説明

炭水化物ポリマーの比較分析のための方法

【課題】多糖類を特徴付けるための系および方法の提供。
【解決手段】第1および第2の糖タンパク質の関連性を決定するための方法であって、第1の糖タンパク質の第1のフィンガープリントを提供する工程であって、該第1のフィンガープリントが、少なくとも、該第1の糖タンパク質についての第1の糖類結合因子、および第2の糖類結合因子に関する結合情報を含む、工程;第2の糖タンパク質の第2のフィンガープリントを提供する工程であって、該第2のフィンガープリントが、少なくとも、該第2の糖タンパク質についての該第1の糖類結合因子および該第2の糖類結合因子に関する結合情報を含む、工程などを包含する、方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
被験体中の炭水化物ポリマーに関連する病理を診断する方
法であって、以下:
該病理を有すると疑われる被験体から、炭水化物ポリマーの試験フィンガープ
リントを提供する工程;および
該試験フィンガープリントと参照フィンガープリントを比較する工程であって
、該試験フィンガープリントが、病理症状が既知の参照サンプルにおける炭水化
物ポリマー由来であって、該試験フィンガープリントと該参照フィンガープリン
トの間の一致が、該被験体および該参照サンプルが同じ病理状態を有することを
示す、工程、
を包含する、方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、前記参照サンプルがデ
ータベースを含む、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法であって、前記炭水化物ポリマー
が、糖タンパク質、多糖類または糖脂質である、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法であって、前記被験体がヒトであ
る、方法。
【請求項5】
炭水化物ポリマーに関連する機能を同定する方法であって
、以下:
試験サンプルから、炭水化物ポリマーの試験フィンガープリント提供する、工
程;および
該試験フィンガープリントと参照フィンガープリントを比較する工程であって
、該試験フィンガープリントが、機能的状態が既知である炭水化物ポリマー由来
であって、該試験フィンガープリントと該参照フィンガープリントの間の一致が
、被験体および参照サンプルが同じ機能的状態を有することを示す、工程、
を包含する、方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法であって、前記炭水化物ポリマー
が、糖タンパク質、多糖類、または糖脂質である、方法。
【請求項7】
請求項5に記載の方法であって、前記炭水化物ポリマー
が、糖タンパク質である、方法。
【請求項8】
炭水化物ポリマーを同定する方法であって、以下:
炭水化物ポリマーの試験フィンガープリントを提供する工程;および
該試験フィンガープリントと参照フィンガープリントを比較する工程であって
、該試験フィンガープリントが、本体が既知である参照炭水化物ポリマー由来で
あり、該試験フィンガープリントと該参照フィンガープリントの間の一致が、被
験体および参照炭水化物サンプルが同一であることを示す、工程、
を包含する、方法。
【請求項9】
炭水化物ポリマーの構造を調節する因子を同定する方法で
あって、以下:
該炭水化物ポリマーを含む生物学的サンプルを提供する工程;
該サンプルと試験因子を接触させる工程;
該サンプル中の1つ以上の炭水化物ポリマーの炭水化物ポリマーフィンガープ
リントを同定する、工程;
該炭水化物ポリマーフィンガープリントと該因子と接触していないサンプル中
の該1つ以上の炭水化物ポリマーの炭水化物ポリマーフィンガープリントを比較
する、工程;
試験フィンガープリントおよび参照フィンガープリントでの該炭水化物フィン
ガープリントの性質における差異を、存在する場合、同定する工程、
これによって、炭水化物ポリマーの構造を調節する因子を同定する工程、
を包含する、方法。
【請求項10】
炭水化物ポリマーに関連する病態生理学のための候補治療
因子を同定する方法であって、以下:
該炭水化物ポリマーを発現できる細胞を含む、試験生物学的サンプルを提供す
る工程;
該試験生物学的サンプルと試験因子を接触させる工程;
該生物学的サンプル中の1つ以上の炭水化物ポリマーの、炭水化物ポリマーフ
ィンガープリントを同定する工程;
該炭水化物ポリマーフィンガープリントと、病態生理学的状態が既知である少
なくとも1つの細胞を含む参照生物学的サンプルにおける、1つ以上の炭水化物
ポリマーの炭水化物ポリマーフィンガープリントを比較する工程;および
該試験生物学的サンプルおよび該参照生物学的サンプルでの該炭水化物フィン
ガーの性質における差異を、存在する場合、同定する工程、
これによって、該炭水化物ポリマーに関連する病態生理学のための、治療因子
を同定する、工程
を包含する、方法。
【請求項11】
被験体中の炭水化物ポリマーに関連する病態生理学の処置
に適する、個別化された治療因子を同定する方法であって、以下:
該炭水化物ポリマーを含む生物学的サンプルを、該被験体から提供する工程;
該試験生物学的サンプルと試験因子を接触させる工程;
該生物学的サンプルにおいて、1つ以上の炭水化物ポリマーの炭水化物ポリマ
ーフィンガープリントを同定する工程;
該炭水化物ポリマーフィンガープリントと、病態生理学的状態が既知である参
照生物学的サンプルにおける、該1つ以上の炭水化物ポリマーの炭水化物ポリマ
ーフィンガープリントを比較する工程;および
該試験生物学的サンプルおよび参照生物学的サンプルでの該炭水化物フィンガ
ーの性質における差異を、存在する場合、同定する工程、
これによって、該被験体のための個別化された治療因子を同定する工程、
を包含する、方法。
【請求項12】
炭水化物ポリマーに関連する病態生理学の処置の効果を評
価する方法であって、以下:
該炭水化物ポリマーを含む試験生物学的サンプルを、被験体から提供する工程

該炭水化物ポリマーの炭水化物フィンガープリントを決定する工程;および
該ポリマーの炭水化物フィンガープリントと、参照炭水化物ポリマーフィンガ
ープリントを比較する工程であって、該参照炭水化物ポリマーフィンガープリン
トが、病態生理学的状態が既知である炭水化物ポリマー由来である、工程;
これによって、該被験体における病態生理学の処置の効果を評価する工程、
を包含する、方法。
【請求項13】
被験体中の炭水化物ポリマー媒介経路に関連する、病態生
理学を処置する方法であって、患者中の炭水化物ポリマーを調節する因子を該被
験体に投与する工程を包含し、該調節が、該患者中の炭水化物ポリマーフィンガ
ープリントを変化させる、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−29347(P2008−29347A)
【公開日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−213187(P2007−213187)
【出願日】平成19年8月17日(2007.8.17)
【分割の表示】特願2002−539810(P2002−539810)の分割
【原出願日】平成13年11月5日(2001.11.5)
【出願人】(502396085)プロコグニア (イスラエル) リミテッド (3)
【Fターム(参考)】