説明

温度監視システム、温度検出装置、温度観測端末、温度調査端末、プログラム及び記録媒体

【課題】 特定の場所の温湿度を監視するシステムを安価に構成する。
【解決手段】 温湿度調査パソコン21から温湿度観測パソコン15に対して観測時間間隔及び観測値の表示を指示し、これに応じて温湿度観測パソコン15は検出装置11の温湿度検出値を観測する。検出装置11は、毎秒4回の検出を行い、その平均値を温湿度観測パソコン15に送信して表示させると共に、上記平均値を温湿度調査パソコン21に送信して表示させる。検出温度が警告設定温度30°を超えたことが検出されると、温湿度観測パソコン15は異常発生を示す電子メールを温湿度調査パソコン21、電子メール着信パソコン22及び携帯電話機50に送信する。温度がさらに上昇して60°になると、温湿度観測パソコン15はデータ保護のために自身を自動的にシャットダウンさせる。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の場所の温度を監視し、異常温度が発生したとき警告を発する温度監視システム、このシステムで用いられる温度検出装置、温度観測端末、温度調査端末、これらの装置、端末で用いられるプログラム及びこのプログラムを記録する記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーバコンピュータが設置されたサーバ室の温度が異常に上昇するとシステムダウン等の障害が生じるため、サーバ室の温度を監視することは非常に重要である。従来、サーバ室等の特定場所の温度や湿度(以下、温湿度と言う)を監視するシステムとして、例えば温度センサや湿度センサの検出値をロールに巻かれた記録紙に記録するようにしたもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の監視システムでは、停電時には動作が停止してしまう等の不都合があった。また従来は、特定場所で検出された温湿度の検出値や異常の発生をネットワークを通じて迅速に担当者に伝えることのできる監視システムを構築しようとすると、専用の端末や通信線等を必要とし、また消費電力も大きくなるため、高価なものにならざるを得なかった。
【0004】本発明は上記の実状に鑑みてなされたものであり、安価で容易に実現できる温度監視システムを得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明による温度監視システムは、特定の場所の温度を検出する検出装置と、前記検出装置の検出値を観測し、観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを所定の端末に送信する温度観測端末とを設けたものである。
【0006】また、本発明による前記温度監視システムを構成する温度検出装置は、特定の場所の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出値を毎秒複数回計測し、その平均値を瞬時値として出力する演算手段とを設けたものである。
【0007】また、本発明による前記温度監視システムを構成する温度観測端末は、特定の場所の温度を検出する検出装置の検出値を観測する観測手段と、前記観測手段の観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを所定の端末に送信する電子メール送信手段とを設けたものである。
【0008】また、本発明による前記温度監視システムを構成する温度調査端末は、特定の場所の温度を観測し、観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを所定の端末に送信する機能を持つ温度観測端末に対して、観測時間間隔及び観測値の表示を指示する指示手段と、前記指示に基づいて前記温度観測端末から受信した観測値を表示する表示手段とを設けたものである。
【0009】また、本発明による前記温度検出装置で用いられるプログラムは、特定の場所の温度を検出する温度検出処理と、前記温度検出処理による検出値を毎秒複数回計測し、その平均値を瞬時値として出力する演算処理とをコンピュータに実行させるためのものである。
【0010】また、本発明による前記温度観測端末で用いられるプログラムは、特定の場所の温度を検出する検出装置の検出値を観測する観測処理と、前記観測処理による観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを所定の端末に送信する電子メール送信処理とをコンピュータに実行させるためのものである。
【0011】また、本発明による前記温度調査端末で用いられるプログラムは、特定の場所の温度を観測し、観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを所定の端末に送信する機能を持つ温度観測端末に対して、観測時間間隔及び観測値の表示を指示する指示処理と、前記指示に基づいて前記温度観測端末から受信した観測値を表示する表示処理とをコンピュータに実行させるためのものである。
【0012】また、本発明による記録媒体は、前記温度検出装置で用いられるプログラムを記録したものである。
【0013】また、本発明による記録媒体は、前記温度観測端末で用いられるプログラムを記録したものである。
【0014】また、本発明による記録媒体は、前記温度調査端末で用いられるプログラムを記録したものである。
【0015】
【作用】従って、本発明によれば、温度調査端末は温度観測端末に対して観測時間間隔及び表示を指示し、これに基づいて温度観測端末は、検出装置が検出した特定の場所の温度を観測し、観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを温度調査端末、携帯電話機、他の端末等の予め登録された所定の端末に送信するので、異常の発生を迅速・確実に所定の端末に通知することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。本実施の形態は、特定場所としてのサーバ室の温湿度を観測・記録し、その観測値を遠隔地点に設置された端末に表示すると共に、サーバ室の温度が設定値を超えると予め登録された端末に異常を知らせる電子メールを送信するようにしたものである。
【0017】図1は本発明の実施の形態による温湿度監視システムを示す構成図である。図1において、10はサーバコンピュータ(図示せず)が設置されるサーバ室で、ここでは同じ構成のものが複数室あるものとする。20は保守担当者が勤務する担当者事務室、30は後述する各パソコンを接続するLANで、ここではIP系イントラネット(登録商標)が用いられている。40はインターネット、50はインターネット40を介してLAN30に接続される予め登録された端末の1つとしての携帯電話機である。
【0018】サーバ室10において、11は検出装置であり、温度センサ12、湿度センサ13及びワンチップマイコン14で構成される。ワンチップマイコン14は、A/D変換機能を有しており、プログラム言語はアセンブラが用いられている。15は温湿度観測パソコンで、検出装置11の温湿度検出値を指示された時間間隔で観測・記録し、その観測値を後述する温湿度調査パソコン21に送信すると共に、異常の発生を示す電子メールを温湿度調査パソコン21、電子メール着信パソコン22及び携帯電話機50等の登録された端末に送信するものである。この温湿度調査パソコン21のプログラム言語は、ビジュアル・ベーシック(VisualBasic)が用いられている。
【0019】16は検出装置11に温湿度観測パソコン15を接続するRS232Cコネクタである。本実施の形態においては、このRS232Cコネクタ16を介して温湿度観測パソコン15の制御端子から検出装置11に電源電圧が供給されるようになされている。また、温湿度観測パソコン15はLAN30にイーサネット(登録商標)ポートを介して接続されている。
【0020】上記ワンチップマイコン14は、家庭用電子機器等で用いられる市販のものを利用することができる。また、温湿度観測パソコン15としては、例えば余剰の低機能のパソコンを利活用することができる。
【0021】次に、担当者事務室20において、21は温湿度調査パソコンであり、温湿度観測パソコン15に対して観測時間間隔を指示すると共に、観測値の表示を指示する。プログラム言語はビジュアル・ベーシックである。22は前記電子メールを受信する電子メール着信パソコンであり、保守担当者が使用する。本実施の形態においては、この電子メール着信パソコン22、前記温湿度調査パソコン21及び携帯電話機50を登録された所定の端末とする。
【0022】図4は検出装置11の回路構成を示すもので、図1のワンチップマイコン14とRS232Cコネクタ16とがそれぞれ所定の端子同士で接続されている。また、ワンチップマイコン14に温度センサ12、湿度センサ13が接続されている。尚、図示における各抵抗器の抵抗値KΩや各コンデンサの容量値μFは一例を示している。17は三端子レギュレータで、温湿度観測パソコン15からRS232Cコネクタ16を介して供給される電源電圧を安定化して5Vの電圧を出力し、後述する各部に供給する。RS232Cコネクタ16は+−の両電極に電圧を出力するので、三端子レギュレータ17とRS232Cコネクタ16との間には逆流防止用のダイオード18が接続されている。このダイオードとしてショットキーバリアダイオードを使用することにより、電圧降下を抑えるようにしている。尚、三端子レギュレータ17は、市販の消費電流の少ないものを容易に入手可能である。
【0023】19は基準電圧ダイオードであり、温度センサ12、湿度センサ13の各検出値(アナログ値)をワンチップマイコン14においてA/D変換する際の基準電圧VREF を生成するためのものである。三端子レギュレータ17から上記5Vの電圧が供給され、この電圧を図の○で囲った10KΩの可変抵抗器を調整することにより、VREF =+2.55Vを得るようにしている。
【0024】温度センサ12、湿度センサ13は、各検出電圧をそれぞれ0.1μFのコンデンサを介してワンチップマイコン14に入力し、これをA/D変換するようになされている。また湿度を検出しない場合には、上記コンデンサに代えて図の○で囲った10KΩの抵抗器を接続するようになされる。
【0025】ワンチップマイコン14は、温湿度観測パソコン15から電源電圧を供給されるので、できるだけ省エネ化する必要がある。コンピュータの消費電力はクロック周波数に比例するので、ここでは、ワンチップマイコン14にクロック周波数の低い4MHz の基準発振器14Aを使用している。上記構成によれば、入手の容易な市販のパーツを組み合わせることで、消費電力の少ない検出装置11を安価に実現することができる。
【0026】次に、上記構成による温湿度監視システムの動作について、図2のシーケンスチャートを参照して説明する。ここでは、警告設定温度を30°、自動シャットダウン温度を60°としている。まず、通常時の動作について図2(a)を参照して説明する。
(1)温湿度調査パソコン21から温湿度観測パソコン15に対して観測時間間隔及び観測値の表示を指示する。観測時間間隔は、例えば1分、5分、10分、30分である。また、手動によるアクセスでいつでも観測することができる。
(2)温湿度観測パソコン15は、上記指示に基づいて検出装置11の温湿度の検出値を観測する。
【0027】(3)(4)検出装置11は、毎秒4回の検出を行い、その平均値を瞬時値として温湿度観測パソコン15に送信する。
(5)温湿度観測パソコン15は、上記瞬時値を観測結果として表示する。
(6)(7)検出装置11は、さらに上記4回/秒を10分間行ってその平均値を平均値として温湿度観測パソコン15に送信する。
(8)温湿度観測パソコン15は、上記平均値を観測結果として表示すると共に、データベースに記録する。
(9)温湿度観測パソコン15は、温湿度の上記平均値を温湿度調査パソコン21に送信し、温湿度調査パソコン21はこれを表示する。
【0028】尚、温湿度の観測を上記4回/秒で行う理由は、検出装置11が温湿度観測パソコン15から電源電圧を供給されているので、その電圧変動による基準電圧の変動や、温湿度センサ12、13におけるコンデンサ電圧の変動、及びサーバ室10内の瞬間的な温度の変動等の影響を軽減するためである。
【0029】図3(a)は上記(5)〜(8)による温湿度観測パソコン15の表示画面を示す。図の左側には温湿度の上記瞬時値及び平均値が示され、右側にはデータベースに登録された瞬時値の履歴が表示されている。図3(b)は上記(9)による温湿度観測パソコン15の表示画面を示す。図示のように、5ヵ所の観測地点のうち2ヵ所の温湿度の平均値が表示されている。
【0030】次に、異常時の動作について図2(b)を参照して説明する。
(10)検出装置11によりサーバ室10の温度が警告設定温度30°を超えたことが検出される。
(11)温湿度観測パソコン15は異常発生を示す内容の電子メールを温湿度調査パソコン21及び電子メール着信パソコン22に送信する。
(12)電子メールは同時に携帯電話機50にも送信される。
(13)また、温度がさらに上昇して60°になると、温湿度観測パソコン15はデータ保護のために自身を自動的にシャットダウンさせる。
【0031】本実施の形態によれば、サーバ室の温度の異常上昇を検出して登録された端末に電子メールを送信するので、異常の発生を確実に担当者に通知することができ、システムダウン等を未然に防止することができる。また、温湿度観測パソコン15のデータベースに記録されたデータを分析することにより、室内の空調を適切に調節することができる。また、専用の通信線を用いることなく既存のLANを利用すると共に、入手の容易な市販の部品や、特に使用されていない低機能のパソコン等を用いて安価に構成することができ、しかも低消費電力のシステムを実現することができる。
【0032】尚、本実施の形態においては、温度の異常を検出したとき所定の端末に電子メールを送信しているが、湿度の異常を検出したとき所定の端末に電子メールを送信するようにしてもよい。また、インターネット40に接続された任意の端末から温湿度観測パソコン15にアクセスして、その観測値を知るように構成することもできる。また、温湿度監視対象の場所としては、サーバ室に限らず他のどのような場所であってよい。
【0033】次に、本発明の実施の形態によるプログラム及びプログラムを記録する記録媒体について説明する。図1、図2について前述した処理を、温湿度監視システムを構成する検出装置11、温湿度観測パソコン15、温湿度調査パソコン21における各コンピュータシステムのCPUが実行するための各プログラムは、本発明によるプログラムを構成する。
【0034】このプログラムの記録媒体としては、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いることができ、これらをROM、RAM、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード等に構成して用いてよい。またこの記録媒体は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0035】また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0036】また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0037】従って、この記録媒体を図1のシステム又は装置とは異なるシステム又は装置において用い、そのシステム又は装置のコンピュータがこの記録媒体に格納されたプログラムを実行することによっても、各実施の形態で説明した機能及び効果と同等の機能及び効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サーバ室等の特定場所の温度又は温湿度の異常が検出されたとき、登録された所定の端末に電子メールを送信するので、異常の発生を確実に担当者に通知することができる。また、既存のLAN等を利用することにより専用の通信線を用いることなく、さらに、市販の部品や特に使用されていない低機能のパソコン等を用いて低消費電力のシステムを安価に容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による温湿度監視システムを示す構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態による温湿度監視システムの動作を示すシーケンスチャートである。
【図3】 図1の温湿度観測パソコン15及び温湿度調査パソコン21の表示画面を示す構成図である。
【図4】 図1の検出装置11の回路構成図である。
【符号の説明】
10 サーバ室
11 検出装置
12 温度センサ
13 湿度センサ
14 ワンチップマイコン
14A 基準発振器
15 温湿度観測パソコン
16 RS232Cコネクタ
17 三端子レギュレータ
18 ダイオード
19 基準電圧ダイオード
20 担当者事務室
21 温湿度調査パソコン
22 電子メール着信パソコン
30 LAN
40 インターネット
50 携帯電話機

【特許請求の範囲】
【請求項1】 特定の場所の温度を検出する検出装置と、前記検出装置の検出値を観測し、観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを所定の端末に送信する温度観測端末とを設けたことを特徴とする温度監視システム。
【請求項2】 前記温度観測端末に対して観測時間間隔及び観測値の表示を指示する温度調査端末を設け、前記温度観測端末は、指示に応じた時間間隔で観測を行うと共に、その観測値を温度調査端末に送信して表示させることを特徴とする請求項1記載の温度監視システム。
【請求項3】 前記検出装置は、前記温度観測端末から電源電圧を供給されることを特徴とする請求項1又は2記載の温度監視システム。
【請求項4】 前記検出装置は、前記特定の場所の温度を毎秒複数回検出しその平均値を瞬時値として出力することを特徴とする請求項1、2又は3記載の温度監視システム。
【請求項5】 前記電子メールは、LANを通じて前記所定の端末に送信されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の温度監視システム。
【請求項6】 前記電子メールが送信される所定の端末の1つが携帯電話機であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の温度監視システム。
【請求項7】 前記検出装置は、前記特定の場所の湿度を検出し、その検出値を前記温度観測端末が観測し、その観測値が所定の湿度を超えたとき電子メールを送信することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の温度監視システム。
【請求項8】 前記特定の場所は、サーバコンピュータが設置された室内であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の温度監視システム。
【請求項9】 特定の場所の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出値を毎秒複数回計測し、その平均値を瞬時値として出力する演算手段とを設けたことを特徴とする温度検出装置。
【請求項10】 特定の場所の温度を検出する検出装置の検出値を観測する観測手段と、前記観測手段の観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを所定の端末に送信する電子メール送信手段とを設けたことを特徴とする温度観測端末。
【請求項11】 特定の場所の温度を観測し、観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを所定の端末に送信する機能を持つ温度観測端末に対して、観測時間間隔及び観測値の表示を指示する指示手段と、前記指示に基づいて前記温度観測端末から受信した観測値を表示する表示手段とを設けたことを特徴とする温度調査端末。
【請求項12】 特定の場所の温度を検出する温度検出処理と、前記温度検出処理による検出値を毎秒複数回計測し、その平均値を瞬時値として出力する演算処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項13】 特定の場所の温度を検出する検出装置の検出値を観測する観測処理と、前記観測処理による観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを所定の端末に送信する電子メール送信処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項14】 特定の場所の温度を観測し、観測値が所定温度を超えたときその旨を示す電子メールを所定の端末に送信する機能を持つ温度観測端末に対して、観測時間間隔及び観測値の表示を指示する指示処理と、前記指示に基づいて前記温度観測端末から受信した観測値を表示する表示処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項15】 請求項12記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
【請求項16】 請求項13記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
【請求項17】 請求項14記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2003−207395(P2003−207395A)
【公開日】平成15年7月25日(2003.7.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2002−7974(P2002−7974)
【出願日】平成14年1月16日(2002.1.16)
【出願人】(399040405)東日本電信電話株式会社 (286)
【Fターム(参考)】