水抜き金具
【課題】 本発明は道路上の雨水等を効率よく側溝内に排出する機能を有し、又道路上を歩行する人間の安全を最優先し考案された水抜き金具である。
ここに機能・安全・安心を共有した水抜き金具を提供する。
【解決手段】 一般道路上に設けられた側溝上部に掛けられる側溝蓋に組み込まれた排水機能を有した水抜き金具である。本水抜き金具は外部補強金具と内部排水部天然石等、又それなりの排水効果を有する砕石類に、夜間の安全性を考慮し発光剤を混入して形成されている。水抜き金具の内部排水部材が万が一破損した場合、交換できるように同一部材にて成形し確保しておく。
ここに機能・安全・安心を共有した水抜き金具を提供する。
【解決手段】 一般道路上に設けられた側溝上部に掛けられる側溝蓋に組み込まれた排水機能を有した水抜き金具である。本水抜き金具は外部補強金具と内部排水部天然石等、又それなりの排水効果を有する砕石類に、夜間の安全性を考慮し発光剤を混入して形成されている。水抜き金具の内部排水部材が万が一破損した場合、交換できるように同一部材にて成形し確保しておく。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は道路上を歩行する人間の安全を最優先して考案された水抜き金具である。
【背景技術】
【0002】
従来使用設置されている水抜き金具は、道路上の雨水などの排水を効率よくするため、表面の開口部が広く大きいため危険性が指摘され改良が求められていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのため次の様な問題点が指摘されていた。
(イ)道路を歩行する女性のハイヒールのかかと部分が水抜き金具の開口部に挟まり、転ぶなどの危険性がある。又老人や目の不自由な人等の杖の先端部が水抜き金具の開口部に挟まり、転倒する等の事例が多く聞かれる。
(ロ)過去に設置されて以来長年にわたり使用された水抜き金具の中央部分が腐食し大きな穴となり、車椅子の車輪が挟まり動かなくなった事例も指摘されている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そのため今まで色々な水抜き金具が考案されているが、それぞれ一長一短があり目詰まり等が生じて排水機能も又歩行者の安全面も解決されていない。
【発明の効果】
【0005】
今回の発明により今までの不具合が解消され、側溝蓋の表面が平らで凹凸がなくなり、バリアフリーの面でも安全である。又排水効果もそれなりに機能が発揮できる。夜間は車等のライトの光により中央排水部材が発光して歩行者の安全性も確保できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の形態を説明する。
(イ)本発明は水抜き金具として一体的なものであるが、外枠は金属製にて防錆加工された物(1)の上部開口部(5)に天然石又は各種排水機能を有した砕石に発光剤を混入し、固定用金属メッシュに接着剤を混入して形成された固形排水部材(2)を挿入して水抜き金具の一体化を形成する。
(ロ)(1)の内枠中間部に設けられた4本の横棒(4)は、固形排水部材(2)の受け軸となる。又その外側に突出している部分(5)は、コンクリート側溝蓋の形成上のアンカー材の役目となる。
(ハ)固形排水部材(2)は、浸透性を有する強度な物質で、発光剤・固定用接着剤、又はばらけ防止用ステンレス製のメッシュ(3)を挿入して形成する。
(ニ)コンクリート製側溝蓋を成形する際は、水抜き金具(1)を成型用型枠に装着し、補強鉄筋と生コンクリートを混入することにより一体化したコンクリート製水抜き金具付き側溝蓋となる。
本発明は以上の構成になっている。
本発明を使用する時は、水抜き金具を装着した側溝蓋を固形排水部材(2)が上部表面になる様に敷設する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図。
【図2】 本発明の正面図。背面図は同一のため省略する。
【図3】 本発明の平面図。
【図4】 本発明の右側面図。左側面図は同一のため省略する。
【図5】 本発明の底面図。
【図6】 補強金具の斜視図。
【図7】 補強金具の正面図。背面図は同一のため省略する。
【図8】 補強金具の平面図。底面図は同一のため省略する。
【図9】 補強金具の右側面図。左側面図は同一のため省略する。
【図10】 排水部材の斜視図。
【図11】 排水部材の正面図。背面図は同一のため省略する。
【図12】 排水部材の平面図。底面図は同一のため省略する。
【図13】 排水部材の右側面図。左側面図は同一のため省略する。
【図14】 排水部材の分解図。
【図15】 本発明の分解図。
【図16】 A−A断面図。
【図17】 本発明の組み込み状態を示す斜視図。
【図18】 本発明の組み込み状態を示す平面図。
【図19】 本発明の組み込み状態を示す底面図。
【図20】 a−a断面図。
【図21】 本発明の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
【0008】
1 補強金具
2 排水部材
3 固定用メッシュ
4 排水部材受け軸
5 固定アンカー
【技術分野】
【0001】
本発明は道路上を歩行する人間の安全を最優先して考案された水抜き金具である。
【背景技術】
【0002】
従来使用設置されている水抜き金具は、道路上の雨水などの排水を効率よくするため、表面の開口部が広く大きいため危険性が指摘され改良が求められていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのため次の様な問題点が指摘されていた。
(イ)道路を歩行する女性のハイヒールのかかと部分が水抜き金具の開口部に挟まり、転ぶなどの危険性がある。又老人や目の不自由な人等の杖の先端部が水抜き金具の開口部に挟まり、転倒する等の事例が多く聞かれる。
(ロ)過去に設置されて以来長年にわたり使用された水抜き金具の中央部分が腐食し大きな穴となり、車椅子の車輪が挟まり動かなくなった事例も指摘されている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そのため今まで色々な水抜き金具が考案されているが、それぞれ一長一短があり目詰まり等が生じて排水機能も又歩行者の安全面も解決されていない。
【発明の効果】
【0005】
今回の発明により今までの不具合が解消され、側溝蓋の表面が平らで凹凸がなくなり、バリアフリーの面でも安全である。又排水効果もそれなりに機能が発揮できる。夜間は車等のライトの光により中央排水部材が発光して歩行者の安全性も確保できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の形態を説明する。
(イ)本発明は水抜き金具として一体的なものであるが、外枠は金属製にて防錆加工された物(1)の上部開口部(5)に天然石又は各種排水機能を有した砕石に発光剤を混入し、固定用金属メッシュに接着剤を混入して形成された固形排水部材(2)を挿入して水抜き金具の一体化を形成する。
(ロ)(1)の内枠中間部に設けられた4本の横棒(4)は、固形排水部材(2)の受け軸となる。又その外側に突出している部分(5)は、コンクリート側溝蓋の形成上のアンカー材の役目となる。
(ハ)固形排水部材(2)は、浸透性を有する強度な物質で、発光剤・固定用接着剤、又はばらけ防止用ステンレス製のメッシュ(3)を挿入して形成する。
(ニ)コンクリート製側溝蓋を成形する際は、水抜き金具(1)を成型用型枠に装着し、補強鉄筋と生コンクリートを混入することにより一体化したコンクリート製水抜き金具付き側溝蓋となる。
本発明は以上の構成になっている。
本発明を使用する時は、水抜き金具を装着した側溝蓋を固形排水部材(2)が上部表面になる様に敷設する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図。
【図2】 本発明の正面図。背面図は同一のため省略する。
【図3】 本発明の平面図。
【図4】 本発明の右側面図。左側面図は同一のため省略する。
【図5】 本発明の底面図。
【図6】 補強金具の斜視図。
【図7】 補強金具の正面図。背面図は同一のため省略する。
【図8】 補強金具の平面図。底面図は同一のため省略する。
【図9】 補強金具の右側面図。左側面図は同一のため省略する。
【図10】 排水部材の斜視図。
【図11】 排水部材の正面図。背面図は同一のため省略する。
【図12】 排水部材の平面図。底面図は同一のため省略する。
【図13】 排水部材の右側面図。左側面図は同一のため省略する。
【図14】 排水部材の分解図。
【図15】 本発明の分解図。
【図16】 A−A断面図。
【図17】 本発明の組み込み状態を示す斜視図。
【図18】 本発明の組み込み状態を示す平面図。
【図19】 本発明の組み込み状態を示す底面図。
【図20】 a−a断面図。
【図21】 本発明の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
【0008】
1 補強金具
2 排水部材
3 固定用メッシュ
4 排水部材受け軸
5 固定アンカー
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般道路に設けられた側溝上部に掛けられる側溝蓋に組み込まれた排水機能を有した水抜き金具である。
【請求項2】
本水抜き金具は外部補強金具と内部排水部材にて形成されている。
【請求項3】
本水抜き金具の内部排水部材は天然石等、又それなりの排水効果を有する砕石類に、夜間の安全性を考慮して発光材を混入して形成されている。
【請求項4】
水抜き金具の内部排水部材が万が一破損した場合、交換補充出来る様に保有し確保しておく。
【請求項1】
一般道路に設けられた側溝上部に掛けられる側溝蓋に組み込まれた排水機能を有した水抜き金具である。
【請求項2】
本水抜き金具は外部補強金具と内部排水部材にて形成されている。
【請求項3】
本水抜き金具の内部排水部材は天然石等、又それなりの排水効果を有する砕石類に、夜間の安全性を考慮して発光材を混入して形成されている。
【請求項4】
水抜き金具の内部排水部材が万が一破損した場合、交換補充出来る様に保有し確保しておく。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【公開番号】特開2012−202199(P2012−202199A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−87737(P2011−87737)
【出願日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【出願人】(394003830)
【出願人】(593223112)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【出願人】(394003830)
【出願人】(593223112)
【Fターム(参考)】
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