説明

浮桟橋

【課題】
少なくとも2つのポンツーンユニットを連結具で連結して構成した浮桟橋において、ユニット同士の相対位置の変位を吸収する機能、及びユニット同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を得る機能を共に実現した浮桟橋を提供する。
【解決手段】
連結具2が、略N字型又は略S字型に配置したチェーン5と、チェーン5の外周を被覆するゴム材料4を有しており、連結具2が、第1ポンツーンユニット3aに固定する第1固定部10aから、第2ポンツーンユニット3bに接触可能な第2接触部11bと、第1ポンツーンユニット3aに接触可能な第1接触部11aを順に介して第2ポンツーンユニット3bに固定する第2固定部10bに至る略N字型又は略S字型とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、河口、海岸、水路、貯木場等に設置する浮桟橋に関するものである。
【背景技術】
【0002】
船舶、フェリー、ボートの乗降や漁船の物上げ、係船等に浮桟橋を利用している。プレジャーボートなど小型船舶用の小型で軽量な簡易ポンツーンでは複数のポンツーンユニットを連結したものもあるが、前述のように利用する大型で重量の大きい浮桟橋では、連結具の負担が大きく、連結して使用される例は多くない。簡易ポンツーンの連結には、チェーンやゴム材料を組み合わせた連結具が使用されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
図10に、従来の浮桟橋1Xの1例を示す。浮桟橋1Xは、複数のユニット3Xを連結具2Xで連結して構成している。連結具2Xは、直線状で中空に形成したゴム材料4Xの内部に、チェーン5Xを設置して構成している。この連結具2Xは、波や風等により発生するユニット3Xの相対的な揺動を吸収するように構成している。ユニット3Xが接近する際は、ゴム材料4Xが圧縮してユニット3X同士の衝突を防止している。また、ユニット3Xが離間する際は、ゴム材料4Xの弾性及びチェーン5Xのじん性によりユニット3X同士の揺動を抑制している。
【0004】
しかしながら、上記の浮桟橋はいくつかの問題点を有している。第1に、ユニット同士の相対位置の変位を吸収する機能を得るために、軟らかいゴム材料で連結具を構成した場合は、ユニット間の連結が緩くなり、ユニット同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を得る機能を得ることが困難となるという問題を有している。つまり、チェーンのみで連結した場合と近い状態となる。この構成により、ユニットの相対位置の変位量は大きくなるものの、ユニットに働く復元力(ユニット間の相対的な位置を初期状態に戻す力)が小さくなる。その結果、ユニットの揺動が大きくなり、不安定となるため、桟橋として使用することが難しくなる。なお、直径の小さい連結具を使用した場合も、上記と同様の問題を有する。
【0005】
第2に、ユニット同士の相対位置を初期状態に戻す(復元力を得る)機能を得るために、硬いゴム材料で構成した連結具を使用した場合は、ユニット間の連結が固定的な連結となり、ユニット同士の相対位置の変位を吸収する機能を得ることが困難となるという問題を有している。つまり、鉄柱等で連結する場合に近い状態となる。この構成により、ユニットに働く復元力が大きくなるものの、ユニットの相対位置の変位量が小さくなる。その結果、ユニットに衝撃等が発生し、ユニットが損傷する原因となる。なお、直径の大きい連結具を使用した場合も、上記と同様の問題を有する。
【0006】
第3に、ユニットに回転する力(連結具を捻る力)が発生した場合、従来の連結具では、ユニットの回転方向の変位量が小さいため、ユニットの揺動を吸収することができない。また、従来の連結具では、回転したユニットを初期状態に戻す復元力を得ることができない。
【0007】
以上のように、従来の浮桟橋は、3次元方向にスライドする力、及び回転方向に働く力に対して、ユニット同士の相対位置の変位を吸収する機能、及び、ユニット同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を得る機能を共に実現することができなかった。そのため、特に大型で重量の大きい浮桟橋では浮桟橋(ユニット)を連結することが困難であった。
【0008】
上記の他に、大型で重量の大きい浮桟橋を連結する連結具として、ユニバーサルジョイ
ントを利用したものが開示されている(例えば特許文献2参照)。この連結具は、特にユニット同士の相対的な回転(図10で示すx軸回転方向)に対応するため、ユニットの中央に配置している。この連結具は、ユニットの中央に設置することが必須であるため、浮桟橋の大型化に伴い、連結具も大型化する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開平11−303014号公報
【特許文献2】特開2005−239022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、少なくとも2つのポンツーンユニットを連結具で連結して構成した浮桟橋において、ユニット同士の相対位置の変位を吸収する機能、及びユニット同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を得る機能を共に実現した浮桟橋を提供することである。また、耐用年数を増加した浮桟橋を提供することである。更に、ユニットに働く力であって、3次元方向にスライドする力、及び回転方向に働く力の全てに対応することのできる浮桟橋を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を達成するための本発明に係る浮桟橋は、少なくとも2つのポンツーンユニットを連結具で連結して構成した浮桟橋において、前記連結具が、略N字型又は略S字型に配置したチェーンと、前記チェーンの外周を被覆するゴム材料を有しており、前記連結具が、第1ポンツーンユニットに固定する第1固定部から、第2ポンツーンユニットに接触可能な第2接触部と、前記第1ポンツーンユニットに接触可能な第1接触部を順に介して前記第2ポンツーンユニットに固定する第2固定部に至る略N字型又は略S字型であることを特徴とする。
【0012】
この構成により、3次元方向にスライドする力、及び回転方向に働く力に対して、ユニット同士の相対位置の変位を吸収する機能、及びユニット同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を得る機能を共に有する浮桟橋を提供することができる。また、浮桟橋の耐用年数を大幅に増加することができる。更に、連結具を略N字型又は略S字型とする構成により、ユニット同士の間隔の初期状態は短いままで、ユニット同士の相対位置の変位量を大きく許容することが可能となる。
【0013】
上記の浮桟橋において、前記連結具が、前記チェーンを金型内に配置し、外側にゴム材料を供給し、加硫して形成されたことを特徴とする。この構成により、弾性を有するゴム材料の体積が増加し、ユニット同士の相対位置の変位を吸収する機能、及びユニット同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を得る機能を更に向上することができる。また、浮桟橋の耐用年数を大幅に増加することができる。更に、チェーンの防錆性能を向上することができる。
【0014】
上記の浮桟橋において、前記連結具が、前記チェーンを構成する鉄輪の外周全域にゴム材料を充填し、前記鉄輪同士が前記ゴム材料を介して接触するように構成したことを特徴とする。この構成により、ユニット同士の相対位置の変位を吸収する機能、及びユニット同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を得る機能を更に向上することができる。また、浮桟橋の耐用年数を大幅に増加することができる。更に、チェーンの鉄輪同士が接触しないため、チェーンの接触音、軋み音等を防止することができる。
【0015】
上記の浮桟橋において、前記連結具が、前記チェーンの両端部に複数の貫通孔を形成し
たフランジをそれぞれ有しており、前記フランジの貫通孔の表面を前記ゴム材料で被覆してボルト穴を形成したことを特徴とする。この構成により、連結具の防錆性能が向上するため、浮桟橋の耐用年数を大幅に増加することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る浮桟橋によれば、少なくとも2つのポンツーンユニットを連結具で連結して構成した浮桟橋において、ユニット同士の相対位置の変位を吸収する機能、及びユニット同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を得る機能を共に実現した浮桟橋を提供することができる。また、ユニットに働く力であって、3次元方向にスライドする力、及び回転方向に働く力の全てに対応することのできる浮桟橋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る実施の形態の浮桟橋の平面を示した概略図である。
【図2】本発明に係る実施の形態の浮桟橋の連結具を示した概略図である。
【図3】連結具の変形時の様子を示した概略図である。
【図4】連結具の変形時の様子を示した概略図である。
【図5】連結具の変形時の様子を示した概略図である。
【図6】連結具の変形時の様子を示した概略図である。
【図7】連結具の変形時の様子を示した概略図である。
【図8】連結具の変形時の様子を示した概略図である。
【図9】本発明に係る実施の形態の浮桟橋の連結具の部分断面図である。
【図10】従来の浮桟橋を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明に係る実施の形態の浮桟橋について、図面を参照しながら説明する。図1に、本発明に係る実施の形態の浮桟橋1の平面図を示す。浮桟橋1は、第1ポンツーンユニット(以下、第1ユニットという)3aと、第2ユニット3bと、ユニット3同士を連結する連結具2を有している。連結具2は、平面視で略N字型又は略S字型の形状を有している。
【0019】
この連結具2は、ユニット3a、3bが波や風等の影響により揺動した場合であっても、このユニット3の移動(変位)を一定の範囲で許容し、且つ、複数のユニット3の相対位置を初期状態に戻す復元力を発生させることができる。この連結具2により、複数のユニット3の相対的な位置を安定させることができる。
【0020】
次に、連結具2の構成とその製造方法を説明する。まず、図2Aに示す様に、2つのフランジ6をチェーン5で連結し、このチェーン5を略N字型又は略S字型に配置し、金型(モールド)内に配置する。このチェーン5及びフランジ6の周囲に、ゴム材料を供給し、加硫する。このとき、チェーン5の周囲には、ゴム材料が密着し、空洞等が形成されないように構成することが望ましい。また、チェーン5を形成する鉄輪12同士の間にゴム材料を流し込んで加硫するように構成し、鉄輪12同士がゴム材料を介して接触するように構成することが望ましい。更に、ゴム材料は、支承用ゴム材料を使用することが望ましい。
【0021】
具体的には、チェーン5及びフランジ6を下側の金型上で、予め定めた位置に吊り下げる。この金型と、チェーン5及びフランジ6の隙間に未加硫のゴムチップを敷き詰めていく。また、チェーン5の鉄輪12同士の間にも、ゴムチップを敷き詰めていく。その後、下側の金型上で、チェーン5及びフランジ6の位置が、ゴムチップにより決定されたことを確認して、チェーン5及びフランジ6を吊るしていた吊り具を取り除く。次に、チェーン5及びフランジ6の上面のゴムチップを敷き詰め、上側の金型を固定し、加硫する。
【0022】
図2Bに、チェーン5等にゴム材料を被覆した状態の連結具2を示す。連結具2は、例えば第1ユニット3aに固定する第1固定部10aと、第2ユニット3bに固定する第2固定部10bを有している。また、連結具2は、第1ユニット3aに接触する第1接触部11aと、第2ユニット3bに接触する第2接触部11bを有している。連結具2は、平面視において、第1固定部10aから、第2接触部11b、第1接触部11aを経由して第2固定部10bに至るように、略N字型又は略S字型に形成している。なお、第1接触部11a及び第2接触部11bは、初期状態でユニット3に接触しているように構成してもよいし、ユニット3が接近した際に始めて接触部11とユニット3が接触するように構成してもよい。
【0023】
次に、連結具2の変形の態様について、図3乃至8を参照して説明する。図3Aに、連結具2がx軸方向に伸張する力Fを受けた状態を示す。これは、第1ユニット3a(図示しない)及び第2ユニット3b(図示しない)が、x軸方向に離間するように移動した場合を示す。このとき、連結具2は、チェーン5のじん性及びゴム材料の弾性により、ユニット3同士の相対位置の変位量を吸収し、且つ、ユニット3同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を発生する。
【0024】
なお、簡単のため、連結具2は、第1固定部10a側の位置座標を固定し、第2固定部10b側に、矢印で示す力Fが作用した状態を示す。また、破線は、初期状態の連結具2の形状を示す。以下同様である。
【0025】
図3Bに、連結具2がx軸方向に圧縮する力Fを受けた状態を示す。これは、第1及び第2ユニット3a、3bが、x軸方向に接近するように移動した場合を示す。このとき、第1接触部11aは、第1ユニット3aに接触し、第2接触部11bは第2ユニット3bに接触する。この接触部11とユニット3の接触により、固定部10に発生する単位面積当たりの圧力を小さくすることができる。そのため、ユニット3に発生する衝撃や、歪みを抑制し、ユニット3の耐用年数を大幅に増加することができる。以上のように、連結具2は、ゴム材料の変形により、ユニット3の相対位置の変位量を吸収し、且つ、ユニット3同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を発生する。
【0026】
図4Aに、連結具2がy軸方向に伸張する力Fを受けた状態、図4Bに、連結具2がy軸方向に圧縮する力Fを受けた状態を示す。略N字型又は略S字型の連結具2の変形により、ユニット3の変位量を、従来に比べ大きく許容(吸収)することができる。これは、連結具2に対して、伸張方向の力であっても、圧縮方向の力であったも同様である。
【0027】
図5Aに、連結具2がz軸方向(鉛直方向)下向きの力Fを受けた状態、図5Bにz軸方向上向きの力Fを受けた状態を示す。
【0028】
図6A及び6Bに、連結具2がx軸を中心とする回転方向(x軸回転)の力Fを受けた状態を示す。同様に、図7A及び7Bに、連結具2がy軸を中心とする回転方向(y軸回転)の力Fを受けた状態を示す。また、図8A及び8Bに、連結具2がz軸を中心とする回転方向(z軸回転)の力Fを受けた状態を示す。
【0029】
上記の構成により、以下の作用効果を得ることができる。第1に、3次元方向にスライドする力、及び回転方向に働く力に対して、ユニット同士の相対位置の変位を吸収する機能、及びユニット同士の相対位置を初期状態に戻す復元力を得る機能を共に有する浮桟橋を提供することができる。
【0030】
第2に、連結具を略N字型又は略S字型とする構成により、ユニット同士の間隔の初期
状態は短いままで、ユニット同士の相対位置の変位量を大きく許容することが可能となる。これにより、ユニット同士の間隔が狭い浮桟橋を提供することができるため、人が移動する渡橋などを短くでき、浮桟橋の製造コストを抑制することができる。
【0031】
第3に、ユニットの大型化に容易に対応することができる。これは、大型のユニットに対して、複数の連結具による連結で対応することができるためである。具体的には、図1に示す様に、2つの連結具でユニットを連結する場合、従来の連結具では、x軸回転を許容することができなかった。
【0032】
また、大型ユニットを任意の数(たとえば4つ等)の連結具を自在に設置し、連結することができるため、連結具の1つ1つの大きさを小さく抑制することができる。そのため、連結具は、あらゆるサイズのユニットで使用可能であり、汎用性を向上することができる。
【0033】
更に、浮桟橋は、複数のユニットを平面上に連結した場合であっても、ユニット同士の変位を吸収する機能及び復元力を得る機能を備えることができる。具体的には、全体で9つのユニットを、3×3で配置し、複数の連結具で連結した桟橋を提供することができる。従来の連結具では、9つのユニットが、あたかも1つのユニットの如く揺動するため、特に縁部の揺動が大きくなる傾向となり、浮桟橋として使用することが困難となる。
【0034】
図9に、連結具2の固定部10を中心とする部分断面図を示す。連結具2は、固定部10とユニット3(図示しない)を、複数のボルト8で固定するように構成している。ボルト穴7の周囲は、ゴム材料4で被覆されており、フランジ6が露出しないように構成している。また、チェーン5を構成する鉄輪12の周囲に、隙間なくゴム材料4を充填しており、チェーン5(鉄輪12)が露出しないように構成いている。なお、ボルトはステンレス鋼で構成したもの、又はメッキ処理を行った防錆ボルトを使用することが望ましい。
【0035】
次に、この固定部10の形成方法の1例を説明する。まず、フランジ6には、複数の貫通孔をあける。その後、チェーン5と2つのフランジ6を連結してモールド内に配置し、ゴム材料4を供給して加硫する。このとき、フランジ6に形成した複数の貫通孔は、ゴム材料4で充填された状態となる。この貫通孔に充填されたゴム材料4の一部にボルト穴7を形成する。以上の手順で、連結具2を製造する。
【0036】
上記の構成により、金属材料であるフランジ6は、全周をゴム材料4に被覆され、外気に曝されない状態となる。この構成により、連結具2の防錆性能を向上し、耐用年数を向上することができる。また、金属材料であるチェーン5がゴム材料中に埋め込まれた状態となるため、チェーン5の接触音、軋み音等の騒音の発生を防止することができる。特に、チェーン5を形成する鉄輪の間にゴム材料4を充填し、鉄輪同士が直接接触しない構成により、騒音の発生を防止する効果を更に向上することができる。
【符号の説明】
【0037】
1 浮桟橋
2 連結具
3 ポンツーンユニット(ユニット)
3a 第1ユニット
3b 第2ユニット
4 ゴム材料
5 チェーン
6 フランジ
10 固定部
10a 第1固定部
10b 第2個底部
11 接触部
11a 第1接触部
11b 第2接触部
12 鉄輪

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも2つのポンツーンユニットを連結具で連結して構成した浮桟橋において、
前記連結具が、略N字型又は略S字型に配置したチェーンと、前記チェーンの外周を被覆するゴム材料を有しており、
前記連結具が、第1ポンツーンユニットに固定する第1固定部から、第2ポンツーンユニットに接触可能な第2接触部と、前記第1ポンツーンユニットに接触可能な第1接触部を順に介して前記第2ポンツーンユニットに固定する第2固定部に至る略N字型又は略S字型であることを特徴とする浮桟橋。
【請求項2】
前記連結具が、前記チェーンを金型内に配置し、外側にゴム材料を供給し、加硫して形成されたことを特徴とする請求項1に記載の浮桟橋。
【請求項3】
前記連結具が、前記チェーンを構成する鉄輪の外周全域にゴム材料を充填し、前記鉄輪同士が前記ゴム材料を介して接触するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の浮桟橋。
【請求項4】
前記連結具が、前記チェーンの両端部に複数の貫通孔を形成したフランジをそれぞれ有しており、
前記フランジの貫通孔の表面を前記ゴム材料で被覆してボルト穴を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の浮桟橋。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−107409(P2012−107409A)
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−255711(P2010−255711)
【出願日】平成22年11月16日(2010.11.16)
【出願人】(000005902)三井造船株式会社 (1,723)
【Fターム(参考)】