説明

無限軌道チェーンにおけるジョイントとして使用するためのカートリッジ及びそれに関連する方法

【課題】リンク間の相対的な回転のために、無限軌道チェーンのリンク間のジョイントとして使用するためのカートリッジの提供。
【解決手段】無限軌道チェーン(10)のリンク(14)間のジョイントとして使用するためのカートリッジ(12)が提供されている。当該カートリッジ(12)は、前記リンク(14)に取り付けられる前に組み立てられるように設計されている。関連する方法も開示されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軌道チェーンのリンク間のジョイント及びそれに関連する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
無限軌道チェーンは軌道車において使用される。軌道チェーンは、多数のリンクと、これらのリンク間の相対的な回転のために互いに隣接しているリンクを結合するためのジョイントとを含んでいる。
【特許文献1】無し
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明に従って、リンク間の相対的な回転のために、無限軌道チェーンのリンク間のジョイントとして使用するためのカートリッジが提供される。
【課題を解決するための手段】
【0004】
当該カートリッジは、リンクへの取り付ける前に組み立てるように設計されてジョイントのシールの効率を促進するように設計されている。これに関連する方法も開示されている。
【0005】
例示的には、当該カートリッジは、ピン、ブッシュ、第一及び第二のシール並びに第一及び第二のカラーを含んでいる。前記ピンは、当該ピンとブッシュとの間の相対的な回転のためにブッシュ内に収容される。一対の第一のリンクがブッシュの両端においてブッシュに固着されている。第一及び第二のカラーは、各々、カラーとブッシュとの間に第一及び第二のシールを保持するために、ブッシュの両側の両端でピンを受け入れるようになされている。カラーは、ピン及び一対の第二のリンクに固定されているが、当該ピン及び第二のリンクとは明確に異なり、カートリッジをリンクに取り付ける前にカートリッジを形成することを容易にしている。カートリッジのこのようなプリアセンブリは、シールの一体化を促進する。
【0006】
上記の及びその他の特徴は、以下の説明及び添付図面から明らかとなるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1を参照すると、車両を推進させるための無限軌道チェーン10を備えている軌道車両9が示されている。車両9は、軌道チェーンを備えた如何なるタイプの車両であっても良い。軌道チェーン10は、1以上の牽引部材が車両9の下に横たわっている面と係合するように取り付けられている複数のリンク14を含んでいる。軌道チェーン10は更に、当該軌道チェーン10がその閉ループ経路の動き回る際に、互いに隣接しているリンク14をそれらの間の相対的な回転のために結合しているジョイントとして作用しているカートリッジ12を更に含んでいる。カートリッジ12は、リンク14に組み入れる前に形成される。カートリッジ12は、形成された後にリンク14aに導入され且つリンク14aに取り付けられる。このようなカートリッジ12のプリアセンブリは、シールをカートリッジ12内へ一体化するのを促進し、従って、カートリッジ12の寿命を長くする。
【0008】
図2を参照すると、無限軌道チェーン10の断面図が示されている。各カートリッジ12には、リンク14の第一のリンクの対14aと第二のリンクの対14bとが取り付けられている。カートリッジ12は、第一のリンク14aと第二のリンクの対14bとを結合して当該第一のリンク14aと第二のリンク14bとの間の相対的な回転を可能にするためのジョイントとして機能する。
【0009】
カートリッジ12は、ブッシュ18を備えており、当該ブッシュ18の両端に第一のリンク14aが固定されている。例えば、ブッシュ18は、各リンク14の穴19内に圧入される。
【0010】
ピン20がブッシュ18内に受け入れられている。ピン20に形成された潤滑剤キャビティ22からの潤滑剤(例えば、オイル)は、ブッシュ18とピン20との間の境界面を潤滑させてブッシュ18とピン20との間の相対的な回転を可能にする。潤滑剤は、通常は、圧縮可能な本体25に形成されている導管24を閉塞しているプラグ26を取り除いたときに、当該導管24を介してキャビティ22内へ注入することができる。
【0011】
カートリッジ12は更に一対のカラー28を含んでいる。カラー28は、ブッシュ18の両側においてピン20の両端に配置されている。各カラー28は、ブッシュ18と協働して、潤滑剤の漏れを防止し且つ破片の進入による潤滑剤の汚染を防止するように設計されたシール30をそれらの間に保持している。例示的には、シール30は、ブッシュ18と接触するためのシール部材31(例えば、ポリウレタンによって作られている)と、ブッシュ18に対してシール部材31を装填するためのシール装填部材33(例えば、ニトリルによって作られている)とを備えている。シール30は、広範囲の方法で作ることができ、図示されている特別な実施形態は、可能な方法のうちのちょうど一つであることが理解されるべきである。各カラー28とブッシュ18との間には、ブッシュ18とカラー28との間の相対的な回転のために、カラー28をブッシュ18から若干離隔させるためのスペーサリング32が配置されている。
【0012】
各カラー28は、ブッシュ18及び第一のリンク14aに対して、リンク14b及びピン20が共に回転するように、第二のリンク14bとピン20の端部との間に配置され且つ第二のリンク14b及びピン20の端部に固定されている。カラー28は、リンク14bの穴34内に収納されて、カラー28の径方向外方面が穴34とかみ合い且つ穴34内に圧入され、カラー28の径方向内面がカラー28内に圧入されているピン20の径方向外面とかみ合うように、カラー28がリンク14bの穴34内に受け入れられている。
【0013】
カートリッジ12の各端部に設けられた止め輪36,38は、カートリッジ12を定位置に保持するように機能する。止め輪36は、カラー28と穴34との間の境界部において作用する。カラー28の縁42は、ピン20に形成されている溝44内へと延びていて、止め輪38及び溝44の肩部に当接して作用し、カートリッジ12の構成部品の保持を促進する。
【0014】
カートリッジ12は、当該カートリッジ12がリンク14a,14bに導入される前に形成される。カートリッジ12の形成中に、ピン20がブッシュ18内に挿入され、スペーサリング32がブッシュ18の端部に挿入される。ピン20の端部は、縁42が溝44内に受け入れられてシール30をカラー28とブッシュ18の端部との間に保持するようにカラー28内に挿入される。止め輪38は、カラー28を定位置に保持する助けとするために設けられている。
【0015】
カートリッジ12は、形成された後に、リンク14a,14bへ導入される。ブッシュ18とリンク14aとの間の圧入及びカラー28とリンク14bとの間の圧入を確立するために、リンク14aの穴19及びリンク14bの穴34内へ挿入される。次いで、止め輪36が取り付けられる。カートリッジ12をリンク14,14bへ導入する前か導入した後に、潤滑剤をカートリッジ12内へ注入することができる。
【0016】
図3を参照すると、無限軌道チェーン110は、キャタピラチェーン10の代わりに車両9において使用することができる。軌道チェーン110の構成部品のうちの幾つかは、軌道チェーン10の構成部品と類似していて同一の参照符号が同様の構成部品を示している。主たる相違点は以下の通りである。
【0017】
軌道チェーン110は、第一のリンク14aの対と第二のリンク14bの対とを結合しているジョイントとして作用するカートリッジ112を備えている。カートリッジ112は、リンク14a,14bへ導入する前に形成される。カートリッジ112が形成された後に、当該カートリッジはリンク14a,14bへと導入され且つ当該リンクに取り付けられる。カートリッジ112のこのようなプリアセンブリは、カートリッジ112内へのシール30の一体化を促進し、従って、カートリッジ112の寿命を長くする。
【0018】
カートリッジ112はブシュ18を備えており、当該ブシュ18は、リンク14aに固定され且つブッシュ18とピン20との間の相対的な回転を可能にするためにピン20を受け入れている。導管24を介してキャビティ22内へ注入された潤滑剤は、ブッシュ18とピン20との間の境界部を潤滑する。
【0019】
カートリッジ112は、一対のカラー128を備えている。カラー128は、ブッシュの両側においてピン20の両端に配置されている。各カラー128は、ブッシュ18と協働して、それらの間にシール30を保持し且つカラー128とブッシュ18との間の相対的な回転ができるように、スペーサリング32によってブッシュ18から若干離隔されている。
【0020】
各カラー128は、第二のリンク14b及びピン20と共に、ブッシュ18及び第一のリンク14aに対して回転するように、第二のリンク14bとピン20の端部との間に配置され且つこれらに固定されている。カラー128は、当該カラーの径方向外側面が穴34とかみ合い且つ穴34内へ圧入され、当該カラーの径方向内側面がカラー128内に圧入されているピン20の径方向外側面とかみ合うように、第二のリンク14bの穴34内に収納されている。第二のリンク14bは、カートリッジ112の定位置での保持を促進するために、カラー128の径方向の外側面に形成された溝140内へと径方向内方へ延びている縁150を備えている。止め輪138は、カートリッジ112の構成部品の保持のために、ピン20とカラー128の径方向内側面に形成された溝152の肩部との境界部で作用する。
【0021】
カートリッジ112は、リンク14a,14bへ導入する前に形成される。カートリッジ112の形成中に、ピン20がブッシュ18内へ挿入され、スペーサーリング32がブッシュ18の端部に挿入される。ピン20の端部は、カラー128とブッシュ18の端部との間のシール30を保持するためにカラー128内へ挿入される。次いで、止め輪138が設置される。
【0022】
カートリッジ112は、形成された後に第一及び第二のリンク14a,14bへ導入される。カートリッジ112は、ブッシュ18と第一のリンク14aとの間の圧入及びカラー128と第二のリンク14bとの間の圧入を達成するために、第一のリンク14aの穴19及び第二のリンク14bの穴34に挿入される。特に、第二のリンク14bのうちの一つは、縁150との緩衝を避けるために、取り外すか、さもなければ移動させて2つの第一のリンク14a及び他方の第二のリンク14b内へのカートリッジ112の挿入を容易にし、その後、第二のリンク14bのもう一方をカラー128上に押し付けるようにしても良い。潤滑剤は、カートリッジ12をリンク14a,14bへ導入する前又は後にカートリッジ112内へ注入しても良い。
【産業上の利用可能性】
【0023】
以上、図面及び上記の記載において本発明を図示し且つ説明したけれども、このような図示及び説明は、例示であり且つ限定的な性質のものではないと考えられるべきものである。例示的な実施形態が示され且つ説明されており、本発明の精神に含まれる全ての変更及び変形が保護されることが望まれていることは理解されるべきである。本発明の代替的な実施形態は、上記した特徴の全てを含んでいなくても良く、このような特徴の利点の少なくとも幾らかを含んでいるだけでも良いことは注目されるべきである。当業者は、本発明の特徴のうちの1以上を組み入れ且つ特許請求の範囲によって規定されている本発明の精神及び範囲内に含まれるそれら自体の具体化を容易に想到することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】図1は、軌道車両の側面図である。
【図2】図2は、軌道チェーンの多数のリンク間のジョイントとして機能しているカートリッジを示している図1の線2−2に沿った断面図である。
【図3】図3は、図2のカートリッジの代わりに使用することができる代替的なカートリッジを示している断面図である。
【符号の説明】
【0025】
9 軌道車両、
10 無限軌道チェーン、
12 カートリッジ、
14 リンク、
14a 第一のリンクの対、
14b 第二のリンクの対、
18 ブッシュ、
20 ピン、
22 潤滑剤キャビティ、
24 導管、
26 プラグ、
28 カラー、
30 シール、
31 シール部材、
32 スペーサーリング、
33 装填部材、
34 穴、
36,38 止め輪、
42 縁、
44 溝、
110 無限軌道チェーン、
112 カートリッジ、
128 カラー、
138 止め輪、
152 溝、

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軌道チェーンを組み立てる方法であり、
ブッシュと、カラーと、前記ブッシュとカラーとの間に保持されたシールと、前記ブッシュ及びカラー内に収納されたピンであり、当該ピンとブッシュとが相対的に回転可能であり且つ当該ピンとカラーとが相互に固着されるようになされた前記ピンと、を含んでいるカートリッジを形成するステップと、
前記カートリッジを形成した後に、当該カートリッジを第一のリンクと第二のリンクとに導入にして、前記ブッシュと前記第一のリンクとを相互に固着し且つ前記カラーと前記第二のリンクとを相互に固着して、前記カートリッジが前記第一のリンクと前記第二のリンクとを相対的に回転できるように結合するステップと、を含んでいる方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であり、
前記カートリッジを導入するステップが、前記カラーを前記第二のリンクの穴に挿入してそれらの間の圧入を確立するようになされた方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法であり、
前記カートリッジを形成するステップが、前記カラーを止め輪によってピン上に保持するステップを含んでいる方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法であり、
前記カートリッジを導入するステップが、前記カラーを止め輪によって第二のリンクの穴内に保持するステップを含んでいる方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法であり、
前記カートリッジを導入するステップが、前記カラーを前記第二のリンクの縁によって前記第二の穴内に保持するステップを含んでいる方法。
【請求項6】
請求項1に記載の方法であり、
前記カラーが第一のカラーであり、前記シールが第二のシールであり、前記カートリッジを形成するステップが、第二のカラーと第二のシールとを含んで、前記第一カラーと第二のカラーとが前記ピンに沿って当該ピンの両端に配置され、前記第二のカラーが前記ブッシュと協働して前記第二のシールを前記第二のカラーと前記ブッシュとの間に保持するようにし、前記カートリッジを導入するステップが、当該カートリッジを第三のリンク及び第四のリンクへと導入して前記ブッシュ及び前記第三のリンクを相互に固着し且つ前記第二のカラーと第四のリンクとをそれらの間で相対的に回転できるようにするステップを含んでいる方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法であり、
前記カートリッジを導入するステップが、前記第一のカラーを前記第二のリンクの穴に挿入してそれらの間の圧入を確立させ、前記第二のカラーを前記第四のリンクの穴に挿入してそれらの間に圧入を確立するステップを含んでいる方法。
【請求項8】
無限軌道チェーンであり、
第一及び第二のリンクと、カートリッジとを含み、
前記カートリッジは、当該第一と第二のリンクとをそれらの間の相対的な回転が可能なように結合し、当該カートリッジは、ピンと、前記第一のリンクと前記ピンとの間に設けられたブッシュであって、前記第一のリンクに固定され且つ当該ブッシュと前記ピンとの間の相対的な回転ができるように前記ピンを受け入れるようになされた前記ブッシュと、シールと、前記ブッシュと協働して前記シールをそれらの間に保持し且つ前記第二のリンクと前記ピンとの間に配置されて前記第二のリンクとピンとに固定されるようになされたカラーであって、当該軌道チェーンの組み立て中における前記第一及び第二のリンクへの前記カートリッジの導入に先立つ前記カートリッジの組み立てのために前記第二のリンクとは別個である前記カラーと、を含んでいる、無限軌道チェーン。
【請求項9】
請求項8に記載の無限軌道チェーンであり、
前記カートリッジが、前記カラーと前記ブッシュとの間に配置されて、前記カラーと前記ブッシュとを離隔させるスペーサリングを含んでいる無限軌道チェーン。
【請求項10】
請求項8に記載の無限軌道チェーンであり、
前記カラーは溝を含んでおり、前記第二のリンクは、前記溝内へと延びている縁を含んでいる無限軌道チェーン。
【請求項11】
請求項8に記載の無限軌道チェーンであり、
前記カラーと前記第二のリンクとの間の境界部に作用する止め輪を含んでいる無限軌道チェーン。
【請求項12】
請求項8に記載の無限軌道チェーンであり、
前記ピンが溝を含んでおり、前記カラーが前記溝内へと延びている縁を含んでいる無限軌道チェーン。
【請求項13】
請求項8に記載の無限軌道チェーンであり、
前記カラーと前記ピンとの間の境界部に作用する止め輪を含んでいる無限軌道チェーン。
【請求項14】
請求項8に記載の無限軌道チェーンであり、
前記カラーが第一のカラーであり、前記シールが第二のシールであり、更に、第三のリンク、第四のリンク、第二のシール及び第二のカラーを含んでおり、前記第三のリンクは前記ブッシュに固着されており、前記第一及び第二のカラーは、前記ピンに沿って当該ピンの両端に配置されており、前記第二のカラーは、前記ブッシュと協働して前記第二のシールを前記第二のカラーと前記ブッシュとの間に保持し、前記第二のカラーは、前記第四のリンク及び前記ピンに固着されるように前記第四のリンクと前記ピンとの間に配置されており、前記第二のカラーは前記第四のリンクとは別個である、ようになされた無限軌道チェーン。
【請求項15】
請求項14に記載の無限軌道チェーンであり、
前記第一のカラーが前記第二のリンク内に圧入され、前記第二のカラーが前記第四のリンク内に圧入されている無限軌道チェーン。
【請求項16】
無限軌道チェーンの第一及び第二のリンクが相対的に回転できるように当該第一と第二のリンクとを結合させるためのジョイントとして使用するためのカートリッジであり、
ピンと、
当該ピンを相対的に回転できるように受け入れ且つ前記第一のリンクに収容されて固着されるようになされているブッシュと、
シールと、
前記ブシュと協働して前記シールを間に保持し且つ前記ピンが受け入れられ且つ固着されるカラーであり、当該カートリッジの形成の後に前記第二のリンクによって収容されて固着されるようになされている前記カラーと、を含むカートリッジ。
【請求項17】
請求項16に記載のカートリッジであって、
前記カラーが当該カラーの径方向外面に形成された溝を含んでいるカートリッジ。
【請求項18】
請求項16に記載のカートリッジであって、
前記カラーと前記ピンとの間で作用する保持ピンを含んでいるカートリッジ。
【請求項19】
請求項16に記載のカートリッジであって、
前記シールが第一のシールであり、前記カラーが第一のカラーであり、更に、第二のシール及び第二のカラーを含んでおり、前記ブッシュは、前記第三のリンク内に収容され且つ固着されるようになされており、前記第一及び第二のカラーは、前記ブッシュから隔置された関係で前記ブッシュの両側端部に前記ピンに沿って配置されており、前記第二のカラーは、前記ブッシュと協働して前記第二のシールを前記第二のカラーと前記ブッシュとの間に保持し、前記第二のカラーは、前記ピンに固定され且つカートリッジの形成の後に前記第四のリンクによって受け入れられて固着されるようになされているカートリッジ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−74391(P2008−74391A)
【公開日】平成20年4月3日(2008.4.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−213229(P2007−213229)
【出願日】平成19年8月20日(2007.8.20)
【出願人】(591005165)ディーア・アンド・カンパニー (109)
【氏名又は名称原語表記】DEERE AND COMPANY