説明

流量計管状体の清掃用配管構造及びその配管構造を用いた汚れ除去方法

【課題】 流量計を構成する管状体の内壁面に付着した付着物を確実に且つ効率的に洗浄除去することができる流量計管状体の清掃用配管構造及びその配管構造を用いた付着物除去方法を提供する。
【解決手段】 流体が流入する入口側で管路内を通過する流体の流路を制御する入口弁20と、流体が流出する出口側で管路内を通過する流体の流路を制御する出口弁30と、一端に入口弁20との接続部及び他端に出口弁30との接続部を有すると共に、内部に流体が流入する管状体を有する流量計10とを備え、流量計10の一端に入口弁20を接続させると共に、出口弁30と流量計10の出口弁側の接続部との間にY字形状からなる管路40を接合させて、入口弁20から出口弁30に至る本流路から分岐する分岐流路となるバイパス路41を設けるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流量計管状体の清掃用配管構造及びその配管構造を用いた付着物除去方法に関し、特に面積式流量計に適用して有用なものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば、発電所設備に設置されている脱硫装置などにおいて、流入される流体の流量を調整する際の流量計測などに用いられる流量計(例えば、面積式流量計)では、水などの流体を通水して使用していると、流量計を構成する管状体の内壁面に汚れ(例えば、藻やコケ)などの付着物が付着する。特に、管状体がガラス管で形成されている場合には、ガラス管に付されている計測用の目盛が見え難くなってしまい、流量計測などの業務に支障をきたす虞があった。
【0003】
そこで、脱硫装置から流量計本体を取外して、設備外の場所に流量計を運搬した後にガラス管の内壁面を定期的に清掃する清掃作業が必要であった。このような流量計が、例えば、脱硫装置の冷却塔及び吸収塔の循環ポンプの流量調整に使用されている場合には、複数台設置されている循環ポンプに対してそれぞれ清掃作業が発生するため、非常に労力を伴ってしまうという問題もあった。
【0004】
一方、上述のような清掃作業には、効率化や正確さが要求されている。具体的には、作業時間を短縮させることに伴う作業性の向上や、流量計の取付け・取外し、運搬作業に伴って発生する発電支障などのトラブルを確実に回避することができるような設備環境を構築することが望まれていた。つまり、流量計本体を設置したままの状態で管状体の内壁面の清掃作業が実施できる配管構造や方法などの提案が必要であった。
【0005】
ここで、新たな配管構造を提案する技術として、例えば、汚水桝の改修工法及びそれに使用する器具(特許文献1参照)、及び雨水分流構造及び雨水利用システム(特許文献2参照)等がある。
【0006】
【特許文献1】特開平8−311986号公報(特許請求の範囲等)
【特許文献1】特開2007−231709号公報(特許請求の範囲等)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、汚水桝に通じる配管内の汚水の流れを止めないように、汚水が流入する流路に所定の形状からなる配管や器具を接続又は設置することで、汚水桝を空にする作業をすることなく、汚水桝の破損状態の検査や修理をすることを可能にしている。つまり、特許文献1では、配管流路上に所定の配管や器具を取り付けて汚水の処理ルートを変換させているだけであり、流体が通過する配管内(管状体)に既に付着した汚れなどを根本的に洗浄除去するような清掃作業に適用できるものではない。
【0008】
また、特許文献2に記載された技術では、雨水管の途中に設置する分岐構造として、両Y管を使用し、両Y管の一口をゴミ取り出し口として使用し、両Y管の本管内のゴミ取り出し口より低い位置から他方の雨水取水口の上部にかけて斜めにゴミ受け網を設置し、ゴミ取り出し口に蓋を設置するようにしている。つまり、特許文献2では、両Y管を用いて雨水管用の配管を改造することで、雨水を給排水しない方の分岐管路をゴミ取り出し口用にしており、雨水にまじって流れ落ちた落ち葉などの堆積したゴミ(既に雨水から分離されたゴミ)を除去するだけであり、流体が通過する配管内(管状体)に既に付着した汚れなどを根本的に洗浄除去するような清掃作業に適用できるものではない。
【0009】
本発明はかかる事情に鑑み、流量計を構成する管状体の内壁面に付着した付着物を確実に且つ効率的に洗浄除去することができる流量計管状体の清掃用配管構造及びその配管構造を用いた付着物除去方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、流体が流入する入口側で管路内を通過する流体の流路を制御する入口弁と、流体が流出する出口側で管路内を通過する流体の流路を制御する出口弁と、一端に前記入口弁との接続部及び他端に前記出口弁との接続部を有すると共に、内部に流体が流入する管状体を有する流量計とを備え、前記流量計の一端に前記入口弁を接続させると共に、前記出口弁と前記流量計の出口弁側の接続部との間にY字形状からなる管路を接合させて、前記入口弁から前記出口弁に至る本流路から分岐する分岐流路を設けるようにしたことを特徴とする流量計管状体の清掃用配管構造にある。
【0011】
かかる第1の態様では、入口弁から出口弁に至る本流路から分岐する分岐流路を設けるようにしたことで、流量計を取外す作業を行わなくても管状体の内壁面を清掃することができる。このため、流量計を取外したり取り付けたりする手間が省け、効率的に清掃作業を実施することができる。
【0012】
本発明の第2の態様は、前記流量計の管状体は入口側と出口側とで断面積が異なるテーパ管路であり、その管状体に計測用の目盛が付されている部位が透明部材又は半透明部材で形成されていることを特徴とする第1又は2の態様に記載の流量計管状体の清掃用配管構造にある。
【0013】
かかる第2の態様では、管状体の形状に関係なく、例えば、管状体がテーパ管路であっても目盛の部位を優先的に洗浄することができると共に、汚れなどの付着物が付着している部位(位置)を確認しながら確実に除去することができる。
【0014】
本発明の第3の態様は、前記Y字形状からなる管路は、垂直方向に延びる流路に対して鋭角方向に延びたバイパス路を有するY管であり、そのバイパス路の後端部に取外可能なプラグが取付けられていることを特徴とする第1〜3の何れか一つの態様に記載の流量計管状体の清掃用配管構造にある。
【0015】
かかる第3の態様では、Y管のバイパス路を用いて管状体の斜め上部から確実に内壁面の清掃を実施することができる。
【0016】
本発明の第4の態様は、流体が流入する入口側で管路内を通過する流体の流路を制御する入口弁と、流体が流出する出口側で管路内を通過する流体の流路を制御する出口弁と、一端に前記入口弁との接続部及び他端に前記出口弁との接続部を有すると共に、内部に流体が流入する管状体を有する流量計とを具備して構成される配管構造を用いた付着物除去方法であって、前記流量計の一端に前記入口弁を接続させると共に、前記出口弁と前記流量計の出口弁側の接続部との間にY字形状からなる管路を接合し、前記入口弁から前記出口弁に至る流路上に分岐流路を設けて、前記出口弁を閉止する一方で前記入口弁を開放した後、前記分岐流路の逆流側から清掃器具又は洗浄水を挿入又は導入するようにしたことを特徴とする配管構造を用いた付着物除去方法にある。
【0017】
かかる第4の態様では、出口弁を閉止する一方で入口弁を開放した状態で、分岐流路の逆流側から清掃器具又は洗浄水を挿入又は導入して確実に且つ効率的に管状体を清掃することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、流量計を構成する管状体(ガラス管)の内壁面に付着した付着物を確実に且つ効率的に洗浄除去することができる流量計管状体の清掃用配管構造及びその配管構造を用いた付着物除去方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
【0020】
図1は、本実施形態に係る流量計の使用方法を説明する概略構成図(Y管なし)であり、図2は、本実施形態に係る流量計管状体の清掃用配管構成を示す概略構成図(Y管あり)である。
【0021】
図1には、面積式流量計(ローターメーター)10が示されている。ここで、面積式流量計(以下、単に「流量計」という)10とは、上端が下端より拡がった円錐状の管状体(テーパー管)11の中にフロート(浮子)12を入れたもので、管状体11に導入される流量の大小によってフロート12が上下移動した際に、釣り合う位置を読み取って流量を求める装置である。
【0022】
そして、管状体11には計測用の目盛が付されており、この目盛が付されている部位が透明部材又は半透明部材で形成されている。なお、本実施形態では、管状体11がガラス管で形成されているものとして説明する。
【0023】
図1に示すように、流量計10を使用するための構成としては、流体が流入する入口側で管路内を通過する流体の流路を制御する入口弁20と、流体が流出する出口側で管路内を通過する流体の流路を制御する出口弁30と、一端に入口弁20との接続部となるフランジ部13及び他端に出口弁30との接続部となるフランジ部14を有すると共に、内部に流体が流入する管状体11を有する流量計10とを備える。
【0024】
さらに、入口弁20は、流量計10や脱硫装置などの各配管との接続部となるフランジ部21及び22を有すると共に、入口側流路の開閉動作を調整する調整部23を有する。一方、出口弁30は、流量計10や脱硫装置などの各配管との接続部となるフランジ部31及び32を有すると共に、出口側流路の開閉動作を調整する調整部33を有する。
【0025】
そして、流量計10の一端に入口弁20が接続されると共に、他端に出口弁30が接続されることで、図示する流れ方向に向かって流入した流体の流量を測定することができる。
【0026】
ここで、流量計10の主要部を構成する管状体11はガラス管で形成されているため、使用を繰り返すことで管状体11の内壁面には藻などの汚れやスケールなどの付着物が付着する。このような汚れ等を放置しておくと、ガラス管に付されている目盛の読取ができなくなり、流量計測の業務に支障をきたすこととなる。このため、流量計10の清掃作業として管状体11を流量計10から取外して、専用の施設に運搬した後に、管状体11の内壁面に付着した汚れなどの付着物の除去作業を行っていた。
【0027】
そこで、本実施形態では、管状体11を掃除する度に取外す作業を実施しなくてもいいように、図2のA部に示すY字形状からなる管路40(「Y管」ともいう)を流量計10のフランジ部14と出口弁30のフランジ部31との間に接合させて、入口弁20から出口弁30に至る本流路から分岐する分岐流路を別途設けるようにした。つまり、本実施形態では、流量計10の下流側にY字形状からなる管路40を取り付けたことで、入口弁20から流入した流体が出口弁30を通過して流出する本流路とは別に、本流路の途中から分岐して出口弁30を通過しない分岐流路を設けることで、流量計測用の流路とは別に清掃用の流路を形成した。
【0028】
ここで、上述したY管40の構造についてさらに説明する。図3は、本実施形態に係る流量計管状体を清掃する際の配管構成の要部(Y管)を示す正面図である。
【0029】
図示するように、Y管40は、垂直方向に延びる本流路(図示する矢印方向)に対して鋭角方向に延びたバイパス路41を有しており、そのバイパス路41の後端部に取外可能なプラグ42が取り付けられるように構成されている。そして、Y管40は、流量計10の一端(本実施形態では、フランジ部14)との接続部となるフランジ部43、及び出口弁30の一端(本実施形態では、フランジ部31)との接続部となるフランジ部44を有する。
【0030】
ここで、鋭角方向に延びるバイパス路41は、垂直方向に延びる本流路に対してα度の角度を有して形成される。また、鋭角方向α度の基点となる高さHは、フランジ部44から所定の長さ、例えば、バイパス路41の延長線がフランジ部44の端部に交わらない程度の長さを有していることが好ましい。鋭角方向α度の基点となる高さHが短くなると、バイパス路41を用いて清掃作業をする際に、挿入する清掃器具などがフランジ部44と接触してしまい、効率的な清掃作業の妨げとなるからである。
【0031】
次に、上述のようにY管40を取り付けた状態で実施できる清掃作業について説明する。図4は、本実施形態に係る流量計管状体の清掃方法を説明する図である。
【0032】
まず、調整部23を動作させて入口弁20を閉止すると共に、調整部33を動作させて出口弁30を閉止する。そして、Y管40のプラグ42を外して、バイパス路41から清掃用の清掃器具としてブラシ50を挿入する。
【0033】
ここで、挿入したブラシ50で管状体11(ガラス管)の内壁面を磨くことで付着した付着物が除去される。このとき、管状体11の内部には、壁面から剥離した付着物が浮遊した状態となっている。
【0034】
そして、バイパス路41からブラシ50を抜き取って、入口弁20を微開にした状態でバイパス路41から管状体11に浮遊している付着物を排水する。再び、Y管40にプラグ42を取り付けて、調整部23及び調整部33を動作させて入口弁20及び出口弁30の双方を開放する。
【0035】
上述したように、本実施形態では、図4に例示するように、分岐流路を用いて、管状体11の右斜め上部から流量計10の内部に清掃用のブラシ50を挿入することができる。この場合、バイパス路41の角度が水平に近い程、柔らかい素材のブラシを用いることが好ましい。
【0036】
また、本実施形態では、管状体11として入口側と出口側とで断面積が異なるテーパ管路を想定している。この場合、管状体11は、流体の出口側よりも流体の入口側の管路径の方が狭くなり、またフロート12が管状体11の下部(入口側)にあるため、清掃のし易さを考慮してY管40を管状体11の上部に取り付けているが、特に限定されず、入口弁20と流量計10との間、つまり管状体11の下部(入口側)に取り付けるようにしてもよい。この場合、斜め下部から管状体11の内部にブラシ50を挿入することができる形状のY管を所定の方向に取り付けるようにすればよい。
【0037】
また、上述した実施形態では、清掃作業においてバイパス路41からブラシ50を挿入するようにしているが、これに限定されず、例えば、入口弁20を微開にすることで他の流路系統に影響を与える場合などは、バイパス路41から洗浄水を導入するようにしてもよい。
【0038】
ここで、洗浄水を使用して清掃作業を実施する場合について説明する。図5は、本実施形態に係る流量計管状体の清掃用配管構成の使用態様を説明する図である。
【0039】
図5(a)に示す図には、通常の状態で流量計10を使用する場合の流体の流れ方向を示しており、図5(b)に示す図には、流量計10を使用して管状体11を清掃する場合の流体の流れ方向が示されている。
【0040】
ここで、通常時の流路と清掃時の流路の切り替えは、入口弁20及び出口弁30を開閉操作することで調整される。具体的には、通常時は、入口弁20及び出口弁30の双方が開放した状態となっている。一方、清掃時は、入口弁20が開放したままで出口弁30が閉止する状態となるように流路の切り替えを実施する。この場合、清掃時の入口弁20は、管状体11の流体が適度に流出するように、微開であることが望ましい。
【0041】
上述のように流路構成を制御することで、本実施形態では、分岐流路の逆流側(入口弁20からの流路に対して)から清掃器具(ブラシ50)に加えて、洗浄水を導入して管状体11の内壁面を清掃することもできる。この場合の洗浄水としては、例えば、洗浄用に成分が調整された液体が挙げられる。
【0042】
以上説明したように、本実施形態では、流量計10の上部と出口弁30との間にY管40を接合させて入口弁20から出口弁30に至る本流路から分岐する分岐流路としてバイパス路41を設けるようにしたため、このバイパス路41を用いて管状体11を清掃するための清掃器具や洗浄水を導入することができる。これにより、その都度、流量計10を取外して清掃場所に運搬する作業を行わなくても、汚れ具合に応じて迅速に管状体11を洗浄したり、内壁面に付着した汚れを確実に除去したりすることができる。また、バイパス路41を用いて清掃器具や洗浄水を適宜導入することができるため、清掃目的に応じて効率的に作業を遂行することもできる。
【0043】
また、例えば、上述した本実施形態に係る流量計10の配管構造を脱硫装置の冷却塔及び吸収塔の循環ポンプの流量調整に用いる場合などであっても、流量計10の管状体11を設置したままの状態で清掃作業を実施することができるため、清掃作業時間を短縮させることで補機の停止時間を短縮させることができると共に、流量計の取付け・取外し作業に伴う発電支障などのリクスを回避させて設備全体の信頼性を維持させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本実施形態に係る流量計の使用方法を説明する概略構成図(Y管なし)である。
【図2】本実施形態に係る流量計管状体の清掃用配管構成を示す概略構成図(Y管あり)である。
【図3】本実施形態に係る流量計管状体を清掃する際の配管構成の要部(Y管)を示す正面図である。
【図4】本実施形態に係る流量計管状体の清掃方法を説明する図である。
【図5】本実施形態に係る流量計管状体の清掃用配管構成の使用態様を説明する図である。
【符号の説明】
【0045】
10 流量計
11 管状体
12 フロート
13、14、21、22、31、32、43、44 フランジ部
20 入口弁
23、33 調整部
30 出口弁
40 Y管
41 バイパス路
42 プラグ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体が流入する入口側で管路内を通過する流体の流路を制御する入口弁と、流体が流出する出口側で管路内を通過する流体の流路を制御する出口弁と、一端に前記入口弁との接続部及び他端に前記出口弁との接続部を有すると共に、内部に流体が流入する管状体を有する流量計とを備え、
前記流量計の一端に前記入口弁を接続させると共に、前記出口弁と前記流量計の出口弁側の接続部との間にY字形状からなる管路を接合させて、前記入口弁から前記出口弁に至る本流路から分岐する分岐流路を設けるようにしたことを特徴とする流量計管状体の清掃用配管構造。
【請求項2】
前記流量計の管状体は入口側と出口側とで断面積が異なるテーパ管路であり、その管状体に計測用の目盛が付されている部位が透明部材又は半透明部材で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流量計管状体の清掃用配管構造。
【請求項3】
前記Y字形状からなる管路は、垂直方向に延びる流路に対して鋭角方向に延びたバイパス路を有するY管であり、そのバイパス路の後端部に取外可能なプラグが取付けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の流量計管状体の清掃用配管構造。
【請求項4】
流体が流入する入口側で管路内を通過する流体の流路を制御する入口弁と、流体が流出する出口側で管路内を通過する流体の流路を制御する出口弁と、一端に前記入口弁との接続部及び他端に前記出口弁との接続部を有すると共に、内部に流体が流入する管状体を有する流量計とを具備して構成される配管構造を用いた付着物除去方法であって、
前記流量計の一端に前記入口弁を接続させると共に、前記出口弁と前記流量計の出口弁側の接続部との間にY字形状からなる管路を接合し、前記入口弁から前記出口弁に至る流路上に分岐流路を設けて、前記出口弁を閉止する一方で前記入口弁を開放した後、前記分岐流路の逆流側から清掃器具又は洗浄水を挿入又は導入するようにしたことを特徴とする配管構造を用いた付着物除去方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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