水滴をとる中仕切金属板・金属球

【課題】炊飯器、お釜、おしつ等、ご飯を炊いた後に、内部に溜まる水蒸気が冷える際に内部に水滴が溜まりご飯が水分を含み、美味しいご飯が食べられないため、美味しく食べられる水滴をとる中仕切板又は金属球を提供する。
【解決手段】炊飯器、お釜、おしつ等、ご飯を炊いた後に、内部に溜まる水蒸気が冷えて水滴が内部に溜まるのを防ぐ為に、炊いたご飯の上部に、円形、正方形、長方形、楕円形、三角などの各種形状の小さな容器に、非金属、金属の中仕切板又は金属球を入れて、水蒸気の水滴を吸着させて水分を抜きご飯が美味しく食べられる事を特徴とする水滴を取る中仕切板・金属球。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、弁当箱、パック料理等の冷えるときに発生する水滴を除去する金属板又は金属球に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来は、炊飯器、保温ジャー、弁当箱、重箱、パック料理等の料理において、ご飯又は、料理が冷めるときに内側内部にご飯から発生する水蒸気が、炊飯器、重箱、弁当箱等内部にこもり蓋や容器の内側等に水滴として溜まり、その水滴が容器内のご飯に付着して、食べ物と接している部分が水っぽく、べたついたり、味のうまみ、食感をそこねている状態であるが、これらを解決する良い方法などはあまり見当たらない。しかし、近年、関連ある特許が公開されているものがある。
【特許文献１】特開２００５−１１０７３４号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
炊飯器等でご飯を炊いた後に、又は、重箱、弁当箱等の容器にご飯を詰め蓋を閉める、容器内はご飯が冷えると容器の側面や底に水滴が溜まりやすく、ご飯がその水滴をふくんで、水っぽく、べたべたして、食感が損なわれるため、美味しいご飯が食べられない。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものである。
【問題を解決するための手段】
【０００４】
本発明は、炊飯器でご飯を炊いた後に、炊飯器内、保温ジャー、弁当箱、重箱のご飯の上部に、又は、パック料理の中に水滴、水分を吸収する非金属、金属の各種仕切板又は金属球を円形、正方形、楕円、三角形等の各種形状の樹脂製の容器を炊飯器、弁当箱、重箱等のご飯の蓋との中間の空いたスペースに入る小さな容器を設けてご飯等の上に置く、これにより炊飯器、弁当箱等の内部の水蒸気が冷える際に発生する水滴を金属板に付着させ、水分を含まない美味しいご飯を炊くことを目的とする。
【発明の効果】
【０００５】
炊飯器等で炊いたご飯の上部に樹脂製の小さな各種容器の中に非・金属の中仕切板又は金属球を入れる事で，炊飯器等の水蒸気が冷えるときに発生する水滴を吸着してご飯が水っぽくなく、美味しく食する事が出来る効果が期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
炊飯器でご飯を炊いた後に、炊飯器、保温ジャー、弁当箱、重箱等１のご飯の上部２、又は、パック料理の中に水滴、水分を吸収する非金属、金属の各種中仕切板３又は金属球４を入れた円形、正方形、楕円、三角形等の各種形状の小さな樹脂製の容器５設け、その小さな樹脂製の容器５を炊飯器、弁当箱、重箱等１のご飯６と蓋７の中間の空いたスペース８に挿入する。これにより炊飯器等の内部の水蒸気９が冷える際に発生する水滴１０を金属板３又は金属球４に付着させ、水分を含まない美味しいご飯を炊き、食することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】炊飯器の中に樹脂容器に金属球を入れた断面図。
【図２】樹脂容器の正面図。
【図３】樹脂容器の平面図。
【図４】樹脂容器本に仕切板を設けた斜視図。
【図５】中仕切板（非金属，金属）。
【図６】他の中仕切板一例。
【図７】中仕切り切込み図。
【図８】金属球。
【符号の説明】
【０００８】
１炊飯器・弁当箱等
２ご飯の上部
３中仕切板（非金属、金属）
４金属球
５各種形状の樹脂製容器
６ご飯
７蓋
８スペース
９水蒸気
１０水滴

【特許請求の範囲】
【請求項１】
炊飯器、お釜、おしつ等ご飯を炊いた後のご飯の上部に、水滴、水分をとる非金属、金属の各種中仕切板又は金属球を円形、正方形、楕円、三角形等の各種形状の小さな容器の中にいれ、その容器を炊飯器で炊けたご飯の上部に置き炊飯器の蓋を閉め、冷える際に発生する水滴を吸着する事を特徴とする水滴をとる中仕切板・金属球。
【請求項２】
炊飯器、お釜、おしつ等ご飯の上部に小さな樹脂製の各種容器に、非金属、金属の中仕切板、又は金属球をいれ、ご飯の冷えるときに発生する水蒸気を吸収して水滴を取り、ご飯を水っぽくなく、美味しく食べられる事を特徴とする請求項１記載の水滴をとる中仕切、板又は金属球である。
【請求項３】
小さな各種容器の中に非金属、金属の中仕切板あるいは金属球をいれたことで，湿気をきらう容器内の水分を吸収する利点を生かし、あらゆる容器内の冷える際に発生する水分を吸収することを特徴とする水滴をとる中仕切板・金属球。

【図１】