説明

液体センサーによる流体自動切替システム

【課題】 シロップタンクの交換タイミングの判断および処理は従来、手作業で行われており、シロップをシームレスに切替えることが要望されている。
【解決手段】 2台のシロップタンク3と4、ポストミックス・ディスペンサ5、炭酸ガスボンベ6および、シロップ自動切替システム2により構成する。また、シロップタンク3と4に貯蔵したシロップは、炭酸ガスボンベ6からの加圧によって、配管12および13を経由して、シロップ自動切替システム2へ接続する。そして、シロップ自動切替システム2は、シロップタンク3と4のいずれかを選択し、配管14を経由してポストミックス・ディスペンサ5に供給する。従って、例えば、ファーストフード店、ファミリーレストラン店の店内ドリンクディスペンサーに取り付けることによって、顧客サービスが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
シロップタンク内の液量検知および流体制御に関する。
【背景技術】
【0002】
液槽に超音波を送受して、液体の有無を検出する超音波レベル計が提案されている。また、ファイバセンサ利用の液面検出装置の提案も行われている。
【0003】
【特許文献1】特願平6−298753号公報
【特許文献2】特願平6−275725号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、飲料用シロップを扱っている店舗のシロップタンク交換の問題点は、以下のようなものがある。
シロップタンクの交換タイミングの判断および処理は従来、手作業で行われている
2.繁忙時間帯(11:30〜14:00)の間のシロップ切れリスクを避ける為に、その時間帯前にタンクを新品に交換している
3.そして途中まで使ったタンクを繁忙時間帯以外に取り付け戻している
4.もしもシロップタンクが切れてしまったら、交換から再供給まで時間が必要である
5.シロップタンクの交換時は、シロップに異物が混入しないように衛生面の配慮が必要になる。さらに、多少のシロップ残量を有する場合も、シロップタンクを交換してしまうことにより、コスト面の負担が生じる。
上記の問題点に対して、ユーザーのニーズは、以下のとおりである。
1.リアルタイムにシロップ残量がモニタできる液体センサーが必要
バックヤードが広い店舗であれば、シロップを自動切替したい
ドリンク業界もしくは外食産業においては、シロップをシームレスに自動で切替えるという概念は従来ない
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明では、新たな方法の提示により、以上に説明した発明が解決しようとする課題に応えるものである。また、以下の説明に用いる液体センサーの方式は、光ファイバー式もしくはフォトマイクロ式が、本発明に適している。
そして、液体センサーによる流体自動切替システムにおける目的は、以下のとおりである。
1.この方式で製造された装置を用いることにより、シームレスな自動切換えとコストダウンを実現できる。
2.検知方法はシロップに対して非接触であり、衛生面にリスクは無い。
【0006】
この目的を達成するため、本発明においては、特許請求の範囲に記載するように構成している。すなわち、本発明は、請求項1に記載のように、
流体自動切替装置であって、液体の気泡を検知する手段と、複数の液体タンクの切替え手段を具備することを特徴とする液体センサーによる流体自動切替システムを構成する。
また、本発明は、請求項2に記載のように、
流体自動切替装置であって、石英チューブを具備した光ファイバー検出部によって、前記液体の気泡を検知することを特徴とする請求項1に記載の液体センサーによる流体自動切替システムを構成する。
また、本発明は、請求項3に記載のように、
流体自動切替装置であって、前記光ファイバー検出部と前記石英チューブの気泡検知によって、複数のバルブの切替え手段を具備することを特徴とする請求項1乃至2に記載の液体センサーによる流体自動切替システムを構成する。
また、本発明は、請求項4に記載のように、
流体自動切替装置であって、前記複数のバルブの切替え後、気液混合の流体を自動でパージする手段を具備することを特徴とする請求項1乃至3に記載の液体センサーによる流体自動切替システムを構成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る液体センサーによる流体自動切替システムによって得られる効果は、以下のとおりである。
1.シロップタンクがなくなった時に自動で切替わるので、急にシロップが無くなりサービスがストップしたり、繁忙時間の作業が軽減する。
2.従来、シロップタンク交換時に使い切れずに残っているまま業者に返却しているシロップの無駄を無くすことができる。
3.交換後に配管に残留している炭酸ガスの気泡をパージする為に使うシロップ(数リットル)を減らすことが可能となる。
そのことによって原料損失を少なくし、利益機会を増やし店舗利益を増やすことが出来る。従って、ファーストフード店、ファミリーレストラン店等の店内ドリンクディスペンサーに取り付けることが可能となる。
また、本発明に係る液体センサーによる流体自動切替システムによって得られる効果を請求項ごとに説明する。
まず、請求項1の発明においては、自動化によって、再供給までの時間の短縮を可能にし、シロップをシームレスに切替えることが可能となる。
【0008】
また、請求項2の発明においては、光ファイバー検出部と石英チューブを一体型にすることにより、流体による汚染のリスクが少なくなる。また、洗浄の際に使う薬品等に耐えることが出来る。さらに、センサー用のアンプも一体化することにより、コストダウンが可能となり、従来使っている装置にも簡単に取り付けられる。そして、一体型とすることで石英チューブの破損リスクを最小限に出来、液体センサーの感度が安定する。
【0009】
また、請求項3の発明においては、気泡が突入してきた事によって液体センサーが反応する原理を応用して、液体の残量を管理し、バルブの切替えを行う事が可能になる。
【0010】
また、請求項4の発明においては、シロップ切替え後に、気液混合されたシロップを自動でパージし、タンク取り付け後も自動でパージを行う。これらの自動化によって、再供給までの時間の短縮を可能にし、シロップをシームレスに切替えることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明に係る液体センサーによる流体自動切替システムを、実施例1〜3によって説明する。
【実施例1】
【0012】
図1は本発明に係るシロップ自動切替システムの基本構成を示す図である。図1に示すように、2台のシロップタンク3と4、ポストミックス・ディスペンサ5、炭酸ガスボンベ6および、シロップ自動切替システム2により構成する。また、シロップタンク3と4に貯蔵したシロップは、炭酸ガスボンベ6からの加圧によって、配管12および13を経由して、シロップ自動切替システム2へ接続する。そして、シロップ自動切替システム2は、シロップタンク3と4のいずれかを選択し、配管14を経由してポストミックス・ディスペンサ5に供給する。従って、例えば、ファーストフード店、ファミリーレストラン店の店内ドリンクディスペンサーに取り付けることによって、顧客サービスが可能となる。
【0013】
また、シロップ自動切替システムの動作は、以下のとおりである。
1.シロップ入力は2系統(A系統B系統)
2.シロップ出力は1系統
3.パージ出口は2系統(A系統B系統)
4.運用時のシロップ入力はA系統かB系統の、どちらか一方から流れていている。そして、シロップ自動切替システム2が、シロップ内の気泡を検知した瞬間に、別系統に入力が切替わる。
5.切替わった後、その配管15のパージバルブが開き、配管12及び13に残っていたシロップと気泡を押し出して、クリーニングする。
6.検知対象物はジュースのシロップ原液である。
7.検知方法は光電式ファイバーセンサーが適切である。
【0014】
図2は本発明に係るシロップ自動切替システムの詳細な説明図である。図2に示すように、InletA、InletBはシロップ入り口、Outletはシロップ出口、液体センサーA、液体センサーBは液体センサー22、23、バルブA、バルブBはシロップ切替え電磁弁A31および、B32、また、バルブP-A、バルブP-Bはパージ電磁弁33、34である。また、シロップ自動切替システム2の制御ユニット21は、液体センサーA22、液体センサーB23の入力信号に従って、バルブA31、バルブB32、バルブP-A33および、バルブP-B34を制御する。
【0015】
そして、シロップ自動切替システムの制御方法を以下に説明する。
1.従来の1シロップラインに取り付けている1本のタンクを2本に増やし、それぞれをインレットInletA、InletBに接続する。
2.出口1ライン Outletをドリンクサーバーのインレットにつなぐ。
3.運用中に、シロップが無くなり炭酸ガスとの混合した気泡が液体センサーを通過すると、アラーム音が鳴りシロップ流路が自動的に切替わる。
4.切替え後は時間が有るときに空のタンクを交換し、リセットスタンバイボタンを押すのみで良い。
【0016】
そして、バルブ等の内部部品にはステンレスとテフロン(登録商標)のみ使用し、シロップ流路のコンダクタンスを絞らない構造とすることによって、可能な限りコンパクトな筐体とする。
以上説明したように、気泡が突入してきた事によって液体センサーが反応する原理を応用して、液体の残量を管理し、バルブの切替えを行う事が可能になる。
【実施例2】
【0017】
図3は本発明に係るシロップ自動切替システム制御ソフトの説明図である。図3に示すように、図2に示した配管12の系統をAラインおよび、配管13の系統をBラインとする。
【0018】
また、図4は、図3に示したシロップ自動切替システム制御ソフトの操作を実現する制御部の説明図である。図4に示すように、制御部の操作パネル59は、まず、AラインとBラインに区分する。そして、ブザーストップボタン51および自動と手動の切替ボタン57がある。Aラインでは、青ランプ52A,黄ランプ53A,赤ランプ54A,リセットボタン55Aおよびパージボタン56Aを配置する。同様に、Bラインでは、青ランプ52B,黄ランプ53B,赤ランプ54B,リセットボタン55Bおよびパージボタン56Bを配置する。
【0019】
そして、図4に示した制御部と、図2に示したシロップ自動切替システムを参照しながら、図3のシロップ自動切替システム制御ソフトを、以下、説明する。
まず、Aラインの制御フローを説明する。
ステップS61:リセットボタン55Aを押してスタンバイにして青ランプ52Aを点灯する
ステップS62:液体センサーAがシロップを検知している
ステップS63:シロップ切替え電磁弁A31をONとし、供給中は黄ランプ53Aを点灯する
ステップS64:液体センサーAが気泡を検知し、赤ランプ54Aを点滅させ、ブザーを鳴らし、シロップ切替え電磁弁A31をOFFする。
【0020】
この時が、AラインからBラインへの切替えタイミングであり、BラインのステップS74の制御がスタートする
ステップS65:パージ電磁弁A33をONする
ブザーストップボタン51で音が消える
設定時間をパージする
ステップS66:(タンク交換)
ステップS67:パージボタン56Aを押し設定時間をパージする
このステップS67は、気液混合の残量シロップの除去と、シロップの充填を行う
ステップS61:パージ完了後、青ランプ52Aを点灯してスタンバイする。
【0021】
次に、Bラインの制御フローを説明する。
ステップS71:リセットボタン55Bを押してスタンバイにする
ステップS72:青ランプ52Bを点灯する
ステップS73:液体センサーBがシロップを検知している
ステップS74:シロップ切替え電磁弁B32をONする
この時が、AラインからBラインへの切替えタイミングである
ステップS75:供給中は黄ランプ53Bを点灯する
ステップS76:液体センサーBが気泡を検知する
この時が、BラインからAラインへの切替えタイミングである
ステップS77:赤ランプ54Bを点滅させる
ブザーを鳴らして、シロップ切替え電磁弁B32をOFFする
パージ電磁弁B34をONし、ブザーストップボタン51で音を消す
ステップS78:設定時間をパージし、パージ電磁弁B34をOFFする
ステップS79:(タンク交換)
ステップS80: パージボタン56Bを押して、設定時間をパージし、パージ完了後、青ランプ52Bを点灯してスタンバイする。
このステップS80は、気液混合の残量シロップの除去と、シロップの充填を行う。
【0022】
そして、メンテナンス用として、手動(マニュアルモード)の場合は、以下の制御を実行する。
リセットボタン55Aまたは,55Bを押し、シロップ切替え電磁弁31または,32をONとする。もう一度押すとシロップ切替え電磁弁31または,32はOFFになる。
パージボタン56Aまたは,56Bを押すと、パージ電磁弁33または,34はONになり、もう一度押すとパージ電磁弁33または,34はOFFとなる。
【0023】
以上説明したように、従来、全ての管理が手作業であったシロップの交換作業を自動化することによって、シロップのムダを極限まで減らし尚且つ交換時間の短縮、強いては供給停止の時間が無くなると言った、これまでにない管理が可能となる。
さらに、シロップ切替え後に、気液混合されたシロップを自動でパージし、タンク取り付け後も自動でパージを行う。これらの自動化によって、再供給までの時間の短縮を可能にし、シロップをシームレスに切替えることが可能となる。
そして、使用しきれず返却しているシロップや、交換時捨てているシロップを極限まで減らすことが可能となる。
【実施例3】
【0024】
図5は本発明に係る光ファイバー検出部を用いた気泡検知一体型の説明図である。図5に示すように、光ファイバー検出部を用いた気泡検知一体型ユニットは、図2に示したシロップ自動切替システム2に2個、内蔵してある。気泡検知一体型ユニットの一つは、配管12の気泡を検知し、2個目の気泡検知一体型ユニットは、配管13の気泡を検知する。以下、図5は、配管12の気泡を検知する気泡検知一体型ユニットについて説明する。
光ファイバー検出部41、検出信号アンプ42および、石英チューブ43によって構成する。また、気泡検知一体型ユニットの入力は、シロップの配管12であり、出力は、シロップの配管14を経由して、ポストミックス・ディスペンサ5に接続する。配管12および配管14は、ステンレス(SUS)製のねじ込み接続部(SUS)44によって接続し、シロップに対して異物の混入を防止する。
【0025】
そして、石英チューブ43にシロップと気泡がある場合、光ファイバー検出部41は、気泡を検出する。この気泡を検出することによって、図1に示したシロップタンク3と4のいずれかのシロップが、空であることが分かる。また、この検出信号は、信号ケーブル45によって、図2に示した制御ユニット21に送信し、シロップタンク3と4の自動切替を行う。
【0026】
次に、本発明に係る光ファイバー検出部を用いた気泡検知一体型を、従来装置と比較すると、以下のとおりである。
光ファイバー検出部:
従来、非接触タイプの液体センサーは液面のレベルを垂直方向に感知するのが基本的な使用方法である。そして、液体センサーの特性として気泡・水滴に弱く、それが誤動作の原因となる。その対策品としてマルチセンサータイプ(キーエンス社 FU-95S)もある。そこで、本発明では、この誤動作の原因となる気泡を、逆に検知の手段に使う方法とした。
すなわち、液体センサーはシロップによる劣化を防ぐ為、非接触タイプとする。
そして、光ファイバー検出部のリスクとして、取り付け方向がシビアである。また、振動によって取り付け位置が動く可能性があり、それによって感度に影響する。さらに、光ファイバーが折れてしまう可能性があるなどの課題があった。本発明による光ファイバー検出部を取り付けた装置は、取り付けの水平垂直方向を問わないという特徴がある。
【0027】
2.石英チューブ:
従来、取り付ける配管(パイプ)の課題として、従来のシステムではテフロン(登録商標)チューブを使っている。テフロン(登録商標)チューブは取り回しは簡単であるが、液体によって内部壁に吸着する可能性がある。そこで、材質上の汚染のリスクが少ないのは石英チューブである。また、石英チューブは破損のリスクがテフロン(登録商標)チューブより多い。
【0028】
3.光ファイバー検出部を用いた気泡検知一体型の特徴:
光ファイバー検出部と石英チューブを一体型にすることにより、流体による汚染のリスクが少なくなる。また、洗浄の際に使う薬品等に耐えることが出来る。さらに、液体センサー用のアンプも一体化することにより、コストダウンが可能となり、従来使っている装置にも簡単に取り付けられる。そして、一体型とすることで石英チューブの破損リスクを最小限に出来、液体センサーの感度が安定する。
以上説明したように、この切替装置を導入することにより、従来、手動で行われていたシロップタンクの切替を、自動切替することで、シームレスに供給が可能となる。
また、気泡センサーは、従来純粋な液体を監視し液面管理を行っているものである。管理しようとする液体に気泡やごみ(異物)が存在する事によって誤動作の可能性が高く精度良く管理する事が出来なくなってしまう。本発明では、この原理を逆利用し気泡の液体センサーとして使用することを可能とした。
【0029】
以上、実施例で説明した技術は、検出し切替える流体が非接触でないと、純度や人的に問題が有る場合に効果を発揮する。
また、本発明は、炭酸飲料への適用で説明したが、他の流体に適用が可能である。例えば、ビールサーバー、酎ハイサーバーなどアルコール業界へも展開が可能である。
さらに、飲料業界以外には半導体、医療、薬液、食品、化学薬品、化粧品等、多様な業界への需要が考えられる。
【0030】
そして、携帯電話、PHS等の通信手段を経由してデータベース化し、検知データを販売する店舗本部、シロップ工場、シロップ配送会社等への応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明に係るシロップ自動切替システムの基本構成を示す図である。
【図2】本発明に係るシロップ自動切替システムの詳細な説明図である。
【図3】本発明に係るシロップ自動切替システム制御ソフトの説明図である。
【図4】図3に示したシロップ自動切替システム制御ソフトの操作を実現する制御部の説明図である。
【図5】本発明に係る光ファイバー検出部を用いた気泡検知一体型の説明図である。
【符号の説明】
【0032】
2 シロップ自動切替システム
3 シロップタンク
4 シロップタンク
5 ポストミックス・ディスペンサ
6 炭酸ガスボンベ
12 配管
13 配管
14 配管
15 配管
21 制御ユニット
22 液体センサーA
23 液体センサーB
31 シロップ切替え電磁弁A
32 シロップ切替え電磁弁B
33 パージ電磁弁A
34 パージ電磁弁B
41 光ファイバー検出部
42 検出信号アンプ
43 石英チューブ
44 ねじ込み接続部(SUS)
45 信号ケーブル
51 ブザーストップ
52A 青ランプ
52B 青ランプ
53A 黄ランプ
53B 黄ランプ
54A 赤ランプ
54B 赤ランプ
55A リセットボタン
55B リセットボタン
56A パージボタン
56B パージボタン
57 切替ボタン
59 制御部の操作パネル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体自動切替装置であって、液体の気泡を検知する手段と、複数の液体タンクの切替え手段を具備することを特徴とする液体センサーによる流体自動切替システム。
【請求項2】
流体自動切替装置であって、石英チューブを具備した光ファイバー検出部によって、前記液体の気泡を検知することを特徴とする請求項1に記載の液体センサーによる流体自動切替システム。
【請求項3】
流体自動切替装置であって、前記光ファイバー検出部と前記石英チューブの気泡検知によって、複数のバルブの切替え手段を具備することを特徴とする請求項1乃至2に記載の液体センサーによる流体自動切替システム。
【請求項4】
流体自動切替装置であって、前記複数のバルブの切替え後、気液混合の流体を自動でパージする手段を具備することを特徴とする請求項1乃至3に記載の液体センサーによる流体自動切替システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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