面コピーである。
【図5I】本発明の実施形態に係るe−ラーニング方法及びシステムの知識、実技及び認証部分を示す、e−トレーニング・システムの例示的なガイドブックの画面コピーである。
【図5J】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムの例示的なトレーニング方法のフローチャートである。
【図5K】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムの例示的な実技エクササイズ認証画面の画面コピーである。
【図5L】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムの例示的な報告画面の画面コピーである。
【図5M】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムで作成することができる例示的な終了証明書の画面コピーである。
【図6】本発明の実施形態に係る管理者モジュールの図示である。
【図7】本発明の実施形態に従って管理者が行うことができる例示的な方法を示すフローチャートである。
【図7A】そこから作業グループ管理者が本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムにアクセスできる例示的な初期画面の画面コピーである。
【図7B】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムにアクセスするために登録を行うための例示的な登記録面の画面コピーである。
【図7C】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムの管理者モジュールの機能のチュートリアルを可能にするための例示的なチュートリアル画面の画面コピーである。
【図7D】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムの例示的チーム管理用サブ−モジュールのチーム管理用画面の画面コピーである。
【図7E】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムによって発信された要請画面の画面コピーである。
【図7F】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムのしていないプランナー画面の画面コピーである。
【図7G】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムの書き込みされてあるプランナー画面の画面コピーである。
【図7H】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムの書き込みされていない報告画面の画面コピーである。
【図7I】ファイルを開くかストレージするかの選択肢を示す、本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムの書き込みされていない報告画面の画面コピーである。
【図7J】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムの書き込みされている報告画面の画面コピーである。
【図8】本発明の実施形態に係るコンテンツ・マネージャー・モジュールの図示である。
【図9】本発明の実施形態に係るe−トレーニング・システムのコンテンツを管理するように構成される方法のフローチャートである。
【図9A】本発明の実施形態に係るコンテンツ・マネージャー・サブ−モジュールのアクセスウェブページの画面コピーである。
【図9B】本発明の実施形態に係るトレーニング領域管理用サブ−モジュールのページの画面コピーである。
【図9C】本発明の実施形態に係るトレーニング領域管理用サブ−モジュールの作成/編集ページの画面コピーである。
【図9D】本発明の実施形態に係るトピック管理用サブ−モジュールのページの画面コピーである。
【図9E】本発明の実施形態に係るトピック管理用サブ−モジュールの作成/編集ページの画面コピーである。
【図9F】本発明の実施形態に係る取扱必要能力管理用サブ−モジュールのページの画面コピーである。
【図9G】本発明の実施形態に係る取扱必要能力管理用サブ−モジュールの作成/編集ページの画面コピーである。
【図9H】本発明の実施形態に係るオブジェクト管理用サブ−モジュールのページの画面コピーである。
【図9I】本発明の実施形態に係るオブジェクト管理用サブ−モジュールの作成/編集ページの画面コピーである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
臨床機器又は装置の一部では、その内外で、多くの複雑な試験及び/又は処理任務を遂行される。たとえば、自動化された臨床化学分析機のような機器は、1時間あたり最大数千試験以上の処理を行うことができて、そして、測光、比濁法、電位差測定などを評価し、そして、終了させることができる。たとえば、臨床化学分析機は、種々のタンパク質の分析(たとえば比濁法分析)を遂行することができる。そのようなタンパク質は、免疫グロブリンG、免疫グロブリンA、免疫グロブリンM、トランスフェリン、ハプトグロビン、プレアルブミン、アポリポタンパク質(apo)A1及びB、及び補体C3、C4を含むことができる。他の検体及びタンパク質も、同様に試験することができる。さらに、臨床分析機は、血清中の抗体の診断識別に関連する血清学試験を行うことができる。種々の血液製剤を試験するために、血液学分析機を用いることができる。
【0017】
他の場合では、機器又は装置の一部は、単に臨床分析ステップの近くの又はそれより前のプロセスを実施する。たとえば、機器又は装置の一部は、サンプルセットアップ、試薬セットアップ、遠心分離又は他の、分析前の処理ステップを実施することができる。
【0018】
そのような臨床機器又は装置の一部は、コンピューター化することができ、オペレーションが比較的複雑であり、そして、そのような機器についてのトレーニングを個々の研修生に行なうことは非常に労働集約的であり、費用がかかり、そして、多大な時間を必要とする。さらに、研修生が、そのような機器に直接対面してトレーニングをうけることは、臨床機器又は装置の一部がそのようなトレーニング期間中には使用できないという理由で効率が悪い。
【0019】
多くの場合には、そのようなトレーニングはいわゆる「トレーナーをトレーニングする」手法で行なうことができる。図1Aに示すこの手法100においては、トレーナー102は、機器の製造会社のスタッフか又は代理業者である取扱必要能力のある他のトレーナー104から、集中的なトレーニングを受けることができる。そのような集中トレーニングは、4から6ヶ月又はそれ以上かかる。適切にトレーニングされ認定された後、トレーナー102は、研修生であるスタッフ106、106〜106への、機器又は装置の一部の、複雑なオペレーションのトレーニングを始めることができる。
【0020】
この「トレーナーをトレーニングする」手法100は、ウェブ−ベースのトレーニング・ポータルサイト110上で1つ以上のウェブ−ベースのトレーニング・コースをとっている研修生106、106〜106に対して、オンライントレーニング手法108で、さらに補完することができる。現行のオンライントレーニング方法108においては、研修生106、106〜106は、ウェブ−ベースのトレーニング・ポータルサイト110に入り、トレーニング・コースのリストから事前に記録され、そして、保存されたトレーニング・コースを選択し、そしてその後、オンラインか又は研修生の所在地でトレーニング・コースをダウンロードして終了するか、のいずれかで、トレーニング・コースを終了することができる。トレーニング・コースは、たとえば、特定の機器又は装置の一部のオペレーションの概要を提供するコースを含むことができる。そのようなトレーニング・コースは、対話式のウェブ−ベース又はビデオのいずれかでありうる。ウェブ−ベースのトレーニング・ポータルサイト110は、提供される講座コースを検索するか及び/又はコース・カタログを閲覧させるための機能を含むことができる。そのようなコースの提供は、当然ながら、営利目的で提供される。トレーニングの終了後に、研修生106、106〜106に終了証明書を発行することができる。そのような証明書は研修生106、106〜106がプリントアウトすることができる。
【0021】
さらには、機器又は装置の一部のオペレーション、メンテナンス及びトラブルシューティングの特定のトレーニングでは、1人以上の研修生が、集中的な実践トレーニング及び/又は特定の機器又は装置の一部についてのオペレーション理論に基づくトレーニング、を経験できるトレーニング・センターを訪れることができる。
【0022】
トレーニングが終了した時点で、研修生106、106〜106には、機器又は装置の一部のオペレーション、キャリブレーション、メンテナンス、品質管理及びトラブルシューティングの全ての面で完全にトレーニングされていることが望ましい。しかしながら、そのような「トレーナーをトレーニングする」手法を用いる場合には、トレーニングを伝達する過程で情報が失われる又は間違いがおこる可能性がある。さらに、そのような有能なトレーナーを、機器/装置のオペレーション員として会社のスタッフとして保持することは、非常に費用がかかる。さらには、全てのオペレーション員が同じレベルにトレーニングされている必要はない。
【0023】
さらに、上述のごとく、そのような先行技術のトレーニング手法は、効率の面で限界があり及び/又は非常に多大な時間を必要とし、そして、実施する費用が高額である。たとえば、トレーニングセンターは、多数のコンピューター、多数の講師(トレーナー)を抱えておく必要があり、さらに、研修生をトレーニングするための、そして、実際の患者の試料を臨床検査するためには使うことができない余分な機器又は装置の一部を追加保有する必要がある。そのようなトレーニング・センターでのトレーニングには、旅費及び/又は乗物代が余分に必要である。さらに、そのようなトレーニングのために、研修生が、場合により長期間にわたって、検査設備から離れる必要がある。さらに、現存するウェブ−ベースの手法は、異なるレベルで取扱必要能力を有する研修生の要求を十分には満たさず、そして、一般的に効率的ではない。
【0024】
上述の問題点の観点から、本発明は改善されたウェブ−ベースのe−トレーニング方法及びシステムを提供する。第1形態に係る本発明では、研修生の教育の要求の配信、評価、進捗追跡及び報告を行なうように構成されるシングル−ソースの、e−ラーニング/e−トレーニング・プラットフォームを対象とする。具体的には、本発明は、特定の機器又は装置の一部の1つ以上の分野における取扱必要能力を取得することについての教育の要求の配信、評価、進捗追跡及び報告を行なうための、ウェブ−ベースのe−ラーニング/e−トレーニング・プラットフォームを提供するのに優れた効用を有する。本発明の形態によると、ウェブ−ベースのe−ラーニング/e−トレーニング方法は、機器に固有であり、ウェブ−ベースのe−ラーニングは、研修生及び/又は管理者により限定され、そして、ウェブ−ベースのe−ラーニングは、特に、取扱必要能力をベースにしうる。本発明の形態に従って提供される取扱必要能力をベースにしたトレーニングは、研修生がそのe−トレーニング・コースの特定のラーニングのゴールに適合することを保証し、そして、そのラーニング結果を実際の業務で生かせる取扱必要能力をもたらす。
【0025】
いくつかの実施形態においては、個別の研修生は、e−トレーニング・モジュールにおいて、自分の取扱必要能力ベースのトレーニング・プランを決定し、そして、ウェブ−ベースのe−トレーニングに取り組みすることができる。取扱必要能力ベースのトレーニングは、自分の仕事上の職務、経験レベル、知識及び/又は意図するキャリアパスに基づくことができる。e−トレーニング・モジュールは、ユーザーに、機器に特有で取扱必要能力ベースの自分のe−トレーニングをプラン、進捗追跡及び/又は管理させ、同様に、自分の認証評価状態、CEU(認定教育ユニット)の終了証明書を作成及び/又は閲覧させ及び/又は特定の機器又は装置の一部をオペレーションするための自分の適任性を更新(たとえば年毎で)させることができる。さらに、個別の研修生は閲覧(たとえば、画面ディスプレイ、ダウンロード又は印刷で)のために、自分の認定の、特定の期間にわたる、現状報告書又は成績証明書を作成することができる。そのような証明書及び成績証明書は、研修生が雇用場所を変更した場合でも、安全に保管され、そして、研修生がアクセスすることができる。従って、認定認証証明は失われる可能性がより低く、そして、完全に持ち出し可能である。
【0026】
他の形態においては、管理者が1人以上の研修生のためにウェブ−ベースのe−ラーニング・プランを決定し、そして、設定することができる。管理者は、作業グループ管理者でありえて、そして、e−ラーニング・プラン及び作業グループの構成員である研修生の現状を決定し、そして、進捗追跡を行なうことに対して責任をもつことができる。同様に、研修生は、このウェブ−ベースのe−ラーニング・プランを、閲覧及び進捗追跡することができる。従って、本発明は、機器又は装置のユーザーの教育についてのトレーニング及び認定要求を、配信し、そして、進捗追跡するための、シングル−ソース・プラットフォームを提供することができる。
【0027】
e−トレーニング・コースの任意のe−ラーニング分野における取扱必要能力は、e−ラーニング・コンテンツ、e−ラーニング・コンテンツの実技への適用及び試験の組み合わせを有するe−トレーニング・コースを利用する方法で決定することができる。
【0028】
本発明のこれら及び他の形態と特徴は、本明細書の図2〜9Iを参照して説明される。
【0029】
図2に最もよく示されるように、本発明の第1実施形態に従い、ウェブ−ベースのe−トレーニング・システム200が説明される。ウェブ−ベースのe−トレーニング・システムは、本明細書では「ウェブ−ベースのe−トレーニング・システム」、「e−トレーニング・システム」又は単に「システム」と称される。ウェブ−ベースのe−トレーニング・システム200は、特定の機器又は装置の一部の、理論、オペレーション、メンテナンス、キャリブレーション、制御試験及び/又はトラブルシューティングの種々の形態について、個別の研修生のトレーニングを支援するのに有用である。方法及びシステムは、たとえば、臨床分析機又はそれに関連する処理システムのような機器に適用できる。しかしながら、それらの方法及び装置は、他のタイプの技術的機器又は装置の一部にも、同様に適用できる。
【0030】
叙述される実施形態においては、e−トレーニング・システム200は、e−トレーニング・モジュール202、管理者モジュール204及びコンテンツ・マネージャー・モジュール206を含む。モジュール202、204、206には、サーバー・システム上で動作するウェブ・ページのポータル・サイト208(点線で示される)経由で、さらにインターネット経由で、アクセスすることができる。ウェブ・サイトのコンテンツ及びオペレーションは、機器又は装置の製造会社又はその代理業者によって管理することができる。各モジュールは、種々の機能を実行するための、種々のサブ−モジュールを含むことができる。本明細書で用いられる「モジュール」は、ある機能を実行するように構成される任意の実行可能なコード又はプログラム又はコード又はプログラムの集合、を意味する。モジュールは、1台の又は1台以上のコンピューター又はプロセッサ上で実行することができる。本明細書で用いられる「サブ−モジュール」は、モジュールの補助機能を実行するように構成される、任意の実行可能なコード又はプログラム又はコード又はプログラムの集合を意味し、1つのモジュールは、1つを越えるサブ−モジュールを含むことができる。
【0031】
システム200のウェブ・ページのポータル・サイト208は、1人以上の研修生210、1人以上の管理者212及び1人以上のサービス要員214により、たとえばFireFox、Google Chrome、Internet Explorer、Safariなどのような公知のウェブ・ブラウザー技術を用いて、アクセスすることができる。e−トレーニング・システム200は、サーバー・システム上に存在する、コンピューターで読取り可能な記憶メディアとして提供することができる。サーバー・システムは、たとえば、1つ以上のサーバーを含むことができる。本明細書で用いられる用語「e−トレーニング」は、コンピューターを用いる研修生によって運用されるトレーニングを意味し、そこど、e−トレーニング・コースは、電子的にストレージされる。
【0032】
トレーニング・モジュール
【0033】
ここで図2〜5Jを参照して、e−トレーニング・モジュール202及び方法500の構造及び機能をさらに詳細に説明する。e−トレーニング・モジュール202には、特定の機器又は装置の一部のオペレーション、キャリブレーション、メンテナンス、品質管理及び/又はトラブルシューティングについてのe−トレーニングを要求している、1人以上の個別の研修生210により、アクセスすることができる。同様に、管理者モジュール204は、下記に詳細を記述するように、1人以上の管理者212により、ウェブのポータル・サイト208を介して、アクセスすることができる。同様に、コンテンツ・マネージャー・モジュール206は、下記に詳細を記述するように、1人以上のサービス要員214により、ウェブポータルサイト208を介してアクセスすることができる。本発明の1つの形態に従い、いくつかの実施形態においては、1人以上の研修生210は、自分の個別のe−ラーニング・プランのコンテンツを選択及び/又は設定するために、プランナーを利用することができる。他の実施形態においては、1人以上の管理者212は、その各々が、1つ以上の機器又は装置の一部を利用する特定の作業グループの作業グループ管理者でありえて、自分の作業グループの中の、1人以上の研修生のために、e−ラーニング・プランを選択及び/又は設定する責任を負うことができる。
【0034】
e−ラーニング・プランは、作業グループの中で利用される、特定の機器又は装置の一部に固有でありうる。e−ラーニング・プランは、取扱必要能力ベースで、そして、1人以上の個別の研修生210に固有でありえて、そして、それらの個別の研修生210のための、特定の機器又は装置の一部のための特定のトレーニング分野についての、要求される(たとえば最小の)取扱必要能力を取得できるように指導しうる。取扱必要能力ベースのトレーニングとは、各トレーニング分野が、取得すべきe−トレーニングの取扱必要能力の数によって、ブレイクダウンされていることを意味する。これらは、個別のe−トレーニング・コースの各々が、機器又は装置の一部の、オペレーション、キャリブレーション、メンテナンス、品質管理及びトラブルシューティングの特定の形態を指導しうる。
【0035】
本発明のさらなる形態に従えば、トレーニング・システム200は、主題の内容及び/又は量が異なるトレーニングを要求する個別の研修生210の各々に、特定のe−ラーニング・プラン及びe−ラーニングを提供するように、構成し、そして、適合させることができる。たとえば、e−トレーニング・システム200のトレーニング・モジュール202は、異なる技能レベル、仕事上の職務及び/又は職位の個別の研修生に、各ユーザーに固有のe−トレーニングを提供することができる。一例をとると、たとえば、一般職研修生1(210A)及び一般職研修生2(210B)のような、1人以上の一般職研修生は、特定の機器又は装置の一部の、一般的なオペレーションである少ない取扱必要能力について、トレーニング・モジュール202でトレーニングすることができる。しかしながら、より集中的なトレーニングが必要とされる/要求される場合には、e−トレーニング・モジュール202は、より高度なセットの取扱必要能力までのトレーニングが必要とされるスペシャリスト研修生1(210C)又はスペシャリスト研修生2(210D)のためには、より高度な取扱必要能力に適したe−トレーニングを提供することができる。取扱必要能力の例は、機器又は装置の一部のセットアップ、機器又は装置の一部のプログラミング、機器又は装置の一部の毎日のセットアップ、機器又は装置の一部でのサンプル処理、機器又は装置の一部で不十分なサンプルを処理すること、機器又は装置の一部でのサンプル管理などを含む。各取扱必要能力の取得が終了するごとに、機器又は装置の一部のオペレーション、キャリブレーション、メンテナンス、品質管理及び/又はトラブルシューティングの特定トレーニング分野における技能レベルが、増加又は向上しうる。従って、トレーニング・モジュール202によって提供されるe−トレーニングは、技能及び取扱必要能力の要求レベルが異なる個別の研修生210に適しているといえる。
【0036】
さらには、e−トレーニングには、たとえば、機器又は装置の一部及び個別の研修生210が位置する場所のような、多数の場所からアクセスできる。さらには、機器又は装置の一部の特定の系列又はモデルの顧客が、多数の場所に居る場合でも、e−トレーニングは、そういった各場所で容易に実施することができる。同様に、機器又は装置の一部の特定の系列又はモデルの顧客が、多数の場合には、トレーニング・モジュール202は、それらの個別顧客が、研修生に限定されるか、管理者に限定されるか又はその両方の、e−トレーニングへのアクセスすることを提供することができる。さらには、研修生が、連続してトレーニング及び認証を受ける必要がある場合には、e−トレーニング・システム200は、その研修生210の全員のためのe−トレーニング及び認証を、顧客に、決定させ、そして、進捗追跡(たとえば監視)させる。
【0037】
図3〜5Jを参照して、研修生についての本発明のトレーニング方法のオペレーションを詳細に説明する。図5に示されるようなe−トレーニング方法500に従えば、研修生210A(たとえば一般職研修生1)は、まず、ウェブ・アドレス(たとえばwww.companytraining.com)を入力することにより、ブロック502内の、ウェブ・サイトのポータル・サイト501にログオンすることができる。ウェブ・サイトのポータル・サイト501の適切な画面コピーを図5Aに示す。ウェブ・サイトのポータル・サイト501は、機器又は装置の製造会社又はその代理業者によって管理することができる。ウェブ・アクセスは、たとえばサーバー・システム302のような、いくつかの統合サーバーを含むことができる、任意の適切なサーバー・システムにより提供することができる。サーバー・システム302のサーバーの個数及び容量は、コンテンツの量、システムにアクセスする研修生及び管理者の数及びそこにストレージされているe−トレーニング・コースの複雑さに大きく依存する。サーバー・システム302は、たとえば1箇所にあるサーバーの集合(たとえばサーバー・ファーム)のような多数の専用サーバー機を用いることができる。非常に大量の通信が予想される場合には、単一機が過剰負荷にならないように、その要求を、種々サーバーに分配するために負荷分散を行うことができる。たとえば、MICROSOFT(登録商標) SQL SERVER、MICROSOFT(登録商標) WINDOWS SERVER 2003などのような、任意の適切なサーバー・オペレーティング・システムを用いることができる。たとえば、SOURCE GEAR VAULTのような、任意の適切なバージョン管理を用いることができる。ワールド・ワイド・ウェブ・サーバー304(たとえばウェブ・サーバー)は、ウェブポータルサイト208へのアクセス及びe−トレーニング・モジュール202、管理者モジュール204及びコンテンツ・マネージャー・モジュール206(図2参照)へのアクセスを管理できるように適応させることができる。ワールド・ワイド・ウェブ・サーバー304は、1つ以上のコンピューター上で実行するソフトウェアと共に、ウェブ・ブラウザーからHTTP接続先を受け取り、フォーム送信の処理と同様に、ウェブ・ページ及び他のファイルをそこに配信し、ウェブ・サイトを実際に実行する1つ以上のコンピューターでありえる。ユーザー・インターフェースは、たとえば、MICROSOFT(登録商標)ASP.netによって提供されうる。
【0038】
ワールド・ワイド・ウェブ・サーバー304は、たとえば、研修生(たとえば210A)から要求されたような場合に、ウェブ・サイトに関するいくつかのファイルをストレージし、そして、ファイルをウェブ・ブラウザー経由でインターネットを使って供給する(送信する)ことができる。ウェブ・サーバー・プログラムは、Microsoft-IIS、Apache、RomPagerなどでありうる。ウェブページポータルサイト501では、研修生(たとえば210A)が、ブロック504内の、適切なユーザー名503A及びパスワード503Bを入力することにより、トレーニング・モジュール202へのアクセスが認められる。研修生(たとえば210A)がすでに登録済みの場合には、ユーザー名及びパスワードはすでに決められて、授与されている。そうでない場合には、研修生(たとえば210A)は、登録ブロック506内の、登録する必要がある。登録には、研修生の情報を入手することを含む。そのような情報は、登録ステップ506で、管理者212によって登録されるか又は適切な承認者の受け取りを待つまでのサービス要員214に電子メール又は電話で連絡することにより、研修生(たとえば210A)から直接入手できる。登録ページ503の例が、図5Bに示される。
【0039】
研修生(たとえば210A)、管理者212又はサービス要員214によって入手又は作成されたそのような情報及びデータは、データ−ベース・サーバ306上にストレージすることができる。たとえば、MICROSOFT(登録商標) SQL SERVER、MICROSOFT(登録商標) ACCESS、ORACLE、DB2、MICROSOFT(登録商標) FILEMAKERなどのような、任意の適切なデータ−ベース・プログラムが、データ−ベース・サーバ306上で実行可能である。研修生(たとえば210A)は、ブロック508内の、適切にエントリすることにより、トレーニング・モジュール202のe−トレーニング・ポータルサイト402に入ることができる。e−トレーニング・モジュール202への初期画面505の画面コピーを図5Cに示す。
【0040】
初期画面505の時点では、研修生(たとえば210A)は、ブロック510内の、e−トレーニング・モジュール202のテスト・ルーチン・サブ−モジュール404を実行するために、必要に応じてラジオ・ボタンなどをクリックして自分のコンピューター・システムをテスト(「システム・テスト」)することを勧められる。システム・テスト・サブ−モジュール404は、研修生がe−トレーニング・モジュール202と対話するために使っているコンピューターが、適切なシステム要件を含むことを保証することができる。そのようなシステム要件は、使用するプログラムに依存しうる。しかしながら、いくつかの実施形態においては、オペレーティング・システムは、MICROSOFT(登録商標) WINDOWS(登録商標) XP又はそれより新しいもの、を含むことができ、ウェブ・ブラウザーは、MICROSOFT(登録商標) INTERNET EXPLORER(登録商標) VERSION 6.0又は7.0又はMOZILLA FIREFOX Version 1.5、でありえて、画面の解像度は、最低1024x768dpiでありえて、オーディオ・ビジュアルは、MICROSOFT(登録商標) WINDOWS(登録商標) MEDIA PLAYER 9又はそれより新しいもの、を含むことができ、そして、接続は、56Kのボーレート以上が使用可能でありえる。さらには、ウェブ・ブラウザーは、クッキーが受け入れ可能で、そして、ポップアップ・ブロッカーは、無効にする必要がある。システム・テストは、たとえば、Rockville、MDのCyscape Incより入手可能なBROWSERHAWK(登録商標)のような、任意の適切なシステムチェック・ソフトェアを用いて実施することができる。
【0041】
さらには、ブロック512で、チュートリアル・サブ−モジュール406を実行することにより、e−トレーニング・モジュール202のチュートリアルを提供することができる。チュートリアルは、たとえば、事前に記録され、そして、標準化されたビデオを上映する形態をとることができる。ビデオの1つの適切な形式が、ポップアップ画面がチュートリアル教材を表示する図5Dの画面コピーに示されている。チュートリアルの他の形態が、たとえば、いくつかのスライドなどのように含まれる。512内のチュートリアルは、たとえば、研修生用プラン機能、管理者用トレーニング機能、コンテンツ・ライブラリ及び出力作成部機能のような、e−トレーニング・モジュール202の少なくともいくつかの主要機能をカバーすることができる。チュートリアルは、研修生(たとえば210A)によって辞退されうるか又は研修生(たとえば210A)が、最初にe−トレーニング・モジュール202に入るときにのみ提供されうる。
【0042】
次に、コンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール408では、研修生(たとえば210A)は、e−トレーニング410のサブ−カテゴリ群から選択することができる。図5Eには、コンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール408の表示画面507の例示的な画面コピーを示す。e−トレーニング410の具体的なサブ−カテゴリは、
−機器又は装置に固有のコース(たとえば、モデルに固有のコース)、及び具体的には、機器又は装置の一部についての1つ以上の取扱必要能力について指導する取扱必要能力ベースのコース
−モジュール・コース(たとえば、機器又は装置の一部の概要に関する)
−一般試験所オペレーション・コース(たとえば試験所の概要に関する)
−臨床適用コース
のいずれかを含むことができる。
【0043】
これらの機器又は装置に固有のe−トレーニング・コースは、特定の機器又は装置に固有でありえて、そして、各々が、機器又は装置の一部のための単一で特定の取扱必要能力について指導しうる。個別の取扱必要能力は、特定の機器又は装置の一部のメンテナンス、キャリブレーション、品質管理試験、及びトラブルシューティングのような、全ての機能を完全にオペレーションできるために必要なトレーニング取扱必要能力全体のサブセットである。モジュール・コースは、特定の機器を理解するための概要(たとえば、広義の概要説明)について指導しうる。一般試験所コースは、たとえば、試験所の技能、試験所の管理、試験所の作業フロー、分析の手順、情報科学、品質管理の手順などのような、特定の分野の主要知識についての広義の概要説明である。臨床適用コースは、一続きの分析プロセスと方法及びその背後の理論についての知識について指導する。
【0044】
コンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール408に入ると、研修生(たとえば210A)は、コンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール408内のe−トレーニング410の1つ以上のサブ−カテゴリのリストを参照でき、そして、ブロック514内の、e−トレーニングのサブ−カテゴリ410を選択できる。これは、e−トレーニング・コースの集合のリストが提示される。図5Fには、機器又は装置に固有のサブ−カテゴリについての利用可能なe−トレーニング・コースのリストの画面コピー509を示す。図に示すように、リストは、機器又は装置の一部の商標名ごとに編集することができる。研修生(たとえば210A)は、「>これ以外に」を選択することを介してリストから特定の機器又は装置の一部を選択することにより、より深くトレーニングをすることができる。研修生が特定の機器又は装置の一部を選択すると、ブロック516内の、研修生用・プランナー・サブ−モジュール412を立ち上げることができる。この立ち上げは、自動的にか又はトレーニング・サブ−カテゴリを選択することと共に、研修生用・プランナー・サブ−モジュール412を立ち上げる表示のある選択ボックスの選択を介して行うことができる。図5Gには、研修生用・プランナー・サブ−モジュール412の表示画面511の画面コピーを示す。
【0045】
研修生用・プランナー・サブ−モジュール412は、特定の機器又は装置の一部について利用可能な全てのe−トレーニング・コース513のリストを含むことができる。e−トレーニング・コース513のリストは、取扱必要能力ごとに編集することができる。たとえば、取扱必要能力は、機器又は装置の一部のルーチン・オペレーション(「ルーチン・オペレーション」)、機器又は装置の一部のキャリブレーション(「キャリブレーション」)、機器又は装置の一部のメンテナンス(「メンテナンス」)、機器又は装置の一部へのソフトウェアの更新(「更新」)及び機器又は装置の一部の品質管理処理(「品質管理」)、からなる取扱必要能力分野の群から選択された1つ以上の取扱必要能力分野515を含むことができる。従って、一般職オペレーション員でありうる研修生(たとえば210A、210B)は、たとえば、ルーチン・オペレーション及び品質管理の分野におけるある取扱必要能力のみに熟達することのみが必要とされる。そういう理由で、一般職研修生210Aは、ブロック518内の、e−ラーニング・プランを作成することができ、それにより一般職研修生210Aは、全ての取扱必要能力ベースのe−トレーニング・コースから、特定の機器又は装置の一部について利用可能な、サブセットのみを選択することができる。
【0046】
その一方、スペシャリスト研修生(たとえば210C、210D)には、特定の機器又は装置の一部について、より大きな数の取扱必要能力分野515(場合により取扱必要能力の全ての分野)に熟達していることが必要とされる。従って、スペシャリスト研修生(たとえば210C、210D)は、ブロック518内の、比較的大きな数の取扱必要能力分野515及び特定の機器又は装置の一部についての取扱必要能力から、e−トレーニング・コース513を含むe−ラーニング・プランを選択し、そして、作成することができる。
【0047】
各々の特定の機器又は装置の一部についての各取扱必要能力分野515は、1つ以上のe−トレーニング・コース513を含むことができる。たとえば、システム概要取扱必要能力515Aは、特定の機器又は装置の一部に関連して選択された取扱必要能力の概要を提供するように指導される、ハードウェア概要、ソフトウェア・ナビゲーションなどのような、異なる技術分野についての、いくつかの異なる概要e−トレーニング・コースを含むことができる。同様に、ルーチン・オペレーション取扱必要能力515Bは、特定の機器又は装置の一部のルーチン・オペレーションについての種々の取扱必要能力についての、いくつかのe−トレーニング・コースにブレイクダウンすることができる。
【0048】
図5Gにその画面コピーが示される研修生用・プランナー・サブ−モジュール412においては、研修生は、たとえば、チェックボックス517を選択するように選択アイコンを選ぶことにより、任意の数の、終了すべきe−トレーニング・コース513を選択することができる。研修生により選択されると、e−トレーニング・コース(たとえば513A)が選択されたことを示すために、アイコン(たとえばX)がチェックボックス517内に表示される。図に示すように、研修生(たとえば210A)によっていくつかのコースが選択された。さらには、作業グループ管理者により、e−トレーニング・コース513のいくつかが、研修生(たとえば210A)のために事前に選択されていた。これらのe−トレーニング・コース(たとえば513B)は、そのチェックボックスの中に、錠の絵柄のアイコンを含むものとして示すことができる。他の適切なアイコンを用いることができる。たとえば、研修生が属する作業グループの作業グループ管理者は、下記に詳細を説明するように、研修生のためにこれらのe−トレーニング・コース(たとえば513B)を選択することができる。
【0049】
研修生用・プランナー・サブ−モジュール412にアクセスすることを介して、e−ラーニング・プランを作成させた後のプロセス中の任意の時点で、研修生は、ガイドブック・サブ−モジュール414を立ち上げるか又は選択することができる。ガイドブック・サブ−モジュール414は、研修生に、自分の取扱必要能力ベースのe−ラーニング・プランの現状の進捗追跡及び見直しをさせることができる。具体的には、ガイドブック機能は、単に、研修生が選択したか又は研修生にアサインされた、種々の選択されたe−トレーニング・コースの現状(たとえば、開始前、進行中、終了)のデータがデータ−ベース・サーバ306上に書き込みされたデータ−ベースからの情報にアクセスすることができるのみである。ガイドブック・サブ−モジュール414は、研修生に、たとえば、e−ラーニング・プランの種々のe−トレーニング・コースの現状を、たとえば数値ベースで、閲覧させる機能を含むことができる。ガイドブックの各ページは、選択されたe−トレーニング・コースに関連することができる。たとえば、選択されアサインされる取扱必要能力の総数、すでに選択されアサインされた教育アクティビティ(e−トレーニング・コース)の総数及び1つ以上の状態カテゴリに分類される教育アクティビティ(e−トレーニング・コース)の総数の1つ以上がリストになっている。状態カテゴリは、開始前、進行中、終了からなるカテゴリ群から選択された1つ以上のカテゴリを含む。各カテゴリの数は、カテゴリの後ろにリストすることができる。図5Hには、ガイドブック・サブ−モジュール414のページ519の画面コピーを示す。研修生は、同様に、他の機器又は装置の一部又は他の取扱必要能力分野について、すでに決定している他のe−ラーニング・プランを保有することができ、そして、研修生は、ガイドブック制御414Aを用いて、それらのページのページ付けをすることができる。ガイドブック機能性は、たとえば、ADOBE(登録商標) FLASH(登録商標)を用いて提供することができる。しかしながら、任意のブック・シミュレーション・ソフトウェアを用いることができる。種々の画面コピー及びウェブページのための、追加のグラフィックスは、ADOBE(登録商標)PHOTOSHOP(登録商標)及びILLUSTRATOR(登録商標)で作成することができる。
【0050】
ガイドブック画面から、研修生は、ブロック520内の、研修生のe−ラーニング・プランから選択されたか又はアサインされた、1つ以上のe−トレーニング・コース513に、取り組み、そして、終了させることができる。各e−トレーニング・コース513は、ガイドブックのページから特定のe−トレーニング・コースを選択し及びe−トレーニング・コースを終了することにより、管理することができる。
【0051】
さらに詳細には、研修生が、最初にガイドブックから「開始」を選択したときに(図5H参照)、これにより、選択されたe−トレーニング・コースについての、e−トレーニング・コースのアクティビティを表示することができる。アクティビティは、知識部分、実技部分(たとえば実技エクササイズ部分)及び認証部分を含むことができる。知識部分は、ビデオ、一連のスライド又はアニメーションでありえて、研修生が、自分のものにできるように、特定の情報(ラーニング)が示される。ブロック522内の、研修生は、図5Jの知識部分(オンライントレーニング)を選択することにより、最初に、e−トレーニング・コースを立ち上げる。研修生が、ブロック524内の、知識部分を終了した後、コンピューター経由でサーバーとインターフェイス接続することにより、研修生は、ブロック526内で示される、知識についての、コンピューターで実施されるテスト(e−テスト)を受けることができる。知識部分についての合格点は、データ−ベースに与えることができる。しかしながら、テストは、オプションであることが理解されるべきである。ラーニング部分の終了は、研修生が、e−証明を申請すること(たとえば終了ボタンをクリックする)によって終了の旨を示すこと又は単に、知識部分がその終了を示すことによって認証することができる。
【0052】
e−ラーニングアクティビティ(知識部分)が終了すると、研修生は、実技部分を受けることができる。これは、監視者又は指導者の立ち会いのもとか又は監視者又は指導者の助けを借りた対面トレーニングを含むことができる。これは、ブロック528内の、指導者付きの実技エクササイズ部分を含む。指導者付き実技エクササイズは、機器又は装置の一部の、対面的な関与を含む。しかしながら、最初の形態では、対面的な関与は、取扱説明書に基づくものでありえて、言い換えると、研修生には、機器又は装置の一部について読み終えることが研修生に指示される取扱説明資料又は手順の一式であって、正確に記述されるか又は正確に伝えられるものが配布されうる。528内の指導者付き実技部分の終了は、機器又は装置の一部についてトレーニングした監視者(たとえば指導者)によって証明されうる。終了すると、ブロック530内の、指導者付き実技部分のe−認証を、認証サブ−モジュール416内で終了することができる。e−認証は、e−ラーニング(知識部分)の終了を研修生が認証して知識部分が終了したことだけではなく、実技部分も同様に終了したことをデータ−ベースに登録するために、データ−ベースとインターフェイス接続することで成される。研修生は、e−証明をe−トレーニング・システム200に申請することによって、指導者付き実技部分がすでに終了したことを認証する。e−証明は、認証サブ−モジュール416の申請ページ(図5K参照方)で、終了日及び監視者名を申請することを含むことができる。
【0053】
次に、研修生は、ブロック532内の指導者付きでない実技部分に取り組むことができる。実技エクササイズの指導者付きでない部分は、研修生が、監視者(たとえば指導者)の立ち会いのもとで、しかし、取扱説明資料を全く使わないで、実技エクササイズを行うことを含みうる。これは、研修生の取扱必要能力を、最大限の範囲までテストするもので、研修生は、教材もしくは支援なしで実技エクササイズを終了する必要がある。指導者付きでない実技部分が終了すると、ブロック534内の認証サブ−モジュール416には、指導者付きでない部分の終了の認証が与えられる(図5J)。これは、機器又は装置の一部についてトレーニングし、さらに、個人的に実技エクササイズに立ち会った監視者(たとえば指導者)によるチェックリストの承認を含む。さらには、534における認証は、指導者付き部分について記述された方法と類似の方法で、終了日及び監視者名を認証サブ−モジュール416に申請することを含む。
【0054】
この認証情報は、その後データ−ベースに追加され、そして、ガイドブック上及び別の場所に表示することができる。従って、本トレーニング方法が、その後に実技部分の終了のe−証明が続くe−知識部分及び実技部分を必要とすることは明白である。最後に、ブロック536内の最終テスト又は小テストを実施することができ、研修生は、許容成績点で合格するか又はe−トレーニング・コースの許容成績点に達するまで、少なくともそのコースの一部を再履修する必要がある。この最終テストは、オプションであることができる。いくつかの実施形態においては、上記認証ステップを一本化することができる。さらには、任意の筆記試験を、プロセス中の任意のステップ及び場合により多数のステップで執行することができる。
【0055】
全てのステップを十分に終了した後、研修生は、終了証明書を印刷することができ、そして、データ−ベース内に適切な場所に書き込みすることにより、CEU(認定教育ユニット)(利用可能であればe−トレーニング・コースに関する)には、研修生を登録することができる。従って、本方法によるe−トレーニングの終了は、e−知識トレーニング、実技エクササイズ(たとえば、指導者付き及び/又は指導者なし)及びシステム200内の各ステップの証明/認証の組み合わせを含み、そして、研修生が、実際にe−トレーニング・コースをとることによって取得を試みた取扱必要能力を、事実として、すでに取得したことを保証する。
【0056】
他の実施形態に従い、研修生は、出力作成部サブ−モジュール418の成績証明書画面から、ブロック521内の1つ以上の出力を作成することができる。図5において、これらの出力は、たとえば、ダウンロード可能ファイル(たとえばpdfファイル)又は印刷された形式のような、任意の適切な形式で提供することができる。いくつかの実施形態においては、ブロック521内の1つ以上の作成出力は、ブロック521A内のe−ラーニング・プランの現状報告書の作成、ブロック521C内のe−ラーニング・プランからの終了したe−トレーニング・コースの成績証明書又はブロック521B内のe−トレーニング・コースの終了証明書からなる群から選択された1つ以上のものでありうる。図5Mには、終了証明書の一例を示す。図5Lに示すように、種々のトレーニング分野から選択させるために、ドロップダウンメニューを用いることができる。成績証明書は、年ごとに又はそれが関連する特定の機器又は装置の一部ごとに発行することができる。図5Lには、出力作成部サブ−モジュール418からの成績証明書出力521Cの画面コピーを示す。成績証明書521Cの中には、各e−トレーニング・コース513の進捗状態を、終了方法及び終了日と共に表示することができる。e−トレーニング・コースがすでに終了している場合には、電子証明書は、終了したe−トレーニング・コースについての終了証明書をダウンロード及び/又は印刷するために用いることができる読み取り専用証明書リンクで、書き込みされることができる。各e−トレーニング・コースについてのいくつかの認定教育ユニットも同様にリストすることができる。この方法で、機器製造会社(又は、その代理業者)のデータ−ベース内に、全ての終了したe−トレーニング・コースのパーマネントレコードが提供される。このレコード及び成績証明書は、研修生のトレーニング状態の証明のために、どこででも遅れることなく利用することができる。この成績証明機能は、同様に、研修生の認証及び/又は認定状態の証明のためにも、どこででも遅れることなく利用することができる。成績証明機能は、同様に、MICROSOFT(登録商標)ASP.netの利用によって提供することができる。
【0057】
管理者モジュール
【0058】
管理者モジュール204を、図2〜3及び図6〜7Iに関連して、詳細に説明する。管理者モジュール204は、一般的には、研修生の監督者である管理者に、研修生のe−ラーニング・プランの現状を閲覧させる及び/又は研修生のためにe−ラーニング・プランを決定又は設定させるように構成され、そして、機能する。管理者によって設定されたトレーニング・プランは、研修生のためのある取扱必要能力を取得できるように指導することができる。これらの取扱必要能力は、研修生がそれに熟達することが要求される特定の機器又は装置の一部についてのものでありうる。たとえば、研修生は、特定の機器又は装置の一部についてのオペレーション、メンテナンス、キャリブレーション、品質管理試験及び/又はトラブルシューティングについての、ある取扱必要能力を取得することが望ましい。
【0059】
いくつかの実施形態においては、管理者は、特定の作業グループのための管理者でありうる(以下「作業グループ管理者」又は「WGA」と称する)。作業グループとは、組織的に協力する要員の集合である。これは、関連した機能、共通の管理者(マネージャー)又は同一又は類似の仕事上の職務又は職位を有することによる。この場合、WGAは、各研修生のためのe−ラーニング・プランの作成及びアサインに対して責任がある。その実施のために、WGAは、その作業グループの構成員として、1人以上の研修生を追加することを希望することができる。各作業グループは、機器又は装置の一部が配置される1つ又はいくつかの分散した設備に、常駐しうる多数の研修生を含むことができる。WGAは、機器又は装置の一部の多数の購買者からの従業員でありうる。従って、トレーニング・システム及び方法は、機器及び/又は装置の一部の多数の購買者が、その研修生のために、集中型のトレーニングにアクセスさせることができるようにしている。
【0060】
さらに詳細には、管理者は、そのウェブアドレス(たとえばwww.companyname.com/workgroupadmin/)をタイプ入力することにより、管理者モジュール204にアクセスできる。これにより、ブロック702内の、管理者モジュールウェブページ602にアクセスできる。管理者モジュールウェブページ602になると、WGAは、ユーザー名及びパスワードを与えることにより、ブロック704内の、管理者モジュール204に入ることができる。図7Aには、管理者モジュールウェブページ602の画面コピーを示す。管理者がまだ登録していない場合には、ブロック706内の管理者モジュール204にアクセスするための登録を行うことができる。図7Aには、登録ウェブページ703の画面コピーを示す。パスワードを忘れた場合には、パスワードを管理者の登録された電子メールアドレスに送るためのリンクにアクセスすることができ又はそうでない場合には、パスワードがリセットされる。
【0061】
ブロック708内の管理者モジュール204にアクセスが認められると、最初に表示される画面は、チュートリアル・サブ−モジュール604の管理者モジュール・チュートリアル画面(図7C参照)でありうる。オプションのチュートリアル・サブ−モジュール604は、ブロック710内の新規にログインしたWGAに、管理者モジュール204の種々の特徴についての一連のスライド、ビデオ又はアニメーションのチュートリアルを提供することができる。
【0062】
次に、チーム管理用サブ−モジュール606では、ブロック712内の、WGAによる取り組みが行われる。このチーム管理用サブ−モジュール606は、WGAによりオプションが選択されることにより能動的に取り組ませることができるか又はオプションのチュートリアルが終了した時点で自動的に立ち上げることができる。チーム管理用サブ−モジュール606は、WGAに、自分の機能チーム(たとえば作業グループ)に所属する1人以上の研修生の、アサイン及び/又は監視及びトレーニング状態の進捗追跡をさせることにより、WGAに、自分のチーム又は作業グループを管理させるように機能することができる。図7Dには、チーム管理用サブ−モジュール606の画面表示の画面コピーを示す。WGAは、最初に、チーム管理用サブ−モジュール606に入るため、「作業グループ構成員」又は「保留中の要請」部分が書き込みされることはない。研修生を作業グループに追加するためには、WGAは、研修生の名前及び電子メールアドレスを「ユーザー追加」部分に追加し、そして、「要請」のラベルを貼ったラジオボックスをクリックすることができる。このことで、ブロック714内の、要請サブ−モジュール607から、作業グループに作業グループ構成員として加入させるための、システムが発生する要請を送信することができる。要請は、電子メール要請の形態をとることができる。図7Eには、要請の一例を示す。システムが作成する電子メールは、MICROSOFT ASP.net、MICROSOFT(登録商標)EXCHANGE SERVER及びSMTPプロトコルを用いて作成することができる。
【0063】
要請は、要請をうけた研修生が電子メールに埋め込まれたhttp//リンクからe−トレーニング・モジュールにアクセスすることによって、ブロック715内で承諾されることができる。研修生は、e−トレーニング・システム200にアクセスするようにすでに登録されているか又は図5Bに示すように登録する必要がありうる。パスワード及びユーザー名は、前記電子メール要請内で送信することができる。e−トレーニング・システム200の中で、トレーニング・モジュール202にログインし、そして、エントリを取得することによって、要請が承諾された場合に、チーム管理用サブ−モジュール606の表示された画面の「作業グループ構成員」部分は、書き込みすることができる。電子メールが送信されると、すぐに「保留中の要請」部分が書き込みされる。全ての承諾しない被要請者は、承諾をするか又は削除されるまで、「保留中の要請」部分内のリストに残る。示される全てのデータは、たとえば、Redmond、WAのMicrosoft Corporationから利用可能なMICROSOFT SQL Serverのような、データ−ベース・サーバ306上で動作することができるデータ−ベース・プログラムに与えることができる。コンピューター又はサーバー上で動作することができれば、他のデータ−ベースプログラムを用いることができる。ビデオ/記憶メディアサーバー308上には、多数のe−トレーニング・コースのグラフィック・コンテンツと同様に、画面コピー、ビデオのグラフィックスの表示を可能にするための記憶メディアと、ビデオの全てをストレージすることができる。しかしながら、e−トレーニング・システム200のコンテンツが十分小さい場合には、サーバー・システム302が単一のサーバー(コンピューター)のみを含むことができることが理解されるべきである。
【0064】
1人以上の作業グループ構成員が作業グループに追加されたか又は被要請者として追加されると、WGAは、1人以上の研修生のe−ラーニング・プランをプラン(たとえばアサイン)及び/又は進捗追跡するために、ブロック716内のチーム用・プランナー・サブ−モジュール608に入ることができる。研修生用の承諾ブロック715をバイパスする線は、プランが、研修生の被要請者が承諾する前でさえも行うことができることを示す。図7Fには、個別の研修生のための、チーム用・プランナー・サブ−モジュール608の書き込みされてないトレーニング・プランナー画面705の画面コピーを示す。WGAは、利用可能なトレーニング分野(たとえば機器に固有、モジュール、一般試験所、臨床適用、など)のドロップダウンリストから、トレーニング分野の選択を進めることができる。必要に応じて、WGAは、e−トレーニング・コースに予め書き込みされたプランである、サンプルプラン群から選択することができる。いくつかの実施形態においては、予め書き込みされたプランは、研修生の職位又は職務(たとえば、一般職1研修生用プラン、スペシャリスト1研修生用プランなど)に基づくことができる。従って、各研修生のためのe−ラーニング・プランは、一律に、容易にアサインすることができる。研修生が、すでにあるe−ラーニング・プランを選択している場合には、それらをトレーニング・プランナー画面上に表示することができる。WGAによってアサインされた強制のe−トレーニング・コースはロックされて表示され、そして、それが事前に研修生により選択されていた場合には、強制として上書きされる。
【0065】
図7Gは、書き込みされたチーム用・プランナー・サブ−モジュール608の表示画面705Aの画面コピーを示す。特定の機器又は装置の一部は、図7Fに示す「トレーニング分野選択」ドロップダウンメニューから選択させることができる。この手順で、選択された特定の機器又は装置の一部について指導する全ての利用可能なe−トレーニング・コースを抽出することができる。再度、e−トレーニング・コースは、研修生用モジュール202で研修生が見ることができる要領と同じ要領で、セットアップすることができる。その後、WGMは、ブロック718内の、e−ラーニング・プランのアサインに進む。描かれた例の中では、WGAによって、3つのe−トレーニング・コースが選択され、そして、アサインされている。WGAによる選択は、チェックボックス719内にロックされた証印が表示される。研修生は、これを変更できず、そして、これはそのe−トレーニング・コースが強制であることを示す。
【0066】
追加機能は、画面705A上で、選択されたe−トレーニング・コースに基づいて、利用可能ないくつかの認定教育ユニット(CEU)を追加し、そして、報告することができる。トレーニングを終了するための概略時間数も、同様に表示される。WGAが研修生にあるe−トレーニング・コースをすでにアサインしている場合には、上述のごとく研修生がトレーニング・モジュール202に入るときに、それらのe−トレーニング・コースが、研修生のための基準e−ラーニング・プランとして、研修生用・プランナー・サブ−モジュール412上に表示される。その後、研修生は、たとえば、自分の職位又は職務を越えて、機器又は装置の一部の理解を向上させるための他の取扱必要能力から、選択することができる。必要に応じて、研修生は、他の機器又は装置の一部についてのトレーニングを選択するか又は他のトレーニングカテゴリのe−ラーニングを選択することができる。
【0067】
トレーニング・モジュール202と同様に、管理者モジュール204は720で種々の出力(たとえば報告)を作成する取扱必要能力を含むことができる。報告機能を選択することにより、WGMは、図7Hに示すように出力作成部サブ−モジュール610の書き込みされない作業グループ学習者報告画面707に進むことができる。その後、報告のタイプ(たとえばMICROSOFT(登録商標)EXCEL(登録商標)、MICROSOFT(登録商標)WORD(登録商標)又は他のタイプ)を選択することにより、及び図7Iに示すように「報告作成」ラジオボタンを選択することにより、図7Jに示すように画面707Aを書き込みすることができる。報告を開き、そして、印刷及び/又は選択した形式でストレージすることができる。作成した報告中のデータはデータ−ベース・サーバ306上に常駐するMICROSOFT(登録商標) SQL Server(商標)データ−ベースから抽出される。
【0068】
コンテンツ・マネージャー・モジュール
【0069】
コンテンツ・マネージャー・モジュール206及びコンテンツ・マネージャー・モジュール900をオペレーションする方法を、本明細書の図2〜3及び図8〜9Cを参照して詳細に説明する。コンテンツ・マネージャー・モジュール206は、一般的に機器又は装置の一部の製造会社のスタッフ又は代理業者であるサービス要員214に、e−トレーニング・モジュール202及び管理者モジュール204のコンテンツの、アクセス、作成、更新及び/又は削除をさせるように機能する。他のモジュール202、204と同様に、サービス要員214は、コンテンツ・マネージャー・モジュール・ウェブページ・ポータルサイト802経由で、コンテンツ・マネージャー・モジュール206にアクセスできる。図9Aには、適切なウェブページの画面コピーを示す。サービス要員214は、ブロック904内のユーザー名及びパスワードを入力することにより、ブロック906内のコンテンツ・マネージャー・モジュール206へのアクセスを認められることができる。
【0070】
サービス要員214は、コンテンツ・マネージャー・モジュール206へのアクセスが認められると、コンテンツ管理用サブ−モジュール804内のe−トレーニング・システム200の種々のコンテンツ分野を、追加、編集又は削除することができる。たとえば、サービス要員214は、トレーニング分野管理用サブ−モジュール806、トピック管理用サブ−モジュール808、取扱必要能力管理用サブ−モジュール810、オブジェクト管理用サブ−モジュール812、サンプル・プランニング・管理用サブ−モジュール814、クラス管理用サブ−モジュール816、及び、用語集管理用サブ−モジュール818の1つ以上の中の、コンテンツの追加、編集又は削除を行うことができる。
【0071】
その一例の画面コピーを図9Bに示したトレーニング分野管理用サブ−モジュール806は、e−トレーニング・モジュール202のコンテンツ・ライブラリ中に現れる全ての利用可能なトレーニング分野から、任意のリストを編集する取扱必要能力を含む。サービス要員214は、「新トレーニング分野の作成」又は「>編集」リンクを選択すること介して、新しいトレーニング分野の作成又は現存するトレーニング分野の編集を行うことができる。作成又は編集リンクを選択することで、サービス要員214は、図9Cに示すトレーニング分野作成/編集画面に進むことができる。その画面で、トレーニング分野は、特定のコンテンツ・ライブラリ(たとえば、図5Eの410)に、アサイン又は再アサインされることができる。トレーニング分野に関連する、たとえば、アクセス、言語及び製品のような、他の特徴を選択することができる。表示される例では、全ての製品分野が選択されている。しかしながら、その製品の特定の機器又は装置の一部にのみ関連するトレーニング分野を指定することができる。任意の分野のためのコンテンツの集計表を、たとえば図5Fに示すように、研修生に対してアップロード及び表示することができる。
【0072】
トレーニング分野が決定され、そして、書き込みされると、トピックは、トピック管理用サブ−モジュール808中の各トレーニング分野ごとに追加されることができる。トピック管理用サブ−モジュール808は、サービス要員214に、図9Dに示すように、各トレーニング分野ごとのトピックのリスト(図5Gのトピック515参照)を提供させるように機能する。このことは、テキストの追加/編集又は図9Eに示すトピック作成/編集画面からの記述の追加/編集、を含む。トピックの順番は、PEPトピック管理用サブ−モジュールの中で変更することができる。
【0073】
トピックがトレーニング分野に書き込みされると、サービス要員214は、各トピックごとの種々の取扱必要能力(たとえば図5Gの513)を、追加、編集又は削除するために、取扱必要能力管理用サブ−モジュール810を用いることができる。同様に、取扱必要能力の相対位置も変更することができる。図9Fには、サブ−モジュール810の取扱必要能力管理用画面の画面コピーを示す。図9Gには、取扱必要能力の作成/編集画面を示す。この画面内で、サービス要員214は、テキストの追加/編集又は記述の追加/編集を行うことができる。
【0074】
トピックのために取扱必要能力が書き込みされると、サービス要員214は、図9Hのオブジェクト管理用サブ−モジュール812を、各取扱必要能力ごとに、種々のラーニングオブジェクトを追加、編集又は削除するために用いることができる。ラーニングオブジェクトは、研修生に知識、指示、教育又は情報を与える明確な目的及び可能な評価を伴う、任意の教育アクティビティ又は教育サブコンポーネントである。実施例では、ビデオ知識部分、スライドショー知識部分、実技エクササイズ部分、取扱説明資料及びコンピューターで実施される筆記試験を含んでいる。図9Hには、オブジェクト管理用サブ−モジュール812のラーニングオブジェクト管理用画面の画面コピーを示す。図9Iには、ラーニングオブジェクトの作成/編集画面を示す。この画面内で、サービス要員214は、テキスト、記述、タイプ、言語、コースの認定の有無の認証、特定の機器又は装置の一部へのリンク、を追加/編集することができる。
【0075】
追加のモジュール(たとえば、814、816、818)は、サンプル・プランのコンテンツ、教室のタイプ及び用語集を追加する必要性が生じた場合に、用いることができる。任意の数のサンプル・プランが、管理者モジュール204のプランニング・サブ−モジュールから、追加されること及びアクセス可能である。用語集は、1つ以上のラーニング分野からアクセス可能であり、そして、種々の用語は、用語集の定義にリンクさせることができる。e−トレーニング・コンテンツの全ては、サーバー・システム302の1つ以上のコンピューター上の、データ−ベースソフトウェアによりアクセス可能な、1つ以上のファイル位置にストレージしておくことができる。本発明の方法は、実行可能なソフトウェアの形態で提供することができる。たとえば、コードは、1つ以上のコンピューター上で動作するように構成される、不揮発性のコンピューターで読取り可能な記憶メディアでありうる。コンピューターで読取り可能な記憶メディアは、たとえば、1つ以上のハードディスクドライブ、1つ以上の光学ディスク(たとえば、CD)、1つ以上の磁気ディスクなどのような、適切なストレージ記憶メディア上にストレージすることができる。さらには、適切なストレージ記憶メディアは、RAM又はROMを含むことができる。
【0076】
ソフトウェアの形態
【0077】
本発明のウェブ−ベースのトレーニング方法及びシステムは、研修生及びWGAに、複数の取扱必要能力レベルでe−ラーニング・プランをアサインさせること及び/又はその進捗追跡をさせることができる。方法及びシステムは、Microsoft SQL Server 2005又はそれ以上及びInternet Server: IIS 6.0又はそれ以上、で動作するサーバー・システム302上で実行することができる。
【0078】
すべてのアプリケーションは、ASP.NET 3.5 / C#で書かれており、そして、SQL Serverデータ−ベースを共有することができる。種々のモジュールの動的コンテンツは、非同期のJavaScript(AJAX)及びフラッシュを用いて配信することができる。報告は、SQL Server Reporting Services (SSRS) 2008への遠隔呼び出しを用いて作成することができる。報告は、SOAP及びSSRSウェブサービスを用いて、出力作成部サブ−モジュール418、610から配信することができる。報告は、たとえば、PDF、Excel、HTML及びWord形式、で配信することができる。研修生及び/又はWGAのアクセスに適合した全てのアプリケーションは、たとえば、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、中国語及び韓国語で提供される。要請サブ−モジュール607で作成された電子メールは、ASP.NET/C#を用いて、作成することができる。そのような電子メールは、SMTPメールサーバーを用いて、送信することができる。
【0079】
テストルーチン−
テストルーチン・サブ−モジュール404内でのシステム試験は、CyScape BrowserHawkを用いて実施することができる。
【0080】
チュートリアル−
チュートリアル・サブ−モジュール406、604は、短いビデオの紹介/チュートリアルを提供することができる。他のウェブページも、同様に、チュートリアルを含むことができる。研修生/WGMが最初にページにアクセスするときに、各チュートリアル(たとえばビデオ)は、自動的に再生され、そして、それ以降は、リンクを用いて閲覧させることができる。ビデオは、Flash再生で表示することができ、そして、研修生/WGMが最初にログインするときには、全てのビデオは小さなチャンク形式のデータ塊で、あらかじめロードしておくことができる。
【0081】
コンテンツ・ライブラリ−
コンテンツは、ウェブサーバー・システム302上の種々のファイル位置にストレージすることができ、そして、ASP.NET/C#メニューページを介してアクセスすることができる。メニューページは、コンテンツ・マネージャー・モジュール206を用いて維持される。
【0082】
研修生用・プランナ−
図4及び図5Gを参照して上述された研修生用・プランナー・サブ−モジュール412は、研修生に、自分のe−ラーニング・プランにアクセスさせ及び更新させる。各ボックスは、取扱必要能力を表す。このページ(画面)は、広範囲に及ぶJavaScriptを用いて書かれており、そして、チェックボックス517をクリックすることで、研修生のe−ラーニング・プランにおける取扱必要能力の追加/削除を行うことができる。取扱必要能力の追加/削除は、非同期のJavaScriptのデータ−ベースへの呼び出しを介して処理され、それにより、SQLサーバーデータ−ベース内のユーザー取扱必要能力テーブルが更新される。
【0083】
サンプル・プラン・ドロップダウンを選択することで、研修生は、あらかじめ定義されたサンプルe−ラーニング・プランを選択することができる。サンプルe−ラーニング・プランは、コンテンツ・マネージャー・モジュール206を介して又はWGAにより定義されることができる。WGAによってアサインされた取扱必要能力は、ロックされることができ、そして、研修生によって除去できない。プランナー・ページは、タブ付閲覧画面及びマトリックス閲覧画面を有することができる。
【0084】
ガイドブック−
ガイドブックモジュール414は、C#ページで配信されたXMLを実行しうるフラッシュアニメーションとして提供されうる。ガイドブックは、研修生のe−ラーニング・プランに基づき、ガイドブック・サブ−モジュール414により、動的に作成することができ、そして、各取扱必要能力ごとに、1つ以上のページを含むことができる。同様に、要約の表紙及び/又は目次の中のスライドを備えることができる。フラッシュ中のリンクのいくつかは、外部のJavaScriptで、立ち上げるコンテンツの呼び出しを行うことができる。コンテンツが立ち上がると、ガイドブックは、静かにリフレッシュされる(ページロード無し)。
【0085】
ガイドブックのフラッシュは、研修生に、標準マウスを用いてページをめくる(本のように)こと、ページ上の戻る/進むボタンを用いること及び/又はコンテンツ管理テーブルの中のスライドを用いて操作すること、をさせることができる。各取扱必要能力の1ページは、ビデオ、スライド又は他のアニメーションを含む、いくつかのタイプのコンテンツを配信することができる。以下にリストされた表1には、ガイドブックで用いることができる、例示的な、XMLを示す。
【0086】
【表1】



























【0087】
認証サブ−モジュール−
e−トレーニングアクティビティの終了の認証は、トレーニング・オブジェクトのタイプによって変化する。簡単なe−トレーニングのオブジェクト(すなわち、.pdf又は.docファイルの閲覧)については、単にファイルを開くことでその終了を示すことができる。e−トレーニング・コースについては、研修生は、一般的に試験を終了する必要があり、そして、その結果が、共有可能なコンテンツ・オブジェクト・参照モジュール(Shareable Content Object Reference Module)(SCORM)のスタンダードを用いて、ガイドブック・サブ−モジュールに返送される。実技エクササイズについては、研修生は、実技エクササイズにおける全てのステップを終了したことを認証する必要があり、ダウンロードされる書類上にその旨がリストされることができる。チェックボックスが、その後、データ−ベースに書き込みし、そして、ガイドブックを更新する電子的認証として用いられる。
【0088】
管理者モジュール−
WGMは、上述した自己登録すること又は承認が電子メールで送信されるサービス要員214による要請により、管理者モジュール204にアクセスすることができる。たとえば、作業グループ、要請、取扱必要能力、研修生の情報、WGAの情報、など、のような全てのコンテンツは、データ−ベース内に含まれうる。上述のごとく、管理者モジュール204は、WGAにより、研修生(たとえば、210A〜210D)のチームを管理するために、用いられることができる。WGA(たとえば、212A)は、電子メールで、研修生を、自分達の作業グループに加入するように要請することができる。電子メールは、自動的に作成させ、そして、研修生にリンクで送信することができる。リンクをクリックしたときには、クッキーが、学習者のコンピューターに送信され、そして、ログイン・プロシージャが、このクッキーを調査し、研修生を作業グループに加えることができる。研修生が加わると、WGA(たとえば、212A)は、e−ラーニング・プランをアサインし、そして、研修生の成績証明書を閲覧させることができる。上述のごとく、WGAは、同様に、要請が研修生に承諾される前に、e−ラーニング・プランをアサインすることができる。
【0089】
出力作成部−
上述のごとく、出力作成部サブ−モジュール418(図4)は、成績証明書又は他の出力を作成することができる。成績証明書は、GridViewを伴うASP.NETユーザー・コントロールを用いて作成されたHTML報告でありうる。報告は、個別のe−トレーニング・コースの終了をリストすることができ、そして、e−トレーニング・コースが終了したときに、研修生に、終了証明書を印刷させることができる。研修生は、同様に、この画面(図5I参照)から、ラーニング・オブジェクトを立ち上げることができる。終了証明書は、たとえば、SSRSを用いて配信することができる。
【0090】
コンテンツ・マネージャー・モジュール−
全てのコンテンツ(トレーニングトピック、取扱必要能力、オブジェクト、サンプル・プラン、クラス、用語集、など)は、たとえば、データ−ベース・テーブル中のデータ−ベース内及びサーバー・システム302のファイルシステム上に、ストレージすることができる。オリジナル及び更新されたコンテンツは、サービス要員により、ASP.NET/C#・コンテンツ・マネージャー・モジュール206を介して、アップロード及び入力することができる。
【0091】
従って、1つの形態において、本発明が、1人以上の研修生に、特定の機器又は装置の一部についての自分のe−ラーニング・プランを取得、認証及び進捗追跡させるための、シングル−ソースの教育のプラットフォームを提供することは、明白である。他の形態においては、シングル−ソースの教育のプラットフォームは、WGMに、1人以上の研修生を作業グループに要請させることができ、そして、1人以上の研修生のための、特定の機器又は装置の一部についてのe−トレーニングを、アサイン及び/又は進捗追跡させることができる。コンテンツ・マネージャー・モジュールは、サービス要員に、e−トレーニング・モジュール及び管理者モジュールのコンテンツへの、間断ないアクセス及び更新を行うようにさせる。
【0092】
本発明は、種々の変更及び代替形態の余地があるが、本明細書においては、特定のシステム及び装置の実施形態及びその方法について、図中の例により示し、そして、詳細に記述した。しかしながら、本発明は、開示された特定のシステム、装置又は方法に限定することは意図されないこと、そして、それとは反対に、本発明の精神及び範囲の中に収まる全ての変更、同等物及び代替物をカバーすることが意図されること、が理解されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機器又は装置の一部についてのウェブ−ベースのe−トレーニング方法であって、
サーバー・システム上で動作可能で、そして、1人以上の研修生がアクセス可能なウェブ−ベースのポータルサイトを提供すること、
前記ウェブ−ベースのポータルサイト経由で1人以上の研修生がアクセス可能なe−トレーニング・モジュールを提供し、前記e−トレーニング・モジュールが、前記機器又は装置の一部についての取扱必要能力を取得できるように指導する1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むこと、
e−ラーニングのプランを作成するために、1つ以上のe−トレーニング・コースの集合から1つ以上のe−トレーニング・コースを選択すること、
1つ以上の選択された前記e−トレーニング・コースの少なくとも1つでラーニングに取り組み、前記ラーニングが、知識部分の終了及び実技部分の終了の認証を含むこと、及び、
前記e−ラーニング・プランの現状報告書、前記e−ラーニング・プランからの少なくとも1つのe−トレーニング・コースの終了証明書及び前記e−ラーニング・プランからの少なくともいくつかのe−トレーニング・コースの成績証明書、の群の中から選択された少なくとも1つを作成すること、
を含むウェブ−ベースのe−トレーニング方法。
【請求項2】
前記実技部分の指導者無し部分及び指導者付き部分のe−認証
をさらに含む、請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニング方法。
【請求項3】
1つ以上のe−トレーニング分野のリストを有するコンテンツ・ライブラリを選択すること、及び、
1つ以上のe−トレーニング分野の前記リストからe−トレーニング分野を選択すること、
をさらに含む、請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項4】
請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法で、
前記機器又は装置の一部のルーチン・オペレーション(「ルーチン・オペレーション」)、
前記機器又は装置の一部のキャリブレーション(「キャリブレーション」)、
前記機器又は装置の一部のメンテナンス(「メンテナンス」)、
前記機器又は装置の一部へのソフトウェアの更新(「更新」)、及び、
前記機器又は装置の一部の品質管理処理(「品質管理」)
からなる取扱必要能力トピックの群から選択された1つ以上の取扱必要能力トピックからe−トレーニング・コースを選択すること
をさらに含む、請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項5】
知識部分、実技部分及び認証部分の現状をガイドブック上に表示すること
をさらに含む、請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項6】
1つ以上の利用可能なe−ラーニング・コースの集合からの1つ以上のe−ラーニングトピックが研修生のために管理者によって選択される、
請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項7】
1つ以上の利用可能なe−ラーニング・コースの集合から1つ以上のe−ラーニングトピックが研修生のために管理者によって選択され、そして、
1つ以上の利用可能なe−ラーニング・コースの集合から1つ以上のe−ラーニングトピックが前記研修生によって選択される、
請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項8】
管理者に前記e−ラーニング・プランの現状の報告を作成すること
をさらに含む、請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項9】
前記1人以上の研修生に、作業グループに加入するようにシステムが発生する要請を提供すること
をさらに含む、請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項10】
前記1人以上の研修生への作業グループに加入させるための前記システムが発生する要請が作業グループ管理者からのもので、電子メールの形態をとる、
請求項9に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項11】
前記e−トレーニング・コースの少なくともいくつかが認定され、そして、すでに終了した前記認定されたe−トレーニング・コースの成績証明書を作成する、
請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項12】
前記e−ラーニング・プランの選択されたe−トレーニング・コースの現状報告を作成すること
をさらに含む、請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項13】
1つ以上のe−トレーニング・コースの現状を判定するためにガイドブックを閲覧させること
をさらに含む、請求項1に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項14】
機器又は装置の一部についてのウェブ−ベースのe−トレーニングの方法であって、
作業グループ管理者がアクセス可能なサーバー・システム上で動作可能な、ウェブ−ベースのポータルサイトを提供すること、
前記サーバー・システム上にあり、そして、前記ウェブ−ベースのポータルサイト経由で1人以上の研修生がアクセス可能なe−トレーニング・モジュールを提供し、前記機器又は前記装置の一部についての一定レベルの取扱必要能力を取得できるように指導する、1つ以上の利用可能なe−トレーニング・コースをとるために、前記e−トレーニング・モジュールに前記1人以上の研修生がアクセス可能であること、
作業グループに加入させるためのシステムが発生する要請を前記1人以上の研修生に提供すること、
及び、
前記1人以上の研修生にe−ラーニング・プランをアサインするために、前記1つ以上の利用可能なe−トレーニング・コースから1つ以上のe−トレーニング・コースを前記作業グループ管理者が選択すること
を含むウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項15】
前記1人以上の研修生の前記e−ラーニング・プランの現状報告を作成すること
をさらに含む、請求項14に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項16】
研修生が、前記機器又は装置の一部についての複数の取扱必要能力を取得できるように指導する1つ以上のe−トレーニング・コースを選択すること
をさらに含む、請求項14に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項17】
利用可能でそして書き込みされた前記機器又は装置の一部についての複数の取扱必要能力を取得できるように指導するサンプルe−ラーニング・プラン群からe−ラーニング・プランを選択すること
をさらに含む、請求項14に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項18】
請求項14に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法で、
前記機器又は装置の一部のルーチン・オペレーション(「ルーチン・オペレーション」)、
前記機器又は装置の一部のキャリブレーション(「キャリブレーション」)、
前記機器又は装置の一部のメンテナンス(「メンテナンス」)、
前記機器又は装置の一部へのソフトウェアの更新(「更新」)、及び、
前記機器又は装置の一部の品質管理処理(「品質管理」)
からなる取扱必要能力トピック群から選択された1つ以上の取扱必要能力トピックから1つ以上のe−トレーニング・コースを選択すること
をさらに含む、請求項14に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項19】
前記1人以上の研修生への作業グループに加入させるための前記システムが発生する要請が、電子メールを前記1人以上の研修生に送ること
を含む、請求項14に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項20】
前記1人以上の研修生による前記要請の承諾に基づいて、前記作業グループ管理者によってアクセス可能な作業グループのリストを書き込みすること
をさらに含む、請求項19に記載のウェブ−ベースのe−トレーニングの方法。
【請求項21】
機器又は装置の一部についてのトレーニングを提供するように構成されるウェブ−ベースのトレーニング・システムであって、
1人以上の研修生がアクセス可能なウェブ−ベースのポータルサイトを提供するように動作可能なサーバー・システム、及び、
1人以上の研修生が前記ウェブ−ベースのポータルサイト経由でアクセス可能な、前記サーバー・システム上で動作可能なe−トレーニング・モジュールであって、
前記e−トレーニング・モジュールが、
前記機器又は装置の一部を指導する1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含む、コンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール、
研修生に1つ以上の前記e−トレーニング・コースを選択させ、そして、e−ラーニング・プランを作成するように構成される、研修生用・プランナー・サブ−モジュール、
知識部分の終了を認証し、そして、実技部分の終了を認証するように構成される、認証サブ−モジュール、
を含むもの、及び、
前記e−ラーニング・プランの選択された各e−トレーニング・コースの現状を示した前記e−ラーニング・プランの現状報告書、
前記e−ラーニング・プランからの全ての終了したe−トレーニング・コースの成績証明書、及び、
前記e−ラーニング・プランからの少なくとも1つのe−トレーニング・コースの終了証明書
の群から選択される、少なくとも1つの出力を作成するように構成される、出力作成部
を含む、
ウェブ−ベースのトレーニング・システム。
【請求項22】
作業グループ管理者に1つ以上のe−ラーニング・コースを選択させ、そして、研修生のためにe−ラーニング・プランを作成するように構成される、作業グループ管理者・プランナー・サブ−モジュール
をさらに含む、請求項21に記載のウェブ−ベースのトレーニング・システム。
【請求項23】
機器又は装置の一部についてのトレーニングを提供するように構成されるウェブ−ベースのトレーニング・システムであって、
1人以上の作業グループ管理者がアクセス可能なウェブ−ベースのポータルサイトを提供するように動作可能なサーバー・システム、及び、
前記サーバー・システム上で動作可能で、そして、前記1人以上の管理者がアクセス可能な管理者モジュールであって、
前記管理者モジュールが、
作業グループに加入させるためのシステムが発生する要請を前記1人以上の研修生に提供するように構成される要請サブ−モジュール、及び、
前記1人以上の研修生にe−ラーニング・プランをアサインするために、前記作業グループ管理者に前記1つ以上の利用可能なe−トレーニング・コースから1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させる、ように構成される、プランニング・サブ−モジュール、
を含むもの、
を含むウェブ−ベースのトレーニング・システム。
【請求項24】
機器又は装置の一部についてのトレーニングを提供するように構成されるウェブ−ベースのトレーニング・システムであって、
1人以上の研修生及び1人以上の作業グループ管理者がアクセス可能なウェブ−ベースのポータルサイトを提供するように動作可能なサーバー・システム、及び、
前記サーバー・システム上で動作可能で、そして、前記1人以上の研修生がアクセス可能なe−トレーニング・モジュールであって、
前記e−トレーニング・モジュールが、
前記機器又は装置の一部についての指導をする1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むコンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール、
研修生に1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させ、そして、e−ラーニング・プランを作成するように構成される、研修生用・プランナー・サブ−モジュール、
知識部分の終了を認証し、そして、実技部分の終了を認証するように構成される、認証サブ−モジュール、及び、
前記e−ラーニング・プランの選択された各e−トレーニング・コースの現状を示した前記e−ラーニング・プランの現状報告書、
前記e−ラーニング・プランからの全ての終了したe−トレーニング・コースの成績証明書、及び、
前記e−ラーニング・プランからの終了した少なくとも1つのe−トレーニング・コースの終了証明書
の群から選択される、少なくとも1つの出力を作成するように構成される、出力作成部サブ−モジュール、
を含むもの、
及び、
前記サーバー・システム上で動作可能で、そして、前記1人以上の作業グループ管理者がアクセス可能な管理者モジュールであって、
前記管理者モジュールが、
1人以上の研修生を作業グループに要請するように構成される要請サブ−モジュール、及び、
前記1人以上の作業グループ管理者に、1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させ、前記作業グループへの前記要請を承諾した前記1人以上の研修生にアサインさせるように構成されるチーム管理用サブ−モジュール
を含むもの、
を含むウェブ−ベースのトレーニング・システム。
【請求項25】
1つ以上のコンピューター上で動作するように構成されるコンピューターで読取り可能な記憶メディアであって、
前記コンピューターで読取り可能な記憶メディアは、
1人以上の研修生がアクセス可能なように構成されるe−トレーニング・モジュールを含むストレージ記憶メディアを含み、
前記e−トレーニング・モジュールが、
機器又は装置の一部の前記オペレーション、キャリブレーション、メンテナンス、制御試験又はトラブルシューティングを指導する1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むコンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール、
研修生に1つ以上の前記e−トレーニング・コースを選択させ、そして、e−ラーニング・プランを作成するように構成される、研修生用・プランナー・サブ−モジュール、
知識部分の終了を認証し、そして、実技部分の終了を認証するように構成される、認証サブ−モジュール、及び、
前記e−ラーニング・プランの選択された各e−トレーニング・コースの現状を示した前記e−ラーニング・プランの現状報告書、
前記e−ラーニング・プランからの終了した全てのe−トレーニング・コースの成績証明書、及び
前記e−ラーニング・プランからの1つ以上のe−トレーニング・コースの終了証明書
の群から選択される少なくとも1つの出力を作成するように構成される、出力作成部サブ−モジュール、
を含むもの、
を含む不揮発性記憶メディア。
【請求項26】
1つ以上のコンピューター上で動作するように構成されるコンピューターで読取り可能な不揮発性記憶メディアであって、
前記コンピューターで読取り可能な記憶メディアが、
前記1人以上の管理者がアクセス可能なように構成される管理者モジュールを含むストレージ記憶メディアを含み、
前記管理者モジュールが、
1人以上の研修生に作業グループに加入させるための要請を発生するように構成される要請サブ−モジュール及び
前記1人以上の研修生にe−ラーニング・プランをアサインするために、前記作業グループ管理者に、機器又は装置の一部の前記オペレーション、キャリブレーション、メンテナンス、制御試験又はトラブルシューティングを指導する1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むコンテンツ・ライブラリからの前記1つ以上の利用可能なe−トレーニング・コースから、1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させるように構成される、プランニング・サブ−モジュール、
を含む、
コンピューターで読取り可能な不揮発性記憶メディア。
【請求項27】
1つ以上のコンピューター上で動作するように構成されるコンピューターで読取り可能な不揮発性記憶メディアであって、
前記コンピューターで読取り可能な記憶メディアは、
1人以上の研修生がアクセス可能なe−トレーニング・モジュールを含むストレージ記憶メディアを含み、
前記e−トレーニング・モジュールは、
機器又は装置の一部についての取扱必要能力を取得できるように指導するe−トレーニング・コースの集合を含むコンテンツ・ライブラリ・サブ−モジュール、
研修生に1つ以上の前記e−トレーニング・コースを選択させ、そして、e−ラーニング・プランを作成するように構成される、研修生用・プランナー・サブ−モジュール、
知識部分の終了を認証し、そして、実技部分の終了を認証するように構成される、認証サブ−モジュール、及び、
前記e−ラーニング・プランの選択された各e−トレーニング・コースの現状を示した前記e−ラーニング・プランの現状報告書、
前記e−ラーニング・プランからの終了した全てのe−トレーニング・コースの成績証明書、及び、
前記e−ラーニング・プランからの終了した少なくとも1つのe−トレーニング・コースの終了証明書
の群から選択される少なくとも1つの出力を作成するように構成される、出力作成部サブ−モジュール、
及び、
前記1人以上の作業グループ管理者がアクセス可能な管理者モジュールであって、
前記管理者モジュールが、
1人以上の研修生を作業グループに要請するように構成される要請サブ−モジュール、及び、
前記1人以上の作業グループ管理者に1つ以上のe−トレーニング・コースを選択させ、そして、前記作業グループへの要請を承諾した前記1人以上の研修生にアサインさせるように構成されるチーム管理用サブ−モジュール、
を含むもの、
を含む、
コンピューターで読取り可能な不揮発性記憶メディア。
【請求項28】
コンピューターで実行されるトレーニング方法であって、
1人以上の研修生がアクセス可能なポータルサイトを提供すること、
前記1人以上の研修生が前記ポータルサイト経由でアクセス可能なe−トレーニング・モジュールを提供し、前記e−トレーニング・モジュールが、1つ以上の取扱必要能力を取得できるように指導する1つ以上のe−トレーニング・コースの集合を含むこと、
e−ラーニング・プランを作成するために、1つ以上のe−トレーニング・コースの集合から1つ以上のe−トレーニング・コースを選択すること、及び、
前記1つ以上の選択されたe−トレーニング・コースの少なくとも1つでラーニングに取り組みすることであって、
前記ラーニングが、それによって前記取扱必要能力の実際の取得が認証される前記e−トレーニング・モジュールによる知識部分の終了及び実技部分の終了の認証を含むもの、
を含むトレーニング方法。
【請求項29】
前記取扱必要能力として、機器又は装置の一部のオペレーション、メンテナンス、キャリブレーション、制御試験又はトラブルシューティングが指導される、
請求項28に記載のトレーニング方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図5D】
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【図5E】
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【図5F】
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【図5G】
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【図5H】
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【図5I】
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【図5J】
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【図5K】
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【図5L】
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【図5M】
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【図6】
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【図7】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図7D】
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【図7E】
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【図7F】
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【図7G】
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【図7H】
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【図7I】
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【図7J】
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【図8】
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【図9】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図9D】
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【図9E】
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【図9F】
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【図9G】
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【図9H】
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【図9I】
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【公表番号】特表2013−501260(P2013−501260A)
【公表日】平成25年1月10日(2013.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−523975(P2012−523975)
【出願日】平成22年8月6日(2010.8.6)
【国際出願番号】PCT/US2010/044699
【国際公開番号】WO2011/017608
【国際公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVASCRIPT
【出願人】(507269175)シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッド (39)
【氏名又は名称原語表記】SIEMENS HEALTHCARE DIAGNOSTICS INC.
【Fターム(参考)】