説明

汎用型スマートカード

【課題】層状のカード厚に集積した集積回路素子と内部に少なくとも一つのマイクロチップを備えたプラスチックカード状のスマートカード又はインテリジェントカード型の汎用電子カードを提供する。
【解決手段】前記カードは、スタティックメモリー(6,50)と連動するマイクロプロセッサー(2,60)と、前記マイクロプロセッサー(2,60)とスタティックメモリー(6,50)に電力を供給可能であって前記カード厚(4)内の交換可能な平坦型バッテリーと、前記マイクロプロセッサー(2,60)及び/又はスタティックメモリー(6,50)に接続する少なくとも一つのデータ伝送装置(3,30,10,20,70)、とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、汎用型電子カードとしてのスマートカードに関し、その基本的内容は、本願の主たる請求項の前提技術に係る前段部に対応する。
【0002】
用途
本願の汎用型スマートカードは、実質的に、データ処理の電子的サービス、電子通信セクター、及びそのデータ処理に係る全てに使用されるものである。
【背景技術】
【0003】
現在、スマートカードやインテリジェントカードが周知であり、使用時には、本人確認、支払い及び取り立て、及び、その他の種々のサービスを含む、極めて多くの機能を実行できる。現状では、USBキーが周知であり、少なくとも1つの電子装置に物理的に接続して、多くの機能を実行できる。
【0004】
従来技術の問題点と欠点
従来技術の問題と欠点は、実質的に、機能が限定されていることである。即ち、既在のカードは、一部のサービスにしか使用できず、その他のサービスは、他の別の形状の装置によって一般的に満足されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、上述の問題点と欠点を解決して大量の機能を実行できると共にユーザの本人確認を確実に行うことが出来るインテリジェントカードを提供することである。
【0006】
課題を解決する手段と発明の特徴
上記課題は、主たる請求項の特徴により解決される。従属請求項は、更に良好な性能を提供し確実に個別化を実行できる好適で効果的な解決手段を示す。
【発明の効果】
【0007】
このようにして、現状では利用不能な多様な機能を実行できるカードを提供できるという利点が得られる。特に、そのようなカードが、慣用のUSBキーの動作と連動させることができる点に留意されるべきである。更に、カードを紛失した場合や盗まれた場合、真実の所有者の指紋でしか使用を認証できないので、第三者は使用できなくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明の更なる理解のため、添付された図面を用いて、本発明の好適な実施形態について説明する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】それぞれ蓋を取り除いたハードウェア挿入部分を有する一つの実施形態におけるカードの正面図である。
【図2】図1におけるカードの断面図である。
【図3】プラスチックコーティングカバーを一部切り欠いた図1におけるカードを示す図である。
【図4】第一の実施形態におけるカードのブロック図である。
【図5】第二の実施形態におけるカードのブロック図である。
【図6】第一及び第二の実施形態を実質的に統合した第三の実施形態におけるカードのブロック図である。
【図7】操作とそれに対応する動作を示すブロック図の概略図である。
【図1A】指紋読取モジュールを有する最も安全なスマートカードの概略ブロック平面図である。
【0010】
第一の実施形態に係る本発明の詳細な説明は、図1から図7に示されている。
【0011】
図面によると、本発明は、汎用型電子カード、あるいは電気通信手段を有する汎用型スマートカードに係っていることが分かる。図面において、本発明のカードは、外見は非常に一般的なクレジットカード状で(およそ850mm×550mm×30mm)、内部構成部品のサイズを縮小したことにより、プラスチック化されたカードを製造することを可能にして、ロゴや画像等の印刷を入れたりすることが可能である。
【0012】
前記カードは、マイクロプロセッサー又はCPU(2)、メモリー(6)、伝送モジュール装置(3)、バッテリー(4)、最終的には液晶表示装置(8)とオンオフボタン(b)の各部品を有する集積回路のプラスチック製材質(1)の支持基盤を有する。
【0013】
本発明のカード(以下、便宜上カード又はスマートカードと称する)は、多様なデータ及び情報を、ワイファイ技術若しくはブルートゥース技術又はそれと同様かさらに高精度な通信規格を搭載した電子装置に単に近づけるだけで、受信、記憶、転送することができる。よって、本発明のカードは、コンピューター、ポータブルパソコン、パームトップ、携帯電話、衛星回線連結装置、その他の電子装置一般のような商取引での異なる装置と通信することができる。
【0014】
さらに、本発明のカードは、ケーブルやUSB接続なしで無線通信に使用され、様々な用途や目的に用いることができる。
【0015】
図4におけるカード型ブルートゥースは、以下のものからなる。
・ブルートゥースモジュール(31)
・CPUプロセッサー(2)及びスタティックメモリー(6)を有するマイクロコンロトーラー(7)
・バッテリー(4)
・アンテナ(5)
・(オプション)液晶表示装置(8)
従って、この実施形態は、5つの要素からなる。つまり、ブルートゥース技術を搭載した全ての装置との通信を可能にするブルートゥースモジュールと、新しいデータの保存、既に含まれているデータの送信を可能にするマイクロコントローラ(7)と、カードを動作させるバッテリー(4)と、カードに内蔵されるアンテナ(5)とである。さらに、データを読み取るための液晶表示装置(8)を加えることが可能である。
【0016】
このように、ブルートゥース技術を搭載したあらゆる種類の装置と同様に、使用が容易で誰でも利用可能で、接続ケーブルを使用する必要なく、データの送信、受信が確実になる。
【0017】
図5におけるカード型ワイファイは、以下のものからなる。
・送受信機及びベースバンド装置(3)を備えたワイファイモジュール
・CPU(2)
・メモリー(6)
・バッテリー(4)
・アンテナ(5)
・(オプション)液晶表示装置(8)
従って、この実施形態は、6つの要素からなる。つまり、ワイファイ技術を搭載した全ての装置との通信を可能にするワイファイモジュールと、新しいデーダを保存し、既に含まれているデータを送信することができるCPU(2)と、必要に応じ変更できるメモリー(6)と、カードを動作させるバッテリー(4)と、カードに内蔵されるアンテナ(5)とである。さらに、データを読み取るための液晶表示装置(8)を加えることが可能である。
【0018】
本発明のカードとワイファイ技術を搭載したあらゆる種類の装置との間のデータの送信、受信は、使用が容易で誰でも利用可能で、接続ケーブルを使用する必要がない。
【0019】
図6におけるカード型ブルートゥース/ワイファイは、以下のものからなる。
・ブルートゥースモジュール(31)
・ワイファイモジュール(32)
・プロセッサー(2)及びメモリー(6)(必要に応じて、図4のようにマイクロコントローラー(7)に統合することができる)
・バッテリー(4)
・アンテナ(5)
・(オプション)液晶表示装置(8)
この実施形態は、5つの要素からなる。つまり、ワイファイ技術またはブルートゥース技術を搭載した全ての装置との通信を可能にするワイファイモジュール(32)、ブルートゥースモジュール(21)と、新しいデータを保存し、既に含まれているデータを送信することができるCPU(2)と、メモリー(6)及びカードを動作させるバッテリー(4)と、カードに内蔵されるアンテナ(5)とである。さらに、データを読み取るための液晶表示装置を加えることが可能である。
【0020】
本発明のカードとブルートゥース技術およびワイファイ技術を搭載したあらゆる種類の装置との間のデータの送信、受信は、いかなる接続ケーブルも使用する必要がない。
【0021】
さらに、この解決手段により、2つの通信システム間で、コンバータ機能を果たすことが可能となる。
【0022】
用途及び適用
用途及び適用は非常に多様であり、これに限定されるものではない。
名刺、会社及びサービス、価格表の提示、データベース、索引本、音楽、ゲーム及び音楽パターン、プリペイドカード、電子会計記録システム、電子決済手段全般、サービスカード、認証カード、予約申し込み、身分証明書、衛生情報、個人情報、出勤カード、ランチカード、支払伝票、バス定期、電車定期その他同様のもの、自動販売機、コピー機、電子機器の制御及び通信、テレマティックサービスの供給、パソコン等へのアクセス、メッセージ、ファイル、データ、指紋及び電子署名のコード化、テレマティック及びイーコマース認証、保護されたインターネットサービス、情報移動、自動車道路通行証、駐車券、テレパス、アクセス管理、データ、画像、写真等の記憶及び転送
使用例
汎用型スマートカードは、安全かつ確実な電子ビジネスカードとして利用できるものである。美的特徴については、会社のロゴを付けて個別化することができ、カードに内蔵されているチップのおかげで、以下のような会社自体のデータを見つけることができる。
会社、様々な所在地の住所、電話番号、FAX番号、e-mail、ウェブサイト、付加価値税番号、会社が提供するサービスの内容
そのデータは、カードを近づけると受信装置からすぐに使用することができる。これには、キーボード搭載の受信装置にデータを取り込まないという利点がある。
【0023】
カードをブルートゥース技術がある携帯電話に近づけると、会社の電話番号が電話のディスプレーに表示され、電話をすぐにかけることができる。さらに、携帯電話のインデックスブックにその電話番号をすぐに記憶させることができる。
【0024】
代わりに、カードをブルートゥース技術があるコンピュータに近づけると、システムは、異なるアーカイブ(請求書送付プログラム用個人データ、アウトルックメール、会社が提供するリスト及び/またはサービス、他)の個人情報の読込及び記憶を必要とするカードに含まれるデータを表示する。
【0025】
また、住所入力なしでブルートゥース技術搭載のGPS装置に目的地を挿入、ホテルやレストランといった考えられる立ち寄り先を挿入、または、あらかじめ決められたルートを組むカードとしても使用することができる。
【0026】
会社が提供するサービスの内容を様々な言語で記憶し、ユーザーのニーズに応じて表示することが可能であることに特徴がある。
【0027】
カードは、金融・銀行部門、行政、輸送分野、及び、現在のカードまたは一般にスマートカードの代替製品としての事業にも利用することができる。
【0028】
技術的明細事項
よって、(コードレス)カードの主な目的は、異なるタイプの装置、例えば、携帯電話、パームトップ、コンピュータ、ノートパソコン、または他の電子機器等と通信することである。
【0029】
送信/受信するデータ量に基づいて、異なる技術(ワイヤレスまたはブルートゥース)が装置に使用される。
【0030】
(携帯電話やパームトップにあるように)送信/受信するデータ量が小さい場合、その技術はブルートゥース(または新しい類似の通信規格か、より高精度のもの)が使用され、一方、(コンピュータ間のファイル交換といった)さらに多いデータの送信/受信には、指示通信規格はワイファイ(ワイヤレス・フィディリティー:IEEE 802.11b、または802.11 a/b/i/gのような新しい類似、あるいはより高精度の通信規格)が使用される。
【0031】
もちろん、異なる価格の異なる製品類型を実現することは可能であり、その製品は接続される装置のタイプや送信するデータ量に応じて変わる。
【0032】
一般構造
ブルートゥースカード
カードは、中央処理装置に管理されているブルートゥースモジュールから成り、中央処理装置はメモリーに接続されている。
【0033】
ブルートゥースモジュールにより、カードと他の装置間のコードレス通信ができる。
【0034】
メモリーの中には、顧客データが保存される。
【0035】
最も有利な解決手段では、ただ1つのマイクロコントローラ部(7)がプロセッサ(2)とメモリー(6)を統合するために使用される。データ送信の間と、受信あるいは送信(b)のキーを押した後に、バッテリー(4)により電力が供給される。
【0036】
例えば、プリペイドカードやデビット/クレジットカードのような特別用途のために、カードに、例えば、残余預金といったデータを確認する液晶表示装置(8)を追加することができる。
【0037】
構成部品
構成部品とサイズの例は、表01に記載のとおり。
【0038】
表01
部品寸法参考
・ナショナルインストゥールメント社製LMX9820
・ブルートゥースモジュール(31) ポートシリアル 10.1 X 14.0 X 1.9 mm
・モトローラ社製CPU(2) MC68HC908QT1 5.50 X 8.20 X 2.05 mm
・バルタ社製バッテリー(4) CR2032 直径20.0mm
ワイファイカード
ブルートゥースの代わりにワイファイ規格を使用する場合、より多いデータ量を送信することが可能であり、その結果、WLANコードレスネット(無線LAN)を使用して、特にコンピュータと通信するオーディオ、ビデオ等のより大きなファイルを、カードを使用することで、サポートすることができる。
【0039】
各ユーザーのメモリーの必要性は、保存されたファイルに応じて変わるので、この場合、カードメモリー(SDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標))を追加選択することができる。
【0040】
最も重大な物理的変化は、ブルートゥースモジュールの代わりにワイファイモジュールで実行することである。
【0041】
表02には、IEEE標準規格無線802.11bの必要な構成部品が、価格とサイズ付きで提案メモリーと共に記載されている。
【0042】
例えば、プリペイドカードやデビット/クレジットカードのような特別用途のために、カードに、例えば残余預金といったデータを確認する液晶表示装置(8)を追加することができる。
【0043】
構成部品
表02
部品寸法参考
・テキサス社製 ベースバンド装置(32) TNETW1100B - MAC 12.0 X 12.0 mm
・マキシム社製 送受信機(32) MAX2822 - 802.11b 7.0 X 7.0 mm
・メモリー(6) SD カード64MB 32.0 X 24.0 mm
構成部品の価格とサイズは、ユーザーの必要性に応じて追加する高容量のメモリーを除いて、前述のものと類似している。
【0044】
プロセッサーとバッテリーはそれぞれ、より高速で高容量の類似の構成部品と取り替えることができる。
【0045】
ブルートゥース/ワイファイカード
あらゆる可能な無線装置に対応するためには、ワイファイモジュールとブルートゥースモジュールを一緒に使用したハイブリッドカードが、指定のカードになる。一般的な構成は、図6に記載されている。明らかに、価格と電力消費が、前述した全体の構成部品と同等である。
【0046】
動作中のシステムの説明
カードの動作については、図7のブロック図に記載されている。エネルギー源が回路に接続されるとスタートする。
【0047】
カードがオフの時はエネルギーを消費しない。
【0048】
プログラミングキーまたは送信キーで起動することができる。
【0049】
プログラミングキーが起動されると、カードは、受信データがメモリーに保存されることを意味するプログラミングモードの状態になる。
【0050】
受信と保存が完了すると、カードが自動的に停止し、オフになる。そうでなければ、送信キーを押した時にメモリーに含まれるデータの送信が開始する。
【0051】
送信の最後に、カードはエネルギーを節約するためにオフになり、初期状態に戻る。
【0052】
個人用としての先端的解決手段
図1Aの中で参照される現在最先端の解決手段に関して、最先端の解決手段は、同じ汎用型電子カード、又は汎用型スマートカードに係っているが、個人化用モジュール(80)を有することであると留意すべきである。そのカードは、以下のような要素を含む、金属製の材質か、あるいはプラスチック製の材質の、80x55x3mmの好ましい形態を有する:
・ワイファイモジュール(10):通信規格IEEE 802.11bによるコードレス接続を実現。
・ブルートゥースモジュール(20):ブルートゥース規格によるコードレス接続を実現。
・USBピンコネクター(30):装置からUSBゲートに接続して、バッテリーやデータ交換の補充を可能にする。
・充電式バッテリー(40):その自主性は監視され、ユーザーに再充電の時機を示す。
・内部メモリー(50):ユーザーの設定を記録。
・マイクロプロセッサー(60):すべての周辺機器を管理する責任を負う。
・カード型フラッシュメモリーコネクター(70):外部記憶の使用を可能にして、要求に応じて容量を合わせる(2GBまで)。
・指紋モジュール(80):ユーザーの指紋を検出して、本人認証を行い、そのメニューのナビゲーターとしてもまた働く。
・液晶表示装置(90):メニューや進行中の操作状況の一見を可能にする。
【0053】
明らかに、そのカードがアンテナと一体化することについても同様である。
【0054】
その構成部品(80、90)とともに、明らかに、ユーザーインターフェースには、制御機能及び/又は入力機能を備えた一連のキーボタンも同様にある。
【0055】
新規性と独創性は、すべての前記素子と特に、追加として、照合と本人確認およびすべての機能へのアクセス許可のための指紋読取り(80)との関連性である。
【0056】
図面において、新カードは、外見は非常に一般的なクレジットカード状に見ることができる。そして内部構成部品のサイズを小型化することにより、プラスチック化されたカードを製造することを可能にして、美的特徴としてのロゴ、画像などの印刷で特注生産することができる。
【0057】
前記新カードは、マイクロプロセッサー又はCPU、メモリー、伝送モジュール、バッテリー、液晶表示画面とオン/オフボタンの前記各部品を有する集積回路のプラスチック製材質での支持基盤を有する。
【0058】
上記で記載したように、スマートカードは、ブルートゥース技術とワイファイ技術、又はより高精度か、又は類似の通信規格を備えた電子装置に単に近づけるだけで、多様なデータと情報を、受信、記憶、転送することができる。従って、同様にして、コンピュータ、ラップトップ、パームトップ、移動方式あるいはセル方式の携帯電話、衛星装置、他の電子装置のような商取引で使用される異なる装置と通信することができる。
【0059】
同様に、ケーブルやUSB接続の必要のない無線通信を使って、そのカードは、異なった用途あるいは適用のために用いることができるが、USB接続を有することで、いかなるUSBの類似の機能を実行することもまた同様に可能である。
【0060】
個人用指紋読取りカードの動作は、図1Aのブロック図で図示される。
【0061】
エネルギー源が回路と接続されると、スタートする。
【0062】
カードがオフの時はエネルギーを消費しない。
【0063】
プログラミングキーまたは送信キーで起動することができる。
【0064】
プログラミングキーが起動されると、カードは、受信データがメモリーに保存されることを意味するプログラミングモードの状態になる。
【0065】
受信と保存が完了すると、カードが自動的に停止する。そうでなければ、送信キーを押した時に、メモリーに含まれるデータの送信が開始する。
【0066】
送信の最後に、カードはエネルギーを節約するためにオフになり、初期状態に戻る。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
層状のカード厚に集積した集積回路素子と内部に少なくとも一つのマイクロチップを備えたプラスチックカード状のスマートカード(1)において、少なくとも、
スタティックメモリー(6,50)と連動するマイクロプロセッサー(2,60)と、
前記マイクロプロセッサー(2,60)とスタティックメモリー(6,50)に電力を供給可能であって前記カード厚(4)内の交換可能な平坦型バッテリーと、
前記マイクロプロセッサー(2,60)及び/又はスタティックメモリー(6,50)に接続する少なくとも一つのデータ伝送装置(3,30,10,20,70)、
を備えることを特徴とするスマートカード。
【請求項2】
前記スマートカードは、指紋読取り手段(8)を内部に一体的にさらに備え、その指紋読取り手段(8)は、ユーザーの押印読取り処理装置に接続して種々の機能へのアクセスを許可する前に本人認証を行うことを特徴とする請求項1記載のスマートカード。
【請求項3】
前記スマートカードは、更に、前記データ伝送装置(3)に接続する少なくとも一つのアンテナ(5)を備えることを特徴とする請求項1及び/又は2記載のスマートカード。
【請求項4】
前記データ伝送装置は、ブルートゥースモジュール(31)であることを特徴とする請求項1記載のスマートカード。
【請求項5】
前記データ伝送装置は、送受信機とベースバンド(32)を備えたワイファイモジュールであることを特徴とする請求項1記載のスマートカード。
【請求項6】
前記マイクロプロセッサー(2,60)は、マイクロコントローラ(7)により前記スタティックメモリー(6)と一体化されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つの請求項に記載のスマートカード。
【請求項7】
オンオフ及び/又はプログラミングコントロール(b)を備えたスクリーン(8)を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つの請求項に記載のスマートカード。
【請求項8】
前記スクリーン(8)は、液晶表示装置であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つの請求項に記載のスマートカード。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図1A】
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【公表番号】特表2008−545186(P2008−545186A)
【公表日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−518698(P2008−518698)
【出願日】平成18年6月27日(2006.6.27)
【国際出願番号】PCT/EP2006/006167
【国際公開番号】WO2007/003301
【国際公開日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【出願人】(507422161)
【出願人】(507422172)
【Fターム(参考)】