説明

洗浄水吐出装置

【課題】大気開放弁による負圧破壊と排水弁による洗浄水排水とにより、水道管側への洗浄水の逆流を確実に防いで、水道法を遵守するシステム構成を容易に実現する。
【解決手段】吐出ノズル14の洗剤供給部9よりも上流側の洗浄水流路3に、止水操作に連動して開閉動作する大気開放弁7を設けた。さらに上記洗剤供給部9と上記大気開放弁7との間の洗浄水流路3であって且つ上記大気開放弁7よりも低い位置に、上記大気開放弁7の開放時に排水ドレン42を開放する排水弁41を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄水吐出装置に関し、詳しくは水道の吐出圧を利用して洗浄水中への液体洗剤の自給引き込みを行なう洗剤供給部を備えた洗浄水吐出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、キッチンにおける調理や食事後の汚れが付着した皿や鍋等の被洗浄物は、液体洗剤を付けたタワシやスポンジを手で持ってこすり洗いをしているか、或いは食器洗い機が利用されている。手洗いの場合は、液体洗剤や長時間の流水が手荒れの原因となる。食器洗い機では、しつこい汚れは十分に落としきれないという問題がある。
【0003】
流し台に設置した通常の水栓カランは、泡沫水やシャワー水にすることで、水跳ね軽減や洗浄性を高める工夫がされているが、洗浄力が低くキッチンシンクの表面や食器等の被洗浄物を綺麗に洗浄できない。
【0004】
従来、水道の吐出圧を利用して洗浄水中への液体洗剤の自給引き込みを行なう洗剤供給部と、気体を混入させる気体混入部とを備えた気泡入り洗浄水吐出装置が知られている(例えば特許文献1)。
【0005】
従来の気泡入り洗浄水吐出装置では、吐出ノズルの洗剤タンクと水道管に通じる内部流路とが連通しているため、止水時或いは断水等で水道管の方で負圧現象による水道水の逆流が起きた時は、吐出ノズルからの洗浄水が水道管側に逆流して、汚染された水が水道上水に混じって家庭の飲料水を汚染する可能性があり、このため水道法を遵守するシステム構成が複雑化するという課題を有していた。
【特許文献1】特開2000−345595号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その課題とするところは、大気開放弁による負圧破壊と排水弁による洗浄水排水とにより、水道管側への洗浄水の逆流を確実に防止でき、これにより水道法を遵守するシステム構成を容易に実現できる洗浄水吐出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を特徴としている。
【0008】
上流端が止水弁6を介して水道管4に接続された洗浄水流路3の下流端に吐出ノズル14を接続し、吐出ノズル14の内部流路19に、水道の吐出圧を利用して液体洗剤の自給引き込みを行なう洗剤供給部9が設けられた洗浄水吐出装置1である。上記洗剤供給部9よりも上流側の洗浄水流路3に、止水操作に連動して開閉動作する大気開放弁7を設ける。さらに上記洗剤供給部9と大気開放弁7との間の洗浄水流路3であって且つ上記大気開放弁7よりも低い位置に、大気開放弁7の開放時に排水ドレン42を開放する排水弁41を設ける。
【0009】
このような構成とすることで、止水時には大気開放弁7によって洗剤供給部9側と水道管4側との通水が縁切りされた負圧破壊状態にでき、またこのとき大気開放弁7よりも低い位置にある排水弁41が開いて吐出ノズル14からの洗浄水が排水ドレン42から排水されるようになるので、吐出ノズル14側の洗浄水が大気開放状態にある洗浄水流路3の高低差を乗り越えて水道管4側へ逆流することも確実に防止できるようになる。
【0010】
また上記排水弁41は、水道管4側の水圧低下に応じて排水ドレン42を開放するように開閉動作するものであるのが好ましく、この場合、水道水圧の変化により開閉する簡易な構造で排水弁41を構成できる。
【0011】
また、上記洗浄水流路3に、洗剤供給部9側と大気開放弁7側と排水ドレン42側とに各々通じる三方分岐路を設け、該三方分岐路に、通水時には排水ドレン42側のみを閉じ止水時には大気開放弁7側のみを閉じる排水弁41を配置するのが好ましく、この場合、排水弁41を排水ドレン42側のみを閉じる状態と大気開放弁7側のみを閉じる状態とに作動させればよいので、排水弁41を簡易な構成にすることができる。
【0012】
また、上記洗浄水流路3に、洗剤供給部9側と大気開放弁7側と排水ドレン42側とに各々通じる三方分岐路を設け、該三方分岐路に、通水時には排水ドレン42側のみを閉じ止水時には大気開放弁7側と洗剤供給部9側と排水ドレン42側の三方を同時に開く排水弁41を配置するのが好ましく、この場合、排水弁41による排水時には3方のそれぞれに残る洗浄水をすべて排水可能となり、水道管4側への洗浄水の逆流防止をより確実に行なえるようになる。
【発明の効果】
【0013】
本発明は、大気開放弁による負圧破壊効果と排水弁による逆流洗剤の排出効果とにより、水道管側への洗浄水の逆流を確実に防止でき、水道上水を汚染するおそれがないものであり、このような逆流防止対策を施すことで、水道法を遵守するシステム構成を容易に実現できるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
【0015】
図2は、流し台2の通常の水栓カラン40とは異なる位置に設けられたキッチンシンク13用の洗浄水吐出装置1の一例である。
【0016】
洗浄水吐出装置1の洗浄水流路3の上流端は水道管4に接続してあり、洗浄水流路3には水源となる水道水が供給される。洗浄水流路3には上流側から順に、図1に示すように、定流量弁5(減圧弁)、止水弁6、大気開放弁7、排水弁41を設けてあり、更に下流側には立上管15及びノズルホース16を介して吐出ノズル14が接続されており、これらを順に通過した洗浄水が吐出ノズル14の先端に設けた吐出口12からキッチンシンク13内に吐出されるようになっている。
【0017】
定流量弁5及び止水弁6は、流し台2に内装されている。定流量弁5は水道の吐出圧により水道水を減圧し流量を一定にして下流側へと送る。止水弁6は電磁弁からなり、該止水弁6を開閉することで吐出ノズル14の吐出口12から洗浄水を吐出するか否かを切り替える。
【0018】
大気開放弁7は、洗浄水流路3の上流側の水圧の変化により開閉するフロート弁からなり、水道管4側の水圧低下に応じて洗浄水流路3内の空間を大気に開放するように開閉動作するものであり、負圧破壊装置として機能する。
【0019】
上記大気開放弁7の下流側には後述の排水弁41が配置され、この排水弁41よりも下流側の流路は立上管15となっている。立上管15は、図1に示すように、カウンタ18から上方に立設されており、その上端部には、カランネック部28が取り付けられている。このカランネック部28は、先端が前下方に向くようなアーチ型に形成され、内部にノズルホース16が収納されていると共に、ノズルホース16の一端が立上管15の下流に接続され、他端がカランネック部28の外部に配置される吐出ノズル14の後端部に接続されている。
【0020】
上記吐出ノズル14には、図7に示す気体混入部8、洗剤供給部9、気泡微細化部10、整流部11が設けられている。ここでは、吐出ノズル14の内部には上流部19a、中流部19b、下流部19cで構成される直線状の内部流路19が形成されている。内部流路19の上流部19aには絞り管20を設けてあり、絞り管20の下流側の管径は上流側の管径よりも短い。内部流路19の上流部19aの内周面において、絞り管20の外周面に対向する位置又は絞り管20よりも若干下流側の位置には気体取込口8aからなる気体混入部8と液体洗剤取込口9aからなる洗剤供給部9を設けてあり、図示例では絞り管20の外周面に対向する位置に気体混入部8を設けると共に、絞り管20の若干下流側に位置する内周面に洗剤供給部9を設けている。
【0021】
上記気体混入部8は、室内に開放されており、洗浄水が絞り管20を通過することで、内部流路19の気体混入部8近傍で負圧が発生し、エジェクタ効果を利用して外気が気体混入部8より内部流路19に取り込まれる。
【0022】
上記洗剤供給部9は、洗剤タンク21内部に連通している。洗剤タンク21の出口から洗剤供給部9までの流路の途中には開閉弁22を設けている。図6のように開閉弁22の操作スイッチ26は吐出ノズル14側に設けてあり、操作スイッチ26を操作することで開閉弁22の開閉を切り替えられるようになっている。図中の17は洗剤タンク21の液体洗剤補給口を開閉するキャップである。洗剤タンク21内には液体洗剤、例えば、液体洗剤原液又は液体洗剤原液を水で希釈したものが貯留されている。
【0023】
上記内部流路19の中流部19bは、ベンチュリ管状の流路としてあり、上流側の減圧部23と下流側の増圧部24とで構成してある。減圧部23は下流側に向かって流路径を縮小した流路からなり、増圧部24は下流側に向かって流路径を拡大した流路からなり、該中流部19bを通過する気泡入り洗浄水は減圧部23及び増圧部24を通過する際に生じる圧力変動に伴って含有する比較的大きな気泡が剪断されて微細化される。また、中流部19b(増圧部24)の下流側端部には、気泡を更に微細化するためのメッシュ25を設けてある。
【0024】
内部流路19の下流部19cは、流れ方向において断面が同一の円形となった整流部11としてある。整流部11は流路長さLを整流部11の直径aの2〜5倍としてあり、気泡入り洗浄水は断面円形で流路長さの長い整流部11で整流されて吐出量の偏りを防止している。
【0025】
ここで、図4は排水弁41の一例を示している。排水弁41は流し台2の上面を構成するカウンタ18の下に設置されている。この排水弁41は、洗剤供給部9側の最下部H2よりも高く、且つ上記大気開放弁7の高さHよりも低い位置H1に配置されており、水道管4側の水圧低下に応じて排水ドレン42を開放するように開閉動作するものである。図4の例では、洗浄水流路3には、洗剤供給部9側(3a側)と大気開放弁7側(3b側)と排水ドレン42側とに各々通じる三方分岐路が設けられており、この三方分岐路に排水弁41が配置されている。この排水弁41は、弁バネ46によって大気開放弁7側の弁座43に向かって常に付勢されており、通水時には弁バネ46が水圧で押されて収縮して弁座44に押圧されることで、排水ドレン42側が閉じられて、矢印イで示すように大気開放弁7側(3b側)から洗剤供給部9側(3a側)に通水される状態となり、一方、止水時には、弁バネ46が復帰して排水弁41が大気開放弁7側の弁座43に向かって押圧されることで、大気開放弁7側が閉じられて、排水ドレン42側が開放されて矢印ロで示すように吐出ノズル14からの洗浄水を排水するものである。
【0026】
上記構成の洗浄水吐出装置1を用いてキッチンシンク13の表面や食器等の被洗浄物を洗浄するには、吐出ノズル14を可動して吐出口12を被洗浄物に向け、この状態で止水弁6を開いて水道管4から水道水が洗浄水流路3に供給され、定流量弁5及び止水弁6、排水弁41を経て立上管15内を通過する。このとき大気開放弁7のフロートが浮き上がって大気開放口を塞ぐことで洗浄水流路3内の空間は密閉された状態となり、水道水は立上管15を通過し、ノズルホース16を経て吐出ノズル14へ供給され、吐出ノズル14の内部流路19を通過した後、吐出ノズル14の先端の吐出口12から吐出される。このとき水道の吐出圧を利用して、気体混入部8から空気が混入され、さらに吐出ノズル14に設けた操作スイッチ26を操作して開閉弁22を開くことで、洗剤タンク21の液体洗剤が洗剤供給部9から自給引き込みされて、気泡入り洗浄水となって吐出口12から吐出される。
【0027】
ここで、止水弁6を閉じた時或いは断水等により水道管4側で負圧(例えば−54KPa)が発生した時は、大気開放弁7が開いて洗浄水流路3内の空間が大気に開放されるようになるので、洗剤供給部9側と水道管4側との通水が縁切りされた負圧破壊状態となり、水道管4への洗浄水の逆流現象が防がれる。
【0028】
しかもこのときは排水弁41によって大気開放弁7側が閉じられて排水ドレン42が開放されることで、吐出ノズル14側の洗浄水が外部に排出されるようになるので、吐出ノズル14側からの洗浄水が大気開放弁7側の大気開放状態にある洗浄水流路3の高低差(H2、H1、H)を乗り越えて水道管4側に達することもなくなる。従って、大気開放弁7による負圧破壊効果と排水弁41による洗浄水の排出効果とによって、水道管4側への洗浄水の逆流を確実に防止できる結果、水道上水を汚染するおそれがない逆流防止対策を施すことができ、水道法を遵守するシステム構成を容易に実現できる利点がある。
【0029】
また本例の大気開放弁7は、水道管4側の水圧低下に応じて洗浄水流路3内の空間を大気に開放するように開閉動作するものであるから、水道水圧の変化により開閉する簡易なフロート弁で大気開放弁7を構成できる利点があり、また排水弁41も同様に水道水の水圧低下に応じて開閉作動する簡易な弁構造で済む利点がある。
【0030】
なお、大気開放弁7及び排水弁41は、必ずしも水圧変化に応じて自動的に開閉動作を行なうものに限らず、例えば止水操作に連動して電気的に開閉動作する電磁弁で構成されてもよい。
【0031】
また前記実施形態では、排水弁41をカウンタ18の下に配置したが、例えば、図3に示すように、排水弁41をカウンタ18の上に配置してもよい。本例では、立上管15は、図1に示すように、流し台2の上面を構成するカウンタ18から上方に延びており、充分な高さで下方に折り返した逆U字状の管からなり、該立上管15の上端部には大気開放弁7が設けられている。立上管15の内部に排水弁41が収納されている。排水弁41は、洗剤供給部9側の最下部H2よりも高く、且つ上記大気開放弁7の高さHよりも低い位置H1に配置される。本例では、排水弁41の高さを立上管15の略1/2の高さ程度に配置することで、排水弁41を大気開放弁7よりも低く配置している。
【0032】
図5は図4の変形例であり、洗浄水流路3に設けた三方分岐路に通水時には排水ドレン42側のみを閉じ、止水時には大気開放弁7側(3b)と洗剤供給部9側(3a)と排水ドレン42側の三方を同時に開く排水弁41を配置した場合の実施形態である。他の構成は図1の実施形態と同様である。本例では、弁バネ46によって排水弁41が大気開放弁7側と排水ドレン42側との間の流路部分に設けた中央弁座45に向かって付勢されている。通水時には弁バネ46が水圧で押されて収縮し、排水弁41が排水ドレン42側の弁座44に向かって押圧されることで、図5(a)のように排水ドレン42側が閉じられて、矢印イで示すように大気開放弁7側から洗剤供給部9側(吐出ノズル14側)に通水される状態となる。一方、止水時には、弁バネ46が復帰して排水弁41が中央弁座45に向かって押圧されることで、図5(b)のように大気開放弁7側と洗剤供給部9側と排水ドレン42側の三方が同時に開かれた状態となり、矢印ロ、ハで示すように吐出ノズル14からの洗浄水のみならず大気開放弁7側からの残った洗浄水をそれぞれ排水ドレン42に排水できるようになる。従って、大気開放弁7より下流側の洗浄水流路3に残る洗浄水をすべて排水でき、水道管4側への洗浄水の逆流防止をより確実に行なうことができる利点がある。
【0033】
なお前記実施形態では、洗剤タンク21を吐出ノズル14に一体に取り付けた場合を例示したが、必ずしもこれに限らず、例えば洗剤タンク21を吐出ノズル14とは別体に設け、洗剤タンク21を洗剤供給パイプを介して吐出ノズル14の洗剤供給部9に連結する構成も可能である。
【0034】
また、前記実施形態では、気体混入部8と洗剤供給部9とを併せ持った吐出ノズル14を例示したが、気体混入部8は省略可能である。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の一実施形態の排水弁及び大気開放弁を備えた洗浄水吐出装置の概略構成図である。
【図2】同上の洗浄水吐出装置の設置の一例を説明する斜視図である。
【図3】同上の排水弁を流し台のカウンタの上方に配置した他の実施形態を説明する概略構成図である。
【図4】(a)は同上の排水弁を三方分岐路に配置した状態を示し、(b)は排水ドレン側を閉じて大気開放弁側から洗剤供給部側への通水状態を示し、(c)は大気開放弁側を閉じて洗剤供給部側から排水ドレン側への排水状態を示す概略構成図である。
【図5】(a)(b)は同上の三方分岐路に配置される排水弁の他の実施形態の説明図である。
【図6】同上の吐出ノズルと洗剤タンクの接続状態を説明する斜視図である。
【図7】同上の吐出ノズルの内部構造を説明する断面図である。
【符号の説明】
【0036】
1 洗浄水吐出装置
3 洗浄水流路
4 水道管
6 止水弁
7 大気開放弁
9 洗剤供給部
14 吐出ノズル
19 内部流路
41 排水弁
42 排水ドレン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上流端が止水弁を介して水道管に接続された洗浄水流路の下流端に吐出ノズルを接続し、吐出ノズルの内部流路に、水道の吐出圧を利用して液体洗剤の自給引き込みを行なう洗剤供給部が設けられた洗浄水吐出装置において、上記洗剤供給部よりも上流側の洗浄水流路に、止水操作に連動して開閉動作する大気開放弁を設けると共に、上記洗剤供給部と大気開放弁との間の洗浄水流路であって且つ上記大気開放弁よりも低い位置に、上記大気開放弁の開放時に排水ドレンを開放する排水弁を設けたことを特徴とする洗浄水吐出装置。
【請求項2】
上記排水弁は、水道管側の水圧低下に応じて排水ドレンを開放するように開閉動作するものであることを特徴とする請求項1記載の洗浄水吐出装置。
【請求項3】
上記洗浄水流路に、洗剤供給部側と大気開放弁側と排水ドレン側とに各々通じる三方分岐路を設け、該三方分岐路に、通水時には排水ドレン側のみを閉じ止水時には大気開放弁側のみを閉じる排水弁を配置したことを特徴とする請求項1記載の洗浄水吐出装置。
【請求項4】
上記洗浄水流路に、洗剤供給部側と大気開放弁側と排水ドレン側とに各々通じる三方分岐路を設け、該三方分岐路に、通水時には排水ドレン側のみを閉じ止水時には大気開放弁側と洗剤供給部側と排水ドレン側の三方を同時に開く排水弁を配置したことを特徴とする請求項1記載の洗浄水吐出装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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