説明

流体取扱装置

【課題】ポート接着用の接着剤によって分析や測定等に誤差を生じさせないようにする。
【解決手段】プラスチック製のプレート2の裏面には液体の流路13と成り得る微細溝(凹部)6を形成し、プレート2の表面側と微細溝6とを連通する液体案内路7をプレート2に形成する。プレート2の表面側には液体案内路7を取り囲むリング状溝8を形成し、このリング状溝8にはプレート2と同一のプラスチック材料で形成された筒状のポート4の下端部を係合する。リング状溝8の溝底8aとポート4の下面4aとの間に溶剤型接着剤を毛細管現象で浸透させ、ポート4の下面4aとリング状溝8の溝底8aとを接着固定する。この際、溶剤型接着剤は、ポート4の下面4aとリング状溝8の溝底8aの表面を溶かして一体化した後に大気中に揮発し、接着部に殆ど残留することがない。プレート2の裏面側に蓋部材3を接着して、微細溝6及び液体案内路7の裏面側開口部を塞いである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、インテグレーテッド・ケミストリと呼ばれる技術分野で使用される流体取扱装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、ガラスやプラスチックのマイクロチップ(流体取扱装置)の内部に数10μmから200μm程度の微細溝(凹部)を作り、その微細溝を液体の流路や反応槽,分離精製検出槽として使用して、マイクロチップに複雑な化学システムを集積するインテグレーテッド・ケミストリと呼ばれる技術が知られている。このインテグレーテッド・ケミストリによれば、様々な試験に使用される微細溝が形成されたマイクロチップ(Lab−on−chip)を分析化学に限定して使用する場合にはμ−TAS(μ−Total Analytical System)と呼称し、また、マイクロチップを反応だけに限定して使用する場合にはマイクロリアクターと呼称するようになっている。このインテグレーテッド・ケミストリは、分析等の各種試験を行う場合、空間が小さいので拡散分子の輸送時間が短くてすみ、また、液相の熱容量が極めて小さい等の優れた利点を有しているため、ミクロ空間を分析や化学合成等に利用しようとする技術分野において注目を集めている。なお、ここでいう試験とは、分析,測定,合成,分解,混合,分子輸送,溶媒抽出,固相抽出,相分離,相合流,分子補捉,培養,加熱,冷却等の操作・手段を単一又は複合させて行うものである。
【0003】
このようなインテグレーテッド・ケミストリにおいて、例えば、生化学の分野における試験において使用されるキャピラリ電気泳動チップは、ガラスやプラスチックのマイクロチップの内部に10μm〜200μm程度の微細な溝又は円形の凹部等を形成し、この微細溝又は凹部を液体の流路や反応槽等として使用し、核酸やタンパク質等の生体物質やその他の低分子物質といった極微量物質を分離同定するために使用されるものであり、取り扱う物質の体積がナノリットルからピコリットルの微小なものであるから、微細溝を精度良く形成することが求められる。
【0004】
また、このようなマイクロチップは、分析や測定等に使用する液体を外部環境に飛散・漏洩させることがないようにして微細溝内に導入する必要があるため、その表面側に液体導入用のポートが固定されるようになっている。
【0005】
この液体導入用のポートをマイクロチップに固定する方法としては、超音波溶着や振動溶着があるが、これらはいずれも接合し合う材料を局所的ではあるが溶融させることになり、例えば、数十μm角程度の断面の微細溝が変形する虞があり、しかも特殊な設備を必要としてコスト高になるため、採用することができない。
【0006】
また、液体導入用のポートをマイクロチップに固定する方法としては、レーザー溶着することも考えられるが、特殊な設備が必要になり、生産コストの高騰を招くという問題を有している。
【0007】
また、液体導入用のポートをマイクロチップに固定する方法としては、接着剤によって接着固定する方法(特許文献1参照)を適用することが考えられる。この接着剤でポートをマイクロチップに固定する方法によれば、超音波溶着,振動溶着及びレーザー溶着のような問題を生じることがない。
【特許文献1】特表2008−518225号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、液体導入用のポートとマイクロチップとを接着剤で接着固定する態様によれば、ポートとマイクロチップとの接着部に位置する接着剤が分析や測定等に用いられる液体と接触し、その液体中に接着剤が一部溶け込んで、液体の分析や測定等に誤差を生じる虞があった。
【0009】
そこで、本発明は、ポート接着用の接着剤によって分析や測定等に誤差を生じることがない流体取扱装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の発明に係る流体取扱装置は、プラスチック製のプレートの裏面に液体の流路と成り得る凹部を形成し、前記プレートの表面側と前記凹部とを連通する液体案内路を前記プレートに形成し、前記プレートの表面側に前記液体案内路を取り囲むリング状溝を形成するようになっている。そして、前記リング状溝に、前記プレートと同一のプラスチック材料で形成された筒状のポートの下端部を係合するようになっている。また、前記リング状溝の溝底と前記ポートの下面との間に溶剤型接着剤を毛細管現象で浸透させ、前記ポートの下面と前記リング状溝の溝底とを接着固定するようになっている。また、前記プレートの裏面側に蓋部材を接着して、前記凹部の前記裏面側の開口部及び前記液体案内路の前記裏面側の開口部を塞いである。
【0011】
請求項2の発明に係る流体取扱装置は、請求項1の発明の構成に加えて、前記リング状溝の一部に径方向外方側へ張り出す接着剤滴下部を形成し、前記接着剤滴下部に前記溶剤型接着剤を滴下することにより、前記溶剤型接着剤を前記リング状溝に案内するようになっている。
【0012】
請求項3の発明に係る流体取扱装置は、請求項1の発明の構成に加えて、前記ポートの下端部外表面側と前記リング状溝との係合部に接着剤滴下部を形成し、前記接着剤滴下部に前記溶剤型接着剤を滴下することにより、前記溶剤型接着剤を前記リング状溝に案内するようになっている。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、溶剤型接着剤が毛細管現象によってポートの下面とリング状溝の溝底との間に浸透すると、溶剤型接着剤がポートの下面とリング状溝の溝底の表面を溶かして一体化した後に大気中に揮発する。そして、溶剤型接着剤がポートの下面とリング状溝の溝底との接着部に殆ど残留することがない。その結果、本発明によれば、ポートから導入された試料に接着剤が溶け込むようなことがなく、試料に溶け込んだ接着剤に起因する分析又は測定等の誤差を生じることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき詳述する。
【0015】
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る流体取扱装置1を示す図である。なお、図1(a)は、流体取扱装置1の平面図である。また、図1(b)は、流体取扱装置1の正面図である。また、図1(c)は、図1(a)のA−A線に沿って切断して示す流体取扱装置1の正面側断面図である。
【0016】
この図1に示すように、流体取扱装置1は、プレート2と、このプレート2の裏面側(図1(b)の下面側)に接着された蓋部材3と、プレート2の表面側(図1(b)の上面側)に接着されたポート4,4とを備えている。
【0017】
この図1に示す流体取扱装置1のうちのプレート2は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂又はシクロオレフィンコポリマーで射出成形されたプラスチックプレートであり、その詳細形状を図2に示してある。なお、図2(a)は、プレート2の平面図である。また、図2(b)は、プレート2の正面図である。また、図2(c)は、図2(a)のB−B線に沿って切断して示すプレート2の正面側断面図である。
【0018】
図2に示すように、プレート2は、平面形状が矩形形状であり、プレート2を構成する薄板状のプレート本体5の裏面5b側に微細溝(凹部)6が形成されている。このプレート本体5の裏面5b側に形成された微細溝6は、プレート本体5の幅方向中央部に位置し、長手方向に沿って細長く直線状に1筋形成されたものであり、図2(a)の幅方向に沿って切断した断面形状がほぼ正方形(一辺の長さが50〜100μmの正方形)であり、全長が数センチメートルの長さに形成されている。そして、微細溝6の長手方向両端部には、プレート本体5を表裏に貫通する液体案内路7,7がそれぞれ形成されている。この液体案内路7は、図2(a)に示すように、平面形状が円形の丸穴であり、微細溝6をプレート本体5の表面5a側に連通している(図2(c)参照)。
【0019】
また、図2に示すように、プレート本体5の表面5a側には、円筒状のポート4を係合するためのリング状溝8,8が液体案内路7,7と同心円上に位置するように形成されている。このリング状溝8は、液体案内路7が開口するプレート本体5の表面5aに、液体案内路7と間隔をあけて且つ液体案内路7の外側に同心円上に位置するように円筒状の内側突起10を立設し、この内側突起10の外側を取り囲むように間隔をあけて位置するほぼ円筒状の外側突起11を立設することにより形成されている。そして、外側突起11は、微細溝7が延びる方向と反対の方向側に位置する一部分を、平面視が略矩形形状となるように径方向外方側へ張り出させて、接着剤滴下部12を形成するようになっている。ここで、内側突起10及び外側突起11の突起高さは、同一高さ(例えば、プレート本体5の板厚が1.5mmの場合に、内側突起10及び外側突起11の突起高さは0.5mm)に形成されている。また、リング状溝8の溝底8aは、プレート本体5の表面5aと同一平面上に位置している。その結果、プレート本体5の表面5a側を形作る金型の製作が容易になる。
【0020】
図3は、ポート4を示す図である。この図3に示すように、ポート4は、円筒状に形成されており、その肉厚(外径寸法と内径寸法との差)がリング状溝8の溝幅(外側突起11の内径と内側突起10の外径との差)よりも僅かに小さくなるように形成され、その下端部がリング状溝8に係合され、その下面が溶剤型接着剤(アクリサンデー株式会社製のアクリサンデー接着剤(商品名)。なお、「アクリサンデー」は、登録商標)によってリング状溝8の溝底8aに接着されるようになっている(図1参照)。ここで、ポート4は、プレート2と同一材料で押し出し成形された円筒状部材を所定寸法に切断してなるものであり、端面4aが梨地面状の面状態である(例えば、無作為に抽出したサンプル(ポート4)の端面4aの表面粗さがRy2μmの梨地面である)。
【0021】
図4は、蓋部材3を示す図である。この蓋部材3は、プレート2と同一の材料で形成された薄板状のプラスチックプレート又はプラスチックフィルムであり、平面形状がプレート2と同一の矩形形状となるように形成されている。そして、この蓋部材3は、プレート本体5の裏面5b側に接着されることにより、微細溝6及び液体案内路7,7の開口部を塞ぎ、一方のポート4から導入された液体を他方のポート4側へ向けて流動させることが可能な液体の流路13を形成する(図1(b)、図1(c)参照)。なお、蓋部材3は、ポート4をプレート本体5に接着する際に使用した溶剤型接着剤を使用し、毛細管現象によって蓋部材3とプレート本体5との間に浸透した溶剤型接着剤によってプレート本体5の裏面5bに接着される。
【0022】
図5は、ポート4とプレート2との接着状態を説明する図である。なお、図5(a)は、プレート2のリング状溝8にポート4を係合した状態を示す断面図である。また、図5(b)は、図5(a)のC部を拡大して示す図である。また、図5(c)は、ポート4とリング状溝8の溝底8aとの接着後の状態を示す図であり、接着部の拡大断面図である。
【0023】
この図5(a)及び(b)に示すように、プレート2のリング状溝8内にポート4を係合すると、ポート4の下側の端面(下面)4aがリング状溝8の溝底8aに当接した状態となる。しかし、ポート4の下面4aは、梨地面状の表面状態であって微小な凹凸が多数形成されており、リング状溝8の溝底8aとの間に微小な隙間が形成されている。この状態において、接着剤滴下部12に溶剤型接着剤が滴下されると、溶剤型接着剤がリング状溝8へ向けて案内され、その溶剤型接着剤が毛細管現象によってポート4の下面4aとリング状溝8の溝底8aとの間に浸透し、溶剤型接着剤がポート4の下面4aとリング状溝8の溝底8aの表面を溶かして一体化した後に大気中に揮発する(図5(c)参照)。その結果、溶剤型接着剤は、ポート4の下面4aとリング状溝8の溝底8aとの接着部に殆ど残留することがない。
【0024】
以上のようにして形成された流体取扱装置1は、例えば、一方のポート4から液体案内路7を介して微細溝6内に電気泳動用緩衝液や分子ふるい用ポリマ等の分離用媒体を充填し、他方のポート4から液体案内路7を介して微細溝6の一端に試料を導入した後、微細溝6の両端に高電圧を印加して、試料を微細溝6内で移動させ、その電荷や分子量の差などにより特定物質を分離し、これをUV吸収や蛍光などにより検出するために使用される。
【0025】
以上のような本実施形態に係る流体取扱装置1によれば、ポート4とプレート2との接着部に接着剤が殆ど残留しないため、ポート4から導入された試料に接着剤が溶け込むようなことがなく、試料に溶け込んだ接着剤に起因する分析又は測定等の誤差を生じることがない。
【0026】
[第2実施形態]
図6は、本発明の第2実施形態に係る流体取扱装置1を示す図である。本実施形態に係る流体取扱装置1は、外側突起11を円筒状に形成し、ポート4の外表面側を部分的に凹ませて接着剤滴下部14を形成し、その接着剤滴下部14を微細溝6が延びる方向と反対の方向側に配置してある。このポート4に形成した接着剤滴下部14は、ポート4の外表面の母線方向に沿ってポート4の上面から下面まで連続して形成されており、滴下された溶剤型接着剤をリング状溝8の溝底8aに案内するようになっている。そして、接着剤滴下部14によってリング状溝8の溝底8aに案内された溶剤型接着剤は、ポート4の下面4aとリング状溝8の溝底8aとの間の微小隙間内に毛細管現象で浸透し、ポート4の下面4aとリンク状溝8の溝底8aとを溶かして一体化した後に大気中に揮発する(図5(c)参照)。その結果、溶剤型接着剤は、ポート4の下面4aとリング状溝8の溝底8aとの接着部に殆ど残留することがない。
【0027】
このような本実施形態は、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0028】
なお、図6において、接着剤滴下部14は、ポート4の一方の端面(上面)4aから他方の端面(下面)4aまでポート4の外表面の母線に沿って形成されているが、これに限定されるものではなく、ポート4の下面4a側で且つポート4の外表面側に、ポート4の下面4aに向かうにしたがって外径寸法を漸減するテーパ部を形成し、ポート4の下端部外表面側とリング状溝8との係合部に接着剤滴下部を形成するようにしてもよい。
【0029】
また、上記第1実施形態及び第2実施形態は、内側突起10及び外側突起11をプレート本体5の表面5aから突出させ、内側突起10と外側突起11との間にリング状溝8を形成するようになっているが、これに限られず、プレート5の表面5aからリング状に溝を彫り込んで、その溝をリング状溝としてもよい。この場合、リング状溝の溝底は、プレート本体5表面5aよりも裏面側へ向かって引っ込んだ位置にある。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る流体取扱装置の平面図である。図1(b)は、同流体取扱装置の正面図である。図1(c)は、図1(a)のA−A線に沿って切断して示す流体取扱装置の正面側断面図である。
【図2】図2(a)は、本発明の第1実施形態に係る流体取扱装置のプレートの平面図である。図2(b)は、同プレートの正面図である。図2(c)は、図2(a)のB−B線に沿って切断して示すプレートの正面側断面図である。
【図3】図3(a)は、本発明の第1実施形態に係る流体取扱装置のポートの平面図である。図3(b)は、同ポートの正面図である。
【図4】図4(a)は、本発明の第1実施形態に係る流体取扱装置の蓋部材の平面図である。図4(b)は、同蓋部材の正面図である。
【図5】図5(a)は、プレートのリング状溝にポートを係合した状態を示す断面図である。また、図5(b)は、図5(a)のC部を拡大して示す図である。また、図5(c)は、ポートの下面とリング状溝の溝底との接着後の状態を示す図であり、接着部の拡大断面図である。
【図6】図6(a)は、本発明の第2実施形態に係る流体取扱装置の平面図である。図6(b)は、同流体取扱装置の正面図である。図6(c)は、図6(a)のD−D線に沿って切断して示す流体取扱装置の正面側断面図である。
【符号の説明】
【0031】
1……流体取扱装置、2……プレート、3……蓋部材、4……ポート、4a……端面(下面)、6……微細溝(凹部)、7……液体案内路、8……リング状溝、8a……溝底、12……接着剤滴下部、13……液体の流路、14……接着剤滴下部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラスチック製のプレートの裏面に液体の流路と成り得る凹部を形成し、
前記プレートの表面側と前記凹部とを連通する液体案内路を前記プレートに形成し、
前記プレートの表面側に前記液体案内路を取り囲むリング状溝を形成し、
前記リング状溝に、前記プレートと同一のプラスチック材料で形成された筒状のポートの下端部を係合し、
前記リング状溝の溝底と前記ポートの下面との間に溶剤型接着剤を毛細管現象で浸透させ、前記ポートの下面と前記リング状溝の溝底とを接着固定し、
前記プレートの裏面側に蓋部材を接着して、前記凹部の前記裏面側の開口部及び前記液体案内路の前記裏面側の開口部を塞いだ、
ことを特徴とする流体取扱装置。
【請求項2】
前記リング状溝の一部に径方向外方側へ張り出す接着剤滴下部を形成し、前記接着剤滴下部に前記溶剤型接着剤を滴下することにより、前記溶剤型接着剤を前記リング状溝に案内する、
ことを特徴とする請求項1に記載の流体取扱装置。
【請求項3】
前記ポートの下端部外表面側と前記リング状溝との係合部に接着剤滴下部を形成し、前記接着剤滴下部に前記溶剤型接着剤を滴下することにより、前記溶剤型接着剤を前記リング状溝に案内する、
ことを特徴とする請求項1に記載の流体取扱装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−14437(P2010−14437A)
【公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−172592(P2008−172592)
【出願日】平成20年7月1日(2008.7.1)
【出願人】(000208765)株式会社エンプラス (403)
【Fターム(参考)】