説明

炎症性疾患活動性を測定およびモニタリングするためのバイオマーカーおよび方法

炎症性疾患の診断および評価に有用なバイオマーカーを、その発現を測定するためのキットと共に提供する。本発明はまた、該バイオマーカーに基づく予測モデル、ならびに、サンプルをスコア化しかつ任意で分類するためのコンピュータシステムおよび該モデルのソフトウェア態様を提供する。該バイオマーカーには、DAIMRKグループから選択される少なくとも2つのバイオマーカーが含まれ、スコアは、疾患活動性指標(DAI)である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の段階を含む、サンプルをスコア化する方法:
第1の対象から得られた第1のサンプルと関連する第1のデータセットを受け取る段階であって、第1のデータセットが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);ICTP;インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);ピリジノリン(PYD);レジスチン(RETN);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);腫瘍壊死因子(リガンド)スーパーファミリー、メンバー13b(TNFSF13B、またはBAFF);血管細胞接着分子1(VCAM1);および血管内皮成長因子A(VEGFA)からなる群より選択される少なくとも2つのマーカーに関する定量的データを含む、段階;ならびに
解釈関数を使用して第1のデータセットから第1のDAIスコアを決定する段階であって、第1のDAIスコアが、第1の対象における炎症性疾患活動性の定量的尺度を提供する、段階。
【請求項2】
第1の対象から第1のサンプルを得る段階であって、第1のサンプルが複数の分析物を含む、段階;
第1のサンプルを試薬と接触させる段階;
該試薬と該複数の分析物との複数の複合体を生成する段階;および
該複数の複合体を検出して、第1のサンプルと関連する第1のデータセットを得る段階であって、第1のデータセットが、前記少なくとも2つのマーカーに関する定量的データを含む、段階
を含む方法により第1のデータセットが得られる、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ疾患活動性であり、かつ、前記DAIスコアに基づき第1の対象のSharpスコアの変化を予測する段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項4】
第1のDAIスコアが、臨床評価の予測となる、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項5】
前記解釈関数が予測モデルに基づく、請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記臨床評価が、DAS、DAS28、DAS28-CRP、Sharpスコア、圧痛関節数(TJC)、および腫脹関節数(SJC)からなる群より選択される、請求項4または5記載の方法。
【請求項7】
前記臨床評価がDASである、請求項4〜6のいずれか一項記載の方法。
【請求項8】
前記臨床評価がDAS28-CRPである、請求項4〜6のいずれか一項記載の方法。
【請求項9】
DAS28-CRPが、圧痛関節数(TJC)、腫脹関節数(SJC)、および患者の全般的健康評価からなる群より選択される項目を含む、請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1からなる群より選択される、請求項4〜9のいずれか一項記載の方法。
【請求項11】
前記臨床評価がTJCであり、第1のデータセットが、CHI3L1、EGF、IL6、LEP、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項4〜9のいずれか一項記載の方法。
【請求項12】
前記臨床評価がSJCであり、第1のデータセットが、CHI3L1、EGF、IL6、SAA1、およびTNFRSF1Aからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項4〜9のいずれか一項記載の方法。
【請求項13】
前記臨床評価が、患者の全般的健康評価であり、第1のデータセットが、EGF、IL6、LEP、MMP1、MMP3、RETN、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項4〜9のいずれか一項記載の方法。
【請求項14】
前記予測モデルが、前進線形段階的回帰アルゴリズム;線形回帰のLasso縮小選択法;または線形回帰の正則化および変数選択のためのElastic Netを含むアルゴリズムを用いて開発される、請求項5〜13のいずれか一項記載の方法。
【請求項15】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1からなる群より選択される、請求項1〜3のいずれか一項記載の方法。
【請求項16】
以下の段階をさらに含む、請求項1〜2または15のいずれか一項記載の方法:
第1の対象から得られた第2のサンプルと関連する第2のデータセットを受け取る段階であって、第1のサンプルと第2のサンプルが、異なる時点で第1の対象から得られたものである、段階;
前記解釈関数を使用して第2のデータセットから第2のDAIスコアを決定する段階;および
第1のDAIスコアと第2のDAIスコアを比較して、DAIスコアの変化を判定する段階であって、該変化が、第1の対象における前記炎症性疾患活動性の変化を示す、段階。
【請求項17】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ活動性であり、関節リウマチ疾患活動性における示された変化が、治療レジメンに対する前記対象の応答の有無または程度を示す、請求項16記載の方法。
【請求項18】
前記DAIスコアの変化の速度を決定する段階をさらに含み、該速度が、治療レジメンに対する第1の対象の応答の程度を示す、請求項16記載の方法。
【請求項19】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ疾患活動性であり、かつ、関節リウマチ疾患活動性の前記変化に基づき、第1の対象のSharpスコア変化速度を予測する段階をさらに含む、請求項16記載の方法。
【請求項20】
前記予測されたSharpスコア変化速度に基づき、第1の対象における関節リウマチ進行に関する予後を判定する段階をさらに含む、請求項19記載の方法。
【請求項21】
前記炎症性疾患が関節リウマチである、請求項1または2記載の方法。
【請求項22】
前記炎症性疾患が未分類関節炎である、請求項1または2記載の方法。
【請求項23】
前記少なくとも2つのマーカーの一方がCRPまたはSAA1である、請求項1または2記載の方法。
【請求項24】
前記解釈関数が予測モデルに基づく、請求項1〜3または15〜23のいずれか一項記載の方法。
【請求項25】
前記予測モデルが、前進線形段階的回帰アルゴリズム;線形回帰のLasso縮小選択法;または線形回帰の正則化および変数選択のためのElastic Netを含むアルゴリズムを用いて開発される、請求項24記載の方法。
【請求項26】
前記解釈関数が、DAIスコア = (0.56*sqrt(IPTJC)) + (0.28*sqrt(IPSJC)) + (0.14*(PPGA)) + (0.36*ln(CRP/106 + 1)) + 0.96であり;ここで、IPTJC = 改善されたPTJC = max(0.1739*PTJC + 0.7865*PSJC, 0);IPSJC = 改善されたPSJC = max(0.1734*PTJC + 0.7839*PSJC, 0);PTJC = 圧痛関節数の予測 = -38.564 + 3.997*(SAA1)1/10 + 17.331*(IL6)1/10 + 4.665*(CHI3L1)1/10 - 15.236*(EGF)1/10 + 2.651*(TNFRSF1A)1/10 + 2.641*(LEP)1/10 + 4.026*(VEGFA)1/10 - 1.47*(VCAM1)1/10;PSJC = 腫脹関節数の予測 = -25.444 + 4.051*(SAA1)1/10 + 16.154*(IL6)1/10 - 11.847*(EGF)1/10 + 3.091*(CHI3L1)1/10 + 0.353*(TNFRSF1A)1/10;PPGA =患者の全般的評価の予測 = -13.489 + 5.474*(IL6)1/10 + 0.486*(SAA1)1/10 + 2.246*(MMP1)1/10 + 1.684*(レプチン)1/10 + 4.14*(TNFRSF1A)1/10 + 2.292*(VEGFA)1/10 - 1.898*(EGF)1/10 + 0.028*(MMP3)1/10 - 2.892*(VCAM1)1/10 -.506*(RETN) 1/10であり、ここで、すべてのバイオマーカーの単位はpg/mLである、請求項1記載の方法。
【請求項27】
前記解釈関数が、DAIスコア = (0.56*sqrt(IPTJC)) + (0.28*sqrt(IPSJC)) + (0.14*(PPGA)) + (0.36*ln(CRP + 1)) + 0.96であり;ここで、IPTJC = 改善されたPTJC = max(0.1739*PTJC + 0.7865*PSJC,0);IPSJC = 改善されたPSJC = max(0.1734*PTJC + 0.7839*PSJC,0);PTJC = 圧痛関節数の予測 = -38.564 + 3.997*(SAA1)1/10 + 17.331*(IL6)1/10 + 4.665*(CHI3L1)1/10 - 15.236*(EGF)1/10 + 2.651*(TNFRSF1A)1/10 + 2.641*(LEP)1/10 + 4.026*(VEGFA)1/10 - 1.47*(VCAM1)1/10;PSJC = 腫脹関節数の予測 = -25.444 + 4.051*(SAA1)1/10 + 16.154*(IL6)1/10 - 11.847*(EGF)1/10 + 3.091*(CHI3L1)1/10 + 0.353*(TNFRSF1A)1/10;PPGA =患者の全般的評価の予測 = -13.489 + 5.474*(IL6)1/10 + 0.486*(SAA1)1/10 + 2.246*(MMP1)1/10 + 1.684*(レプチン)1/10 + 4.14*(TNFRSF1A)1/10 + 2.292*(VEGFA)1/10 - 1.898*(EGF)1/10 + 0.028*(MMP3)1/10 - 2.892*(VCAM1)1/10 -.506*(RETN) 1/10であり、ここで、CRPの単位はmg/Lであり、他のバイオマーカーの単位はpg/mLである、請求項1記載の方法。
【請求項28】
スケール化されたDAIスコアを決定する段階をさらに含み、ここで、該スケール化されたDAIスコア = round(max(min((DAIスコア)*10.53 + 1, 100), 1))である、請求項26または27記載の方法。
【請求項29】
前記DAIスコアが、炎症性疾患代用エンドポイントとして使用される、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項30】
以下の段階を含む、対象における関節リウマチの有無を判定する方法:
請求項0記載の方法に従い、集団内の対象に関するDAIスコアを決定する段階であって、該対象が、関節リウマチに関して陰性である、段階;
該決定されたDAIスコアに基づき、該集団に関する総計DAI値を得る段階;
第2の対象に関する第2のDAIスコアを決定する段階;
該総計DAI値と第2のDAIスコアを比較する段階;および
該比較に基づき、第2の対象における関節リウマチの有無を判定する段階。
【請求項31】
第1の対象が関節リウマチの治療を受けており、かつ以下の段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の方法:
請求項1記載の方法に従い、第2の対象に関する第2のDAIスコアを決定する段階であって、第2の対象が第1の対象と同じ種であり、かつ第2の対象が関節リウマチの治療を受けている、段階;
第1のDAIスコアと第2のDAIスコアを比較する段階;および
該スコア比較に基づき、第1の対象に対する治療効果を判定する段階。
【請求項32】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ療法に対する応答を判定する段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項33】
前記DIAスコアに基づき、関節リウマチ治療レジメンを選択する段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項34】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ治療経過を判定する段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項35】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ疾患活動性を低または高に格付けする段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項36】
前記予測モデルの性能が、0.60〜0.99の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項24〜35のいずれか一項記載の方法。
【請求項37】
前記予測モデルの性能が、0.70〜0.79の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項36記載の方法。
【請求項38】
前記予測モデルの性能が、0.80〜0.89の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項36記載の方法。
【請求項39】
前記少なくとも2つのマーカーが、(APOA1およびIL8)、(カルプロテクチンおよびCRP)、(カルプロテクチンおよびEGF)、(カルプロテクチンおよびIL8)、(CRPおよびAPOA1)、(CRPおよびAPOC3)、(CRPおよびCCL22)、(CRPおよびCHI3L1)、(CRPおよびEGF)、(CRPおよびICAM1)、(CRPおよびIL1B)、(CRPおよびIL6)、(CRPおよびIL6R)、(CRPおよびIL8)、(CRPおよびLEP)、(CRPおよびMMP1)、(CRPおよびMMP3)、(CRPおよびRETN)、(CRPおよびSAA1)、(CRPおよびTNFRSF1A)、(CRPおよびVCAM1)、(CRPおよびVEGF)、(EGFおよびAPOA1)、(EGFおよびCHI3L1)、(EGFおよびICAM1)、(EGFおよびIL8)、(EGFおよびLEP)、(EGFおよびMMP1)、(EGFおよびTNFRSF1A)、(EGFおよびVCAM1)、(ICAM1およびIL8)、(IL1RNおよびCRP)、(IL1RNおよびEGF)、(IL1RNおよびIL8)、(IL8およびAPOC3)、(IL8およびCCL22)、(IL8およびCHI3L1)、(IL8およびIL6)、(IL8およびIL6R)、(IL8およびTNFRSF1A)、(LEPおよびIL8)、(MMP3およびIL8)、(RETNおよびIL8)、(SAA1およびEGF)、(SAA1およびIL8)、(SAA1およびLEP)、(SAA1およびRETN)、または(VCAM1およびIL8)を含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項40】
前記少なくとも2つのマーカーが、(カルプロテクチンおよびCHI3L1)、(カルプロテクチンおよびインターロイキン)、(カルプロテクチンおよびLEP)、(カルプロテクチンおよびピリジノリン)、(カルプロテクチンおよびRETN)、(CCL22およびカルプロテクチン)、(CCL22およびCRP)、(CCL22およびIL6)、(CCL22およびSAA1)、(CRPおよびカルプロテクチン)、(CRPおよびCHI3L1)、(CRPおよびEGF)、(CRPおよびICAM1)、(CRPおよびIL1B)、(CRPおよびIL1RN)、(CRPおよびIL6)、(CRPおよびIL6R)、(CRPおよびIL8)、(CRPおよびLEP)、(CRPおよびMMP1)、(CRPおよびMMP3)、(CRPおよびピリジノリン)、(CRPおよびRETN)、(CRPおよびSAA1)、(CRPおよびTNFRSF1A)、(CRPおよびVCAM1)、(CRPおよびVEGFA)、(EGFおよびカルプロテクチン)、(EGFおよびIL6)、(EGFおよびSAA1)、(ICAM1およびカルプロテクチン)、(ICAM1およびIL6)、(ICAM1およびSAA1)、(IL1Bおよびカルプロテクチン)、(IL1BおよびIL6)、(IL1BおよびMMP3)、(IL1BおよびSAA1)、(IL6およびカルプロテクチン)、(IL6およびCHI3L1)、(IL6およびIL1RN)、(IL6およびIL8)、(IL6およびLEP)、(IL6およびMMP1)、(IL6およびMMP3)、(IL6およびピリジノリン)、(IL6およびRETN)、(IL6およびSAA1)、(IL6およびTNFRSF1A)、(IL6およびVCAM1)、(IL6およびVEGFA)、(IL6Rおよびカルプロテクチン)、(IL6RおよびIL6)、(IL6RおよびSAA1)、(IL8およびカルプロテクチン)、(IL8およびMMP3)、(IL8およびSAA1)、(MMP1およびカルプロテクチン)、(MMP1およびSAA1)、(MMP3およびカルプロテクチン)、(MMP3およびCHI3L1)、(MMP3およびSAA1)、(SAA1およびカルプロテクチン)、(SAA1およびCHI3L1)、(SAA1およびIL1RN)、(SAA1およびLEP)、(SAA1およびピリジノリン)、(SAA1およびRETN)、(SAA1およびTNFRSF1A)、(SAA1およびVCAM1)、(SAA1およびVEGFA)、(TNFRSF1Aおよびカルプロテクチン)、(VCAM1およびカルプロテクチン);または(VEGFAおよびカルプロテクチン)を含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項41】
前記少なくとも2つのマーカーが、図1のTWOMRKセット番号1〜208からなる群より選択される1セットのマーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項42】
前記少なくとも2つのマーカーが、図17のTWOMRKセット番号1〜157からなる群より選択される1セットのマーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項43】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも3つのマーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項44】
前記少なくとも2つのマーカーが、図2のTHREEMRKセット番号1〜378および図18のTHREEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの3マーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項45】
前記少なくとも2つのマーカーが、図18のTHREEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの3マーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項46】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも4つのマーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項47】
前記少なくとも2つのマーカーが、図3のFOURMRKセット番号1〜54からなる群より選択される1セットの4マーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項48】
前記少なくとも2つのマーカーが、図19のFOURMRKセット番号1〜266からなる群より選択される1セットの4マーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項49】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも5つのマーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項50】
前記少なくとも2つのマーカーが、図4のFIVEMRKセット番号1〜44からなる群より選択される1セットの5マーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項51】
前記少なくとも2つのマーカーが、図20のFIVEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの5マーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項52】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも6つのマーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項53】
前記少なくとも2つのマーカーが、図5のSIXMRKセット番号1〜84からなる群より選択される1セットの6マーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項54】
前記少なくとも2つのマーカーが、図21のSIXMRKセット番号1〜192からなる群より選択される1セットの6マーカーを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項55】
前記少なくとも2つのマーカーが、カルプロテクチン、CCL22、CRP、EGF、ICAM1、CHI3L1、ICTP、IL1B、IL1RA、IL6、IL6R、IL8、LEP、MMP1、MMP3、ピリジノリン、RETN、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項56】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1を含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項57】
前記DAIスコアを第1の対象に報告する段階をさらに含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項58】
コンピュータにより実行される、サンプルをスコア化する方法であって、以下の段階を含む、方法:
第1の対象から得られた第1のサンプルと関連する第1のデータセットを受け取る段階であって、第1のデータセットが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);ICTP;インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);ピリジノリン(PYD);レジスチン(RETN);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);腫瘍壊死因子(リガンド)スーパーファミリー、メンバー13b(TNFSF13B、またはBAFF);血管細胞接着分子1(VCAM1);および血管内皮成長因子A(VEGFA)からなる群より選択される少なくとも2つのマーカーに関する定量的データを含む、段階;ならびに
コンピュータプロセッサにより、解釈関数を使用して第1のデータセットから第1のDAIスコアを決定する段階であって、第1のDAIスコアが、第1の対象における炎症性疾患活動性の定量的尺度を提供する、段階。
【請求項59】
第1の対象から第1のサンプルを得る段階であって、第1のサンプルが複数の分析物を含む、段階;
第1のサンプルを試薬と接触させる段階;
該試薬と該複数の分析物との複数の複合体を生成する段階;および
該複数の複合体を検出して、第1のサンプルと関連する第1のデータセットを得る段階であって、第1のデータセットが、前記少なくとも2つのマーカーに関する定量的データを含む、段階
を含む方法により第1のデータセットが得られる、請求項58記載の方法。
【請求項60】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ疾患活動性であり、かつ、前記DAIスコアに基づき第1の対象のSharpスコアの変化を予測する段階をさらに含む、請求項58記載の方法。
【請求項61】
第1のDAIスコアが、臨床評価の予測となる、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項62】
前記解釈関数が予測モデルに基づく、請求項61記載の方法。
【請求項63】
前記臨床評価が、DAS、DAS28、DAS28-CRP、Sharpスコア、圧痛関節数(TJC)、および腫脹関節数(SJC)からなる群より選択される、請求項61または62記載の方法。
【請求項64】
前記臨床評価がDASである、請求項61〜63のいずれか一項記載の方法。
【請求項65】
前記臨床評価がDAS28-CRPである、請求項61〜63のいずれか一項記載の方法。
【請求項66】
DAS28-CRPが、圧痛関節数(TJC)、腫脹関節数(SJC)、および患者の全般的健康評価からなる群より選択される項目を含む、請求項65記載の方法。
【請求項67】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1からなる群より選択される、請求項61〜66のいずれか一項記載の方法。
【請求項68】
前記臨床評価がTJCであり、第1のデータセットが、CHI3L1、EGF、IL6、LEP、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項61〜66のいずれか一項記載の方法。
【請求項69】
前記臨床評価がSJCであり、第1のデータセットが、CHI3L1、EGF、IL6、SAA1、およびTNFRSF1Aからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項61〜66のいずれか一項記載の方法。
【請求項70】
前記臨床評価が、患者の全般的健康評価であり、第1のデータセットが、EGF、IL6、LEP、MMP1、MMP3、RETN、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項61〜66のいずれか一項記載の方法。
【請求項71】
前記予測モデルが、前進線形段階的回帰アルゴリズム;線形回帰のLasso縮小選択法;または線形回帰の正則化および変数選択のためのElastic Netを含むアルゴリズムを用いて開発される、請求項62〜70のいずれか一項記載の方法。
【請求項72】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1からなる群より選択される、請求項58〜60のいずれか一項記載の方法。
【請求項73】
以下の段階をさらに含む、請求項58〜59または72のいずれか一項記載の方法:
第1の対象から得られた第2のサンプルと関連する第2のデータセットを受け取る段階であって、第1のサンプルと第2のサンプルが、異なる時点で第1の対象から得られたものである、段階;
前記解釈関数を使用して第2のデータセットから第2のDAIスコアを決定する段階;および
第1のDAIスコアと第2のDAIスコアを比較して、DAIスコアの変化を判定する段階であって、該変化が、第1の対象における前記炎症性疾患活動性の変化を示す、段階。
【請求項74】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ活動性であり、関節リウマチ疾患活動性における示された変化が、治療レジメンに対する前記対象の応答の有無または程度を示す、請求項73記載の方法。
【請求項75】
前記DAIスコアの変化の速度を決定する段階をさらに含み、該速度が、治療レジメンに対する第1の対象の応答の程度を示す、請求項73記載の方法。
【請求項76】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ疾患活動性であり、かつ、関節リウマチ疾患活動性の前記変化に基づき、第1の対象のSharpスコア変化速度を予測する段階をさらに含む、請求項73記載の方法。
【請求項77】
前記予測されたSharpスコア変化速度に基づき、第1の対象における関節リウマチ進行に関する予後を判定する段階をさらに含む、請求項76記載の方法。
【請求項78】
前記炎症性疾患が関節リウマチである、請求項58または59記載の方法。
【請求項79】
前記炎症性疾患が未分類関節炎である、請求項58または59記載の方法。
【請求項80】
前記少なくとも2つのマーカーの一方がCRPまたはSAA1である、請求項58または59記載の方法。
【請求項81】
前記解釈関数が予測モデルに基づく、請求項58〜60または72〜80のいずれか一項記載の方法。
【請求項82】
前記予測モデルが、前進線形段階的回帰アルゴリズム;線形回帰のLasso縮小選択法;または線形回帰の正則化および変数選択のためのElastic Netを含むアルゴリズムを用いて開発される、請求項81記載の方法。
【請求項83】
前記解釈関数が、DAIスコア = (0.56*sqrt(IPTJC)) + (0.28*sqrt(IPSJC)) + (0.14*(PPGA)) + (0.36*ln(CRP/106 + 1)) + 0.96であり;ここで、IPTJC = 改善されたPTJC = max(0.1739*PTJC + 0.7865*PSJC, 0);IPSJC = 改善されたPSJC = max(0.1734*PTJC + 0.7839*PSJC, 0);PTJC = 圧痛関節数の予測 = -38.564 + 3.997*(SAA1)1/10 + 17.331*(IL6)1/10 + 4.665*(CHI3L1)1/10 - 15.236*(EGF)1/10 + 2.651*(TNFRSF1A)1/10 + 2.641*(LEP)1/10 + 4.026*(VEGFA)1/10 - 1.47*(VCAM1)1/10;PSJC = 腫脹関節数の予測 = -25.444 + 4.051*(SAA1)1/10 + 16.154*(IL6)1/10 - 11.847*(EGF)1/10 + 3.091*(CHI3L1)1/10 + 0.353*(TNFRSF1A)1/10;PPGA =患者の全般的評価の予測 = -13.489 + 5.474*(IL6)1/10 + 0.486*(SAA1)1/10 + 2.246*(MMP1)1/10 + 1.684*(レプチン)1/10 + 4.14*(TNFRSF1A)1/10 + 2.292*(VEGFA)1/10 - 1.898*(EGF)1/10 + 0.028*(MMP3)1/10 - 2.892*(VCAM1)1/10 -.506*(RETN) 1/10であり、ここで、すべてのバイオマーカーの単位はpg/mLである、請求項58記載の方法。
【請求項84】
前記解釈関数が、DAIスコア = (0.56*sqrt(IPTJC)) + (0.28*sqrt(IPSJC)) + (0.14*(PPGA)) + (0.36*ln(CRP + 1)) + 0.96であり;ここで、IPTJC = 改善されたPTJC = max(0.1739*PTJC + 0.7865*PSJC,0);IPSJC = 改善されたPSJC = max(0.1734*PTJC + 0.7839*PSJC,0);PTJC = 圧痛関節数の予測 = -38.564 + 3.997*(SAA1)1/10 + 17.331*(IL6)1/10 + 4.665*(CHI3L1)1/10 - 15.236*(EGF)1/10 + 2.651*(TNFRSF1A)1/10 + 2.641*(LEP)1/10 + 4.026*(VEGFA)1/10 - 1.47*(VCAM1)1/10;PSJC = 腫脹関節数の予測 = -25.444 + 4.051*(SAA1)1/10 + 16.154*(IL6)1/10 - 11.847*(EGF)1/10 + 3.091*(CHI3L1)1/10 + 0.353*(TNFRSF1A)1/10;PPGA =患者の全般的評価の予測 = -13.489 + 5.474*(IL6)1/10 + 0.486*(SAA1)1/10 + 2.246*(MMP1)1/10 + 1.684*(レプチン)1/10 + 4.14*(TNFRSF1A)1/10 + 2.292*(VEGFA)1/10 - 1.898*(EGF)1/10 + 0.028*(MMP3)1/10 - 2.892*(VCAM1)1/10 -.506*(RETN) 1/10であり、ここで、CRPの単位はmg/Lであり、他のバイオマーカーの単位はpg/mLである、請求項58記載の方法。
【請求項85】
スケール化されたDAIスコアを決定する段階をさらに含み、ここで、該スケール化されたDAIスコア = round(max(min((DAIスコア)*10.53 + 1, 100), 1))である、請求項83または84記載の方法。
【請求項86】
前記DAIスコアが、炎症性疾患代用エンドポイントとして使用される、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項87】
コンピュータにより実行される、対象における関節リウマチの有無を判定する方法であって、以下の段階を含む、方法:
請求項58記載の方法に従い、集団内の対象に関するDAIスコアを決定する段階であって、該対象が、関節リウマチに関して陰性である、段階;
該決定されたDAIスコアに基づき、該集団に関する総計DAI値を得る段階;
第2の対象に関する第2のDAIスコアを決定する段階;
該総計DAI値と第2のDAIスコアを比較する段階;および
該比較に基づき、第2の対象における関節リウマチの有無を判定する段階。
【請求項88】
第1の対象が関節リウマチの治療を受けており、かつ以下の段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の方法:
請求項58記載の方法に従い、第2の対象に関する第2のDAIスコアを決定する段階であって、第2の対象が第1の対象と同じ種であり、かつ第2の対象が関節リウマチの治療を受けている、段階;
第1のDAIスコアと第2のDAIスコアを比較する段階;および
該スコア比較に基づき、第1の対象に対する治療効果を判定する段階。
【請求項89】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ療法に対する応答を判定する段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項90】
前記DIAスコアに基づき、関節リウマチ治療レジメンを選択する段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項91】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ治療経過を判定する段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項92】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ疾患活動性を低または高に格付けする段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の方法。
【請求項93】
前記予測モデルの性能が、0.60〜0.99の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項81〜92のいずれか一項記載の方法。
【請求項94】
前記予測モデルの性能が、0.70〜0.79の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項93記載の方法。
【請求項95】
前記予測モデルの性能が、0.80〜0.89の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項93記載の方法。
【請求項96】
前記少なくとも2つのマーカーが、(APOA1およびIL8)、(カルプロテクチンおよびCRP)、(カルプロテクチンおよびEGF)、(カルプロテクチンおよびIL8)、(CRPおよびAPOA1)、(CRPおよびAPOC3)、(CRPおよびCCL22)、(CRPおよびCHI3L1)、(CRPおよびEGF)、(CRPおよびICAM1)、(CRPおよびIL1B)、(CRPおよびIL6)、(CRPおよびIL6R)、(CRPおよびIL8)、(CRPおよびLEP)、(CRPおよびMMP1)、(CRPおよびMMP3)、(CRPおよびRETN)、(CRPおよびSAA1)、(CRPおよびTNFRSF1A)、(CRPおよびVCAM1)、(CRPおよびVEGF)、(EGFおよびAPOA1)、(EGFおよびCHI3L1)、(EGFおよびICAM1)、(EGFおよびIL8)、(EGFおよびLEP)、(EGFおよびMMP1)、(EGFおよびTNFRSF1A)、(EGFおよびVCAM1)、(ICAM1およびIL8)、(IL1RNおよびCRP)、(IL1RNおよびEGF)、(IL1RNおよびIL8)、(IL8およびAPOC3)、(IL8およびCCL22)、(IL8およびCHI3L1)、(IL8およびIL6)、(IL8およびIL6R)、(IL8およびTNFRSF1A)、(LEPおよびIL8)、(MMP3およびIL8)、(RETNおよびIL8)、(SAA1およびEGF)、(SAA1およびIL8)、(SAA1およびLEP)、(SAA1およびRETN)、または(VCAM1およびIL8)を含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項97】
前記少なくとも2つのマーカーが、(カルプロテクチンおよびCHI3L1)、(カルプロテクチンおよびインターロイキン)、(カルプロテクチンおよびLEP)、(カルプロテクチンおよびピリジノリン)、(カルプロテクチンおよびRETN)、(CCL22およびカルプロテクチン)、(CCL22およびCRP)、(CCL22およびIL6)、(CCL22およびSAA1)、(CRPおよびカルプロテクチン)、(CRPおよびCHI3L1)、(CRPおよびEGF)、(CRPおよびICAM1)、(CRPおよびIL1B)、(CRPおよびIL1RN)、(CRPおよびIL6)、(CRPおよびIL6R)、(CRPおよびIL8)、(CRPおよびLEP)、(CRPおよびMMP1)、(CRPおよびMMP3)、(CRPおよびピリジノリン)、(CRPおよびRETN)、(CRPおよびSAA1)、(CRPおよびTNFRSF1A)、(CRPおよびVCAM1)、(CRPおよびVEGFA)、(EGFおよびカルプロテクチン)、(EGFおよびIL6)、(EGFおよびSAA1)、(ICAM1およびカルプロテクチン)、(ICAM1およびIL6)、(ICAM1およびSAA1)、(IL1Bおよびカルプロテクチン)、(IL1BおよびIL6)、(IL1BおよびMMP3)、(IL1BおよびSAA1)、(IL6およびカルプロテクチン)、(IL6およびCHI3L1)、(IL6およびIL1RN)、(IL6およびIL8)、(IL6およびLEP)、(IL6およびMMP1)、(IL6およびMMP3)、(IL6およびピリジノリン)、(IL6およびRETN)、(IL6およびSAA1)、(IL6およびTNFRSF1A)、(IL6およびVCAM1)、(IL6およびVEGFA)、(IL6Rおよびカルプロテクチン)、(IL6RおよびIL6)、(IL6RおよびSAA1)、(IL8およびカルプロテクチン)、(IL8およびMMP3)、(IL8およびSAA1)、(MMP1およびカルプロテクチン)、(MMP1およびSAA1)、(MMP3およびカルプロテクチン)、(MMP3およびCHI3L1)、(MMP3およびSAA1)、(SAA1およびカルプロテクチン)、(SAA1およびCHI3L1)、(SAA1およびIL1RN)、(SAA1およびLEP)、(SAA1およびピリジノリン)、(SAA1およびRETN)、(SAA1およびTNFRSF1A)、(SAA1およびVCAM1)、(SAA1およびVEGFA)、(TNFRSF1Aおよびカルプロテクチン)、(VCAM1およびカルプロテクチン);または(VEGFAおよびカルプロテクチン)を含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項98】
前記少なくとも2つのマーカーが、図1のTWOMRKセット番号1〜208からなる群より選択される1セットのマーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項99】
前記少なくとも2つのマーカーが、図17のTWOMRKセット番号1〜157からなる群より選択される1セットのマーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項100】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも3つのマーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項101】
前記少なくとも2つのマーカーが、図2のTHREEMRKセット番号1〜378および図18のTHREEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの3マーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項102】
前記少なくとも2つのマーカーが、図18のTHREEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの3マーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項103】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも4つのマーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項104】
前記少なくとも2つのマーカーが、図3のFOURMRKセット番号1〜54からなる群より選択される1セットの4マーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項105】
前記少なくとも2つのマーカーが、図19のFOURMRKセット番号1〜266からなる群より選択される1セットの4マーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項106】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも5つのマーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項107】
前記少なくとも2つのマーカーが、図4のFIVEMRKセット番号1〜44からなる群より選択される1セットの5マーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項108】
前記少なくとも2つのマーカーが、図20のFIVEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの5マーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項109】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも6つのマーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項110】
前記少なくとも2つのマーカーが、図5のSIXMRKセット番号1〜84からなる群より選択される1セットの6マーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項111】
前記少なくとも2つのマーカーが、図21のSIXMRKセット番号1〜192からなる群より選択される1セットの6マーカーを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項112】
前記少なくとも2つのマーカーが、カルプロテクチン、CCL22、CRP、EGF、ICAM1、CHI3L1、ICTP、IL1B、IL1RA、IL6、IL6R、IL8、LEP、MMP1、MMP3、ピリジノリン、RETN、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAを含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項113】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1を含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項114】
前記DAIスコアを第1の対象に報告する段階をさらに含む、請求項58または59記載の方法。
【請求項115】
以下を含む、サンプルをスコア化するためのシステム:
第1の対象から得られた第1のサンプルと関連する第1のデータセットを記録するための記録メモリであって、第1のデータセットが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);ICTP;インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);ピリジノリン(PYD);レジスチン(RETN);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);腫瘍壊死因子(リガンド)スーパーファミリー、メンバー13b(TNFSF13B、またはBAFF);血管細胞接着分子1(VCAM1);および血管内皮成長因子A(VEGFA)からなる群より選択される少なくとも2つのマーカーに関する定量的データを含む、記録メモリ;ならびに
解釈関数を使用して第1のデータセットから第1のDAIスコアを決定するための、該記録メモリに通信可能に接続されたプロセッサであって、第1のDAIスコアが、第1の対象における炎症性疾患活動性の定量的尺度を提供する、プロセッサ。
【請求項116】
第1の対象から第1のサンプルを得る段階であって、第1のサンプルが複数の分析物を含む、段階;
第1のサンプルを試薬と接触させる段階;
該試薬と該複数の分析物との複数の複合体を生成する段階;および
該複数の複合体を検出して、第1のサンプルと関連する第1のデータセットを得る段階であって、第1のデータセットが、前記少なくとも2つのマーカーに関する定量的データを含む、段階
を含む方法により第1のデータセットが得られる、請求項115記載のシステム。
【請求項117】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ疾患活動性であり、かつ、前記コンピュータプロセッサが、前記DAIスコアに基づき第1の対象のSharpスコアの変化を予測するようにさらに構成されている、前記請求項のいずれか一項記載のシステム。
【請求項118】
第1のDAIスコアが、臨床評価の予測となる、前記請求項のいずれか一項記載のシステム。
【請求項119】
前記解釈関数が予測モデルに基づく、請求項118記載のシステム。
【請求項120】
前記臨床評価が、DAS、DAS28、DAS28-CRP、Sharpスコア、圧痛関節数(TJC)、および腫脹関節数(SJC)からなる群より選択される、請求項118または119記載のシステム。
【請求項121】
前記臨床評価がDASである、請求項118〜120のいずれか一項記載のシステム。
【請求項122】
前記臨床評価がDAS28-CRPである、請求項118〜120のいずれか一項記載のシステム。
【請求項123】
DAS28-CRPが、圧痛関節数(TJC)、腫脹関節数(SJC)、および患者の全般的健康評価からなる群より選択される項目を含む、請求項122記載のシステム。
【請求項124】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1からなる群より選択される、請求項118〜123のいずれか一項記載のシステム。
【請求項125】
前記臨床評価がTJCであり、第1のデータセットが、CHI3L1、EGF、IL6、LEP、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項118〜123のいずれか一項記載のシステム。
【請求項126】
前記臨床評価がSJCであり、第1のデータセットが、CHI3L1、EGF、IL6、SAA1、およびTNFRSF1Aからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項118〜123のいずれか一項記載のシステム。
【請求項127】
前記臨床評価が、患者の全般的健康評価であり、第1のデータセットが、EGF、IL6、LEP、MMP1、MMP3、RETN、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項118〜123のいずれか一項記載のシステム。
【請求項128】
前記予測モデルが、前進線形段階的回帰アルゴリズム;線形回帰のLasso縮小選択法;または線形回帰の正則化および変数選択のためのElastic Netを含むアルゴリズムを用いて開発される、請求項119〜127のいずれか一項記載のシステム。
【請求項129】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1からなる群より選択される、請求項115〜117のいずれか一項記載のシステム。
【請求項130】
前記記録メモリが、第1の対象から得られた第2のサンプルと関連する第2のデータセットを記録するように構成されており、ここで第1のサンプルと第2のサンプルは、異なる時点で第1の対象から得られたものであり;かつ
前記コンピュータプロセッサが、
前記解釈関数を使用して第2のデータセットから第2のDAIスコアを決定し;かつ
第1のDAIスコアと第2のDAIスコアを比較して、DAIスコアの変化を判定し、ここで該変化が、第1の対象における前記炎症性疾患活動性の変化を示す
ように構成されている、請求項115、116、または129のいずれか一項記載のシステム。
【請求項131】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ活動性であり、関節リウマチ疾患活動性における示された変化が、治療レジメンに対する前記対象の応答の有無または程度を示す、請求項130記載のシステム。
【請求項132】
前記コンピュータプロセッサが、前記DAIスコアの変化の速度を決定するようにさらに構成されており、該速度が、治療レジメンに対する第1の対象の応答の程度を示す、請求項130記載のシステム。
【請求項133】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ疾患活動性であり、かつ、前記コンピュータプロセッサが、関節リウマチ疾患活動性の前記変化に基づき、第1の対象のSharpスコア変化速度を予測するようにさらに構成されている、請求項130記載のシステム。
【請求項134】
前記コンピュータプロセッサが、前記予測されたSharpスコア変化速度に基づき、第1の対象における関節リウマチ進行に関する予後を判定するようにさらに構成されている、請求項133記載のシステム。
【請求項135】
前記炎症性疾患が関節リウマチである、請求項115または116記載のシステム。
【請求項136】
前記炎症性疾患が未分類関節炎である、請求項115または116記載のシステム。
【請求項137】
前記少なくとも2つのマーカーの一方がCRPまたはSAA1である、請求項115または116記載のシステム。
【請求項138】
前記解釈関数が予測モデルに基づく、請求項115、116、または129〜137のいずれか一項記載のシステム。
【請求項139】
前記予測モデルが、前進線形段階的回帰アルゴリズム;線形回帰のLasso縮小選択法;または線形回帰の正則化および変数選択のためのElastic Netを含むアルゴリズムを用いて開発される、請求項138記載のシステム。
【請求項140】
前記解釈関数が、DAIスコア = (0.56*sqrt(IPTJC)) + (0.28*sqrt(IPSJC)) + (0.14*(PPGA)) + (0.36*ln(CRP/106 + 1)) + 0.96であり;ここで、IPTJC = 改善されたPTJC = max(0.1739*PTJC + 0.7865*PSJC, 0);IPSJC = 改善されたPSJC = max(0.1734*PTJC + 0.7839*PSJC, 0);PTJC = 圧痛関節数の予測 = -38.564 + 3.997*(SAA1)1/10 + 17.331*(IL6)1/10 + 4.665*(CHI3L1)1/10 - 15.236*(EGF)1/10 + 2.651*(TNFRSF1A)1/10 + 2.641*(LEP)1/10 + 4.026*(VEGFA)1/10 - 1.47*(VCAM1)1/10;PSJC = 腫脹関節数の予測 = -25.444 + 4.051*(SAA1)1/10 + 16.154*(IL6)1/10 - 11.847*(EGF)1/10 + 3.091*(CHI3L1)1/10 + 0.353*(TNFRSF1A)1/10;PPGA =患者の全般的評価の予測 = -13.489 + 5.474*(IL6)1/10 + 0.486*(SAA1)1/10 + 2.246*(MMP1)1/10 + 1.684*(レプチン)1/10 + 4.14*(TNFRSF1A)1/10 + 2.292*(VEGFA)1/10 - 1.898*(EGF)1/10 + 0.028*(MMP3)1/10 - 2.892*(VCAM1)1/10 -.506*(RETN) 1/10であり、ここで、すべてのバイオマーカーの単位はpg/mLである、請求項115記載のシステム。
【請求項141】
前記解釈関数が、DAIスコア = (0.56*sqrt(IPTJC)) + (0.28*sqrt(IPSJC)) + (0.14*(PPGA)) + (0.36*ln(CRP + 1)) + 0.96であり;ここで、IPTJC = 改善されたPTJC = max(0.1739*PTJC + 0.7865*PSJC,0);IPSJC = 改善されたPSJC = max(0.1734*PTJC + 0.7839*PSJC,0);PTJC = 圧痛関節数の予測 = -38.564 + 3.997*(SAA1)1/10 + 17.331*(IL6)1/10 + 4.665*(CHI3L1)1/10 - 15.236*(EGF)1/10 + 2.651*(TNFRSF1A)1/10 + 2.641*(LEP)1/10 + 4.026*(VEGFA)1/10 - 1.47*(VCAM1)1/10;PSJC = 腫脹関節数の予測 = -25.444 + 4.051*(SAA1)1/10 + 16.154*(IL6)1/10 - 11.847*(EGF)1/10 + 3.091*(CHI3L1)1/10 + 0.353*(TNFRSF1A)1/10;PPGA =患者の全般的評価の予測 = -13.489 + 5.474*(IL6)1/10 + 0.486*(SAA1)1/10 + 2.246*(MMP1)1/10 + 1.684*(レプチン)1/10 + 4.14*(TNFRSF1A)1/10 + 2.292*(VEGFA)1/10 - 1.898*(EGF)1/10 + 0.028*(MMP3)1/10 - 2.892*(VCAM1)1/10 -.506*(RETN) 1/10であり、ここで、CRPの単位はmg/Lであり、他のバイオマーカーの単位はpg/mLである、請求項115記載のシステム。
【請求項142】
スケール化されたDAIスコアを決定する段階をさらに含み、ここで、該スケール化されたDAIスコア = round(max(min((DAIスコア)*10.53 + 1, 100), 1))である、請求項140または141記載のシステム。
【請求項143】
前記DAIスコアが、炎症性疾患代用エンドポイントとして使用される、前記請求項のいずれか一項記載のシステム。
【請求項144】
前記記録メモリが、複数のデータセットを記録するように構成されており、該複数のデータセットの各々が、集団内の複数の対象から得られた複数のサンプルと関連し、かつ、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも2つのマーカーに関する定量的データを含み;
前記コンピュータプロセッサが、
該集団内の、関節リウマチに関して陰性である該複数の対象の各々に関するDAIスコアを決定し;
該決定されたDAIスコアに基づき、該集団に関する総計DAI値を得;
該総計DAI値と第1のDAIスコアを比較し;かつ
該比較に基づき、第1の対象における関節リウマチの有無を判定する
ようにさらに構成されている、請求項115記載のシステム。
【請求項145】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ療法に対する応答を判定する段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載のシステム。
【請求項146】
前記DIAスコアに基づき、関節リウマチ治療レジメンを選択する段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載のシステム。
【請求項147】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ治療経過を判定する段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載のシステム。
【請求項148】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ疾患活動性を低または高に格付けする段階をさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載のシステム。
【請求項149】
前記予測モデルの性能が、0.60〜0.99の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項138〜148のいずれか一項記載のシステム。
【請求項150】
前記予測モデルの性能が、0.70〜0.79の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項149記載のシステム。
【請求項151】
前記予測モデルの性能が、0.80〜0.89の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項149記載のシステム。
【請求項152】
前記少なくとも2つのマーカーが、(APOA1およびIL8)、(カルプロテクチンおよびCRP)、(カルプロテクチンおよびEGF)、(カルプロテクチンおよびIL8)、(CRPおよびAPOA1)、(CRPおよびAPOC3)、(CRPおよびCCL22)、(CRPおよびCHI3L1)、(CRPおよびEGF)、(CRPおよびICAM1)、(CRPおよびIL1B)、(CRPおよびIL6)、(CRPおよびIL6R)、(CRPおよびIL8)、(CRPおよびLEP)、(CRPおよびMMP1)、(CRPおよびMMP3)、(CRPおよびRETN)、(CRPおよびSAA1)、(CRPおよびTNFRSF1A)、(CRPおよびVCAM1)、(CRPおよびVEGF)、(EGFおよびAPOA1)、(EGFおよびCHI3L1)、(EGFおよびICAM1)、(EGFおよびIL8)、(EGFおよびLEP)、(EGFおよびMMP1)、(EGFおよびTNFRSF1A)、(EGFおよびVCAM1)、(ICAM1およびIL8)、(IL1RNおよびCRP)、(IL1RNおよびEGF)、(IL1RNおよびIL8)、(IL8およびAPOC3)、(IL8およびCCL22)、(IL8およびCHI3L1)、(IL8およびIL6)、(IL8およびIL6R)、(IL8およびTNFRSF1A)、(LEPおよびIL8)、(MMP3およびIL8)、(RETNおよびIL8)、(SAA1およびEGF)、(SAA1およびIL8)、(SAA1およびLEP)、(SAA1およびRETN)、または(VCAM1およびIL8)を含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項153】
前記少なくとも2つのマーカーが、(カルプロテクチンおよびCHI3L1)、(カルプロテクチンおよびインターロイキン)、(カルプロテクチンおよびLEP)、(カルプロテクチンおよびピリジノリン)、(カルプロテクチンおよびRETN)、(CCL22およびカルプロテクチン)、(CCL22およびCRP)、(CCL22およびIL6)、(CCL22およびSAA1)、(CRPおよびカルプロテクチン)、(CRPおよびCHI3L1)、(CRPおよびEGF)、(CRPおよびICAM1)、(CRPおよびIL1B)、(CRPおよびIL1RN)、(CRPおよびIL6)、(CRPおよびIL6R)、(CRPおよびIL8)、(CRPおよびLEP)、(CRPおよびMMP1)、(CRPおよびMMP3)、(CRPおよびピリジノリン)、(CRPおよびRETN)、(CRPおよびSAA1)、(CRPおよびTNFRSF1A)、(CRPおよびVCAM1)、(CRPおよびVEGFA)、(EGFおよびカルプロテクチン)、(EGFおよびIL6)、(EGFおよびSAA1)、(ICAM1およびカルプロテクチン)、(ICAM1およびIL6)、(ICAM1およびSAA1)、(IL1Bおよびカルプロテクチン)、(IL1BおよびIL6)、(IL1BおよびMMP3)、(IL1BおよびSAA1)、(IL6およびカルプロテクチン)、(IL6およびCHI3L1)、(IL6およびIL1RN)、(IL6およびIL8)、(IL6およびLEP)、(IL6およびMMP1)、(IL6およびMMP3)、(IL6およびピリジノリン)、(IL6およびRETN)、(IL6およびSAA1)、(IL6およびTNFRSF1A)、(IL6およびVCAM1)、(IL6およびVEGFA)、(IL6Rおよびカルプロテクチン)、(IL6RおよびIL6)、(IL6RおよびSAA1)、(IL8およびカルプロテクチン)、(IL8およびMMP3)、(IL8およびSAA1)、(MMP1およびカルプロテクチン)、(MMP1およびSAA1)、(MMP3およびカルプロテクチン)、(MMP3およびCHI3L1)、(MMP3およびSAA1)、(SAA1およびカルプロテクチン)、(SAA1およびCHI3L1)、(SAA1およびIL1RN)、(SAA1およびLEP)、(SAA1およびピリジノリン)、(SAA1およびRETN)、(SAA1およびTNFRSF1A)、(SAA1およびVCAM1)、(SAA1およびVEGFA)、(TNFRSF1Aおよびカルプロテクチン)、(VCAM1およびカルプロテクチン);または(VEGFAおよびカルプロテクチン)を含む、請求項115記載のシステム。
【請求項154】
前記少なくとも2つのマーカーが、図1のTWOMRKセット番号1〜208からなる群より選択される1セットのマーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項155】
前記少なくとも2つのマーカーが、図17のTWOMRKセット番号1〜157からなる群より選択される1セットのマーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項156】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも3つのマーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項157】
前記少なくとも2つのマーカーが、図2のTHREEMRKセット番号1〜378および図18のTHREEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの3マーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項158】
前記少なくとも2つのマーカーが、図18のTHREEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの3マーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項159】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも4つのマーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項160】
前記少なくとも2つのマーカーが、図3のFOURMRKセット番号1〜54からなる群より選択される1セットの4マーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項161】
前記少なくとも2つのマーカーが、図19のFOURMRKセット番号1〜266からなる群より選択される1セットの4マーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項162】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも5つのマーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項163】
前記少なくとも2つのマーカーが、図4のFIVEMRKセット番号1〜44からなる群より選択される1セットの5マーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項164】
前記少なくとも2つのマーカーが、図20のFIVEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの5マーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項165】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも6つのマーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項166】
前記少なくとも2つのマーカーが、図5のSIXMRKセット番号1〜84からなる群より選択される1セットの6マーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項167】
前記少なくとも2つのマーカーが、図21のSIXMRKセット番号1〜192からなる群より選択される1セットの6マーカーを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項168】
前記少なくとも2つのマーカーが、カルプロテクチン、CCL22、CRP、EGF、ICAM1、CHI3L1、ICTP、IL1B、IL1RA、IL6、IL6R、IL8、LEP、MMP1、MMP3、ピリジノリン、RETN、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAを含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項169】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1を含む、請求項115または116記載のシステム。
【請求項170】
前記記録媒体が、前記DAIスコアを記録するように構成されている、請求項115または116記載のシステム。
【請求項171】
コンピュータ実行可能なプログラムコードを記録する、非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、該プログラムコードが、
アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);ICTP;インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);ピリジノリン(PYD);レジスチン(RETN);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);腫瘍壊死因子(リガンド)スーパーファミリー、メンバー13b(TNFSF13B、またはBAFF);血管細胞接着分子1(VCAM1);および血管内皮成長因子A(VEGFA)からなる群より選択される少なくとも2つのマーカーに関する定量的データを含む、第1の対象から得られた第1のサンプルと関連する第1のデータセットを受け取り;かつ
第1の対象における炎症性疾患活動性の定量的尺度を提供する第1のDAIスコアを、第1のデータセットから、解釈関数を使用して決定する
ためのプログラムコードを含む、記録媒体。
【請求項172】
第1の対象から第1のサンプルを得る段階であって、第1のサンプルが複数の分析物を含む、段階;
第1のサンプルを試薬と接触させる段階;
該試薬と該複数の分析物との複数の複合体を生成する段階;および
該複数の複合体を検出して、第1のサンプルと関連する第1のデータセットを得る段階であって、第1のデータセットが、前記少なくとも2つのマーカーに関する定量的データを含む、段階
を含む方法により第1のデータセットが得られる、請求項171記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項173】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ疾患活動性であり、かつ、前記DAIスコアに基づき第1の対象のSharpスコアの変化を予測することをさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項174】
第1のDAIスコアが、臨床評価の予測となる、前記請求項のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項175】
前記解釈関数が予測モデルに基づく、請求項174記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項176】
前記臨床評価が、DAS、DAS28、DAS28-CRP、Sharpスコア、圧痛関節数(TJC)、および腫脹関節数(SJC)からなる群より選択される、請求項174または175記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項177】
前記臨床評価がDASである、請求項174〜176のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項178】
前記臨床評価がDAS28-CRPである、請求項174〜176のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項179】
DAS28-CRPが、圧痛関節数(TJC)、腫脹関節数(SJC)、および患者の全般的健康評価からなる群より選択される項目を含む、請求項178記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項180】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1からなる群より選択される、請求項174〜179のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項181】
前記臨床評価がTJCであり、第1のデータセットが、CHI3L1、EGF、IL6、LEP、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項174〜179のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項182】
前記臨床評価がSJCであり、第1のデータセットが、CHI3L1、EGF、IL6、SAA1、およびTNFRSF1Aからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項174〜179のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項183】
前記臨床評価が、患者の全般的健康評価であり、第1のデータセットが、EGF、IL6、LEP、MMP1、MMP3、RETN、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAからなる群より選択される少なくとも1つのマーカーに関する定量的データを含む、請求項174〜179のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項184】
前記予測モデルが、前進線形段階的回帰アルゴリズム;線形回帰のLasso縮小選択法;または線形回帰の正則化および変数選択のためのElastic Netを含むアルゴリズムを用いて開発される、請求項175〜183のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項185】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1からなる群より選択される、請求項171〜173のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項186】
第1のサンプルとは異なる時点で第1の対象から得られた第2のサンプルと関連する、第2のデータセットを受け取り;
前記解釈関数を使用して第2のデータセットから第2のDAIスコアを決定し;かつ
第1のDAIスコアと第2のDAIスコアを比較して、第1の対象における前記炎症性疾患活動性の変化を示すDAIスコアの変化を判定する
ためのプログラムコードをさらに含む、請求項171〜172または185のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項187】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ活動性であり、関節リウマチ疾患活動性における示された変化が、治療レジメンに対する前記対象の応答の有無または程度を示す、請求項186記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項188】
前記DAIスコアの変化の速度を決定することをさらに含み、該速度が、治療レジメンに対する第1の対象の応答の程度を示す、請求項186記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項189】
前記炎症性疾患活動性が関節リウマチ疾患活動性であり、かつ、関節リウマチ疾患活動性の前記変化に基づき、第1の対象のSharpスコア変化速度を予測することをさらに含む、請求項186記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項190】
前記予測されたSharpスコア変化速度に基づき、第1の対象における関節リウマチ進行に関する予後を判定することをさらに含む、請求項189記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項191】
前記炎症性疾患が関節リウマチである、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項192】
前記炎症性疾患が未分類関節炎である、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項193】
前記少なくとも2つのマーカーの一方がCRPまたはSAA1である、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項194】
前記解釈関数が予測モデルに基づく、請求項171〜173または185〜193のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項195】
前記予測モデルが、前進線形段階的回帰アルゴリズム;線形回帰のLasso縮小選択法;または線形回帰の正則化および変数選択のためのElastic Netを含むアルゴリズムを用いて開発される、請求項194記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項196】
前記解釈関数が、DAIスコア = (0.56*sqrt(IPTJC)) + (0.28*sqrt(IPSJC)) + (0.14*(PPGA)) + (0.36*ln(CRP/106 + 1)) + 0.96であり;ここで、IPTJC = 改善されたPTJC = max(0.1739*PTJC + 0.7865*PSJC, 0);IPSJC = 改善されたPSJC = max(0.1734*PTJC + 0.7839*PSJC, 0);PTJC = 圧痛関節数の予測 = -38.564 + 3.997*(SAA1)1/10 + 17.331*(IL6)1/10 + 4.665*(CHI3L1)1/10 - 15.236*(EGF)1/10 + 2.651*(TNFRSF1A)1/10 + 2.641*(LEP)1/10 + 4.026*(VEGFA)1/10 - 1.47*(VCAM1)1/10;PSJC = 腫脹関節数の予測 = -25.444 + 4.051*(SAA1)1/10 + 16.154*(IL6)1/10 - 11.847*(EGF)1/10 + 3.091*(CHI3L1)1/10 + 0.353*(TNFRSF1A)1/10;PPGA =患者の全般的評価の予測 = -13.489 + 5.474*(IL6)1/10 + 0.486*(SAA1)1/10 + 2.246*(MMP1)1/10 + 1.684*(レプチン)1/10 + 4.14*(TNFRSF1A)1/10 + 2.292*(VEGFA)1/10 - 1.898*(EGF)1/10 + 0.028*(MMP3)1/10 - 2.892*(VCAM1)1/10 -.506*(RETN) 1/10であり、ここで、すべてのバイオマーカーの単位はpg/mLである、請求項171記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項197】
前記解釈関数が、DAIスコア = (0.56*sqrt(IPTJC)) + (0.28*sqrt(IPSJC)) + (0.14*(PPGA)) + (0.36*ln(CRP + 1)) + 0.96であり;ここで、IPTJC = 改善されたPTJC = max(0.1739*PTJC + 0.7865*PSJC,0);IPSJC = 改善されたPSJC = max(0.1734*PTJC + 0.7839*PSJC,0);PTJC = 圧痛関節数の予測 = -38.564 + 3.997*(SAA1)1/10 + 17.331*(IL6)1/10 + 4.665*(CHI3L1)1/10 - 15.236*(EGF)1/10 + 2.651*(TNFRSF1A)1/10 + 2.641*(LEP)1/10 + 4.026*(VEGFA)1/10 - 1.47*(VCAM1)1/10;PSJC = 腫脹関節数の予測 = -25.444 + 4.051*(SAA1)1/10 + 16.154*(IL6)1/10 - 11.847*(EGF)1/10 + 3.091*(CHI3L1)1/10 + 0.353*(TNFRSF1A)1/10;PPGA =患者の全般的評価の予測 = -13.489 + 5.474*(IL6)1/10 + 0.486*(SAA1)1/10 + 2.246*(MMP1)1/10 + 1.684*(レプチン)1/10 + 4.14*(TNFRSF1A)1/10 + 2.292*(VEGFA)1/10 - 1.898*(EGF)1/10 + 0.028*(MMP3)1/10 - 2.892*(VCAM1)1/10 -.506*(RETN) 1/10であり、ここで、CRPの単位はmg/Lであり、他のバイオマーカーの単位はpg/mLである、請求項171記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項198】
スケール化されたDAIスコアを決定することをさらに含み、ここで、該スケール化されたDAIスコア = round(max(min((DAIスコア)*10.53 + 1, 100), 1))である、請求項196または197記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項199】
前記DAIスコアが、炎症性疾患代用エンドポイントとして使用される、前記請求項のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項200】
集団内の、関節リウマチに関して陰性である対象に関するDAIスコアを決定し;
該決定されたDAIスコアに基づき、該集団に関する総計DAI値を得;
第2の対象に関する第2のDAIスコアを決定し;
該総計DAI値と第2のDAIスコアを比較し;かつ
該比較に基づき、第2の対象における関節リウマチの有無を判定する
ためのプログラムコードをさらに含む、請求項171記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項201】
第1の対象が関節リウマチの治療を受けており、かつ、
第1の対象と同じ種であり関節リウマチの治療を受けている第2の対象に関する、第2のDAIスコアを決定し;
第1のDAIスコアと第2のDAIスコアを比較し;かつ
該スコア比較に基づき、第1の対象に対する治療効果を判定する
ためのプログラムコードをさらに含む、請求項171記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項202】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ療法に対する応答を判定することをさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項203】
前記DIAスコアに基づき、関節リウマチ治療レジメンを選択することをさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項204】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ治療経過を判定することをさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項205】
前記DAIスコアに基づき、関節リウマチ疾患活動性を低または高に格付けすることをさらに含む、前記請求項のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項206】
前記予測モデルの性能が、0.60〜0.99の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項194〜205のいずれか一項記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項207】
前記予測モデルの性能が、0.70〜0.79の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項206記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項208】
前記予測モデルの性能が、0.80〜0.89の範囲のAUCによって特徴付けられる、請求項206記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項209】
前記少なくとも2つのマーカーが、(APOA1およびIL8)、(カルプロテクチンおよびCRP)、(カルプロテクチンおよびEGF)、(カルプロテクチンおよびIL8)、(CRPおよびAPOA1)、(CRPおよびAPOC3)、(CRPおよびCCL22)、(CRPおよびCHI3L1)、(CRPおよびEGF)、(CRPおよびICAM1)、(CRPおよびIL1B)、(CRPおよびIL6)、(CRPおよびIL6R)、(CRPおよびIL8)、(CRPおよびLEP)、(CRPおよびMMP1)、(CRPおよびMMP3)、(CRPおよびRETN)、(CRPおよびSAA1)、(CRPおよびTNFRSF1A)、(CRPおよびVCAM1)、(CRPおよびVEGF)、(EGFおよびAPOA1)、(EGFおよびCHI3L1)、(EGFおよびICAM1)、(EGFおよびIL8)、(EGFおよびLEP)、(EGFおよびMMP1)、(EGFおよびTNFRSF1A)、(EGFおよびVCAM1)、(ICAM1およびIL8)、(IL1RNおよびCRP)、(IL1RNおよびEGF)、(IL1RNおよびIL8)、(IL8およびAPOC3)、(IL8およびCCL22)、(IL8およびCHI3L1)、(IL8およびIL6)、(IL8およびIL6R)、(IL8およびTNFRSF1A)、(LEPおよびIL8)、(MMP3およびIL8)、(RETNおよびIL8)、(SAA1およびEGF)、(SAA1およびIL8)、(SAA1およびLEP)、(SAA1およびRETN)、または(VCAM1およびIL8)を含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項210】
前記少なくとも2つのマーカーが、(カルプロテクチンおよびCHI3L1)、(カルプロテクチンおよびインターロイキン)、(カルプロテクチンおよびLEP)、(カルプロテクチンおよびピリジノリン)、(カルプロテクチンおよびRETN)、(CCL22およびカルプロテクチン)、(CCL22およびCRP)、(CCL22およびIL6)、(CCL22およびSAA1)、(CRPおよびカルプロテクチン)、(CRPおよびCHI3L1)、(CRPおよびEGF)、(CRPおよびICAM1)、(CRPおよびIL1B)、(CRPおよびIL1RN)、(CRPおよびIL6)、(CRPおよびIL6R)、(CRPおよびIL8)、(CRPおよびLEP)、(CRPおよびMMP1)、(CRPおよびMMP3)、(CRPおよびピリジノリン)、(CRPおよびRETN)、(CRPおよびSAA1)、(CRPおよびTNFRSF1A)、(CRPおよびVCAM1)、(CRPおよびVEGFA)、(EGFおよびカルプロテクチン)、(EGFおよびIL6)、(EGFおよびSAA1)、(ICAM1およびカルプロテクチン)、(ICAM1およびIL6)、(ICAM1およびSAA1)、(IL1Bおよびカルプロテクチン)、(IL1BおよびIL6)、(IL1BおよびMMP3)、(IL1BおよびSAA1)、(IL6およびカルプロテクチン)、(IL6およびCHI3L1)、(IL6およびIL1RN)、(IL6およびIL8)、(IL6およびLEP)、(IL6およびMMP1)、(IL6およびMMP3)、(IL6およびピリジノリン)、(IL6およびRETN)、(IL6およびSAA1)、(IL6およびTNFRSF1A)、(IL6およびVCAM1)、(IL6およびVEGFA)、(IL6Rおよびカルプロテクチン)、(IL6RおよびIL6)、(IL6RおよびSAA1)、(IL8およびカルプロテクチン)、(IL8およびMMP3)、(IL8およびSAA1)、(MMP1およびカルプロテクチン)、(MMP1およびSAA1)、(MMP3およびカルプロテクチン)、(MMP3およびCHI3L1)、(MMP3およびSAA1)、(SAA1およびカルプロテクチン)、(SAA1およびCHI3L1)、(SAA1およびIL1RN)、(SAA1およびLEP)、(SAA1およびピリジノリン)、(SAA1およびRETN)、(SAA1およびTNFRSF1A)、(SAA1およびVCAM1)、(SAA1およびVEGFA)、(TNFRSF1Aおよびカルプロテクチン)、(VCAM1およびカルプロテクチン);または(VEGFAおよびカルプロテクチン)を含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項211】
前記少なくとも2つのマーカーが、図1のTWOMRKセット番号1〜208からなる群より選択される1セットのマーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項212】
前記少なくとも2つのマーカーが、図17のTWOMRKセット番号1〜157からなる群より選択される1セットのマーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項213】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも3つのマーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項214】
前記少なくとも2つのマーカーが、図2のTHREEMRKセット番号1〜378および図18のTHREEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの3マーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項215】
前記少なくとも2つのマーカーが、図18のTHREEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの3マーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項216】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも4つのマーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項217】
前記少なくとも2つのマーカーが、図3のFOURMRKセット番号1〜54からなる群より選択される1セットの4マーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項218】
前記少なくとも2つのマーカーが、図19のFOURMRKセット番号1〜266からなる群より選択される1セットの4マーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項219】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも5つのマーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項220】
前記少なくとも2つのマーカーが、図4のFIVEMRKセット番号1〜44からなる群より選択される1セットの5マーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項221】
前記少なくとも2つのマーカーが、図20のFIVEMRKセット番号1〜236からなる群より選択される1セットの5マーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項222】
前記少なくとも2つのマーカーが、アポリポタンパク質A-I(APOA1);アポリポタンパク質C-III(APOC3);ケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド22(CCL22);キチナーゼ3様1(軟骨糖タンパク質-39)(CHI3L1);ICTP;C反応性タンパク質、ペントラキシン関連(CRP);上皮成長因子(β-ウロガストロン)(EGF);細胞間接着分子1(ICAM1);インターロイキン18(インターフェロン-γ誘導因子)(IL18);インターロイキン1,β(IL1B);インターロイキン1受容体アンタゴニスト(IL1RN);インターロイキン6(インターフェロン,β2)(IL6);インターロイキン6受容体(IL6R);インターロイキン8(IL8);ケラタン硫酸;レプチン(LEP);マトリクスメタロペプチダーゼ1(間質コラゲナーゼ)(MMP1);マトリクスメタロペプチダーゼ3(ストロメライシン1、プロゼラチナーゼ)(MMP3);レジスチン(RETN);カルプロテクチン(タンパク質サブユニットS100A8およびS100A9のヘテロポリマー);血清アミロイドA1(SAA1);腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー1A(TNFRSF1A);血管細胞接着分子1(VCAM1);血管内皮成長因子A(VEGFA);およびピリジノリン(PYD)からなる群より選択される少なくとも6つのマーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項223】
前記少なくとも2つのマーカーが、図5のSIXMRKセット番号1〜84からなる群より選択される1セットの6マーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項224】
前記少なくとも2つのマーカーが、図21のSIXMRKセット番号1〜192からなる群より選択される1セットの6マーカーを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項225】
前記少なくとも2つのマーカーが、カルプロテクチン、CCL22、CRP、EGF、ICAM1、CHI3L1、ICTP、IL1B、IL1RA、IL6、IL6R、IL8、LEP、MMP1、MMP3、ピリジノリン、RETN、SAA1、TNFRSF1A、VCAM1、およびVEGFAを含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項226】
前記少なくとも2つのマーカーが、IL6、EGF、VEGFA、LEP、SAA1、VCAM1、CRP、MMP1、MMP3、TNFRSF1A、RETN、およびCHI3L1を含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項227】
前記DAIスコアを表示するためのプログラムコードをさらに含む、請求項171または172記載の非一時的な、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17−1】
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【図17−2】
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【図17−3】
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【図17−4】
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【図18−1】
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【図18−2】
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【図18−3】
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【図18−4】
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【図18−5】
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【図18−6】
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【図19−1】
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【図19−2】
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【図19−3】
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【図19−4】
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【図19−5】
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【図19−6】
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【図19−7】
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【図20−1】
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【図20−2】
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【図20−3】
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【図20−4】
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【図20−5】
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【図20−6】
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【図21−1】
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【図21−2】
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【図21−3】
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【図21−4】
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【図21−5】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【公表番号】特表2013−508687(P2013−508687A)
【公表日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−534431(P2012−534431)
【出願日】平成22年10月15日(2010.10.15)
【国際出願番号】PCT/US2010/052970
【国際公開番号】WO2011/047358
【国際公開日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【出願人】(512097802)クレッシェンド バイオサイエンス インコーポレイテッド (1)
【出願人】(594003676)オクラホマ メディカル リサーチ ファウンデーション (14)
【氏名又は名称原語表記】OKLAHOMA MEDICAL RESEARCH FOUNDATION
【住所又は居所原語表記】825 N.E. 13th Street,Oklahoma City,Oklahoma 73104,United States of America
【Fターム(参考)】