説明

洗浄装置

【課題】洗浄プロセスを短縮することができ、許容できる範囲の電気接続負荷を有する洗浄装置を提供する。
【解決手段】汚れやインキ等を表面から取り除くための洗浄布10を備えている洗浄装置が、洗浄プロセスを補助するための超音波装置を有している。洗浄装置は、1つまたは複数の超音波発生器24,34,44,54,124と、それぞれ振動する平坦な金属体23,33,43,53,123の形態である1つまたは複数の共振子とを有しており、この共振子から、洗浄すべき表面の実質的に直線状の領域へ音響エネルギーが付与される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄布と、洗浄プロセスを補助するための超音波装置とを有する、特に印刷機内の胴のための洗浄装置に関する。
【背景技術】
【0002】
このような種類の洗浄装置は、たとえば特許文献1から公知である。特許文献1では、洗浄プロセスを補助するために、オフセット印刷機のブランケット胴に張り渡されたゴムブランケットの表面から汚れやインキなどを容易に除去するのに役立つ超音波発生源が設けられている。さらに特許文献2には、デジタル印刷機のためのブランケット洗浄装置が記載されている。特許文献2では、印刷画像を担持する胴の洗浄のために、胴の表面に当接する液体がしみこんだ洗浄ベルトに超音波アクチュエータを作用させることができる。さらに特許文献3には、超音波発生器を有しているが洗浄布は有していない、オフセット印刷機のブランケット胴のための洗浄装置が記載されている。特許文献3では、はがされた汚れの粒子がゴムリップによって胴の表面から掻き落とされる。
【0003】
特許文献4には、ゴム表面と直接的に機械的に接触する、超音波領域で振動する洗浄ブレードを用いることが記載されている。このような種類の装置では、ブレードの手前でゴムブランケットに噴射される洗浄液が印刷機の中に入り、そこで腐食などによる不具合を引き起こすおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開第WO03/011599号パンフレット
【特許文献2】ドイツ特許出願公開第10063987A1号明細書
【特許文献3】ドイツ特許出願公開第19732060号明細書
【特許文献4】特開平11−70641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ブランケット胴のインキが着いたブランケットがジョブ変更時に洗浄される、オフセット印刷機で従来使用されているいわゆるブランケット洗浄装置は、通常、洗浄プロセスを補助するための超音波発生源を有していない。このような補助がなくても洗浄時間は約2分であり、ゴムブランケットは、胴が10回ほど回転するあいだにきれいに洗浄される。それにもかかわらず、迅速なジョブ変更のために、洗浄時間をさらに短くしたいという要求がある。しかしこれは、従来技術に記載されている超音波洗浄装置では不可能である。その実現を阻んでいるのは、提案されている装置の必要とする出力が大きすぎることである。それは、ゴムブランケットの表面に1回付与することによって超音波洗浄作用を実現するためには、インキが着いたゴムブランケットの表面に、通常は材料加工でしか知られておらず例えば溶接用のソノトロードによって実現できるような非常に高密度の超音波出力が必要だからである。従来の安価な音響生成器は、必要な超音波出力を提供することができない。それは電気出力を有効な音響出力に変換する効率が低いため、それ自体が非常に強く発熱してしまい、このことは、音響発生源の破損につながりかねない。そのため、超音波の補助によってゴムブランケット洗浄装置の洗浄能力を向上させるための従来の提案は、広く普及するには至っていない。
【0006】
本発明の目的は、洗浄プロセスを明らかに短縮することができ、許容できる範囲の電気接続負荷を有する洗浄装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記した目的は、請求項1の特徴部に記載された特徴によって達成される。
【0008】
本発明によると、1つまたは複数の超音波発生器により発生される音響エネルギーが、振動する平坦な金属体の形態の共振子によって、洗浄すべき表面の実質的に直線状の領域に付与される。そのために、周波数が20kHzより大きい超音波領域において固有の形態(Eigenform)で振動する、たとえば特殊鋼やチタンからなる薄板部材が用いられるのが好ましく、その場合、薄板部材は固有の形態の安定化のために、すなわち、薄板の長さ全体にわたる振動の固有の形態の均一化のために、曲げ部と切削部を備えていてよい。洗浄すべき表面において実質的に直線状の領域で生成される高密度の音響エネルギーが、インキや汚れを表面から引きはがし、それにより、汚れの粒子またはインキ粒子は、表面に当接する湿った洗浄布によって取り去られる。このとき、洗浄布が洗浄動作中に直線状の領域全体にわたって連続的に運動する一方、同時に、洗浄すべき部分が洗浄布の運動の方向へ、またはこれと反対の方向へ、より速い表面速度で運動すると特に好ましい場合がある。
【0009】
さらに、洗浄すべき表面に洗浄布を押し付けるために、薄板部材の曲げられた、または丸くされた長手方向端部を用いるのが好都合である。そのために薄板部材は、接線において、洗浄すべき部分の表面法線に対して約10°から70°の角度範囲で傾いているのが好ましい。
【0010】
本発明のその他の利点は、添付する図1〜9を参照して行う以下の実施形態の説明から明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】オフセット印刷機の印刷ユニットの胴を、胴の軸に対して垂直な平面で示した模式図である。
【図2】本発明のゴムブランケット洗浄装置の押圧部材の第1の実施形態を、胴の軸に対して垂直な断面で詳細に示す図である。
【図3】超音波振動子とクランプフランジと共振子23とで構成される、完成した構成ユニットを示す斜視図である。
【図4】金属体を振動子の軸の方向から見た図である。
【図5】金属体の断面図である。
【図6】超音波装置を示す図である。
【図7】超音波装置を、図6に直交する方向から見た図である。
【図8】中央部が励起されたときの薄板の振動を示す図である。
【図9】複数の超音波装置を含む洗浄装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1は、オフセット印刷機の印刷ユニットの胴を、胴の軸に対して垂直な平面で示した模式図である。符号PLZはいわゆる版胴を示しており、その上には、クランプ溝にある保持部によって、インキ装置FWのローラによりインキ着けされる図示しない版が取り付けられている。版の印刷画像は、胴が回転したときに、図面では下方に示されているブランケット胴GTZに張り渡されたゴムブランケットGTに移される。符号PBは、ブランケット胴GTZと圧胴GDZの間に挿通され、その際にゴムブランケットGTによりインキで印刷される枚葉紙を示している。
【0014】
ゴムブランケットを洗浄するために、オフセット印刷機では普通であるように、印刷動作の終了後のジョブ変更のときに矢印Pに沿ってブランケット胴GTZに当接させることができるゴムブランケット洗浄装置GTWが設けられている。この洗浄装置GTWは、通常、供給ロール11aから1サイクルごとに周期的に繰り出されて第2のロール11bに巻き取られる洗浄布10を含んでいる。その間に、洗浄布10は押圧部材11によって、洗浄すべきゴムブランケットGTの表面に押し付けられる。
【0015】
通常、このようなゴムブランケット洗浄装置は、洗浄すべき胴の表面が、押圧された洗浄布の下を通って回転し、1回転の間に洗浄布は何回かのサイクルで段階的に進行して、洗浄布のインキが着いた帯状の領域が回収ロール11bの方向へさらに繰り返し搬送されるように、作動する。さらに洗浄装置は、洗浄布を作動させるための駆動装置を含み、供給ロール11aにすでに洗浄液が含浸されていない場合には、洗浄液を供給するための装置も含んでいる。
【0016】
図2は、本発明に基づいて改良されたゴムブランケット洗浄装置GTWの押圧部材11の第1の実施形態を、胴の軸に対して垂直な断面でより詳細に示している。
【0017】
図2に示す実施例では、押圧部材11は、洗浄布10をゴムブランケットGTに押し付ける側に長手方向スリット22を備えているU字型のアルミニウム型材21で構成されている。型材21の内部には、図4と図5に示されている構造を備えた長く延びた平坦な金属部品23があり、この金属部品は、以下にさらに説明するように、好ましいモードで振動させるために超音波振動子24で励起することができる。超音波振動子24は2つの円筒状の質量体13aおよび13bで構成されており、これらの間には、接触板25により分離された、両面にそれぞれ金属電極が蒸着された2つの圧電セラミック層13cおよび13dが配置されている。超音波振動子24の、洗浄布10の方を向いている下側の部分13aは、その下面14に、永続的に固定するねじ接合によって金属部品23が中央に取り付けられており、さらに、それに加えて金属部品に接着されている。超音波振動子24と、超音波振動子24が押圧部材21の受け部27に取り付けられているクランプフランジ26と、2つのねじによって振動子の前面に取り付けられた「共振子」23とで構成される、完成した構成ユニットが、図3の斜視図に示されている。金属部品23そのものは図4および図5に示されており、振動子24の軸の方向から見た図(図4)として、および断面図(図5)として示されている。この金属部品は厚さ2ミリメートル、幅35ミリメートル、長さ200ミリメートルの特殊鋼からなる薄板23で構成されており、その長手方向側部23aおよび23bは、図面から明らかなように曲げられている。さらに、ねじ穴28aおよび28bを結ぶ線と対称に、深さ0.5ミリメートル、幅6ミリメートルの2つの切削部29aおよび29bが設けられている。長手方向側部23a,23bの曲げ部と切削部29a,29bとにより、共振子として作用する薄板23の振動の固有の形態は、有効幅全体にわたって、すなわち薄板23の長さ全体にわたって、可能な限り均等に生じる。薄板23の寸法と材料を適宜に変えれば、20kHzを超える、たとえば約36kHzの超音波領域で、隣接するモードに対して十分に長い距離を有する固有の形態が生じることが示されており、それにより、図8に簡略化して概略的に示すように、相応の周波数で中央部が励起されたとき、薄板23はその周波数で共振して安定的に振動する。洗浄動作のとき、すなわち、洗浄液を含浸している洗浄布10に薄板が当て付けられており、その洗浄布によってある程度減衰させられるときに、振動のために要する超音波振動子24の出力は、上述した20センチメートルの有効幅の場合には約80ワットである。
【0018】
図6と図7に示す好ましい実施形態では、薄板123はチタンで作られており、32mmの幅と8mmの厚さを有している。図3〜5に示す実施形態の鋼板とは異なり、この薄板は切削部を有していない。しかし、金属体すなわち薄板の、洗浄布の方を向いている両端のエッジが丸くされている。この薄板123は41kHzで振動する固有の形態を有している。この実施形態では、チタンのより好ましい材料定数により、隣接する振動モードに対してより大きな距離をおくことができ、したがって、超音波発生器124によって励起される振動のより高い安定性を、所望のモードで実現することができる。
【0019】
図2に示すように、型材21の丸くされたU字型の両脚部が、洗浄布10をゴムブランケットGTの表面に押し付ける。洗浄布を洗浄液で湿すために、型材21に沿って流入管15が設けられている。洗浄液により、振動する金属部品23または123から洗浄布10と接するラインに付与される超音波エネルギーが、ゴムブランケットGTの表面へと効果的に導かれ、そこでゴムブランケット表面に付着している汚れや残留インキを、液体中に発生する気泡のキャビテーションに基づいて除去することができる。
【0020】
当然ながら、ただ1つの金属部品23に代えて、個別の複数の金属部品およびそれらにそれぞれ付属する超音波振動子を型材21に配置することも可能である。
【0021】
製造技術上の理由により、フォーマットの幅と胴の長さがそれぞれ異なる印刷機の型式に備えて、同じ寸法の複数の超音波装置を含む洗浄装置、すなわち、たとえば52番フォーマット用に2つ、74番フォーマット用に3つ、105番フォーマット用に4つの超音波装置を含む洗浄装置を設けると好都合な場合がある。このようなケースが図9に示されている。この図面では、符号110は印刷機のブランケット胴GZの上に引き出された洗浄布を表している。ブランケット胴の表面に張り渡されたゴムブランケットGTに洗浄布110が押圧される直線状の領域には、図2〜5または図6〜7に示されているような同一種類の超音波装置が4つ並べて配置されている。共振子として作用する特殊鋼板23,33,43,53の間隔は、約0.3ミリメートルである。それぞれの「共振子」の間の間隔かが狭いと、洗浄結果に悪影響を及ぼすことがなく、つまり、洗浄時に、2回目の洗浄プロセスを行って洗浄装置を移動させること、すなわち「共振子」を重ね合わせることによって取り除かなくてはならないような筋が形成されないことがわかっている。
【0022】
「共振子」を励起する4つの超音波振動子は、「共振子」の周波数に合わせて調節された共通の共振増幅器30に接続されている。共振用の薄板23,33,43,53の固有周波数に製造上生じる小さな差異は、円筒状の質量体136(図2,3参照)をわずかに研削または旋削することによって、後から補整することができる。このようにして、超音波発生器24,34,44,54およびそれに付属する共振用の薄板23,33,43,53で構成される振動系の固有周波数が同じ値になるように調節される。ただし、このような周波数の調節は、別のやり方で行うこともできる。図示しない別の実施形態では、共振増幅器は、それぞれ独立して周波数を調節できる4つのチャネルを有している。共振増幅器における公知の相応の回路構造によって、共振増幅器の4つのチャネルの、生成される振動の周波数を、4つの共振用の薄板23,33,43,53の固有周波数に自動的に合わせることができる。
【0023】
印刷機のブランケット胴GTZに張り渡されたゴムブランケットGTが洗浄される実施形態を参照して、本発明について説明した。しかし、本発明は、他の機械、装置、または設備における円筒状の面の洗浄にも適用可能であるばかりではなく、平坦な面を洗浄するために用いることもできる。その場合、適切な駆動部によって、洗浄装置と洗浄すべき表面との間の相対運動が生じさせられる。
【符号の説明】
【0024】
10 洗浄布
11 押圧部材
11a 供給ロール
11b 回収ロール
13a,13b 円筒状の質量体
13c,13d 圧電セラミック層
14 超音波振動子の下面
15 流入管
21 押圧部材
22 長手方向スリット
23 金属部品
23a,23b 金属部品の長手方向側部
24 超音波発生器
25 接触板
26 クランプフランジ
27 受け部
28a,28b ねじ穴
29a,29b 切削部
30 共振増幅器
33,43,53 金属体(共振子)
34,44,54 超音波発生器
110 洗浄布
123 薄板
124 超音波発生器
FW インキ装置
GDZ 圧胴
GT ゴムブランケット
GTW ゴムブランケット洗浄装置
GTZ ブランケット胴
PB 枚葉紙
PLZ 版胴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
汚れやインキ等を表面から取り除くための洗浄布(10)と、洗浄プロセスを補助するための超音波装置とを有する洗浄装置において、
前記洗浄装置は、1つまたは複数の超音波発生器(24,34,44,54,124)と、それぞれ振動する平坦な金属体(23,33,43,53,123)の形態である1つまたは複数の共振子とを有しており、該共振子から、洗浄すべき表面の実質的に直線状の領域へ音響エネルギーが付与される
ことを特徴とする洗浄装置。
【請求項2】
前記超音波装置は個別の複数の共振子を含んでおり、前記共振子(23,33,43,53,123)は特に1つの直線に沿って配置されている、請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項3】
1つまたは複数の振動する前記金属体(23,33,43,53,123)はそれぞれ、特に特殊鋼、チタン、またはアルミニウムからなる実質的に長方形の薄板部材で構成されている、請求項1または2に記載の洗浄装置。
【請求項4】
前記金属体は、超音波領域の固有の形態で、実質的に前記金属体(23,33,43,53,123)の長さ全体にわたって延びる、すなわち長さ全体にわたって生じる振動を行うように励起可能である、請求項1から3のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項5】
前記金属体の一方または両方の長手方向端部(23a,23b)は曲げられ、または丸くされており、および/または、前記金属体には、前記金属体に沿って延びる1つまたは複数の凹部(29a,29b)が設けられている、請求項1から4のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項6】
振動する前記金属体の励起される固有周波数は20kHzよりも大きい、請求項1から5のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項7】
隣接する振動モードから可能な限り遠く離れている、前記金属体の固有の形態の振動が励起される、請求項4から6のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項8】
前記金属体は、厚さが約2mmで幅が35mmの特殊鋼薄板帯材(123)からなり、振動の固有周波数は特に35kHzから37kHzまでの間である、請求項4から6のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項9】
前記金属体は、厚さが約8mmで幅が32mmのチタン薄板(123)からなり、振動の固有周波数は特に40kHzから43kHzまでの間である、請求項4から6までのいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項10】
前記洗浄すべき表面は円筒状であり、1つまたは複数の前記金属体(23)は、長手方向の側部(23a,23b)が胴(GT)の軸と平行に延びるとともに、1つまたは複数の振動子(24,124)によって励起され、その振動方向は、前記洗浄布(10)と接するラインにおいて前記胴(GTZ)の表面法線に対して特に10°から70°の間の角度だけ傾いている、請求項1から9のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項11】
前記金属体(23)は前記超音波発生器の一部分(13a)と溶接、ねじ止め、および/または接着されている、請求項1から10のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項12】
前記金属体(23)と前記超音波発生器の前記一部分(13a)とは、1つの材料から作られている、請求項1から10のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項13】
前記共振子(23,33,43,52)の各々が、1つの前記超音波発生器(24,34,44,54)と接続されており、前記共振子は共通の共振増幅器(30)から交流電圧を供給される、請求項2から12のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項14】
前記共振子(23,33,43,52)の各々が1つの前記超音波発生器(24,34,44,54)と接続されており、各々の前記共振子は専用の共振増幅器から、またはマルチチャネルの共振増幅器の専用のチャネルから交流電圧を供給される、請求項2から12のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【請求項15】
印刷機で胴(GTZ)の上に張り渡されたゴムブランケット(GT)を洗浄するために用いられる、請求項1から14のいずれか1項に記載の洗浄装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−253948(P2010−253948A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−99447(P2010−99447)
【出願日】平成22年4月23日(2010.4.23)
【出願人】(390009232)ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト (347)
【氏名又は名称原語表記】Heidelberger Druckmaschinen AG
【住所又は居所原語表記】Kurfuersten−Anlage 52−60, Heidelberg, Germany
【Fターム(参考)】