説明

水虫薬・土槿皮(どきんぴ)木槿皮エキス溶液と治療法と用具。

【課題】局部を含む広い範囲の水虫菌・雑菌を土槿皮、木槿皮エキス溶液にて浸漬治療する経済的で日常の行動に時間的な支障なく治療出来る浸漬治療方法で、水虫を短時間で殺菌・殲滅させる治療方法を提供する。
【解決手段】土槿皮(どきんぴ・槿(むくげ)の根の皮)又木槿皮の抽出液で土槿皮・木槿皮エキス・アルコール溶液を作るか、消毒効果の有る濃度のアルコールに土槿皮・木槿皮を浸漬抽出土槿皮・木槿皮エキス・アルコール溶液を作る。この溶液に足を目的の所迄毎朝晩時間単位で浸漬角質・表皮・真皮迄浸透させ、鱗状になりめくれる迄浸漬し水虫菌・雑菌を殺菌・殲滅させる治療方法である。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】
【0001】
この発明は 水虫菌・雑菌 の患部を含め 菌の繁殖・付着していると考えられる 広い範囲以上のところを 土槿皮・木槿皮エキス溶液にて 数十分から時間単位で浸漬し 角質層・表皮・真皮迄 土槿皮・木槿皮エキス溶液を 普通に行動をしながら 浸透させ 水虫菌・雑菌を 短期間で 殺菌・殲滅する治療法である。
【背景技術】
【0002】
従来は患部に太陽灯を当てるが 全体に充分に当たらない 又患部に綿棒で少量の 水虫薬 を塗るか スプレーで吹き付けているが 浸透性も悪く メーカーは良く浸透すると云つているが その様な方法では 足全体に 深く 繁殖している 水虫菌・雑菌 の殺菌殲滅は難しく 見た目には部分的に直つたようでも すぐまた各所で繁殖し 永年 水虫菌・雑菌 に悩まされているのが現状である。 又重度の水虫に対しては 内服薬を処方しているが 副作用が大変心配であるしなかなか治癒が難しい。
中国には 土槿皮チンキなるものが有るが サルチルサンが入つているため非常に痛み このような治療方法は出来ないし 治らない。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
(1) 従来の 水虫・雑菌 の局部治療でなく 局部を含む 広い範囲の 水虫菌・雑菌を 土槿皮・木槿皮エキス溶液 にて浸漬治療する 経済的で 日常の行動に時間的な支障なく治療出来る 浸漬治療方法で 水虫を徹定的に 殺菌・殲滅 させる方法である。
(2) 内服薬治療は 体に良いはずがなく 副作用が有り心配である。
(3) 従来の方法では 何十年と云う長期間治療してもなかなか治癒しなかつた 水虫菌・雑菌を 短期間で殺菌・殲滅・させる 治療方法である。
【発明を実施するための最良の形態】
本発明の実施について説明する。
(1) 土槿皮・木槿皮より抽出したエキスを 濃度80%前後20%程を最良とするアルコールか 又は消毒効果のある濃度以上の 飲料用アルコール・消毒用アルコールに この抽出したエキスを混合 土槿皮・木槿皮エキス溶液を作る。
(2) 土槿皮・木槿皮を直接 消毒効果のある濃度以上の 消毒用アルコールか 飲料用アルコール に漬け 土槿皮・木槿皮エキス・アルコールを作る。
(3) (1)か(2)の土槿皮・木槿皮エキス溶液に 足・手を時間単位 で浸漬することで 土槿皮・木槿皮エキス溶液が 角質・表皮・真皮の 水虫菌・雑菌の繁殖している深さ迄浸透し 範囲も局部を含む広い範囲を浸漬することで 短期間で 殺菌・殲滅 させる。
(4) 1日2回 15日前後 程浸漬すると 角質が 鱗状に めくれ てくる なお浸漬を続ける お湯の容器に足を充分に入れ5分程入れ 柔らかくなつたら手で軽くこすると 鱗状の皮が めくれる 皮が取れ始めて 7日前後で鱗状の皮が めくれ てしまえば治療は完了する。
(5) 土槿皮・木槿皮エキス溶液 を有効に使用する為に 内靴下を履き溶液を透さない袋を履き それを押さえる靴下か伸縮性の有る袋で絞り上げながら履く。 内袋の中へ 土槿皮エキス溶液を入れる 最小限の量のため 治療中も普通の行動が出来 充分な効果を得る事が出来る。
(6) 靴を 高濃度アルコールで 治療中は毎日 治療後も毎週消毒し 靴下も治療中は毎日消毒する。
(7) 浴室の床・浴室入口マツトも 治療中はたえず消毒する。
(8) 高濃度アルコールの為 アルコールの使用上の注意を尊守する事。とくに 火気 に注意する事。
(9) アルコールに弱い方は 高濃度アルコールに浸漬する為 テストをし充分注意して使用の事。
(10)しつしんの出やすい方 アレルギー性の方は使用しない事。
(11)アルコール・アレルギーの方は 使用しない事。
【発明の効果】
本発明は 土槿皮・木槿皮エキス溶液を 出来得るかぎり少ない量で 水虫菌・雑菌の繁殖していると考えられる範囲以上の広範囲を 水虫菌・雑菌の繁殖している 角質・表皮・真皮迄 時間単位で浸透させる事で 1ヶ月程度の短期間で水虫菌・雑菌を 殺菌・殲滅する事が出来る事を 発明・発見した。 少量の使用量の為 日常の行動に支障もない 靴下・靴・マツトを 消毒する事で再感染を防ぐことに 注意する事。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の断面図。
【図2】 詳細図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
土槿皮(むくげ の根の皮)・木槿皮 のエキスを抽出し この抽出液と 消毒用アルコール 80%前後20%程を最良とする 高濃度の土槿皮・木槿皮エキス・アルコール溶液を作る 又は消毒効果の有る濃度以上の 飲料用アルコール 消毒用アルコールに 土槿皮・木槿皮を漬け 土槿皮・木槿皮エキス・アルコール溶液を作る 以下土槿皮・木槿皮エキス溶液と言う
【請求項2】
請求項1の 土槿皮・木槿皮エキス溶液に 水虫菌・雑菌に冒されている 足を浸漬し 水虫菌・雑菌 を殺菌殲滅させる 治療方法である。
【請求項3】
土槿皮・木槿皮エキス・溶液を 少量で効果的に使用する事により 治療をしながら 普通の行動をする事が出来る為に 足に薄い内靴下を履き 溶液の漏れない袋を履き 袋を締める靴下か 伸縮性の袋を履く 其の袋の中へ 請求項1の 土槿皮・木槿皮エキス溶液 を足首以上 又は水虫菌・雑菌の繁殖している所を含む範囲以上迄入れるが 少量の土槿皮・木槿皮エキス溶液にて浸漬する事が出きる。 但し内靴下を使用しない事もある。
【請求項4】
内靴下と液漏れしない 伸縮性袋 を使用する事もある。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−56865(P2006−56865A)
【公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−266100(P2004−266100)
【出願日】平成16年8月17日(2004.8.17)
【出願人】(502089899)
【Fターム(参考)】