液滴に基づく生化学
本発明は、液滴マイクロアクチュエータ、並びに個々の液滴を使用して種々のプロトコルを実行するために液滴マイクロアクチュエータを用いるシステム、装置及び方法に関する。本発明は、核酸増幅プロトコル、親和性に基づく分析プロトコル、配列決定プロトコル、及び生体液分析用プロトコルにおいて使用するために記述された試薬のような生化学反応を行うための試薬を有する一若しくは複数の投入貯槽を有する、液滴マイクロアクチュエータ又は液滴マイクロアクチュエータシステムを含む。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
低濃度の物質を有する表面に接触する液滴を供給する方法であって、該方法は、
(a)物質の開始濃度及び開始量を備え開始容量を有する液滴に接触する表面を備える液滴マイクロアクチュエータを設け、
(b)洗浄液滴と工程(a)にて提供された液滴とを混合して混合液滴を生成するため一若しくは複数の液滴操作を行い、
(c)混合液滴を分割し、(i)開始濃度に対して低濃度の物質を有する表面と接触する液滴、及び(ii)表面から分離された液滴、を備えた一連の液滴を生成するため一若しくは複数の液滴操作を行う、
ことを備える方法。
【請求項2】
表面は、一若しくは複数のビーズの表面を備える、請求項1記載の方法。
【請求項3】
一若しくは複数のビーズは、液滴マイクロアクチュエータ上の液滴に備わる、請求項2記載の方法。
【請求項4】
請求項1に記載の工程(c)の前に、一若しくは複数のビーズを引き寄せる、固定する、又は保持することをさらに備える、請求項2記載の方法。
【請求項5】
請求項1に記載の工程(c)に続いて、一若しくは複数のビーズを離す、又は再懸濁することをさらに備える、請求項2記載の方法。
【請求項6】
(a)一若しくは複数のビーズは、非磁気応答性であり、
(b)固定する工程は、液滴操作の間、非磁気応答性ビーズの移動を妨げるように物理的な物を使用することにより達成される、請求項2記載の方法。
【請求項7】
(a)一若しくは複数のビーズは、磁気応答性であり、
(b)固定する工程は、磁気応答性のビーズ又は粒子を磁界にさらすことにより成し遂げられる、請求項2記載の方法。
【請求項8】
請求項7に記載の工程(b)は、磁界を生じさせる手段に近接するビーズを備えた液滴を一若しくは複数の電極に近接して配置することを備え、ここで、磁界の強度及び近さは、洗浄プロトコルの実行中、磁気応答性ビーズを固定するのに十分なものである、請求項7記載の方法。
【請求項9】
請求項1に記載の工程(c)は、(a)実質的に全てのビーズを備え、開始濃度に対して低濃度の物質を有する液滴、及び(b)ビーズにて実質的に不足する液滴、を備えた一連の液滴を生成する、請求項7記載の方法。
【請求項10】
請求項9に記載の(a)の液滴は、混合液滴に存在するビーズの99%を超えて備わる、請求項9記載の方法。
【請求項11】
請求項9に記載の(a)の液滴は、混合液滴に存在するビーズの99.999%を超えて備わる、請求項9記載の方法。
【請求項12】
請求項1に記載の(c)は、電極の介在による、請求項7記載の方法。
【請求項13】
請求項1に記載の(c)は、エレクトロウェッティングの介在による、請求項7記載の方法。
【請求項14】
請求項1に記載の(c)は、誘電泳動の介在による、請求項7記載の方法。
【請求項15】
請求項1に記載の(c)は、(a)実質的に全てのビーズを備え、開始濃度に対して低濃度の物質を有する液滴、及び(b)ビーズにて実質的に不足する液滴、を備えた一連の液滴を生成する、請求項6記載の方法。
【請求項1】
低濃度の物質を有する表面に接触する液滴を供給する方法であって、該方法は、
(a)物質の開始濃度及び開始量を備え開始容量を有する液滴に接触する表面を備える液滴マイクロアクチュエータを設け、
(b)洗浄液滴と工程(a)にて提供された液滴とを混合して混合液滴を生成するため一若しくは複数の液滴操作を行い、
(c)混合液滴を分割し、(i)開始濃度に対して低濃度の物質を有する表面と接触する液滴、及び(ii)表面から分離された液滴、を備えた一連の液滴を生成するため一若しくは複数の液滴操作を行う、
ことを備える方法。
【請求項2】
表面は、一若しくは複数のビーズの表面を備える、請求項1記載の方法。
【請求項3】
一若しくは複数のビーズは、液滴マイクロアクチュエータ上の液滴に備わる、請求項2記載の方法。
【請求項4】
請求項1に記載の工程(c)の前に、一若しくは複数のビーズを引き寄せる、固定する、又は保持することをさらに備える、請求項2記載の方法。
【請求項5】
請求項1に記載の工程(c)に続いて、一若しくは複数のビーズを離す、又は再懸濁することをさらに備える、請求項2記載の方法。
【請求項6】
(a)一若しくは複数のビーズは、非磁気応答性であり、
(b)固定する工程は、液滴操作の間、非磁気応答性ビーズの移動を妨げるように物理的な物を使用することにより達成される、請求項2記載の方法。
【請求項7】
(a)一若しくは複数のビーズは、磁気応答性であり、
(b)固定する工程は、磁気応答性のビーズ又は粒子を磁界にさらすことにより成し遂げられる、請求項2記載の方法。
【請求項8】
請求項7に記載の工程(b)は、磁界を生じさせる手段に近接するビーズを備えた液滴を一若しくは複数の電極に近接して配置することを備え、ここで、磁界の強度及び近さは、洗浄プロトコルの実行中、磁気応答性ビーズを固定するのに十分なものである、請求項7記載の方法。
【請求項9】
請求項1に記載の工程(c)は、(a)実質的に全てのビーズを備え、開始濃度に対して低濃度の物質を有する液滴、及び(b)ビーズにて実質的に不足する液滴、を備えた一連の液滴を生成する、請求項7記載の方法。
【請求項10】
請求項9に記載の(a)の液滴は、混合液滴に存在するビーズの99%を超えて備わる、請求項9記載の方法。
【請求項11】
請求項9に記載の(a)の液滴は、混合液滴に存在するビーズの99.999%を超えて備わる、請求項9記載の方法。
【請求項12】
請求項1に記載の(c)は、電極の介在による、請求項7記載の方法。
【請求項13】
請求項1に記載の(c)は、エレクトロウェッティングの介在による、請求項7記載の方法。
【請求項14】
請求項1に記載の(c)は、誘電泳動の介在による、請求項7記載の方法。
【請求項15】
請求項1に記載の(c)は、(a)実質的に全てのビーズを備え、開始濃度に対して低濃度の物質を有する液滴、及び(b)ビーズにて実質的に不足する液滴、を備えた一連の液滴を生成する、請求項6記載の方法。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16A】
【図16B】
【図17】
【図18】
【図19A】
【図19B】
【図20】
【図21】
【図2A】
【図2B】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16A】
【図16B】
【図17】
【図18】
【図19A】
【図19B】
【図20】
【図21】
【公表番号】特表2009−534653(P2009−534653A)
【公表日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−506476(P2009−506476)
【出願日】平成18年12月11日(2006.12.11)
【国際出願番号】PCT/US2006/047486
【国際公開番号】WO2007/120241
【国際公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TEFLON
【出願人】(508313149)アドバンスド・リキッド・ロジック・インコーポレイテッド (2)
【氏名又は名称原語表記】ADVANCED LIQUID LOGIC, INC.
【出願人】(502347087)デューク・ユニバーシティ (19)
【氏名又は名称原語表記】DUKE UNIVERSITY
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年12月11日(2006.12.11)
【国際出願番号】PCT/US2006/047486
【国際公開番号】WO2007/120241
【国際公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TEFLON
【出願人】(508313149)アドバンスド・リキッド・ロジック・インコーポレイテッド (2)
【氏名又は名称原語表記】ADVANCED LIQUID LOGIC, INC.
【出願人】(502347087)デューク・ユニバーシティ (19)
【氏名又は名称原語表記】DUKE UNIVERSITY
【Fターム(参考)】
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