説明

無狭窄かじ取り機構

【課題】子供の指が挟まらないようにする。
【解決手段】子供用車両は、本体34と、その本体34に取り付けられた横断部材82とを含んでいる。長柄アセンブリ54は、前方部と、横断部材82に旋回動可能に接続された中央部と、後方部とを特徴的に備えている。ハンドル42は、長柄アセンブリ54の前方部に旋回動可能に取り付けられている。連結棒108は、長柄アセンブリ54の後方部に旋回動可能に取り付けられている。一対の軸スピンドル94a、94bは、横断部材82の両端の各々に旋回動可能に取り付けられている。一対の車輪は、一対の軸スピンドル94a、94bの各々に回転可能に搭載されている。一対の略S形状トルクアーム112a、112bは、軸スピンドル94a、94bの各々に接続され、連結棒108の両端に各々旋回動可能に接続されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して子供用車両に関し、特に、ワゴンのような子供用車両のためのかじ取り機構に関する。
【背景技術】
【0002】
子供用ワゴンは、これまでずっと人気のある遊び道具であった。それらは、しばしば、鋼、プラスチック又は木材で構成され、側壁により囲まれた床面を含む本体に特徴があり、それにより荷物が引きずられて運ばれるようになっている。あるいは、子供が、そのワゴンの床面に座ったり、跪いたりできる。一対の後輪は、典型的には、ワゴンの床面の背部の下側に搭載されており、一方、まくらばりが、回転台の形態で、旋回動可能に、ワゴンの床面の前部の下側に搭載されている。一対の前輪が、回動ハンドルとしてのまくらばりに搭載されている。ワゴンは、そのハンドルにより押され、また、そのハンドルは、まくらばりを旋回させて前輪をかじ取りするためにも使用される。ハンドルは、また、そのワゴンの後方に廻し戻すことができ、それにより、そのワゴンが、“コースター(そり)”様に使用されるときに、ワゴン搭乗者がそのハンドルを持てるようになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、かかるワゴンのまくらばりは、向きを変えるときにワゴンがひっくり返らないよう、制限された量だけ旋回できるようになっている。その結果、典型的には、かかるワゴンは、Tonelliの米国特許第4,744,575号に示されているもののように、“制限回転”特徴を有するように構成される。この特徴を有する欠点は、ワゴンが、より大きな旋回半径を有してしまうということである。これにより、ワゴンをうまく操作することがより困難となってしまう。加えて、まがるときにまくらばりが旋回動すると、前輪の各々は孤を描いていくので、かかるワゴンは、特に粗い面上において、まがることが困難である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
自動車タイプのかじ取り機構が、子供用ワゴンに採用されてきており、前段のワゴンの問題を対処してきている。かかるかじ取り機構の例が、図1A乃至1Cに示されており、そこでは、ワゴンのハンドルが、長柄20に旋回動可能に取り付けられている。かかる機構は、図1Aに示すように、ワゴンが普通に真っ直ぐに進むときにはうまく機能するが、図1B及び1Cに示すように、ワゴンがまがるときには、狭窄に危険性が存在する。より詳細には、図1Bに示すように、ワゴンがまがると、機構トルクアーム22の1つが、横断部材24に向かって旋回動する。加えて、前輪連結棒(タイロッド)26が、横断部材24の方へ移動する。図1Cに示すように、ワゴンが鋭くまがるときには、トルクアーム22と連結棒26は、事実上ほとんど横断部材24に接触する。その結果、その機構が、図1B及び1Cに示されたように操作されると、子供の指、手、又は他の体の部分が、トルクアーム22及び/又は連結棒26と、横断部材24との間に挟まれることが起こりえる。かかる“挟み”動作とその結果の狭窄被害を避けるような、子供用ワゴンのかじ取り機構が必要とされている。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】図1A−1Cは、操作時の先行技術のワゴンかじ取り機構の下からの斜視図である。
【図2】図2は、ワゴン本体に取り付けられた、本発明のかじ取り機構の一実施形態の斜視図である。
【図3A】図3Aは、直進するようにワゴンを方向づけるように構成された、図2のかじ取り機構の拡大斜視図である。
【図3B】図3Bは、最大右方旋回するようにワゴンを方向づけるように構成された、図2のかじ取り機構の拡大斜視図である。
【図3C】図3Cは、最大左方旋回するようにワゴンを方向づけるように構成された、図2のかじ取り機構の拡大斜視図である。
【図4】図4は、図3Cのかじ取り機構の下からの斜視図である。
【図5A】図5Aは、使用位置のハンドルを有した図2−4のかじ取り機構を示す図である。
【図5B】図5Bは、格納位置のハンドルを有した図2−4のかじ取り機構を示す図である。
【図6】図6は、図5Bの格納位置のハンドルを有した図2−5Bのかじ取り機構が設けられたワゴンの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
本発明のかじ取り機構の一実施形態は、子供用ワゴンとして以下記述されるものの、本発明のかじ取り機構は、他のタイプのワゴンや子供用車両にも使用できる。
【0007】
本発明のかじ取り機構の一実施形態は、図2において、一般符号32で示され、子供用ワゴンの、一般符号34で示された本体の底部に取り付けられている。本体34は、鋼、プラスチック、木材、又は他の耐性硬質材で構成され、好ましくは、連続した側壁38により囲まれた床面36を特徴として有している。
【0008】
図2において、一般符号42で示されたハンドルは、以下により詳細に記述されるように、その下端が、かじ取り機構32に旋回動的に取り付けられ、上端に取っ手44を有していることを特徴としている。その技術分野で知られているように、ハンドルは、図2に示された“牽引”位置から、ワゴン内にいる子供によりハンドルが掴まれる“コースターワゴン”位置にまで、矢印46の方向に旋回動できるようになっている。加えて、以下により詳細に記述されるように、ハンドルは、反対方向の、ワゴン本体の下の格納位置に旋回動可能である。
【0009】
図6に示されるように、一対の前輪48a及び48bは、かじ取り機構に取り付けられており、一方、一対の後輪52a及び52bは、ワゴン本体のワゴン床面の後部の下側に取り付けられている。
【0010】
図3Aを参照すると、かじ取り機構32は、一般符号54で示される長柄アセンブリを含んでいる。長柄アセンブリは、Uリンク56で終端する先端を有する下方長柄55を有している。下方長柄55及びUリンク56は、単一部材で製造されてもよいし、くっ付けられた複数の部材として製造されてもよい。図2に示す通り、Uリンク56は、開口58a及び58b(図3A)を貫通するボルト又はねじにより、ワゴンハンドル42の下端を旋回動可能に受け入れる。図3Aにおいて、一般符号62で示される上方長柄は、その先端部64により、Uリンク56に取り付けられている。
【0011】
図3Aに示されているように、上方長柄62は、前方及び後方傾斜部66及び68を特徴的に備えており、それらは、円盤形状のピンチシールド70に固定されている。あるいは、上方長柄及びピンチシールドは、単一部材で構成されていてもよい。ピンチシールド70は、図3Aにおいて一般符号74で示されたかじ取り機構マウントの中央部72の下側に旋回動可能に取り付けられている。より具体的には、中央部72の下側は、ピンチシールド70の中央に形成された開口を貫通するリベット、ボルト又はねじを受け入れる孔(図示せず)を特徴的に有している。
【0012】
中央部72に加えて、かじ取り機構マウント74は、下方延伸脚部76a及び76bを特徴的に備えている。横断部材82の両端部が、かじ取り機構マウント脚76a及び76bの下端に固定されている。横断部材82は、略逆U形状であり、水平中央部84を有している。下方長柄55の中央部が、ナット及びボルト、ねじ、又はリベットのような固定具により、横断部材82の水平中央部84の下側に、旋回動可能に取り付けられている(図4もまた参照)。円盤形状ピンチシールド86が、横断部材の水平中央部の上側に搭載されている。
【0013】
支持筋交い90a及び90bが、また、それらの下端により、横断部材82に取り付けられている。支持筋交いの上端は、ワゴン床面(図2の36)の下側に固定されている。その接続は、リベット、ナット及びボルト、溶接、又はその分野で知られた他の取付け構成によりなされる。
【0014】
図3Aに示すように、一対の円筒軸受け92a及び92bが、かじ取り機構マウントの脚部76a及び76bの内側に向いた面にそれぞれ搭載されている。これらの軸受けは、一般符号94a及び94bで示されたL形状軸スピンドルの垂直部を回動可能に支持している。各軸スピンドル垂直部の上端は、スピンドル94bについて図3Aにおいて96bで示され、スピンドル94aについて図4で96aで示される方形嵌合部を備えている。各軸スピンドルは、また、98a及び98bで示された水平部を特徴的に備えている。図6に示すように、各水平部は、ワゴンの前輪を受け入れる。図3A−4に示されているように、各軸スピンドルは、上方座金102a及び102b並びに下方座金104a及び104bを備え、それらは、軸スピンドルの垂直部に形成された円形溝に嵌っており、それによりそれらは、各軸受け内に固定されるようになっている。水平部98a及び98bは、フランジ106a及び106bを備えており、搭載されるワゴン前輪の内側への移動を制限している。ワゴン前輪は、図2に107a及び107bで示される圧着軸キャップにより水平部98a及び98bに固定できる。
【0015】
上方及び下方長柄の後方端は、固定具(ボルト、ねじ、リベット等)により、連結棒108の中央部に、旋回動可能に接続されている。略S形状トルク腕112a及び112bの両端は、連結棒108の両端にそれぞれ旋回動可能に接続されている。S形状トルクアームの他端は、方形の開口を有しており、それらは、軸スピンドルの方形嵌合部96a(図4)及び96b(図3A)に嵌っている。
【0016】
上述のかじ取り機構の全ての構成は、鋼でできていることが望ましい。しかし、他の高強度硬質材料も使用できる。
【0017】
ワゴンがハンドル42により前方又は後方に真っ直ぐかじ取りされているときには、かじ取り機構32は、図2及び図3Aの構成となっている。
【0018】
ワゴンが、ワゴンハンドルにより、最大(鋭角)右旋回でかじ取られているとき、かじ取り機構は、図3Bで示すように構成される。より具体的には、図3Bを参照すると、Uリンク56が、矢印114の方法へ移動すると(図2のハンドル42により)、長柄アセンブリは、軸116(想像線で示す)の周りに時計回りに回動し、それにより、長柄アセンブリの後端及び連結棒108が矢印118の方向に移動する。連結棒108のその動きにより、トルクアーム112a及び112bが、軸スピンドル94a及び94bの垂直部を軸として時計回りに旋回動する。その結果、軸スピンドルの水平部98a及び98b及びワゴン前輪も、また、軸スピンドル94a及び94bの垂直部を軸として時計回りに旋回動し、それによりワゴンは旋回する。
【0019】
ワゴンが、ワゴンハンドルにより、最大(鋭角)左旋回でかじ取られているとき、かじ取り機構は、図3C及び4で示すように構成される。より具体的には、前段から明らかなように、Uリンク56が、矢印122の方法へ移動すると(図2のハンドル42により)、長柄アセンブリは、軸116(図3C)の周りに反時計回りに回動し、それにより連結棒108が矢印124の方向に移動する。これにより、トルクアーム112a及び112bが、軸スピンドル94a及び94bの垂直部を軸として反時計回りに旋回動する。その結果、軸スピンドルの水平部98a及び98b及びワゴン前輪も、また、軸スピンドル94a及び94bの垂直部を軸として反時計回りに旋回動し、それによりワゴンは旋回する。
【0020】
図3B、3C及び4に示されているように、トルクアーム112a及び112bの形状により、ワゴンが鋭く右又は左に曲ったときにでも、“挟み動作”が起こること、すなわち連結棒108とトルクアーム112a及び112bとの間の狭窄点が防止される。より具体的には、図3Bを参照すると、略S形状トルクアーム112aにより、トルクアーム112aと連結棒108との間に空間126が形成される。空間126は、トルクアーム112aの中央部128aと連結棒108の間の距離(図3Bでは130で示される)が、少なくとも概ね12.0mmとなるような大きさである。同様に、図4を参照すると、略S形状トルクアーム112bにより、トルクアーム112bと連結棒108との間に空間132が形成される。空間132は、トルクアーム112bの中央部128bと連結棒108の間の距離(図4では134で示される)が、少なくとも概ね12.0mmとなるような大きさである。これにより、子供の指がかじ取り機構に挟まれることが防止される。
【0021】
図5A、5B及び6は、図1−4のかじ取り機構32の更なる恩恵を示している。より具体的には、ワゴンハンドル42は、矢印136の方向へ、図5Aで示すような使用位置から、図5B及び6で示すような格納位置に旋回動でき、その格納位置では、ハンドルは、ワゴン本体34(図6)の下に位置している。横断部材82の略逆U形状により、ハンドルは、水平中央部84の下を通過し、ワゴン本体に近接して位置付けることができる。これにより、ワゴンは、簡単に持ち出して、運搬して、及び/又は収納できるような小型構成となっている。
【0022】
以上から、本発明の特定の実施形態が、例示のためにここでは記述されたが、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、各種変形が可能であることに注意すべきである。故に、上述の詳細な説明は、限定というよりも例示とみなされるべきであり、引き続く請求の範囲が、全ての等価なものを含んでおり、発明の主題を特定し、明確に請求しているものだと理解すべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)本体と、
b)本体の取り付けられた横断部材と、
c)前方部と、前記横断部材に旋回動可能に接続された中央部と、後方部とを備えた長柄アセンブリと、
d)前記長柄アセンブリの前方部に旋回動可能に取り付けられたハンドルと、
e)前記長柄アセンブリの後方部に旋回動可能に取り付けられた連結棒と、
f)前記横断部材の両端の各々に旋回動可能に取り付けられた一対の軸スピンドルと、
g)前記一対の軸スピンドルの各々に回転可能に搭載された一対の車輪と、
h)前記軸スピンドルの各々に接続され、前記連結棒の両端に各々旋回動可能に接続された一対の略S形状トルクアームと、
を備えたことを特徴とする車両。
【請求項2】
前記横断部材及び前記車両に接続されたマウントを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記長柄アセンブリは、前方部及び後方部により互いに接続された下方長柄及び上方長柄を備え、その上方長柄は、前記マウントに旋回動可能に接続され、前記下方長柄は、前記横断部材に旋回動可能に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記下方長柄と前記横断部材の間の旋回動接続部分で、前記横断部材に取り付けられた円盤形状ピンチシールドを更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の車両。
【請求項5】
前記マウントに旋回動可能に接続され、前記上方長柄に取り付けられた円盤形状ピンチシールドを更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の車両。
【請求項6】
前記長柄アセンブリの前方部に取り付けられ、前記ハンドルに旋回動可能に取り付けられたUリンクを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項7】
前記横断部材の両端の各々に位置する一対の軸受けを更に備え、
前記一対の軸スピンドルは、略L形状であり、その各々は、略垂直部及び略水平部を有し、前記垂直部は、前記一対の軸受けの各々により受け入れられ、前記一対の車輪は、前記水平部の各々に回転可能に搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項8】
前記一対の軸スピンドルの各垂直部は、前記一対の略S形状トルクアームの一つが嵌合する方形嵌合部を備えていることを特徴とする請求項7に記載の車両。
【請求項9】
前記一対の略S形状トルクアームの各々は、中央部を有し、前記一対の略S形状トルクアームは、各トルクアームの中央部と前記連結棒の間の距離が、概ね12.0mmよりは短くない大きさと形状であることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項10】
前記横断部材は、略逆U形状をしており、前記ハンドルが、前記本体の下の格納位置に旋回動することを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項11】
前記本体は、ワゴン本体であり、前記横断部材は、前記床面の下側に搭載されていることを特徴とする請求項10に記載の車両。
【請求項12】
子供用車両のためのかじ取り機構であって、
a)前記子供用車両に取り付けられた横断部材と、
b)前方部と、前記横断部材に旋回動可能に接続された中央部と、後方部とを備えた長柄アセンブリと、
c)前記長柄アセンブリの前方部に旋回動可能に取り付けられたハンドルと、
d)前記長柄アセンブリの後方部に旋回動可能に取り付けられた連結棒と、
e)前記横断部材の両端の各々に旋回動可能に取り付けられた一対の軸スピンドルと、
f)前記一対の軸スピンドルの各々に回転可能に搭載された一対の車輪と、
g)前記軸スピンドルの各々に接続され、前記連結棒の両端に各々旋回動可能に接続された一対の略S形状トルクアームと、
を備えたことを特徴とする子供用車両のためのかじ取り機構。
【請求項13】
前記横断部材に接続され、前記子供用車両に取り付けられたマウントを更に備えたことを特徴とする請求項12に記載のかじ取り機構。
【請求項14】
前記長柄アセンブリは、前方部及び後方部により互いに接続された下方長柄及び上方長柄を備え、その上方長柄は、前記マウントに旋回動可能に接続され、前記下方長柄は、前記横断部材に旋回動可能に接続されていることを特徴とする請求項13に記載のかじ取り機構。
【請求項15】
前記下方長柄と前記横断部材の間の旋回動接続部分で、前記横断部材に取り付けられた円盤形状ピンチシールドを更に備えたことを特徴とする請求項14に記載のかじ取り機構。
【請求項16】
前記マウントに旋回動可能に接続され、前記上方長柄に取り付けられた円盤形状ピンチシールドを更に備えたことを特徴とする請求項14に記載のかじ取り機構。
【請求項17】
前記長柄アセンブリの前方部に取り付けられ、前記ハンドルに旋回動可能に取り付けられたUリンクを更に備えたことを特徴とする請求項12に記載のかじ取り機構。
【請求項18】
前記横断部材の両端の各々に位置する一対の軸受けを更に備え、
前記一対の軸スピンドルは、略L形状であり、その各々は、略垂直部及び略水平部を有し、前記垂直部は、前記一対の軸受けの各々により受け入れられ、前記一対の車輪は、前記水平部の各々に回転可能に搭載されていることを特徴とする請求項12に記載のかじ取り機構。
【請求項19】
前記一対の略S形状トルクアームの各々は、中央部を有し、前記一対の略S形状トルクアームは、各トルクアームの中央部と前記連結棒の間の距離が、概ね12.0mmよりは短くない大きさと形状であることを特徴とする請求項12に記載のかじ取り機構。
【請求項20】
前記横断部材は、略逆U形状をしており、前記ハンドルが、前記車両の下の格納位置に旋回動することを特徴とする請求項12に記載のかじ取り機構。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−247827(P2010−247827A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−92886(P2010−92886)
【出願日】平成22年4月14日(2010.4.14)
【出願人】(599122905)ラジオ・フライヤー・インコーポレイテッド (10)
【氏名又は名称原語表記】Radio Flyer, Inc.
【住所又は居所原語表記】6515 West Grand Avenue Chicago, Illinois 60635 U.S.A.
【Fターム(参考)】