説明

殺菌・殺カビ性ピラゾール

そのすべての幾何異性体および立体異性体、N−オキシド、および、塩を含む式1の化合物が開示されている。
【化1】


式中、
は、フェニル環、ナフタレニル環系、5員〜6員完全不飽和複素環または8員〜10員芳香族複素環式二環系であって、各々は、本開示中に定義されている任意の置換基と共に記載されているとおりであり;
は、フェニル環、ナフタレニル環系、5員〜6員飽和、部分飽和または完全不飽和複素環、または、8員〜10員芳香族複素環式二環系であり、各々は、本開示中に定義されている任意の置換基と共に記載されているとおりであり;
Xは、O、S(O)、NR、CR1516、C(=O)またはC(=S)であり;
ならびに、R、R1a、R、R、R15、R16およびmは、本開示中に定義されているとおりである。
式1の化合物を含有する組成物、および、有効量の本発明の化合物または組成物を適用する工程を含む、真菌性病原体によって引き起こされる植物病害を防除する方法が開示されている。そのすべての幾何異性体および立体異性体、ならびに、塩を含む式2の化合物が開示されている。
【化2】


式中、
XはNHであり;ならびに
、QおよびRは式1に関して定義されているとおりであり;
これは、式1の化合物を調製するための中間体として有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式1から選択される化合物、そのN−オキシドおよび塩
【化1】

[式中、
は、フェニル環またはナフタレニル環系であって、各環または環系は、任意に、Rから独立して選択される最大で5個までの置換基で置換されるか;または5員〜6員完全不飽和複素環または8員〜10員芳香族複素環式二環系であって、各環または環系は、炭素原子、および最大で2個までのO原子、最大で2個までのS原子および最大で4個までのN原子から独立して選択される最大で4個までのヘテロ原子から選択される環員を含有し、ここで、最大で3個までの炭素環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、および硫黄原子環員はS(=O)(=NR14から独立して選択され、各環または環系は、任意に、炭素原子環員上のRから独立して選択され、そして窒素原子環員上のシアノ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルコキシアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルアミノアルキルおよびC〜Cジアルキルアミノアルキルから選択される、最大で5個までの置換基で置換され;
は、フェニル環またはナフタレニル環系であって、各環または環系は、任意に、Rから独立して選択される最大で5個までの置換基で置換されるか;または5員〜6員飽和、部分不飽和あるいは完全不飽和複素環、または8員〜10員芳香族複素環式二環系であって、各環または環系は、炭素原子、および最大で2個までのO原子、最大で2個までのS原子および最大で4個までのN原子から独立して選択される最大で4個までのヘテロ原子から選択される環員を含有し、ここで、最大で3個までの炭素環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、および硫黄原子環員はS(=O)(=NR14から独立して選択され、各環または環系は、任意に、炭素原子環員上のRから独立して選択され、そして窒素原子環員上のシアノ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルコキシアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルアミノアルキルおよびC〜Cジアルキルアミノアルキルから選択される、最大で5個までの置換基で置換されるか;またはC〜C12アルキル、C〜C12アルケニル、C〜C12アルキニル、C〜C12シクロアルキルまたはC〜C12シクロアルケニルから選択され、各々は、任意に、Rから独立して選択される最大で5個までの置換基で置換され;
Xは、O、S(O)、NR、CR1516、C(=O)またはC(=S)であり;
は、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、CO、C(O)NR、シアノ、C〜Cアルコキシ、C〜CハロアルコキシまたはC〜Cアルコキシアルキルであるか;または
は、最大で3個までのRで任意に置換されるフェニル;または、炭素原子環員上のR9aおよび窒素原子環員上のR9bから独立して選択される最大で3個までの置換基で任意に置換される5員または6員窒素含有芳香族複素環であり;
1aはHであり;または
1aおよびRは、これらが結合している炭素原子と一緒になって、ハロゲンおよびメチルから独立して選択される最大で2個までの置換基で任意に置換されるシクロプロピル環を形成し;
は、CH、CHCH、ハロゲン、シアノ、シアノメチル、ハロメチル、ヒドロキシメチル、メトキシまたはメチルチオ;またはハロゲンおよびメチルから独立して選択される最大で2個までの置換基で任意に置換されるシクロプロピルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、ホルミルアミノ、C〜Cアルキルカルボニルアミノ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルスルホニルオキシ、C〜Cハロアルキルスルホニルオキシ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cシクロアルコキシ、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ヒドロキシ、ホルミル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルキルカルボニルオキシ、−SF、−SCN、C(=S)NR1920または−U−V−Tから選択され;
は、H、ホルミル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、−SO、−S(=O)10、−(C=W)R11、NHまたはOR21であるか;または各々が最大で2個までのR12で任意に置換される、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり;
は、H、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり;
およびRは、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜CシクロアルキルアルキルおよびC〜Cアルキルシクロアルキルから独立して選択されるか;または
およびRは、これらが結合している窒素原子と一緒になって、連結環窒素原子に加えて、炭素原子およびO、S(O)およびNR13から任意に選択される最大で1個までの環員から選択される環員を含有している4員〜7員非芳香族複素環を形成し;
各R、R9aおよびR9bは、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、シアノ、ニトロ、SCH、S(O)CHおよびS(O)CHから選択され;
10は、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり;
各R11は、独立して、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルコキシアルキル、C〜Cアルキルアミノアルキル、C〜Cジアルキルアミノアルキル、C〜CアルキルチオまたはC〜Cアルキルチオアルキルであり;
各R12は、独立して、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニルまたはシアノであり;
13は、H、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり;
各R14は、独立して、H、シアノ、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり;
15は、H、C〜CアルキルまたはOR18であり;
16は、C〜CアルキルまたはOR18であるか;または
15およびR16は、−OCHCHO−として一緒になり;
各R18は、独立して、H、ホルミル、C〜Cシクロアルキル、−SOまたは−(C=W)R11であるか;または各々が最大で2個までのR12で任意に置換される、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり;
各R19およびR20は、独立して、HまたはCHであり;
21は、H、ホルミル、C〜Cシクロアルキル、−SOまたは−(C=W)R11であるか;または各々が最大で2個までのR12で任意に置換される、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり;
各Uは、独立して、O、S(=O)、NR22または直接結合であり;
各Vは、独立して、C〜Cアルキレン、C〜Cアルケニレン、C〜Cアルキニレン、C〜CシクロアルキレンまたはC〜Cシクロアルケニレンであり、ここで、最大で3個までの炭素原子は、C(=O)から独立して選択され、各々はハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜CアルコキシおよびC〜Cハロアルコキシから独立して選択される最大で5個までの置換基で任意に置換され;
各Tは、独立して、シアノ、NR23a23b、OR24またはS(=O)25であり、
各R22は、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜C(アルキルチオ)カルボニル、C〜Cアルコキシ(チオカルボニル)、C〜Cシクロアルキルカルボニル、C〜Cシクロアルコキシカルボニル、C〜C(シクロアルキルチオ)カルボニルまたはC〜Cシクロアルコキシ(チオカルボニル)であり;
各R23aおよびR23bは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜C(アルキルチオ)カルボニル、C〜Cアルコキシ(チオカルボニル)、C〜Cシクロアルキルカルボニル、C〜Cシクロアルコキシカルボニル、C〜C(シクロアルキルチオ)カルボニルまたはC〜Cシクロアルコキシ(チオカルボニル)であるか;または
同一の窒素原子に結合している一対のR23aおよびR23bは、その窒素原子と一緒になって3員〜6員複素環を形成し、環は、R26から独立して選択される最大で5個までの置換基で任意に置換され;
各R24およびR25は、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜C(アルキルチオ)カルボニル、C〜Cアルコキシ(チオカルボニル)、C〜Cシクロアルキルカルボニル、C〜Cシクロアルコキシカルボニル、C〜C(シクロアルキルチオ)カルボニルまたはC〜Cシクロアルコキシ(チオカルボニル)であり;
各R26は、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜CハロアルキルまたはC〜Cアルコキシであり;
各Wは、独立して、OまたはSであり;
各Mは、独立して、カチオンであり;
mは0、1または2であり;
nは0、1または2であり;
tは0、1または2であり;
各uおよびvは、S(=O)(=NR14の各事例において、独立して、0、1または2であるが、ただし、uおよびvの和は0、1または2であり;
各wは、独立して、0、1または2であり;そして
各yは、独立して、0、1または2であり;
ただし:
が、少なくとも1つのオルト位において、−U−V−T(式中、Uは直接結合であり、VはC(=O)であり、そしてTはNR23a23bまたはOR24である)から選択される置換基で置換されたフェニル環である場合、XはNR以外である]。
【請求項2】
が、各々がRから独立して選択される1〜4個の置換基で置換されている、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニルまたはピリダジニルであるが;ただし、R置換基がメタ位に位置する場合は、該R置換基は、F、Cl、Brおよびシアノから選択され;
が、各々がRから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されている、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニルまたはピリダジニルであるが、ただし、R置換基がメタ位に位置する場合は、該R置換基は、F、Cl、Brおよびシアノから選択され;
Xが、O、NR、C(=O)またはCR1516であり;
が、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、CO、C(O)NR、シアノ、C〜Cアルコキシ、C〜CハロアルコキシまたはC〜Cアルコキシアルキルであり;
1aがHであり;
が、CH、CHCH、ClまたはBrであり;
各Rが、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜CハロアルコキシC〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cシクロアルキル、C(=S)NHおよび−U−V−Tから選択され;
が、H、ホルミル、C〜Cシクロアルキルまたは−SR10であるか;または各々が最大で2個までのR12で任意に置換される、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり;
がC〜Cアルキルであり;
が、HまたはC〜Cアルキルであり;
が、H、C〜Cアルキル、C〜CハロアルキルまたはC〜Cアルキルシクロアルキルであるか;または
およびRが、これらが結合している窒素原子と一緒になって、連結窒素原子に加えて、炭素原子およびOおよびNR13から選択される最大で1個までの環員とから選択される環員を含有している4員〜7員非芳香族複素環を形成し;
各R12が、独立して、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルコキシまたはシアノであり;
13がHまたはCHであり;
15がHまたはCHであり;そして
16がOR18である;
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
が、各々がRから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されている、フェニルまたはピリジニルであり;
が、各々がRから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されている、フェニルまたはピリジニルであり;
が、H、ハロゲンまたはC〜Cアルキルであり;
が、CH、ClまたはBrであり;
各Rが、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシおよび−U−V−Tから選択され;
が、H、ホルミル、C〜Cシクロアルキルまたは−SR10であるか;または1個のR12で置換されたC〜Cアルキルであり;
各R12が、独立して、シクロプロピル、−OCHまたはシアノであり;
15がHであり;
各Uは、独立して、OまたはNHであり;
各VがC〜Cアルキレンであり;
各Tが、独立して、NR23a23bまたはOR24であり;
各R23aおよびR23bが、独立して、H、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり;そして
各R24が、独立して、H、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルである;
請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
およびQの少なくとも一方が、Rから独立して選択される2個または3個の置換基で置換されているフェニルであり;
がHまたはCHであり;
がCHであり;
がHであり;
各Rが、独立して、ハロゲン、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜CアルコキシおよびC〜Cハロアルコキシから選択され;そして
18がHである;
請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
が、2位、4位および6位で、Rから独立して選択される置換基で置換されているフェニル;または2位および4位で、Rから独立して選択される置換基で置換されているフェニル;または2位および6位で、Rから独立して選択される置換基で置換されているフェニルであり;
が、2位、4位および6位で、Rから独立して選択される置換基で置換されているフェニル;または2位および4位で、Rから独立して選択される置換基で置換されているフェニル;または2位および6位で、Rから独立して選択される置換基で置換されているフェニルであり;
Xが、O、NRまたはCR1516であり;
がHであり;
各Rが、独立して、F、Cl、Br、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜CアルコキシおよびC〜Cハロアルコキシから選択され;そして
がHである、
請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
各Rが、独立して、F、Cl、Br、シアノ、メチル、C〜Cアルコキシおよびフルオロメトキシから選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
XがOまたはNHであり;そして
各Rが、独立して、F、Cl、Br、シアノおよびメトキシから選択される、
請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
群:
4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−N−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(4−クロロフェニル)−4−(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)−N−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)−1,3−ジメチル−N−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−N−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−[[4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ]−3,5−ジフルオロベンゾニトリル、
4−[[4−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ]−3−フルオロベンゾニトリル、
4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−[[4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ]−3−フルオロベンゾニトリル、
3−クロロ−4−[[4−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ]ベンゾニトリル、
4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−α−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−メタノール、
N,4−ビス(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2−クロロ−4,6−ジフルオロフェニル)−4−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2−クロロ−4,6−ジフルオロフェニル)−4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
3−クロロ−4−[[4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ]ベンゾニトリル、
4−[[4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]アミノ]−3,5−ジフルオロベンゾニトリル、
4−[[4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ]−2,5−ジフルオロベンゾニトリル、
N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
α,4−ビス(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−メタノール、
N−(4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2−クロロ−4,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
3−クロロ−4−[5−[(2−クロロ−4,6−ジフルオロフェニル)アミノ]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル]ベンゾニトリル、
3−クロロ−4−[5−[(4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)アミノ]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル]ベンゾニトリル、
N−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2,4−ジクロロ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−[[4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ]−3−フルオロベンゾニトリル、
N−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−N−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−[[4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ]−3,5−ジフルオロベンゾニトリル、
4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロ−4,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
3−ブロモ−4−[[4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ]ベンゾニトリル、
3−クロロ−4−[[4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ]ベンゾニトリル、
N−(2,4−ジクロロ−6−フルオロフェニル)−4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−4−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2−ブロモ−4,6−ジフルオロフェニル)−4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2−ブロモ−4,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2−ブロモ−4,6−ジフルオロフェニル)−4−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
N−(2−ブロモ−4,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、
α−(4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−メタノール、
4−[5−[(2−クロロ−4,6−ジフルオロフェニル)アミノ]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル]−3−フルオロベンゾニトリル、
4−[5−[(4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)アミノ]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル]−3−フルオロベンゾニトリル、
α−(2−クロロ−4,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−メタノール、
α−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−メタノール、および
α−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−メタノール
から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
4−(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)−1,3−ジメチル−N−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−1H−ピラゾール−5−アミンである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
(a)請求項1に記載の化合物と;(b)少なくとも1つの他の殺菌剤とを含む殺菌組成物。
【請求項11】
(a)請求項1に記載の化合物と;(b)界面活性剤、固体希釈剤および液体希釈剤からなる群から選択される少なくとも1つの追加の成分とを含む殺菌組成物。
【請求項12】
植物もしくはその一部分に、または植物種子に、殺菌的に有効な量の請求項1に記載の化合物を施用する工程を含む、真菌性植物病原体により引き起こされる植物病害を防除する方法。
【請求項13】
請求項1に記載の化合物と、少なくとも1つの有害無脊椎生物防除化合物または薬剤とを含む組成物。
【請求項14】
式2の化合物またはその塩
【化2】

[式中、
は、フェニル環またはナフタレニル環系であって、各環または環系は、任意に、Rから独立して選択される最大で5個までの置換基で置換されるか;または5員〜6員完全不飽和複素環または8員〜10員芳香族複素環式二環系であって、各環または環系は、炭素原子、および最大で2個までのO原子、最大で2個までのS原子および最大で4個までのN原子から独立して選択される最大で4個までのヘテロ原子から選択される環員を含有し、ここで、最大で3個までの炭素環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、および硫黄原子環員はS(=O)(=NR14から独立して選択され、各環または環系は、任意に、炭素原子環員上のRから独立して選択され、そして窒素原子環員上のシアノ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルコキシアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルアミノアルキルおよびC〜Cジアルキルアミノアルキルから選択される、最大で5個までの置換基で置換され;
は、フェニル環またはナフタレニル環系であって、各環または環系は、任意に、Rから独立して選択される最大で5個までの置換基で置換されるか;または5員〜6員飽和、部分不飽和または完全不飽和複素環、または8員〜10員芳香族複素環式二環系であって、各環または環系は、炭素原子、および最大で2個までのO原子、最大で2個までのS原子および最大で4個までのN原子から独立して選択される最大で4個までのヘテロ原子から選択される環員を含有し、ここで、最大で3個までの炭素環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、および硫黄原子環員はS(=O)(=NR14から独立して選択され、各環または環系は、任意に、炭素原子環員上のRから独立して選択され、そして窒素原子環員上のシアノ、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルコキシアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜CアルキルアミノアルキルおよびC〜Cジアルキルアミノアルキルから選択される、最大で5個までの置換基で置換され;またはC〜C12アルキル、C〜C12アルケニル、C〜C12アルキニル、C〜C12シクロアルキルまたはC〜C12シクロアルケニルから選択され、各々は、任意に、Rから独立して選択される最大で5個までの置換基で置換され;
XはNHであり;
は、CH、CHCH、ハロゲン、シアノ、シアノメチル、ハロメチル、ヒドロキシメチル、メトキシまたはメチルチオ;またはハロゲンおよびメチルから独立して選択される最大で2個までの置換基で任意に置換されるシクロプロピルであり;
各Rは、独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、ホルミルアミノ、C〜Cアルキルカルボニルアミノ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cハロアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cアルキルスルホニルオキシ、C〜Cハロアルキルスルホニルオキシ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cシクロアルコキシ、C〜Cアルキルシクロアルキル、C〜Cシクロアルキルアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ヒドロキシ、ホルミル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルキルカルボニルオキシ、−SF、−SCN、C(=S)NR1920または−U−V−Tから選択され;
各R14は、独立して、H、シアノ、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり;
各R19およびR20は、独立して、HまたはCHであり;
各Uは、独立して、O、S(=O)、NR22または直接結合であり;
各Vは、独立して、C〜Cアルキレン、C〜Cアルケニレン、C〜Cアルキニレン、C〜CシクロアルキレンまたはC〜Cシクロアルケニレンであり、ここで、最大で3個までの炭素原子は、C(=O)から独立して選択され、各々は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜CアルコキシおよびC〜Cハロアルコキシから独立して選択される最大で5個までの置換基で任意に置換され;
各Tは、独立して、シアノ、NR23a23b、OR24またはS(=O)25であり、
各R22は、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜C(アルキルチオ)カルボニル、C〜Cアルコキシ(チオカルボニル)、C〜Cシクロアルキルカルボニル、C〜Cシクロアルコキシカルボニル、C〜C(シクロアルキルチオ)カルボニルまたはC〜Cシクロアルコキシ(チオカルボニル)であり;
各R23aおよびR23bは、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜C(アルキルチオ)カルボニル、C〜Cアルコキシ(チオカルボニル)、C〜Cシクロアルキルカルボニル、C〜Cシクロアルコキシカルボニル、C〜C(シクロアルキルチオ)カルボニルまたはC〜Cシクロアルコキシ(チオカルボニル)であるか;または
同一の窒素原子に結合している一対のR23aおよびR23bは、その窒素原子と一緒になって3員〜6員複素環を形成しており、環は、R26から独立して選択される最大で
5個までの置換基で任意に置換され;
各R24およびR25は、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜C(アルキルチオ)カルボニル、C〜Cアルコキシ(チオカルボニル)、C〜Cシクロアルキルカルボニル、C〜Cシクロアルコキシカルボニル、C〜C(シクロアルキルチオ)カルボニルまたはC〜Cシクロアルコキシ(チオカルボニル)であり;
各R26は、独立して、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜CハロアルキルまたはC〜Cアルコキシであり;
各uおよびvは、S(=O)(=NR14の各事例において、独立して、0、1または2であるが、ただし、uおよびvの和は0、1または2であり;
各wは、独立して、0、1または2であり;そして
各yは、独立して、0、1または2であり;
ただし:
(a)Qが、少なくとも1つのオルト位において、−U−V−T(式中、Uは直接結合であり、そしてTはNR23a23bまたはOR24である)から選択される置換基で置換されたフェニル環である場合、VはC(=O)以外であり;そして
(b)Qがフェニルであり、そしてQが4−(トリフルオロメチル)フェニルである場合、Rはメチル以外である]。

【公表番号】特表2012−519693(P2012−519693A)
【公表日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−553063(P2011−553063)
【出願日】平成22年3月3日(2010.3.3)
【国際出願番号】PCT/US2010/026003
【国際公開番号】WO2010/101973
【国際公開日】平成22年9月10日(2010.9.10)
【出願人】(390023674)イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー (2,692)
【氏名又は名称原語表記】E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY
【Fターム(参考)】