説明

注文管理システム、および注文管理サーバ

【課題】店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減し、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させる。
【解決手段】注文管理サーバ10が、注文対象の商品とその商品の受取店舗とその商品の提供形態とを含む注文情報を顧客端末20から受け付け、注文番号を発行し、注文情報と注文番号とを含む受注データを店舗注文DB12に登録し、注文情報に含まれる店舗に設けられている店舗設置装置に対して受注データを送信し、発行した注文番号を顧客端末20に送信する。また、店舗設置装置が、注文管理サーバ10からの受注データをWeb注文DB32に登録し、顧客端末20に対して発行した注文番号を認識し、認識した注文番号に対応する受注データをWeb注文DB32から読み出して、その受注データに含まれる注文情報が示す注文対象の商品とその商品の提供形態を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、顧客に使用される顧客端末からの商品の注文を通信ネットワークを介して受け付けて受注状況を管理する注文管理システム、および注文管理サーバに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、インターネット等の通信ネットワーク上に開設された仮想店舗によって実在する店舗で取り扱う商品の販売を行い、その実在する店舗で決済することを可能としたシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載されたシステムは、仮想店舗を運営するためのサーバ装置が、顧客の端末装置から受信した注文データにユニークな受注IDを付加して記憶し、その受注IDと商品受取店舗を示す店舗IDとを含む申込確認データを顧客の端末装置に送信することで商品の予約登録を行い、その後に、実在する店舗に設置されたPOS端末装置若しくはストアコントローラが、入力された受注IDに対応する注文データが示す注文を、その注文データに対応する店舗IDが示す店舗であれば受け付けることとしたものである。
【0004】
【特許文献1】特開2006−11537号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上述した特許文献1に記載された発明は、各店舗において顧客に提供可能な状態で事前に在庫を用意することが可能なギフト商品等の予約を受け付け、予約を行った顧客が指定した店舗にてギフト商品等を受け取るものであり、予約者の本人確認を行うだけのものであるため、店舗内のレジにおけるレジ係の作業負担は何ら軽減されていない。
【0006】
特に、店舗において顧客の要求に応じて、レジにおいて持ち帰り用や店内召し上がり用などの複数の異なる形態で提供される例えばファーストフードなどの商品については、レジにおいてレジ係が顧客の要求を確認し、その要求に応じた形態で包装などを行った商品を提供する必要があるため、提供する状態で事前に商品を用意しておくことはできず、レジにおけるレジ係の作業負担が大きいという問題があった。また、顧客の要求を口頭で確認するため、聞き間違え等によって要求と異なる形態で商品を渡してしまうことがあるという問題もあった。
【0007】
また、複数の異なる形態で提供される商品については、希望する形態で商品を受け取るために、レジにおいて顧客が自己の要求をレジ係に対して正確に伝えなければならず、顧客に煩わしい動作を強いることになっているという問題があった。
【0008】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減するとともに、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る注文管理システムは、店舗に設けられる店舗端末とPOSレジスタとを含む店舗設置装置と、顧客に使用される顧客端末と、該顧客端末からの商品の注文を通信ネットワークを介して受け付けて受注状況を管理する注文管理サーバとを備えた注文管理システムであって、前記注文管理サーバは、注文対象の商品と該商品の受け取りを希望する店舗と当該商品の提供形態とを含む注文情報を前記顧客端末から受け付ける注文受付手段と、前記注文情報の受け付けにもとづき注文IDを発行する注文ID発行手段と、受け付けた前記注文情報と発行した前記注文IDとを含む受注データを受注データ総合管理DBに登録する受注データ登録手段と、受け付けた前記注文情報に含まれる店舗に設けられている店舗設置装置に対して、前記受注データを送信する受注データ送信手段と、発行した前記注文IDを前記顧客端末に送信する注文ID送信手段とを有し、前記店舗設置装置は、前記注文管理サーバからの受注データを受注データ管理DBに登録する店舗側受注データ登録手段と、前記顧客端末に対して発行した前記注文IDを認識する注文ID認識手段と、認識した前記注文IDに対応する前記受注データを前記受注データ管理DBから読み出して、当該受注データに含まれる前記注文情報が示す注文対象の商品と該商品の提供形態を表示する注文情報表示手段と、決済が完了したことに応じて売上計上を行うとともに、前記注文管理サーバに対して決済の完了を通知する完了通知手段とを有することを特徴とする。本発明に係る注文管理システムによれば、店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減することができ、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができる。
【0010】
また、本発明に係る注文管理システムは、店舗に設けられる店舗端末とPOSレジスタとを含む店舗設置装置と、顧客に使用される顧客端末と、該顧客端末からの商品の注文を通信ネットワークを介して受け付けて受注状況を管理する注文管理サーバとを備えた注文管理システムであって、前記注文管理サーバは、注文対象の商品と該商品の提供形態とを含む注文情報を前記顧客端末から受け付ける注文受付手段と、前記注文情報の受け付けにもとづき注文IDを発行する注文ID発行手段と、受け付けた前記注文情報と発行した前記注文IDとを含む受注データを受注データ総合管理DBに登録する受注データ登録手段と、発行した前記注文IDを前記顧客端末に送信する注文ID送信手段とを有し、前記店舗設置装置は、前記顧客端末に対して発行した前記注文IDを認識する注文ID認識手段と、認識した前記注文IDを提示して前記注文管理サーバに対して前記注文IDに対応する前記受注データの取得要求を行い、前記受注データ総合管理DBに登録されている前記受注データを前記注文管理サーバから通信ネットワークを介して取得する受注データ取得手段と、取得した前記受注データに含まれる前記注文情報が示す注文対象の商品と該商品の提供形態を表示する注文情報表示手段と、決済が完了したことに応じて売上計上を行うとともに、前記注文管理サーバに対して決済の完了を通知する完了通知手段とを有することを特徴とする。本発明に係る注文管理システムによれば、店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減することができ、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができる。
【0011】
前記注文管理サーバは、商品を受け取る際の決済方法を前記顧客端末から受け付ける決済方法受付手段を更に有し、前記受注データは、注文情報と、注文IDと、受け付けた前記決済方法とを含み、前記注文情報表示手段は、前記受注データに含まれる前記注文情報が示す注文対象の商品と、該商品の提供形態と、当該商品を受け取る際の決済方法とを表示する構成とされていてもよい。
【0012】
前記商品は、例えば、ファーストフード等の複数種類の提供形態を有するものであり、前記商品の提供形態には、例えば、該商品を持ち帰って飲食することとする持ち帰り形態と、当該商品を店舗内あるいは店舗近傍で飲食することとする召し上がり形態とがある。
【0013】
本発明に係る注文管理サーバは、顧客に使用される顧客端末からの商品の注文を通信ネットワークを介して受け付けて受注状況を管理する注文管理サーバであって、注文対象の商品と該商品の受け取りを希望する店舗と当該商品の提供形態とを含む注文情報を前記顧客端末から受け付ける注文受付手段と、前記注文情報の受け付けにもとづき注文IDを発行する注文ID発行手段と、受け付けた前記注文情報と発行した前記注文IDとを含む受注データを受注データ総合管理DBに登録する受注データ登録手段と、受け付けた前記注文情報に含まれる店舗に設けられている店舗端末とPOSレジスタとを含む店舗設置装置に対して、前記受注データを送信する受注データ送信手段と、発行した前記注文IDを前記顧客端末に送信する注文ID送信手段とを有することを特徴とする。本発明に係る注文管理サーバによれば、注文IDとその注文IDに対応する受注データとをそれぞれ店舗設置装置に対して提供するので、注文IDに対応する受注データを店舗内で把握することが可能となり、顧客端末に付与されている注文IDに対応付けされている注文対象の商品や該商品の提供形態をレジ係に認識させることができるため、店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減することができ、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができる。
【0014】
また、本発明に係る注文管理サーバは、顧客に使用される顧客端末からの商品の注文を通信ネットワークを介して受け付けて受注状況を管理する注文管理サーバであって、注文対象の商品と該商品の提供形態とを含む注文情報を前記顧客端末から受け付ける注文受付手段と、前記注文情報の受け付けにもとづき注文IDを発行する注文ID発行手段と、受け付けた前記注文情報と発行した前記注文IDとを含む受注データを受注データ総合管理DBに登録する受注データ登録手段と、発行した前記注文IDを前記顧客端末に送信する注文ID送信手段と、前記顧客端末に対して発行した前記注文IDを認識した店舗に設けられる店舗端末とPOSレジスタとを含む店舗設置装置からの前記注文IDを提示した当該注文IDに対応する前記受注データの取得要求に応じて、前記受注データ総合管理DBに登録されている前記受注データを前記店舗設置装置に対して通信ネットワークを介して送信する受注データ送信手段とを有することを特徴とする。本発明に係る注文管理システムによれば、店舗設置装置によって提示された注文IDに対応する受注データをその店舗設置装置に対して提供するので、注文IDに対応する受注データを店舗内で把握することが可能となり、顧客端末に付与されている注文IDに対応付けされている注文対象の商品や該商品の提供形態をレジ係に認識させることができるため、店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減することができ、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減することができ、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができる注文管理システム、および注文管理サーバを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態に係る注文管理システムについて説明する。
【0017】
[実施形態1]
図1は、本発明の第1実施形態に係る注文管理システムの構成の例を示すブロック図である。図1に示すように、注文管理システムは、注文管理サーバ10と、顧客端末20と、ストア端末30と、POSレジ31とを含む。なお、顧客端末はいくつ設けられていてもよい。
【0018】
注文管理サーバ10、及び顧客端末20は、インターネット40に接続されている。また、注文管理サーバ10、及びストア端末30は、店舗ネットワーク50に接続されている。なお、インターネット40と店舗ネットワーク50は、それぞれ、どのような形態の通信ネットワークであってもよい。さらに、インターネット40と店舗ネットワーク50が同一の通信ネットワークであってもよい。
【0019】
注文管理サーバ10は、例えばWWWサーバなどの情報処理装置によって構成され、本システムのシステム管理者(例えば、コンビニエンスストアやファーストフード店などの各フランチャイズチェーンを管理するフランチャイザ)によって管理される。注文管理サーバ10は、顧客情報が格納される顧客DB11と、各店舗に対する顧客からの注文状況等を管理するための注文管理情報が格納される店舗注文DB12と、各店舗の所在地を特定可能な地図が格納される地図DB13とを備えている。
【0020】
顧客端末20は、例えばPDA(Personal Digital Assistants)や携帯電話端末、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって構成され、本システムを利用して各店舗にて販売される商品を購入する顧客によって管理される。
【0021】
ストア端末30は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置によって構成され、店舗Aの管理者(例えば店長)によって管理される。ストア端末30は、本システムを利用した商品の注文(Web注文)に関する受注データ等を含むWeb注文情報が格納されるWeb注文DB32を備えている。POSレジ31は、店舗A内で使用されるPOSレジスタであり、通信ケーブルを介してストア端末30に接続されている。なお、POSレジ31とストア端末30とが、無線通信によって情報の送受を行うようにしてもよい。
【0022】
ストア端末30、POSレジ31、及びWeb注文DB32は、それぞれ、店舗A内に設置される。本例では、店舗に設置されるストア端末とPOSレジとを合わせて店舗設置装置と呼ぶことにする。なお、図1では、各店舗のうち店舗Aに設置される店舗設置装置のみが示されているが、他の1または2以上の店舗に設置されているそれぞれの店舗設置装置が、店舗ネットワーク50に接続されていてもよい。
【0023】
次に、本発明の第1実施形態に係る注文管理システムにおける注文受付処理について説明する。図2は、注文受付処理の例を示すフローチャートである。ここでは、顧客端末20を利用した顧客XからのファーストフードYの発注を受け付ける場合を例に説明する。
【0024】
注文受付処理において、顧客端末20は、顧客Xの操作に応じて、注文管理サーバ10にアクセスする(ステップS101)。具体的には、注文管理サーバ10が開設する注文受付サイトのURL(Uniform Resource Locator)にアクセスする。すると、注文管理サーバ10は、注文画面を示す注文画面情報を顧客端末20に対して送信する(ステップS102)。
【0025】
なお、本例では、注文画面情報の前に、注文した商品を受け取る店舗を指定するための画面や、注文する商品のカテゴリを特定するための画面などの各種の画面を示す各画面情報を顧客端末20に送信し、顧客端末20から、注文した商品を受け取る店舗の指定や、注文する商品のカテゴリの指定を受け付ける。なお、注文した商品を受け取る店舗の指定や、注文する商品のカテゴリの指定も注文画面によって受け付けるようにしてもよい。ここでは、注文した商品を受け取る店舗として店舗Aの指定を受け、注文する商品のカテゴリとしてファーストフードの指定を受けたものとする。従って、ステップS102では、ファーストフードを注文するための注文画面を示す注文画面情報が送信される。
【0026】
注文画面情報を受信すると、顧客端末20は、受信した注文画面情報が示す注文画面を、自己が備える表示装置に表示する(ステップS103)。注文画面には、例えば図3に示すように、注文可能な商品の一覧を表示するとともに注文する商品の選択を受け付ける商品閲覧選択領域101と、商品閲覧選択領域101にて選択された商品の注文をその商品を持ち帰ることとして確定させるときに押下される持ち帰り確定ボタン102と、商品閲覧選択領域101にて選択した商品の注文をその商品を受け取った後に店内あるいは店舗近傍ですぐに食べることとして確定させるときに押下される召し上がり確定ボタン103とが設けられている。
【0027】
次に、顧客端末20は、顧客Xからの商品の注文を受け付ける(ステップS104)。具体的には、顧客Xは、顧客端末20が備える入力装置を操作して、商品閲覧選択領域101に一覧表示されている各商品の中から、購入を希望する商品を選択する。顧客端末20は、顧客Xによって選択された商品を受け付ける。なお、ここでは、図3に示すように、ソフトクリーム(ファーストフードY)が選択された状態が示されている。
【0028】
そして、顧客Xによって持ち帰り確定ボタン102または召し上がり確定ボタン103が押下されると、顧客端末20は、注文する商品と希望する商品の提供形態とが確定したものとして、注文する商品と、持ち帰りと召し上がりの別を示す提供形態とを含む注文情報を、注文管理サーバ10に対して送信する(ステップS105)。
【0029】
注文管理サーバ10は、顧客端末20からの注文情報を通信ネットワーク40を介して受信し(ステップS106)、決済方法の指定を受け付けるための決済方法指定画面を示す決済方法指定画面情報を顧客端末20に向けて送信する(ステップS107)。
【0030】
決済方法指定画面情報を受信すると、顧客端末20は、受信した決済方法指定画面情報が示す決済方法指定画面を、自己が備える表示装置に表示する(ステップS108)。決済方法指定画面には、例えば図4に示すように、利用可能な決済方法の一覧を表示するとともに利用する決済方法の指定を受け付ける決済方法指定領域111と、決済方法指定領域111にて指定された決済方法で確定させるときに押下される決済方法決定ボタン112とが設けられている。決済方法指定領域111には、例えば、電子マネーによる決済、携帯電話端末内のICチップにチャージされている金銭ポイントによる決済、クレジットカードによる決済、現金による決済などの各種の決済方法が一覧表示される。
【0031】
次に、顧客端末20は、顧客Xからの決済方法の指定を受け付ける(ステップS109)。具体的には、顧客Xは、顧客端末20が備える入力装置を操作して、決済方法指定領域111に一覧表示されている各決済方法の中から、利用を希望する決済方法を選択する。顧客端末20は、顧客Xによって選択された決済方法を、指定された決済方法として受け付ける。なお、ここでは、図4に示すように、電子マネーAによる決済方法が指定されたものとする。
【0032】
そして、顧客Xの操作によって決済方法決定ボタン112が押下されると、顧客端末20は、決済方法の指定が確定したものとして、指定された決済方法を示す決済方法情報を、注文管理サーバ10に対して送信する(ステップS110)。
【0033】
決済方法情報を受信すると(ステップS111)、注文管理サーバ10は、ステップS106にて受信した注文情報とステップS111にて受信した決済方法情報とを含む受注データを作成し(ステップS112)、作成した受注データを、店舗注文DB12に登録するとともに、その受注データに含まれる決済店舗に設置されているストア端末30に対して送信する(ステップS113)。そして、注文管理サーバ10は、作成した受注データに対応付けするユニークなIDである注文番号(注文IDの一例:注文IDは、二次元バーコードなどのバーコード表記されるものであってもよく、数字以外の記号や文字を一部または全部に含むものであってもよい。)を発行し、発行した注文番号を顧客端末20に対して送信する(ステップS114)。顧客端末20は、注文管理サーバ10からの注文番号を受信し(ステップS115)、例えば受信した注文番号を自己が備える表示装置に表示する。
【0034】
なお、ステップS114にて、注文番号に加えて、受注データの一部または全部を顧客端末20に対して送信するようにしてもよい。このようにすれば、例えば図5に示すように、顧客端末20が備える表示装置に、受信した受注データが示す受注商品、決済方法、決済店舗(顧客Xが商品の受け取りを希望した店舗)などの各種の注文内容や、受信した注文番号などを表示させることが可能となる。
【0035】
ストア端末30は、ステップS113にて送信された店舗Aが決済店舗となっている受注データを受信すると、受信した受注データをWeb注文DB32に登録する(ステップS116)。
【0036】
上記のようにして、顧客端末20からの商品の提供形態を含む購入希望商品の注文や決済方法を注文管理サーバ10にて受け付け、受注内容を示す受注データを、注文管理サーバ10が備える店舗注文DB12と、その受注データが示す決済店舗に設置されているストア端末30が備えるWeb注文DB32に登録する。
【0037】
次に、本発明の第1実施形態に係る注文管理システムにおける決済処理について説明する。図6は、決済処理の例を示すフローチャートである。ここでは、顧客端末20を利用してファーストフードYを発注した顧客Xによる注文番号の提示に応じて、そのファーストフードYを顧客Xの希望する提供形態で提供する場合を例に説明する。
【0038】
まず、顧客Xは、顧客端末20を持参して店舗Aに出向き、顧客端末20が備える表示装置に注文番号を表示させることで、店舗Aのレジ係に注文番号を提示する(ステップS201)。レジ係は、提示された注文番号をPOSレジ31に手入力するか、POSレジ31が備える情報読取装置(例えば、文字認識装置、バーコードリーダなど)を操作して提示された注文番号を読み取るなどすることで、提示された注文番号をPOSレジ31に認識させる。
【0039】
POSレジ31は、注文番号を認識すると(ステップS202)、ストア端末30に対して、認識した注文番号を提示して、注文番号に対応付けされている受注データの取得を要求する(ステップS203)。
【0040】
ストア端末30は、POSレジ31からの受注データの取得要求に応じて、Web注文DB32に格納されている受注データの中から提示された注文番号に対応付けされている受注データを検索し(ステップS204)、検索した受注データをPOSレジ31に送信する(ステップS205)。
【0041】
POSレジ31は、認識した注文番号に対応付けされている受注データを受信すると(ステップS206)、受信した受注データが示す注文内容を、自己が備える表示装置に表示する(ステップS207)。ここでは、例えば図5に示したような注文内容が表示される。具体的には、注文された商品(ファーストフードY)と、その商品の提供形態と、決済方法と、決定店舗とが表示される。
【0042】
レジ係は、表示された注文内容に応じて、受注している商品(例えばファーストフードY)を要求されている提供形態(例えば店内召し上がり用のグラスに盛り付けた形態)として顧客Xに提供し、指定されている決済方法(例えば電子マネーA)を利用して決済を行う。よって、レジ係は、顧客Xに対して、購入希望商品、その商品の提供形態、決済方法について一切質問することなく、顧客Xの要求に応じた商品の提供や決済を行うことが可能となる。従って、レジ係の処理負荷が大幅に軽減されるとともに、聞き間違いによるミスが防止される。また、顧客Xにとっては長時間待たされることがなくなるため、顧客満足度を向上させることが可能となる。
【0043】
POSレジ31は、レジ係の操作に応じて決済処理を行うと(ステップS208)、ストア端末30に対して注文番号を提示して、その注文番号についての決済が完了したことを示す決済完了通知を行う(ステップS209)。
【0044】
決済完了通知を受けると、ストア端末30は、決済完了通知の際に受けた注文番号に対応付けされている受注データが示す注文内容の商品売買が完了したものとして、該当する商品の販売にもとづく売上や販売個数などの計上処理を行う(ステップS210)。そして、ストア端末30は、注文管理サーバ10に対して注文番号を提示して、その注文番号についての決済が完了したことを示す決済完了通知を行う(ステップS211)。
【0045】
決済完了通知を受けると、注文管理サーバ10は、決済完了通知の際に受けた注文番号に対応付けされている受注データが示す注文内容の商品売買が完了したものとして、注文管理情報のステータス(具体的には受注データに対応付けされているステータス識別情報)の内容を、未決済から決済済に変更する(ステップS212)。なお、受注データが登録されるときに、初期ステータス状態として未決済が設定される。
【0046】
上記のようにして、発行された注文番号が提示されたときに、その注文番号に対応付けされている受注データが示す注文内容をPOSレジ31が備える表示装置に表示し、顧客が購入を希望する商品、顧客が希望する商品形態、顧客が希望する決済方法などをレジ係に認識させ、迅速に商品を提供して決済を行うための処理が実行される。
【0047】
上述したように、本発明の第1実施形態によれば、注文管理サーバ10が、注文対象の商品とその商品の受け取りを希望する店舗とその商品の提供形態とを含む注文情報を顧客端末20から受け付け、その注文情報の受け付けにもとづき注文番号を発行し、注文情報と注文番号とを含む受注データを店舗注文DB12に登録し、注文情報に含まれる店舗に設けられている店舗設置装置に対して受注データを送信し、発行した注文番号を顧客端末20に送信することとし、店舗設置装置が、注文管理サーバ10からの受注データをWeb注文DB32に登録し、顧客端末20に対して発行した注文番号を認識し、認識した注文番号に対応する受注データをWeb注文DB32から読み出して、その受注データに含まれる注文情報が示す注文対象の商品とその商品の提供形態を表示し、決済が完了したことに応じて売上計上を行うとともに、注文管理サーバ10に対して決済の完了を通知する構成としているので、店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減することができ、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができる。
【0048】
例えば、店内に飲食エリアが設けられている場合には、その飲食エリアから顧客端末20を用いて注文を行い、レジが空いているときに、レジに商品を受け取りに行くようなことも可能となる。
【0049】
また、上述した実施の形態では、注文管理サーバ10が、注文対象の商品とその商品の受け取りを希望する店舗とその商品の提供形態とを含む注文情報を顧客端末20から受け付け、注文情報の受け付けにもとづき注文番号を発行し、注文情報と注文番号とを含む受注データを店舗注文DBに登録し、注文情報に含まれる店舗に設けられているストア端末30とPOSレジ31とを含む店舗設置装置に対して受注データを送信し、注文番号を顧客端末20に送信する構成とされている。このように、注文管理サーバ10が、注文番号とその注文番号に対応する受注データとをそれぞれ店舗設置装置に対して提供するので、注文番号に対応する受注データを店舗内で把握することが可能となり、顧客端末20に付与されている注文番号に対応付けされている注文対象の商品やその商品の提供形態をレジ係に認識させることができるため、店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減することができ、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができる。
【0050】
また、上述した実施の形態では、注文管理サーバ10が、商品を受け取る際の決済方法を顧客端末20から受け付け、受注データに、注文情報と、注文IDと、決済方法とを含むこととし、POSレジ31が、受注データに含まれる注文情報が示す注文対象の商品と、その商品の提供形態と、その商品を受け取る際の決済方法とを表示する構成としているので、顧客の要求に応じた決済方法をレジ係に正確かつ迅速に把握させることができ、レジ係の作業負担をさらに軽減させることができ、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができる。
【0051】
なお、上述した実施の形態においては、商品の例としてファーストフードを挙げていたが、持ち帰り用の形態と店内あるいは店舗近傍での召し上がり用の形態といった複数種類のレジでの提供形態を有するものであれば、どのような商品であってもよい。また、上述した実施の形態においては、商品の提供形態として、商品を持ち帰って飲食することとする持ち帰り形態と、商品を店舗内あるいは店舗近傍で飲食することとする召し上がり形態とを挙げていたが、レジにてレジ係によって確定される形態であれば、他の形態についても適用可能である。
【0052】
[実施形態2]
上述した第1の実施形態では、注文の際に商品の受け取りを行う店舗を指定することとしていたが、店舗の指定を行うことなく注文を行い、本システムで管理されているストア端末が設置された任意の店舗で商品を受け取るようにしてもよい。なお、以下の説明において、上述した第1の実施形態と同様の構成及び動作を行う部分については、同一の符号を引用して詳細な説明は省略する。
【0053】
図7は、本発明の第2実施形態に係る注文管理システムにおける注文受付処理の例を示すフローチャートである。本例では、注文管理サーバ10は、ステップS112にて受注データを作成すると、作成した受注データを、店舗注文DB12に登録する(ステップS113a)。本例では、受注データに決済店舗に関する情報は含まれないため、店舗側に対して受注データが送信されることはない。すなわち、本例の注文受付処理においては、受注データは、Web注文DB32には登録されない。
【0054】
図8は、本発明の第2実施形態に係る注文管理システムにおける決済処理の例を示すフローチャートである。本例では、POSレジ31は、ステップS202にて注文番号を認識すると、注文管理サーバ10に対して、認識した注文番号を提示して、注文番号に対応付けされている受注データの取得を要求する(ステップS221)。
【0055】
注文管理サーバ10は、POSレジ31からの受注データの取得要求に応じて、店舗注文DB(決済完了していない受注データについては決済対象店舗に関する情報は含まれない)12に格納されている受注データの中から提示された注文番号に対応付けされている受注データを検索し(ステップS222)、検索した受注データをPOSレジ31に送信する(ステップS223)。
【0056】
POSレジ31は、上述したステップS206〜ステップS208を行うと、注文管理サーバ10に対して注文番号を提示して、その注文番号についての決済が完了したことを示す決済完了通知を行う(ステップS224)。
【0057】
決済完了通知を受けると、注文管理サーバ10は、上述したステップS212の処理を行ったあと、計上処理を依頼するための注文番号を含む計上データをストア端末30に対して送信する(ステップS225)。
【0058】
計上データを受けると、ストア端末30は、計上データに含まれている注文番号に対応付けされている受注データが示す注文内容の商品売買が完了したものとして、該当する商品の販売にもとづく売上や販売個数などの計上処理を行う(ステップS226)。
【0059】
上述したように、本発明の第1実施形態によれば、注文管理サーバ10が、注文対象の商品とその商品の提供形態とを含む注文情報を顧客端末20から受け付け、注文情報の受け付けにもとづき注文番号を発行し、注文情報と注文番号とを含む受注データを店舗注文DB12に登録し、注文番号を顧客端末20に送信し、店舗設置装置は、顧客端末20に対して発行した注文番号を認識し、認識した注文番号を提示して注文管理サーバ10に対して注文番号に対応する受注データの取得要求を行い、店舗注文DB12に登録されている受注データを注文管理サーバ10から店舗ネットワーク50を介して取得し、取得した受注データに含まれる注文情報が示す注文対象の商品とその商品の提供形態を表示し、決済が完了したことに応じて売上計上を行うとともに、注文管理サーバ10に対して決済の完了を通知する構成としたので、店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減することができ、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができる。
【0060】
また、上述した実施の形態では、注文管理サーバ10が、注文対象の商品とその商品の提供形態とを含む注文情報を顧客端末20から受け付け、注文情報の受け付けにもとづき注文番号を発行し、受け付けた注文情報と発行した注文番号とを含む受注データを店舗注文DB12に登録し、発行した注文番号を顧客端末20に送信し、顧客端末20に対して発行した注文番号を認識した店舗に設けられるストア端末30とPOSレジ31とを含む店舗設置装置からの注文番号を提示したその注文番号に対応する受注データの取得要求に応じて、店舗注文DB12に登録されている受注データを店舗設置装置に対して店舗ネットワーク50を介して送信する構成とされている。このように、注文管理サーバ10が、店舗設置装置からの注文番号を提示した要求に応じて、その注文番号に対応する受注データを店舗設置装置に対して提供するので、注文番号に対応する受注データを店舗内で把握することが可能となり、顧客端末に付与されている注文番号に対応付けされている注文対象の商品や該商品の提供形態をレジ係に認識させることができるため、店舗において顧客の要求に応じた形態で提供される商品を販売する際のレジにおけるレジ係の作業負担を軽減することができ、かつ、顧客に煩わしい動作を強いることなく顧客満足度を向上させることができる。
【0061】
なお、上述した実施の形態においては特に言及していないが、注文管理システムを構成する各部は、各部に搭載されている処理プログラム(注文管理プログラム)に従って、上述した各種の処理を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】本発明の第1実施形態に係る注文管理システムの構成の例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る注文管理システムにおける注文受付処理の例を示すフローチャートである。
【図3】注文画面の例を示す説明図である。
【図4】決済方法指定画面の例を示す説明図である。
【図5】注文受付画面の例を示す説明図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る注文管理システムにおける決済処理の例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係る注文管理システムにおける注文受付処理の例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態に係る注文管理システムにおける決済処理の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0063】
10…注文管理サーバ,20…顧客端末,30…ストア端末,31…POSレジ,40…インターネット,50…店舗ネットワーク。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
店舗に設けられる店舗端末とPOSレジスタとを含む店舗設置装置と、顧客に使用される顧客端末と、該顧客端末からの商品の注文を通信ネットワークを介して受け付けて受注状況を管理する注文管理サーバとを備えた注文管理システムであって、
前記注文管理サーバは、
注文対象の商品と該商品の受け取りを希望する店舗と当該商品の提供形態とを含む注文情報を前記顧客端末から受け付ける注文受付手段と、
前記注文情報の受け付けにもとづき注文IDを発行する注文ID発行手段と、
受け付けた前記注文情報と発行した前記注文IDとを含む受注データを受注データ総合管理DBに登録する受注データ登録手段と、
受け付けた前記注文情報に含まれる店舗に設けられている店舗設置装置に対して、前記受注データを送信する受注データ送信手段と、
発行した前記注文IDを前記顧客端末に送信する注文ID送信手段とを有し、
前記店舗設置装置は、
前記注文管理サーバからの受注データを受注データ管理DBに登録する店舗側受注データ登録手段と、
前記顧客端末に対して発行した前記注文IDを認識する注文ID認識手段と、
認識した前記注文IDに対応する前記受注データを前記受注データ管理DBから読み出して、当該受注データに含まれる前記注文情報が示す注文対象の商品と該商品の提供形態を表示する注文情報表示手段と、
決済が完了したことに応じて売上計上を行うとともに、前記注文管理サーバに対して決済の完了を通知する完了通知手段とを有する
ことを特徴とする注文管理システム。
【請求項2】
店舗に設けられる店舗端末とPOSレジスタとを含む店舗設置装置と、顧客に使用される顧客端末と、該顧客端末からの商品の注文を通信ネットワークを介して受け付けて受注状況を管理する注文管理サーバとを備えた注文管理システムであって、
前記注文管理サーバは、
注文対象の商品と該商品の提供形態とを含む注文情報を前記顧客端末から受け付ける注文受付手段と、
前記注文情報の受け付けにもとづき注文IDを発行する注文ID発行手段と、
受け付けた前記注文情報と発行した前記注文IDとを含む受注データを受注データ総合管理DBに登録する受注データ登録手段と、
発行した前記注文IDを前記顧客端末に送信する注文ID送信手段とを有し、
前記店舗設置装置は、
前記顧客端末に対して発行した前記注文IDを認識する注文ID認識手段と、
認識した前記注文IDを提示して前記注文管理サーバに対して前記注文IDに対応する前記受注データの取得要求を行い、前記受注データ総合管理DBに登録されている前記受注データを前記注文管理サーバから通信ネットワークを介して取得する受注データ取得手段と、
取得した前記受注データに含まれる前記注文情報が示す注文対象の商品と該商品の提供形態を表示する注文情報表示手段と、
決済が完了したことに応じて売上計上を行うとともに、前記注文管理サーバに対して決済の完了を通知する完了通知手段とを有する
ことを特徴とする注文管理システム。
【請求項3】
前記注文管理サーバは、商品を受け取る際の決済方法を前記顧客端末から受け付ける決済方法受付手段を更に有し、
前記受注データは、注文情報と、注文IDと、受け付けた前記決済方法とを含み、
前記注文情報表示手段は、前記受注データに含まれる前記注文情報が示す注文対象の商品と、該商品の提供形態と、当該商品を受け取る際の決済方法とを表示する
請求項1または請求項2記載の注文管理システム。
【請求項4】
前記商品は、ファーストフード等の複数種類の提供形態を有するものであり、
前記商品の提供形態には、該商品を持ち帰って飲食することとする持ち帰り形態と、当該商品を店舗内あるいは店舗近傍で飲食することとする召し上がり形態とがある
請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の注文管理システム。
【請求項5】
顧客に使用される顧客端末からの商品の注文を通信ネットワークを介して受け付けて受注状況を管理する注文管理サーバであって、
注文対象の商品と該商品の受け取りを希望する店舗と当該商品の提供形態とを含む注文情報を前記顧客端末から受け付ける注文受付手段と、
前記注文情報の受け付けにもとづき注文IDを発行する注文ID発行手段と、
受け付けた前記注文情報と発行した前記注文IDとを含む受注データを受注データ総合管理DBに登録する受注データ登録手段と、
受け付けた前記注文情報に含まれる店舗に設けられている店舗端末とPOSレジスタとを含む店舗設置装置に対して、前記受注データを送信する受注データ送信手段と、
発行した前記注文IDを前記顧客端末に送信する注文ID送信手段とを有する
ことを特徴とする注文管理サーバ。
【請求項6】
顧客に使用される顧客端末からの商品の注文を通信ネットワークを介して受け付けて受注状況を管理する注文管理サーバであって、
注文対象の商品と該商品の提供形態とを含む注文情報を前記顧客端末から受け付ける注文受付手段と、
前記注文情報の受け付けにもとづき注文IDを発行する注文ID発行手段と、
受け付けた前記注文情報と発行した前記注文IDとを含む受注データを受注データ総合管理DBに登録する受注データ登録手段と、
発行した前記注文IDを前記顧客端末に送信する注文ID送信手段と、
前記顧客端末に対して発行した前記注文IDを認識した店舗に設けられる店舗端末とPOSレジスタとを含む店舗設置装置からの前記注文IDを提示した当該注文IDに対応する前記受注データの取得要求に応じて、前記受注データ総合管理DBに登録されている前記受注データを前記店舗設置装置に対して通信ネットワークを介して送信する受注データ送信手段とを有する
ことを特徴とする注文管理サーバ。
【請求項7】
商品を受け取る際の決済方法を前記顧客端末から受け付ける決済方法受付手段を更に有し、
前記受注データは、注文情報と、注文IDと、受け付けた前記決済方法とを含む
請求項5または請求項6記載の注文管理サーバ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2008−90650(P2008−90650A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−271629(P2006−271629)
【出願日】平成18年10月3日(2006.10.3)
【出願人】(399065062)ミニストップ株式会社 (2)
【Fターム(参考)】